JP2605431Y2 - 梱包部材の構造 - Google Patents

梱包部材の構造

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JP2605431Y2 JP1992053588U JP5358892U JP2605431Y2 JP 2605431 Y2 JP2605431 Y2 JP 2605431Y2 JP 1992053588 U JP1992053588 U JP 1992053588U JP 5358892 U JP5358892 U JP 5358892U JP 2605431 Y2 JP2605431 Y2 JP 2605431Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は電子機器本体と付属の
アングルとを梱包する梱包部材の構造に係り、特に、梱
包部材を小型化するのに好適な梱包部材の構造に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来より、発泡固定材に機器本体とアング
ルなどを同一発泡固定材に梱包する梱包部材の構造は、
図3に示す分解斜視図のものが多く提供されていた。図
において、1は機器本体であり、2は機器本体1の付属
のアングルであり、例えば、図のように機器本体1は比
較的小型の車載用電子機器、又はモービル無線機などで
あり、また、上記アングル2は車載用電子機器1を車両
内部に取り付けて固定するアングル2であって、この車
載用電子機器1とアングル2とは一般に同一梱包部材に
梱包される。
【0003】10は発泡固定材であり、この発泡固定材10
は成型加工して車載用電子機器1を固定するよう外形寸
法に合わせて形成した第1の固定部10a と、特に、アン
グル2が複雑な形状になっている場合、このアングル2
の外形寸法に合わせて形成した第2の固定部10b とを設
け、更に、コ−ド類や他の付属品などを収納する第3の
固定部10c とを形成したものである。
【0004】この様に構成した梱包部材の構造は、発泡
固定材10の第1の固定部10a に車載用電子機器1を収納
して固定し、アングル2を第2の固定部10b に収納して
固定し、コ−ド類や他の付属品などを第3の固定部10c
に収納して固定し、この発泡固定材10を上下から被せて
ダンボール(図示せず)詰めして梱包していた。
【0005】上記、車載用電子機器1などを固定した発
泡固定材10は梱包した車載用電子機器1の輸送時の振動
や衝撃などに対する緩衝材となって、車載用電子機器1
やアングル2などを安全に保護していた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の梱包部材の構造は車載用電子機器1を発泡固定材10の
第1の固定部10a に固定し、複雑な形状のアングル2を
別に配置した第2の固定部10b に固定し、更に、コ−ド
類や他の付属品などを別の第3の固定部10c に収納して
梱包していたので、発泡固定材10の形態が大きくなって
しまうという欠点があった。即ち、梱包部材の形態が大
きくなって生産時の作業性を悪くし、作業場のスペース
も大きなスペースを必要とするなどの問題があった。
【0007】この考案は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、従来例の欠点を解
消し、梱包紙で形成した保護板を設け、この保護板を機
器本体とアングルの間に挟持して機器本体とアングルと
を一体形状に重ね合わせて発泡固定材に収納固定し、発
泡固定材の形態及び梱包部材を小型化する構造を提供す
るところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】取付溝を設けた機器本体
と上記機器本体付属の略コの字形でかつ係止部を設けた
アングルとを固定材に固定して梱包する梱包部材におい
て、略コの字形に形成し底部の側面角部に切起部を設け
た保護板を備え、上記アングルの内側へ上記保護板を配
置させ、上記保護板の切起部上に上記機器本体を載置す
ると共に、機器本体の取付溝に上記アングルの係止部を
嵌め込み、上記保護板を挟み込んで上記機器本体と保護
板とアングルとが一体形状に固定され上記固定材に収納
固定して梱包するよう構成したものである。
【0009】
【作用】この考案によれば、梱包紙を折り曲げて略コの
字形に形成した保護板を設け、この保護板の略コの字形
の底部の両側面角部を切り起こして切起部を形成し、こ
の保護板の略コの字形の外部下側から、同様の略コの字
形に形成した車載用電子機器の付属のアングルを嵌合さ
せ、このアングルの底部と保護板の底部が密着して重ね
合わさるように合体する。
【0010】一方、アングルと合体した保護板の略コの
字形の内部に機器本体の車載用電子機器を差し込むよう
に挿入することにより、車載用電子機器の取付溝にアン
グルの係止部であるサイドレ−ル部が嵌合して車載用電
子機器とアングルとは堅固に固定され、更に、保護板の
箱形に形成した切起部の上に車載用電子機器が載置して
固定することができる。
【0011】即ち、車載用電子機器とアングルは保護板
を挟持するように車載用電子機器の取付溝とアングルの
サイドレ−ル部によって保護板を押え付けて一体形状の
形態に纏めることができる。
【0012】この様に、一体形状の形態に保護板を挟持
した車載用電子機器とアングルとを発泡固定材の1箇所
の固定部に収納して固定することができる。即ち、発泡
固定材は車載用電子機器とアングルとを1箇所の固定部
に梱包するため、別々に車載用電子機器とアングルとの
2箇所の固定部を設けた従来の発泡固定材に比べて小型
化することができる。
【0013】しかも、発泡固定材に固定された車載用電
子機器とアングルとは保護板を間に挟持して堅固に固定
されているため、車載用電子機器とアングルとのガタツ
キが無く、輸送時などに擦れたりして傷つくことも無い
小型化した梱包部材を提供することができる。
【0014】
【実施例】この考案に係る梱包部材の構造の実施例を図
1及び図2に基づいて説明する。尚、従来例と同一部分
には同一符号を付してその説明を省略する。図1は分解
斜視図であり、図2は車載用電子機器本体とアングルと
を保護板を挟持して組み立てた状態を示した断面図であ
る。
【0015】図において、3は保護板であり、この保護
板3は梱包紙を加工したコートボール紙で略コの字形に
形成し、保護板3の底部3aの両側両角部に箱形に切り
起こした切起部3bを設けて形成したものである。4
は、本願考案の固定材の一実施例である発砲固定材であ
り、この発砲固定材4は機器本体1などを収納して固定
する第1の固定部4aと、コード類や他の付属品などを
収納する第2の固定部4bとを形成している。
【0016】この様に構成した梱包部材の構造は、コー
トボール紙を折り曲げて略コの字形に形成した保護板3
の外部下側から、同様の略コの字形に複雑な形状に形成
したアングル2を嵌め込み、アングル2の底部と保護板
3の底部3aとが当接して密着して一体形状の形態に合体
することができる。
【0017】一方、アングル2と合体した保護板3の略
コの字形の内部に車載用電子機器1を差し込むように挿
入することにより、車載用電子機器1の取付溝1aに上
記、アングル2の係止部であるサイドレ−ル部2aが嵌め
込まれて車載用電子機器1とアングル2とが固定され、
更に、保護板3の箱形に形成した切起部3bの上に車載用
電子機器1が載置して固定することができる。
【0018】この様に、車載用電子機器1とアングル2
は保護板3を挟持するようにして一体形状の形態に重ね
合わさって合体することができ、しかも、保護板3の切
起部3b部分で車載用電子機器1の底部に当接して車載用
電子機器1を押し上げ、保護板3の底部3a部分でアング
ル2の底部に当接してアングル2を押し上げているた
め、車載用電子機器1とアングル2とに上下のガタツキ
が無く保持することができる。
【0019】この様に、ガタツキの無い一体形状の形態
に保護板3を挟持した車載用電子機器1とアングル2と
を発泡固定材4の1箇所の固定部4aに収納して梱包する
ことができるため、車載用電子機器1とアングル2とを
別々の2箇所の固定部10a,10b に収納していた従来の
発泡固定材10に比べて小型化することができる。
【0020】しかも、発泡固定材4に固定された車載用
電子機器1とアングル2とは保護板3を間に挟持して堅
固に押え付けられているため、車載用電子機器1とアン
グル2とのガタツキが無く、輸送時などに振動や衝撃に
よって車載用電子機器1とアングル2とが接触して擦れ
たりして傷つくことも防止することができる。
【0021】
【考案の効果】この考案に係る梱包部材の構造は前述の
ように、保護板3を挟持するように車載用電子機器1と
アングル2とを一体形状に合体して纏めることができる
ので梱包部材を小型化することができ、かつ車載用電子
機器1やアングル2の同一梱包の発泡固定材4も小型化
することができ、生産性の向上を図ることができるとい
う効果がある。
【0022】また、保護板3を挟持して車載用電子機器
1とアングル2とが互いに押さえつけられた状態で一体
形状に合体しているため、車載用電子機器1とアングル
2とにガタツキが無く、梱包部材間を確実に保護し、梱
包作業時または車載用電子機器1とアングル2との梱包
輸送時に擦れて傷つくなどの不具合が未然に防止される
という効果もある。
【0023】機器本体の梱包生産時、上記保護板3のコ
ートボール紙の略コの字形状の折り曲げ部を伸ばすこと
により1枚の梱包紙として管理することができるため、
保護板3の保管管理が容易になり、生産時の保管スペー
ス又作業スペースも小さい場所で管理及び作業ができる
という効果があり、取り扱いも便利であるという効果が
ある。
【0024】しかも、構造が簡単であって、また、安価
に構成することができるため実施も容易であるなどの優
れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る梱包部材の構造の実施例を示し
た分解斜視図である。
【図2】この考案の機器本体とアングルとを保護板で組
み立てた状態を示した断面図である。
【図3】従来例の梱包部材の構造を示した分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 機器本体の車載用電子機器 1a 取付溝 2 付属のアングル 2a サイドレ−ル部 3 保護板 3a 保護板の底部 3b 切起部 4 発泡固定材 4a 第1の固定部 4b 第2の固定部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付溝を設けた機器本体と上記機器本体
    付属の略コの字形でかつ係止部を設けたアングルとを固
    定材に固定して梱包する梱包部材において、略コの字形
    に形成し底部の側面角部に切起部を設けた保護板を備
    え、上記アングルの内側へ上記保護板を配置させ、上記
    保護板の切起部上に上記機器本体を載置すると共に、機
    器本体の取付溝に上記アングルの係止部を嵌め込み、上
    記保護板を挟み込んで上記機器本体と保護板とアングル
    とが一体形状に固定され上記固定材に収納して梱包する
    よう構成したことを特徴とする梱包部材の構造。
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