JP2599446Y2 - 制御パネル装置 - Google Patents

制御パネル装置

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JP2599446Y2
JP2599446Y2 JP1993020357U JP2035793U JP2599446Y2 JP 2599446 Y2 JP2599446 Y2 JP 2599446Y2 JP 1993020357 U JP1993020357 U JP 1993020357U JP 2035793 U JP2035793 U JP 2035793U JP 2599446 Y2 JP2599446 Y2 JP 2599446Y2
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JP1993020357U
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JPH0679483U (ja
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英行 荒井
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は洗濯機等の民生用電気機
器等に搭載される制御パネル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は特開平4−57351 号公報に開示さ
れた従来の制御パネル装置を、コントロールプレートと
基板ケースとの組立て前の状態で示す側面図であり、図
中21はコントロールプレート、22は基板ケース、23はメ
ンブレンスイッチ、24は表示基板、25はプリント基板を
示している。
【0003】コントロールプレート21は合成樹脂等にて
平面視で長方形をなすよう形成されており、その下面の
辺縁部には側周壁21g を備え、この側周壁21g で囲われ
た内側は凹部となっている。またこの側周壁21g におけ
る四隅部に洗濯機本体等への取付けのためのねじ孔21a
を備え、また側周壁21g の他の部分にはねじ孔を備えた
複数のボス部21b を備えている。そしてこのコントロー
ルプレート21の中央部には基板ケース22の面積よりも若
干小さい面積の窓(図示せず)を備え、この窓を通じて
基板ケース22上のメンブレンスイッチ23, 表示基板24を
コントロールプレート21の上面に臨ませるようになって
いる。
【0004】一方基板ケース22は同じく合成樹脂等にて
前記コントロールプレート21よりも小さい平面視で長方
形をなすよう形成されており、基板ケース22の下面の辺
縁部には側周壁22g を備え、この側周壁22g で囲われた
内側は凹部となっている。前記側周壁22g には前記コン
トロールプレート21の各ボス部21b を対応する位置に夫
々孔を備えた複数のボス部22b を設け、この各ボス部22
b を前記コントロールプレート21の各ボス部21b に外嵌
させた状態で複数の止ねじ26にてコントロールプレート
21に対し一体的に位置決め固定されるようになってい
る。また基板ケース22上面中央部には四本の突起部22a
を備え、この突起部22a に係入させた状態でメンブレン
スイッチ23, 表示基板24が固定されている。
【0005】図7(a) は基板ケース22の拡大下面図、図
7(b) は同じくその側面図である。図7から明らかな如
く基板ケース22の下面の凹部内にプリント基板25が配置
され、これには耐湿コーティング処理を施してある。耐
湿コーティング処理は図7(a) に示す如く基板ケース22
を上,下反転して、下面を上方に向けた状態で、この内
側にプリント基板25を配置し、例えば側周壁22g の内側
にウレタン溶液を注入し、乾燥することで行なわれてい
る。
【0006】図8はメンブレンスイッチ23, 表示基板24
を固定した状態の基板ケース22の拡大平面図であり、メ
ンブレンスイッチ23の表面には夫々複数のキー23a, LED
表示部23b が設けられ、また表示基板24には時間表示用
液晶部24a, LED表示部24b を備えており、基板ケース22
をコントロールプレート21に装着したとき、これらがコ
ントロールプレート21の窓に臨むようになっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところで上述した如き
従来の制御パネル装置にあっては、基板ケース22内に配
置したプリント基板25に対する耐湿コーティング処理は
図7に示す如く基板ケース22内にプリント基板25を配置
して側周壁22g で囲われた内側全体にウレタン溶液を所
定高さに注入して行っているため、ウレタン溶液はプリ
ント基板25の大,小の如何にかかわらず所定量必要とな
り、無駄が多いという問題があった。
【0008】この対策として近年にあっては、基板ケー
ス22の内側の夫々異なる位置に仕切壁27(図7(a) に一
点鎖線で示す)を設けた基板ケースを複数用意してお
き、収容するプリント基板25が小さい場合にはこれに対
応した位置に仕切壁27を持つ基板ケースを選択すること
で使用するウレタン溶液を節減することが行なわれてい
る。ところが、このように複数種の基板ケース22を用意
するには夫々に対応した金型が必要となり、ウレタン溶
液の節減は可能となる反面、逆に金型コストが高くなり
十分なウレタン溶液の節減効果が得られないという問題
があった。
【0009】本考案はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、その目的とするところは基板サイズに合わせ
て、耐湿コーティング処理液が注入される領域の広さを
変化させることで耐湿コーティング処理液の節減と同時
に、金型コストの低減を可能とした制御パネル装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案に係る制御パネル
装置は、コントロールプレートと、一面の周辺部に起立
した側周壁を備え、この側周壁で囲われた凹部に電子部
品を設けた基板を収容して耐湿コーティング処理を施す
ようにした基板ケースとを組合せて構成される制御パネ
ル装置において、前記基板ケースの前記凹部内を、耐湿
コーティング処理液が注入される領域と注入されない領
域とに区分する仕切板と、前記仕切板を前記凹部内で着
脱可能に支持する支持部とを設け、前記仕切板の前記支
持部への装着により、前記基板の大きさに対応して耐湿
コーティング処理液が注入される領域の広さを変化させ
ことを特徴とするものである
【0011】
【作用】本考案にあっては、仕切板の支持部への装着に
より、基板の大きさに対応して耐湿コーティング処理液
が注入される領域の広さを変化させるようにしているの
で、耐湿コーティング処理液の量を無駄なく使用するこ
とができるとともに、複数の基板サイズに合わせて単一
の基板ケースで対応可能となり、金型の節減が図れる。
【0012】
【実施例】以下本考案を、その実施例を示す図面に基づ
き具体的に説明する。図1は本考案に係る制御パネル装
置を構成するコントロールプレートと基板ケースとの組
立て前の状態を示す側面図であり、図中1はコントロー
ルプレート、2は基板ケース、3はメンブレンスイッ
チ、4は表示基板、5はプリント基板を示している。
【0013】制御パネル装置はコントロールプレート1
と、メンブレンスイッチ3,表示基板4及びプリント基
板5を固定した基板ケース2とを組合せることによって
組立てられている。コントロールプレート1は合成樹脂
等にて平面視で長方形をなすよう形成されており、その
下面の辺縁部には側周壁1gを備え、この側周壁1gで囲わ
れた内側は凹部となっている。前記側周壁1gの四隅部に
は洗濯機本体等へ取付けるためのねじ孔1aを備え、また
側周壁1gの他の部分にはねじ孔を備えた断面円筒形の複
数のボス部1b、下端部に弾性を備えた係止爪1cを、周面
にリブ1dを備えたボス部1e、下端部に弾性を備えた係止
爪1cを備えた断面四角柱形をなすボス部1f等、複数種の
ボス部1b,1e,1fを備えている。そしてこのコントロール
プレート1の中央部には基板ケース2の面積よりも若干
小さい面積の窓(図示せず)を備え、この窓を通じて基
板ケース2上のメンブレンスイッチ3,表示基板4をコ
ントロールプレート1の上面に臨ませるようになってい
る。
【0014】一方基板ケース2は同じく合成樹脂等にて
前記コントロールプレート1よりも小さい平面視で長方
形をなすよう形成されており、基板ケース2の下面の辺
縁部には側周壁2gを備え、この側周壁2gで囲われた内側
は凹部となっている。また基板ケース2の上面中央部に
は所定の間隔で四本の突起部2aを備え、この突起部2aに
夫々係入させた状態でメンブレンスイッチ3,表示基板
4が固定されている。
【0015】図2(a) は基板ケース2の下面を上向きに
した状態の拡大平面図、図2(b) は同じくその拡大側面
図である。図2から明らかな如く、基板ケース2の下面
は前述した如くその辺縁部を除く部分が所定深さに凹ま
せてあり、この凹部内にプリント基板5が配設され、こ
れには耐湿コーティング処理を施してある。
【0016】また側周壁2gには前記コントロールプレー
ト1の各ボス部1b,1e,1fと対応する位置に夫々の断面形
状に合せた孔を備えたボス部2b,2e,2fが形成されてお
り、これら各ボス部2b,2e,2fを前記コントロールプレー
ト1の各ボス部1b,1e,1fに嵌挿せしめて係止爪1cにてこ
れに抜け止め係止させ、また各ボス部1bに対しては止ね
じ6を螺合緊締せしめることで、コントロールプレート
1に対し一体的に位置決め固定されるようになってい
る。
【0017】そして基板ケース2の凹部内壁下面にはそ
の長手方向の中間部に図2(a) に示す如く、これを横断
する向きに側周壁2gの高さよりも低い2本一組とするリ
ブ2m,2n が所定の間隔を隔てて2組設けられ、各リブ2
m,2n 間には支持溝2pが形成され、ここに図4に示す如
き仕切板7が着脱可能に装着されるようにしてある。図
3は図2(a) のIII-III 線による拡大断面図であり、各
支持溝2pの両端部、即ち側周壁2gの内面上部寄りの位置
には夫々支持溝2pを横切る向きの凸部2qが形成されてい
る。
【0018】図4(a) は仕切板7の正面図、図4(b) は
側面図、図4(c) は平面図である。仕切板7は金属,合
成樹脂を用いて所定厚さの長方形に形成されており、そ
の長手方向の両端面の上方寄りの位置には夫々凹部7aが
形成されている。仕切板7は前記基板ケース2のリブ2
m,2n 間に形成されている支持溝2p内に図2(a) におい
て上方から挿入し、その凹部7aを基板ケース2の支持溝
2p内における凸部2qに係合させることで、基板ケース2
の凹部内側をその長手方向の2箇所のいずれかの位置で
仕切ることが可能となっている。
【0019】図5はメンブレンスイッチ3,表示基板4
を固定した状態の基板ケース2の拡大平面図であり、メ
ンブレンスイッチ3の表面には夫々複数のキー3a, LED
表示部3bを備え、また表示基板4は時間表示用液晶部4
a, LED 表示部4bを備えており、基板ケース2をコント
ロールプレート1に装着したとき、これらがコントロー
ルプレート1の窓を通してその上面側に臨むようになっ
ている。
【0020】次にこのような制御パネル装置の組立て手
順を説明する。先ず基板ケース2内に装着すべきプリン
ト基板5の大きさ,特にその長手方向の長さに合せてプ
リント基板5の収納が可能で、且つその周囲の空間が可
及的に狭くなる支持溝2pを選択し、その支持溝2pに仕切
板7を装着して基板ケース2の凹部内側を区分する。
【0021】基板ケース2内にプリント基板5を収容し
た後、その周囲にウレタン溶液等の耐湿コーティング処
理液を注入し、乾燥処理を行う。耐湿コーティング処理
液は仕切板7に仕切られて余分な領域内には注入されな
いから、その必要量は最小限に留め得、しかも仕切板7
の装着位置を変えることでプリント基板5が大,小変化
してもこれに対応可能となる。
【0022】なお実施例においては支持溝2pを2個設
けた構成を説明したが、何らこれに限られない。また実
施例では支持溝2pをリブ2m,2nによってその間に
形成する構成を示したが、基板ケース2の内面よりも深
くなるよう凹ませ、また突出させて突条とし、これに仕
切板7に形成した溝を係入させることとしてもよいこと
は勿論である。
【0023】
【考案の効果】以上の如く本考案にあっては、仕切板の
支持部への装着により、基板の大きさに対応して耐湿コ
ーティング処理液が注入される領域の広さを変化させる
ようにしているので、耐湿コーティング処理液の量を無
駄なく使用することができるとともに、複数の基板サイ
ズに合わせて単一の基板ケースで対応可能となり、金型
の節減が図れ、結果、極めて経済性に優れた制御パネル
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る制御パネル装置を構成するコント
ロールプレートと基板ケースとの組立状態を示す側面図
である。
【図2】基板ケースの拡大下面図,側面図である。
【図3】図2(a) のIII-III 線による拡大断面図であ
る。
【図4】仕切板の正面図,平面図,側面図である。
【図5】基板ケースの拡大平面図である。
【図6】従来の制御パネル装置を構成するコントロール
プレートと基板ケースとの組立状態を示す側面図であ
る。
【図7】基板ケースの拡大下面図,側面図である。
【図8】基板ケースの拡大平面図である。
【符号の説明】 1 コントロールプレート 1a ねじ孔 1b,1e,1f ボス部 2 基板ケース 2b,2e,2f ボス部 2m,2n リブ 2p 支持溝 2q 凸部 3 メンブレンスイッチ 4 表示基板 5 プリント基板 7 仕切板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コントロールプレートと、一面の周辺部
    に起立した側周壁を備え、この側周壁で囲われた凹部に
    電子部品を設けた基板を収容して耐湿コーティング処理
    を施すようにした基板ケースとを組合せて構成される制
    御パネル装置において、前記基板ケースの前記凹部内
    を、耐湿コーティング処理液が注入される領域と注入さ
    れない領域とに区分する仕切板と、前記仕切板を前記凹
    部内で着脱可能に支持する支持部とを設け、前記仕切板
    の前記支持部への装着により、前記基板の大きさに対応
    して耐湿コーティング処理液が注入される領域の広さを
    変化させることを特徴とする制御パネル装置。
JP1993020357U 1993-04-20 1993-04-20 制御パネル装置 Expired - Lifetime JP2599446Y2 (ja)

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JPH0679483U JPH0679483U (ja) 1994-11-08
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