JP2605599Y2 - Sla調整装置の光軸合わせ機構 - Google Patents
Sla調整装置の光軸合わせ機構Info
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- JP2605599Y2 JP2605599Y2 JP1993056327U JP5632793U JP2605599Y2 JP 2605599 Y2 JP2605599 Y2 JP 2605599Y2 JP 1993056327 U JP1993056327 U JP 1993056327U JP 5632793 U JP5632793 U JP 5632793U JP 2605599 Y2 JP2605599 Y2 JP 2605599Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、プリンタヘッドにセ
ルフォックレンズアレイ(登録商標、以下、SLAとい
う。)を搭載し、SLAの焦点を規定の位置に調整する
装置において、SLAの焦点を検出するスリットセンサ
部の垂直位置を決定するレーザ光の光軸を位置合わせす
る機構についてのものである。
ルフォックレンズアレイ(登録商標、以下、SLAとい
う。)を搭載し、SLAの焦点を規定の位置に調整する
装置において、SLAの焦点を検出するスリットセンサ
部の垂直位置を決定するレーザ光の光軸を位置合わせす
る機構についてのものである。
【0002】
【従来の技術】次に、従来技術によるSLAの調整装置
の構成を図8により説明する。図8の21はプリンタヘ
ッド、22はSLA、23は挟持手段、24は搭載台、
25と26は保持ブロック、27は例えばシリンダなど
のアクチェータ、28はスリットセンサ部である。ま
た、21Aと21BはSLA22から照射される光ビー
ムの基準焦点距離Z0 の基準面、22Aはプリンタヘッ
ドから発光されSLA22を仲介して照射される光ビー
ムである。
の構成を図8により説明する。図8の21はプリンタヘ
ッド、22はSLA、23は挟持手段、24は搭載台、
25と26は保持ブロック、27は例えばシリンダなど
のアクチェータ、28はスリットセンサ部である。ま
た、21Aと21BはSLA22から照射される光ビー
ムの基準焦点距離Z0 の基準面、22Aはプリンタヘッ
ドから発光されSLA22を仲介して照射される光ビー
ムである。
【0003】図8では、プリンタヘッド21は搭載台2
4に実装され、アクチェータ27は搭載台24を押し上
げる。図8はアクチェータ27が搭載台24を押圧し、
搭載台24の両翼に配置された保持ブロック25・26
にプリンタヘッド21の基準面21A・21Bが接触
し、保持された状態である。
4に実装され、アクチェータ27は搭載台24を押し上
げる。図8はアクチェータ27が搭載台24を押圧し、
搭載台24の両翼に配置された保持ブロック25・26
にプリンタヘッド21の基準面21A・21Bが接触
し、保持された状態である。
【0004】SLA22はプリンタヘッド21に搭載さ
れ、SLA22は挟持手段23で挟持または解放され
る。図8はSLA22を5個所で挟持している。なお、
挟持手段23はこの出願人が先に出願した特願平5-2087
57号の明細書の図1と同じものある。
れ、SLA22は挟持手段23で挟持または解放され
る。図8はSLA22を5個所で挟持している。なお、
挟持手段23はこの出願人が先に出願した特願平5-2087
57号の明細書の図1と同じものある。
【0005】スリットセンサ部28は光ビーム22Aの
光強度を検出する機能をもち、スリットセンサ部28の
スリットに光ビーム22Aの基準焦点が位置するよう垂
直方向に位置調整される。スリットセンサ部28が基準
焦点に位置調整された状態で、挟持手段23でSLA2
2を光ビーム(22A) の光軸と平行に移動させ、スリット
センサ部28に入射される光ビーム22Aの光強度が最
大値のときSLA22をプリンタヘッド21に固定す
る。
光強度を検出する機能をもち、スリットセンサ部28の
スリットに光ビーム22Aの基準焦点が位置するよう垂
直方向に位置調整される。スリットセンサ部28が基準
焦点に位置調整された状態で、挟持手段23でSLA2
2を光ビーム(22A) の光軸と平行に移動させ、スリット
センサ部28に入射される光ビーム22Aの光強度が最
大値のときSLA22をプリンタヘッド21に固定す
る。
【0006】SLA22から照射される光ビーム22A
は基準焦点ラインを形成する。図8では、スリットセン
サ部28を図示されないX−Yステージで基準焦点ライ
ンと平行に移動する。スリットセンサ部28はSLA2
2を挟持する5個所に移動するとともに、前記移動個所
でスリットセンサ部28を下降し、基準焦点位置に停止
するよう位置補正する。
は基準焦点ラインを形成する。図8では、スリットセン
サ部28を図示されないX−Yステージで基準焦点ライ
ンと平行に移動する。スリットセンサ部28はSLA2
2を挟持する5個所に移動するとともに、前記移動個所
でスリットセンサ部28を下降し、基準焦点位置に停止
するよう位置補正する。
【0007】図8に示されるSLA22は長さが約1m
であり、スリットセンサ部28の受光面を10μm単位で
垂直方向に位置補正した後に、SLA22を調整する。
従来技術では、スリットセンサ部28の移動位置に焦点
距離Z0 の高さに合わせたジグを挿入し、位置調整しS
LA22を組み立てていた。しかし、前述の方法では、
組立時に調整するため、長期間使用すると調整位置の再
現性が乏しくなるとともに、保守・較正が必要である。
であり、スリットセンサ部28の受光面を10μm単位で
垂直方向に位置補正した後に、SLA22を調整する。
従来技術では、スリットセンサ部28の移動位置に焦点
距離Z0 の高さに合わせたジグを挿入し、位置調整しS
LA22を組み立てていた。しかし、前述の方法では、
組立時に調整するため、長期間使用すると調整位置の再
現性が乏しくなるとともに、保守・較正が必要である。
【0008】次に、スリットセンサ部28を高精度に位
置補正する方法を図9により説明する。図9は、図8に
投光器1と受光器2と半遮光板28Aを追加したもので
ある。図9では、投光器1は保持ブロック25上に取り
付けられ、受光器2は保持ブロック26上に取り付けら
れる。また、半遮光板28Aはスリットセンサ部28に
取り付けられる。半遮光板28Aの縁部は、スリットセ
ンサ部28のスリットに入射される光ビーム22Aの基
準焦点に揃える。すなわち、半遮光板28Aの縁部はス
リットセンサ部28の底面に合わせている。
置補正する方法を図9により説明する。図9は、図8に
投光器1と受光器2と半遮光板28Aを追加したもので
ある。図9では、投光器1は保持ブロック25上に取り
付けられ、受光器2は保持ブロック26上に取り付けら
れる。また、半遮光板28Aはスリットセンサ部28に
取り付けられる。半遮光板28Aの縁部は、スリットセ
ンサ部28のスリットに入射される光ビーム22Aの基
準焦点に揃える。すなわち、半遮光板28Aの縁部はス
リットセンサ部28の底面に合わせている。
【0009】図9では、投光器1は基準焦点ラインと平
行にレーザ光1Aを出射し、受光器2はレーザ光1Aを
受光する。図9では、受光器2を図示されない測定器に
接続する。前述の測定器は例えば、光パワーメータ、ア
ンプユニット、レベルメータである。スリットセンサ部
28を降下し、半遮光板28Aがレーザ光1Aを半遮断
したとき、測定器の出力値を基準出力値とする。
行にレーザ光1Aを出射し、受光器2はレーザ光1Aを
受光する。図9では、受光器2を図示されない測定器に
接続する。前述の測定器は例えば、光パワーメータ、ア
ンプユニット、レベルメータである。スリットセンサ部
28を降下し、半遮光板28Aがレーザ光1Aを半遮断
したとき、測定器の出力値を基準出力値とする。
【0010】スリットセンサ部28は、SLA22が挟
持されている箇所へ移動し、スリットセンサ部28を降
下し、半遮光板28Aが半遮断するレーザ光1Aの出力
値を前記の基準出力値と一致するよう、スリットセンサ
部28を微小昇降する。出力値と基準出力値が一致した
とき、スリットセンサ部28は基準焦点ラインに揃えら
れる。
持されている箇所へ移動し、スリットセンサ部28を降
下し、半遮光板28Aが半遮断するレーザ光1Aの出力
値を前記の基準出力値と一致するよう、スリットセンサ
部28を微小昇降する。出力値と基準出力値が一致した
とき、スリットセンサ部28は基準焦点ラインに揃えら
れる。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】図9ではレーザ光1A
は基準焦点ラインと高精度で平行であることが要求され
る。また、レーザ光1Aの光軸はプリンタヘッドの基準
面21A・21Bからの基準焦点距離Z0 に一致するこ
とが要求される。しかし、図9では、部品の積重ねによ
り組立てると組立誤差が発生し、高精度に平行度を確保
するのは困難である。また、投光器1の取付面にシムな
どの薄板を用いて高さ調整すると手間がかかる。
は基準焦点ラインと高精度で平行であることが要求され
る。また、レーザ光1Aの光軸はプリンタヘッドの基準
面21A・21Bからの基準焦点距離Z0 に一致するこ
とが要求される。しかし、図9では、部品の積重ねによ
り組立てると組立誤差が発生し、高精度に平行度を確保
するのは困難である。また、投光器1の取付面にシムな
どの薄板を用いて高さ調整すると手間がかかる。
【0012】この考案は、第1の保持ブロックに投光器
を昇降可能または回転可能に取り付け、第2の保持ブロ
ックに受光器を昇降可能に取り付け、遮光体を第1の保
持ブロックに取り付けたときは、遮光体の突起の縁部が
投光器が出射するレーザ光の光量を半分遮断し、遮光体
を第2の保持ブロックに取り付けたときは、遮光体の突
起の縁部が受光器が受光するレーザ光の光量を半分遮断
することにより、プリンタヘッドの基準面とレーザ光が
平行になるように調整するSLA調整装置の光軸合わせ
機構の提供を目的とする。
を昇降可能または回転可能に取り付け、第2の保持ブロ
ックに受光器を昇降可能に取り付け、遮光体を第1の保
持ブロックに取り付けたときは、遮光体の突起の縁部が
投光器が出射するレーザ光の光量を半分遮断し、遮光体
を第2の保持ブロックに取り付けたときは、遮光体の突
起の縁部が受光器が受光するレーザ光の光量を半分遮断
することにより、プリンタヘッドの基準面とレーザ光が
平行になるように調整するSLA調整装置の光軸合わせ
機構の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この考案は、プリンタヘッド21はSLA22を搭
載し、プリンタヘッド21を保持ブロック11と保持ブ
ロック12で保持し、複数の挟持手段23はSLA22
を挟持するとともにSLA22を光ビーム22Aの光軸
と平行に移動させ、スリットセンサ部28はSLA22
から出射する光ビーム22Aを受光し、スリットセンサ
部28に半遮光板28Aを取り付け、投光器1は光ビー
ム22Aの基準焦点ラインと平行にレーザ光1Aを出射
し、受光器2はレーザ光1Aの光強度を検出し、スリッ
トセンサ部28を昇降して半遮光板28Aがレーザ光1
Aの光量を半分遮断した位置でスリットセンサ部28を
停止し、前記停止位置でのスリットセンサ部28に入射
される光ビーム22Aの光強度が最大値のときSLA2
2をプリンタヘッド21に固定するSLA調整装置にお
いて、投光器1を取り付け、投光器1の出射レーザ光1
Aの光軸を光ビーム22Aの光軸と平行に移動または光
ビーム22Aの光軸と基準焦点ラインと平行になる平面
上で投光器1の出射レーザ光1Aの光軸を回転し、保持
ブロック11に取り付けられる取付台3と、レーザ光1
Aの受光器2を取り付け、該受光器を光ビーム22Aの
光軸と平行に移動し、保持ブロック12に取り付けられ
る取付台4と、保持ブロック11または保持ブロック1
2に交替可能に取り付けられ、保持ブロック11または
保持ブロック12に取り付けられたときは突起5Aの縁
部が基準焦点ライン上に配置され、保持ブロック11に
取り付けられたときは突起5Aの前記縁部が投光器1が
出射するレーザ光1Aの光量を半分遮断でき、保持ブロ
ック12に取り付けられたときは、突起5Aの前記縁部
が受光器2が受光するレーザ光1Aの光量を半分遮断で
きる遮光体5とを備える。
め、この考案は、プリンタヘッド21はSLA22を搭
載し、プリンタヘッド21を保持ブロック11と保持ブ
ロック12で保持し、複数の挟持手段23はSLA22
を挟持するとともにSLA22を光ビーム22Aの光軸
と平行に移動させ、スリットセンサ部28はSLA22
から出射する光ビーム22Aを受光し、スリットセンサ
部28に半遮光板28Aを取り付け、投光器1は光ビー
ム22Aの基準焦点ラインと平行にレーザ光1Aを出射
し、受光器2はレーザ光1Aの光強度を検出し、スリッ
トセンサ部28を昇降して半遮光板28Aがレーザ光1
Aの光量を半分遮断した位置でスリットセンサ部28を
停止し、前記停止位置でのスリットセンサ部28に入射
される光ビーム22Aの光強度が最大値のときSLA2
2をプリンタヘッド21に固定するSLA調整装置にお
いて、投光器1を取り付け、投光器1の出射レーザ光1
Aの光軸を光ビーム22Aの光軸と平行に移動または光
ビーム22Aの光軸と基準焦点ラインと平行になる平面
上で投光器1の出射レーザ光1Aの光軸を回転し、保持
ブロック11に取り付けられる取付台3と、レーザ光1
Aの受光器2を取り付け、該受光器を光ビーム22Aの
光軸と平行に移動し、保持ブロック12に取り付けられ
る取付台4と、保持ブロック11または保持ブロック1
2に交替可能に取り付けられ、保持ブロック11または
保持ブロック12に取り付けられたときは突起5Aの縁
部が基準焦点ライン上に配置され、保持ブロック11に
取り付けられたときは突起5Aの前記縁部が投光器1が
出射するレーザ光1Aの光量を半分遮断でき、保持ブロ
ック12に取り付けられたときは、突起5Aの前記縁部
が受光器2が受光するレーザ光1Aの光量を半分遮断で
きる遮光体5とを備える。
【0014】
【作用】遮光体5は突起5Aが形成される。保持ブロッ
ク11または保持ブロック12に遮光体5が取り付けら
れたとき、基準焦点となる光軸に一致するレーザ光の光
量を突起5Aは半遮断する。
ク11または保持ブロック12に遮光体5が取り付けら
れたとき、基準焦点となる光軸に一致するレーザ光の光
量を突起5Aは半遮断する。
【0015】遮光体5を保持ブロック11に取り付け、
投光器1の出射レーザ光1Aを受光器2で受光し、出射
レーザ光1Aの遮光体5による第1の通過光強度を測定
する。第1の通過光強度の第1の測定値が基準測定値と
一致するよう、投光器1を取付台3で垂直方向に移動ま
たはレーザ光1Aの光軸垂直面で回転し調整する。
投光器1の出射レーザ光1Aを受光器2で受光し、出射
レーザ光1Aの遮光体5による第1の通過光強度を測定
する。第1の通過光強度の第1の測定値が基準測定値と
一致するよう、投光器1を取付台3で垂直方向に移動ま
たはレーザ光1Aの光軸垂直面で回転し調整する。
【0016】遮光体5を保持ブロック12に取り付け、
投光器1の出射レーザ光1Aを受光器2で受光し、出射
レーザ光1Aの遮光体5による第2の通過光強度を測定
する。第2の通過光強度の第2の測定値が基準測定値と
一致するよう、投光器1を取付台3で垂直方向に移動ま
たはレーザ光1Aの光軸垂直面で回転し調整する。
投光器1の出射レーザ光1Aを受光器2で受光し、出射
レーザ光1Aの遮光体5による第2の通過光強度を測定
する。第2の通過光強度の第2の測定値が基準測定値と
一致するよう、投光器1を取付台3で垂直方向に移動ま
たはレーザ光1Aの光軸垂直面で回転し調整する。
【0017】レーザ光1Aが受光器2で受光できなくな
った場合は、受光器2を取付台4で垂直方向に移動し調
整する。第1の測定値と第2の測定値が基準測定値と一
致するまで、取付台3・4に遮光体5を交互に取り付け
ることによりレーザ光1Aの光軸を調整する。
った場合は、受光器2を取付台4で垂直方向に移動し調
整する。第1の測定値と第2の測定値が基準測定値と一
致するまで、取付台3・4に遮光体5を交互に取り付け
ることによりレーザ光1Aの光軸を調整する。
【0018】
【実施例】次に、この考案によるSLAの調整装置を図
1から図4の実施例により説明する。図1はこの考案に
よる要部の構成図である。図1の3と4は取付台、5は
遮光体、11と12は保持ブロックであり、その他は図
9と同じものである。すなわち、図1は図9に取付台3
・4と遮光体5を追加したものであり、図1の保持ブロ
ック11・12は図9の保持ブロック25・26と実質
的に同じものである。
1から図4の実施例により説明する。図1はこの考案に
よる要部の構成図である。図1の3と4は取付台、5は
遮光体、11と12は保持ブロックであり、その他は図
9と同じものである。すなわち、図1は図9に取付台3
・4と遮光体5を追加したものであり、図1の保持ブロ
ック11・12は図9の保持ブロック25・26と実質
的に同じものである。
【0019】図1では、取付台3は保持ブロック11に
取り付けられ、投光器1を垂直方向に移動または投光器
1をレーザ光1Aの光軸垂直面で回転する。投光器1の
垂直方向の移動距離をZとし、レーザ光1Aの光軸垂直
面で回転角度をθとする。
取り付けられ、投光器1を垂直方向に移動または投光器
1をレーザ光1Aの光軸垂直面で回転する。投光器1の
垂直方向の移動距離をZとし、レーザ光1Aの光軸垂直
面で回転角度をθとする。
【0020】遮光体5は突起5Aが形成され、遮光体5
は保持ブロック11の基準面11Aに取り付けられる。
突起5Aは基準焦点となる光軸に一致するレーザ光の光
量を突起5Aは半遮断する。すなわち、突起5Aの下端
は基準焦点距離Z0 となる。
は保持ブロック11の基準面11Aに取り付けられる。
突起5Aは基準焦点となる光軸に一致するレーザ光の光
量を突起5Aは半遮断する。すなわち、突起5Aの下端
は基準焦点距離Z0 となる。
【0021】図2では、図1の遮光体5を保持ブロック
12に移動する。すなわち、遮光体5は保持ブロック1
1または保持ブロック12に交替可能に取り付けられ
る。図2では、遮光体5は保持ブロック12の基準面1
2Aに取り付けられる。突起5Aは基準焦点となる光軸
に一致するレーザ光1Aの光量を突起5Aは半遮断す
る。すなわち、突起5Aの下端は基準焦点距離Z0 とな
る。
12に移動する。すなわち、遮光体5は保持ブロック1
1または保持ブロック12に交替可能に取り付けられ
る。図2では、遮光体5は保持ブロック12の基準面1
2Aに取り付けられる。突起5Aは基準焦点となる光軸
に一致するレーザ光1Aの光量を突起5Aは半遮断す
る。すなわち、突起5Aの下端は基準焦点距離Z0 とな
る。
【0022】取付台4は保持ブロック12に取り付けら
れ、受光器2を垂直方向に移動する。図1では、受光器
2の垂直方向の移動距離を図1と同様にZとする。
れ、受光器2を垂直方向に移動する。図1では、受光器
2の垂直方向の移動距離を図1と同様にZとする。
【0023】次に、この考案によるレーザ光の光軸合わ
せの手順を図3と図4により説明する。図3は図1の正
面図である。図3では、投光器1からレーザ光1Aを出
射させる。受光器2はレーザ光1Aを受光し、レーザ光
1Aの光強度を検出する。図3では遮光体5を保持ブロ
ック11の基準面11Aに取付け、投光器1から出射す
るレーザ光1Aを半遮断し、レーザ光1Aの光強度が1
/2になるよう取付台3のZ位置・θ角度を調節する。
せの手順を図3と図4により説明する。図3は図1の正
面図である。図3では、投光器1からレーザ光1Aを出
射させる。受光器2はレーザ光1Aを受光し、レーザ光
1Aの光強度を検出する。図3では遮光体5を保持ブロ
ック11の基準面11Aに取付け、投光器1から出射す
るレーザ光1Aを半遮断し、レーザ光1Aの光強度が1
/2になるよう取付台3のZ位置・θ角度を調節する。
【0024】図4は図2の正面図である。図4では、遮
光体5を保持ブロック12の基準面12Aに取り付け、
投光器1から出射するレーザ光1Aの光強度が1/2に
なるよう取付台3のZ位置・θ角度を調節する。
光体5を保持ブロック12の基準面12Aに取り付け、
投光器1から出射するレーザ光1Aの光強度が1/2に
なるよう取付台3のZ位置・θ角度を調節する。
【0025】遮光体5を保持ブロック11・12に交互
に取り付け、遮光体5を保持ブロック11・12のどち
らに取り付けても光強度が1/2になるように取付台3
で投光器1を移動または回転して調節する。光軸調節の
際、レーザ光1Aが受光器2で受光できなくなった場合
は、取付台4のZ位置を調節し、レーザ光1Aを受光す
る。
に取り付け、遮光体5を保持ブロック11・12のどち
らに取り付けても光強度が1/2になるように取付台3
で投光器1を移動または回転して調節する。光軸調節の
際、レーザ光1Aが受光器2で受光できなくなった場合
は、取付台4のZ位置を調節し、レーザ光1Aを受光す
る。
【0026】次に、レーザ光1Aと遮光体5の関係を図
5により説明する。図5アでは、遮光体5の突起5Aが
レーザ光1Aを遮光しない状態で、光軸調節する。次
に、投光器1を上昇または回転する。図5イに示される
ように、遮光体5がレーザ光1Aを半遮断され、レーザ
光1Aの光量は半減され、レーザ光1Bとなり受光器2
でレーザ光1Bの光強度が検出される。
5により説明する。図5アでは、遮光体5の突起5Aが
レーザ光1Aを遮光しない状態で、光軸調節する。次
に、投光器1を上昇または回転する。図5イに示される
ように、遮光体5がレーザ光1Aを半遮断され、レーザ
光1Aの光量は半減され、レーザ光1Bとなり受光器2
でレーザ光1Bの光強度が検出される。
【0027】次に、取付台3の実施例を図6により説明
する。図6の3Aと3Bはつまみ、3Cと3Eは固定ね
じ、3Dは支点である。図6では、つまみ3Aを回転す
るとθ方向調整機構を含む取付台3がZ方向へ移動し、
つまみ3Bを回転すると支点3Dを中心に取付台3がθ
角度へ回転する。調節後固定ネジ3C・3Eでそれぞれ
Z位置およびθ回転角度を固定する。
する。図6の3Aと3Bはつまみ、3Cと3Eは固定ね
じ、3Dは支点である。図6では、つまみ3Aを回転す
るとθ方向調整機構を含む取付台3がZ方向へ移動し、
つまみ3Bを回転すると支点3Dを中心に取付台3がθ
角度へ回転する。調節後固定ネジ3C・3Eでそれぞれ
Z位置およびθ回転角度を固定する。
【0028】図7は、この考案によるSLA調整装置の
外観図であり、光軸調整が完了した状態の実施例であ
る。
外観図であり、光軸調整が完了した状態の実施例であ
る。
【0029】
【考案の効果】この考案は、第1の保持ブロックに投光
器を昇降可能または回転可能に取り付け、第2の保持ブ
ロックに受光器を昇降可能に取り付け、遮光体を第1の
保持ブロックに取り付けたときは、投光器が出射するレ
ーザ光を半遮断し、遮光体を第2の保持ブロックに取り
付けたときは、受光器が受光するレーザ光を半遮断する
ことにより、プリンタヘッドの基準面とレーザ光が高精
度に平行になるように調整できる。
器を昇降可能または回転可能に取り付け、第2の保持ブ
ロックに受光器を昇降可能に取り付け、遮光体を第1の
保持ブロックに取り付けたときは、投光器が出射するレ
ーザ光を半遮断し、遮光体を第2の保持ブロックに取り
付けたときは、受光器が受光するレーザ光を半遮断する
ことにより、プリンタヘッドの基準面とレーザ光が高精
度に平行になるように調整できる。
【図1】この考案によるSLAの調整機構の構成図であ
る。
る。
【図2】図1の遮光体5を保持ブロック12に移動した
状態図である。
状態図である。
【図3】図1の正面図である。
【図4】図2の正面図である。
【図5】レーザ光1Aと遮光体5の関係説明図である。
【図6】取付台3の実施例による図である。
【図7】この考案によるSLA調整装置の外観図であ
る。
る。
【図8】従来技術によるSLAの調整装置の構成図であ
る。
る。
【図9】図8の光軸調整方法を示す図である。
1 投光器 1A レーザ光 2 受光器 3 取付台 4 取付台 5 遮光体 5A 突起 11 保持ブロック 11A 基準面 12 保持ブロック 12A 基準面 21 プリンタヘッド 21A 基準面 21B 基準面 22 セルフォックレンズアレイ(SLA) 22A 光ビーム 23 挟持手段 24 搭載台 28 スリットセンサ部 28A 半遮光板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G02B 27/00 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/44 B41J 2/45 B41J 2/455 G01J 1/06 G02B 7/00 G02B 27/00
Claims (1)
- 【請求項1】 プリンタヘッド(21)はセルフォックレン
ズアレイ(22)を搭載し、プリンタヘッド(21)を第1の保
持ブロック(11)と第2の保持ブロック(12)で保持し、複
数の挟持手段(23)はセルフォックレンズアレイ(22)を挟
持するとともにセルフォックレンズアレイ(22)を光ビー
ム(22A) の光軸と平行に移動させ、スリットセンサ部(2
8)はセルフォックレンズアレイ(22)から出射する光ビー
ム(22A) を受光し、スリットセンサ部(28)に半遮光板(2
8A) を取り付け、投光器(1) は光ビーム(22A) の基準焦
点ラインと平行にレーザ光(1A)を出射し、受光器(2) は
レーザ光(1A)の光強度を検出し、スリットセンサ部(28)
を昇降して半遮光板(28A) がレーザ光(1A)の光量を半分
遮断した位置でスリットセンサ部(28)を停止し、前記停
止位置でのスリットセンサ部(28)に入射される光ビーム
(22A) の光強度が最大値のときセルフォックレンズアレ
イ(22)をプリンタヘッド(21)に固定するSLA調整装置
において、 投光器(1) を取り付け、投光器(1) の出射レーザ光(1A)
の光軸を光ビーム(22A) の光軸と平行に移動または光ビ
ーム(22A) の光軸と基準焦点ラインと平行になる平面上
で投光器(1) の出射レーザ光(1A)の光軸を回転し、第1
の保持ブロック(11)に取り付けられる第1の取付台(3)
と、 レーザ光(1A)の受光器(2) を取り付け、該受光器を光ビ
ーム(22A) の光軸と平行に移動し、第2の保持ブロック
(12)に取り付けられる第2の取付台(4)と、 第1の保持ブロック(11)または第2の保持ブロック(12)
に交替可能に取り付けられ、第1の保持ブロック(11)ま
たは第2の保持ブロック(12)に取り付けられたときは突
起(5A)の縁部が基準焦点ライン上に配置され、第1の保
持ブロック(11)に取り付けられたときは突起(5A)の前記
縁部が投光器(1) が出射するレーザ光(1A)の光量を半分
遮断でき、第2の保持ブロック(12)に取り付けられたと
きは、突起(5A)の前記縁部が受光器(2) が受光するレー
ザ光(1A)の光量を半分遮断できる遮光体(5) とを備える
ことを特徴とするSLA調整装置の光軸合わせ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993056327U JP2605599Y2 (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | Sla調整装置の光軸合わせ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993056327U JP2605599Y2 (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | Sla調整装置の光軸合わせ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0721352U JPH0721352U (ja) | 1995-04-18 |
JP2605599Y2 true JP2605599Y2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=13024096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993056327U Expired - Lifetime JP2605599Y2 (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | Sla調整装置の光軸合わせ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605599Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP1993056327U patent/JP2605599Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0721352U (ja) | 1995-04-18 |
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