JP2598842Y2 - 囲碁用具 - Google Patents

囲碁用具

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JP2598842Y2
JP2598842Y2 JP1993076850U JP7685093U JP2598842Y2 JP 2598842 Y2 JP2598842 Y2 JP 2598842Y2 JP 1993076850 U JP1993076850 U JP 1993076850U JP 7685093 U JP7685093 U JP 7685093U JP 2598842 Y2 JP2598842 Y2 JP 2598842Y2
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Inventor
創一 萩原
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創一 萩原
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この考案は、囲碁のゲームと入
門指導で使用する道具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、19路盤、13路盤、9路盤など
の専用の碁盤がある。また碁盤上の線の一部を消した碁
盤が知られている(例えば、実公昭57−32073号
公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】課題のひとつは、従来
の囲碁用具には様々な大きさや形で利用することが考慮
されていないことである。囲碁では通常縦横19本の線
を持つ19路盤を使用しているが、ゲームに長い時間を
かけられない場合や入門者を指導する場合には線の数を
少なくした小さい碁盤があると便利である。また、碁盤
の形が変われば、ゲームに通常の碁盤を使う場合とは違
った新たな面白さがでてくる。時と場合によって碁盤の
大きさを変えるためには、19路盤のほかに13路盤、
9路盤などの市販の専用の碁盤を別々に用意するか、大
きい碁盤の端の部分の線を薄い紙などで隠して使用する
しかない。碁盤の形を変えるために線の一部を消した専
用の碁盤が考案されているが、形を様々に変えることは
できない。もうひとつの課題は、入門者にとって碁盤の
端の概念が理解しにくいことである。従来は、線のいき
止まりによって碁盤の端を表わしていた。そして、ここ
から先は谷に落ちるというような表現を使って端の概念
を説明していた。このため石で地を囲ったり相手の石を
囲んで取る条件が、碁盤の中央と端とでは異なっている
ように見える。また、一番端の線上に石を打っていいか
どうか戸惑ったり、錯覚をして間違う入門者もいる。本
考案は、これらの欠点を解決するために考案されたもの
であり、その目的とするところは、碁盤の利用範囲を変
えられるようにすることによって、ひとつの碁盤を様々
な大きさまたは形で利用できるようにするとともに、碁
盤の端を明確にすることによって入門者の理解を助けた
り、碁盤を複雑な形にした場合に錯覚や間違いがないよ
うにする囲碁用具を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案における囲碁用具は、碁盤の1マスと同じ
大きさの面を持ち、その面の各辺の中央に印(2)を付
けた西角柱状の板(1)と、穴の寸法が碁盤の1マスの
寸法の奇数倍である穴のあいた面を持ち、穴のあいた面
の穴の周囲の各辺の中央に印(2)を付けた枠状の板
(3)からなる囲碁用具である。 また、同様の目的で、
穴の寸法が碁盤の1マスの寸法の奇数倍である穴のあい
た枠を付けた碁盤(5)と、碁盤の1マスと同じ大きさ
の面を持ち、その面の各辺の中央に印(2)を付けた四
角柱状の板(1)からなる囲碁用具を使用することもで
きる。さらに、用途によって、粘着物質や磁石を付けて
もよい。
【0005】
【作用】枠状の板(3)は、図3に例示するように通常
の碁盤(4)の上に置いて境界とする。このとき図
例示するように、枠状の板(3)の印(2)を通常の碁
盤(4)の線に合わせて置く。四つの印のうち三つを合
わせれば正確に置くことができる。枠状の板(3)の内
側を碁盤の利用範囲とする。四角柱状の板(1)は、図
3、図4、図5、および図6に例示するように通常の碁
盤(4)または枠を付けた碁盤(5)の上に置く。この
とき図に例示するように、四角柱状の板(1)の印
(2)を通常の碁盤(4)または枠を付けた碁盤(5)
の線に合わせて置く。四つの印のうち三つを合わせれば
正確に置くことができる。四角柱状の板(1)と、枠状
の板(3)または枠を付けた碁盤(5)の枠の内側を碁
盤の利用範囲とする。 図3は、四角柱状の板(1)と、
枠状の板(3)を使って、通常の19路盤を7路盤とし
て使用する利用例である。 図4は、四角柱状の板(1)
と、枠を付けた碁盤(5)を使って、19路盤を15路
盤として使用する利用例である。 図5は、四角柱状の板
(1)と、枠状の板(3)を使って、碁盤を複雑な形に
変えて使用する利用例である。 図6は、四角柱状の板
(1)と、枠を付けた碁盤(5)を使って、碁盤を複雑
な形に変えて使用する利用例である。必要に応じて、枠
状の板(3)と四角柱状の板(1)の碁盤に接する面
に、粘着物質や磁石を付けてすべりや落下を防止する。
【0006】
【実施例】図において、四角柱状の板(1)の辺の長
さ(A、B)は、通常の碁盤の1マスの縦横の長さ
(a、b)とそれぞれ等しくする。これを等しくしない
場合は、等しくする場合との差を、通常の碁盤の1マス
の縦横の長さのそれぞれ2割以内とする。四角柱状の板
(1)の印(2)は、四角柱状の板(1)の辺の中央に
付ける。この印(2)の形は、三本線、三角、矢印、ま
たは菱形にしてもよい。また、この印(2)の形は縦と
横で別の形にしてもよい。図において、枠状の板
(3)の西角い穴の縦横の辺の長さ(C、D)は、通常
の碁盤の1マスの縦横の長さ(a、b)の奇数倍とそれ
ぞれ等しくする。これを等しくしない場合は、等しくす
る場合との差を、通常の碁盤の1マスの縦横の長さのそ
れぞれ2割以内とする。枠状の板(3)の印(2)は、
四角い穴の縦横の辺の中央に付ける。この印(2)の形
は、三本線、三角、矢印、または菱形にしてもよい。ま
た、この印(2)の形は縦と横で別の形にしてもよい。
枠を付けた碁盤(5)の枠の部分と碁盤上の一番端の線
との距離は、碁盤の1マスの縦横の長さ(a、b)の半
分と等しくする。等しくしない場合の差は、碁盤の1マ
スの縦横の長さの2割以内とする。
【0007】
【考案の効果】本考案は、次に記す効果がある。 請求項
1の囲碁用具においては、図3または図4に例示するよ
うに、通常の碁盤の上に枠状の板(3)と四角柱状の板
(1)を並べるだけで、簡単に、ひとつの碁盤をさまざ
まな大きさと形の碁盤として使用することができる。
求項2の囲碁用具においては、図4または図6に例示す
るように、枠を付けた碁盤(5)上に四角柱状の板
(1)を並べるだけで、簡単に、ひとつの碁盤をさまざ
まな大きさと形の碁盤として使用することができる。
求項1、および請求項2の囲碁用具においては、碁盤の
形を設計するというまったく新しい楽しみ方ができる。
また、碁盤の端の概念が理解しやすくなる。と図
は、黒石と白石の配置は同じである。図において、
左上と左下は同様に、黒石が白石に囲まれて取られる状
態である。左上の場合は、碁盤の中央なので黒石の四方
を囲まなければならないが、左下の場合は碁盤の端なの
で黒石の四方を囲まなくてもよい。入門者にとっては、
石を取るための条件が違うように見えるのである。反面
10においては、左下の黒石は白石と枠状の板によっ
て四方を囲まれている。枠状の板は中立の壁として自分
の石の代用に利用できる、としても囲碁の規則に矛盾し
ない。これなら石を取る条件は碁盤上の端でも中央でも
同じである。自分の石で地を囲う場合も同様である。さ
らに、図5および図6のように碁盤の形を複雑にして
も、端に段差がついていて境界がはっきりしているの
で、錯覚したり間違えることがない。請求項3、または
4の囲碁用具においては、上述の効果に加えて、碁盤を
垂直にして使う場合にも利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】四角柱状の板、枠状の板および通常の碁盤の斜
視図を含む概要図
【図2】枠を付けた碁盤の斜視図を含む概要図
【図3】四角柱状の板と枠状の板の利用例を示す平面図
【図4】四角柱状の板と枠を付けた碁盤の利用例を示す
平面図
【図5】四角柱状の板と枠状の板の利用例を示す平面図
【図6】四角柱状の板と枠を付けた碁盤の利用例を示す
平面図
【図7】四角柱状の板と通常の碁盤のマス目の大きさと
位置関係を示す平面図の一部
【図8】枠状の板と通常の碁盤のマス目の大きさと位置
関係を示す平面図の一部
【図9】通常の碁盤の使用例を示す平面図
【図10】枠状の板の使用例を示す平面図
【符号の説明】
1は四角柱状の板 2は印 3は枠状の板 4は通常の碁盤 5は枠を付けた碁盤 6は白石 7は黒石 aは通常の碁盤の1マスの縦の長さ bは通常の碁盤の1マスの横の長さ Aは四角柱状の板の縦の長さ Bは四角柱状の板の横の長さ Cは枠状の板の四角い穴の縦の長さ Dは枠状の板の四角い穴の横の長さ

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 碁盤の1マスと同じ大きさの面を持ち、
    その面の各辺の中央に印(2)を付けた四角柱状の板
    (1)と、穴の寸法が碁盤の1マスの寸法の奇数倍であ
    る穴のあいた面を持ち、穴のあいた面の穴の周囲の各辺
    の中央に印(2)を付けた枠状の板(3)からなる囲碁
    用具。
  2. 【請求項2】 穴の寸法が碁盤の1マスの寸法の奇数倍
    である穴のあいた枠を付けた碁盤(5)と、碁盤の1マ
    スと同じ大きさの面を持ち、その面の各辺の中央に印
    (2)を付けた四角柱状の板(1)からなる囲碁用具。
  3. 【請求項3】 印の付いた面の反対側の面に粘着物質を
    付けた請求項1の囲碁用具。
  4. 【請求項4】 印の付いた面の反対側の面に磁石を付け
    た請求項1の囲碁用具。
JP1993076850U 1993-12-30 1993-12-30 囲碁用具 Expired - Lifetime JP2598842Y2 (ja)

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JPH0743348U JPH0743348U (ja) 1995-08-22
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