JP2596791B2 - 電動開閉装置の感圧センサ - Google Patents

電動開閉装置の感圧センサ

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車のパワーウインド装置のような電動開
閉装置に適用される異物挟み込み検出用の感圧センサに
関する。
〔発明の概要〕
帯状の一対の感圧スイッチを窓、扉等の密着面の両側
に隣接させて固定枠上に設け、各感圧スイッチを内側と
外側に分け、内側部分どうしをアンド回路とし、内側部
分を接近させて小さい異物挟み込みを検出し得るように
構成すると共に、窓、扉等のぶれによる誤検出が生じな
いようにした電動開閉装置の感圧センサである。
〔従来の技術〕
自動車のパワーウインド装置において、上記窓枠のガ
ラス密着面に感圧センサを配置し、ウインドガラスが上
昇端に達した時及び異物が挾み込まれた時に、感圧セン
サの出力でもってモータをを停止させることが考えられ
ている。
しかしこの感圧センサの感度を鋭敏にして挾み込み事
故が起こらないようにすると、経時変化等により窓枠等
が少しでも歪んでいる場合に、ウインドガラスが完全に
閉まらなくなる虞れがある。このため感圧センサの感度
を低くして、十分な圧接力でウインドガラスが閉まるよ
うにする必要がある。しかしこのようにすると挾み込み
事故に対しては感圧センサが役立たなくなる。
このため第5図のように、ウインドガラス1が密着す
る窓枠2のパッキン3に沿った近傍に帯状の感圧センサ
4a、4bを配し、一方では、パワーウインドモータの拘束
状態を検出して給電遮断する拘束停止回路を設け、上記
感圧センサの出力でも給電遮断又は給電極性の反転が行
われるようにし、異物挾み込みの検出圧と閉位置のガラ
ス密着圧とが別々に設定され得るようにした電動開閉装
置が提案されている(特願昭62−179810号)。
なお感圧センサ4a、4bは、例えば第6図に示すように
圧縮されることによって導電率が変わる導電ゴム5を電
極6a、6bの間に挟んだ構造である。
〔発明が解決しようとする課題〕
第5図の感圧センサ4a、4bの配置によると、異物が両
センサ4a、4bの間隔よりも小さい場合には、異物挾み込
みを検知できないことがある。
このため感圧センサ4a、4bを窓枠パッキン3のガラス
ガイド斜面7a、7bに沿って配し、両者の間隔できるだけ
狭めることが考えられる。
ところがウインドガラス1は、ドアの歪み等によって
ガイド斜面7a、7bに触れながら上昇するので、異物を挾
み込んでいないのに誤検出することがある。
本発明はこの問題にかんがみ、小さい異物の挾み込み
を誤動作無く感知できるようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の電動開閉装置の感圧センサは、窓、扉等(例
えば自動車のウインドガラス1)が摺動されて固定枠に
密着される際の異物挟み込みを検出する感圧センサであ
って、上記固定枠における上記窓、扉の端縁の密着面
(3a)に隣接して帯状に、窓、扉等の内側及び外側に位
置するように上記固定枠に設けられた加圧導電ゴム
(5)及び電極(a、b、a′、b′)などから成る一
対の感圧スイッチを備える。
各感圧スイッチは、上記密着面に隣接した内側部分
(a−b、a′−b′)とさらにその外側の外側部分
(a−c、a′−c′)とに分離され、一対の感圧スイ
ッチの内側部分(a−b、a′−b′)どうしがアンド
回路を構成し、外側部分(a−c、a′−c′)どうし
がオア回路を構成していることを特徴とする。
〔作 用〕
内側部分a−b、a′−b′を窓、扉等の厚み程度ま
で接近させて小さな異物挟み込みを検知できるようにし
たとき、窓、扉等がぶれて内側部分の一方に触れても検
出信号は生じない。異物挟み込みにより内側部分の感圧
スイッチの双方がオンになったとき、検出信号が得られ
る。また大きな挾み込み異物は外側部分の何れかにより
確実に検知される。
〔実施例〕
第1図に本発明による感圧センサを取付けた状態の自
動車のドアの要部断面を示し、第2図に自動車の側部ド
アを示す。
第1図に示すように、車内側及び車外側の一対の感圧
センサ4a、4bはドア8の窓枠2の凹所に嵌め込まれた窓
枠パッキン3のガラスガイド斜面7a、7b上に取付けられ
ている。第2図に示すように感圧センサ4a、4bは、ウイ
ンドガラス1の端面が密接される窓枠2の領域の全てに
わたって帯状に設けられ、ガラス1の端縁と窓枠2との
間の異物挾み込みを検知する。
ウインドガラス1はドア8の内部に設けられた電動開
閉機構により昇降される。ドア8に歪が有るので、上昇
時にはウインドガラス1はパッキン3のガラスガイド斜
面7a、7bによって規制されながらパッキン3のガラス密
着面3aに至る。
感圧センサ4a、4bは、ガラス1に関して対称構造であ
り、その一方4aは、第3図に示すように圧縮により導電
率が変化する導電ゴム5を共通の背面電極aと、ギャッ
プ9で電気的に分離された2つの表面電極b、cとで挟
んだ構造で、外表面には絶縁被覆10a、10bが付けられて
いる。表面電極bは、ガラスガイド斜面7a上のガラス1
に近い方に配置され、感圧センサの内側部分を構成す
る。また表面電極cはガラス1から遠い方に配置され、
感圧センサの外側部分を構成する。感圧センサ4aはギャ
ップ9の付近で屈曲し、表面電極cの面がガラス1の上
下方向に向くように成されている。
第4図にセンサ4a、4bの各電極を結合して構成された
センサ回路を示す。なおセンサ4bの対応する背面電極を
a′、表面電極をb′、c′とする。原理的には、a−
b間、a−c間、a′−c′間、a′−c′間が圧力に
感応するスイッチになっている。
表面電極c及びc′は比較的大きい異物の挾み込みを
検出するために用いられ、スイッチa−c及びa′−
c′は並列で、何れか一方が加圧状態でオンすると、検
出出力が出力端子Tから得られる。即ちセンサ4aでは、
電源Eに接続された表面電極cから導電ゴム5を通り、
更に背面電極aから出力端子Tに接続された抵抗Rに電
流が流れる。同様にセンサ4bでは、電源Eに接続された
背面電極a′から導電ゴム5を通り、更に表面電極c′
から共通抵抗Rに電流が流れる。
表面電極b、b′は比較的小さい異物の挾み込みを検
出するために用いられ、スイッチa−bとa′−b′は
直列つまりアンド回路になっている。従ってこれらのス
イッチが両方同時にオンになったときに検出出力が得ら
れる。即ち、電源Eに接続された背面電極a′から、導
電ゴム5→表面電極b′→表面電極b→導電ゴム5→背
面電極a→抵抗Rを夫々通って電流が流れ、出力端子T
に検出信号が生じる。
ドア8が歪んでいるために、表面電極b又はb′の一
方と接触しながらウインドガラス1が上昇してもスイッ
チa−b及びa′−b′のアンド回路により検出信号は
発生しない。従ってウインドガラス1が完全に締り切ら
ないうちにモータが停止又は反転するような誤動作は生
じない。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように、窓、扉等の密着面の両側に夫
々が内側部分及び外側部分から成る帯状の感圧スイッチ
を設けて、内側部分どうしをアンド接続したので、窓、
扉等の厚み程まで感圧スイッチを近接配置して小さな異
物挟み込みを検出できるようにしたとき、窓、扉等のぶ
れで内側部分の感圧スイッチの一方がオンとなっても誤
検出信号を発生しない。また外側部分の感圧スイッチが
オア回路になっているから、比較的大きな異物挟み込み
を片側又は両側の感圧スイッチで確実に検出することが
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明を適用した自動車のパワーウインドの感
圧部を示す要部断面図、第2図は自動車のドアの側面
図、第3図は一対の感圧センサの一方を示す断面時、第
4図は感圧センサの接続回路図、第5図は従来のパワー
ウインドの感圧部を示す断面図、第6図は感圧センサの
断面図である。 なお図面に用いた符号において、 1……ウインドガラス 2……窓枠 3……パッキン 3a……圧接線 4a,4b……感圧センサ 5……導電ゴム 7a,7b……ガラスガイド斜面 8……ドア 9……ギャップ a−b,a′−b′……内側感圧スイッチ である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓、扉等が摺動されて固定枠に密着される
    際の異物挟み込みを検出する感圧センサであって、 上記固定枠における上記窓、扉の端縁の密着面に隣接し
    て帯状に、窓、扉等の内側及び外側に位置するように上
    記固定枠に設けられた一対の感圧スイッチを備え、 各感圧スイッチは、上記密着面に隣接した内側部分とさ
    らにその外側の外側部分とに分離され、 一対の感圧スイッチの内側部分どうしがアンド回路を構
    成し、外側部分どうしがオア回路を構成していることを
    特徴とする電動開閉装置の感圧センサ。
JP14090688A 1987-07-18 1988-06-08 電動開閉装置の感圧センサ Expired - Lifetime JP2596791B2 (ja)

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CA000571668A CA1326280C (en) 1987-07-18 1988-07-11 Motor-powered opening/closing apparatus for a window or door
US07/217,638 US4970446A (en) 1987-07-18 1988-07-12 Motor-powered opening/closing apparatus for a window or door
DE68912411T DE68912411T2 (de) 1988-06-08 1989-01-16 Motorisch betriebene Öffnungs-/Schliessvorrichtung für ein Fenster oder eine Tür.
EP89300345A EP0345914B1 (en) 1988-06-08 1989-01-16 A motor-powered opening/closing apparatus for a window or door

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