JP2597763Y2 - キーボード装置 - Google Patents
キーボード装置Info
- Publication number
- JP2597763Y2 JP2597763Y2 JP1991089694U JP8969491U JP2597763Y2 JP 2597763 Y2 JP2597763 Y2 JP 2597763Y2 JP 1991089694 U JP1991089694 U JP 1991089694U JP 8969491 U JP8969491 U JP 8969491U JP 2597763 Y2 JP2597763 Y2 JP 2597763Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- sheet
- dome
- case
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Calculators And Similar Devices (AREA)
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電子機器等のキーボー
ドやスイッチ等に使用するキーボード装置に関する。
ドやスイッチ等に使用するキーボード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のキーボード装置は例えば図
3に示すように、複数のキーaが膨出形成されたキーラ
バーbと、ポリエステル樹脂により成形されたドームシ
ートc及び押下げ側接点シートdと受側接点シートeよ
りなる接点シートfより構成されている。
3に示すように、複数のキーaが膨出形成されたキーラ
バーbと、ポリエステル樹脂により成形されたドームシ
ートc及び押下げ側接点シートdと受側接点シートeよ
りなる接点シートfより構成されている。
【0003】また、上記ドームシートcはキーラバーb
の各キーa毎に半球状のドームgが形成されていると共
に、ドームシートcと押下げ側接点シートdの間は接着
シートhで、そして押下げ側接点シートdと受側接点シ
ートfの間は接着シートiでそれぞれ接着されてユニッ
ト化され、電子機器等のケースjとケースj内に収容さ
れた基板kの間に図4に示すように組込まれている。
の各キーa毎に半球状のドームgが形成されていると共
に、ドームシートcと押下げ側接点シートdの間は接着
シートhで、そして押下げ側接点シートdと受側接点シ
ートfの間は接着シートiでそれぞれ接着されてユニッ
ト化され、電子機器等のケースjとケースj内に収容さ
れた基板kの間に図4に示すように組込まれている。
【0004】上記構成されたキーボード装置では、キー
ラバーdの任意なキーaを押すと、キーaの下側にある
ドームgが弾性により反転してクリニック感が得られる
ようになっている。
ラバーdの任意なキーaを押すと、キーaの下側にある
ドームgが弾性により反転してクリニック感が得られる
ようになっている。
【0005】また反転したドームgによって押下げ側接
点シートbと受側接点シートfとの接点m,nが接触さ
れて電気信号が発生し、この電気信号は受側接点シート
fに設けられた信号接点部oよりこれと接続する基板k
側の信号接続部pを介して基板kへ送り込まれるように
なっている。
点シートbと受側接点シートfとの接点m,nが接触さ
れて電気信号が発生し、この電気信号は受側接点シート
fに設けられた信号接点部oよりこれと接続する基板k
側の信号接続部pを介して基板kへ送り込まれるように
なっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記従来のキー
ボード装置では、キーラバーbとドームシートcが別体
となっているため、ケースj内に組込む際キーラバーb
の各キーaとドームシートcの各ドームgの間に位置ず
れが発生することがある。
ボード装置では、キーラバーbとドームシートcが別体
となっているため、ケースj内に組込む際キーラバーb
の各キーaとドームシートcの各ドームgの間に位置ず
れが発生することがある。
【0007】その結果キーラバーbの任意なキーaを押
下げた場合に十分なクリック感が得られないことがあ
り、良好な使用感が得られない不具合があった。
下げた場合に十分なクリック感が得られないことがあ
り、良好な使用感が得られない不具合があった。
【0008】この発明は上記従来の不具合を改善するた
めになされたもので、キーを操作した際確実にクリック
感が得られるようにしたキーボード装置を提供すること
を目的とするものである。
めになされたもので、キーを操作した際確実にクリック
感が得られるようにしたキーボード装置を提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するために、複数のキーが形成されたキーラバーと、
上記キーと合致する位置に複数のドームが形成されたド
ームシートを、装置組み立て前に予め上記キーとドーム
が一致するようにして接着シートにより接着一体化する
ことによりキーユニットを構成し、かつこのキーユニッ
トと接点シート及び基板を重ねた状態でケース内へ組込
むという構成にしたものである。
成するために、複数のキーが形成されたキーラバーと、
上記キーと合致する位置に複数のドームが形成されたド
ームシートを、装置組み立て前に予め上記キーとドーム
が一致するようにして接着シートにより接着一体化する
ことによりキーユニットを構成し、かつこのキーユニッ
トと接点シート及び基板を重ねた状態でケース内へ組込
むという構成にしたものである。
【0010】
【作用】上記構成により、キーラバーとドームシートの
位置精度を注意せずにケース内へ組込めるため、組立て
が容易になると共に、キーラバーとドームシートの間で
位置ずれが生じることがないため、使用中にキーを操作
した際確実にクリック感が得られるようになる。
位置精度を注意せずにケース内へ組込めるため、組立て
が容易になると共に、キーラバーとドームシートの間で
位置ずれが生じることがないため、使用中にキーを操作
した際確実にクリック感が得られるようになる。
【0011】
【実施例】この考案の一実施例を図1及び図2に示す図
面を参照して詳述する。図1はこの発明の一実施例にな
るキーボード装置の分解斜視図、図2は同組立て状態の
断面図である。これら図において1は電子機器等のケー
ス、2はキーラバー、3はドームシート、4は接着シー
ト、5は接点シート、6は基板を示す。
面を参照して詳述する。図1はこの発明の一実施例にな
るキーボード装置の分解斜視図、図2は同組立て状態の
断面図である。これら図において1は電子機器等のケー
ス、2はキーラバー、3はドームシート、4は接着シー
ト、5は接点シート、6は基板を示す。
【0012】上記ケース1は合成樹脂により成形されて
いて、キーボード部に多数のキー孔1aが一定の配列で
開口されている。上記キーラバー2はシリコーンゴムな
どによりシート状に形成されていて、上面に上記ケース
1のキー孔1aと同一配置で多数のキー2aが膨出形成
されており、これらキー2aはキーラバー2をケース1
内に組込んだ際ケース1のキー孔1aより外側へ突出す
るようになっている。
いて、キーボード部に多数のキー孔1aが一定の配列で
開口されている。上記キーラバー2はシリコーンゴムな
どによりシート状に形成されていて、上面に上記ケース
1のキー孔1aと同一配置で多数のキー2aが膨出形成
されており、これらキー2aはキーラバー2をケース1
内に組込んだ際ケース1のキー孔1aより外側へ突出す
るようになっている。
【0013】また上記ドームシート3はポリエステルシ
ートより形成されていて、キーラバー2の各キー2aと
合致する位置に半球状のドーム3aが膨出形成されてお
り、キー2aの位置とドーム3aの位置が正確に一致す
るように予め接着シート4により接着一体化されてキー
ユニット7が構成されている。
ートより形成されていて、キーラバー2の各キー2aと
合致する位置に半球状のドーム3aが膨出形成されてお
り、キー2aの位置とドーム3aの位置が正確に一致す
るように予め接着シート4により接着一体化されてキー
ユニット7が構成されている。
【0014】一方接点シート5は図2に示すように押下
げ側接点シート5aと受側接点シート5bより形成され
ていて、互に対向する面に、上記キーラバー2のキー2
aと同一配置でそれぞれ接点5c、5dが形成されてい
る。
げ側接点シート5aと受側接点シート5bより形成され
ていて、互に対向する面に、上記キーラバー2のキー2
aと同一配置でそれぞれ接点5c、5dが形成されてい
る。
【0015】また押下げ側接点板5aと受側接点板5b
の間は接着シート8で接着一体化されて接点キー5が構
成されていると共に、接点キー5の側縁には、ケース1
内に組込んだ際、ケース1内に収容された基板6の信号
接続部6aと接触する位置に信号接続部5eが突設され
ている。
の間は接着シート8で接着一体化されて接点キー5が構
成されていると共に、接点キー5の側縁には、ケース1
内に組込んだ際、ケース1内に収容された基板6の信号
接続部6aと接触する位置に信号接続部5eが突設され
ている。
【0016】次に作用を説明すると、上記構成されたキ
ーボード装置はケース1とケース1内に収容された基板
6の間に図2に示すように組込まれて使用されるが、キ
ーラバー2とドームシート3は予め接着シート4により
接着一体化されているため、組込む際、キーラバー2の
キー2aとドームシート3のドーム3aの位置がずれる
ことがなく、高精度で組込むことができる。
ーボード装置はケース1とケース1内に収容された基板
6の間に図2に示すように組込まれて使用されるが、キ
ーラバー2とドームシート3は予め接着シート4により
接着一体化されているため、組込む際、キーラバー2の
キー2aとドームシート3のドーム3aの位置がずれる
ことがなく、高精度で組込むことができる。
【0017】また電子機器等の使用中に任意なキー2a
を押すと、押されたキー2aの下側にあるドーム3aが
弾性により反転し、クリック感が得られると共に、反転
したドーム3aにより接点シート5の押下げ側接点シー
ト5aが押され、押下げ側接点シート5aと受側接点シ
ート5bの各接点5c、5dが接触して電気信号を発生
する。
を押すと、押されたキー2aの下側にあるドーム3aが
弾性により反転し、クリック感が得られると共に、反転
したドーム3aにより接点シート5の押下げ側接点シー
ト5aが押され、押下げ側接点シート5aと受側接点シ
ート5bの各接点5c、5dが接触して電気信号を発生
する。
【0018】この電気信号は接点シート5の信号接続部
5eより、この信号接続部5eと接触している基板6側
の信号接続部6aを介して基板6へ送込まれるようにな
る。
5eより、この信号接続部5eと接触している基板6側
の信号接続部6aを介して基板6へ送込まれるようにな
る。
【0019】一方キー2aを押圧を解放すると、ドーム
3aの復元力でキー2aが押上げられ、キー2aは元の
位置へ復帰するようになる。
3aの復元力でキー2aが押上げられ、キー2aは元の
位置へ復帰するようになる。
【0020】
【考案の効果】この考案は以上詳述したように、キーラ
バーに形成されたキーと、ドームシートに形成されたド
ームの位置が正確に一致するように予めキーラバーとド
ームシートを接着シートにより接着一体化してキーユニ
ットを形成し、このキーユニットを電子機器等のケース
内へ組込むようにしたことから、組込む際従来のように
キーラバーのキーとドームシートのドームの位置がすれ
ることがない。
バーに形成されたキーと、ドームシートに形成されたド
ームの位置が正確に一致するように予めキーラバーとド
ームシートを接着シートにより接着一体化してキーユニ
ットを形成し、このキーユニットを電子機器等のケース
内へ組込むようにしたことから、組込む際従来のように
キーラバーのキーとドームシートのドームの位置がすれ
ることがない。
【0021】これによってキーラバーとドームシートの
位置精度を注意せずにケース内へ組込むことができるた
め、組立てが容易になると共に、生産性が向上する。
位置精度を注意せずにケース内へ組込むことができるた
め、組立てが容易になると共に、生産性が向上する。
【0022】またケースへ組込まれた後もキーの位置と
ドームの位置が正確に一致しているため、キーを操作し
た際確実にクリック感が得られるようになり、使用感が
一段と向上すると共に、電子機器等の信頼性も高めるこ
とができる。
ドームの位置が正確に一致しているため、キーを操作し
た際確実にクリック感が得られるようになり、使用感が
一段と向上すると共に、電子機器等の信頼性も高めるこ
とができる。
【図1】この考案の一実施例になるキーボード装置の分
解斜視図
解斜視図
【図2】この考案の一実施例になるキーボード装置の組
立て状態の断面図
立て状態の断面図
【図3】従来のキーボード装置の分解斜視図
【図4】従来のキーボード装置の組立て状態の断面図
1 ケース 2 キーラバー 2a キー 3 ドームシート 3a ドーム 4 接着シート 5 接点シート 6 基板 7 キーユニット
フロントページの続き (72)考案者 森 優 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)考案者 水野 真俊 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−93223(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/02 G06F 15/02
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のキーが形成されたキーラバーと、
上記キーと合致する位置に半球状の複数のドームが形成
されたドームシートを、装置組み立て前に予め上記キー
とドームが一致するようにして接着シートにより接着一
体化することによりキーユニットを構成し、かつこのキ
ーユニットと接点シート及び基板を重ねた状態でケース
内へ組込むことを特徴とするキーボード装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991089694U JP2597763Y2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | キーボード装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991089694U JP2597763Y2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | キーボード装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0540924U JPH0540924U (ja) | 1993-06-01 |
JP2597763Y2 true JP2597763Y2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=13977880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991089694U Expired - Lifetime JP2597763Y2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | キーボード装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597763Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4322587A (en) * | 1979-12-06 | 1982-03-30 | Rogers Corporation | Keyboard device |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP1991089694U patent/JP2597763Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0540924U (ja) | 1993-06-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |