JP2604274Y2 - 終端器及び終端器取付け構造 - Google Patents

終端器及び終端器取付け構造

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JP2604274Y2
JP2604274Y2 JP1993059284U JP5928493U JP2604274Y2 JP 2604274 Y2 JP2604274 Y2 JP 2604274Y2 JP 1993059284 U JP1993059284 U JP 1993059284U JP 5928493 U JP5928493 U JP 5928493U JP 2604274 Y2 JP2604274 Y2 JP 2604274Y2
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圭史 茂木
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、火災感知システムにお
ける終端器及び終端器取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の火災感知システムで
は、複数の火災感知器が区画毎にグループ分けされ、グ
ループ内の終端の火災感知器に抵抗等の終端器が接続さ
れる。従来の終端器としては、終端の感知器ベースに抵
抗等の終端器を直接取付けていた。
【0003】しかし、その終端器が外から確認できない
ため、例えば実開昭63−188794号後方に示すよ
うに、感知器ベースの感知器取付け面に終端器を接続す
るためのコネクタを設けると共に、感知器ベースの側壁
の一部に切り欠きを設け、終端器はコネクタを終端器本
体で形成してコネクタ間を接続するとともに、終端器本
体の一部が切り欠きを介して外方から視認できるように
してグループ内のどの感知器に終端器が接続されている
かを点検者等が確認可能にしたものが知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、この種の火
災感知システムでは、終端器としてシステムに応じて抵
抗値が異なる抵抗器や、ツェナダイオードやコンデンサ
が用いられる。したがって、設置時に終端器の種類を誤
って取り付けると火災感知システムが正常に動作しなく
なり、また、点検時に外方から終端器を視認してもどの
ようなシステムかを一目で確認することができない。
【0005】また、従来の終端器では、終端器をベース
の感知器取付け面に対して上方向に取付け、この終端器
の一部がベースの側壁の水平方向に露出して外方から視
認できるようにしているので、感知器をベースから着脱
しなければ終端器を取り付けることができず、したがっ
て、終端器の取付け作業が面倒であるという問題点があ
る。
【0006】また、切り欠きを形成して終端器の一部を
露出させているので、終端器が不要な感知器にあっては
切り欠きにより見栄えを損ねたり、埃等が内部に侵入す
るという問題点がある。本考案は、このような従来の問
題点に鑑み、終端器の種類を誤って取り付けることを防
止し、点検時に外方から終端器を視認することにより、
取付けの有無、種類及び火災感知システムが一目で確認
でき、また、終端器の取り付け作業を簡単にすることが
できる終端器及び終端器取付け構造を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、この目的を達
成するために、終端器のケースの色を、終端器の種別に
応じて且つ感知器本体と感知器ベースとは異なる色で色
分けすると共に、ケースを感知器ベースの側方から水平
方向に取付け可能に構成し、取付け状態で外方からケー
スの色を視認可能にしたことを特徴とする。
【0008】また、本考案は、終端器のケースの色を、
終端器の種別に応じて且つ感知器本体と感知器ベースと
は異なる色で色分けすると共に、ケースを感知器ベース
の天井取付け側から上下方向に取付け可能に構成し、取
付け状態で外方からケースの色を視認可能にしたことを
特徴とする。更に、本考案は、感知器ベースに取り付け
られた状態で外方から視認されるケース面に、終端器を
示すマークを付したことを特徴とする。
【0009】更に、本考案は、感知器への終端器取付け
構造として、感知器ベースの側壁の一部を切り欠き可能
に形成し、終端器が不要な感知器では前記一部をそのま
まにし、終端器が接続される感知器では前記一部を切り
欠いて終端器を挿入することを特徴とする。さらに又、
本考案は、感知器ベースに取付け可能な終端器に於い
て、感知器ベースに取り付けられた状態で外方から視認
される終端器のケース面に、終端器または終端器の種類
を示すマークを付し、このマークの色を終端器の種類に
応じて且つ感知器本体と感知器ベースとは異なる色で色
分けしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本考案では、終端器のケースが終端器の種別に
応じて色分けされ、感知器ベースに取付けられた状態で
外方からケースの色が視認可能であるので、終端器の種
類を誤って取り付けることを防止することができる。ま
た、点検時に、取付けの有無、種類及び火災感知システ
ムが一目で確認できる。また、終端器を示すマークをケ
ース面に付すことにより更に容易に終端器を一目で確認
することができる。
【0011】また、終端器のケースが感知器ベースの側
方から水平方向に取付け可能であるので、感知器本体を
感知器ベースから着脱しなくても終端器を着脱すること
ができ、したがって、終端器の取り付け作業を簡単にす
ることができる。更に、感知器ベースの側壁の一部を切
り欠き可能に形成し、終端器が不要な感知器では前記一
部をそのままにしたので、終端器が不要な感知器にあっ
ては切り欠きにより見栄えを損ねたり、埃等が内部に侵
入することを防止することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。図1において、ベース10は上面側が天井等に取
り付けられ、このベース10の下面側に感知器本体11
が接続端子を兼用した嵌合金具等により取り付けられ
る。なお、ベース10と感知器本体11は水平断面が円
形で形成され、また、例えば白色で着色される。この感
知器は区画毎に複数個単位でグループ分けされて受信機
(図示省略)に対して並列に接続され、グループ内の終
端の感知器に抵抗等を有する終端器20が接続される。
【0013】終端器20は、直方体のケース20R、2
0B、20Y(後述)を有し、このケース20R、20
B、20Yの前面には終端器であることを示すマーク
「Ω」21が付されている。また、ケース20R、20
B、20Y内には図1(b)に示すように抵抗値が異な
る抵抗器や、ツェナダイオードやコンデンサ等の終端用
部品22のリード線がU字状に折り曲げられて収納さ
れ、このリード線はケース20R、20B、20Y内の
後面に設けられている一対の雌型コネクタ23に接続さ
れている。
【0014】このような形状の終端器20に対し、ベー
ス10には終端器20を水平方向から挿入するための開
口12が形成され、この開口12内には一対のコネクタ
ピン13が設けられている。このコネクタピン13は、
本体11との接続端子に電気的に接続される。なお、終
端器20のケース形状は直方体に限定されず、例えば円
筒形で形成してもよいが、この場合にはコネクタ23を
位置決め可能に終端器20のケースとベース10の開口
12を形成することが望ましい。
【0015】そして、この実施例では、一例として終端
抵抗として10KΩの抵抗器が用いられる終端器20の
ケース20Rは、図1(c)に示すように赤色で着色さ
れて内部に10KΩの抵抗器が収納され、また、終端抵
抗として20KΩの抵抗器が用いられる終端器20のケ
ース20Bは、図1(d)に示すように青色で着色され
て内部に20KΩの抵抗器が収納される。
【0016】また、ツェナダイオードやコンデンサのよ
うに抵抗器以外の部品が用いられる終端器20のケース
20Yは、図1(e)に示すように黄色で着色されて内
部にその部品が収納される。そして、システムに応じた
終端器20がベース10の開口12内に挿入されると、
ケース20R、20B、20Y内の部品22のリード線
が雌型コネクタ23を介してコネクタピン13に接続さ
れる。
【0017】したがって、終端器20としてシステムに
応じて抵抗値が異なる抵抗器や、ツェナダイオードやコ
ンデンサが用いられる場合に、終端器20のケース20
R、20B、20Yが種類毎に、また、ベース10及び
本体11とは異なる色で色分けされているので、終端器
20の種類を誤って取り付けることを防止することがで
き、また、点検時には外方から終端器20の色を視認す
ることにより、取付けの有無、種類及び火災感知システ
ムが一目で確認できる。更に、ベース10に取り付けら
れた状態で外方から視認されるケース面に、終端器20
を示すマーク「Ω」21が付されているので、より容易
に終端器20を一目で確認することができる。
【0018】また、この実施例では、終端器20がベー
ス10の水平方向に着脱可能であるので、終端器20の
着脱時に従来例のように本体11をベース10に対して
着脱する必要がなくなり、したがって、終端器20の取
り付け作業を簡単にすることができる。更に、終端器2
0を挿入するためのベース10の開口12は、図2
(a)に示すように側壁の一部14を切り欠き可能に形
成し、終端器20が不要な感知器にあってはこの一部1
4をそのままにし、終端器20が接続される感知器にあ
ってはこの一部14を切り欠いて終端器20を挿入する
ことより、終端器が不要な感知器にあっては切り欠きに
より見栄えを損ねたり、埃等が内部に侵入することを防
止することができる。また、終端器20はベース10側
に取り付けられ、本体11側に取り付けられないので、
本体11を交換しても不具合が発生しない。
【0019】なお、終端器20とベース10とのコネク
タは雌型、雄型に限定されず、図3に示すように終端器
20のケースの左右に電気的接点24を取り付けるとと
もに、この電気的接点24をベース10側のコネクタ接
点25で両側から押さえ付ける構造にしてもよく、ま
た、終端器20を取付け状態で押すと外に飛び出すよう
な構造を用いてもよい。
【0020】更に、終端器20の形状は図3(b)に示
すように幅広に形成してもよく、また、取付け構造は、
図4に示すように終端器20をベース10の天井取付け
面側に取付け可能に形成し、ベース10を天井に取り付
ける際に終端器20を同時に取り付けるようにしてもよ
い。図5は本考案の終端器の他の実施例を示す。この実
施例は、例えば図5(a)〜(c)の終端器のケース2
0R,20B,20Yに示すように、感知器ベースに取
り付けられた状態で外方から視認される終端器のケース
面26に、終端器または終端器の種類を示すマーク28
R,28B,28Yを付し、マーク28R,28B,2
8Yの色を終端器の種類に応じて且つ感知器本体と感知
器ベースとは異なる色で色分している。
【0021】例えばマーク28Rは赤色であり、10K
Ωの終端抵抗器を示す。またマーク28Bは青色であ
り、20KΩの終端抵抗器を示す。更にマーク28Yは
黄色であり、ツェナダイオードやコンデンサのような抵
抗器以外の部品を示す。またマーク28R,28B,2
8Yはシールになっており、シールを剥してケース面2
6に張り付けることができる。またマーク28R,28
B,28Yとして「Ω」を表示しているが、抵抗値を示
す「10K」、「20K」などでもよいし、色付きのシ
ールのみであってもよい。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、終端器の
ケースの色を、終端器の種別に応じて且つ感知器本体と
感知器ベースとは異なる色で色分けすると共に、ケース
を感知器ベースの側方から水平方向に取付け可能に構成
し、取付け状態で外方からケースの色を視認可能にした
ので、終端器の種類を誤って取り付けることを防止する
ことができる。
【0023】また、点検時には取付けの有無、種類及び
火災感知システムが一目で確認でき、終端器を示すマー
クをケース面に付すことにより更に容易に終端器を一目
で確認することができる。更に、終端器の取り付け作業
を簡単にすることができる。また、感知器ベースの側壁
の一部を切り欠き可能に形成し、終端器が不要な感知器
では前記一部をそのままにし、終端器が接続される感知
器では前記一部を切り欠いて終端器を挿入するよう終端
器取付け構造としたので、終端器が不要な感知器にあっ
ては切り欠きにより見栄えを損ねたり、埃等が内部に侵
入することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る感知器の終端器の一実施例を示し
た外観図
【図2】感知器ベースの要部を示した外観図
【図3】他の終端器ケースを示した外観図
【図4】終端器の他の取付け構造を示した外観図
【図5】色付きシールを貼る終端器の他の実施例を示し
た外観図
【符号の説明】
10:ベース 11:本体 12:開口 13:コネクタピン 14:側壁の一部(切り欠き) 20:終端器 20R,20B,20Y:ケース 21:マーク 22:終端用部品 23,24,25:コネクタ 26:ケース面 28R,28B,28Y:マーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−257399(JP,A) 実開 昭52−86487(JP,U) 実開 昭63−188794(JP,U) 実開 平7−13088(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】終端器のケースの色を、終端器の種類に応
    じて且つ感知器本体と感知器ベースとは異なる色で色分
    けすると共に、前記ケースを感知器ベースの側方から水
    平方向に取付け可能に構成し、取付け状態で外方から前
    記ケースの色を視認可能にしたことを特徴とする終端
    器。
  2. 【請求項2】終端器のケースの色を、終端器の種類に応
    じて且つ感知器本体と感知器ベースとは異なる色で色分
    けすると共に、前記ケースを感知器ベースの天井取付け
    側から上下方向に取付け可能に構成し、取付け状態で外
    方からケースの色を視認可能にしたことを特徴とする終
    端器。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の終端器に於いて、 感知器ベースに取り付けられた状態で外方から視認され
    る前記ケースの面に、終端器を示すマークを付したこと
    を特徴とする終端器。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の終端器
    取付け構造に於いて、 感知器ベースの側壁の一部を切り欠き可能に形成し、終
    端器が不要な感知器では前記一部をそのままにし、終端
    器が接続される感知器では前記一部を切り欠いて終端器
    を挿入することを特徴とする終端器取付け構造。
  5. 【請求項5】感知器ベースに取付け可能な終端器に於い
    て、 前記感知器ベースに取り付けられた状態で外方から視認
    される終端器のケース面に、終端器または終端器の種類
    を示すマークを付し、該マークの色を終端器の種類に応
    じて且つ感知器本体と感知器ベースとは異なる色で色分
    けしたことを特徴とする終端器。
JP1993059284U 1993-11-04 1993-11-04 終端器及び終端器取付け構造 Expired - Lifetime JP2604274Y2 (ja)

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JP4714436B2 (ja) * 2004-07-23 2011-06-29 ニッタン株式会社 終端回路、感知器、中継器及び防災システム
JP5838505B2 (ja) * 2011-07-29 2016-01-06 新コスモス電機株式会社 警報器

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