JP2602145B2 - 電気接触子 - Google Patents
電気接触子Info
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Description
ーディオ機器等の電源用コネクタの電気接触子等として
用いて好適な電気接触子に関するものである。
は、一方の側の電気接触子を他方の側の電気接触子に板
バネの面方向の曲げ弾性を利用して当接させて接触させ
る構造であった。
間使用していると、或は着脱の頻度が多いと、板バネの
疲労により、接触不良が発生し易くなる問題点があっ
た。
嵌め合せにより、電気的接続を得る電源用コネクタの使
用も行われている。
電気接触子の嵌合による電源用コネクタでも、板バネの
板面方向への曲げによるバネ圧で接触を行わせているの
で、板バネの疲労による接触不良の発生を避けられない
問題点があった。
の厚み方向のバネ圧を利用したフォーク形接触片を利用
することも考えられるが、このフォーク形接触片は大き
な接触圧を得られ、電気的接触の安定性が良い反面、先
端が割れたフォーク形なので、雌雄の嵌合が行いにくい
問題点がある。
ても、接続相手への嵌合を容易に行える電気接触子を提
供することにある。
発明の構成を説明すると、後端が開放し、先端が丸味を
もって形成されると共に、対向する側面に長さ方向に沿
うスリットを有する挿入ガイドピンと、前記後端から挿
着して取り付けられ、前記スリットから外部に突出する
接触突部を有する板状のフォーク形接触片とからなる電
気接触子であり、前記挿入ガイドピンは、板状部材で一
連に形成され、且つ全体が丸棒状に形成されている電気
接触子である。
イドピンの折り返し先端部で保護する構造となっている
ため、雌型の相手方接触子の挿入が容易である。又、フ
ォーク形接触片は板面方向ではなく板厚方向のバネ圧を
利用できるため、バネ圧が大きくとれ、安定した電気的
接続状態が得られる。
照して詳細に説明する。なお、本実施例はビデオ機器の
バッテリー電源用コネクタに適用した例について示して
いる。本実施例のバッテリー電源用コネクタは、図1に
示すように、プラスチックで形成された平形の四角筒状
をした絶縁ハウジング1を有する。該絶縁ハウジング1
は、その先端側の上面に開口部1aを有し、また正面か
らみて左右の部分には接触子組込み部1bが設けられ、
中央にはガイド部1cが設けられている。
コネクタの接触子先端をガイドする挿入ガイドピン3と
フオーク型接触片2を組み合わせて組み込むための組込
み孔1dを一方に設け、他方には、挿入ガイドピン3と
フオーク型接触片2とスイッチ片5を組み合わせて組み
込むためのスイッチ付組込み孔1gを設けている。この
組込み孔1d、1gの内側の位置には、挿入ガイドピン
3とフォーク型接触片2の組合せからなる雄型電気接触
子4をカバーする保護カバー6を常時ハウジング1の外
側に付勢しているスプリング7を収納するスプリング穴
1h、1hを設けている(図6参照)。そして、ハウジ
ング1の組込み部1bの中央には、開口部1aの前面か
ら組込み部1bまで連続し保護カバー6を案内する案内
溝1iを両側に備えたガイド部1cを設けている。
から挿入溝1jで案内して組込み孔1d、1gに挿入す
る。
ーク型接触片2の接触突部2cを挟み込むように挿入ガ
イドピン3を挿入し、組込み孔1d,1gの挿入箇所を
挿通してハウジング1の後端側に抜け出た抜け止め片部
3c、3cを内側に折り曲げてフォーク型接触片2の抜
け止めをすると共に、それ自身を固定して雄型電気接触
子4を形成する。
後端側のフォーク型接触片2の挿入溝1jに隣接したス
イッチ挿入溝1kに挿入し、スイッチ挿入溝1kの内側
に設けてあるストッパ1mに係止片部5cを嵌着して係
止する。
リング穴1h,1hにスプリング7を挿入した後、保護
カバー6の両端を絶縁ハウジング1のガイド溝1fに合
わせ、該保護カバー6を両端の突起部6fで抜け止めさ
れる位置まで押し込む。抜け止めされた位置は、待機中
の位置であって、この位置における保護カバー6は、ス
プリング7で絶縁ハウジング1に対し前向きに付勢され
ることによって雄型電気接触子4の先端を覆うことがで
きる構造である。
の打抜きにより形成されたものであって、図1を参考に
して図4及び図5に示すように、先端側が二股になった
1対のフォーク先端部2aの基部が連結片部2bで連結
され、各フォーク先端部2aの先端外側に接触突部2c
が設けられている。連結片部2bには端子部2d,2e
が設けられ、連結片部2bと端子部2eの略中間にはス
イッチ片5との電気的接続をするスイッチ接触部2fを
設けてある。
bに組込まれたフォーク型接触片2のフォーク先端部2
aは、接触子組込み部1bの先方に突出して絶縁ハウジ
ング1内の先端側空間に位置する。
部2aは、図4に示すように挿入ガイドピン3が先端側
から嵌合して覆われ、これらフォーク型接触片2と挿入
ガイドピン3とにより雄型電気接触子4が構成されてい
る。
4、図5及び図6に示すように、板状部材で一連に形成
され、且つ全体が丸棒状に形成されており、その後端が
開放し、先端が丸味をもって形成されると共に、対向す
る側面に長さ方向に沿うスリットを有している。即ち、
金属板の先端側に丸みがつくように2つ折りに折り返し
て、折り返し先端部3aと、それに続く対の形状をした
半円状成型部3bと、これら半円状成型部3bの末端に
それぞれ形成されている抜け止め片部3cと、これら半
円状成型部3b間に形成されている抜け止め片部3c
と、これら半円状成型部3b間に形成されているスリッ
ト部3dを備えた構造になっている。このような構造か
らなる挿入ガイドピン3には、その後端からフォーク型
接触片3を挿着して取り付けられ、スリット部3dから
接触突部2cを突出させて取り付ける。又、挿入ガイド
ピン3の先端側は2つ折りに折り返しているため、例え
ばバッテリー等の相手コネクタが斜めから強く押されて
挿入されても、めくれ等を防止することができる構造と
なっている。
た状態で構成されている雄型電気接触子4は、フォーク
型接触片2の接触突部2cが該挿入ガイドピン3のスリ
ット部3dから外に突出し、フォーク先端部2aの先端
における二股の間隙(A)が該挿入ガイドピン3の折り
返し先端部3aで覆われている(図4参照)。このよう
な構造にすることによって、外部からの不適当な押圧に
対して挿入ガイドピン3の二股の半円形状によって、充
分耐え得ることができ、挿入ガイドピン3の中に内在す
るフォーク型接触片2を保護する。この挿入ガイドピン
3に保護されたフォーク型接触片2は相手コネクタとコ
ンタクトした際にフォークの形状から生じるバネ圧によ
って充分な電気的接続を保持する。
部1bの組込み孔1d、1gに抜け止め片部3cが前方
から挿入された状態で組込み、該絶縁ハウジング1の後
端に抜け出た抜け止め片部3c、3cを互いに内側に折
り曲げることにより、自分自身の抜け止めとフォーク型
接触片2の抜け止めとが行われる構造になっている(図
4及び図6参照)。
うに、フォーク型接触片2のスイッチ接触部2fと電気
的接続をする屈曲された形状のバネ接触片部5aを設
け、このバネ接触片部5aの基端には端子部5bが直交
する向きで連設され、またバネ接触片部5aの基端側の
部分には係止片部5cが連設され、バネ接触片部5aの
先端には保護カバー6による押圧を受けるスイッチ押圧
部5dが設けられている。
6及び図8に示すように絶縁ハウジング1の後端側のフ
ォーク型接触片2に隣接した位置に組み込まれている。
そして、スイッチ片5のバネ接触片部5aは、通常は図
6に示すようにフォーク型接触片2のスイッチ接触部2
fに接近した位置で待機しているようにハウジング1に
組込まれている。
護カバー6のスイッチ操作部6eがスイッチ片5のスイ
ッチ押圧部5dを押すことによってバネ接触片部5aが
フォーク型接触片2のスイッチ接触部2fと電気的接続
される。
板面方向にバネ接触片部5aで屈曲した形状であり、且
つ一端に相当する基部5eが絶縁ハウジング1に嵌合さ
れ、係止片部5cで係止されているため、他端のスイッ
チ押圧部5dがスイッチ押圧部6eで押されるとバネ圧
を生じて比較的速い時期にフォーク型接触片2と電気的
接続をすると共に、電気的接続がされた後に押され続け
ている間でも電気的接続状態を保持できるので電気的接
続の状態を長く維持でき、相手側コネクタとコンタクト
されている時の電気的接続の状態は最もバネ圧の強い状
態で電気的接続をする構造である。
11に示すように絶縁ハウジング1の前部に前後動自在
に組込まれ、前面板部6aと、その上面に一体成型され
ている上面板部6bとを備え、上面板部6bが前面板部
6aの左右から両側寸法(B)だけ突出し、前面側の両
端には絶縁ハウジング1のガイド溝1fに嵌合して抜け
止めをする突起部6fを備えている。
入ガイドピン3から構成された雄型電気接触子4の先端
部を覆わない幅となっている。
に、所定間隔でリブ6cが突設され、且つ下部中央には
ハウジング1のガイド部1cを嵌合させるガイド片部6
dが設けられ、絶縁ハウジング1のスイッチ片5を備え
た側のリブ6cの先端を斜めに切り落としたスイッチ片
5のスイッチ押圧部5dを押圧するスイッチ操作部6e
を設けている。
方向の両端は、絶縁ハウジング1の両側内面に設けられ
たガイド溝1fに嵌合され、これによって所定範囲で該
保護カバー6が前後動自在にガイドされるようになって
いる。
ング1内には、該保護カバー6を通常は前方に付勢する
スプリング7が組込まれている。このスプリング7の付
勢で保護カバー6は、ガイド溝1fの前端部に上面板部
6bの突起部6fの前面端部が当たる位置まで絶縁ハウ
ジング1内の前部まで移動して待機するようになってい
る。この待機している位置では、挿入ガイドピン3の先
端は保護カバー6の前面板部6aより先に突出しないよ
うになっている。例えば、斜め方向からの不相応な外力
が加わっても保護カバー6によって保護することがで
き、直接雄型接触子4に直接外力の影響を与えない構造
である。
は、相手コネクタとの接続時には、まず保護カバー6に
相手コネクタの先端が当たるので、衝撃力が加わった乱
暴な接続が行われようとしても、該保護カバー6が雄型
電気接触子4を保護することになる。従って、雄型電気
接触子4が相手コネクタとの接触時に折れ曲がったりす
るのを防止できる構造である。
ながら挿入され、該相手コネクタの雌型電気接触子が雄
型電気接触子4に嵌合される。このとき、挿入ガイドピ
ン3はフォーク型接触片2が相手雌型電気接触子へ挿入
される際のガイド作用をなす。従って、フォーク型接触
片2であっても、スムーズに相手雌型電気接触子へ挿入
することができる。
での電気的接続は、フォーク型形状による板面方向への
曲げによる接続ではなく、板厚方向への曲げによる接続
であるのでバネ圧が大きくとれ、相手側コネクタと安定
した電気的接続状態を得ることができる。この板厚方向
とは、図5又は図7に示す上下方向である。
れて絶縁ハウジング1内に後退すると、スイッチ操作部
6eがスイッチ片5のスイッチ押圧部5dに当たり、バ
ネ接触片部5aをフォーク型接触片2の方に押し、該バ
ネ接触片部5aがフォーク型接触片2に接触し、スイッ
チオンの状態になる(図6参照)。
護カバー6がスプリング7の付勢で前進位置に戻ると、
スイッチ操作部6eがスイッチ押圧部5dから離れ、バ
ネ接触片部5aがフォーク型接触片2から離れてスイッ
チオフの状態に戻る。
用のスイッチ付きコネクタに適用した例について示した
が、電源用コネクタ以外の信号伝達系のスイッチ付きコ
ネクタ等にも使用することができる。
触子は、挿入ガイドピンの後端からスリットにフォーク
形接触片の接触突部を突出させて取り付けたことによ
り、雌形の相手接触子の挿入が容易となる。
面方向への曲げでなく、板厚方向への曲げゆえ、バネ圧
が大きくなり、安定した電気的接続状態を得ることがで
きる。
れる構成部品の全体斜視図を表したものである。
入ガイドピンを組み込んだ時のE−E線断面図である。
だようすを表わした斜視図である。
入ガイドピンとスイッチ片を組み込んだ時のF−F線断
面図である。
G−G線断面図である。
1gの部分拡大背面図である。
斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】後端が開放し、先端が丸味をもって形成さ
れると共に、対向する側面に長さ方向に沿うスリットを
有する挿入ガイドピンと、前記後端から挿着して取り付
けられ、前記スリットから外部に突出する接触突部を有
する板状のフォーク形接触片とからなることを特徴とす
る電気接触子。 - 【請求項2】前記挿入ガイドピンは、板状部材で一連に
形成され、且つ全体が丸棒状に形成されていることを特
徴とする請求項1に記載の電気接触子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4087482A JP2602145B2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 電気接触子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4087482A JP2602145B2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 電気接触子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05258807A JPH05258807A (ja) | 1993-10-08 |
JP2602145B2 true JP2602145B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=13916165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4087482A Expired - Fee Related JP2602145B2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 電気接触子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2602145B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9017096B2 (en) * | 2010-08-19 | 2015-04-28 | Delphi International Operations Luxembourg S.A.R.L. | Connector device and connector assembly for vehicle electrical power supply or transmission in a vehicle |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0747822Y2 (ja) * | 1987-08-03 | 1995-11-01 | 株式会社新和電器 | カープラグ |
-
1992
- 1992-03-12 JP JP4087482A patent/JP2602145B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05258807A (ja) | 1993-10-08 |
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