JP2602290Y2 - 背表紙 - Google Patents
背表紙Info
- Publication number
- JP2602290Y2 JP2602290Y2 JP1993033236U JP3323693U JP2602290Y2 JP 2602290 Y2 JP2602290 Y2 JP 2602290Y2 JP 1993033236 U JP1993033236 U JP 1993033236U JP 3323693 U JP3323693 U JP 3323693U JP 2602290 Y2 JP2602290 Y2 JP 2602290Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spine
- document
- plate
- flange
- bound
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Sheet Holders (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数枚の用紙からなる
議事録や伝票などの書類に穿孔し、その穿孔された書類
を鍔部を有する綴じ具によって綴じ、その綴じた書類の
背部並びに鍔部を被覆する背表紙に関するものである。
議事録や伝票などの書類に穿孔し、その穿孔された書類
を鍔部を有する綴じ具によって綴じ、その綴じた書類の
背部並びに鍔部を被覆する背表紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、複数枚の用紙からなる書類に穿孔
し、その穿孔された孔に鍔部が形成された綴じ具を挿入
し、書類を綴じたものとして、特開昭62−21819
7号公報(特に第4図)が知られている。これは、雄鍔
部が形成された雄部材に雌鍔部が形成された雌部材を係
合させることにより、書類を雄鍔部と雌鍔部とで挾み込
み綴じるものである。しかしながら、綴じ具によって書
類が綴じられ、整理されるようにはなったものの、本棚
や机などに載置した際、書類の背部や雄鍔部、雌鍔部が
見えてしまいあまり見映えの良いものではなかった。そ
こで、裏面が粘着面になっている背表紙を、図6に示す
ように雄鍔部、書類の背部、雌鍔部が隠れるように被覆
し粘着していた。
し、その穿孔された孔に鍔部が形成された綴じ具を挿入
し、書類を綴じたものとして、特開昭62−21819
7号公報(特に第4図)が知られている。これは、雄鍔
部が形成された雄部材に雌鍔部が形成された雌部材を係
合させることにより、書類を雄鍔部と雌鍔部とで挾み込
み綴じるものである。しかしながら、綴じ具によって書
類が綴じられ、整理されるようにはなったものの、本棚
や机などに載置した際、書類の背部や雄鍔部、雌鍔部が
見えてしまいあまり見映えの良いものではなかった。そ
こで、裏面が粘着面になっている背表紙を、図6に示す
ように雄鍔部、書類の背部、雌鍔部が隠れるように被覆
し粘着していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記綴じ方法
にあっては、雄鍔部や雄部材の先端、雌鍔部が、書類の
最上面(最下面)から突出した状態にある。そのため、
背表紙の当該部分が膨れ上がった状態で粘着され、ま
た、雄部材の先端にあたる(背表紙の)部分は切れて裂
けてしまう場合があり、まだまだ改善の余地があった。
にあっては、雄鍔部や雄部材の先端、雌鍔部が、書類の
最上面(最下面)から突出した状態にある。そのため、
背表紙の当該部分が膨れ上がった状態で粘着され、ま
た、雄部材の先端にあたる(背表紙の)部分は切れて裂
けてしまう場合があり、まだまだ改善の余地があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本考案は、極力美
観の優れた見映えの良い背表紙を開発することを目的と
したもので、複数枚の用紙からなる書類に穿孔し、その
穿孔された書類を鍔部を有する綴じ具によって綴じ、そ
の綴じた書類の背部並びに鍔部を被覆する背表紙にあっ
て、前記背表紙の裏面に粘着材を塗布することにより粘
着面とし、その粘着面の端部近傍の少なくとも一方に、
前記綴じ具の鍔部より大径の穴が形成されたプレ−トを
貼付したことを、その要旨とするものである。
観の優れた見映えの良い背表紙を開発することを目的と
したもので、複数枚の用紙からなる書類に穿孔し、その
穿孔された書類を鍔部を有する綴じ具によって綴じ、そ
の綴じた書類の背部並びに鍔部を被覆する背表紙にあっ
て、前記背表紙の裏面に粘着材を塗布することにより粘
着面とし、その粘着面の端部近傍の少なくとも一方に、
前記綴じ具の鍔部より大径の穴が形成されたプレ−トを
貼付したことを、その要旨とするものである。
【0005】
【実施例】図1、図2に本願考案における1実施例を示
し、以下説明する。糸状の繊維を含有する紙(例えばガ
ムテ−プのようなもの)や布などからなる背表紙1の裏
面は、粘着層が形成され粘着面2となっている。その粘
着面2の端部近傍には、端部から2mm〜4mm程度の
隙間Xをあけプレ−ト3が貼付されており、そのプレ−
ト3には、後述する綴じ具の鍔部より若干大径の穴4、
5が形成されており、また、厚さが鍔部の厚さと略同等
の厚紙や樹脂板などで形成されている。尚、その穴4、
5のピッチは、綴じ具のピッチ並びに書類に穿孔される
孔のピッチと同等であることは云うまでもない。また、
前記粘着面2のプレ−ト3が貼付されている以外の部分
には、不使用時(販売時など)に他のものに粘着しない
ように、剥離性の作用がある保護シ−ト6が付着されて
いる。尚、前記粘着面の材質を、水などを漬けることに
より粘着性がでる材質にすれば、保護シ−トは必ずしも
必要ではない。また、粘着性を高めるために、プレ−ト
3の書類との接触面にも粘着層を形成するのが好まし
い。
し、以下説明する。糸状の繊維を含有する紙(例えばガ
ムテ−プのようなもの)や布などからなる背表紙1の裏
面は、粘着層が形成され粘着面2となっている。その粘
着面2の端部近傍には、端部から2mm〜4mm程度の
隙間Xをあけプレ−ト3が貼付されており、そのプレ−
ト3には、後述する綴じ具の鍔部より若干大径の穴4、
5が形成されており、また、厚さが鍔部の厚さと略同等
の厚紙や樹脂板などで形成されている。尚、その穴4、
5のピッチは、綴じ具のピッチ並びに書類に穿孔される
孔のピッチと同等であることは云うまでもない。また、
前記粘着面2のプレ−ト3が貼付されている以外の部分
には、不使用時(販売時など)に他のものに粘着しない
ように、剥離性の作用がある保護シ−ト6が付着されて
いる。尚、前記粘着面の材質を、水などを漬けることに
より粘着性がでる材質にすれば、保護シ−トは必ずしも
必要ではない。また、粘着性を高めるために、プレ−ト
3の書類との接触面にも粘着層を形成するのが好まし
い。
【0006】次ぎに使用方法について述べる(図2参
照)。先ず、プレ−ト3が貼付された背表紙1を、プレ
−ト3の穴4が雄部材7の鍔 部7aに挿入するように書
類Wの最上面に載置し、背表紙1の端部1a(隙間X)
を粘着させる。次いで、書類Wの背部Waを覆うように
背表紙1を屈曲せしめ背部Waに粘着させる。ここでさ
らに、背表紙1をワッシャ部材8を覆うように屈折せし
め、書類の最下面に粘着さても良いが、さらに前記プレ
−ト3と同等な第2のプレ−ト9を介在させて背表紙1
を書類の最下面に粘着させれば、ワッシャ部材8並びに
雄部材6の先端の凸凹も現われない。
照)。先ず、プレ−ト3が貼付された背表紙1を、プレ
−ト3の穴4が雄部材7の鍔 部7aに挿入するように書
類Wの最上面に載置し、背表紙1の端部1a(隙間X)
を粘着させる。次いで、書類Wの背部Waを覆うように
背表紙1を屈曲せしめ背部Waに粘着させる。ここでさ
らに、背表紙1をワッシャ部材8を覆うように屈折せし
め、書類の最下面に粘着さても良いが、さらに前記プレ
−ト3と同等な第2のプレ−ト9を介在させて背表紙1
を書類の最下面に粘着させれば、ワッシャ部材8並びに
雄部材6の先端の凸凹も現われない。
【0007】また、図3に示すように、前記プレ−ト3
の一端部から連続して上面プレ−ト10を形成し、背表
紙1の端部近傍に上面プレ−ト10を貼付させ、穴4、
5が形成されたプレ−ト3を折り曲げても良い。このよ
うに上面プレ−ト10を形成することにより穴4、5の
上面を覆うことができ、背表紙1を貼付した際、前記穴
4、5の部分が凹まずより見映えが良くなる。
の一端部から連続して上面プレ−ト10を形成し、背表
紙1の端部近傍に上面プレ−ト10を貼付させ、穴4、
5が形成されたプレ−ト3を折り曲げても良い。このよ
うに上面プレ−ト10を形成することにより穴4、5の
上面を覆うことができ、背表紙1を貼付した際、前記穴
4、5の部分が凹まずより見映えが良くなる。
【0008】尚、図4に示すように上面プレ−ト10を
さらに延設して形成すれば、表紙1となり書類の表面
(最上面)を保護することができる。また、図5に示す
ように上面プレ−ト10とは反対側の一端部に表紙11
を連設して形成しても良いが、この場合には、表紙11
側にも穴12、13を形成する。使用方法は、表紙11
の上にプレ−ト3が、そのプレ−ト3の上に上面プレ−
ト10が重なるように折り曲げ、さらにその上面プレ−
ト10に背表紙1を、その背表紙1の1部が表紙11に
付着されるように貼付する。
さらに延設して形成すれば、表紙1となり書類の表面
(最上面)を保護することができる。また、図5に示す
ように上面プレ−ト10とは反対側の一端部に表紙11
を連設して形成しても良いが、この場合には、表紙11
側にも穴12、13を形成する。使用方法は、表紙11
の上にプレ−ト3が、そのプレ−ト3の上に上面プレ−
ト10が重なるように折り曲げ、さらにその上面プレ−
ト10に背表紙1を、その背表紙1の1部が表紙11に
付着されるように貼付する。
【0009】
【考案の効果】本考案は、複数枚の用紙からなる書類に
穿孔し、その穿孔された書類を鍔部を有する綴じ具によ
って綴じ、その綴じた書類の背部並びに鍔部を被覆する
背表紙にあって、前記背表紙の裏面に粘着材を塗布する
ことにより粘着面とし、その粘着面の端部近傍の少なく
とも一方に、前記綴じ具の鍔部より大径の穴が形成され
たプレ−トを貼付したので、美観の優れた見映えの良い
背表紙を提供することができる。
穿孔し、その穿孔された書類を鍔部を有する綴じ具によ
って綴じ、その綴じた書類の背部並びに鍔部を被覆する
背表紙にあって、前記背表紙の裏面に粘着材を塗布する
ことにより粘着面とし、その粘着面の端部近傍の少なく
とも一方に、前記綴じ具の鍔部より大径の穴が形成され
たプレ−トを貼付したので、美観の優れた見映えの良い
背表紙を提供することができる。
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】本願考案の実施例の使用状態示す断面図であ
る。
る。
【図3】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】図3に相当する他の実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】図3に相当するさらに他の実施例を示す斜視図
である。
である。
【図6】従来の技術を示す断面図である。
1 背表紙 1a 背表紙の端部 2 粘着層 3 プレ−ト 4、5、12、13 穴6 保護シート 7 雄部材 7a 鍔部 8 ワッシャ部材 9 第2のプレ−ト 10 上面プレ−ト W 書類 Wa 書類の背部 X 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42F 7/00 B42C 7/00 B42D 3/04 B42F 13/12
Claims (1)
- 【請求項1】 複数枚の用紙からなる書類に穿孔し、そ
の穿孔された書類を鍔部を有する綴じ具によって綴じ、
その綴じた書類の背部並びに鍔部を被覆する背表紙にあ
って、前記背表紙の裏面に粘着材を塗布することにより
粘着面とし、その粘着面の端部近傍の少なくとも一方
に、前記綴じ具の鍔部より大径の穴が形成されたプレ−
トを貼付したことを特徴とする背表紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993033236U JP2602290Y2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 背表紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993033236U JP2602290Y2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 背表紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0686952U JPH0686952U (ja) | 1994-12-20 |
JP2602290Y2 true JP2602290Y2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=12380830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993033236U Expired - Lifetime JP2602290Y2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 背表紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2602290Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-27 JP JP1993033236U patent/JP2602290Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0686952U (ja) | 1994-12-20 |
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