JP2597401B2 - 手術用顕微鏡のフットスイッチ - Google Patents
手術用顕微鏡のフットスイッチInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、手術用顕微鏡の電動制御のための足操作用
スイッチ、即ちフットスイッチに関する。
スイッチ、即ちフットスイッチに関する。
手術用顕微鏡を用いて手術を行なう場合、術部を拡大
観察するために顕微鏡の鏡体等各部を移動させて、焦点
調整，拡大倍率の調整そして明度調整等を必要に応じて
行なうが、その操作はフットスイッチによって為され
る。
観察するために顕微鏡の鏡体等各部を移動させて、焦点
調整，拡大倍率の調整そして明度調整等を必要に応じて
行なうが、その操作はフットスイッチによって為され
る。
この種の手術用顕微鏡及びフットスイッチを第11図に
示す概略図により説明すると、図中、１′は架台電装
部、２は架台電装部１′に支持された支柱、３は支柱２
の頂部に設けられたランプハウス、４は支柱２に取付け
られたアーム、５はアーム４の自由端に電動焦準装置６
を介して取り付けられた実体顕微鏡の鏡体、７はランプ
ハウス３から鏡体５に組み込まれた図示しない照明光学
系へ照明光を導くためのライトガイド、８は架台電装部
１′に内蔵された図示しない制御回路を介して鏡体５に
内蔵された図示しない電動変倍装置及び電動焦準装置６
を操作するためのフットスイッチである。このフットス
イッチ８において、９は電動焦準装置６を介して鏡体５
をアップ又はダウン方向に移動させるシーソーペダル式
のスイッチ、10は電動変倍装置によって鏡体の変倍動作
を行なうシーソーペダル式のスイッチであり、両スイッ
チ9,10はフットスイッチ８に固定して配置されている。
示す概略図により説明すると、図中、１′は架台電装
部、２は架台電装部１′に支持された支柱、３は支柱２
の頂部に設けられたランプハウス、４は支柱２に取付け
られたアーム、５はアーム４の自由端に電動焦準装置６
を介して取り付けられた実体顕微鏡の鏡体、７はランプ
ハウス３から鏡体５に組み込まれた図示しない照明光学
系へ照明光を導くためのライトガイド、８は架台電装部
１′に内蔵された図示しない制御回路を介して鏡体５に
内蔵された図示しない電動変倍装置及び電動焦準装置６
を操作するためのフットスイッチである。このフットス
イッチ８において、９は電動焦準装置６を介して鏡体５
をアップ又はダウン方向に移動させるシーソーペダル式
のスイッチ、10は電動変倍装置によって鏡体の変倍動作
を行なうシーソーペダル式のスイッチであり、両スイッ
チ9,10はフットスイッチ８に固定して配置されている。
そして操作時に、術者は踏むべきスイッチを見ること
なく、術部を観察しながら焦点調整のための焦準アップ
又はダウン，倍率変換のための倍率アップ又はダウン等
の何れかの操作を行なうことになる。
なく、術部を観察しながら焦点調整のための焦準アップ
又はダウン，倍率変換のための倍率アップ又はダウン等
の何れかの操作を行なうことになる。
しかし、各機能を果たす操作スイッチ9,10等はフット
スイッチ８に固定的に配置されているから、操作スイッ
チ9,10等の配置位置が術者の好みや慣れている配置順序
と異なっていたりすると、非常に操作しづらいという問
題があった。特に１台のフットスイッチを複数の術者が
共同で操作する場合に一層これが顕著であった。
スイッチ８に固定的に配置されているから、操作スイッ
チ9,10等の配置位置が術者の好みや慣れている配置順序
と異なっていたりすると、非常に操作しづらいという問
題があった。特に１台のフットスイッチを複数の術者が
共同で操作する場合に一層これが顕著であった。
本発明はこのような課題に鑑み、特定の機能を果たす
操作スイッチの配置位置を任意に選択できるようにした
手術用顕微鏡のフットスイッチを提供することを目的と
する。
操作スイッチの配置位置を任意に選択できるようにした
手術用顕微鏡のフットスイッチを提供することを目的と
する。
本発明による手術用顕微鏡のフットスイッチは、手術
用顕微鏡の焦準，変倍，明度等の調整を電気的に制御す
るための複数の操作スイッチを備えたものにおいて、各
操作スイッチの配置とこれら操作スイッチの結線配列と
の少なくとも一方を変更可能にすることによって、特定
の機能を果たす操作スイッチの配置位置を任意に選択で
きるようにしたものである。
用顕微鏡の焦準，変倍，明度等の調整を電気的に制御す
るための複数の操作スイッチを備えたものにおいて、各
操作スイッチの配置とこれら操作スイッチの結線配列と
の少なくとも一方を変更可能にすることによって、特定
の機能を果たす操作スイッチの配置位置を任意に選択で
きるようにしたものである。
従って、頻繁に使用する機能を果たす操作スイッチが
フットスイッチに関して術者の最も操作しやすい位置に
あるように配置又は結線を変更すること等が可能にな
る。
フットスイッチに関して術者の最も操作しやすい位置に
あるように配置又は結線を変更すること等が可能にな
る。
以下、本発明の第一実施例を第１図に示すフットスイ
ッチの斜視図及び第２図に示す操作制御系のブロック図
に基づいて説明する。
ッチの斜視図及び第２図に示す操作制御系のブロック図
に基づいて説明する。
12は架台電装部１に操作信号を入力せしめるフットス
イッチ、このフットスイッチ12において、13は押圧され
ることによって変倍アップ駆動用の超音波信号を発信す
る変倍アップ操作スイッチ、14は押圧されて変倍ダウン
駆動用の超音波信号を発信する変倍ダウン操作スイッ
チ、15は押圧されて焦準アップ駆動用の超音波信号を発
信する焦準アップ操作スイッチ、16は押圧されて焦準ダ
ウン駆動用の超音波信号を発信する焦準ダウン操作スイ
ッチ、17は押圧されることによって照明装置３をON及び
OFFさせる超音波信号を発信する照明操作スイッチ、18
は押圧されることによって撮影装置による写真撮影を行
なう撮影操作スイッチであって、各操作スイッチ13〜18
はその内部に夫々異なる超音波信号を発信する発信装置
を有すると共に裏面に磁石等の図示しない固定部材が備
えられていて、フットスイッチ12の任意の位置に着脱可
能に取付けられている。19はフットスイッチ12内に設け
られていて各操作スイッチ13〜18から発信された各超音
波信号を受信する受信部、20はこれらの信号を識別して
制御する制御部、21は制御部20で制御された各信号を操
作信号として架台電装部１に送信する送信部であり、架
台電装部１への送信手段はコードを接続したものでも、
或いは通常の超音波によるものでもよい。22は架台電装
部１へ送られた操作信号を受信する受信部、23はその受
信信号が入力される制御部であり、受信信号に基づいて
電動焦準装置６の焦準用駆動部24,電動変倍装置の変倍
用駆動部25,ランプハウス３を備えた照明装置26又は撮
影装置27へ駆動信号が出力され、所望の動作が為される
ようになっている。
イッチ、このフットスイッチ12において、13は押圧され
ることによって変倍アップ駆動用の超音波信号を発信す
る変倍アップ操作スイッチ、14は押圧されて変倍ダウン
駆動用の超音波信号を発信する変倍ダウン操作スイッ
チ、15は押圧されて焦準アップ駆動用の超音波信号を発
信する焦準アップ操作スイッチ、16は押圧されて焦準ダ
ウン駆動用の超音波信号を発信する焦準ダウン操作スイ
ッチ、17は押圧されることによって照明装置３をON及び
OFFさせる超音波信号を発信する照明操作スイッチ、18
は押圧されることによって撮影装置による写真撮影を行
なう撮影操作スイッチであって、各操作スイッチ13〜18
はその内部に夫々異なる超音波信号を発信する発信装置
を有すると共に裏面に磁石等の図示しない固定部材が備
えられていて、フットスイッチ12の任意の位置に着脱可
能に取付けられている。19はフットスイッチ12内に設け
られていて各操作スイッチ13〜18から発信された各超音
波信号を受信する受信部、20はこれらの信号を識別して
制御する制御部、21は制御部20で制御された各信号を操
作信号として架台電装部１に送信する送信部であり、架
台電装部１への送信手段はコードを接続したものでも、
或いは通常の超音波によるものでもよい。22は架台電装
部１へ送られた操作信号を受信する受信部、23はその受
信信号が入力される制御部であり、受信信号に基づいて
電動焦準装置６の焦準用駆動部24,電動変倍装置の変倍
用駆動部25,ランプハウス３を備えた照明装置26又は撮
影装置27へ駆動信号が出力され、所望の動作が為される
ようになっている。
本実施例は以上のように構成されているから、例えば
術者がフットスイッチ12の焦準アップ操作スイッチ15を
足で押すと、焦準アップ駆動用の超音波信号が発信して
受信部19で受信され、制御部20でこの信号が焦準アップ
駆動用の信号であることが認識され、送信部21を介して
架台電装部１の受信部22へ操作信号が入力され、制御部
23からの駆動信号が焦準駆動部24へ出力されて鏡体５が
焦準アップ方向に移動し、足を操作スイッチ15から離す
とその位置で停止する。他の操作スイッチを押した場合
も同様にして制御される。
術者がフットスイッチ12の焦準アップ操作スイッチ15を
足で押すと、焦準アップ駆動用の超音波信号が発信して
受信部19で受信され、制御部20でこの信号が焦準アップ
駆動用の信号であることが認識され、送信部21を介して
架台電装部１の受信部22へ操作信号が入力され、制御部
23からの駆動信号が焦準駆動部24へ出力されて鏡体５が
焦準アップ方向に移動し、足を操作スイッチ15から離す
とその位置で停止する。他の操作スイッチを押した場合
も同様にして制御される。
又、各操作スイッチ13〜18の第１図に示す配置位置が
術者にとって好ましいものでないときは、任意の順序、
例えば第３図に示す配置順序に並べかえてもよい。この
場合も、何れかの操作スイッチを押せばこれに応じた超
音波信号がフットスイッチ12の受信部19で受信され、所
望の駆動が為される。
術者にとって好ましいものでないときは、任意の順序、
例えば第３図に示す配置順序に並べかえてもよい。この
場合も、何れかの操作スイッチを押せばこれに応じた超
音波信号がフットスイッチ12の受信部19で受信され、所
望の駆動が為される。
以上のように本実施例によれば、異なる超音波を発信
する各操作スイッチ13〜18をフットスイッチ上の任意の
位置に配置できるから、術者の好みや慣れ等に応じて操
作スイッチの配置順序を変更でき、又足の大きさに応じ
て各操作スイッチの間隔や位置を設定できる等操作性が
非常に向上し、特に複数の術者が同時に使用する場合に
便利である。又、手術の種類によっては不要な操作スイ
ッチを取り除くことができ、不要な操作スイッチによる
誤操作等のミスや不安を解消することができる。
する各操作スイッチ13〜18をフットスイッチ上の任意の
位置に配置できるから、術者の好みや慣れ等に応じて操
作スイッチの配置順序を変更でき、又足の大きさに応じ
て各操作スイッチの間隔や位置を設定できる等操作性が
非常に向上し、特に複数の術者が同時に使用する場合に
便利である。又、手術の種類によっては不要な操作スイ
ッチを取り除くことができ、不要な操作スイッチによる
誤操作等のミスや不安を解消することができる。
次に本発明の第二実施例を第４図に示すフットスイッ
チの斜視図、第５図（Ａ）乃至（Ｄ）に示すペダルユニ
ットの斜視図、第６図に示す操作制御系のブロック図に
基づいて説明するが、第一実施例と同一部分には同一の
符号を用いて説明を省略する。
チの斜視図、第５図（Ａ）乃至（Ｄ）に示すペダルユニ
ットの斜視図、第６図に示す操作制御系のブロック図に
基づいて説明するが、第一実施例と同一部分には同一の
符号を用いて説明を省略する。
29はフットスイッチ12に穿設されていてキー溝29aを
備えたほぼ円筒形状の溝であって、この溝29の底部には
４種の受光素子a1,b1,c1,d1が設けられており、各受光
素子a1,b1,c1,d1は後述する発光素子から光が入射せし
められると、夫々焦準アップ駆動用の信号，焦準ダウン
駆動用の信号，変倍アップ駆動用の信号，変倍ダウン駆
動用の信号を出力するようになっている。30,31,32は溝
29と受光素子a1,b1,c1,d1の配列が同一で同一の構造を
有する溝、33は各溝29〜32に嵌合する焦準アップ用のペ
ダルユニットであって、図示しない電源を内蔵する円筒
状の本体33aの底面に、嵌合状態で受光素子a1に対応す
る発光素子a2,キー溝29a,30a,31a,32aに嵌合するキー33
bが夫々設けられ、又頂部には押圧されると変位して発
光素子a2を発光せしめるペダル33cが設けられている。3
4,35,36はペダルユニット33と同様な構造を有する夫々
焦準ダウン用，変倍アップ用，変倍ダウン用のペダルユ
ニットであるが、受光素子b1に対応する発光素子b2,受
光素子c1に対応する発光素子c2,受光素子d1に対応する
発光素子d2が夫々設けられている点で相違する（第５図
（Ａ）〜（Ｄ）参照）。そして各ペダルユニット33〜36
の受光素子からの光は、各ユニットが何れかの溝29〜32
に嵌合された状態で対応する受光素子にのみ入射するよ
うになっている。
備えたほぼ円筒形状の溝であって、この溝29の底部には
４種の受光素子a1,b1,c1,d1が設けられており、各受光
素子a1,b1,c1,d1は後述する発光素子から光が入射せし
められると、夫々焦準アップ駆動用の信号，焦準ダウン
駆動用の信号，変倍アップ駆動用の信号，変倍ダウン駆
動用の信号を出力するようになっている。30,31,32は溝
29と受光素子a1,b1,c1,d1の配列が同一で同一の構造を
有する溝、33は各溝29〜32に嵌合する焦準アップ用のペ
ダルユニットであって、図示しない電源を内蔵する円筒
状の本体33aの底面に、嵌合状態で受光素子a1に対応す
る発光素子a2,キー溝29a,30a,31a,32aに嵌合するキー33
bが夫々設けられ、又頂部には押圧されると変位して発
光素子a2を発光せしめるペダル33cが設けられている。3
4,35,36はペダルユニット33と同様な構造を有する夫々
焦準ダウン用，変倍アップ用，変倍ダウン用のペダルユ
ニットであるが、受光素子b1に対応する発光素子b2,受
光素子c1に対応する発光素子c2,受光素子d1に対応する
発光素子d2が夫々設けられている点で相違する（第５図
（Ａ）〜（Ｄ）参照）。そして各ペダルユニット33〜36
の受光素子からの光は、各ユニットが何れかの溝29〜32
に嵌合された状態で対応する受光素子にのみ入射するよ
うになっている。
本実施例は以上のように構成されており、例えば各ペ
ダルユニット33,34,35,36がフットスイッチ12の各溝29,
30,31,32に夫々嵌合された状態で、ペダル34cを術者が
押したとすると、発光素子b2が発光して受光素子b1のみ
に光が入射し、焦準ダウン駆動用の信号が出力され、架
台電装部１の受信部22へ入力し、第一実施例と同様に鏡
体５が焦準ダウン方向へ移動する。他のペダルユニット
33c,35c又は36cを押した場合も同様である。又、各ペダ
ルユニット33,34,35,36を夫々他の任意の溝に入れ換え
たとしても、各ペダルユニット33,34,35,36は自己のキ
ー33b,34b,35b,36bと各溝のキー溝29a,30a,31a,32bとに
よって正確に位置決めされ、各発光素子a2,b2,c2,d2は
必ず対応する受光素子a1,b1,c1,d1と組み合わされて所
望の信号が発信される。
ダルユニット33,34,35,36がフットスイッチ12の各溝29,
30,31,32に夫々嵌合された状態で、ペダル34cを術者が
押したとすると、発光素子b2が発光して受光素子b1のみ
に光が入射し、焦準ダウン駆動用の信号が出力され、架
台電装部１の受信部22へ入力し、第一実施例と同様に鏡
体５が焦準ダウン方向へ移動する。他のペダルユニット
33c,35c又は36cを押した場合も同様である。又、各ペダ
ルユニット33,34,35,36を夫々他の任意の溝に入れ換え
たとしても、各ペダルユニット33,34,35,36は自己のキ
ー33b,34b,35b,36bと各溝のキー溝29a,30a,31a,32bとに
よって正確に位置決めされ、各発光素子a2,b2,c2,d2は
必ず対応する受光素子a1,b1,c1,d1と組み合わされて所
望の信号が発信される。
従って、本実施例によれば各機能を果たすペダルユニ
ット33,34,35,36の配置位置を任意に選択することがで
き、又ペダルユニットと溝に夫々発光素子と受光素子を
配設したから防水性が良好である。
ット33,34,35,36の配置位置を任意に選択することがで
き、又ペダルユニットと溝に夫々発光素子と受光素子を
配設したから防水性が良好である。
第７図及び第８図は第二実施例と部分的に異なる第三
実施例を示すものであり、第二実施例と同一の部分には
同一の符号を用いて説明する。
実施例を示すものであり、第二実施例と同一の部分には
同一の符号を用いて説明する。
図中、a3,b3,c3,d3は各溝29,30,31,32の第二実施例に
おける各受光素子a1,b1,c1,d1の位置に夫々配設されて
いるマイクロスイッチであって、スイッチONにより各マ
イクロスイッチa3,b3,c3,d3からは夫々焦準アップ駆動
用の信号，焦準ダウン駆動用の信号，変倍アップ駆動用
の信号，変倍ダウン駆動用の信号が出力されるようにな
っている。a4,b4,c4,d4は各ペダルユニット33,34,35,36
の第二実施例における各発光素子a2,b2,c2,d2の位置に
夫々進退可能に配設されているピンであって、ペダル33
c,34c,35c,36cが押されない状態では各ピンa4,b4,c4,d4
は夫々本体33a,34a,35a,36a内に引っ込められている
が、各ペダル33c,34c,35c,36cが押圧されると外部に突
出し（第８図（Ａ）乃至（Ｄ）参照）、各ピンa4,b4,
c4,d4が夫々対応するマイクロスイッチa3,b3,c3,d3を押
してONせしめるようになっている。
おける各受光素子a1,b1,c1,d1の位置に夫々配設されて
いるマイクロスイッチであって、スイッチONにより各マ
イクロスイッチa3,b3,c3,d3からは夫々焦準アップ駆動
用の信号，焦準ダウン駆動用の信号，変倍アップ駆動用
の信号，変倍ダウン駆動用の信号が出力されるようにな
っている。a4,b4,c4,d4は各ペダルユニット33,34,35,36
の第二実施例における各発光素子a2,b2,c2,d2の位置に
夫々進退可能に配設されているピンであって、ペダル33
c,34c,35c,36cが押されない状態では各ピンa4,b4,c4,d4
は夫々本体33a,34a,35a,36a内に引っ込められている
が、各ペダル33c,34c,35c,36cが押圧されると外部に突
出し（第８図（Ａ）乃至（Ｄ）参照）、各ピンa4,b4,
c4,d4が夫々対応するマイクロスイッチa3,b3,c3,d3を押
してONせしめるようになっている。
従って、本実施例によれば各機能を果たすペダルユニ
ット33,34,35,36の配置位置を任意に選択でき、何れの
溝に嵌合させてもそのペダルユニットに応じた操作を行
なうことができる。又、第二実施例のような発光用の電
源が不要であるから、フットスイッチを小型，軽量化で
き、製造コストを低廉にすることができる。
ット33,34,35,36の配置位置を任意に選択でき、何れの
溝に嵌合させてもそのペダルユニットに応じた操作を行
なうことができる。又、第二実施例のような発光用の電
源が不要であるから、フットスイッチを小型，軽量化で
き、製造コストを低廉にすることができる。
尚、マイクロスイッチa3,b3,c3,d3に代えてホトセン
サを配設してもよい。
サを配設してもよい。
次に本発明の第四実施例を第９図に示すフットスイッ
チと配列パッケージとの分解斜視図、第10図に示す結線
例とに基づいて説明する。
チと配列パッケージとの分解斜視図、第10図に示す結線
例とに基づいて説明する。
図中、38はフットスイッチ、39は押圧されることによ
って常開型のスイッチS1をONさせる第一のペダル、40は
押圧されることによって常開型のスイッチS2をONさせる
第二のペダル、41は押圧されることによって常開型のス
イッチS3をONさせる第三のペダル、42は押圧されること
によって常開型のスイッチS4をONさせる第四のペダル、
43はフットスイッチ38の側面に設けられたパッケージ用
コネクタであって、このコネクタ43において、44,45,4
6,47は夫々スイチS1,S2,S3,S4と接続されているピン、4
8,49,50,51は夫々架台電装部１に接続されているピンで
あって、このうちピン48に信号が入力されると焦準アッ
プ駆動用の信号が架台電装部１から出力され、ピン49に
信号が入力されると焦準ダウン駆動用の信号が架台電装
部１から出力され、ピン50に信号が入力されると変倍ア
ップ駆動用の信号が架台電装部１から出力され、又ピン
51に信号が入力されると変倍ダウン駆動用の信号が架台
電装部１から出力されるようになっている。52はパッケ
ージ用コネクタ43に装着してピン44,45,46,47とピン48,
49,50,51とを互いに接続する配列パッケージであって、
このパッケージ52は各ピン44〜51と夫々接続される接続
ピン53a,53b,53c,53dと54a,54b,54c,54dとを４本のジャ
ンパー線55で結線したものである。第10図の結線例では
パッケージ用コネクタ43のピン44とピン48,ピン45とピ
ン50,ピン46とピン49,ピン47とピン51が接続されるよう
にジャンパー線55が結線されている。
って常開型のスイッチS1をONさせる第一のペダル、40は
押圧されることによって常開型のスイッチS2をONさせる
第二のペダル、41は押圧されることによって常開型のス
イッチS3をONさせる第三のペダル、42は押圧されること
によって常開型のスイッチS4をONさせる第四のペダル、
43はフットスイッチ38の側面に設けられたパッケージ用
コネクタであって、このコネクタ43において、44,45,4
6,47は夫々スイチS1,S2,S3,S4と接続されているピン、4
8,49,50,51は夫々架台電装部１に接続されているピンで
あって、このうちピン48に信号が入力されると焦準アッ
プ駆動用の信号が架台電装部１から出力され、ピン49に
信号が入力されると焦準ダウン駆動用の信号が架台電装
部１から出力され、ピン50に信号が入力されると変倍ア
ップ駆動用の信号が架台電装部１から出力され、又ピン
51に信号が入力されると変倍ダウン駆動用の信号が架台
電装部１から出力されるようになっている。52はパッケ
ージ用コネクタ43に装着してピン44,45,46,47とピン48,
49,50,51とを互いに接続する配列パッケージであって、
このパッケージ52は各ピン44〜51と夫々接続される接続
ピン53a,53b,53c,53dと54a,54b,54c,54dとを４本のジャ
ンパー線55で結線したものである。第10図の結線例では
パッケージ用コネクタ43のピン44とピン48,ピン45とピ
ン50,ピン46とピン49,ピン47とピン51が接続されるよう
にジャンパー線55が結線されている。
本実施例は以上のように構成されているから、例えば
第２のペダル40を踏むとスイッチS3がONし、ピン45から
ピン50に信号が伝達され、架台電装部１からは変倍アッ
プ駆動用の信号が出力され、鏡体５の変倍アップ動作が
為される。又他のペダル39,41,42を踏んだ場合も同様に
して夫々対応する動作が実行される。
第２のペダル40を踏むとスイッチS3がONし、ピン45から
ピン50に信号が伝達され、架台電装部１からは変倍アッ
プ駆動用の信号が出力され、鏡体５の変倍アップ動作が
為される。又他のペダル39,41,42を踏んだ場合も同様に
して夫々対応する動作が実行される。
従って、ジャンパー線55の結線を変えた配列パッケー
ジ52を数種類作成しておけば、配列パッケージ52を交換
するだけで各ペダル39,40,41,42の機能を変更でき、上
述の各実施例におけるペダルの配置位置を変更した場合
と同様の作用効果を生じさせることができる。特に本実
施例の場合は、一つの配列パッケージ52を交換するだけ
でよいから、変更が容易であり、他の実施例より安価に
作成することができる。
ジ52を数種類作成しておけば、配列パッケージ52を交換
するだけで各ペダル39,40,41,42の機能を変更でき、上
述の各実施例におけるペダルの配置位置を変更した場合
と同様の作用効果を生じさせることができる。特に本実
施例の場合は、一つの配列パッケージ52を交換するだけ
でよいから、変更が容易であり、他の実施例より安価に
作成することができる。
尚、第二乃至第四実施例では照明装置のON−OFFと写
真撮影の操作スイッチが省略されているが、これらの操
作スイッチを含む構造にしてもよいことは言うまでもな
い。
真撮影の操作スイッチが省略されているが、これらの操
作スイッチを含む構造にしてもよいことは言うまでもな
い。
又、ペダルユニット33〜36,第一乃至第四のペダル39
乃至42は操作スイッチを構成する。
乃至42は操作スイッチを構成する。
上述の如く本発明に係る手術用顕微鏡のフットスイッ
チによれば、複数の操作スイッチの配置位置又は各操作
スイッチの機能を容易に変更できるから、個々の術者又
は複数の術者等が各操作スイッチを操作し易いように調
整できて、手術の遂行がスムーズになり、手術の安全性
の向上と手術時間の短縮が実現され得る。
チによれば、複数の操作スイッチの配置位置又は各操作
スイッチの機能を容易に変更できるから、個々の術者又
は複数の術者等が各操作スイッチを操作し易いように調
整できて、手術の遂行がスムーズになり、手術の安全性
の向上と手術時間の短縮が実現され得る。
第１図乃至第３図は本発明の第一実施例を示すものであ
り、第１図はフットスイッチの斜視図、第２図は操作制
御系のブロック図、第３図は操作スイッチの配置を変更
したフットスイッチの斜視図、第４図乃至第６図は本発
明の第二実施例を示すものであり、第４図はフットスイ
ッチの斜視図、第５図（Ａ）乃至（Ｄ）は夫々各ペダル
ユニットの斜視図、第６図は操作制御系のブロック図、
第７図及び第８図は本発明の第三実施例を示すものであ
り、第７図はフットスイッチの斜視図、第８図（Ａ）乃
至（Ｄ）は夫々各ペダルユニットの斜視図、第９図及び
第10図は本発明の第四実施例を示すものであり、第９図
はフットスイッチと配列パッケージの分解斜視図、第10
図はフットスイッチと配列パッケージの結線図、第11図
は従来装置の説明図である。 12,38……フットスイッチ、13,14,15,16,17,18……操作
スイッチ、29,30,31,32……溝、33,34,35,36……ペダル
ユニット、43……パッケージ用クネクタ、52……配列パ
ッケージ。
り、第１図はフットスイッチの斜視図、第２図は操作制
御系のブロック図、第３図は操作スイッチの配置を変更
したフットスイッチの斜視図、第４図乃至第６図は本発
明の第二実施例を示すものであり、第４図はフットスイ
ッチの斜視図、第５図（Ａ）乃至（Ｄ）は夫々各ペダル
ユニットの斜視図、第６図は操作制御系のブロック図、
第７図及び第８図は本発明の第三実施例を示すものであ
り、第７図はフットスイッチの斜視図、第８図（Ａ）乃
至（Ｄ）は夫々各ペダルユニットの斜視図、第９図及び
第10図は本発明の第四実施例を示すものであり、第９図
はフットスイッチと配列パッケージの分解斜視図、第10
図はフットスイッチと配列パッケージの結線図、第11図
は従来装置の説明図である。 12,38……フットスイッチ、13,14,15,16,17,18……操作
スイッチ、29,30,31,32……溝、33,34,35,36……ペダル
ユニット、43……パッケージ用クネクタ、52……配列パ
ッケージ。
Claims (1)
- 【請求項１】手術用顕微鏡の焦準，変倍，明度等の調整
を電気的に制御するための複数の操作スイッチを備えた
手術用顕微鏡のフットスイッチにおいて、前記各操作ス
イッチの配置と該操作スイッチの結線配列との少なくと
も一方を変更可能にすることによって、特定の機能を果
たす操作スイッチの配置位置を任意に選択できるように
したことを特徴とするフットスイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1027143A JP2597401B2 (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 手術用顕微鏡のフットスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1027143A JP2597401B2 (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 手術用顕微鏡のフットスイッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02206454A JPH02206454A (ja) | 1990-08-16 |
| JP2597401B2 true JP2597401B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=12212832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1027143A Expired - Fee Related JP2597401B2 (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 手術用顕微鏡のフットスイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597401B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ATE229216T1 (de) * | 2000-07-13 | 2002-12-15 | Hans-Peter Wilfer | Anordnung zum erzeugen von toneffekten |
-
1989
- 1989-02-06 JP JP1027143A patent/JP2597401B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02206454A (ja) | 1990-08-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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