JP2603078Y2 - 貨物コンテナ収納ラック - Google Patents

貨物コンテナ収納ラック

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JP2603078Y2
JP2603078Y2 JP1992018723U JP1872392U JP2603078Y2 JP 2603078 Y2 JP2603078 Y2 JP 2603078Y2 JP 1992018723 U JP1992018723 U JP 1992018723U JP 1872392 U JP1872392 U JP 1872392U JP 2603078 Y2 JP2603078 Y2 JP 2603078Y2
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義幸 山本
正治 小林
武史 忍見
公 鹿山
浩一 松本
増雄 船引
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株式会社間組
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は貨物コンテナ収納ラック
(以下コンテナラックと呼ぶ)、特にコンテナラックを
構成する枡目状の1スパンの構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在使用されている保管用ラックには、
図2に示すように、パレット式自動倉庫としてのラック
20を構成する支柱10は1スパンごとに、開口に2本
とそれぞれの後部に各2本、合計4本からなり、各支柱
は隣接するスパンの支柱をも兼ねている。また、各スパ
ンは無底のものであって、支柱の下部には奥行方向にコ
ンテナ12を支持する保持板11が隣り合うコンテナ1
2を保持するように支柱からスパン方向に、はみ出して
いる。なお、各支柱間には横方向と斜方向にブレース1
3を配設してラックを補強している。
【0003】また、別のパレット保管用ラックとして
は、図3に示すように、4本の支柱14下部間の前後横
方向に荷16をパレット17ごと保持する桁18を架設
して枡目状の多数のスパンを構成している。このスパン
には同一形状のパレットに積載された荷16が2個宛格
納するようにしてある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の前者は無底であるためにスライドフォークを差し
入れて各スパン内に荷12を入出庫するといった便利さ
を有するものの、無底であるために各スパンにはそれぞ
れ1個宛の荷12しか格納することができなかった。し
たがって、サイズの異なる荷(パレット)を格納するこ
とは不向きであり、できるようにしても開口となるスパ
ン長さを荷(パレット)に応じてラックを作らねばなら
ないといった不都合の他に、サイズの異なる荷(パレッ
ト)が混在する場合に出庫管理が複雑となる問題点があ
った。
【0005】一方、後者の従来例は1スパンに複数の荷
(パレット)を格納できるものであるが、荷16(パレ
ット17)は同一形状のものに限られ、異種の大きさの
荷(パレット)を組み合せるためには予め大きなスペー
スを有するスパンを設ける必要があり、ラック全体とし
て不用なスペースを多く有し不経済なものとなる。ま
た、この例は桁18を有する有底のものであるために、
どうしてもフォークを差し入れるためのパレットが必要
である。
【0006】そこで、本考案は、上記不都合を解決しよ
うとしたものであり、その目的とするところはサイズの
異なる貨物コンテナを、同一のコンテナであれば複数の
コンテナを余分のスペースを使うことなく格納できるよ
うにしたコンテナラックを提供せんとする。
【0007】本考案の別の目的は、例えパレットを用い
なくともスライドフォークを差し入れることができるよ
うにした桁付有底のコンテナラックを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的に着
眼してなされたものであり、その要旨はコンテナラック
の1スパンにおいて、該1スパンの支柱間に桁を架設
し、該支柱間の間口を、2種以上のコンテナを種類別に
収納できるように、各種それぞれのコンテナ幅に収納数
を乗じた整数の公約数と、収納した隣接コンテナ間の隙
間幅を加えた長さに設定し、かつ前記桁上にはその両端
部と、前記各種コンテナのうち最小幅のコンテナの下部
隣接部にコンテナを載置するブロックを設置したコンテ
ナラックにある。ここで、1スパンとは支柱と桁によっ
て枡目状に区轄されてボックス状にした複数コンテナを
格納する単位をいう。また、上記各種それぞれのコンテ
ナ幅に収納数を乗じた整数の公約数とは、例えばコンテ
ナの開口が12フィートと20フィートのものがある
が、これらを1スパンに格納する収納数をそれぞれ5個
と3個とした場合、全コンテナの間口幅どちらも60フ
ィートになるといった意味である。さらに、上記ブロッ
クは、例えば最小幅としての12フィートのコンテナを
5個格納する場合各コンテナが隣接する箇所にまたがっ
て4個設置したものと両側支柱に添って両端部に2個設
置したものとにより、各ブロック間の隙間にフォークを
差し込むことができるようにしている。
【0009】
【作用】本考案の貨物コンテナ収納ラックでは、異種
イズのコンテナ及び同一種類のコンテナのサイズであっ
ても、複数のコンテナがスペースをむだにすることなく
格納でき、しかもパレットがなくとも各ブロック間にフ
ォークを差し入れてコンテナの入出庫をすることができ
る。
【0010】
【実施例】つぎに、本考案の実施例を添付した図1の貨
物コンテナ収納ラックの一部正面図に基づいて説明す
る。
【0011】図1において、1スパン1は支柱2,2′
間に桁3を架設して区轄したものである。1スパンの間
口は12フィートコンテナ4を5個収納し、かつ各隣接
するコンテナ4間にわずかの隙間を4箇所もたらして、
全体を60フィート強とする。したがって、この60フ
ィート強の間口は20フィートコンテナ5を3個収納
し、隣接するコンテナ間に3箇所わずかの隙間をもたら
すことができる。この約60フィートの長さは、貨物列
車の1両分の積み付け長さに相当する。
【0012】一方、桁3上にはスライドフォークによる
作業を可能にするためのブロック、すなわちフォークの
挿入を可能にして各支柱間の桁上にコンテナを載置する
ブロックを設置する。ブロックは、桁3と支柱2,2′
とが交差する両端部に2個の2.5フィート幅のブロッ
ク6,6′を、ここでは20フィートコンテナ5より小
幅の12フィートコンテナ4の下部隣接部に4個の5フ
ィート幅のブロック7を各ブロック間の5箇所の間隔を
7フィート強とすることにより1スパンの全体幅60フ
ィート強を仕切る。この12フィートコンテナ用のブロ
ックは、20フィートコンテナ5でも70%以上支持す
ることができるので、コンテナ収納時の安定性に支障は
ない。
【0013】スライドフォークは、二本一組のものを左
右に有するツインフォーク構造としており、12フィー
トコンテナ4で云えば、S段横列で示すようにツインフ
ォークを双方出すことにより同時に2個のコンテナの格
納作業及び出庫作業ができ、20フィートコンテナの場
合には、L段横列で示すように、Aの場合には左側フォ
ーク2本と右側フォークの内側1本を、Bの場合はツイ
ンフォークのうちの一対のフォークのみを、さらにCの
場合では左側フォーク内側1本と右側フォーク2本を、
それぞれ用いることによって20フィートコンテナを各
1個宛出入庫できる。
【0014】なお、上記実施例では桁上のブロックは
2.5フィートのものと5フィートのものを用いて各ブ
ロック間を7フィート強としたが、このブロックは桁上
の両端部において2〜3フィートのものを、コンテナ下
部において4〜6フィートのものを用いることが、コン
テナをラック上に安定して保持することができ、かつス
ライドフォークを差し込むのに十分な長さとなる。ま
た、図1における鎖線は20フィートコンテナ5の中心
位置を、一点鎖線は12フィートコンテナの中心位置を
示す。
【0015】
【考案の効果】以上述べたように、本考案のコンテナラ
ックはコンテナラックの1スパンの間口を異種サイズの
コンテナ(例えば12フィートコンテナと20フィート
コンテナ)のうちいずれか1種のものを隙間を少なく格
納することができるようにした。また、1スパンを構成
する支柱と桁の両端部と上記各種コンテナのうち最小幅
のコンテナの下部隣接部にコンテナを載置するブロック
を設置することで、各ブロック間の隙間にスライドフォ
ークを差し込むことにより、各種大きさコンテナを入
出庫することを可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコンテナラックのうち1スパン分を示
す正面図である。
【図2】従来のパレット式自動倉庫としてのコンテナラ
ックの一部破断斜視図である。
【図3】従来のパレットラック式のコンテナラックの全
体斜視図である。
【符号の簡単な説明】
1 コンテナラックの1スパン 2,2′ 支柱 3′ 桁 4 小幅のコンテナ 5 大幅のコンテナ 6 両端部のブロック 7 コンテナ下部隣接部のブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鹿山 公 東京都港区北青山2丁目5番8号 株式 会社間組内 (72)考案者 松本 浩一 東京都港区北青山2丁目5番8号 株式 会社間組内 (72)考案者 船引 増雄 東京都港区北青山2丁目5番8号 株式 会社間組内 (56)参考文献 特開 平2−48315(JP,A) 特開 平2−81810(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/00 - 1/20

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保管用ラックの1スパンにおいて、該1
    スパンの支柱間に桁を架設し、該支柱間の間口を、2種
    以上のコンテナを種類別に収納できるように、各種それ
    ぞれのコンテナ幅に収納数を乗じた整数の公約数と、収
    納した隣接コンテナ間の隙間幅を加えた長さに設定し、
    かつ前記桁上にはその両端部と、前記各種コンテナのう
    ち最小幅のコンテナの下部隣接部にコンテナを載置する
    ブロックを設置した貨物コンテナ収納ラック。
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