JP2598585Y2 - 周波数変換装置 - Google Patents

周波数変換装置

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JP2598585Y2
JP2598585Y2 JP1992044215U JP4421592U JP2598585Y2 JP 2598585 Y2 JP2598585 Y2 JP 2598585Y2 JP 1992044215 U JP1992044215 U JP 1992044215U JP 4421592 U JP4421592 U JP 4421592U JP 2598585 Y2 JP2598585 Y2 JP 2598585Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両のトランスミッシ
ョン等のところに配置されたセンサの発生パルス信号を
車両のタイヤ径等の諸条件に合わせるため周波数変換し
て指示計器に入力する速度計等の周波数変換装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の電子式の速度計は、トラン
スミッションに連結されたセンサによりパルス信号を発
生させて、トランスミッションの回転に応じて発生した
パルス信号の周期を測定することによって車両の走行速
度等を検出していた。ところが、トランスミッションの
回転に応じた同一周期のパルス信号であっても、タイヤ
の径やトランスミッションに対するセンサの結合ギヤ比
によって、実際の車両速度や走行距離は異なるため、種
々のタイヤ径に対応する速度計やギヤを準備する必要が
あった。
【0003】このため、実開平1−58168号で、図
4に示すような走行検出装置が提案されている。この装
置は、周波数変換装置6を有しており、該周波数変換装
置6はCPU6aと、その出力ポートO1 に接続された
出力バッファ6bとにより構成されている。CPU6a
の入力ポートI1 にはインタフェース8を介してトラン
スミッションに結合されたスピードセンサ4が接続され
ており、入力ポートI2 にはタイヤの径等の設定値情報
をCPU6aに入力するための設定スイッチ5が接続さ
れている。また、電源端子VCCには電源回路9が接続さ
れている。更に、出力バッファ6bの出力には積算距離
計や車速計等の指示計器(電気式スピードメータ)7が
接続されている。
【0004】この装置は、以上のように構成されてい
て、先ず車両に装着されているタイヤの径に対応する補
正係数を設定スイッチ5によって予めCPU6aに入力
しておく。この状態で、車両を走行させると、スピード
センサ4からはトランスミッションの回転数に応じた周
波数で第1のパルス信号が発生する。この第1のパルス
信号をインタフェース8を介してCPU6aの入力ポー
トI1 に入力すると、入力ポートI2 には設定スイッチ
5により、予め車両に装着されたタイヤの情報が入力さ
れているので、CPU6aは第1のパルス信号の周波数
を補正データによって実際の車速に対応する周波数のパ
ルス信号に周波数変換する。この周波数変換されたパル
ス信号は第2のパルス信号として出力ポートO1 に出力
され、出力バッファ6bを介して指示計器7に供給され
る。そして、指示計器7では第2のパルス信号を受けて
車速や積算距離等が表示される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た装置では、タイヤの径等の設定値情報をCPU6aに
入力するのに、設定スイッチ5を人手によって操作する
ので、誤設定による走行計の指示不良をおこす恐れがあ
り、また設定値を一々人手で入力するということは製造
工程の自動化の妨げになるという問題がある。また、
定値情報はタイヤ径だけでなく、スピードセンサ4及び
指示計器7の種類に対応して定めなくてはならない。従
って、タイヤ径、スピードセンサ4及び指示計器7の種
類の組み合わせは膨大な数となる。ところが、上述した
装置では、設定スイッチの数によって入力する情報に制
限を受け、例えば8ビットのスイッチでは256通りの
設定値情報を入力できるのみとなる。更に細分化した設
定値情報を入力しようとすると、多くのビット数を持つ
設定スイッチを用意しなければならなくなる。設定スイ
ッチのビット数が増えると、各車両毎に行われる人手に
よる設定操作の際に、誤設定の生じる恐れが非常に高く
なり、誤設定が行われた指示計器は指示不良を起こすこ
とになる。
【0006】本考案は、誤設定を生じることなく、周波
数変換を行うために必要な設定値情報を車両毎に定める
ことができるようにした周波数変換装置の提供を目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案に係る周波数変換
装置は、車両の走行に応じて発生したパルス信号を、予
め定めたプログラムに従って動作して予め定めた設定値
情報に基づいて周波数変換し、指示計器に対して出力す
る制御装置を備える周波数変換装置において、前記設定
値情報を記憶するための不揮発性メモリと、前記設定値
情報が任意時点で外部からシリアルに入力される入力手
とを備え、前記制御装置は、前記入力手段に前記設定
値情報が入力されたとき前記周波数変換を一時的に中断
し、前記入力された前記設定値情報を取り込み前記不揮
発性メモリに記憶させることを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成において、入力手段には設定値情報が
任意時点で外部からシリアルに入力され、入力手段に設
定値情報が入力されたときは、制御装置が周波数変換を
一時的に中断し、入力された設定値情報を取り込み不揮
発性メモリに記憶させるようになっているので、制御装
置は不揮発性メモリに記憶された設定値情報に基づいて
周波数変換し、指示計器に対して出力することができ
る。 よって、車両外に予め用意してある設定値情報が任
意時点で外部から入力手段に入力されることによって不
揮発性メモリに記憶されるようになり、設定値情報を構
成する各ビットを、各車両毎に人手によって設定するこ
とが必要なくなっている。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の実施例について
説明する。なお、従来の技術のところで説明したものと
同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0010】図1には、本考案の一例である周波数変換
装置1が示されている。該周波数変換装置1はCPUか
らなる制御装置1aを有しており、該制御装置1aの入
力ポートI1 には、図4で示した従来のものと同様にセ
ンサインタフェース8を介してスピードセンサ4が接続
されているとともに、電源端子VCCには電源回路9が接
続されている。
【0011】本周波数変換装置1が従来のものと異なる
ところは、従来の周波数変換装置のCPUに接続されて
いたタイヤサイズ設定スイッチ5を取り去り、その代わ
りに不揮発性メモリ2を接続した点と、新に外部からタ
イヤサイズ等の設定値情報をシリアルに入力できるよう
にCPU(制御装置)1aにシリアルインタフェース3
を接続するとともに、インタフェース11を介して制御
信号入力手段10を接続した点にある。該制御信号入力
手段10はCPU1aの動作を設定モードにして、シリ
アルインタフェース3を介して入力された設定値情報を
不揮発性メモリ2に記憶させるための制御信号を入力す
るものである。
【0012】通常、車両メーカの組立ラインでは、車両
1台1台にボディカラー、装着する備品類等を記載した
カンバンが添付されていて、このカンバンの記載事項に
したがって作業がおこなわれている。本周波数変換装置
1では、シリアルインタフェース3を介してCPU1a
に設定値情報をシリアルに入力するため、このカンバン
にトランスミッションの回転をスピードセンサに伝達す
るドライブギヤ及びドリブンギヤの比(ファイナルレシ
オ)とタイヤサイズをバーコード化して添付しておく。
【0013】そして、本周波数変換装置1を車両に取り
付け後、バーコードリーダを使用して、このバーコード
を読み取り、読み取ったデータをパソコン等で処理して
前述した設定値情報に変換してシリアルインタフェース
(例えばRS232C等)を介してCPU1aに伝送す
る。制御信号入力手段10の操作によりCPU1aの動
作が設定モードになっていると(制御信号がアクティ
ブ、例えばLレベル)、CPU1aは入力した設定値情
報を不揮発性メモリ2に書き込む。
【0014】なお、パソコン等の装置は車両組立ライン
の検査装置に予め組み込んでおいてもよい。以後、この
不揮発性メモリ2に書き込まれたギヤのファイナルレシ
オやタイヤサイズの設定値情報に基づきCPU1aのR
OM内に予め記憶されている周波数変換比が選択され周
波数変換がなされる。
【0015】この工程を図2に示すフローチャートを併
用して更に説明する。CPU1aは制御信号入力手段1
0から入力した制御信号がLowであるかHighであ
るかを判断する(S1)。Lowの場合は、パソコン等
で処理されたバーコードの情報を設定値情報としてシリ
アルインタフェース3を介して入力し(S2)、不揮発
性メモリ2に記憶させる。制御信号がHighのときは
既に設定値情報が不揮発性メモリ2に記憶されているの
で、この操作はおこなわれない(S1)。
【0016】次に、この状態で車両が走行すると、スピ
ードセンサ4からセンサインタフェース8を介してCP
U1aにパルス信号が入力する。CPU1aは該入力パ
ルス信号の1周期を測定し(S3)、測定が終了したと
きは不揮発性メモリ2から予め記憶されている設定値を
読み出し(S4)、この設定値に基づきROM内に記憶
されている周波数変換比を求め(S5)、出力パルスの
周期を演算する(S6)。続いて、出力パルスの1周期
分の出力が終了しているか否かが判断され(S7)、終
了していない場合は旧データに基づいた周期のパルスを
出力する。S7で出力パルスの1周期分の出力が終了し
ている場合は、出力用の新データの準備が完了している
か否かが判断され(S8)、新データの準備が完了して
いる場合は新データの基づきパルスを出力する。新デー
タの準備が完了していない場合は旧データで出力する。
なお、S3で入力パルスの1周期の測定が終了していな
い場合は、S7へとジャンプする。
【0017】また、図3のフローチャートで示すよう
に、タイヤサイズやギヤのファイナルレシオをそのまま
CPU1aに入力して(S9)、CPU1a内で周波数
変換比を演算し(S10)、不揮発性メモリ2に記憶す
るように構成してもよい。この場合、S4とS6との間
の処理ステップであるS5は当然不要となる。なお、本
図では図2に示したステップと同一処理をおこなうもの
には同一符号を付し説明を省略している。
【0018】このように、本実施例では、バーコードで
表示されたタイヤサイズ等の情報をパソコン等によって
設定値情報に変換して、シリアルインタフェース3を介
してCPU1aに入力し、この設定値情報を不揮発性メ
モリ2に記憶させるようになっている。そして、入力パ
ルスがあると、この設定値情報に基づきCUP1a内の
ROMに予め記憶されている変換比を用いて周波数変換
するようにしているので、任意の変換比を得ることがで
き、走行計の精度を高めることができる。また、機械に
より直接設定値情報を読み取り入力するようにしている
ので、人手による設定値入力のミス等の恐れはなく、ま
た製造工程の自動化も図れる。また、設定スイッチの不
正操作による走行計の不正改造を防ぐことができる。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によると、
車両外に予め用意してある設定値情報が任意時点で外部
から入力手段に入力されることによって不揮発性メモリ
に記憶されるようになり、設定値情報を構成する各ビッ
トを、各車両毎に人手によって設定することが必要なく
なっているので、誤設定を生じることなく、周波数変換
を行うために必要な設定値情報を車両毎に定めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の走行計の周波数変換装置のブロ
ック図である。
【図2】図1に示す走行計の周波数変換装置の動作を説
明するフローチャートである。
【図3】図2のフローチャートの一部を変更したもので
ある。
【図4】従来の周波数変換装置を用いた走行検出装置の
ブロック図である。
【符号の説明】
1 周波数変換装置 1a 制御装置(CPU) 2 不揮発性メモリ 3 シリアルインタフェース 4 スピードセンサ 7 指示計器(電気式スピードメータ) 10 制御信号入力手段

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行に応じて発生したパルス信号
    を、予め定めたプログラムに従って動作して予め定めた
    設定値情報に基づいて周波数変換し、指示計器に対して
    出力する制御装置を備える周波数変換装置において、 前記設定値情報 を記憶するための不揮発性メモリと、前記設定値情報が任意時点で外部からシリアルに入力さ
    れる入力手段 とを備え、前記制御装置は、前記入力手段
    に前記設定値情報が入力されたとき前記周波数変換を一
    時的に中断し、前記入力された前記設定値情報を取り込
    み前記不揮発性メモリに記憶させることを特徴とする周
    波数変換装置。
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