JP2598166Y2 - シールド電線用ジョイント端子 - Google Patents

シールド電線用ジョイント端子

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JP2598166Y2
JP2598166Y2 JP1993030692U JP3069293U JP2598166Y2 JP 2598166 Y2 JP2598166 Y2 JP 2598166Y2 JP 1993030692 U JP1993030692 U JP 1993030692U JP 3069293 U JP3069293 U JP 3069293U JP 2598166 Y2 JP2598166 Y2 JP 2598166Y2
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JP
Japan
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wire
joint
shielded
terminal
joint terminal
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JP1993030692U
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JPH0688053U (ja
Inventor
努 五十嵐
智洋 池田
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Communication Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シールド電線に用いら
れてシールド部材とジョイント線とを接続するシールド
電線用ジョイント端子に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、公開技報88−11057号等
に記載のシールド電線1を示す。このシールド電線1
は、被覆電線3、3の周囲をシールド部材である金属箔
5で被覆し、この金属箔5を絶縁体7で被覆して形成さ
れている。このシールド電線1は、被覆電線3、3を金
属箔5で被覆することでシールドされている。このよう
なシールド電線1では、金属箔5と導通されたドレン線
9を端面から引き出して、ジョイント線11(図8参
照)とジョイント端子13を用いて接続することにより
接地されるようになっている。
【0003】ジョイント端子13は、図7に示すよう
に、絶縁カバー15により外側が覆われた導電性の端子
本体17と、この端子本体17に形成された切り起し片
19と、切り起し片19の一側に形成されてジョイント
線11が加締め接続されるジョイント線接続部21と、
切り起し片19の他側に形成されてシールド線1の端
面から引き出された被覆電線3、3が加締められて保持
される電線保持部23とからなる。
【0004】そして、図8に示すように、ジョイント線
接続部21にジョイント線11の導電部11aと、シー
ルド電線1の端面から引き出されたドレン線9とを挿入
し、電線保持部23にシールド線1の端面から引き出
された被覆電線3、3を挿入する。この状態で、図9に
示す加締め装置25の上型27と下型29との間に配置
して、端子本体17を略筒状に屈曲させる。これによ
り、ジョイント線13とドレン線9とが加締め接続さ
れ、被覆電線3、3が電線保持部23に保持されて、金
属箔5がジョイント線13を介して接地される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ジョイ
ント端子13の長さLは所定の長さに設定されているの
で、シールド電線1の端面から引き出すドレン線9の長
さ(引き出し長さ)も所定の長さに設定する必要があ
る。このためシールド電線1の端面から引き出すドレン
線9の長さ管理をしなければならなかった。
【0006】また、シールド電線1の端面から引き出し
たドレン線9をジョイント線11とともにジョイント線
接続部21に挿入する作業は接続部21が狭いので挿入
しずらく、接続作業時間がかかっていた。
【0007】そこで、本考案は、シールド電線のシール
ド部材とジョイント線との接続作業において、作業時間
を短縮することが出来ると共に、作業性が向上するシー
ルド電線用ジョイント端子を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案では、被覆電線を金属製のシールド部材で被覆し
たシールド電線に用いられ、端子本体と、この端子本体
に形成されてジョイント線が加締め接続されるジョイン
ト線接続部と、被覆電線が加締められて保持される電線
保持部とを有するジョイント端子において、前記シール
ド線の端面から軸方向に挿入されて前記シールド部材と
導通する差し込み突起を設けたことを特徴としている。
【0009】
【作用】本考案のシールド電線用ジョイント端子によれ
ば、シールド電線の端面から、シールド電線の軸方向に
差し込み突起を挿入して差し込み突起とシールド部材と
を導通する。そして、ジョイント線をジョイント線接続
部に挿入し、被覆電線を電線保持部に挿入した後に端子
本体を加締める。これにより、シールド部材とジョイン
ト線とを容易に接続することが出来る。
【0010】本考案のジョイント端子では、シールド電
線の端面から従来のようにドレン線を引き出す必要もな
く、また、ドレン線の引き出し長さを管理する手間がな
くなる。さらに、ドレン線をジョイント線接続部に挿入
する作業もなくなるので、ジョイント線とシールド部材
との接続作業において、時間を短縮することが出来、作
業性を向上することが出来る。
【0011】
【実施例】以下、本考案に係るシールド電線用ジョイン
ト端子の実施例について説明する。なお、図1(a)は
実施例のジョイント端子13を示す斜視図、図1(b)
はジョイント端子13とシールド電線1とを示す斜視図
である。また、図2はジョイント端子を示す断面図、図
3はジョイント端子13をシールド電線に組み付けた状
態を示す正面図である。さらに、図4は、図3のIV−
VI線に沿って切断した断面図である。
【0012】図1(a)、図1(b)、及び図2に示す
ように、本実施例のジョイント端子13は、シールド線
1の端面1aから軸方向に挿入されて、シールド部材で
ある金属箔5と導通する差し込み突起31が端子本体1
7に設けられている。この差し込み突起31は、電線保
持部23の一方の側部から略U字状に折り返され、先端
部に向かって次第に細くなり、先端部は鋭角状に形成さ
れている。
【0013】この差し込み突起31は、図3及び図4に
示すように、シールド電線1の端面1aから金属箔5と
被覆電線3、3との間に差し込まれ、金属箔5と導通さ
れることで、ジョイント端子13と金属箔5とを導通す
るようになっている。そして、ジョイント端子13のジ
ョイント線接続部21とジョイント線11の導電部11
aとが導通されることで、金属箔5がジョイント端子1
3を介してジョイント線11と導通される。
【0014】このような、ジョイント端子13を用いて
金属箔5とジョイント線11とを導通し、金属箔5を接
地するには、最初に差し込み突起31をシールド線1の
端面1aから挿入し、ジョイント端子13をシールド線
1の端部に組み付ける。次に、シールド電線1の端面1
aから引き出された被覆電線3、3を電線保持部23に
挿入すると共に、ジョイント線11をジョイント線接続
部21に挿入する。この状態から、図9に示すような加
締め装置25によって端子本体17を略筒状に屈曲させ
る。これにより、ジョイント端子13を介して金属箔5
とジョイント線11とが導通される。
【0015】本実施例のジョイント端子13を用いて金
属箔5とジョイント線11とを接続することにより、シ
ールド電線1の端面1aから従来のようにドレン線を引
き出す必要もなく、また、ドレン線の引き出し長さを管
理する手間がなくなる。
【0016】さらに、ドレン線をジョイント線接続部2
1に挿入する作業もなくなるので、ジョイント線11と
金属箔5との接続作業において、時間を短縮することが
出来、作業性を向上することが出来る。
【0017】次に、図5に示す他の実施例について説明
する。本実施例のジョイント端子33は、内側に電線保
持部41が形成された端子本体35の一方の側部中間部
にジョイント線接続部39が設けられており、このジョ
イント線接続部39の下面側には、電線保持部41側に
向けてU字状に屈曲された差し込み突起37が形成され
ている。
【0018】この差し込み突起37は、シールド電線1
の端面1aから軸方向に沿って挿入されて金属箔5と導
通されるようになっている。
【0019】このジョイント端子33では、ジョイント
線11を予めジョイント線接続部39に加締め接続して
おくことが出来、端子本体35を加締める際のかしめ作
業が容易になる。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係るシール
ド電線用ジョイント端子によれば、シールド線の端面か
ら軸方向に挿入されてシールド部材と導通する差し込み
突起を設けたことにより、シールド電線のシールド部材
とジョイント線との接続作業において、作業時間を短縮
することが出来ると共に、作業性を向上させることが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るシールド電線用ジョイント端子を
示し、(a)はジョイント端子のみを示す斜視図、
(b)はジョイント端子とシールド電線とを示す斜視図
である。
【図2】本考案に係るシールド電線用ジョイント端子を
示す断面図である。
【図3】本考案に係るシールド電線用ジョイント端子を
シールド電線に組み付けた状態を示す正面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿って切断した断面図で
ある。
【図5】他の実施例のジョイント端子を示し、(a)は
斜視図、(b)は断面図である。
【図6】シールド電線を示す斜視図である。
【図7】従来のジョイント端子を示す斜視図である。
【図8】従来のジョイント端子にシールド電線とジョイ
ント線とを組み付けた状態を示す斜視図である。
【図9】従来のジョイント端子にシールド電線とジョイ
ント線とを組み付けて、加締める状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
13、33 ジョイント端子 17、35 端子本体 21、39 ジョイント線接続部 23、41 電線保持部 31、37 差し込み突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 4/00 - 4/64 H01B 7/00 H02G 15/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被覆電線を金属製のシールド部材で被覆
    したシールド電線に用いられ、端子本体と、この端子本
    体に形成されてジョイント線が加締め接続されるジョイ
    ント線接続部と、被覆電線が加締められて保持される電
    線保持部とを有するジョイント端子において、前記シー
    ルド線の端面から軸方向に挿入されて前記シールド部材
    と導通する差し込み突起を設けたことを特徴とするシー
    ルド電線用ジョイント端子。
JP1993030692U 1993-06-08 1993-06-08 シールド電線用ジョイント端子 Expired - Lifetime JP2598166Y2 (ja)

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JPH0688053U JPH0688053U (ja) 1994-12-22
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