JP2603374Y2 - 入浴用タオル - Google Patents
入浴用タオルInfo
- Publication number
- JP2603374Y2 JP2603374Y2 JP1992067452U JP6745292U JP2603374Y2 JP 2603374 Y2 JP2603374 Y2 JP 2603374Y2 JP 1992067452 U JP1992067452 U JP 1992067452U JP 6745292 U JP6745292 U JP 6745292U JP 2603374 Y2 JP2603374 Y2 JP 2603374Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber cloth
- synthetic fiber
- face
- natural fiber
- fabric
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- Body Washing Hand Wipes And Brushes (AREA)
- Massaging Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、入浴用タオルに関し、
更に詳しくは、入浴時に身体を洗うに適すると共に、適
度のマッサージ効果及び垢すり機能を有し、特に、自分
の背中の垢すり兼マッサージと洗浄を充分に行い得る入
浴用タオルに関するものである。
更に詳しくは、入浴時に身体を洗うに適すると共に、適
度のマッサージ効果及び垢すり機能を有し、特に、自分
の背中の垢すり兼マッサージと洗浄を充分に行い得る入
浴用タオルに関するものである。
【０００２】従来より、入浴用具としてタオル、スポン
ジ、ブラシなどが使われているが、綿タオルは肌に対し
軟らかに当ると云う長所があるが、洗浄剤の泡立ちが悪
く且つマッサージ効果は期待し得ない。ナイロンタオ
ル、ブラシはマッサージ効果はあるが、強く摩擦すると
皮膚を損傷する虞れがある。ブラシはマッサージ効果は
あるが、背中を洗うのには不適当である。このため、実
公昭５７−１１５９６号、実開昭５６−１２５７９４
号、実開昭６０−７４６９１号、実開昭６１−４０９９
０号、実開昭５８−４７２９４号公報に示すように布地
の片面にポリウレタンフォームシートを積層固着したタ
オル、及び、合成化学繊維のタオル生地の両端に綿繊維
のタオル生地を連結・配置したタオルが考案されてはい
る。
ジ、ブラシなどが使われているが、綿タオルは肌に対し
軟らかに当ると云う長所があるが、洗浄剤の泡立ちが悪
く且つマッサージ効果は期待し得ない。ナイロンタオ
ル、ブラシはマッサージ効果はあるが、強く摩擦すると
皮膚を損傷する虞れがある。ブラシはマッサージ効果は
あるが、背中を洗うのには不適当である。このため、実
公昭５７−１１５９６号、実開昭５６−１２５７９４
号、実開昭６０−７４６９１号、実開昭６１−４０９９
０号、実開昭５８−４７２９４号公報に示すように布地
の片面にポリウレタンフォームシートを積層固着したタ
オル、及び、合成化学繊維のタオル生地の両端に綿繊維
のタオル生地を連結・配置したタオルが考案されてはい
る。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】併しながら、これらの
タオルは、実用上は種々の問題点を免れ得ないものであ
った。本考案はこの問題点を解決し、背中を含む全身の
洗浄とマッサージ兼垢すりに適し而かも取扱い易いタオ
ルを得ることを目的とする。
タオルは、実用上は種々の問題点を免れ得ないものであ
った。本考案はこの問題点を解決し、背中を含む全身の
洗浄とマッサージ兼垢すりに適し而かも取扱い易いタオ
ルを得ることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記目的を達
成するため、図１と図２に図示のように、木綿、麻など
の比較的に軟らかい天然繊維の布地１の片面にナイロ
ン、アクリル、ポリエステルなどの表面が粗い垢すり兼
マッサージ用に適する合成繊維の布地２を縫付用糸１０
で縫い付けるに当り、前記天然繊維の布地１の左側の端
面３と合成繊維の布地２の左側端面８との間隔Ｐが、天
然繊維の布地１の右側の端面４と合成繊維の布地２の右
側端面９との間隔Ｑよりも小さいものとなしたタオルに
於て、前記天然繊維の布地１の長手方向の長さＬに対
し、前記間隔Ｐの長さが約０．２Ｌで、前記間隔Ｑの長
さが約０．３Ｌであると共に、前記合成繊維の布地２を
前記天然繊維の布地１に縫い付けるための縫付用糸１０
の径は約０．５粍乃至１．０粍程度の大径のものであり
且つ該縫付用糸１０による縫付けは合成繊維の布地２の
全周縁部、及び該布地２の左右端面８，９に略々平行な
複数の上下方向平行縫付け１１，１１と複数左右方向縫
付け１２，１２とするものである構成となしたのであ
る。
成するため、図１と図２に図示のように、木綿、麻など
の比較的に軟らかい天然繊維の布地１の片面にナイロ
ン、アクリル、ポリエステルなどの表面が粗い垢すり兼
マッサージ用に適する合成繊維の布地２を縫付用糸１０
で縫い付けるに当り、前記天然繊維の布地１の左側の端
面３と合成繊維の布地２の左側端面８との間隔Ｐが、天
然繊維の布地１の右側の端面４と合成繊維の布地２の右
側端面９との間隔Ｑよりも小さいものとなしたタオルに
於て、前記天然繊維の布地１の長手方向の長さＬに対
し、前記間隔Ｐの長さが約０．２Ｌで、前記間隔Ｑの長
さが約０．３Ｌであると共に、前記合成繊維の布地２を
前記天然繊維の布地１に縫い付けるための縫付用糸１０
の径は約０．５粍乃至１．０粍程度の大径のものであり
且つ該縫付用糸１０による縫付けは合成繊維の布地２の
全周縁部、及び該布地２の左右端面８，９に略々平行な
複数の上下方向平行縫付け１１，１１と複数左右方向縫
付け１２，１２とするものである構成となしたのであ
る。
【０００５】
【作用】本考案では、入浴用タオルとして肌を軟らかく
擦るのには軟らかい天然繊維の布地１の方を肌に当てる
ことになり、垢すりとマッサージ用には表面の粗い合成
繊維の布地２の方を肌に当てることになるのであるが、
特に背中への垢すりとマッサージに当っては、合成繊維
の布地２を背中に当てるに際して、軟らかい天然繊維の
布地１の左端面から前記間隔Ｐ（長さ約０．２Ｌ）、右
端面４から前記間隔Ｑ（長さ約０．３Ｌ）、即ち、実質
的には約２０糎又は約３０糎の個所は合成繊維の布地２
が取付けられていないので、軟らかく且つ厚さが薄いの
で両手で握って上下左右に或いは斜方向に背中を摩擦す
るのに極めて好都合である。ここに、天然繊維の布地１
の左端面３と合成繊維の布地２の左端面８との間隔Ｐを
約０．２Ｌとしたのは、０．２Ｌより短いときは軟らか
くて手に持ったときに扱い易い個所が少ないことになり
好ましくなく、また、天然繊維の布地１の右端面４と合
成繊維２の右端面９との間隔Ｑを約０．３Ｌとしたのは
０．３Ｌよりも長いときは垢すり兼マッサージ用の合成
繊維の布２の長さが短かくなり垢すりとマッサージ効果
を減少せしめることになり好ましくないと云う理由から
である。
擦るのには軟らかい天然繊維の布地１の方を肌に当てる
ことになり、垢すりとマッサージ用には表面の粗い合成
繊維の布地２の方を肌に当てることになるのであるが、
特に背中への垢すりとマッサージに当っては、合成繊維
の布地２を背中に当てるに際して、軟らかい天然繊維の
布地１の左端面から前記間隔Ｐ（長さ約０．２Ｌ）、右
端面４から前記間隔Ｑ（長さ約０．３Ｌ）、即ち、実質
的には約２０糎又は約３０糎の個所は合成繊維の布地２
が取付けられていないので、軟らかく且つ厚さが薄いの
で両手で握って上下左右に或いは斜方向に背中を摩擦す
るのに極めて好都合である。ここに、天然繊維の布地１
の左端面３と合成繊維の布地２の左端面８との間隔Ｐを
約０．２Ｌとしたのは、０．２Ｌより短いときは軟らか
くて手に持ったときに扱い易い個所が少ないことになり
好ましくなく、また、天然繊維の布地１の右端面４と合
成繊維２の右端面９との間隔Ｑを約０．３Ｌとしたのは
０．３Ｌよりも長いときは垢すり兼マッサージ用の合成
繊維の布２の長さが短かくなり垢すりとマッサージ効果
を減少せしめることになり好ましくないと云う理由から
である。
【０００６】合成繊維の布地２を前記天然繊維の布１に
取付けるための縫付用糸１０の径は約０．５粍乃至１．
０粍程度の大径のものとなしたので、０．５粍以上の大
径の糸１０の合成繊維の布地２上に露出している部分も
背中に当たることになり、表面の粗い合成繊維の布地２
による摩擦との相乗効果として、より良いマッサージ効
果をもたらすのである。ここに糸１０の径を約０．５粍
以上としてのは、これより小さいとマッサージ効果が充
分ではないからであり、径を１．０粍程度迄としたの
は、これ以上大径であると肌に強く当り過ぎて不都合で
あるからである。
取付けるための縫付用糸１０の径は約０．５粍乃至１．
０粍程度の大径のものとなしたので、０．５粍以上の大
径の糸１０の合成繊維の布地２上に露出している部分も
背中に当たることになり、表面の粗い合成繊維の布地２
による摩擦との相乗効果として、より良いマッサージ効
果をもたらすのである。ここに糸１０の径を約０．５粍
以上としてのは、これより小さいとマッサージ効果が充
分ではないからであり、径を１．０粍程度迄としたの
は、これ以上大径であると肌に強く当り過ぎて不都合で
あるからである。
【０００７】
【実施例】図１と図２に、木綿、麻などの比較的に軟ら
かい天然繊維の布地１の片面にナイロン、アクリル、ポ
リエステルなどの表面が粗い垢すり兼マッサージ用に適
する合成繊維の布地２を取付けたタオルに於て、前記天
然繊維の布地１の長手方向の長さＬ（約７５乃至１００
糎）に対し、前記合成繊維の布地２の長手方向の長さＫ
は約０．５Ｌの長さで、天然繊維の布地１の左右端面
３，４から夫々約０．２Ｌ、約０．３Ｌの距離をおいて
合成繊維の布２が取付けられている入浴用タオルが図示
されている。このように、左側の端面３と端面８との間
隔Ｐが右側の端面４と端面９との間隔Ｑよりも小さいも
のとなっているのは、使用者により背中の方に当てた左
手と右手との背中に当たる位置に個人差があることを考
慮して、何人にも都合良く使えるようにするためであ
る。
かい天然繊維の布地１の片面にナイロン、アクリル、ポ
リエステルなどの表面が粗い垢すり兼マッサージ用に適
する合成繊維の布地２を取付けたタオルに於て、前記天
然繊維の布地１の長手方向の長さＬ（約７５乃至１００
糎）に対し、前記合成繊維の布地２の長手方向の長さＫ
は約０．５Ｌの長さで、天然繊維の布地１の左右端面
３，４から夫々約０．２Ｌ、約０．３Ｌの距離をおいて
合成繊維の布２が取付けられている入浴用タオルが図示
されている。このように、左側の端面３と端面８との間
隔Ｐが右側の端面４と端面９との間隔Ｑよりも小さいも
のとなっているのは、使用者により背中の方に当てた左
手と右手との背中に当たる位置に個人差があることを考
慮して、何人にも都合良く使えるようにするためであ
る。
【０００８】図１に図示のように、天然繊維の布地１の
横手方向の長さＭ（約２５乃至３０糎）に対し、前記合
成繊維の布地２の横手方向の長さＮは約０．８Ｍ乃至
０．９Ｍの長さであって、天然繊維の布地１の上下端面
５，６から夫々約０．０５Ｍ乃至０．１Ｍの距離をおい
て合成繊維の布２が縫い付けられているようにする。
横手方向の長さＭ（約２５乃至３０糎）に対し、前記合
成繊維の布地２の横手方向の長さＮは約０．８Ｍ乃至
０．９Ｍの長さであって、天然繊維の布地１の上下端面
５，６から夫々約０．０５Ｍ乃至０．１Ｍの距離をおい
て合成繊維の布２が縫い付けられているようにする。
【０００９】図１に図示のように、合成繊維の布地２を
前記天然繊維の布地１に取付けるための縫付用糸１０に
よる縫付けは合成繊維の布地２の全周縁部７の縫付けと
共に合成繊維の布地２の左右端面８，９に略々平行な複
数の上下方向平行縫付け１１，１１を伴うものである。
前記天然繊維の布地１に取付けるための縫付用糸１０に
よる縫付けは合成繊維の布地２の全周縁部７の縫付けと
共に合成繊維の布地２の左右端面８，９に略々平行な複
数の上下方向平行縫付け１１，１１を伴うものである。
【００１０】図１に図示のように、合成繊維の布地２を
前記天然繊維の布地１に取付けるための縫付用糸１０に
よる縫付けは、更に、合成繊維の布地２の上下端面１
４，１５に略々平行な複数の左右方向縫付け１２，１２
を含むものであるようにする。
前記天然繊維の布地１に取付けるための縫付用糸１０に
よる縫付けは、更に、合成繊維の布地２の上下端面１
４，１５に略々平行な複数の左右方向縫付け１２，１２
を含むものであるようにする。
【００１１】図１に図示のように、合成繊維の布地２を
前記天然繊維の布地１に取付けるための縫付用糸１０に
よる縫付けは、更に合成繊維の布地２の左右端面８，９
に約３０乃至６０度斜交した複数の斜向縫付け１３，１
３を含むものである構成とすることが好ましい。
前記天然繊維の布地１に取付けるための縫付用糸１０に
よる縫付けは、更に合成繊維の布地２の左右端面８，９
に約３０乃至６０度斜交した複数の斜向縫付け１３，１
３を含むものである構成とすることが好ましい。
【００１２】更に、図１に示されるうように、０．５粍
乃至１．０粍の大径の糸による複数左右方向縫付け１
２，１２のあることで、また、合成繊維の布地２の左右
端面８，９に約３０乃至６０度斜交した複数の斜向縫付
け１３，１３のあることで、前記のマッサージ効果は更
に大きくなり得るのである。背中をマッサージ兼垢すり
を行うときに背中に斜方向にタオルを当てることも行わ
れていて、この際には前記斜向縫付け１３，１３のある
ことでマッサージ効果はより良いものとなる。
乃至１．０粍の大径の糸による複数左右方向縫付け１
２，１２のあることで、また、合成繊維の布地２の左右
端面８，９に約３０乃至６０度斜交した複数の斜向縫付
け１３，１３のあることで、前記のマッサージ効果は更
に大きくなり得るのである。背中をマッサージ兼垢すり
を行うときに背中に斜方向にタオルを当てることも行わ
れていて、この際には前記斜向縫付け１３，１３のある
ことでマッサージ効果はより良いものとなる。
【００１３】
【考案の効果】上述したように、本考案に係る入浴タオ
ルは、肌を損傷することなく、使用し得、且つマッサー
ジ兼垢すり効果に優れているのであり、使用者に個人差
があっても何人にも都合よく使えて甚だ便利であり且つ
安価である云う大きな効果がある。
ルは、肌を損傷することなく、使用し得、且つマッサー
ジ兼垢すり効果に優れているのであり、使用者に個人差
があっても何人にも都合よく使えて甚だ便利であり且つ
安価である云う大きな効果がある。
【図１】本考案の入浴用タオルの実施例の正面図
【図２】同上の断面側面図
１ 天然繊維の布地 ２ 合成繊維の布地 ３ 左端面 ４ 右端面 ５ 上端面 ６ 下端面 ７ 全周縁部 ８ 左端面 ９ 右端面 １０ 糸 １１ 上下方向縫付け １２ 左右方向縫付け １３ 斜向縫付け １４ 上端面 １５ 下端面
Claims (1)
- 【請求項１】 木綿、麻などの比較的軟らかい天然繊維
の布地１の片面にナイロン、アクリル、ポリエステルな
どの表面が粗い垢すり兼マッサージ用に適する合成繊維
の布地２を縫付用糸１０で縫い付けるに当り、前記天然
繊維の布地１の左側の端面３と合成繊維の布地２の左側
端面８との間隔Ｐが、天然繊維の布地１の右側の端面４
と合成繊維の布地２の右側端面９との間隔Ｑよりも小さ
いものとなしたタオルに於て、前記天然繊維の布地１の
長手方向の長さＬに対し、前記間隔Ｐの長さが約０．２
Ｌで、前記間隔Ｑの長さが約０．３Ｌであると共に、前
記合成繊維の布地２を前記天然繊維の布地１に縫い付け
るための縫付用糸１０の径は約０．５粍乃至１．０粍程
度の大径のものであり且つ該縫付用糸１０による縫付け
は合成繊維の布地２の全周縁部、及び該布地２の左右端
面８，９に略々平行な複数の上下方向平行縫付け１１，
１１と複数左右方向縫付け１２，１２とするものである
ことを特徴とする入浴用タオル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992067452U JP2603374Y2 (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | 入浴用タオル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992067452U JP2603374Y2 (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | 入浴用タオル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617594U JPH0617594U (ja) | 1994-03-08 |
| JP2603374Y2 true JP2603374Y2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=13345338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992067452U Expired - Fee Related JP2603374Y2 (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | 入浴用タオル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2603374Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5847294U (ja) * | 1981-09-28 | 1983-03-30 | 猪瀬 裕弘 | 浴用タオル |
| JPS6074691U (ja) * | 1983-10-29 | 1985-05-25 | 椎名 正二 | 摩擦兼用タオル |
| JPS6140990U (ja) * | 1984-08-20 | 1986-03-15 | 務 大竹 | 片面に凸凹を有する浴用タオル |
-
1992
- 1992-08-14 JP JP1992067452U patent/JP2603374Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0617594U (ja) | 1994-03-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |