JP2596737Y2 - カード ケース - Google Patents
カード ケースInfo
- Publication number
- JP2596737Y2 JP2596737Y2 JP1993076512U JP7651293U JP2596737Y2 JP 2596737 Y2 JP2596737 Y2 JP 2596737Y2 JP 1993076512 U JP1993076512 U JP 1993076512U JP 7651293 U JP7651293 U JP 7651293U JP 2596737 Y2 JP2596737 Y2 JP 2596737Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- thin piece
- upper side
- case
- thin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は定期券、テレホンカード
等の各種カード（以下カードと呼ぶ）の装脱を行うカー
ドケースに関するものである。
等の各種カード（以下カードと呼ぶ）の装脱を行うカー
ドケースに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のカードケースはカードの提示を目
的として使用され、素材としては布、皮、合成樹脂系フ
ィルム等が使用されて来た。又、近年に於いては自動改
札機等の普及によりカードの装脱の便を考慮したものも
考案されているが、いずれもカードを平面的にスライド
させて装脱を行っており、カードの装脱に手間が掛って
いた。
的として使用され、素材としては布、皮、合成樹脂系フ
ィルム等が使用されて来た。又、近年に於いては自動改
札機等の普及によりカードの装脱の便を考慮したものも
考案されているが、いずれもカードを平面的にスライド
させて装脱を行っており、カードの装脱に手間が掛って
いた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案の目的は、素材
の有する弾性、可撓性の特性を活用し、カードの装脱を
容易且つ迅速に行うことができるカードケースを提供す
ることにある。
の有する弾性、可撓性の特性を活用し、カードの装脱を
容易且つ迅速に行うことができるカードケースを提供す
ることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、可撓性を有す
る複数の薄片の組合せにより成るケース本体部を有し、
該ケース本体部が上辺を底辺側に押圧することにより互
いに離反方向に湾曲可能な薄片を有する後面部と、該後
面部の薄片の湾曲に伴い上辺が前方へ傾動可能な前面部
とを有し、前記後面部と前面部との間にカードを上方か
ら装脱可能な切込み部が形成されたことを特徴とするも
のである。
る複数の薄片の組合せにより成るケース本体部を有し、
該ケース本体部が上辺を底辺側に押圧することにより互
いに離反方向に湾曲可能な薄片を有する後面部と、該後
面部の薄片の湾曲に伴い上辺が前方へ傾動可能な前面部
とを有し、前記後面部と前面部との間にカードを上方か
ら装脱可能な切込み部が形成されたことを特徴とするも
のである。
【０００５】
【作用】後面部の上辺を底辺側に押圧し、前面部を前方
へ傾動させケース本体部の上部の間口を広げることによ
りカードを直立させカードの装脱を容易にする。
へ傾動させケース本体部の上部の間口を広げることによ
りカードを直立させカードの装脱を容易にする。
【０００６】
【実施例】図面を参照しつつ本発明の実施例を説明す
る。
る。
【０００７】本考案に係るカードケースは弾性、可撓性
を有する材質、例えば合成樹脂系フィルム製の薄片の組
合せにより成り、ケース本体部と、ケースカバー部とで
構成されている。
を有する材質、例えば合成樹脂系フィルム製の薄片の組
合せにより成り、ケース本体部と、ケースカバー部とで
構成されている。
【０００８】前記ケース本体部は第１薄片１と第２薄片
２を互いに重合可能に上辺で接合して成る後面部と第３
薄片３と第４薄片４を互いに重合可能に上辺で接合して
成る前面部とを有し、前記後面部の前記第１薄片１と第
２薄片２は互いに離反方向に湾曲可能に形成されてい
る。前記第２薄片２は第３薄片３と重合可能に底辺で接
合され、該接合部に沿ってカード１１を装脱可能な切込
み部６が形成され、更に該切込み部６の両端から前記第
２薄片２側に小切込み１２が形成されている。
２を互いに重合可能に上辺で接合して成る後面部と第３
薄片３と第４薄片４を互いに重合可能に上辺で接合して
成る前面部とを有し、前記後面部の前記第１薄片１と第
２薄片２は互いに離反方向に湾曲可能に形成されてい
る。前記第２薄片２は第３薄片３と重合可能に底辺で接
合され、該接合部に沿ってカード１１を装脱可能な切込
み部６が形成され、更に該切込み部６の両端から前記第
２薄片２側に小切込み１２が形成されている。
【０００９】前記前面部の上辺は前記後面部の上辺より
一段低くなっており、前記前面部の上辺には切欠き部７
が形成されている。前記第４薄片４の底辺には第５薄片
５が屈曲自在に接合され、該第５薄片５は前記第１薄片
１と前記第２薄片２との間に挿入され、前記切込み部６
に装入された前記カード１１の底辺が前記第４薄片４と
第５薄片５との接合部に位置する様になっている。
一段低くなっており、前記前面部の上辺には切欠き部７
が形成されている。前記第４薄片４の底辺には第５薄片
５が屈曲自在に接合され、該第５薄片５は前記第１薄片
１と前記第２薄片２との間に挿入され、前記切込み部６
に装入された前記カード１１の底辺が前記第４薄片４と
第５薄片５との接合部に位置する様になっている。
【００１０】前記ケースカバー部は、前記第１薄片１と
同形状で該第１薄片１の底辺に設けられた第６薄片８
と、該第６薄片８の上辺に設けられた第７薄片９と、該
第７薄片９の上辺に設けられた第８薄片１９とで構成さ
れ、前記第６薄片８、前記第７薄片９及び第８薄片１０
はそれぞれ後方に屈曲自在となっている。又、前記第７
薄片９と第８薄片１０は互いに重合した状態で前記第２
薄片２と前記第３薄片３との間に挿入可能になってい
る。
同形状で該第１薄片１の底辺に設けられた第６薄片８
と、該第６薄片８の上辺に設けられた第７薄片９と、該
第７薄片９の上辺に設けられた第８薄片１９とで構成さ
れ、前記第６薄片８、前記第７薄片９及び第８薄片１０
はそれぞれ後方に屈曲自在となっている。又、前記第７
薄片９と第８薄片１０は互いに重合した状態で前記第２
薄片２と前記第３薄片３との間に挿入可能になってい
る。
【００１１】以下、カードケースから前記カード１１を
取出す手順を説明する。
取出す手順を説明する。
【００１２】前記第７薄片９及び第８薄片１０を前記第
２薄片２と第３薄片３との間から引出し、前記カバーケ
ース部を開く。
２薄片２と第３薄片３との間から引出し、前記カバーケ
ース部を開く。
【００１３】前記後面部の上辺と底辺を指先で把持し、
前記上辺を前記底面側に押圧する。この時、前記前面部
の上辺は前記後面部の上辺より一段低いので、前記前面
部の上辺を前記後面部の上辺と共に押圧することはな
い。
前記上辺を前記底面側に押圧する。この時、前記前面部
の上辺は前記後面部の上辺より一段低いので、前記前面
部の上辺を前記後面部の上辺と共に押圧することはな
い。
【００１４】前記第１薄片１と前記第５薄片５は後方へ
湾曲すると共に前記第２薄片２は前方へ湾曲する。該第
２薄片２の前方への湾曲に伴い前記前面部の上辺が前方
に傾動し、前記ケース本体部の上部の間口が広がり前記
カード１１は直立した状態となる。前記カード１１の上
端部を指先で掴み、該カード１１を引抜く。前記切欠き
部７があるので指先が前記前面部の上端部に触れること
なく前記カード１１を掴むことができ、又、前記小切込
み１２が形成されているので、前記前面部の傾斜角度が
大きくなり、前記カード１１の引き抜き作業が容易とな
る。
湾曲すると共に前記第２薄片２は前方へ湾曲する。該第
２薄片２の前方への湾曲に伴い前記前面部の上辺が前方
に傾動し、前記ケース本体部の上部の間口が広がり前記
カード１１は直立した状態となる。前記カード１１の上
端部を指先で掴み、該カード１１を引抜く。前記切欠き
部７があるので指先が前記前面部の上端部に触れること
なく前記カード１１を掴むことができ、又、前記小切込
み１２が形成されているので、前記前面部の傾斜角度が
大きくなり、前記カード１１の引き抜き作業が容易とな
る。
【００１５】カードケースに前記カード１１を装着する
には上記した手順と逆の手順で行い、該カード１１を前
記切込み部６に上方から装入した後、前記カード１１と
前記第２薄片２との間に前記第７薄片９及び第８薄片１
０を挿入し、前記カード１１の脱落を防止する。
には上記した手順と逆の手順で行い、該カード１１を前
記切込み部６に上方から装入した後、前記カード１１と
前記第２薄片２との間に前記第７薄片９及び第８薄片１
０を挿入し、前記カード１１の脱落を防止する。
【００１６】尚、上記実施例に於いて、前記第７薄片９
及び第８薄片１０を前記切込み部６に挿入可能に設けて
もよく、又、前記第８薄片１０はなくてもよい。
及び第８薄片１０を前記切込み部６に挿入可能に設けて
もよく、又、前記第８薄片１０はなくてもよい。
【００１７】更に、前記各薄片１，２，３，４，５，
８，９，１０は帯状の薄片を折曲げて一体に形成させて
もよい。この場合、製作が容易となり、製作コストの低
減化を図ることが可能となる。
８，９，１０は帯状の薄片を折曲げて一体に形成させて
もよい。この場合、製作が容易となり、製作コストの低
減化を図ることが可能となる。
【００１８】
【効果】上記した如く本発明のよれば、カードの装脱を
容易且つ迅速に行うことができる。又、ケースカバー部
を設けた場合には携帯時のカードの脱落を防止できる。
容易且つ迅速に行うことができる。又、ケースカバー部
を設けた場合には携帯時のカードの脱落を防止できる。
【図１】本考案の実施例に於いて、カードケースにカー
ドを装入した状態を示す展開図である。
ドを装入した状態を示す展開図である。
【図２】該実施例に於いて、カードを装脱する時の状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図３】該実施例に於いて、左図はケースカバー部を挿
入する状態を示す斜視図であり、右図は携帯時の状態を
示す斜視図である。
入する状態を示す斜視図であり、右図は携帯時の状態を
示す斜視図である。
１ 第１薄片 ２ 第２薄片 ３ 第３薄片 ４ 第４薄片 ５ 第５薄片 ６ 切込み部 ７ 切欠き部 ８ 第６薄片 ９ 第７薄片 １０ 第８薄片 １１ カード
Claims (4)
- 【請求項１】可撓性を有する複数の薄片の組合せにより
成るケース本体部を有し、該ケース本体部が上辺を底辺
側に押圧することにより互いに離反方向に湾曲可能な薄
片を有する後面部と、該後面部の薄片の湾曲に伴い上辺
が前方へ傾動可能な前面部とを有し、前記後面部と前面
部との間にカードを上方から装脱可能な切込み部が形成
されたことを特徴とするカードケース。 - 【請求項２】 前記前面部の上辺が前記後面部の上辺よ
り一段低い請求項１のカードケース。 - 【請求項３】 前記前面部の上辺に切欠き部が形成され
た請求項１又は請求項２のカードケース。 - 【請求項４】 前記切込み部に装入された前記カードの
上辺を覆設可能なケースカバー部を有する請求項１乃至
請求項３のカードケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993076512U JP2596737Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | カード ケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993076512U JP2596737Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | カード ケース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0739551U JPH0739551U (ja) | 1995-07-18 |
| JP2596737Y2 true JP2596737Y2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=13607325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993076512U Expired - Fee Related JP2596737Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | カード ケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2596737Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP1993076512U patent/JP2596737Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0739551U (ja) | 1995-07-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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