JP2598215B2 - 仮撚機の冷却装置 - Google Patents

仮撚機の冷却装置

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JP2598215B2 JP5098853A JP9885393A JP2598215B2 JP 2598215 B2 JP2598215 B2 JP 2598215B2 JP 5098853 A JP5098853 A JP 5098853A JP 9885393 A JP9885393 A JP 9885393A JP 2598215 B2 JP2598215 B2 JP 2598215B2
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一 日野
孝志 池内
勤 小木曽
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    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02JFINISHING OR DRESSING OF FILAMENTS, YARNS, THREADS, CORDS, ROPES OR THE LIKE
    • D02J13/00Heating or cooling the yarn, thread, cord, rope, or the like, not specific to any one of the processes provided for in this subclass
    • D02J13/003Heating or cooling the yarn, thread, cord, rope, or the like, not specific to any one of the processes provided for in this subclass by contact with at least one stationary surface, e.g. a plate
    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G1/00Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics
    • D02G1/02Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics by twisting, fixing the twist and backtwisting, i.e. by imparting false twist
    • D02G1/0206Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics by twisting, fixing the twist and backtwisting, i.e. by imparting false twist by false-twisting
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、延伸仮撚機、仮撚加工
機等の仮撚機の冷却装置の改良に関し、更に詳しくは、
高速仮撚加工時の所謂サージング現象、すなわち、仮撚
加工速度を著しく高めた際に加撚ゾーンにおいて糸条が
バレーニング(横揺れ)を起こして加撚糸条の張力に異
常変動が発生する現象、を抑制するようにした仮撚機の
冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】仮撚機は、糸条を施撚する仮撚装置およ
び仮撚装置の上流に設置され仮撚装置により付与され糸
条に沿って遡及する撚を固定する加熱装置からなってい
る。更に延伸仮撚装置にあっては、上記の加熱装置およ
び仮撚装置による撚固定と同時にまたはそれに先立ち糸
条を所定の延伸倍率で延伸するための延伸装置を具備し
ている。
【0003】従来、仮撚加工速度が100m/分程度迄
のときには、加熱装置により撚セットした直後の糸は自
然冷却するだけで充分であり、特別な冷却装置を必要と
しなかった。
【0004】しかし、仮撚加工速度が高速になるにつ
れ、従来のような自然冷却だけでは糸条が充分に冷却さ
れず、また加撚糸条が高速で走行することにより冷却部
におけるバルーニングが増大するので、冷却装置に糸条
を接触走行させて冷却を行うとともにバルーニングの抑
制を行うようになった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】仮撚加工速度が更に高
められて超高速(1,000m/分以上)になると、冷
却装置上で糸条がサージング(大波の振動)現象、すな
わち、加撚ゾーンにおいて糸条がバルーニング(横揺
れ)を起こして加撚糸条の張力に異常変動が発生する現
象が起こり、特に300℃以上の温度で加熱する高温加
熱装置では染斑が発生したり、糸切れが起り易くなって
きた。
【0006】このサージング現象を解決する方法とし
て、仮撚部の張力を高くすることが考えられる。しか
し、この方法では、捲縮特性の低下、糸切れの増加等が
起り、仮撚部の張力を高めるという方法ではサージング
現象の防止策としては限界があった。
【0007】一方、他のサージング現象防止方法とし
て、冷却装置を短くするとともにこの冷却装置を水その
他の媒体を使用して冷却することが考えられる。すなわ
ち、冷却装置の長さを500mm程度に短くし、且つ2個
設置し、冷却装置の接糸板を水等の媒体で強制的に冷却
する方法である。この方法では冷却装置の構造が複雑と
なり、設備コストおよび仮撚糸生産コストを相当増大さ
せる。
【0008】更にまた冷却装置4の曲率を大きくする方
法が考えられるが、曲率半径を大きくすると糸条に大き
な張力が作用し、上述した仮撚部の張力を高くした場合
と同様に、この方法では捲縮特性の低下、糸切れの増加
等が起る。すなわち、本発明者は、1000m/分以上
の仮撚機で冷却装置の曲率を大きくすることを検討し
た。しかし、加工速度1000m/分以上になると、冷
却装置を2か所設置したとしても、少なくともそのうち
の一方は1000mm以上の長さが必要となり、加工速
度が増せば増す程、冷却装置の長さが増大する。このよ
うに冷却装置の曲率を大きくすると、撚の遡及の低下、
糸切れの増加に加え、機械設計上の困難があり、良い方
法ではない。
【0009】
【発明の目的】本発明の目的は、上述したサージング現
象を抑制できる超高速仮撚機用の冷却装置を提供するこ
とにある。
【0010】本発明者は、前記目的を達成すべく鋭意検
討を重ねた結果、冷却装置の構造を工夫すればよいこと
を見い出し、本発明に到達した。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、糸条を施撚す
る仮撚装置、該仮撚装置の上流に設置され該仮撚装置に
より付与され糸条に沿って遡及する撚を固定する加熱装
置、並びに該加熱装置および前記仮撚装置の間に設置さ
れ糸条を冷却する冷却装置からなる仮撚機において、前
記冷却装置は糸条の走行方向に延在する冷却接糸面を具
備し、該冷却接糸面に部分的に非接触部が形成され、該
非接触部に糸条を挿入する押圧体が設けられていること
を特徴とする仮撚機の冷却装置により上記の目的を達成
する。
【0012】
【作用】本発明においては、冷却装置が糸条の走行方向
に延在する冷却接糸面を具備しており、糸条は冷却接糸
面に線状に接触して効率よく冷却される。 また、本発明
では、冷却接糸面に部分的に非接触部が形成されてお
り、この非接触部に糸条を押圧体によりを挿入すること
を特徴とする。このように押圧体により糸条を非接触部
に挿入することにより、非接触部以外の冷却接糸面に糸
条が押圧され、糸条の冷却効率が一層高められる。ま
た、押圧体により糸条を非接触部に挿入することによ
り、押圧体に糸条が接触して、押圧体が振動(バルーニ
ング)の節として作用し冷却領域における糸条の共振周
波数が高められ、このためサージングが生じ難くなる。
加えて、押圧体により糸条を非接触部に挿入することに
より糸条張力が高まり、これによって、糸条の共振周波
数が更に高められ、サージングが一層生じ難くなる。
【0013】本発明によれば、サージングの防止によ
り、実施例に示すように糸切れが低減し、捲縮特性が向
上し、染斑のない良好な糸条が、1000m/分以上の
超高速仮撚加工速度での仮撚加工が可能となる。
【0014】更に、本発明は実施例に示すように、前記
非接触部分を2個以上とすることにより、サージング防
止効果を更に高めることができ、好ましい。
【0015】この場合に、2個以上の非接触部分により
分けられた冷却接糸面の各々を凸形状とすることによ
り、糸条がこの凸形状をした接糸面に接触走行するため
冷却効果が充分に高められ、さらに適度の糸張力とで
き、好ましい。
【0016】同様に冷却接糸面を全体として凸形状とす
ることにより、糸条がこの凸形状をした接糸面に接触走
行するため冷却効果が充分に高められ、さらに適度の糸
張力とでき、好ましい。
【0017】特に、実施例に示すように、一つの接糸部
分の長さが100〜500mmであり、複数の接糸部分の
総合計が1000mm〜3000mmであり、前記非接触部
により分けられ隣接する2つの接糸面に対する共通接線
と糸条押圧体で押圧された糸条とのなす角度の少なくと
も一方が0度を越え30度未満であるようにすることが
好ましい。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を示す図面を参照して
本発明を一層詳細に説明する。図1は高速仮撚装置の概
要を示す側面図であり、原糸パッケージ1から解舒され
た糸条2は加熱装置3、冷却装置4、5、仮撚装置6を
経て巻取装置7に捲取られる。仮撚装置6は糸条2を施
撚し、仮撚装置6により付与された撚は糸条2に沿って
加熱装置3に向かって遡及し加熱装置3および冷却装置
4、5により撚が熱固定される。熱固定は加熱装置3で
加熱した糸条2を冷却装置4、5により冷却することで
行われる。
【0019】図2は図1に示した本発明の冷却装置4の
構成を示す側面図であり、図3は図2の一部拡大図であ
る。
【0020】図2において、表面がそれぞれ凸形状をし
た複数枚の部分冷却板8、8が互いに小間隔を開け且つ
その間に非接触部を形成するように置かれ、しかも全体
として凸形状をなすように配置されて、冷却装置4を形
成している。
【0021】上述のように各部分冷却板8および複数の
部分冷却板8により構成される冷却装置4全体を凸形状
としているのは、糸条2の各部分冷却板8および冷却装
置4全体への接触を良好として冷却効果を向上させると
ともに適当な糸張力を保つためである。各部分冷却板8
の材質は、急速に糸条2を冷却させることができ、摩耗
し難く、対繊維摩擦係数が低く、価格の安いものが適し
ており、例えば鋼板が使用できる。
【0022】各部分冷却板8、8の間の小間隙、すなわ
ち、上記非接触部において、糸条押圧体9が隣接する部
分冷却板8の表面を連結する仮想線を越えて部分冷却板
8の表面より下側に位置している。
【0023】ここに、糸条押圧体9は糸道に交差して移
動可能として、糸掛け時には図2、図3に示す位置から
待機位置へ移動させて冷却装置4への糸掛けが容易に行
えるようにし、糸掛け終了後に図2、図3の位置を取る
ようにしてもよい。または、糸条押圧体9を各部分冷却
板8、8の間の小間隙、すなわち、上記非接触部におい
て、糸掛前より糸道に交差して入り込んだ定位置に設置
してもよい。
【0024】図3は上記部分冷却板8と糸条押圧体9の
関係を示す拡大図である。角度αおよびβは、隣接する
部分冷却板8の両接糸表面に接する仮想線2′と一方の
部分冷却板8から押圧ガイド9へ至る糸条2のなす角度
(α)および押圧ガイド9から他方の部分冷却板8から
へ至る糸条2のなす角度(β)である。
【0025】糸条押圧体9は固定設置したピンとしても
よく、場合によってはコロなどを転動可能に設けてもよ
い。
【0026】上述した冷却装置4(部分冷却板8)は輻
射および対流により自然冷却すればよいが、場合によっ
ては、適宜水その他の媒体を使用して冷却してもよい。
【0027】なお、以上の実施例では各部分冷却板8、
8が互いに分離独立していたが、部分冷却板8、8は図
4に示す如く一体化されていてもよい。
【0028】また、以上の説明は冷却装置4について行
ったが、冷却装置5も上述の冷却装置4と同様の構成と
しても善い。また、場合によっては、冷却装置5は従来
の冷却装置と同様の構成でもよい。
【0029】一般的に仮撚加工速度が高速になるにつれ
て、糸条を確実に冷却する必要性から冷却装置4の長さ
は長くなる。このように冷却装置の長さが長くなると、
糸条は冷却装置においてバルーニングが生じ易くなる。
従来装置においては加工速度が1000m/分程度に達
すると前述したようにサージング現象が発生し安定した
仮撚加工ができなくなる。
【0030】このようなサージング現象を防止するため
に、本発明においては、冷却装置4を短い部分冷却板8
の組み合わせとして構成し、部分冷却板8の間の非接触
部に糸条押圧体9を設け、この糸条押圧体9により糸条
2を隣接した部分冷却板8の接糸面を結ぶ仮想接線2′
よりも部分冷却板8の内側(接糸面より下側)へ挿入す
る。
【0031】特に、部分冷却板8が凸形状をしていると
きには、糸条押圧体9により糸条2を複数の部分冷却板
8により形成される凸形冷却装置4上の仮想曲線より凸
形と反対方向に押圧することになる。また冷却装置4の
曲率は適宜選定する。
【0032】部分冷却板の長さを短くすればする程、サ
ージング現象はより防止可能となるが、冷却装置4の全
長が一定の場合、部分冷却板8の長さを短くすると糸条
押圧体9の個数が増加する。糸条押圧体9の個数が過度
に増加すると、撚の遡及が損なわれたり、糸切れが増加
したりすることがある。
【0033】糸条押圧体9が冷却装置4の糸条仮想曲線
2−2′−2より内側に入り込む深さが深い程、すなわ
ち、図3の角度α、βが大きい程サージング現象は防止
できるが、この場合も角度α、βが過度に大きいと撚の
遡及の悪化、糸切れの増加が生じる。
【0034】本発明者の検討によれば、理想的には、部
分冷却板8を30〜50mmと極めて短くして、糸条押圧
体9の個数を増加し、且つ角度α、βの両者を3°程度
の極めて小さな角度にすることが好適であった。
【0035】しかし、このような条件を満たすようにす
るとコストが高くなり、また、糸条押圧体の個数が増加
することにより、糸条の結び目の通過に支障をきたし管
理が必ずしも容易でないことが見受けられる。
【0036】これらを加味すると、部分冷却板8の長さ
としては最低100mm位がサージング現象防止効果上適
当であり、最大は300mm程度である。部分冷却板の長
さがこの値を越える長さであるとサージング防止効果を
達成するためには角度α、βを相当大きくする必要があ
り、その結果、糸切れの増大となってくる。
【0037】更に、本発明者の検討によれば、角度α、
βが0°の場合は糸条押圧体9に糸条が殆ど接触しない
ので顕著な効果は認められない。
【0038】角度α、βが0°を越えると効果があり、
α、βが3°〜30°位が撚の遡及および糸切れの点で
よい。とりわけ、最もよいのはα、βが3°〜10°位
で、この場合は糸条押圧体9の個数を増加させても撚の
遡及を妨げず、糸条に大きなダメージを与えず糸切れも
増加しない。
【0039】
【具体的な実施例】図1に示すような仮撚機において、
冷却装置4は全長1400mmとし、これを3、5、8分
割した等長部分冷却板8から構成し、部分冷却板8間の
間隔は全て15mmとし、糸条押圧体として直径5mmφの
セラミック棒を使用し、角度α、βはともに、0°、5
°、15°、30°の4水準とし、冷却装置4の下流の
冷却装置5としては長さ300mmの冷却装置を用い、加
熱装置3は1200mmの非接触型高温2段加熱装置と
し、前段は長さが400mm、前段温度は500℃一定に
設定し、後段は長さが800mm、後段温度は300℃
(加工速度1000m/分のとき)、360℃(130
0m/分のとき)、420℃(1600m/分のとき)
に設定し、加撚装置にはフリクション式仮撚装置を用
い、供給原糸1としてはポリエステルPOY115de/
36fを使用して、延伸倍率1.53で延伸同時仮撚加
工を行った。その結果は表1の如くである。
【0040】
【表1】 表中、○は良好、×は不良を示し、更に、−は糸切れが
多い条件のため、物性測定を行えなかったことを示す。
また、角度αが5°で良好な結果が得られたため、糸条
への負荷が大きくなる15°、30°についてはテスト
しなかった。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、冷却装置が糸条の走行
方向に延在する冷却接糸面を具備しており、糸条は冷却
接糸面に線状に接触して効率よく冷却される。 また、本
発明では、冷却接糸面に部分的に非接触部が形成されて
おり、この非接触部に糸条を押圧体によりを挿入してい
る。このように押圧体により糸条を非接触部に挿入する
ことにより、非接触部以外の冷却接糸面に糸条が押圧さ
れ、糸条の冷却効率が一層高められる。また、押圧体に
より糸条を非接触部に挿入することにより、押圧体に糸
条が接触して、押圧体が振動(バルーニング)の節とし
て作用し冷却領域における糸条の共振周波数が高めら
れ、このためサージングが生じ難くなる。加えて、押圧
体により糸条を非接触部に挿入することにより糸条張力
が高まり、これによって、糸条の共振周波数がさらに高
められ、サージングが一層生じ難くなる。
【0042】サージングの防止に加え、糸切れが低減
し、捲縮特性が向上し、染斑のない良好な糸条が、10
00m/分以上の超高速仮撚加工速度での仮撚加工が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】高速仮撚装置の概要を示す側面図である。
【図2】図1に示した本発明の冷却装置4の構成を示す
側面図である。
【図3】図2の一部拡大図である。
【図4】本発明の冷却装置4の別の実施例の構成を示す
側面図である。
【符号の簡単な説明】
1 原糸パッケージ 2 糸条 3 加熱装置 4 冷却装置 5 冷却装置 6 仮撚装置 7 巻取装置 8 部分冷却板 9 糸条押圧板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小木曽 勤 愛媛県松山市北吉田町77番地 帝人製機 株式会社松山工場内 (56)参考文献 特開 昭52−12320(JP,A) 実開 昭62−21084(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸条を施撚する仮撚装置、該仮撚装置の
    上流に設置され該仮撚装置により付与され糸条に沿って
    遡及する撚を固定する加熱装置、並びに該加熱装置およ
    び前記仮撚装置の間に設置され糸条を冷却する冷却装置
    からなる仮撚機において、前記冷却装置は糸条の走行方
    向に延在する冷却接糸面を具備し、該冷却接糸面に部分
    的に非接触部が形成され、該非接触部に糸条を挿入する
    押圧体が設けられていることを特徴とする仮撚機の冷却
    装置。
  2. 【請求項2】 糸条を施撚する仮撚装置、該仮撚装置の
    上流に設置され該仮撚装置により付与され糸条に沿って
    遡及する撚を固定する加熱装置、並びに該加熱装置およ
    び前記仮撚装置の間に設置され糸条を冷却する冷却装置
    からなる仮撚機において、前記冷却装置は糸条の走行方
    向に延在する冷却接糸面を具備し、該冷却接糸面に部分
    的に2個以上の非接触部が形成され、該非接触部に糸条
    を挿入する押圧体が設けられていることを特徴とする仮
    撚機の冷却装置
  3. 【請求項3】 前記非接触部分により分けられた冷却接
    糸面の各々が凸形状をしていることを特徴とする請求項
    または2に記載の仮撚機の冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記冷却接糸面が全体としてて凸形状を
    していることを特徴とする請求項1、2または3に記載
    の仮撚機の冷却装置。
  5. 【請求項5】 一つの接糸部分の長さが100〜500
    mmであり、複数の接糸部分の長さの総合計が1000mm
    〜3000mmであり、前記非接触部により分けられ隣接
    する2つの接糸面に対する共通接線と糸条押圧体で押圧
    された糸条とのなす角度の少なくとも一方が0度を越え
    30度未満としたことを特徴とする請求項1〜4の何れ
    か1項に記載の仮撚機の冷却装置。
JP5098853A 1993-01-03 1993-03-31 仮撚機の冷却装置 Expired - Lifetime JP2598215B2 (ja)

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