JP2600463Y2 - 機密文書処理機 - Google Patents

機密文書処理機

Info

Publication number
JP2600463Y2
JP2600463Y2 JP6640493U JP6640493U JP2600463Y2 JP 2600463 Y2 JP2600463 Y2 JP 2600463Y2 JP 6640493 U JP6640493 U JP 6640493U JP 6640493 U JP6640493 U JP 6640493U JP 2600463 Y2 JP2600463 Y2 JP 2600463Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scan
screw
documents
confidential
screw pre
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6640493U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0731900U (ja
Inventor
祥二 永戸
淳一 伊藤
和郎 村上
Original Assignee
霞ライフサービス株式会社
株式会社スエヒロイー・ピー・エム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 霞ライフサービス株式会社, 株式会社スエヒロイー・ピー・エム filed Critical 霞ライフサービス株式会社
Priority to JP6640493U priority Critical patent/JP2600463Y2/ja
Publication of JPH0731900U publication Critical patent/JPH0731900U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2600463Y2 publication Critical patent/JP2600463Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/64Paper recycling

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は機密を要する書類やコン
ピュータ用紙等を機密が完全に消滅され、かつ紙に再利
用可能な状態に処理する機密文書処理機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、事務所や工場等から出る役割の済
んだ書類や図面等は、守秘の度合いにより分類され、機
密を要するものについてはシュレッダで細かく破断して
機密が消滅したのを確認したのち、燃えるごみとして回
収業者に渡されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたシ
ュレッダで書類や図面を破断する処理方法は、紙の繊維
が寸断されてリサイクルが難しいため殆ど焼却処理され
るが、限られた天然資源を守るため利用できる間は循環
使用すべきであり、燃やせば炭酸ガスの発生が増えて空
気汚染の原因となり、燃え残った滓を処分する手間が必
要となる等の問題を有している。本考案はこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は機密が完全に消滅しかつ紙に再利用可能な状態に処理
できる事務所の一隅に設置可能な小形かつ低コストの機
密文書処理機を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案における機密文書処理機は、機密文書等書類の
機密を消滅させかつ紙に再生利用可能な状態に処理す
る機械であって、機台上に設けられた溶解槽と、該溶解
槽に投入された前記書類を渦水流により半溶解して粥状
材にする手段と、前記溶解槽内の水面より上位置傾斜
して設けられ外筒を後方側が小穴となる網状に形成し先
端側を二重ねじとし、ピッチは後方側が先端側より小さ
くなるバリピッチでねじ谷部は容積比を後方側に縮小し
ていくように形成し更に搾り状態を調整する調整ブッシ
ュを有して前記粥状材を脱水・圧縮して固形材にするス
クリュープレスと、該スクリュープレスに前記粥状材を
供給する搬送手段と、前記スクリュープレスより排出さ
れる前記固形材を貯める廃棄箱を設けてなり、スクリュ
ープレスからの搾り水が容易に溶解槽に戻るような配置
にしたものである。
【0005】
【作用】溶解槽内に投入された書類は、一定時間ごとに
正逆回転する上側攪拌羽根による渦水流により半溶解さ
れて紙質繊維が粥状材となる。これを輸送用ポンプによ
りスクリュープレスに供給し、ここで脱水・圧縮されて
なま乾きの固形材にする。この脱水・圧縮工程中に搾り
出された水は完全に溶解槽内に還流される。そしてスク
リュープレスから排出されたなま乾きの固形材となった
紙質繊維は廃棄箱内に溜められ、所定量溜まったところ
で取り出されて紙に再利用される
【0006】
【実施例】以下本実施例について図1,図2に基づいて
説明する。キャスタ2とジャッキボルト3を有する機台
1上に固着の角形の溶解槽4は、円筒形状の底部5を有
し、溶解槽4内下部に投入された書類の分離をよくする
ための分離板11が放射状に固着され、底部5の上端に
複数の穴6aを有する濾過円板6が固着されている。底
部5の中央を垂直に貫通する回転可能な回転軸7は上部
が濾過円板6の中心穴を貫通して上方に突出され、底部
5の裏側に固着の減速機8付モータ9により一定時間ご
とに正逆回転される。回転軸7には濾過円板6を挟んで
上側攪拌羽根12と、下側攪拌羽根13が嵌着され、溶
解槽4に常時所定量の水を維持するため水道源に直結さ
れる供給管に図示しないボールタップバルブが設けられ
ている。ボールタップバルブは水洗トイレ等に使用する
市販のものを使用することができ、ボールタップバルブ
に代わって水位の上限と下限を検知するリミットスイッ
チを設け、このリミットスイッチの信号により入り切り
されるマグネットバルブを供給管の途中に設けてもよ
い。
【0007】溶解槽4の側板4aに一体に固着の取付台
14に、スクリュープレス15が斜めに固着されてい
る。取付台14に固着のスクリュープレス15の機胴1
6は角形で、下方の開口部に排出シュート17が取付け
られ、この機胴16の前側面にスクリュー用外筒18が
傾斜角を有して固着され機胴16の前側面の内側に出口
カラー21が固着されている。外筒18の外周には先端
側が大径で後端側が小径の複数の小穴が穿設され、先端
に軸受部20が同心に固着されており、外筒18及び機
胴16内に回転可能にスクリュー軸19が支持されてい
る。このスクリュー軸19の外筒18内に僅かな隙間を
有して嵌挿されるねじ部19aは、ねじ底径が先端側が
小径のテーパで、先端側のピッチが後端側より大きいバ
リピッチに形成され、先端部のみ二重ねじとなってお
り、機胴16の後側面に固着の減速機31付モータ32
により回転される。スクリュー軸19にはねじ部19a
と隣接する軸部に、搾り状態を調整する調節ブッシュ2
2が軸方向のみ移動可能に嵌挿されており、調節ブッシ
ュ22はばね23により常時ねじ部19a側に付勢され
ている。
【0008】一方、機台1上には輸送用ポンプ24が固
着されており、ポンプ24の吸入口24aは溶解槽の底
部5の外周に設けられている図示しない排出口と可撓性
ホースにより連結され、ポンプ24の吐出口24bは外
筒18先端部の供給口18aと中継管25を介して可撓
性ホース28,29により連結されている。また機台1
上のシュート17の下方には廃棄箱26が出し入れ可能
に設置されており、機台1にはこの廃棄箱26の貯蔵量
を検出するセンサが設けられている。このように構成さ
れる機密処理機は、全体がカバー27により覆われてお
り、カバー27に溶解槽4に機密文書等の書類を投入す
る図示しない投入用扉と廃棄箱26出し入れ用の図示し
ない扉がそれぞれ開閉可能に設けられている。更に特別
付属品として図示しない自動給紙装置が用意されてお
り、カバー27にはこの自動給紙装置取付け用スペース
が予め設けられている。
【0009】続いて本実施例の作用について説明する。
機密文書等の書類を投入用扉から溶解槽4内に許容量を
オーバしない程度に投入すると、所定時間ごとに正逆回
転する上側攪拌羽根12による渦水流により半溶解され
て紙質繊維が粥状となり、繊維が濾過円板6の小穴6a
を通過可能な大きさになると、ポンプ24による吸引力
により底部5に送られ、ここで下側攪拌羽根13による
遠心力で外周方向に向かいポンプ24により吸入口24
aより吸入される。そしてポンプ24の吐出口24bよ
りホース28,29を経て外筒18先端の供給口18a
より外筒18内に送り込まれる。
【0010】スクリュープレス15の外筒18内に送り
込まれた粥状態の紙質繊維は、スクリュー軸19の回転
により後方に移動されるに従いねじ谷部の容積比の縮小
に伴って脱水・圧縮されて紙質繊維がなま乾き状態とな
って固形化される。そして搾り出された水は外筒18外
周の穴から流出して溶解槽4内に落下する。この圧縮・
脱水工程中供給口18a付近の紙質繊維は粥状のため水
を多量に含んでいるので、紙質繊維が外筒18外周の穴
を塞ぎ易く水の流出が悪くなるため、スクリュー19a
先端部(ピッチの粗い部分)の二重ねじにより外筒18
内壁のねじ山移動間隔を狭め、脱水能率の低下を防止し
ている。こうして水が搾られてなま乾き状態となり後方
に送られた紙質繊維は、ばね23の力に抗して調節ブッ
シュ22を軸方向移動して出口カラー21の開口部より
排出され、自重で落下してシュート17に導かれて廃棄
箱26内に溜められる。廃棄箱に溜まった紙質繊維が所
定重量に達すると図示しないセンサから信号が出て、ブ
ザー又はランプにより廃棄箱の交換を指示する。
【0011】
【考案の効果】本考案は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。機密文書等の書類を半
溶解して粥状材とし、スクリュープレス部材で脱水・圧
縮してなま乾きの固形材として廃棄するようにしたの
で、機密が完全に消滅するうえ従来のようにカッタによ
り繊維が寸断されないので紙に再利用可能で、限られた
天然資源の有効利用に貢献できる。またスクリュープレ
スが溶解槽内の上方に配置されているので、構造がコン
パクトになるとともに搾り水が溶解槽に完全に還流さ
れ、水の消費量は廃棄されるなま乾きの紙質繊維に含ま
れる量だけなので、水の消費量が極めて少なく、底コス
トかつコンパクトな機密文書処理機となり、事務所等の
一隅に容易に設置可能な条件を具備する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の機密文書処理機の上面図で
ある。
【図2】図1の側面断面図である。
【符号の説明】
1 機台 4 溶解槽 6 濾過円板 12 上側攪拌羽
根 13 下側攪拌羽根 15 スクリュー
プレス 19 スクリュー 22 調節ブッシ
ュ 23 ばね 24 輸送用ポン
プ 26 廃棄箱
フロントページの続き (72)考案者 村上 和郎 三重県四日市市末広町2番4号 株式会 社スエヒロイー・ピー・エム内 (56)参考文献 特開 平4−263682(JP,A) 特開 平5−200377(JP,A) 実開 平6−79797(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D21B 1/32 - 1/34 B09B 3/00 - 5/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機密文書等書類の機密を消滅させかつ
    紙に再生利用可能な状態に処理する機械であって、機台
    上に設けられた溶解槽と、該溶解槽に投入された前記書
    類を渦水流により半溶解して粥状材にする手段と、前記
    溶解槽内の水面より上位置傾斜して設けられ外筒を後
    方側が小穴となる網状に形成し先端側を二重ねじとし、
    ピッチは後方側が先端側より小さくなるバリピッチでね
    じ谷部は容積比を後方側に縮小していくように形成し更
    に搾り状態を調整する調整ブッシュを有して前記粥状材
    を脱水・圧縮して固形材にするスクリュープレスと、該
    スクリュープレスに前記粥状材を供給する搬送手段と、
    前記スクリュープレスより排出される前記固形材を貯め
    る廃棄箱を設けてなり、スクリュープレスからの搾り水
    が容易に溶解槽に戻るような配置にしたことを特徴とす
    る機密文書処理機。
JP6640493U 1993-11-17 1993-11-17 機密文書処理機 Expired - Lifetime JP2600463Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6640493U JP2600463Y2 (ja) 1993-11-17 1993-11-17 機密文書処理機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6640493U JP2600463Y2 (ja) 1993-11-17 1993-11-17 機密文書処理機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0731900U JPH0731900U (ja) 1995-06-16
JP2600463Y2 true JP2600463Y2 (ja) 1999-10-12

Family

ID=13314839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6640493U Expired - Lifetime JP2600463Y2 (ja) 1993-11-17 1993-11-17 機密文書処理機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2600463Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0327488D0 (en) * 2003-11-26 2003-12-31 Saroko Technologies Ltd Recycling apparatus
JP6592694B2 (ja) * 2014-10-24 2019-10-23 デュプロ精工株式会社 古紙処理装置及び古紙処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0731900U (ja) 1995-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5538193A (en) Waste paper processing system
KR101438024B1 (ko) 음식물쓰레기 처리장치
US4915308A (en) Barrel injector screw
JP2600463Y2 (ja) 機密文書処理機
KR200482420Y1 (ko) 압착식 음식물 쓰레기 탈수장치
CN212040786U (zh) 一种便于分类的垃圾处理装置
CN211273947U (zh) 一种锅炉出渣小室用负压吸尘装置
JPS63258656A (ja) 厨芥処理装置
JP3628121B2 (ja) スクリュー脱水機
KR101865127B1 (ko) 고효율 이물질 탈리 사이클론 집진장치
KR101910463B1 (ko) 음식물 쓰레기에 포함된 비닐류를 제거하기 위한 음식물 쓰레기 분쇄방법
KR200396787Y1 (ko) 음식물 쓰레기 처리 장치를 위한 압축 스크류 구조
JP2000135597A (ja) 細断・圧縮固形化装置
JP2535620Y2 (ja) 紙等廃棄物の処理装置
JP4128340B2 (ja) 減容機
KR200357633Y1 (ko) 압착력 증대장치를 구비한 문서세단기의 세절된 파지처리장치
CN212869776U (zh) 一种使用方便的废弃物焚烧装置
CN215040537U (zh) 一种厨余垃圾处理装置
JP2603038B2 (ja) 古紙の処理装置
CN101259446A (zh) 湿式固体物料破碎机
KR200351606Y1 (ko) 파쇄장치가 부설된 공기압을 이용한 탈수된 협잡물이송장치
JPH04102645U (ja) 古紙の粗砕装置
JP2509440B2 (ja) 繊維屑の集塵圧縮装置
JPH033784Y2 (ja)
KR20050088959A (ko) 음식물쓰레기 처리장치용 분쇄기의 상부케이싱