JP2604412Y2 - 内張合せ部の取付構造 - Google Patents

内張合せ部の取付構造

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JP2604412Y2
JP2604412Y2 JP1991100943U JP10094391U JP2604412Y2 JP 2604412 Y2 JP2604412 Y2 JP 2604412Y2 JP 1991100943 U JP1991100943 U JP 1991100943U JP 10094391 U JP10094391 U JP 10094391U JP 2604412 Y2 JP2604412 Y2 JP 2604412Y2
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JP
Japan
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lining
mounting structure
bracket
fixed
inner cladding
Prior art date
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JP1991100943U
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English (en)
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JPH0541982U (ja
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正光 岩谷
智幸 黒田
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、成形天井他の内張合せ
部の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の成形天井他の内張合せ部の取付構
造は、図に示す様に例えばルーフRに固着されたルー
フブラケットBに一方の成形天井Mと他方の成形天井N
とを重ね合わせてクリップC又はネジ等により固着した
後クリップCの頭部にカバーKを被せるものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の成形天井他の内
張合せ部の取付構造は、室内側から取付部であるクリッ
プCに被せたカバーKが見え、見栄えが悪いという問題
があった。
【0004】またルーフブラケットBと一方の成形天井
他の内張Mと他方の内張Nとの三者の穴を一致させ一緒
にクリップC他により固着する必要があり、しかもカバ
ーKも取り付ける必要があるので、作業が大変であり、
作業工数も多いとともにコスト高であるという問題があ
った。
【0005】そこで本考案者らは、成形天井他の内張合
せ部の取付構造において、合せ部の見栄えを良くし、取
付作業を容易にするとともに作業工数を減らして、コス
トを下げるという目的を達成するために、研究開発を重
ねた結果、一方の成形天井他の内張のみクリップ他によ
りブラケットに固着し、この固着部を覆うように他方の
成形天井他の内張を配置した上でファスナーの様な取
外し自在の係着手段により他方の成形天井他の内張を一
方の成形天井他の内張に固着することに着眼したのであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案(請求項1に記
載)の内張合せ部の取付構造は、ボディに固着したブラ
ケットに固着手段により一方の方向に延在する一方の内
張の端部を固着し、他方の方向に延在する他方の内張の
端部を前記一方の内張の前記端部の固着手段による固着
部を覆うように重ね合わせ、両内張りの該重ね合わせ部
の間に取外し自在の係着手段を配設して係着したもので
ある。
【0007】
【作用】上記構成の本考案の内張合せ部の取付構造は、
ブラケットに一方の内張の端部のみ固着手段により固着
し、この固着手段を覆うように他方の内張の端部を重ね
合わせ、両内張りの該重ね合わせ部の間に取外し自在の
係着手段により一方の内張に係着するものである。
【0008】
【考案の効果】上記構成および作用を奏する本考案の内
張合せ部の取付構造は、ブラケットと一方の内張の端部
との固着部を他方の内張の端部の重ね合わせ部によって
覆い、固着部が露出していないので見栄えを良くすると
ともに、固着手段を覆う両内張りの該重ね合わせ部の間
に取外し自在の係着手段により一方の内張に係着するの
で、重ね合わせ部に生ずる隙間を小さくして、見栄えを
良くするという効果を奏する。
【0009】さらに本考案の取付構造は、一方の内張の
みブラケットに固着すれば良く、他方の内張を重ね合わ
せて係着するだけで良いので、取付作業が容易であると
ともに作業工数が少ないためコストを低減するという効
果を奏する。
【0010】
【実施例】次に本考案の実施例の内張合せ部の取付構造
について説明する。
【0011】(第1実施例) 第1実施例の内張合せ部の取付構造について、図1およ
び図2を用いて説明する。
【0012】第1実施例の取付構造は、図1に示す様に
ボディ1に固着した略S字断面の一端に平坦面21を有
するブラケット2と、ブラケット2の平坦面21に当接
する平坦部31を有する一方の内張3と、一方の内張3
の平坦部31を覆う他方の内張4と、一方の内張3と他
方の内張4とを係着するファスナー5と、ブラケット
2の平坦面21と一方の内張3の平坦部31とを固着す
るクリップ6と、一方の内張3の平行部32とボディ1
の内側との間に介挿された緩衝材7とから成る。
【0013】一方の内張3は、ブラケット2の平坦面2
1と当接する平坦部31と、平坦部31より先端(図1
中左方)に形成されたL字状の解放端を構成するボディ
1に平行な平行部32と、前記平坦部31に連続する逆
S字状の凹部331を有する屈曲部33と、屈曲部33
に連続する車室に露出する内張面34とから成る。
【0014】他方の内張4は、一方の内張3の屈曲部3
3に当接し凹部331に介挿されるL字状の端部41
と、端部41に連続する車室に露出する内張面42とか
ら成る。
【0015】ファスナー5は、図2に示す様に一方の
内張3の平坦部31と、対向する他方の内張4の裏面4
3には、それぞれ木の子状の樹脂の小突片が多数植設さ
れた各基部51および52が接着されており、押し込む
ことにより両者の係着を可能にする。
【0016】クリップ6は、樹脂製で頭部61と拡開・
収縮自在の3本の脚部62とを有し、ブラケット2の平
坦面21と一方の内張3の平坦部31とを複数の点で固
着する。
【0017】上記構成の第1実施例の取付構造は、ブラ
ケット2と一方の内張3のクリップ6による固着部を他
方の内張4によって覆うので、見栄えを良くするという
効果を奏するとともに、他方の内張4の端部41を凹部
331に介挿して重ね合わせて、ファスナー5によっ
て係着するだけで良いため、取付作業が容易であるとと
もに、作業上の工数を減らしコストを低減するという効
果を奏する。
【0018】特に本第1実施例においては、係着手段と
してファスナー5を採用したので押さえるだけのワン
タッチで係着でき、内張合せ部のバラツキを吸収するこ
とができるとともに、各内張合せ端面をともに屈曲部に
したので、従来の様に切断端面の面取り作業を不要にす
るという効果を奏する。
【0019】(第2実施例) 第2実施例の取付構造は、図3に示す様に車高の高いワ
ンボックス車の成形天井のセンターとサイドの合せ部に
適用したもので、図3のC−C線に沿った断面図である
4に示す様な取付構造を採用している。
【0020】第実施例の取付構造は、図に示す様
に、ファスナー15Bを図4中クリップ16の右方で
合せ部に沿ってループ状の小突起とJの字状の小突起と
を対向して配設し、センターとサイドの内張合せ部に近
いところを係着するものである。従って第実施例の取
付構造は、合せ部に生ずる隙間を小さくして見栄えを一
層向上させるとともに、サイドの内張のはがれを防止す
るという効果を奏する。
【0021】上述の実施例は、説明のために例示したも
ので、本考案としてはそれらに限定されるものでは無
く、実用新案登録請求の範囲に記載した精神に反しない
限り変更および付加が可能である。
【0022】上述の実施例においては、一方の内張をク
リップによりブラケットに固着したが、ビス、ボルトそ
の他の内張とブラケットとの実用的固定を可能にする固
定手段であれば適用することができる。
【0023】上述の実施例において他方の内張の係着に
ファスナーを用いたが、それに限らず、ファスナー
以外のワンタッチで係着できる手段でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例である第1実施例の取付構造を
示す断面図である。
【図2】第1実施例のファスナーの係着態様を示す断
面図である。
【図3】本考案の実施例である第2実施例の取付構造の
置を示す斜視図である。
【図4】第2実施例示す図3のC−C線に沿った断面
図である。
【図5】従来の取付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ボディ 2 ブラケット 3 一方の内張 4 他方の内張 5 ファスナー 6 クリップ 7 緩衝材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−179559(JP,A) 特開 昭58−211936(JP,A) 実開 平1−175946(JP,U) 実開 昭57−29486(JP,U) 実開 昭63−168142(JP,U) 実開 平2−121452(JP,U) 実開 昭57−29486(JP,U) 実開 昭63−168142(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 13/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディに固着したブラケットに固着手段
    により一方の方向に延在する一方の内張の端部を固着
    し、他方の方向に延在する他方の内張の端部を前記一方
    の内張の前記端部の固着手段による固着部を覆うように
    重ね合わせ、両内張りの該重ね合わせ部の間に取外し自
    在の係着手段を配設して係着したことを特徴とする内張
    合せ部の取付構造。
JP1991100943U 1991-11-12 1991-11-12 内張合せ部の取付構造 Expired - Lifetime JP2604412Y2 (ja)

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JPH0541982U JPH0541982U (ja) 1993-06-08
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JP5583913B2 (ja) * 2009-02-23 2014-09-03 本田技研工業株式会社 ルーフライニングの端末固定構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5729486U (ja) * 1980-07-29 1982-02-16
JPS63168142U (ja) * 1987-04-23 1988-11-01
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