JP2605826B2 - 模擬魚釣り装置 - Google Patents

模擬魚釣り装置

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JP2605826B2
JP2605826B2 JP63233022A JP23302288A JP2605826B2 JP 2605826 B2 JP2605826 B2 JP 2605826B2 JP 63233022 A JP63233022 A JP 63233022A JP 23302288 A JP23302288 A JP 23302288A JP 2605826 B2 JP2605826 B2 JP 2605826B2
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    • A63F2300/8035Virtual fishing

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、海や川へ生かず、室内で魚釣りの実施体験
ができる魚釣りの練習及びゲームを行える模擬魚釣り装
置に関するものである。
従来の技術 魚を釣った感触を作り出すために釣竿に振動源を組込
んで振動させ、釣竿を持った手にそれを感じさせるもの
がある。(実開昭61−182788号公報参照) 発明が解決しようとする課題 ところが、実際の魚釣りでは釣糸を介して、釣竿の先
端から魚の感触(重量的な手応えや魚が逃げようとする
方向感や小きざみな振動)が感じられるものなので、上
記の如き、釣竿の内部に定周期の振動源を組み込んだも
のでは感触の差異が大きく異なるという問題がある。
又、この方法では、魚の種類の違いによる感触表現も
困難である等の問題がある。
課題を解決するための手段 上記問題を解決するために本発明の模擬魚釣り装置
は、釣竿と釣竿に設けた釣糸を巻取るためのリール及び
釣糸は本物の魚釣りに用いる用具をそのまま用い、釣針
に掛った魚の代わりにリールモータに結合したリールに
釣糸の先を巻込んでおく。このリールモータはサーボ回
路の出力によって制御し、モータの回転によって釣糸に
生じる張力を検出した信号をリールモータのサーボ回路
のフィードバック信号として入力し、他の入力信号であ
る後述する張力指令信号に追従した張力となるようモー
タの回転力をサーボコントロールする。上記の張力指令
信号は、実際に魚を釣上げたときの釣糸の張力を検出し
て記録しておいたものを、再生して用いる構成を備え
る。更に、魚が逃げようとして釣糸を左右方向に引く動
きを行うため、旋回アームの先端に釣糸を掛け、この旋
回アームをモータによって駆動する。このモータはアー
ムサーボ回路によってサーボコントロールするもので実
際の魚を釣上げたときの魚の水平方向の動きを記録して
おいて、これを再生し、アームサーボ回路の角度指令信
号として用いる構成を備えたものである。
作用 本発明は上記の構成によって、釣竿を持った釣人の手
に釣糸を介して、魚が水中に糸を引く重量感や小きざみ
な振動や更に左右の水平方向に糸を引く力などの手応え
を感じさせる。この手応えのパターンは本物の魚を釣っ
て記録した信号が再生されたものであるため、本物の魚
を釣っているのと同様の感触が得られる。又、魚の種類
毎に集録した信号を多種類用意して、希望に応じて選択
的に再生できるので、多種の魚の釣上げを体験できる。
更に又、実際の魚釣りでは、釣りの未経験者が糸を強く
引き過ぎて「糸切れ」となったり、又逆に糸をゆるめた
ため「針外れ」となって魚に逃げられることがある。上
記の構成では釣糸の張力検出を備えているので、釣糸の
張力の適否をコンピュータによって監視し、不適の場合
はモータの電流を遮断することによってリールを空転状
態にして、「糸切れ」や「針外れ」状態にできる。この
ような事態にならないよう、釣竿と釣竿に設けたリール
を適正に操作するという魚釣り練習にも使用できる。
実 施 例 以下、本発明の実施例について図を用いて説明する。
第1図は全体構成図で本装置を使用する釣人1がリール
3を備えた釣竿2を持ってプレー中の状態を示してい
る。
釣糸12の始端はリール3に巻き込まれ、釣竿2を通り
3個の滑車20,19,18を介して終端はリール11に巻き込ま
れている。
このリール11とそれに直結したリールモータ10が模擬
魚で、回転動作するモータの回転力が魚の引く力に相当
する。このリールモータ10の回転軸には更に回転計数器
13が直結されていて、その回転数によって、釣糸12のリ
ール11への巻込量を計測している。
この巻込量(すなわち回転計数器の計数値)は、水面
の下にある釣針(又は釣針に付けた餌、釣針に掛った
魚)の深さを表している値とする。
以下第1図の装置を用いて、魚釣りゲームを行う手順
に従って説明を進める。
まず、釣人1はこれから釣ろうとする魚の種類を選択
する第1のプロセスを実行する。
釣人1が座った正面にモニタTV4が置かれていて、こ
の画面には、小型コンピュータ(例えばパーソナルコン
ピュータ=パソコン)6のグラフィック機能によって例
えば第2図の如き、第1画面が表示されている。
釣人1はモニタTVの前に設けてある操作盤5を用い
て、TV画面に示されている中から所望する魚の種類の1
つを選んでパソコン6へ入力する。これに基づいてパソ
コンは、後述するサーボ回路や信号発生装置などへ指令
を発し全体的な運転制御を行う。
次に、釣人1は釣竿2を持ってリール3を操作し魚に
餌を食わせる第2のプロセスに入る。
パソコン6はモニタTV4に第3図(a),(b)の第
2画面を表示する。第2画面は(A)と(B)の2種類
が用意されていて、これは釣糸12がリール11とリール3
にそれぞれ巻込まれている量の初期状態が不特定である
ため、これに対応するためである。第2画面は水面29と
餌30と魚31の絵と文章で構成されており、パソコン6の
グラフィック機能によって作画表示される。この絵の中
で餌30の画面上での位置(深さ)は前述したように回転
計数器13から得られる計数値に連動している。すなわ
ち、リール11への釣糸の巻込量が多いと計数値が大とな
り餌30は画面の下方向に下がる。リール11への釣糸の巻
込量が少ないと計数値は小となり餌は画面の上方向にな
る。(例えば水面に至ると計数値は零)。
ここで魚の位置は水深の中央部にしておき、この魚の
位置と同じ深さの餌の位置に相当する計数値を基準値と
して設定し、この設定されている基準値と、現在の計数
値とを比べて、計数値が小の場合は第2画面(A)を選
定し、計数値が大の場合は第2画面の(B)を選定す
る。
以下に、まず第2画面(A)が表示された場合につい
て説明する。
この画面の場合は、魚31よりも餌30の方が上に在る
(餌が浅い)ので餌を沈める必要がある。リール3から
釣糸をくり出すと、餌は重さによって沈んでゆく。この
重さによる釣糸12の張力を発生させるため、パソコン6
はリールサーボ回路9の入力端子9−1へ一定値の張力
指令信号を与える。他の入力端子9−3には、釣糸の張
力を検出して、その張力検出信号がフィードバック信号
として入力されている。リールサーボ回路9は、これら
2つの入力信号を比較して、張力検出信号が張力指令信
号と一致(同じ値)するようリールモータ10のサーボコ
ントロールを実行する。
上記の釣糸12の張力検出は次の構成によって行える。
例えば、釣糸12の張力が増加した場合は釣糸12を掛けた
滑車18を介してテンションアーム15が釣糸12に引かれ回
転軸14を中心にして時計方向に揺動する。テンションア
ーム15はバネ16によって反時計方向に引かれているの
で、このバネ16が引く力と、釣糸12の張力がバランスし
た位置まで揺動する。又、逆に釣糸12の張力が減少した
場合は、バネ16が引く力によって、テンションアーム15
は反時計方向に揺動し、やがて釣糸12の張力と、バネ16
の張力がバランスした位置で止まる。以上のようにテン
ションアーム15の揺動角度は釣糸12の張力に応じて変わ
るので、回転軸14に回転角度検出器17を設けて、テンシ
ョンアーム15の揺動角度を検出することによって釣糸12
の張力を検出できる。
このようにして得た張力検出信号が、上記のフィード
バック信号としてリールサーボ回路9へ入力されると、
上記の張力指令信号と比較されて、張力指令信号より釣
糸12の張力検出信号が大きい場合は、リール11から釣糸
12をくり出して釣糸12の張力を減少させ、又逆に張力検
出信号が小さい場合は、リール11を巻込んで釣糸12の張
力を増加させるように、リールモータ10の回転を制御
し、張力指令信号に対して、張力検出信号が同じ値にな
るよう、サーボコントロールが常時実行される。
ここでは、上記の如く、パソコン6から餌の重さに相
当する張力指令信号がリールサーボ回路9の入力端子9
−1へ与えられているので、釣糸12にはこれに一致する
張力がリールモータ10によって加えられている。
このとき、モニタTV4に表示されている第2画面
(A)には「リールを巻きもどして下さい」の文字が示
されているので、釣人1はこれを見て、リール3を巻き
もどす(ゆるめる)操作を行う。釣糸12の張力がゆるむ
と、前述のようにテンションアーム15はバネ16に引かれ
て、反時計方向に揺動し、張力検出信号が変化して、リ
ールサーボ回路9はリールモータ10を制御し、リール11
が釣糸12を巻き込む方向に回転する、一連のサーボコン
トロールが実行される。
以上の動作がくり返し行われて、釣糸12はリール3か
らくり出されてリール11に巻き込まれてゆく。このリー
ル11の回転は回転計数器13の計数値の増加となり、パソ
コン6はこれを読みとって第2画面(A)の餌30の画面
上の深さを沈めてゆく。
やがて餌30と魚31との高さが同じになったとき、魚は
餌に食いつく。
次にもう一方の第2画面(B)が表示された場合を説
明する。
この画面は、リール11へ釣糸が巻き込まれ過ぎている
ので餌30が魚31より下の海底に在る絵を表示しており、
釣人1に対して文字で「リールを巻き込んで下さい」と
表示している。そこで釣人1がリール3を巻き込むと、
第1図の釣糸12の張力が強くなり、テンションアーム15
はバネ16に抗して引かれて、時計方向に揺動し、張力検
出信号が変化して前述の如く一連のサーボコントロール
が実行されてリール11から釣糸がくり出される。釣人が
リール3を巻き込む毎にリール11からは釣糸がくり出さ
れてゆき、このリール11の回転を計数している回転計数
器13の計数値は次第に減少する。計数値の減少を読みと
ったパソコン6は第2画面(B)の餌30の画面上の位置
を次第に上方に上げてゆく。やがて、餌30が魚31と同じ
高さになったとき、画面上の魚31は餌30に食いつく。
以上のように、釣人1がモニタTV4を見ながら、画面
の指示に従って、餌30を魚31の深さに合わせるようにリ
ール3の操作を行うことによって、魚31が釣針にかかっ
たときには、リール11には常に一定量の釣糸12が巻込ま
れている(回転計数器13の計数値が一定)状態となって
いる。これは以後に行う魚31の釣上げプロセスのため
に、魚31の位置が水面29下の所定の深さに在る(釣上げ
るまでの釣糸の量が一定量確保されている)ようにする
ための準備行動にもなっている。
尚、上記説明では画面上の魚31は移動させず、餌30の
方のみを釣人1が釣竿2とリール3の操作によって上下
に移動させて、魚31に合わせてゆくものであったが、別
の方法として、魚31の方も不規則に上下及び左右に移動
させ、餌と魚の出合う確率を下げて、偶然的な要素を入
れることも実用上面白い。このような不規則な動きはパ
ソコン6内で数学的に作り出すことは容易であるし、画
面上でも魚が静止しているより、動き廻っている方が面
白い。これによって、魚に餌を食わせようとする釣人1
の行う釣竿2とリール3の操作を複雑化させ、自然環境
で魚が釣れる偶然性を加味できる。
以上が魚が釣針に掛るまでのプロセスで、次に魚を釣
上げる第3のプロセスを説明する。まず、パソコン6が
モニタTV4に第4図のような第3画面を表示する。
この画面の右側は釣針に掛った魚31の水中での状態を
パソコン6のグラフィック機能で表示したもので、魚31
は逃げようとして左右上下に激しく暴れまわって画面の
中を動く(点線で示す)。このとき釣人1には手に持っ
た釣竿2に伝わって来る魚31の動きが感じられる。魚31
が釣針に掛ったときに釣糸12を介して釣竿2に伝わる力
の要素としては、次の3つがある。第1は魚31が逃げよ
うとして釣糸12を水中へ大きく強く引き込む力(張力)
であり、第2は魚31が暴れるときの小きざみな振動(張
力の変化)であり、第3は魚が左右へ逃げようとする大
きな動き(方向の変化)である。
第1と第2の釣糸12へ加わる張力に関するものは、釣
糸12を巻込んでいるリール11を回転させるリールモータ
10の回転制御によって発生させる。前述のようにリール
モータ10はリールサーボ回路9によってサーボコントロ
ールされているので、リールサーボ回路9のもう1つの
入力端子9−2へ張力指令信号として魚31が釣糸12を引
くときの張力に相当する電気信号を入力することによっ
て、あたかも本物の魚の動きのような動作をリールモー
タにて行わせることができる。
上記第3の魚31が左右の水平方向へ逃げようとする動
きは、第1図の旋回アーム21aの先端に設けた滑車20
に、釣糸12を掛けて、大きく旋回させて行う。
この旋回アーム21aは、アームサーボ回路25によって
動作が制御されるもので、アームサーボ回路25の出力に
よって、アームモータ23が回転し、この回転が歯車22a
と22bを介して回転軸21bに伝えられる。これによって回
転軸21bに固着して設けた旋回アーム21aが旋回し、更に
この回転軸21bには回転角度検出器24が結合されていて
旋回アーム21aの旋回角度を検出している。
この角度検出信号は、アームサーボ回路25の入力端子
25−1へフィードバック信号として入力されている。
他の入力端子25−2に、後述する角度指令信号が入力
されると、アームサーボ回路25はこの角度指令信号に、
上記の角度検出信号が一致するようにアームモータ23を
サーボコントロールする。従ってアームサーボ回路25の
入力端子25−2へ、魚31が左右に逃げようとする動きに
相当する電気信号を入力すると、あたかも本物の魚が逃
げようとしているように旋回アーム21aが動作し、釣糸1
2を左右に移動させる。また、このように釣糸12を左右
に大きく動かすと、滑車20から釣糸12が外れる可能性が
あり、これを防ぐためここでは別の滑車19を旋回動作の
中心にあるアーム回転軸21bに設けている。
第5図(a)はアーム回転軸21bに滑車19を旋回可能
に取り付けた側面図である。支持金具36aはアーム回転
軸21bに固着し、滑車19を備えた支持金具36cは、支持金
具36aに軸36bを介して旋回可能に取付けている。滑車19
を通る釣糸12aは水平移動する滑車20へ至るもので、釣
糸12bは水平に動かない滑車18へ至るものである。
第5図(b)は上から見た図で、アーム回転軸21bが
時計方向に回転した場合の滑車19の方向を実線で示し、
回転軸21bが反時計方向に回転した場合の滑車19′の方
向を破線で示している。支持金具36aはアーム回転軸21b
と共に同角度旋回するが、支持金具36cは軸36bを中心に
滑車と共に動く。滑車19は釣糸12aと釣糸12bの2つの方
向に引かれて、これら釣糸の中間の方向に向く。この結
果釣糸12aと釣糸12bの作る角度に対して滑車と釣糸のな
す角度は1/2となり、滑車から釣糸が外れ難くできる。
この滑車19を設けることによって他の滑車18と20に対す
る釣糸は常に滑車と同方向となり外れることはない。
以上に述べた2つのサーボ回路9,25とそれらによって
制御される機構によって、釣糸12にはあたかも本物の魚
が掛っているような力と動きを加えることができるが、
実際にこのような制御を行わせるには、それぞれのサー
ボ回路9,25へ入力する指令信号があたかも本物の魚を釣
ったときの「魚釣り手応え」(Fishing Response)に近
い電気信号であることが望ましい。
第6図はこのような電気信号を作るための実施例であ
り、「魚釣り手応え」信号の集録用釣竿である。
この集録用釣り竿は、釣竿部と椅子部から成ってい
て、釣竿40の下端は、座席50bを乗せた回転台50aの前部
に軸49を介して揺動自在に差し込み結合されている(椅
子部から竿を引抜くことができる)。そして両足の間に
釣竿がくるよう座席50bに人が座り、例えば左手で釣竿
を持って支え、右手でリール39のハンドルを持って操作
する。この釣竿40の上部には、回転軸41を中心に揺動す
る揺動アーム42を備えており、この揺動アーム42はワイ
ヤー46が結ばれていて、このワイヤー46が、滑車45を通
ってバネ48によって引張られている。釣糸38の一方の端
には釣針を付けて生きた魚37を逃げられないようにつな
いでおき、魚は水中を泳がせる。更にこの釣糸38は、上
述の揺動アーム42の先端に設けた滑車44を通してリール
39に巻込まれている。
以上の如き構成において、魚37が釣糸38を引張ると、
この釣糸の張力によって、滑車44を介して揺動アーム42
が釣竿から離れる方向に揺動する。この動きに対してバ
ネ48はワイヤー46を介して揺動を引き戻す方向に引張る
ので、釣糸の張力とバネの引く力がバランスした揺動角
度となる。すなわち、魚の引く力が強いとバネの伸びが
大きくなり、揺動アーム42の揺動角度も大きくなる。反
対に魚の引く力が弱いとバネの伸びは小さくなり揺動ア
ームの揺動角度は小さくなる。この揺動アームの回転軸
41に回転角度検出器43を設けて、揺動アームの揺動角度
を検出することによって釣糸38の張力を検出できる。こ
の張力検出信号を魚が釣糸を引張る電気信号として用い
る。
更に魚37は逃げようとして左右にも移動するので、こ
の移動を電気信号として得るため、魚37が引く方向に釣
竿40を向ける操作を行う。上記の椅子部の回転台50aは
回転軸50cに固着されていて、この回転軸50cは、複数本
の足53a及び53b、53a′及び53b′によって大地に支えら
れた軸受け51に、回転自在に挿通されているので、座席
に座っている人の足と手の操作で容易に回転させながら
魚の逃げようとする方向に釣竿の方向を追従させること
ができる。このように回転する回転軸50cと共に回転す
る回転軸50dに、回転角度検出器52が結合されており、
この角度検出信号によって釣竿が向っている方向が電気
信号として取り出される。
上記に用いた2つの回転角度検出器43と52は例えば構
造の簡単な可変抵抗器型のものを使用して電気信号とし
て取り出し、記録することができ、この例を第7図を用
いて説明する。
一方の回転角度検出器43の低抗体43aは固定側であ
り、この低抗体に接して摺動する刷子43bは回転側で、
第6図の揺動アーム42の回転軸41に結合されている。も
う一方の回転角度検出器52において抵抗体52aは固定側
で、この抵抗体に接して摺動する刷子52bは回転側で、
第6図の椅子の回転軸50dに結合されている。これら2
つの抵抗体43a,52aには直流電源54から直流電圧が印加
されていて、刷子43b,52bには、それぞれの刷子が抵抗
体に接している位置の電圧が取り出せる。これらの刷子
は43b,52bは回転摺動しているので、回転軸41,50dの回
転角度に比例した電圧が得られる。従って、刷子43bか
らは魚37が引張る力の変化に応じた電気信号が得られ、
刷子52bからは左右に移動する釣竿の方向に応じた電気
信号が得られる。
このようにして得られた電気信号は、魚の小きざみな
早い動き(周波数が高く、振巾は小さい)や、大きく強
く引く動き(周波数が低く、振巾は大きい)などが合成
された電気信号で、音楽の場合の低い音と高い音の合成
に似たものであるので例えば録音テープなどに記録でき
る。しかも、ステレオ音楽を録音する磁気テープでは2
つのトラックに2つの信号を別々に記録できるので、上
記の2つの回転角度検出器から得られた信号は、1本の
テープに同時に記録することもできる。第7図の例では
録音器55を用いて記憶媒体である磁気テープ56に記録す
る場合を示している。
但し、魚の動きは音楽よりも遅く、信号成分は低い周
波数に片寄っており、耳には聴えないような低い周波数
成分も「魚釣り手応え」としては重要な信号である。こ
のために、ここで用いる記録方式はDAT(ディジタル
オーディオ テープ)のように信号をディジタル化して
記録する方式によって、超低周波数でも容易に記録でき
ることが必要である。
尚、このようなディジタル信号の記録は、磁気テープ
に限定されるものではなく磁気ディスクや光ディスクや
ICカードなど各種の記憶媒体が使用できる。
上記、第6図のバネ48のバネの強さは、大きな魚の引
く力が強過ぎてバネが伸びきってしまうと、大きな力の
変化が記録できなくなる。又は魚が小さくてバネが強過
ぎると弱い力の変化を記録できない。
このため、第6図のバネ48は一般に広く使われている
バネ秤を使用できるようにし、これをフック47aと47bで
引掛けて交換容易に装着できる構成とする。これによっ
て例えば鮎釣りには200g用の秤を用い、マグロの場合は
20Kg用の秤を用いるなど、魚の種類に合わせて、適当な
バネの強さを容易に入手しやすく、更に又集録したデー
タの定量化(秤の目盛を読める)にも効果的である。
以上は集録用釣竿を用いて、実際の魚を泳がせて魚の
動きを記録する方法であるが、例えば音楽でも実際に演
奏しなくても、シンセサイザー(信号の合成器)を用い
て音楽信号を作り出すことができるのと同様に、魚釣り
手応え信号も、シンセサイザーを用いて疑似的に作るこ
とは可能である。
更に又、実際の魚から記録した信号を用いて、シンセ
サイザーによって更に合成し変調することもできる。
以上のような手段を用いて、各種の魚の魚釣り手応え
信号を製作し、一定の再生時間に応じて編集し、魚の種
類毎に個別に取扱えるようカセットやディスクやカード
などに記録して用意する。
このようにして用意された記憶媒体は、第1図の信号
発生部7のストッカ7aに、自動取出しができるように収
蔵しておく。ストッカ7aはパソコン6からの指令によっ
て指示された記憶媒体を選択して取り出し、再生器7bに
投入する。このような多数個収蔵されているカセットや
ディスクの中から選択的に1個取り出して、再生器に投
入する動作を自動的に行う構成は、例えば一般に使用さ
れているカラオケ装置と同様の方法で実施できる。
第1図の本装置ではこの動作を、前述の第1のプロセ
スで、釣人が釣ろうとする魚を操作盤5を用いて指定し
たタイミングで実行する。
次にパソコン6は、前述した第3のプロセスでモニタ
TV4第3画面を表示すると同時に、再生器7bへ再生動作
を始動させる指令を与える。
再生器7bは、上記の投入されている記憶媒体の2つの
記録トラックから、それぞれに記録されている信号を読
み出して出力する。一方のトラックからは魚が釣糸を引
張る信号を読み出してリールサーボ回路9の入力端子9
−2へ与え、もう一方のトラックからは魚が左右に移動
する信号を読み出してアームサーボ回路25の入力端子25
−2へ与える。これらの入力された信号に従って、リー
ルサーボ回路9はリール11を回転させ、アームサーボ回
路25は旋回アーム21aを旋回させる。これらのサーボ回
路のサーボコントロール動作によって釣糸12に加えられ
る力と動きは、上記記憶媒体へ信号を記録したときの実
際の魚が釣糸を引く力と動きが再現されたものであり、
釣人は手に持った釣竿に、あたかも本物の魚が掛ってい
る手応えを感じる。
このとき、モニタTV4に映っている第3画面の右側の
魚31は上記の感触に合わせて激しく動き始める。この画
面での魚の表示装置は、旋回アーム21aの回転を検出し
ている回転角度検出器24の検出信号をパソコン6にもと
り込んで旋回アーム21aが左又は右に向いている角度に
応じた画面上の左右位置に魚31を表示し、更に水面29に
対する魚の水深は、リール11の回転を検出している回転
計数器13の計数値をパソコン6がとり込んでいてこの値
に応じた画面上の上下位置に魚31を表示することによっ
て実際の動きと画面内容が一致する。
次に第3画面の左側は釣糸に加わっている張力を示す
表示で、指針35は上下動して張力を表す。これは、前述
した釣糸の張力検出のための回転検出器17の検出信号を
パソコン6がとり込んでおり、この張力検出値に応じた
画面上の上下位置に指針35を表示させる。これによって
釣糸の張力が増すと、指針は上方へ動き、張力が下がる
と下方へ動く。パソコン6には、魚の種類に応じた標準
張力があらかじめ登録されていて(例えば鮎は100gで、
マグロは10Kg)前述した第1のプロセスでの魚の種類の
指定に基づいてこれらの標準張力値が選定され、画面中
央をこの標準張力値に相当させる。すなわち、釣糸の張
力がこの標準張力値と同じ場合は、指針35は画面の中央
に表示され、これより張力が強いと指針は、中央より上
に表示され、弱いと下側に表示される。
従って、釣人1が釣竿2を立てて引張るか又はリール
3を巻き込むと釣糸12の張力が増して指針35は上へ移動
し、逆に釣竿を倒すか又はリール3をゆるめると釣糸12
の張力が弱くなって指針35は下へ移動する。
魚31を釣上げるためには、釣竿2を立てて魚31を引き
寄せ、次に釣竿2を倒し、釣糸12がゆるんだ分をリール
3に巻き込んでゆき、釣糸12には常にほぼ一定の張力を
保ちながら釣糸12を巻き込んでゆく操作をくり返し行っ
て、やがて魚31を水面に引き上げることになる。釣人1
はこのような操作をモニタTV4の第3画面を見ながら行
ってゆく。まず釣竿2を立てて釣糸を引くと、指針35が
上がり、画面の上の「強い」領域32に至る。ここでこれ
以上釣竿2を引張らなければ、前述したリールサーボ回
路9のサーボコントロールによって自動的にリール11か
ら釣糸12がくり出されるので、張力が減じて指針35が下
がる。
このサーボコントロールによるリール11からの釣糸12
のくり出し量を越へて、釣人1が強引に釣竿2を引くか
又はリール3を巻込むと、釣糸12の張力は過大となり、
指針35は画面の最上部に上がる。この状態が所定の短時
間を経過したことをパソコン6が判断するとモニタTVの
画面に「糸切れ」の表示を出し、リールサーボ回路9の
入力端子9−1へ糸切れ指令を与える。これを受けたリ
ールサーボ回路9はリールモータ回路はリールモータ10
への電流を止め、同モータは空転状態となる。リールモ
ータ10とリール11は歯車を介さず直結されているので、
軽い空転状態となり釣糸は極めて弱い張力でリール11か
らくり出され、釣人1の釣竿2を持った手応えは釣糸12
が切れて魚31を逃した感触となる。
上記とは逆に釣人1が釣糸31を引張るのが弱い場合
は、指針35は画面上の「弱い」領域34に下がる。釣竿2
とリール3が固定されていれば、前述したリールサーボ
回路9のサーボコントロールによって自動的にリール11
へ釣糸12が巻込まれて、張力が増して指針35は画面中央
へ上がる。例えばこのときに、釣人1がリール3のロッ
クを外して極度にゆるめたりすると、釣糸12の張力は過
小となり指針は画面の最下部に下がってしまう。この状
態が所定の短時間を越へたことをパソコン6が判断する
とモニタTV4の画面に「針外れ」の表示を出し、リール
サーボ回路9の入力端子9−1へ針外れ指令を与える。
これを受けたリールサーボ回路9はリールモータ10への
電流を止め、同モータは空転状態となり、釣人1の釣竿
2を持った手応えは魚に逃げられて急に軽くなった感触
となる。
従って、魚31に逃げられないよう釣上げるには、釣人
1は釣糸12の張力が、極度に強過ぎず、又弱すぎること
もないよう、指針35が第3画面の領域33に納まっている
ように釣竿2とリール3を操作しながら、釣糸12をリー
ル3へ除々に巻込んでゆく必要がある。
釣糸が次第にリール3へ巻込まれてゆき、リール11か
らくり出されてゆくと、回転計数器13の計数値が減少
し、これを読み取ったパソコン6は、第3画面右側の魚
31の表示を次第に水面29に近い場所に移してゆく。やが
て計数値が所定の値(零)に達すると魚31は水面29上に
引上げられたことになり、この魚釣りゲームは終了す
る。
魚の釣上げに成功すると、パソコン6は、あらかじめ
魚の種類ごとに記憶させてある情報を用いてプリンター
(図示していない)を動作させ、用紙に魚拓を印刷し、
記念となる日付け、場所を印字し、釣人へのお土産にす
ることもできる。
以上で一連の魚釣り模擬体験が実行されて終了したこ
とになるが、次にこの模擬状況の現実感を更に高めるた
めに映像と音を活用することができる。
映像は、魚の種類に応じた釣場所(川、池、海及び
磯、船上など)で録画し、その時の波、水鳥の声、船の
音等を録音する。これには一般的なビデオカメラを用い
て映像に合った音をビデオテープに集録し、編集してカ
セットにしておく。
必要に応じて用意した複数のカセットは、第1図の信
号発生部7のストッカ7aに収蔵しておく。前述の第1の
プロセスで行った魚の種類の指定がパソコン6を経由し
て、ストッカ7aに伝えられると、例えば一般に使用され
ているカラオケ装置と同様に、自動的に該当する1つの
カセットが選択取出しされ、VTRデッキ7cに投入され
る。このVTRデッキ7cはパソコン6の指令によって第2
のプロセスの開始と共に映像と音の再生を行う。再生さ
れた映像は投射型のカラーTV26によってスクリーン27に
映し出され、音はスピーカ28によって出力する。尚、こ
こで用いるTVは上記の投射型でなく大型画面の他の方式
のTVも使用できる。これらの音と映像によって、動いて
いる船(波)や、海面に上って来た魚等の映像によって
臨場感を演出できる。
尚、魚に餌を食わせる、第2プロセスと、魚が針に掛
かってからの第3プロセスの映像を別々に扱う場合は、
それぞれのカセットテープを用意し、2台のVTRを用い
て、パソコン6によってこれを自動的に切り換え制御す
ることによって行えるし、複数台のTVを同時に用いるこ
とも可能である。
このような組合わせによって水中や水面に躍動する魚
の姿を映し出し、釣上げまでの緊張感を高めることもで
きる。
発明の効果 本発明は、釣竿と、釣竿に設けたリールと、リールに
巻込んだ釣糸とこの釣糸の先端を巻込んだリールと、こ
のリールに直結したモータと、上記釣糸の張力を検出し
てフィードバック信号として入力し、更に下記張力指令
信号を入力して、この指令信号と上記フィードバック信
号が一致するよう、上記モータの回転を制御するサーボ
回路と、実際の魚が釣糸を引く張力を信号とし記録して
おき、この記録を再生して得た信号を上記張力指令信号
として用いる構成によって、信号を記録したときに実際
の魚が引く力と動きが釣糸に再現されて釣竿に伝わるの
で、あたかも本物の魚を釣上げている手応えが感じられ
る。
これによって、室内において、魚釣の未経験者でも魚
釣りを体験でき、通常では釣るのが困難な種類の魚でも
経験できる。更に上記釣糸は張力を検出されているの
で、この張力の検定をコンピューターに行わせることに
よって、張力が不適な場合魚が逃げるようにしておき、
釣人は魚に逃げられないよう釣竿とリールの操作を正し
く扱う魚釣り練習機としての効果もある。更に又、魚に
餌を食わせるまでの操作や釣糸の張力を適正に保ちなが
らできるだけ早くリールを巻き込んで魚を釣上げる技倆
によって、一匹の魚を釣り上げる(一回のゲームを終了
させる)までの時間が異なるので、本装置を複数台並べ
て魚釣り競技を行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における全体構成図、第2図
はモニタTVに表示される第1画面を示す図、第3図
(a),(b)はモニタTVに表示される第2画面を示す
図、第4図はモニタTVに表示される第3画面を示す図、
第5図(a),(b)は滑車の取付け支持構造の側面図
と平面図、第6図は魚の動きを信号として記録するため
に用いる装置の側面図、第7図は魚の動きを電気信号と
して記録する装置の構成図である。 1……釣人、2……釣竿、3……リール、4……モニタ
TV、5……操作盤、6……パソコン、7a……ストッカ、
7b……再生器、7c……VTRデッキ、9……リールサーボ
回路、10……リールモータ、11……リール、12……釣
糸、13……回転計数器、15……テンションアーム、17…
…回転角度検出器、19、20……滑車、21a……旋回アー
ム、21b……アーム回転軸、23……アームモータ、24…
…回転角度検出器、25……アームサーボ回路、26……投
射型カラーTV、28……スピーカ、30……餌、31……魚、
35……指針、37……生きた魚、38……釣糸、39……リー
ル、40……釣竿、42……揺動アーム、43……回転角度検
出器、50a……回転台、52……回転角度検出器、55……
録音器、56……磁気テープ。

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】釣糸と、釣糸の一方の端を巻取るリール及
    びそのリールを備えた釣竿と、釣糸の他方の端を巻取る
    リール及びそのリールに結合したリールモータと、上記
    2つのリール間に張った釣糸の張力を検出する手段と、
    この張力検出信号をフィードバック信号として入力して
    張力指令信号と一致するように上記リールモータの回転
    を制御するリールサーボ回路と、釣針に掛った魚が釣糸
    を水中へ引く力を信号として記録した記憶媒体と、この
    記憶媒体の記録内容を読み出して上記張力指令信号とし
    て出力する再生器とを備えた模擬魚釣り装置。
  2. 【請求項2】2つのリール間に張った釣糸の中間を掛け
    て水平方向に移動させるための滑車を先端に設けた旋回
    アームと、この旋回アームを固着しかつ回転角度検出器
    を結合したアーム回転軸と、この回転軸を回転させるた
    めのアームモータと、上記回転角度検出器から得た角度
    検出信号をフィードバック信号として入力して角度指令
    信号と一致するように上記アームモータの回転を制御す
    るアームサーボ回路と、釣針に掛った魚が逃げようとし
    て左右に水平方向に移動する方向を信号として記録した
    記憶媒体と、この記憶媒体の記録内容を読み出して上記
    角度指令信号として出力する再生器とを備えた特許請求
    の範囲第1項記載の模擬魚釣り装置。
  3. 【請求項3】魚の動きと力を記録した記憶媒体は、魚の
    種類毎にあらかじめ用意してストッカへ収蔵しておき、
    釣人が行う魚の種類の選定操作に基づいて、自動的に選
    択取出して再生器に投入するようにした特許請求の範囲
    第1項又は第2項記載の模擬魚釣り装置。
  4. 【請求項4】リールモータに結合されたリールに回転計
    数器を連結し、リールに巻込まれた釣糸の巻込み量に応
    じた計数値を出力し、この計数値を基にして、コンピュ
    ータが水面下の釣針に付けた餌の位置を決めて作画し、
    モニタTVに表示するようにした特許請求範囲第1項記載
    の模擬魚釣り装置。
  5. 【請求項5】リールモータに結合されたリールに連結し
    た回転計数器の計数値と、旋回アームの回転角度の検出
    信号とをコンピュータに入力し、このコンピュータが計
    数値に基づいて画面上の魚の深さとし、角度検出信号に
    基づいて画面上の魚の左右方向の位置として作画してモ
    ニタTVに表示するようにした特許請求の範囲第2項記載
    の模擬魚釣り装置。
  6. 【請求項6】2つのリール間に張った釣糸の張力検出信
    号を基にして、コンピュータが移動する指針の位置によ
    って張力を表す画面を作画して、モニタTVに表示するよ
    うにした特許請求の範囲第1項記載の模擬魚釣り装置。
  7. 【請求項7】2つのリール間に張った釣糸の張力検出信
    号をコンピュータに入力し、魚の種類毎に標準値を定め
    てあらかじめコンピュータに記憶させた標準張力値とを
    コンピュータが比較判断し、標準張力値に対し、釣糸の
    張力検出信号が所定の範囲より過大又は過小でかつ所定
    の時間これが継続したとき、コンピュータがリールサー
    ボ回路に対し、リールモータへの電流を遮断するように
    した特許請求の範囲第1項記載の模擬魚釣り装置。
  8. 【請求項8】旋回アームを旋回させるアーム回転軸に、
    このアーム回転軸に対して旋回自在に滑車を取付け、こ
    の滑車に釣糸を掛けて旋回アームの旋回による釣糸の滑
    車からの外れを防止した特許請求の範囲第2項記載の模
    擬魚釣り装置。
  9. 【請求項9】魚が釣糸を水中へ引く力を信号として記録
    した記憶媒体は集録用釣竿とこの釣竿に取付けたリール
    と、このリールに一方の端を巻込み、他方の端に釣針を
    付けて活きた魚をつないだ釣糸と、この釣糸の張力を検
    出する手段とから得た張力検出信号を記録器によって記
    憶させた記憶媒体である特許請求の範囲第1項記載の模
    擬魚釣り装置。
  10. 【請求項10】釣針に掛った魚が逃げようとして左右に
    水平方向に移動する方向の信号を記録した記憶媒体は、
    集録用釣竿を持った人が座る回転椅子と、この椅子の回
    転角度を検出する手段とから得た角度検出信号を記録器
    によって記録させた記憶媒体である特許請求範囲第2項
    記載の模擬魚釣り装置。
  11. 【請求項11】記憶媒体は、信号合成器を用いて人為的
    に創作した信号を記録器によって記録させた記憶媒体で
    ある特許請求の範囲第1項記載の模擬魚釣り装置。
  12. 【請求項12】魚の種類に応じた釣場所の映像と音を個
    別に集録したビデオカセットをストッカへ収蔵してお
    き、釣人が行う魚の種類の選定操作に基いて、自動的に
    選択取出してVTRデッキに投入し、再生出力によってTV
    とスピーカを作動させる構成によって魚釣りの臨場感を
    演出する特許請求の範囲第1項記載の模擬魚釣り装置。
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