JP2597149B2 - 射出成形機の射出工程制御方法 - Google Patents

射出成形機の射出工程制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 <産業上の利用分野> 本発明は射出成形機の射出工程制御方法に係り、特に
充填工程から保圧工程への切換制御後の制御方法に関す
るものである。
<従来の技術> その一例を第4図にブロック図として示している。
射出成形機1は、バレル2内にスクリュー3が内挿さ
れ、このスクリュー3の後部に連結されたラム4の射出
側油室5に圧油を作用させることによりスクリュー3を
前進させ、スクリュー3の前部の溶融樹脂をノズル6か
ら金型7,8内に形成されるキャビティ9内に射出するこ
とにより成形を行なうものである。
上記圧油を給排する油圧回路は、ポンプ10を油圧源と
して前記ラム4の射出側油室5に油圧を作用するように
なっており、このポンプ10からラム4に連通する油圧系
路11中に射出切換用電磁弁12と、射出速度を制御するた
めの電磁比例流量制御弁13(以下電磁フロコンとい
う)、射出圧力を制御するための電磁比例圧力制御弁14
(以下電磁リリーフという)がそれぞれ設けられてい
る。
上記電磁フロコン13および電磁リリーフ14は、電流ま
たは電圧(以下電流として説明する)の強弱に比例して
流量または圧力が変化するものであり、前記射出側油室
5に作用する圧油の流量を制御することにより射出速度
を、また圧力を制御することによって射出圧力を制御す
るようになされている。
スクリュー位置検出部は、スクリュー3と一体に移動
するラック15に噛合うピニオン16によって回転運動とし
てロータリエンコーダ17に伝達され、このロータリエン
コーダ17はその入力軸の回転量(アナログ量)をその出
力パルスの数(デジタル量)に変換する位置検出センサ
であり、スクリュー3の移動距離に比例したパルス数を
発生させ、デジタルカウンタ18にその信号を送るように
なっている。第4図ではインクリメンタルエンコーダを
使用した場合について示しており、方向判別器19により
アップまたはダウン信号が判別されてデジタルカウンタ
18に送られる。またインクリメンタルエンコーダは絶対
的な位置の直接検出が不可能であるため、基準位置検出
器(図示せず)の信号により基準位置信号発生部(図示
せず)の指令によって毎成形サイクルごとにデジタルカ
ウンタ18のデータが基準位置値により補正されるように
している。
設定器20,21,22は、射出速度切換位置設定器であり、
それぞれ二次,三次,四時の射出速度に切換えるための
ものであって、デジタル量で設定される。
符号23は射出二次圧力切換位置設定器であり、24は射
出三次切換時間設定器(以下タイマという)で、それぞ
れデジタル量で設定される。
符号25,26,27,28は射出速度設定器で、それぞれ射出
一次,二次,三次,四次の速度を設定するものである。
また、29,30,31は射出圧力設定器で、それぞれ射出一
次,二次,三次の圧力を設定するものである。
上記射出速度設定器25,26,27,28および射出圧力設定
器29,30,31は、いずれも射出成形機の仕様の最大射出速
度および最大射出圧力を99とする%でデジタル量として
設定される。
シーケンス制御部32内の順次コンパレータ(比較器)
は、デジタルカウンタ18のデジタル量のデータと、射出
速度切換位置設定器20,21,22および射出二次圧切換位置
設定器23の各位置設定データとを順次比較してこれが一
致したとき、シーケンス制御部32内のデータセレクタス
イッチ群(図示せず)に信号を送るようになっている。
上記順次コンパレータは、1つのデジタルコンパレー
タと、前記各位置設定器とデジタルコンパレータ間をON
−OFFするゲートと、各ゲートを順次切換えて前記各位
置設定器を選択するためのシーケンス演算部とからなっ
ている。したがってデジタルカウンタ18のデータに対し
各位置設定器のデータは複数を同時に比較することはで
きず、必ず順に比較され、射出速度切換位置設定器20,2
1,22についで射出二次圧力切換位置設定器23の順に比較
されるようになっている。
制御回路は、シーケンス制御部32内に射出速度切換位
置設定器20,21,22にそれぞれ対応して射出速度設定器2
5,26,27,28を選択するためのデータセレクタスイッチ群
があり、その選択された設定器のデータに対応する流量
が射出ラム4の射出側油室5に供給されるようその設定
器のデータに対応したデジタル信号を発信させ、デジタ
ル量をアナログ量に変換するためのデジタルアナログ変
換器33、増幅器34を介して電磁フロコン13に必要な電流
が出力される。
またシーケンス制御部32には、射出圧力設定器29,30,
31を射出二次圧力切換位置設定器23およびタイマ24に対
応して選択するためのデータセレクタスイッチ群があ
り、回路の油圧がその選択された設定器の設定値のデー
タに対応する圧力となるように、設定器のデータに対応
したデジタル信号を発生し、デジタルアナログ変換器3
5、増幅器36を介して電磁リリーフ14に必要な電流が出
力される。なお、このシーケンス制御部32は、ソリッド
ステート回路で構成されている。
つぎに上記従来技術の動作について説明する。
シーケンス制御部32の射出工程開始信号により、射出
切換用電磁弁12が射出前進位置に切換ると、射出一次速
度設定器25により設定された設定値に対応する電流が電
磁フロコン13に与えられ、所定の流量を射出ラム4の射
出側油室5に作用し、設定された射出速度でスクリュー
3が第5図において(a)点から(b)点までの(A)
区間を前進する。その間射出圧力は射出一次圧力設定器
29によって設定された設定値に対応する電流が電磁リリ
ーフ14に与えられ、油圧回路の上限の圧力が制限され
る。
スクリュー3が(b)点に達し、スクリュー位置検出
部のデジタルカウンタ18のデータが射出二次速度切換位
置設定器20のデータと一致し、順次コンパレータにより
信号が発信されると、データセレクタスイッチ群により
電磁フロコン13への電流が射出二次速度設定器26の設定
値に対応した電流に切換えられ、それにより流量が変化
し、スクリュー3は(B)区間を定められた射出速度で
前進する。
同様にして(C)点に達すると、(C)区間を射出三
次速度設定器27により、また(d)点に達すると(D)
区間を射出四次速度設定器28によりそれぞれ設定された
設定値に対応して電磁フロコン13の流量が制御され、定
められた射出速度でスクリュー3が前進するように設定
される。
スクリュー3が(D)区間を前進して(e)点に達
し、スクリュー位置検出部のデジタルカウンタ18のデー
タが射出二次圧力切換位置設定器23の設定値のデータと
一致し、順次コンバータの信号がデータセレクタスイッ
チ群に送られると、電磁リリーフ14へ与えられる電流が
射出二次圧力設定器30により設定された値に対応して切
換えられ、それにより油圧回路の圧力の上限が規制され
る。
一方、順次コンバータからの信号はタイムコンパレー
タにも同時に送られ、タイムカウンタにより計時を開始
し、射出三次圧力切換時間設定器24の設定値のデータと
一致するとその信号がデータセレクタスイッチ群に送ら
れ、電磁リリーフ14への電流は射出三次圧力設定器31に
よって設定された値に対応して切換えられ、それにより
油圧回路の圧力が切換えられる。
上記のようにして射出圧力は、(E)区間では設定圧
力(P1)で、(F)区間は(P3)で、(G)区間は
(P2)の圧力で上限が規制されて制御される。
前記保圧圧力(P2)が持続され、一定時間が経過する
と、金型7および8のゲート部が固化し、ゲートシール
が行なわれ、充填開始と共にタイミングを開始する射出
工程のタイマー(図示せず)がタイムアウトすると、同
タイマーのタイムアウト信号により、ソレノイドバルブ
12は中立位置となり、射出工程は完了する。
<発明が解決しようとする課題> 前述のような制御方法であるので、ゲートシール状態
の確認のないまま、射出工程タイマーのタイムアウト信
号により射出工程は完了し、従って射出工程の後半であ
る保圧工程も終了することになっていた。ゲートシール
が射出工程タイマータイムアウトと同一時点で完了して
いれば問題はないが、ゲートシールまでの時間が射出時
間タイマーのタイムアウト時刻よりも継続した場合は、
ゲートシールされない状態で射出が打ち切られることに
なり、充填された樹脂の冷却固化に伴なう収縮を充分に
補うことができず、成形品の品質に悪い影響を与えてい
た。
又逆に射出工程タイマーのタイマアウト時刻よりも早
く、ゲートシールが完了している場合には保圧工程は射
出工程タイマーのタイムアウト信号時刻まで延びること
になり、サイクルアップの面から云えば無駄な時間をか
かえていたのである。このように、ゲートシール時間の
把握の困難性と、これに起因する制御の不安定さは、金
型キャビティー内の充填樹脂の重量、寸法、形状等のバ
ラツキにつながり、安定した成形品を保障できなくして
いたのである。この特徴は精密成形品については特に著
しい。
また、全射出工程が射出工程タイマーによって定めな
くてはならないようになっているため、このタイマーの
設定は成形品の品質に重要な影響を与えることになって
いた。にもかかわらず、作業者が成形運転状況に応じて
何度か設定調整しなければならず、作業に熟練を要する
ことになっていたのである。
本発明の目的は、前述の欠点を取除き、ゲートシール
直前における速度信号から、タイマーを計時させ、タイ
マータイムアウトで保圧工程、即ち射出工程が完了する
ようにした射出工程制御方法を提供することである。
〔発明の構成〕
<課題を解決するための手段> 前述の目的を達成するため、本発明は射出成形機のバ
レル内のスクリュを前進させ、同スクリュの前方に蓄積
された溶融樹脂を金型キャビティ内に充填する充填工程
と、同充填された樹脂の冷却固化に伴なう収縮を補うた
めに前記スクリュを背後から押圧する保圧工程からなる
射出工程制御方法において、充填工程から保圧工程への
切換え後、スクリュ前進速度を検出器により検出し、検
出した速度が任意に定める設定値と一致した時、タイマ
ーの計時を開始し、前記タイマーの計時完了信号によ
り、保圧工程を完了させるようにしたことを特徴とする
ものである。
充填工程から保圧工程への切換はスクリュがあらかじ
め設定した位置を通過したとき、同通過信号により行な
うようにすれば好適である。
又充填工程から保圧工程への切換は、射出速度があら
かじめ設定した速度値と一致したときに行なうようにす
れば好適である。
充填工程から保圧工程への切換は、射出圧力があらか
じめ設定した圧力値と一致したときに切換えるようにす
れば好適である。さらに、前述の保圧工程タイマーは複
数個のタイマーで構成させ、1つのタイマーが計時を完
了した時、次のタイマーが計時を開始する順次動作回路
により構成されるようにすれば好適である。
<作 用> 前述のように構成したのでスクリュの移動の停止直前
の速度信号を検出して、この検出信号でタイマーを作動
させ、タイマーのタイムアウトにより、ゲートシール完
了時間とし、保圧工程を完了するようになる。
<実施例1> 本発明の1実施例を第1図および第2図により説明す
る。説明に際し、従来例と共通部材は同一番号を付し、
説明を省略し、本発明により付加された部材のみ説明す
る。
スクリュ3の端部には板部材41がスクリュ3の移動に
同調するように取付けられ、シリンダ43と、同シリンダ
43に嵌合するピストン42からなる速度測定装置44に連結
されている。速度測定装置44で検出される値はシーケン
ス制御部32に送られる。
45は、あらかじめ設定される速度値設定器で、この設
定値と前記速度測定装置44の検出器がシーケンス制御部
32内の速度コンパレータ(図示せず)により比較され、
一致したときにSo信号を発するように構成される。
46は上記信号をうけて作動するタイマー設定器でタイ
ムカウンタ(図示せず)により計時を開始し、上記タイ
マー設定器46の設定値のデータと一致すると、その信号
S1を発するよう構成されている。
47は上記S1信号をうけて作動するタイマー設定器で、
前記タイマーカウンタ(図示せず)により計時を開始
し、上記タイマー設定器47の設定値のデータと一致する
と、その信号S2を発するよう構成される。尚47タイマー
設定器がなくても本発明は有効である。第2図に示すよ
うに、電気回路は前記S1信号(又は、47設定器のある場
合はS2)により入る接点70aを設け、この接点70が閉じ
ると、リレーR71が作動するように構成するとともに、
他の回路にある射出切換用ソレノイドバルブ12のコイル
72の回路上に前記リレーRのB接点71b Rbを設け、前
記接点70aが入り、リレーRが働くとコイル72の励磁をO
FFさせ、ソレノイドバルブ12を中立位置とし、保圧工程
を完了させる。
この場合、射出工程タイマー(図示せず)のタイムア
ウト前にS1信号(又は、47付属の場合はS2)が発せられ
れば、この信号で射出工程は完了となる。
逆に、射出工程タイマー(図示せず)タイムアウトし
た後であってもS1信号(又は、47付属の場合はS2)が発
せられない限り、保圧工程即ち、射出工程の完了はしな
いよう構成される。
<実施例2> 第3図により本発明による他の実施例を説明する。説
明に際し、前実施例と同様、従来例と共通する部材は同
一の符号を付し、説明は省略する。本実施例はスクリュ
の移動をデジタル信号により検知する例であって、スク
リュ3の移動に同調する位置検出ヘッド51がリニアスケ
ール52に対向するようにスクリュ3に取付てあり、スク
リュ3の軸方向の移動に伴い、パルスPTを発するように
なっている。12,13は電磁フローコンで速度制御装置53
からの電気信号RMVおよびLMVにより制御され回路中の流
量を調整し、スクリュ3の移動速度を制御するものであ
る。前記速度制御装置53、検出ヘッド51から与えられる
パルスPTによって入力されるとともにスクリュ3の前進
方向(図中左方向)および後退方向(図中右方向)にお
ける移動速度viを変化せしめる速度切換位置xiの制定部
54が設けてある。更に前記設定部54から与えられる速度
切換位置信号xiが与えられた以後のストロークS中の移
動指令速度に対応した速度信号viを発生する速度信号設
定部55と同設定信号viをアナログ設定速度信号に変換す
るD/A変換器56と、パルス信号PTを計数して実速度をパ
ルス周波数に比例したアナログ電圧に変換するF/V変換
器57とが設けてある。そして、比較制御部58を設け、設
定速度信号と実速度を比較し、その差を算出して実速度
が設定速度になるよう制御信号を発し、増巾部60を介し
て前述の電気信号RMVおよびLMVを発するようになってい
る。
比較制御部58においては、前述の比較演算機能と共に
保圧工程における設定速度と実速度を比較し、両者の値
が一致したときにS0信号を発するようにしており、前記
S0信号を受ける保圧時間設定部59を設けている。前記S0
信号を受けて保圧時間タイマーが作動し、前記タイマー
タイムアウト信号S1をパワー増幅部に与え、切換弁(1
2,13)を切換えて中立位置とし、射出を完了させる。一
方、61は圧力制御装置で充填と保圧工程の切換位置を設
定する保圧切換位置設定部62に設定した位置にスクリュ
3が来たときのパルスPTを受け、切換と同時に作動する
タイマ等の保圧圧力切換時間設定部63を作動させ、同設
定部63から信号により保圧圧力設定部64に設定した圧力
となるようD/A変換器65を介して電磁リリーフ弁14へ作
用するようになっている。
従って、充填から保圧工程へ切換った後、前記速度制
御装置53の速度信号設定部55にあらかじめ任意の停止寸
前の速度を設定しておき、この値をD/A変換器56で変換
させておく、実速度がパルス信号でF/V変換器57に入っ
て来たとき、前記設定速度と比較制御58で比較させ、一
致したときにS0信号を出す。このS0信号を受けて時間設
定部59にセットされた時間後、パワー増巾部60を介して
切換弁12,13を切換えて中立位置にし、射出を完了させ
る。
時間設定部59には複数のタイマーを設け、これらのタ
イマーを順次作動させるようにしても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように充填工程から保圧工程へ切換った
後、スクリュの移動停止直前の速度を検出して、あらか
じめ設定された直前の速度と一致したときに信号を発し
タイマーを作動させ、あらかじめセットされた時間を経
過させた後、保圧完了(射出工程完了)するようにした
ので、ゲートシール時点の把握が容易にできるようにな
り、操作性が大巾によくなり、当初に掲げた欠点が取除
かれ成形品に重量、寸法、形状等のバラツキがなくなっ
た。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の1実施例を示す図。第2図はその電気
制御回路図。第3図は本発明の他の実施例を示す図。第
4図は従来装置を示す図。第5図は従来装置の射出工程
における射出速度とスクリュストロークの位置関係を示
すグラフおよび射出圧力と射出工程時間の関係を示すグ
ラフ。 44……速度測定装置、70a……接点、72……コイル、51
……位置検出ヘッド、52……リニアスケール、13……電
磁フロコン、53……速度制御装置、61……圧力制御装
置、14……電磁リリーフバルブ、3……スクリュ、15…
…ラック、16……ピニオン、17……ロータリエンコーダ
(位置検出用)。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】射出成形機のバレル内のスクリュを前進さ
    せ、同スクリュの前方に蓄積された溶融樹脂を金型キャ
    ビティ内に充填する充填工程と、同充填された樹脂の冷
    却固化に伴なう収縮を補うために前記スクリュを背後か
    ら押圧する保圧工程からなる射出工程制御方法におい
    て、充填工程から保圧工程への切換え後、スクリュ前進
    速度を検出器により検出し、検出速度が任意に定める設
    定値と一致した時、タイマーの計時を開始させ、前記タ
    イマーの計時完了により、保圧工程を完了させることを
    特徴とする射出成形機の射出工程制御方法。
  2. 【請求項2】充填工程から保圧工程への切換えは、スク
    リュがあらかじめ設定した位置を通過したとき、同通過
    信号により行なうことを特徴とする請求項1記載の射出
    成形機の射出工程制御方法。
  3. 【請求項3】充填工程から保圧工程への切換は、射出速
    度があらかじめ設定した速度値と一致したときに行なう
    ことを特徴とする請求項1記載の射出成形機の射出工程
    制御方法。
  4. 【請求項4】充填工程から保圧工程への切換は、射出圧
    力があらかじめ設定した圧力値と一致したときに行なう
    ことを特徴とする請求項1記載の射出成形機の射出工程
    制御方法。
  5. 【請求項5】前記タイマーは複数個のタイマーで構成さ
    れ、1つのタイマーが計時を完了したとき、次のタイマ
    ーが計時を開始する順次動作回路により構成されること
    を特徴とする請求項1、2、3または4は記載の射出成
    形機の射出工程制御方法。
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