JP2600975B2 - 同期電動機の速度制御方式 - Google Patents

同期電動機の速度制御方式

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JP2600975B2
JP2600975B2 JP2133427A JP13342790A JP2600975B2 JP 2600975 B2 JP2600975 B2 JP 2600975B2 JP 2133427 A JP2133427 A JP 2133427A JP 13342790 A JP13342790 A JP 13342790A JP 2600975 B2 JP2600975 B2 JP 2600975B2
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interrupt
synchronous motor
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encoder
speed
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忍 懸
久 木下
正喜 橋川
重雄 三谷
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、工作機械や産業用ロボットなどに使用され
る同期電動機の速度制御方式に関するもので、特に速度
フィードバック値の算出方法に関するものである。
従来の技術 従来及び本発明の、同期電動機の速度制御装置は、第
1図に示したように構成されている。
第1図において、1は制御をうける同期電動機、2は
ロータリエンコーダで、電気的に90度の位相差を有する
二相の方形波信号A,Bを出力し、前記同期電動機1に直
結される。3は前記ロータリエンコーダ2の二相の出力
信号A,Bを計測するカウンタ回路、4はアブソリュート
・ロータリエンコーダで、前記同期電動機1の回転子の
位置を検出するため前記同期電動機1に直結される。5
は前記同期電動機1のU相に流れる電流を検出する第1
の電流検出回路、6は前記同期電動機1のV相に流れる
電流を検出する第2の電流検出回路、7は前記第1の電
流検出回路5のアナログ信号Iuと前記第2の電流検出回
路6のアナログ信号Ivを切替えるマルチプレクサ、8は
前記マルチプレクサ7で選択されたアナログ信号をデジ
タル信号に変換するA/Dコンバータ、9は前記同期電動
機1の回転数を決定する速度指令信号を出力する上位CP
U、10は上位CPU9と前記カウンタ回路3と前記アブソリ
ュート・ロータリエンコーダ4と前記A/Dコンバータ8
の各々の出力信号を入力とし、前記同期電動機1の速度
フィードバック値およびパルス幅変調信号を演算するCP
U、11はROM、12はRAM、13は前記CPU10のパルス幅変調出
力信号により制御されるインバータ回路である。制御は
第3図の流れ図に示すように行われる。CPU10は、上位C
PU9からの速度指令値Noを読み込み、次にロータリエン
コーダ2の信号を割り込み信号として使用し、別途設定
されているサンプリング周期の一番最初に入った割り込
みのみを有効とし、前回の割り込みから今回の割り込み
までの間に前記カウンタ回路が計数したエンコーダパル
ス数を、前回の割り込みから今回の割り込みまでの時間
間隔で割って速度フィードバック値とする。ついで前記
速度指令値Noと前記速度フィードバック値の差から速度
偏差値を求め、さらに前記速度偏差値から速度制御ルー
プ演算を行い、アブソリュート・ロータリエンコーダ4
が検出している同期電動機1の回転子の位置と前記速度
制御ループ演算結果をつきあわせて各相の電流指令値を
演算しパルス幅変調出力信号を出力している。
発明が解決しようとする課題 上記の従来例では、ロータリエンコーダのパルスはN
逓倍、普通は4逓倍で計数されるが二相の方形波信号A,
Bは通常位相差にばらつきを有するために電動機が等速
回転しても逓倍信号は等間隔にならず、特に低速回転時
に速度フィードバック値演算に誤差を生じ同期電動機を
滑らかに駆動することが出来ない場合があった。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、割り込み発生時
のカウンタ回路の値、つまり前回の割り込みから今回の
割り込みまでの間にカウンタ回路が計数したN逓倍のエ
ンコーダパルス数を、前回の割り込みから今回の割り込
みまでの時間間隔で割って速度フィードバック値とする
方式において、割り込み発生時のカウンタ回路の値およ
びその時の時間をN回前の値まで記憶しておき、割り込
み発生時のカウンタ回路の値が別途定めた所定の数(A
−1)以下となった時に、N回前の割り込みから今回の
割り込みまでのカウンタ回路の累積計数値を、N回前の
割り込みから今回の割り込みまでの時間間隔で割って速
度フィードバック値としている。
作 用 エンコーダパルスはN逓倍されているので、N回前の
割り込みパルスと今回の割り込みパルスは同じパルス、
例えば両者共にA相の立下りパルスであるのでロータリ
エンコーダの二相の方形波信号A,Bの位相差がばらつき
を有しても上記割り込みパルス間の時間差は影響を受け
ず正確であるので、同期電動機の低速回転時に速度フィ
ードバック値に誤差を生ずることはない。
実施例 第1図は本発明に使用される同期電動機の速度制御装
置の一例であるが、前記した従来例と同じであるので説
明は省略する。
第2図は本発明速度制御方式の流れ図である。CPU10
は、上位CPU9からの速度指令値Noを読み込み、次に前記
CPU10は、ロータリエンコーダ2のN逓倍信号を割り込
み信号として使用し、別途設定されているサンプリング
周期の一番最初に入った割り込みのみを有効とし、割り
込み発生時のカウンタ回路3の値と時間を4回前の値ま
で記憶する。割り込み発生時のカウンタ回路3の値とは
前回の割り込みから今回の割り込みの間に計数されたN
逓倍パルスの数のことである。前記CPU10は、カウンタ
回路3の値が別途定める4以上の整数A以上の時は、前
記カウンタ回路3の値を、前回の割り込みから今回の割
り込みまでの時間間隔で割って速度フィードバック値と
し、カウンタ回路3の値が(A−1)以下の時は、N回
前の割り込みから今回の割り込みまでの前記カウンタ回
路3の値の累積値を、N回前の割り込みから今回の割り
込みまでの時間間隔で割って速度フィードバック値とす
る。エンコーダパルスは4逓倍、つまりN=4のケース
が多いが、その場合A=4と設定するのが制御の考え方
が簡単になると思われる。
前記速度指令値Noと前記速度フィードバック値の差か
ら速度偏差値を演算し、さらに前記速度偏差値から速度
制御ループ演算を行い、アブソリュート・ロータリエン
コーダ4が検出している同期電動機1の回転子の位置と
前記速度制御ループ演算結果をつきあわせて各相の電流
指令値を演算し、パルス幅変調出力信号を出力してい
る。
発明の効果 本発明は、ロータリエンコーダが二相の方形波信号A,
Bの位相差にばらつきを有しても、同期電動機の低速回
転時に速度フィードバック値演算に誤差を生ずることな
く、同期電動機を滑らかに駆動する速度制御方式を提供
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明及び従来例の同期電動機の速度制御装置
のブロック図、第2図は本発明の一実施例の流れ図、第
3図は従来例の流れ図である。 1……同期電動機、2……ロータリエンコーダ、3……
カウンタ回路、4……アブソリュート・ロータリエンコ
ーダ、8……A/Dコンバータ、9……上位CPU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三谷 重雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−198590(JP,A) 特開 昭62−271111(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気的に90度の位相差を有する二相の方形
    波信号を出力し、同期電動機の回転子に結合されている
    ロータリエンコーダと、前記ロータリエンコーダの出力
    信号を計数するカウンタ回路と、前記同期電動機の回転
    子の位置を検出するアブソリュート・ロータリエンコー
    ダと、CPUと、前記CPUのパルス幅変調出力信号により制
    御されるインバータ回路とを備えた同期電動機の速度制
    御装置において、前記ロータリエンコーダのN逓倍パル
    ス信号を割り込み信号として前記CPUに行わせる速度フ
    ィードバック値演算において、各サンプリング周期の一
    番最初に入った割込みのみを有効とし、前回の割り込み
    から今回の割り込みまでの間に前記カウンタ回路で計数
    されたエンコーダパルス数が4以上の整数であるA以上
    の時はその値を前回の割り込みから今回の割り込みまで
    の時間間隔で割って速度フィードバック値とし、前記計
    数されたエンコーダパルス数が(A−1)以下の時はN
    回前の割り込みから今回の割り込みまでの間に前記カウ
    ンタ回路で計数されたエンコーダパルス数の累積値を、
    N回前の割り込みから今回の割り込みまでの時間間隔で
    割って速度フィードバック値とすることを特徴とする同
    期電動機の速度制御方式。
  2. 【請求項2】A=4,N=4である請求項(1)記載の同
    期電動機の速度制御方式。
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