JP2596990Y2 - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JP2596990Y2
JP2596990Y2 JP358093U JP358093U JP2596990Y2 JP 2596990 Y2 JP2596990 Y2 JP 2596990Y2 JP 358093 U JP358093 U JP 358093U JP 358093 U JP358093 U JP 358093U JP 2596990 Y2 JP2596990 Y2 JP 2596990Y2
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JP
Japan
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battery
power supply
circuit board
supply pattern
insulating plate
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Application number
JP358093U
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English (en)
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JPH0664191U (ja
Inventor
省三 串田
Original Assignee
セイコーインスツルメンツ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、電池と回路ブロック
の導通構造に特徴を有する電子時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3、図4に示すように電池1の
陰極1aと回路ブロック2の電源用パターン2aを導通
させる電池リード端子3を配置した場合、電池1の陽極
部1bと電池リード端子3が近接する部分が発生するの
で、絶縁板4によって電池1の陰極と陽極のショートを
防止していた。前記電池リード端子3は回路ブロック2
の電源用パターン2aとの導通部3aと位置決め用穴3
c、3dを有している。また前記絶縁板4には、絶縁部
4aと位置決め用穴4c、4dを有している。以上のよ
うに従来の電子時計における電池導通構造では、電池リ
ード端子3と絶縁板4が各々独立して固定部及び位置決
め部を形成する構造であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の絶縁板
を使用する電池部導通構造では、上記のとおり電池リー
ド端子と絶縁板が各々独立して配置されていたために、
平面的に大きなスペースを必要としていた。この結果時
計の小型化が強く要求される現在では大きな障害であっ
た。
【0004】そこで本考案の目的は、従来のこのような
課題を解決するために、電池リード端子の導通固定部上
に、回路ブロックに設けた電源用パターンと電池リード
端子との導通部と前記電池リードパターンより厚みの薄
い絶縁板とを分割配置することで、電池導通固定部の占
めるスペースを極力少なくすることによる、小型化され
た時計を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この考案は回路基板のパターンよりも厚みの薄い絶
縁板を用いることによって、電池リード端子の導通固定
部上に回路ブロックに設けた電池リードパターンと絶縁
板とを分割配置することにより、電池リード端子と絶縁
板の固定部と位置決め部を時計の厚みを厚くすることな
く、同一平面上に配置することで時計の小型化が図れる
ようにした。
【0006】
【作用】上記のように構成された電池導通構造において
は、電池リード端子の導通固定部上に、電源用パターン
と絶縁板を効率良く配置することによって、時計の小型
化が達成されることとなる。
【0007】
【実施例】以下に、この考案の実施例を図に基づいて説
明する。図1及び図2において、5は地板でプラスチッ
クによって形成され時計構成部品を支持する基礎となる
ものである。電池1の一極となる封口蓋である陰極1a
と電池1の電源によって時刻の基準信号を出力する回路
ブロック2とを導通する電池リード端子3が、地板5の
凹所内で電池1の陰極1aに弾性を有して接触するよう
に、地板5の上部に設けられた案内ピン5a、5bに案
内されて配置されている。
【0008】電池リード端子3の上部には絶縁板6が電
池リード端子3の固定部3aのほぼ半分を覆い、絶縁板
6の穴6c、6dが電池リード端子3の案内ピン5a、
5bによって案内されている。絶縁板6は、電池1側へ
電池リード端子3上を電池リード端子3の平面形状より
も広い形状を有して延び、電池1の他極となる容器であ
る陽極部1bと、電池リード端子3との絶縁状態を保持
している。電池リード端子3の固定部3aの上部には、
絶縁板6の形状と平面的に重ならない形状で回路ブロッ
ク2に設けた電源用パターン2aが形成されている。絶
縁板6と電源用パターン2aとの断面的関係は、ねじ7
によって締結された時に、電池リード端子3と回路ブロ
ック2に設けた電源用パターン2aが確実に導通するよ
うに、絶縁板6の厚みが電源用パターン2a部よりも薄
く設定されている。
【0009】
【考案の効果】この考案は、以上説明したように電池リ
ード端子の導通固定部上に、回路ブロックに設けた電源
用パターンと電池リード端子との導通部と前記電池リー
ドパターンより厚みの薄い絶縁板を分割配置すること
で、電池導通固定部の占めるスペースを極力少なくする
ことにより、時計の限られたスペースを効率よく活用し
従来にないデザイン性に優れた小型の時計実現できる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電池導通部の平面図である。
【図2】本考案の電池導通部の断面図である。。
【図3】従来の電池導通部の平面図である。
【図4】従来の電池導通部の断面図である。
【符号の説明】
1 電池 2 回路ブロック 3 電池リード端子 4 絶縁板 5 地板 6 絶縁板 7 ねじ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封口蓋を一極とし容器を他極とする電池
    端子をもち、かつ、上記一極の電池端子を下方に位置さ
    せて、地板の凹所内に取り付けられた電池と、電源用パ
    ターンが形成された回路基板と、 一端が上記電源用パターン側に配置され、他端が上記一
    極の電池端子に接触する電池リード端子と、 上記電池リード端子の上に載置され、上記電池リード端
    子が他極を形成する電池容器に接触することを防止する
    絶縁板とからなり、 上記回路基板は、上記電源用パターンを下にして地板の
    凹所に隣接して載置され、 上記電池リード端子の回路基板側の先端は、上記電源用
    パターンの下部に重なって配置され、回路基板とともに
    電気的機械的に圧着固定された電池導通構造を備えた電
    子時計であって、 上記回路基板は、その辺部より所定距離を余した電源用
    パターンの未形成部を有しており、 上記絶縁板は、その板厚が電源用パターンの厚みを超え
    ることがなく、かつ、上記絶縁板の回路基板側に位置す
    る一端は、上記電池リード端子と回路基板の電源用パタ
    ーンの未形成部がつくる空所に挿入されていることを特
    徴とする電子時計。
JP358093U 1993-02-09 1993-02-09 電子時計 Expired - Lifetime JP2596990Y2 (ja)

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JPH0664191U JPH0664191U (ja) 1994-09-09
JP2596990Y2 true JP2596990Y2 (ja) 1999-06-28

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