JP2601919Y2 - スプリンクラーノズル固定用の巻出バンド - Google Patents

スプリンクラーノズル固定用の巻出バンド

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JP2601919Y2
JP2601919Y2 JP1993051673U JP5167393U JP2601919Y2 JP 2601919 Y2 JP2601919 Y2 JP 2601919Y2 JP 1993051673 U JP1993051673 U JP 1993051673U JP 5167393 U JP5167393 U JP 5167393U JP 2601919 Y2 JP2601919 Y2 JP 2601919Y2
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JP
Japan
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channel
receiving portion
water supply
supply pipe
fixing
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JP1993051673U
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JPH0717259U (ja
Inventor
清寿 渋谷
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株式会社アカギ
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天井方向から給水パイ
プを介して取り付けられるスプリンクラーノズルの近傍
を、取り付けチャンネルを介して野縁受けチャンネルに
固定するのに利用されるスプリンクラーノズル固定用の
巻出バンドに関する。
【0002】
【従来技術】スプリンクラーノズルを固定する巻出バン
ドには、実公昭49−44465号、同53−1857
8号、同54−37992号、同60−14877号、
同60−14879号公報等に記載されているものの
外、市販されている多くの種類がある。
【0003】これらの中で本願考案が改良の対象として
いるのは、給水パイプを抱きかかえる半円筒状のパイプ
受け部を持ち、これに連続して、取り付けチャンネルを
貫通させるチャンネル支持部があり、このチャンネル支
持部には取り付けチャンネルを給水パイプ側に押し込み
固定するためのネジが配置されている構成のものであ
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記構成の従来の巻出
バンドでは、スプリンクラーノズルの固定作業に際して
取り付けチャンネルをチャンネル支持部に貫通させる必
要があるので、作業に先立って取り付けチャンネルを野
縁受けチャンネルに固定する作業を行うことができない
欠点がみられるものがある。また逆に、取り付けチャン
ネルを巻出バンドに嵌挿してしまった状態では、ノズル
を取り付けた状態の給水パイプをパイプ受け部に差し込
むことが不可能となる。この結果、作業手順に融通性が
欠け、結果的に全体的な作業能率を低下させることとな
っているものがある。また、従来の巻出バンドでは、固
定強度が不十分なものがあり、ウォーターハンマー現象
などによりスプリンクラーヘッドの固定がはずれる虞が
あった。
【0005】本考案は上記に鑑みてなされたものであ
り、どのような手順によってもスプリンクラーノズルの
固定作業を行うことができ、且つ、極めて強固に固定で
きるように改良されたスプリンクラーノズル固定用の巻
出バンドを明らかにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決する手段】本考案に係るスプリンクラーノ
ズル固定用の巻出バンドは、湾曲したパイプ受け部の両
端に断面コ字型のチャンネル受け部を一対宛配置すると
共に、該チャンネル受け部のパイプ受け部側の垂直部の
それぞれの下端側には取り付けチャンネルの下端を支持
する折り返し部が形成されており、他方の垂直部の間に
は中央部に締め付けネジが配置されている回動板から成
る締め付け手段が用意されており、取り付けチャンネル
の1側面をチャンネル受け部のパイプ受け部側の垂直部
で支持すると共に、給水パイプを湾曲したパイプ受け部
で抱きかかえるように支持し、チャンネル受け部の他方
の垂直部の間に配置されている回動板に用意されている
締め付けネジを回動することにより、取り付けチャンネ
ルと給水パイプとを固定することを特徴とする。
【0007】
【考案の具体的構成】次に、上記した特徴を有する本考
案を添付図面に従って詳細に説明する。
【0008】図1は、本考案に係るスプリンクラーノズ
ル固定用の巻出バンドの1実施例を斜視図で示すもので
ある。図中において、スプリンクラーノズル1は天井側
から吊り下げられた状態で配管される給水パイプ2の先
端に配置されている。スプリンクラーノズル1が固定さ
れる取り付けチャンネル3は、天井下に並行に配置され
ている野縁受けチャンネル4にその両端が固着される。
【0009】本考案の巻出バンド10は、給水パイプ2
を抱きかかえるパイプ受け部11、取り付けチャンネル
3を貫通させるチャンネル受け部12、給水パイプ2と
取り付けチャンネル3とを固着させる締め付け手段1
3、とで構成されている。
【0010】パイプ受け部11は、給水パイプ2の直径
に対応したサイズの半円筒状をしており、内側に緩み止
めのためのゴムを配置すること、強度を増すためリブを
形成する態様を包含する。尚、給水パイプ2側にゴムバ
ンドを配置する態様であってもよい。この場合、絶縁効
果が見られて好ましい。
【0011】チャンネル受け部12は、下側が解放され
た逆さコ字形をしており、パイプ受け部11側の垂直部
の下端には、取り付けチャンネル3の下端を支持する折
り返し部14が形成されており、他方の垂直部には、締
め付け手段13が形成されている。尚、チャンネル受け
部12は、強度を増すためにリブを形成する態様を包含
する。
【0012】締め付け手段13の回動板15の基端側
は、チャンネル受け部12の垂直部にピン16により回
動自在にカシメ止めされており、他端側には、チャンネ
ル受け部14の垂直部に形成されている小突起17に係
合する小孔18が形成されており、中央部には、締め付
けネジ19が配置されている。
【0013】給水パイプ2と取り付けチャンネル3とを
固着するには、先ず、図1に示す状態から、回動板15
を時計方向に回動して、小突起17に小孔18を係合さ
せ、次いで、締め付けネジ19を回すようにすれば、そ
の先端が取り付けチャンネル3に接して、これを給水パ
イプ2側に押し込むことになり、給水パイプ2の背後は
パイプ受け部11によって規制されているから、給水パ
イプ2と取り付けチャンネル3とは強固に固着されるこ
ととなる。
【0014】チャンネル受け部12の巾は取り付けチャ
ンネル3の巾よりも若干大きく構成されているが、回動
板15を小孔18を小突起17に係合した状態では、解
放状態にある下方側から取り付けチャンネル3をチャン
ネル受け部12に抱きかかえられる状態に挿入すること
は少々煩雑である。然しながら、本考案の巻き出しバン
ド10では、上記したように、締め付け手段13の回動
板15がピン16に支持されたまま図1に示す状態に取
り外すことができるので、取り付けチャンネル3の下方
からの挿入が極めて容易となる。
【0015】従って、本考案の巻出バンド10によれ
ば、取り付けチャンネル3を野縁受けチャンネル4に固
定した後からでもスプリンクラーノズル1の固定作業を
容易に行うことが可能であり、給水パイプ2の配管作業
を含めて、作業手順を自在に設定することができること
になる。
【0016】
【考案の効果】本考案に係るスプリンクラーノズル固定
用の巻出バンド10によれば、取り付けチャンネル3の
両端を野縁受けチャンネル4に固定してしまった後から
でも、給水パイプ2を取り付けチャンネル3に固着する
作業を簡単に行うことが可能である。このことは、従来
の巻出バンドが、取り付けチャンネル3をチャンネル受
け部12に横方向から刺し通す動作を必要としていたの
に比較すると、著しい作業性の改善であり、また、配管
作業を含めて全作業手順を自在に組み立てることが可能
であることから、作業人員の振り分けが自在となり、著
しい作業能率の向上が期待できる利点があり、且つ、固
定の強度が強固であり、頭記した課題が解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図
【符号の説明】 1−スプリンクラーノズル 2−給水パイプ 3−取り付けチャンネル 4 野縁受けチャンネル 10−巻出バンド 11−パイプ受け部 12−チャンネル受け部 13−締め付け手段 14−折り返し部 15−回動板 16−止めピン 17−小突起 18−小孔 19−締め付けネジ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】湾曲したパイプ受け部の両端に断面コ字型
    のチャンネル受け部を一対宛配置すると共に、該チャン
    ネル受け部のパイプ受け部側の垂直部のそれぞれの下端
    側には取り付けチャンネルの下端を支持する折り返し部
    が形成されており、他方の垂直部の間には中央部に締め
    付けネジが配置されている回動板から成る締め付け手段
    が用意されており、取り付けチャンネルの1側面をチャ
    ンネル受け部のパイプ受け部側の垂直部で支持すると共
    に、給水パイプを湾曲したパイプ受け部で抱きかかえる
    ように支持し、チャンネル受け部の他方の垂直部の間に
    配置されている回動板に用意されている締め付けネジを
    回動することにより、取り付けチャンネルと給水パイプ
    とを固定することを特徴とするスプリンクラーノズル固
    定用の巻出バンド。
JP1993051673U 1993-08-30 1993-08-30 スプリンクラーノズル固定用の巻出バンド Expired - Lifetime JP2601919Y2 (ja)

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JPH0717259U JPH0717259U (ja) 1995-03-28
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WO2015184157A1 (en) 2014-05-28 2015-12-03 The Reliable Automatic Sprinkler Co. Bracket for installation of fire sprinklers

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