JP2598082B2 - 知識処理言語のドキュメンテーション装置及びドキュメンテーション方法 - Google Patents

知識処理言語のドキュメンテーション装置及びドキュメンテーション方法

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JP2598082B2
JP2598082B2 JP63123523A JP12352388A JP2598082B2 JP 2598082 B2 JP2598082 B2 JP 2598082B2 JP 63123523 A JP63123523 A JP 63123523A JP 12352388 A JP12352388 A JP 12352388A JP 2598082 B2 JP2598082 B2 JP 2598082B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、知識処理言語で記述されたフレーム型知識
ベースのドキュメンテーション装置及びその方法に係わ
り、特に、ドキュメンテーションにおける可読性の向上
に関するものである。
(従来の技術) エキスパートシステムを始めとする知識情報処理の分
野では、特定の対象に関する知識を柔軟に記述し、知識
のアクセス、管理及び利用に適した知識表現方式が必要
である。
このような知識表現の一つとして従来より、フレーム
型の知識表現方式が知られている。このフレーム型の知
識表現方式は、各対象毎にフレームという単位で知識を
まとめたもので、各対象の属性及び属性値をスロット−
スロット値の対によって表現する。
ところで、このフレーム型知識表現方式において、ス
ロット−スロット値に用いられる表現は、個々のシステ
ムの設計者が自由に設定し利用することができる。しか
し、その反面、知識言語処理の可読性の低さからフレー
ム設定者以外の者が、そのフレーム表現(知識表現)の
意味を読取るのは困難であるという問題もある。
そこで、知識処理言語で記述された各フレームの各ス
ロットに、その意味する内容をコメントとして記述して
おき、知識表現のドキュメンテーション時に、上記コメ
ントを出力することで知識処理言語の可読性を向上させ
るようにすることもなされている。
しかし、この方式では、各フレームの各スロット毎に
コメントを記述しなくてはならないため、ドキュメンテ
ーションのためにフレーム設計者の負担が増加するとい
う問題があった。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来の知識処理言語のドキュメンテーシ
ョン方式においては、その可読性向上のために、フレー
ム設計時に各フレームの各スロットにコメントを付加し
なければならず、フレーム設計者の負担が増すという問
題があった。
本発明は、フレーム設計者の負担を増すことなく、知
識処理言語のドキュメンテーション時の可読性の向上を
図れるようにした知識処理言語のドキュメンテーション
装置及びドキュメンテーション方法を提供することを目
的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、スロット名を共通にする複数のスロット−
スロット値の意味内容を示す説明文の共通部分のみを構
文化したドキュメント情報を、当該スロット名によって
特定可能なスロット値として知識ベースに記憶し、所定
のフレームのスロット−スロット値の意味についての問
合わせに対し、当該スロット名によって特定されるスロ
ット値としてのドキュメント情報を前記知識ベースから
抽出し、上記問合わせのあったフレームの知識を代入し
て所定の説明文を生成するようにしたことを特徴として
いる。
(作用) 本発明によれば、フレームの意味内容を示すコメント
を個々のスロットに付加するのではなく、スロット名を
共通にする複数のスロット−スロット値の意味内容を示
す説明文に共通する部分のみを構文化したドキュメント
情報を特定フレームの特定スロットのスロット値として
備え、前記共通するスロット名によって特定できるよう
にしている。そして、あるフレームのあるスロットにつ
いてドキュメンテーションの要求があった場合、そのス
ロット名で特定されるスロット値として記述された前記
ドキュメント情報に当該フレームの知識、例えば当該フ
レーム名やスロット値を代入することによって必要な説
明文が生成されるようになっている。
このように、本発明によれば、スロット値を同じくす
る情報については、同一のドキュメント情報を用いて推
論処理によって説明文を生成できるので、各フレームの
各スロット毎に説明文を記述する必要が無く、フレーム
設計者の負担を増やすことなくドキュメンテーションの
可読性を向上させることができる。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の実施例について説明す
る。
第2図は本発明の一実施例に係るドキュメンテーショ
ン機能を備えた推論処理システムの構成を示すブロック
図である。
このシステムは、知識ベース1、入力部2、推論部3
及び出力部4から構成されている。
知識ベース1は、知識処理言語により記述されたフレ
ーム型の知識ベースである。第3図にこの知識ベースの
知識表現の一例を示す。
この例では対象物として「harf−adder−A」、「add
er」、「and−gate」、「or−gate」、「input−A」、
「output−C」をそれぞれフレーム名11として持つフレ
ーム12で表現されている。これらフレームには、スロッ
ト(13)−スロット値(14)の対が記述されている。例
えば「harf−adder−A」フレームには、「text」、「s
uper」、「input−A」、「output−C」をそれぞれス
ロット名15として持つスロットが設けられている。ここ
で、スロット「text」は、全てのフレームに設けられ、
自然言語の文(語句)を記述するのに使用される。例え
ば、フレーム「harf−adder−A」の「text」スロット
には「“半加算器A"」が、フレーム「adder」の「tex
t」スロットにはスロット値「“加算器”」が、フレー
ム「and−gate」の「text」スロットには、「“andゲー
ト”」がそれぞれ記述されている。「input−A」、「o
utput−C」等のフレームは、関係フレームと呼ばれ、
対象物の意味を表現し、それを自然言語で説明するため
の構文(ドキュメント情報)を記述したスロット「synt
ax」を有する。例えば、input−Aフレームのsyntaxス
ロットには、そのスロット値として「<フレーム>の<
スロット>には、<スロット値>の出力が接続されてい
る。」といったドキュメント情報が記述されている。こ
のドキュメント情報中の<>で表現された部分は、テン
プレートとして用いられる部分で、実際にドキュメンテ
ーションの要求が発生した時点で、推論距離によって必
要な知識が代入される。これによって、必要な説明文が
生成されることになる。
入力部2は、各種の問合わせの入力や、ドキュメンテ
ーション生成要求等を入力するものである。
推論部3は、上記知識ベース1に格納された知識に基
づいて推論処理を実行する。この推論部3は、入力部2
よりドキュメント要求が入力された場合に、対象となる
スロット名で特定されるドキュメント情報を所定のフレ
ームの所定のスロットから抽出し、必要な知識を代入し
て説明文を生成するドキュメント生成手段を備えたもの
である。
出力部4は、この推論部2での推論結果を出力するの
に用いられる。
次に、上記のように構成された推論システムの動作に
ついて説明する。
第1図は、推論部3におけるフレーム「F」のスロッ
ト「S」に関するドキュメント生成の手順を示す流れ図
である。
ここでは、第3図に示した知識の具体例を用いてこの
手順を説明する。例えばフレーム「harf−adder−A」
のスロット「input−A」に関するドキュメンテーショ
ンが要求されたとすると(ステップ21)、まず、知識ベ
ース1に格納された関係フレーム「input−A」のスロ
ット「syntax」からそのスロット値である「<フレーム
>の<スロット>には<スロット値>の出力が接続され
ている。」というドキュメント情報を得る(ステップ2
2)。このドキュメント情報には、値が代入されていな
いテンプレート、<フレーム>、<スロット>、<スロ
ット値>があるので(ステップ23)、<フレーム>の値
を得るために、フレーム「harf−adder−A」を参照す
る(ステップ24)。参照されたフレーム名「harf−adde
r−A」と同じ名前を持つフレーム、即ちフレーム「har
f−adder−A」のスロット「text」より、値「“半加算
器A"」を得て、テンプレート<フレーム>に代入する
(ステップ25)。これによって、ドキュメント情報は
「“半加算器A"」の<スロット>には、<スロット値>
の出力が接続されている。」となり、更にステップ23〜
25が繰返され、<スロット>に“入力A"が代入され、<
スロット値>に“andゲート”が代入されると、最終的
には「“半加算器Aの“入力A"には、“andゲート”の
出力が接続されている。」という自然言語による可読性
の高い説明文が生成出力されることになる(ステップ2
6)。
以上の操作は、「harf−adder−A」フレームの「out
put−C」スロットに関するドキュメンテーションの際
にも全く同様に行われる。即ち、関係フレーム「output
−C」の「syntax」スロットからドキュメント情報「<
フレーム>の<スロット>は、<スロット値>の入力に
接続されている。」を用いて、「“半加算器A"の“入力
A"は、“orゲート”の入力に接続されている。」という
可読性の高い説明文が生成出力される。
ところで、いま、このシシテムの知識ベース1に、例
えば第4図に示すような「harf−adder−B」という新
たなフレームが追加されたとする。この新たなフレーム
の追加後に、フレーム「harf−adder−B」のスロット
「input−A」に関するドキュメンテーションが要求さ
れると、上記の手順と同様に、「input−A」フレーム
の「syntax」スロットからそのスロット値である「<フ
レーム>の<スロット>には、<スロット値>の出力が
接続されている。」というドキュメント情報が抽出さ
れ、テンプレートの部分に必要な知識が代入されて、 「“半加算器B"の“入力A"には、“andゲート”の出
力が接続されている。」という説明文が生成出力される
ことになる。
このように、本システムによれば、新たに「harf−ad
der−B」フレームが追加されても、そのスロット「inp
ut−A」についてのドキュメンテーションを既に作成さ
れている「input−A」フレームの「syntax」スロット
のスロット値を用いて行なうことができるので、設計者
は、知識の追加、変更に際して、特にドキュメンテーシ
ョンのための知識を追加する必要がない。このため、設
計者の負荷を大幅に軽減することができる。
尚、上記実施例では、ドキュメンテーションに係る所
定スロット名と同一のフレーム名を持つ関係フレームの
「syntax」スロットにドキュメント情報を備えることに
より、上記所定スロット名によって関係フレームを特定
するようにした。しかし、本発明は、このような状態に
限定されるものではなく、例えば第5図に示すように、
ドキュメント用の「comment」フレームを用意し、この
フレーム中に問合わせに関するスロット名と同一名称の
スロットを設け、そのスロット値として前述したような
ドキュメント情報を記述しておくようにしても良い。
要するに、本発明はドキュメント要求に係るスロット
名によって特定可能なスロット値として汎用性のあるド
キュメント情報を備え、推論処理によって上記ドキュメ
ント情報に必要な知識を代入して説明文を生成するもの
で、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であ
る。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、スロット値を共
通にする複数のスロット−スロット値の意味内容を示す
説明文に共通の部分のみを構文化したドキュメント情報
を、当該スロット名によって特定可能なスロット値とし
て備え、推論処理によって必要な説明文を生成出力する
ようにしたので、知識ベースの自然言語によるドキュメ
ンテーションが可能で、その可読性が向上するととも
に、知識内容の変更に際し、フレーム設計者はドキュメ
ンテーションのための情報を追加する必要がないので、
フレーム設計者の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る知識処理言語のドキュ
メンテーション方式の流れ図、第2図は同方式を実現す
る推論処理システムのブロック図、第3図は同方式にお
ける知識の一例を示す図、第4図は同方式における追加
知識の一例を示す図、第5図は本発明の他の実施例に係
る知識処理言語のドキュメンテーション方式における知
識の一例を示す図である。 1……知識ベース、3……入力部、3……推論部、4…
…出力部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象物の属性情報や他の対象物との関係情
    報を示すスロット−スロット値からなるフレームで当該
    対象物を表現し、知識処理言語で記述されたフレーム型
    知識ベースの内容を自然言語による説明文で提示する知
    識処理言語のドキュメント装置において、スロット名を
    共通にする複数のスロット−スロット値の意味内容を示
    す説明文に共通する部分のみを構文化したドキュメント
    情報を、当該スロット名によって特定可能なスロット値
    として記憶した知識ベースと、所定のフレームのスロッ
    ト−スロット値の意味についての問合わせを入力する入
    力手段と、この入力手段により入力された当該フレーム
    のスロット−スロット値の意味についての問合わせに対
    し、当該スロット名によって特定されるスロット値とし
    てのドキュメント情報を前記知識ベースから抽出し、当
    該フレームの知識を代人して所定の説明文を生成するド
    キュメント生成手段と、この手段で生成された説明文を
    出力する出力手段とを具備したことを特徴とする知識処
    理言語のドキュメンテーション装置。
  2. 【請求項2】対象物の属性情報や他の対象物との関係情
    報を示すスロット−スロット値からなるフレームで当該
    対象物を表現し、知識処理言語で記述されたフレーム型
    知識ベースの内容を自然言語による説明文で提示する知
    識処理言語のドキュメンテーション方法において、スロ
    ット名を共通にする複数のスロット−スロット値の意味
    内容を示す説明文に共通する部分のみを構文化したドキ
    ュメント情報を、当該スロット名によって特定可能なス
    ロット値として知識ベースに記憶し、所定のフレームの
    スロット−スロット値の意味についての問合わせに対
    し、当該スロット名によって特定されるスロット値とし
    てのドキュメント情報を前記知識ベースから抽出し、前
    記問合わせをしたフレームの知識を代入して所定の説明
    文を生成するようにしたことを特徴とする知識処理言語
    のドキュメンテーション方法。
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