JP2602196B2 - シール付軸受 - Google Patents
シール付軸受Info
- Publication number
- JP2602196B2 JP2602196B2 JP6268115A JP26811594A JP2602196B2 JP 2602196 B2 JP2602196 B2 JP 2602196B2 JP 6268115 A JP6268115 A JP 6268115A JP 26811594 A JP26811594 A JP 26811594A JP 2602196 B2 JP2602196 B2 JP 2602196B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- roller
- seal member
- seal
- race
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/24—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly
- F16C19/26—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly with a single row of rollers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
- F16C23/06—Ball or roller bearings
- F16C23/08—Ball or roller bearings self-adjusting
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2240/00—Specified values or numerical ranges of parameters; Relations between them
- F16C2240/40—Linear dimensions, e.g. length, radius, thickness, gap
- F16C2240/70—Diameters; Radii
- F16C2240/80—Pitch circle diameters [PCD]
- F16C2240/82—Degree of filling, i.e. sum of diameters of rolling elements in relation to PCD
- F16C2240/84—Degree of filling, i.e. sum of diameters of rolling elements in relation to PCD with full complement of balls or rollers, i.e. sum of clearances less than diameter of one rolling element
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、内軌道をもつ内輪、外
軌道をもつ外輪、そして両軌道によってこれらに係合す
る一列の長いローラを有するシール付軸受に関するもの
である。
軌道をもつ外輪、そして両軌道によってこれらに係合す
る一列の長いローラを有するシール付軸受に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】この種の軸受においては、両軌道とロー
ラは軸方向断面において弯曲した外形を有し、軌道にお
ける環状のフランジ、さらには内輪と外輪の間の空間を
封止するシールによる妨害なしに、両軌道の間のミスア
ライメントを許容するために、両軌道に対して軸方向に
移動可能となっている。
ラは軸方向断面において弯曲した外形を有し、軌道にお
ける環状のフランジ、さらには内輪と外輪の間の空間を
封止するシールによる妨害なしに、両軌道の間のミスア
ライメントを許容するために、両軌道に対して軸方向に
移動可能となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシール付軸受にあっては、軸受はシールのために軸
方向での幅寸法が大きくなると共にシールの能力も然程
は高くなかった。
来のシール付軸受にあっては、軸受はシールのために軸
方向での幅寸法が大きくなると共にシールの能力も然程
は高くなかった。
【０００４】本発明の目的は、シールを設けるために必
要な軸方向の寸法増加を可能な限り小さくしたシール付
の軸受を提供することにある。
要な軸方向の寸法増加を可能な限り小さくしたシール付
の軸受を提供することにある。
【０００５】本発明の他の目的は、内輪と外輪との間の
軸方向変位そして外輪に対する内輪のミスアライメント
におけるシール部材の能力をできるだけ大きくすること
にある。
軸方向変位そして外輪に対する内輪のミスアライメント
におけるシール部材の能力をできるだけ大きくすること
にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、本発明
によれば、内側軌道をもつ内輪と、外側軌道をもつ外輪
と、上記内側及び外側軌道の間に配された一列の細長い
ローラとを有するシール付軸受であって、軌道とローラ
は軸線方向断面にて弯曲した外形をもち、ローラは、軌
道における環状のフランジによる妨害なしに、軌道の相
互のミスアライメントを許容するように、両軌道の間で
軸方向に変位可能となっており、シール部材が内輪と外
輪との間の空間をシールするものにおいて、軸受は保持
器なしでフルローラ形式となっており、各シール部材は
分離して形成されローラの軸方向移動時に該ローラに追
従するように設けられ、内側軌道と外側軌道に摩擦係合
によってシールを行うようになっていることにより達成
される。
によれば、内側軌道をもつ内輪と、外側軌道をもつ外輪
と、上記内側及び外側軌道の間に配された一列の細長い
ローラとを有するシール付軸受であって、軌道とローラ
は軸線方向断面にて弯曲した外形をもち、ローラは、軌
道における環状のフランジによる妨害なしに、軌道の相
互のミスアライメントを許容するように、両軌道の間で
軸方向に変位可能となっており、シール部材が内輪と外
輪との間の空間をシールするものにおいて、軸受は保持
器なしでフルローラ形式となっており、各シール部材は
分離して形成されローラの軸方向移動時に該ローラに追
従するように設けられ、内側軌道と外側軌道に摩擦係合
によってシールを行うようになっていることにより達成
される。
【０００７】
【実施例】以下、添付図面にもとづき本発明の実施例を
説明する。図示された実施例は特許請求の範囲の中での
本発明の一例であるに過ぎない。
説明する。図示された実施例は特許請求の範囲の中での
本発明の一例であるに過ぎない。
【０００８】図１は本発明による軸受の軸線を通る断面
図である。図２は図１に示す形式の軸受がもし従来の形
式のシールを備えるとしたときの軸受の幅寸法の増加量
を示す図である。図３はシールを外したときのフルロー
ラの形式の軸受の部分側面図である。
図である。図２は図１に示す形式の軸受がもし従来の形
式のシールを備えるとしたときの軸受の幅寸法の増加量
を示す図である。図３はシールを外したときのフルロー
ラの形式の軸受の部分側面図である。
【０００９】図１に示される軸受において、軌道１１，
１２が内輪１３と外輪１４にそれぞれ凹弯曲した形に作
られている。軌道１１，１２間に配された長いローラ１
５は、内輪１３と外輪１４との間のミスアライメントを
許容するように、軌道における環状のフランジによる妨
害なしに、両軌道間で軸線方向に移動（変位）可能であ
る。図３からも判るように、軸受は保持器のないフルロ
ーラの形式（ローラとローラとが直接隣接し合う形式）
となっている。
１２が内輪１３と外輪１４にそれぞれ凹弯曲した形に作
られている。軌道１１，１２間に配された長いローラ１
５は、内輪１３と外輪１４との間のミスアライメントを
許容するように、軌道における環状のフランジによる妨
害なしに、両軌道間で軸線方向に移動（変位）可能であ
る。図３からも判るように、軸受は保持器のないフルロ
ーラの形式（ローラとローラとが直接隣接し合う形式）
となっている。
【００１０】軸受はＵＳ−Ａ−４，７０５，４１１に開
示されているように、軌道及びころが図１と逆側に弯曲
（軌道が凸弯曲）しているものでもよい。
示されているように、軌道及びころが図１と逆側に弯曲
（軌道が凸弯曲）しているものでもよい。
【００１１】軸受１０が従来の形式のシール部材、例え
ば図２に示されるような外輪１４に取りつけられるも
の、あるいは内輪に取りつけられ、そして内外輪の一
方、例えば図２のごとく、内輪１３に対してシールする
ようになっているシール部材を備えている場合には、軸
受の全幅Ｂは、 Ｂ＝Ｌｗ＋５δ＋２ｂ となる。ここで、 Ｌｗ： ローラの幅（軸線方向の長さ） δ ： 内輪と外輪の間の相対的軸方向変位 ｂ ： 外輪に対する内輪のミスアライメントにおける
ローラの軸方向変位である。
ば図２に示されるような外輪１４に取りつけられるも
の、あるいは内輪に取りつけられ、そして内外輪の一
方、例えば図２のごとく、内輪１３に対してシールする
ようになっているシール部材を備えている場合には、軸
受の全幅Ｂは、 Ｂ＝Ｌｗ＋５δ＋２ｂ となる。ここで、 Ｌｗ： ローラの幅（軸線方向の長さ） δ ： 内輪と外輪の間の相対的軸方向変位 ｂ ： 外輪に対する内輪のミスアライメントにおける
ローラの軸方向変位である。
【００１２】図２からも判るように、一方のシール部材
１６についてその両側における必要なシール面の幅はδ
であり、軸受の両端での二つのシールについては合計４
δとなる。
１６についてその両側における必要なシール面の幅はδ
であり、軸受の両端での二つのシールについては合計４
δとなる。
【００１３】軌道１１の幅Ｂｒは、もしローラが軌道１
１，１２の範囲内に完全に収まらねばならないのであれ
ば、ローラ１５の幅Ｌｗよりも大きくなければならな
い。もし内輪１３と外輪１４の一方が相対的に軸方向に
変位δをもったとすると、ローラ１５はそれぞれの軌道
に対しδ／２だけ変位することとなる。さらに、外輪に
対して内輪がミスアライメントをもつと、距離ｂだけ変
位する。
１，１２の範囲内に完全に収まらねばならないのであれ
ば、ローラ１５の幅Ｌｗよりも大きくなければならな
い。もし内輪１３と外輪１４の一方が相対的に軸方向に
変位δをもったとすると、ローラ１５はそれぞれの軌道
に対しδ／２だけ変位することとなる。さらに、外輪に
対して内輪がミスアライメントをもつと、距離ｂだけ変
位する。
【００１４】かくして、軸受の全幅Ｂは Ｂ＝Ｌｗ＋４δ＋２（δ／２＋ｂ）＝Ｌｗ＋５δ＋２ｂ となる。
【００１５】内輪と外輪との間の軸方向変位が±δであ
るとき、シール部材１６は内輪１３に対し相対的に距離
２δだけ変位する。この動きのための必要長はシール部
材１６のシール能力に関し大いに不利となる。外輪に対
し内輪が相対的にミスアライメントをもつときには、シ
ール部材１６のシールリップが変形する必要があるが、
これがさらにシール部材１６のシール能力を低下させ
る。
るとき、シール部材１６は内輪１３に対し相対的に距離
２δだけ変位する。この動きのための必要長はシール部
材１６のシール能力に関し大いに不利となる。外輪に対
し内輪が相対的にミスアライメントをもつときには、シ
ール部材１６のシールリップが変形する必要があるが、
これがさらにシール部材１６のシール能力を低下させ
る。
【００１６】本発明によるとシール部材１８は、外側軌
道１２さらには内側軌道１１に摩擦をもって係合するよ
うに配されている。これは、シール部材１８がローラの
端面にて支持され、したがって該ローラ１５の軸方向移
動の際、該ローラ１５に追従することを意味する。軸受
の必要幅Ｂ1は上記における軌道の幅Ｂｒにシール部材
１８の厚さＢｓを加えたものとなる。すなわち、Ｂ1は Ｂ1＝Ｌｗ＋２（δ／２＋ｂ）＋２Ｂｓ＝Ｌｗ＋δ＋２
ｂ＋２Ｂｓ となる。
道１２さらには内側軌道１１に摩擦をもって係合するよ
うに配されている。これは、シール部材１８がローラの
端面にて支持され、したがって該ローラ１５の軸方向移
動の際、該ローラ１５に追従することを意味する。軸受
の必要幅Ｂ1は上記における軌道の幅Ｂｒにシール部材
１８の厚さＢｓを加えたものとなる。すなわち、Ｂ1は Ｂ1＝Ｌｗ＋２（δ／２＋ｂ）＋２Ｂｓ＝Ｌｗ＋δ＋２
ｂ＋２Ｂｓ となる。
【００１７】したがって、本発明の実施例によって得ら
れる必要軸受幅の減少量Ｂ−Ｂｒは ４δ−２Ｂｓ となる。
れる必要軸受幅の減少量Ｂ−Ｂｒは ４δ−２Ｂｓ となる。
【００１８】シール部材１８の必要移動量は図１の場合
にくらべきわめて減少し、このことがシール能力を向上
させる。外輪１４に対する内輪１３のミスアライメント
があるときに、二つの軌道１１，１２間の距離は一定、
すなわちシール部材１８の高さは一定に保たれ、このこ
とはシール部材１８のシール面での接圧が変動しないこ
とを意味する。上記ミスアライメント時に、半径方向で
対向する位置にあるローラは互いに相対的に変位し、シ
ール部材１８を幾分変形させる必要がある。これはシー
ル部材を、例えばゴムで作って、全体的に伸びるように
することにより可能となる。
にくらべきわめて減少し、このことがシール能力を向上
させる。外輪１４に対する内輪１３のミスアライメント
があるときに、二つの軌道１１，１２間の距離は一定、
すなわちシール部材１８の高さは一定に保たれ、このこ
とはシール部材１８のシール面での接圧が変動しないこ
とを意味する。上記ミスアライメント時に、半径方向で
対向する位置にあるローラは互いに相対的に変位し、シ
ール部材１８を幾分変形させる必要がある。これはシー
ル部材を、例えばゴムで作って、全体的に伸びるように
することにより可能となる。
【００１９】本発明の軸受によると、シール部材１８は
ローラ１５の軸方向移動に伴いローラ１５に追従する。
シール部材１８と軌道１１，１２の一方との間に作用す
る通常のレベルの力は該シール部材をローラ１５の端面
に圧する力をもつ。もし、シール部材が軌道１１，１２
の一方に対し回転しているときに起きるようにシール部
材と軌道１１，１２の一方との間の摩擦力が低い場合に
は、シール部材は常にローラの端面に圧せられる。
ローラ１５の軸方向移動に伴いローラ１５に追従する。
シール部材１８と軌道１１，１２の一方との間に作用す
る通常のレベルの力は該シール部材をローラ１５の端面
に圧する力をもつ。もし、シール部材が軌道１１，１２
の一方に対し回転しているときに起きるようにシール部
材と軌道１１，１２の一方との間の摩擦力が低い場合に
は、シール部材は常にローラの端面に圧せられる。
【００２０】シール部材１８は軌道１１，１２の間に押
し込まれることによって組込まれるが、これにより、軸
受の内輪と外輪との間の相互の動きとは独立して、シー
ル部材は組込時に生じた独自の力をもち、この力がシー
ル部材を一連のローラの端面に圧する。
し込まれることによって組込まれるが、これにより、軸
受の内輪と外輪との間の相互の動きとは独立して、シー
ル部材は組込時に生じた独自の力をもち、この力がシー
ル部材を一連のローラの端面に圧する。
【００２１】上述したように、シール部材１８は外輪に
対し内輪がミスアライメントをもったとき、すなわちロ
ーラが互いに軸方向に変位したときに若干変形する。シ
ール部材１８の伸びは、これがシール部材を元の形に戻
そうとする独自の力を得ること、そして上記力が解除さ
れたときにローラ端面にシール部材を戻そうとすること
を意味する。
対し内輪がミスアライメントをもったとき、すなわちロ
ーラが互いに軸方向に変位したときに若干変形する。シ
ール部材１８の伸びは、これがシール部材を元の形に戻
そうとする独自の力を得ること、そして上記力が解除さ
れたときにローラ端面にシール部材を戻そうとすること
を意味する。
【００２２】上記二つの要因、すなわち通常の力の影響
そしてシール部材独自の力が、シール部材がローラにお
ける軸方向移動に追従することを確保するのに十分であ
るかについてのテストが行われた。軌道に対するシール
部材の回転が一時的に停止すると、シール部材と軌道と
の間の摩擦力は増大し、これによってローラに対してシ
ール部材を押すに必要な力は増大する。もし、シール部
材１８が軸受の回転時にローラ１５によって支持される
ような適切な方法によって該ローラ１５と協働するよう
に該シール部材１８と支持手段が設計されるならば、シ
ール部材の所望の回転が確保される。一つの実施例によ
ると、支持手段１９は二つの隣接せるローラ１５の間の
空間に配されることができる。
そしてシール部材独自の力が、シール部材がローラにお
ける軸方向移動に追従することを確保するのに十分であ
るかについてのテストが行われた。軌道に対するシール
部材の回転が一時的に停止すると、シール部材と軌道と
の間の摩擦力は増大し、これによってローラに対してシ
ール部材を押すに必要な力は増大する。もし、シール部
材１８が軸受の回転時にローラ１５によって支持される
ような適切な方法によって該ローラ１５と協働するよう
に該シール部材１８と支持手段が設計されるならば、シ
ール部材の所望の回転が確保される。一つの実施例によ
ると、支持手段１９は二つの隣接せるローラ１５の間の
空間に配されることができる。
【００２３】
【発明の効果】以上のように、本発明は各ローラの端部
にシール部材を独立して設け、該シール部材が軌道と摺
接するようにしたので、軸受のミスアライメント時にお
いても、シール部材はローラに追従して変位（移動）す
るので、軸受は軸方向に小型化でき、又従来のものにく
らべ変形も小さいのでシール能力も向上するという効果
を得る。
にシール部材を独立して設け、該シール部材が軌道と摺
接するようにしたので、軸受のミスアライメント時にお
いても、シール部材はローラに追従して変位（移動）す
るので、軸受は軸方向に小型化でき、又従来のものにく
らべ変形も小さいのでシール能力も向上するという効果
を得る。
【図１】本発明の一実施例としての軸受の軸線を通る面
での断面図である。
での断面図である。
【図２】本発明が対象としている軸受に従来のシールを
適用した場合の様子を示す断面図である。
適用した場合の様子を示す断面図である。
【図３】図１の軸受の部分側面図である。
１１ 内側軌道 １２ 外側軌道 １３ 内輪 １４ 外輪 １５ ローラ １８ シール部材 １９ 支持手段
Claims (6)
- 【請求項１】 内側軌道（１１）をもつ内輪（１３）
と、外側軌道（１２）をもつ外輪（１４）と、上記内側
及び外側軌道の間に配された一列の細長いローラ（１
５）とを有するシール付軸受であって、軌道（１１，１
２）とローラ（１５）は軸線方向断面にて弯曲した外形
をもち、ローラ（１５）は、軌道における環状のフラン
ジによる妨害なしに、軌道の相互のミスアライメントを
許容するように、両軌道の間で軸方向に変位可能となっ
ており、シール部材（１８）が内輪（１３）と外輪（１
４）との間の空間をシールするものにおいて、軸受は保
持器なしでフルローラ形式となっており、各シール部材
（１８）は分離して形成されローラ（１５）の軸方向移
動時に該ローラに追従するように設けられ、内側軌道
（１１）と外側軌道（１２）に摩擦係合によってシール
を行うようになっていることを特徴とするシール付軸
受。 - 【請求項２】 シール部材（１８）は、ローラ（１５）
の回転の影響下で、軸受の周方向に回転されることとす
る請求項１に記載のシール付軸受。 - 【請求項３】 シール部材（１８）はローラ（１５）と
協働するよう支持手段（１９）が設けられ、軸受の回転
時にローラ（１５）に追従して支持されていることとす
る請求項１または請求項２に記載のシール付軸受。 - 【請求項４】 支持手段（１９）は二つの隣接するロー
ラ（１５）の間の空間で係合するように設けられている
こととする請求項３に記載のシール付軸受。 - 【請求項５】 シール部材（１８）は全体として可撓性
を有していることとする請求項１ないし請求項４のうち
の一つに記載のシール付軸受。 - 【請求項６】 シール部材（１８）はゴムで作られてい
ることとする請求項５に記載のシール付軸受。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| SE9303312A SE507561C2 (sv) | 1993-10-11 | 1993-10-11 | Tätat lager |
| SE9303312-4 | 1993-10-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07167150A JPH07167150A (ja) | 1995-07-04 |
| JP2602196B2 true JP2602196B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=20391365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6268115A Expired - Lifetime JP2602196B2 (ja) | 1993-10-11 | 1994-10-07 | シール付軸受 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5435653A (ja) |
| EP (1) | EP0649991A3 (ja) |
| JP (1) | JP2602196B2 (ja) |
| SE (1) | SE507561C2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE509420C2 (sv) * | 1995-11-09 | 1999-01-25 | Skf Ab | Avtätat lager |
| DE19612589B4 (de) * | 1996-03-29 | 2005-12-22 | Skf Gmbh | Lagerung |
| DE10062210B4 (de) * | 2000-12-13 | 2008-03-06 | Rheinmetall Waffe Munition Gmbh | Schildzapfenlagerung für den Wiegenträger eines großkalibrigen Waffenrohres |
| DE102007036891A1 (de) * | 2007-08-04 | 2009-02-19 | Ab Skf | Lagerung einer Hauptwelle einer Windkraftanlage |
| DE102009034020A1 (de) | 2009-06-29 | 2010-12-30 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Wälzlager |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1422812A (en) * | 1922-07-18 | Strong | ||
| US2653064A (en) * | 1951-12-28 | 1953-09-22 | Heim Company | Ball bearing |
| US2767037A (en) * | 1954-02-09 | 1956-10-16 | Chain Belt Co | Seal for rotary anti-friction bearings |
| FR1307739A (fr) * | 1960-12-31 | 1962-10-26 | Fichtel & Sachs Ag | Roulement à billes |
| US3306687A (en) * | 1964-05-06 | 1967-02-28 | Mcgill Mfg Company Inc | Single row spherical bearing |
| FR1445362A (fr) * | 1965-08-26 | 1966-07-08 | Schaeffler Ohg Industriewerk | étanchéité pour palier à balancier à roulements |
| US3366428A (en) * | 1965-09-17 | 1968-01-30 | Mcgill Mfg Company Inc | Bearing assembly and seal |
| DE1905766A1 (de) * | 1968-02-08 | 1970-08-20 | Torrington Co | Waelzlager |
| SE354329B (ja) * | 1971-04-16 | 1973-03-05 | Stellana Plast Ab | |
| JPS609460Y2 (ja) * | 1979-09-03 | 1985-04-03 | 日本精工株式会社 | 強制潤滑機能を備えたシ−ル体を有するころ軸受装置 |
| SE449908B (sv) * | 1984-09-26 | 1987-05-25 | Skf Ab | Rullager der rullarna och lopbanorna har krokta lengdsnittsprofiler |
| US5002406A (en) * | 1990-02-20 | 1991-03-26 | Emerson Electric Co. | Sealing structure for a spherical bearing assembly |
| SE464258B (sv) * | 1990-04-18 | 1991-03-25 | Skf Ab | Taetat sfaeriskt rullningslager |
-
1993
- 1993-10-11 SE SE9303312A patent/SE507561C2/sv not_active IP Right Cessation
-
1994
- 1994-08-09 EP EP94850133A patent/EP0649991A3/en not_active Withdrawn
- 1994-08-29 US US08/296,606 patent/US5435653A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-10-07 JP JP6268115A patent/JP2602196B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07167150A (ja) | 1995-07-04 |
| SE9303312D0 (sv) | 1993-10-11 |
| EP0649991A2 (en) | 1995-04-26 |
| SE9303312L (sv) | 1995-04-12 |
| US5435653A (en) | 1995-07-25 |
| EP0649991A3 (en) | 1995-08-02 |
| SE507561C2 (sv) | 1998-06-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4505484A (en) | Sealing device for a rolling bearing | |
| US4399998A (en) | Self-venting seal lip | |
| US4525082A (en) | Sealing ring assembly for rolling bearings | |
| US4043620A (en) | Rib-mounted bearing seal | |
| JPH0627859Y2 (ja) | 外輪回転型ころがり軸受用シール | |
| EP1875093B1 (en) | A sealed bearing | |
| JP4219093B2 (ja) | 複列式のラジアル軸受け | |
| JPS6249015A (ja) | ラジアルころがり軸受 | |
| US3550974A (en) | Bearing seal | |
| JPH08296653A (ja) | 保持器付自動調心ころ軸受 | |
| US4820062A (en) | Bearing for steering wheel shaft of vehicles | |
| JP3477835B2 (ja) | 保持器付自動調心ころ軸受 | |
| JPH0222246B2 (ja) | ||
| JP2010190241A (ja) | 自動調心ころ軸受 | |
| US6921083B2 (en) | Sealing apparatus and a rolling bearing and a clutch apparatus provided therewith | |
| JP2557032B2 (ja) | シール付き球面ころがり軸受 | |
| GB2302372A (en) | Rolling bearing with seal | |
| JP2602196B2 (ja) | シール付軸受 | |
| US4671682A (en) | Divided type antifriction bearing assembly with a seal member | |
| US4632576A (en) | Bearing units | |
| CN1088807C (zh) | 带有使滚柱轴承具有一正斜交角的装置的滚柱轴承 | |
| JP4465755B2 (ja) | 密封板付転がり軸受 | |
| JPH0429130Y2 (ja) | ||
| JP2008275018A (ja) | 転がり軸受のスリンガ構造スリンガ構造を有する密封機構密封機構を備えた転がり軸受 | |
| KR102132347B1 (ko) | 클러치 릴리즈 베어링 |