JP2596481Y2 - テレビジョン受像機 - Google Patents
テレビジョン受像機Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、英国の文字多重放送受
信用のテレテキスト放送システムデコーダ(以下、テレ
テキストデコーダという)を内蔵したテレビジョン受像
機に関する。
信用のテレテキスト放送システムデコーダ(以下、テレ
テキストデコーダという)を内蔵したテレビジョン受像
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文字放送デコーダを内蔵したテレ
ビジョン受像機は、通常のテレビジョン放送を受信、表
示するモード(以下、TVモードという)と文字多重放
送を受信、表示するモード(以下、テキストモードとい
う)とを備えている。
ビジョン受像機は、通常のテレビジョン放送を受信、表
示するモード(以下、TVモードという)と文字多重放
送を受信、表示するモード(以下、テキストモードとい
う)とを備えている。
【0003】そして、TVモードが選択されると受信チ
ャンネルのテレビジョン信号がテレビジョン信号処理回
路より復調されて3原色信号(RGB信号)等の画面表
示信号に変換され、この画面表示信号がCRT等の表示
装置に供給されて通常のテレビ番組が画面表示される。
ャンネルのテレビジョン信号がテレビジョン信号処理回
路より復調されて3原色信号(RGB信号)等の画面表
示信号に変換され、この画面表示信号がCRT等の表示
装置に供給されて通常のテレビ番組が画面表示される。
【0004】また、テキストモードが選択されると、受
信チャンネルの文字多重放送の表示データが文字デコー
ダにより抜き取られて画面表示信号に変換され、文字放
送番組が画面表示される。
信チャンネルの文字多重放送の表示データが文字デコー
ダにより抜き取られて画面表示信号に変換され、文字放
送番組が画面表示される。
【0005】このように、この種のテレビジョン受像機
においては、文字多重放送で送られてきた文字データや
数字データ等をCRT画面上に文字や数字等として表示
するようになされている。
においては、文字多重放送で送られてきた文字データや
数字データ等をCRT画面上に文字や数字等として表示
するようになされている。
【0006】そこで、図4に示すような文字数字表示機
能を利用してCRT上に自分のメッセージ等を入力し、
いつでもCRT上に表示させることのできるテレビジョ
ン受像機を本出願人は実願平3−28792号公報で提
案している。
能を利用してCRT上に自分のメッセージ等を入力し、
いつでもCRT上に表示させることのできるテレビジョ
ン受像機を本出願人は実願平3−28792号公報で提
案している。
【0007】ところで、世界におけるテレビジョン放送
の方式としては、NTSC方式、PAL方式、SECA
M方式の3種類あり、各放送方式により走査線数や垂直
周波数等異なる点があるが、このように異なった放送方
式全てを受信できるテレビジョン受像機も開発されてい
る。
の方式としては、NTSC方式、PAL方式、SECA
M方式の3種類あり、各放送方式により走査線数や垂直
周波数等異なる点があるが、このように異なった放送方
式全てを受信できるテレビジョン受像機も開発されてい
る。
【0008】一方、ヨーロッパ方面においてテレテキス
ト放送は英国で行われており、英国ではテレビジョン放
送方式をPAL方式としている。従って、この英国のテ
レテキスト放送を受信するためのテレテキストデコーダ
の仕様は、PAL方式に合わせ、CRT上の表示と文字
表示の同期をとるため垂直周波数は50Hzになってい
る。
ト放送は英国で行われており、英国ではテレビジョン放
送方式をPAL方式としている。従って、この英国のテ
レテキスト放送を受信するためのテレテキストデコーダ
の仕様は、PAL方式に合わせ、CRT上の表示と文字
表示の同期をとるため垂直周波数は50Hzになってい
る。
【0009】そのため、このテレテキストデコーダが垂
直同期信号50Hz専用の場合、垂直同期信号60Hz
の放送を受信した時には垂直同期が取れず、60Hzの
時でテレテキストデコーダを文字表示機能と兼用する場
合、文字表示時の画面表示が乱れてしまう。また、垂直
同期信号50Hzの放送受信時のみに制限され、使い勝
手の悪いものになってしまうという欠点があった。
直同期信号50Hz専用の場合、垂直同期信号60Hz
の放送を受信した時には垂直同期が取れず、60Hzの
時でテレテキストデコーダを文字表示機能と兼用する場
合、文字表示時の画面表示が乱れてしまう。また、垂直
同期信号50Hzの放送受信時のみに制限され、使い勝
手の悪いものになってしまうという欠点があった。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、垂直同期信
号50Hz専用のテレテキストデコーダを使用した場合
でも、垂直同期信号が50Hz、60Hzの区別なく常
に任意の文字・数字・記号を表示可能にできることによ
り付加価値を高め、かつ、使用者の使い勝手の向上を図
るものである。
号50Hz専用のテレテキストデコーダを使用した場合
でも、垂直同期信号が50Hz、60Hzの区別なく常
に任意の文字・数字・記号を表示可能にできることによ
り付加価値を高め、かつ、使用者の使い勝手の向上を図
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案は、異なる方式の
テレビジョン信号を受信でき、テレビジョン信号に挿入
されている文字データを受信する文字放送デコーダを備
えたテレビジョン受像機において、前記テレビジョン信
号を受信する受信部と、前記受信部で受信されたテレビ
ジョン信号を表示する表示部と、前記テレビジョン信号
に挿入されている文字放送データを抜き取り、その文字
放送データをデコードして文字データを抽出する文字放
送デコーダと、該文字放送デコーダでデコーダされた文
字データに対応した表示文字信号と操作者が指定した任
意の文字表示信号を発生して前記表示部へ文字表示信号
を出力するキャラクタジェネレータと、前記文字表示信
号を表示するタイミング信号を発生するため異なる方式
のうちの1つの前記テレビジョン信号の垂直周波数と同
じ周波数のタイミング信号を発生するためのタイミング
信号発生部と、前記受信部で受信されたテレビジョン信
号の垂直周波数を判別するための垂直周波数判別部とキ
ー操作により各種制御の命令を行う操作部と、該操作部
により、操作者が所望の受信チャンネルを指定したとき
前記受信部に所望のチャンネルに対応するチューニング
電圧を供給する選局チャンネルモードと、操作者が文字
放送による情報を表示するため前記文字放送デコーダを
動作させる文字放送受信モードと、操作者が任意の文字
を指定して表示させるため前記キャラクタジェネレータ
を動作させる文字表示モードとを行わせるよう制御する
とともに、前記任意の文字表示モード時において前記垂
直周波数判別部から得られた出力が前記タイミング信号
発生部で発生するタイミング信号の周波数と異なるとき
には、前記タイミング信号発生部で発生するタイミング
信号で前記任意の文字表示モードで指定された表示文字
信号を発生するように前記キャラクタジェネレータを制
御し、前記垂直周波数判別部から得られた出力が前記タ
イミング信号発生部で発生するタイミング信号の周波数
と一致するときは前記テレビジョン信号の垂直周波数に
同期した前記タイミング信号発生部で発生するタイミン
グ信号で前記任意の文字表示モードで指定された表示文
字信号を発生するように前記キャラクタジェネレータを
制御する制御部とからなることを特徴とするテレビジョ
ン受像機である。
テレビジョン信号を受信でき、テレビジョン信号に挿入
されている文字データを受信する文字放送デコーダを備
えたテレビジョン受像機において、前記テレビジョン信
号を受信する受信部と、前記受信部で受信されたテレビ
ジョン信号を表示する表示部と、前記テレビジョン信号
に挿入されている文字放送データを抜き取り、その文字
放送データをデコードして文字データを抽出する文字放
送デコーダと、該文字放送デコーダでデコーダされた文
字データに対応した表示文字信号と操作者が指定した任
意の文字表示信号を発生して前記表示部へ文字表示信号
を出力するキャラクタジェネレータと、前記文字表示信
号を表示するタイミング信号を発生するため異なる方式
のうちの1つの前記テレビジョン信号の垂直周波数と同
じ周波数のタイミング信号を発生するためのタイミング
信号発生部と、前記受信部で受信されたテレビジョン信
号の垂直周波数を判別するための垂直周波数判別部とキ
ー操作により各種制御の命令を行う操作部と、該操作部
により、操作者が所望の受信チャンネルを指定したとき
前記受信部に所望のチャンネルに対応するチューニング
電圧を供給する選局チャンネルモードと、操作者が文字
放送による情報を表示するため前記文字放送デコーダを
動作させる文字放送受信モードと、操作者が任意の文字
を指定して表示させるため前記キャラクタジェネレータ
を動作させる文字表示モードとを行わせるよう制御する
とともに、前記任意の文字表示モード時において前記垂
直周波数判別部から得られた出力が前記タイミング信号
発生部で発生するタイミング信号の周波数と異なるとき
には、前記タイミング信号発生部で発生するタイミング
信号で前記任意の文字表示モードで指定された表示文字
信号を発生するように前記キャラクタジェネレータを制
御し、前記垂直周波数判別部から得られた出力が前記タ
イミング信号発生部で発生するタイミング信号の周波数
と一致するときは前記テレビジョン信号の垂直周波数に
同期した前記タイミング信号発生部で発生するタイミン
グ信号で前記任意の文字表示モードで指定された表示文
字信号を発生するように前記キャラクタジェネレータを
制御する制御部とからなることを特徴とするテレビジョ
ン受像機である。
【0012】
【作用】垂直同期信号50Hz専用のテレテキストデコ
ーダを使用していた場合、垂直同期信号60Hzの放送
を受信した時にフィールド周波数判別回路より得られた
信号を基にして、選局用マイコンよりHの信号を出力
し、スイッチングトランジスタがONの状態となり、テ
レテキストデコーダには、コンポジット信号が未入力の
状態となる。この状態になると、テレテキストデコーダ
は、自動的にテレテキストデコーダ内部で発振させた同
期信号を出力する。従って、垂直同期信号が60Hzの
放送を受信していても、垂直同期が取れず、画面表示が
乱れるということがなくなる。
ーダを使用していた場合、垂直同期信号60Hzの放送
を受信した時にフィールド周波数判別回路より得られた
信号を基にして、選局用マイコンよりHの信号を出力
し、スイッチングトランジスタがONの状態となり、テ
レテキストデコーダには、コンポジット信号が未入力の
状態となる。この状態になると、テレテキストデコーダ
は、自動的にテレテキストデコーダ内部で発振させた同
期信号を出力する。従って、垂直同期信号が60Hzの
放送を受信していても、垂直同期が取れず、画面表示が
乱れるということがなくなる。
【0013】
【実施例】本考案の実施例を図1、図2、図3を用いて
説明する。まず、図1において、1はアンテナ、2はチ
ューナ、3はVIF/SIF信号処理回路、4はAV切
替回路、5は音声信号増幅回路、6はスピーカ、7はリ
モコン送信部、8はリモコン信号を受信する受信部、1
0はチューニングデータ等を記憶する不揮発性メモリ、
12はスイッチングトランジスタ、16は垂直周波数を
判別する周波数判別回路である。
説明する。まず、図1において、1はアンテナ、2はチ
ューナ、3はVIF/SIF信号処理回路、4はAV切
替回路、5は音声信号増幅回路、6はスピーカ、7はリ
モコン送信部、8はリモコン信号を受信する受信部、1
0はチューニングデータ等を記憶する不揮発性メモリ、
12はスイッチングトランジスタ、16は垂直周波数を
判別する周波数判別回路である。
【0014】そして、9は選局用マイコンでリモコン7
からの信号によりチューナ2へチューニング信号を供給
し、また、AV切替回路4の切り替え制御、音声信号増
幅回路5のミュート制御、VIF/SIF信号処理回路
3の制御を行う。それとともに、後述するテキストデコ
ーダ14を制御する。
からの信号によりチューナ2へチューニング信号を供給
し、また、AV切替回路4の切り替え制御、音声信号増
幅回路5のミュート制御、VIF/SIF信号処理回路
3の制御を行う。それとともに、後述するテキストデコ
ーダ14を制御する。
【0015】また、11はテキストマイコンであり、選
局マイコン9の指令により文字多重放送信号の出力を制
御する。13はデータスライサであり映像信号中の文字
信号データを抜き取る。15はS−RAM(スタティッ
ク−ランダム・アクセス・メモリ)でデータスライサ1
3で得た文字データを記憶する。14はテキストデコー
ダであり、図2に示すように、同期分離回路24、キャ
ラクタジェネレータ25、タイミング信号発生器30、
クロック発生器29、同期信号検出器27、スイッチ2
5、データラッチ28からなっている。
局マイコン9の指令により文字多重放送信号の出力を制
御する。13はデータスライサであり映像信号中の文字
信号データを抜き取る。15はS−RAM(スタティッ
ク−ランダム・アクセス・メモリ)でデータスライサ1
3で得た文字データを記憶する。14はテキストデコー
ダであり、図2に示すように、同期分離回路24、キャ
ラクタジェネレータ25、タイミング信号発生器30、
クロック発生器29、同期信号検出器27、スイッチ2
5、データラッチ28からなっている。
【0016】尚、このような構成のテキストデコーダ
は、例えばフィリップス製のICで品番SAA5231
とSAA5243で構成することができる。
は、例えばフィリップス製のICで品番SAA5231
とSAA5243で構成することができる。
【0017】そして、17は信号処理回路でAV切替回
路4で得られた映像信号を処理する回路、18は水平偏
向回路、19は垂直偏向回路、20はRGB出力回路、
21はCRT(陰極線管)、22、23は外部入力端子
である。
路4で得られた映像信号を処理する回路、18は水平偏
向回路、19は垂直偏向回路、20はRGB出力回路、
21はCRT(陰極線管)、22、23は外部入力端子
である。
【0018】次に動作について説明する。まず、第一に
テレビモード時について説明する。テレビモード時はチ
ューナ2からの映像信号と外部端子22、23からの映
像信号をAV切替回路4で選択した後、データスライサ
13に入力される。このデータスライサ13により文字
信号データは抜き取られ、テキストデコーダ14に入力
される。しかし、映像信号は信号処理回路17へも入力
されCRT21へ映像信号を映出する。
テレビモード時について説明する。テレビモード時はチ
ューナ2からの映像信号と外部端子22、23からの映
像信号をAV切替回路4で選択した後、データスライサ
13に入力される。このデータスライサ13により文字
信号データは抜き取られ、テキストデコーダ14に入力
される。しかし、映像信号は信号処理回路17へも入力
されCRT21へ映像信号を映出する。
【0019】また、選局用マイコン9にはキャラクタジ
ェネレータ(図示しない)が内蔵されており、チャンネ
ル表示指定などがあった場合には、このキャラクタジェ
ネレータからRGB出力回路20へ出力されCRT21
へチャンネル表示される。
ェネレータ(図示しない)が内蔵されており、チャンネ
ル表示指定などがあった場合には、このキャラクタジェ
ネレータからRGB出力回路20へ出力されCRT21
へチャンネル表示される。
【0020】第二にテキストモード時について説明す
る。VIF/SIF処理回路4で処理された映像信号
は、データスライサ13に入力され文字信号データを抜
き取リ、その文字信号データをテキストデコーダ14に
入力する。それと同時に文字信号のCRT21の表示タ
イミングをとるために複合同期信号も抜き取られる。
る。VIF/SIF処理回路4で処理された映像信号
は、データスライサ13に入力され文字信号データを抜
き取リ、その文字信号データをテキストデコーダ14に
入力する。それと同時に文字信号のCRT21の表示タ
イミングをとるために複合同期信号も抜き取られる。
【0021】ここで、テキストデコーダ14の動作を詳
しく説明するために、図2を参照しながら説明する。ま
ず、文字信号データはデータラッチ28でラッチされた
後、S−RAM15に記憶される。一方、同期分離回路
24は複合同期信号が抜き取られ、これにより水平同期
信号でクロック発生器29から6MHzクロックを発生
させる。
しく説明するために、図2を参照しながら説明する。ま
ず、文字信号データはデータラッチ28でラッチされた
後、S−RAM15に記憶される。一方、同期分離回路
24は複合同期信号が抜き取られ、これにより水平同期
信号でクロック発生器29から6MHzクロックを発生
させる。
【0022】そして、タイミング信号発生器30に入力
してS−RAM15へのデータ書き込みや読み出し、キ
ャラクタジェネレータ25の出力などの各種タイミング
信号を出力している。その1つとしてタイミング信号発
生回路30から複合同期信号が生成されている。一方、
テキストモード時は同期分離回路24からも分離された
複合同期信号が出力されており、テキストモード時には
同期検出回路27で複合同期信号を検出してスイッチ2
6を切替え、この同期分離回路24からの複合同期信号
を文字表示のタイミングのために信号処理回路16へと
出力する。
してS−RAM15へのデータ書き込みや読み出し、キ
ャラクタジェネレータ25の出力などの各種タイミング
信号を出力している。その1つとしてタイミング信号発
生回路30から複合同期信号が生成されている。一方、
テキストモード時は同期分離回路24からも分離された
複合同期信号が出力されており、テキストモード時には
同期検出回路27で複合同期信号を検出してスイッチ2
6を切替え、この同期分離回路24からの複合同期信号
を文字表示のタイミングのために信号処理回路16へと
出力する。
【0023】従って、操作者の指定によりテキストモー
ドにすると、映像信号の文字データをデータスライサ1
3で抜き取り、そのデータをテキストデコーダ14に入
力してS−RAM15へ記憶させる。そして、そのデー
タをS−RAM15から読み出してデータに対応する文
字信号を発生するようにキャラクタジェネレータ25を
制御してRGB信号を出力し、CRT21へ文字信号を
表示させる。
ドにすると、映像信号の文字データをデータスライサ1
3で抜き取り、そのデータをテキストデコーダ14に入
力してS−RAM15へ記憶させる。そして、そのデー
タをS−RAM15から読み出してデータに対応する文
字信号を発生するようにキャラクタジェネレータ25を
制御してRGB信号を出力し、CRT21へ文字信号を
表示させる。
【0024】第三に任意文字表示モードについて述べ
る。このモードは、テキストデコーダの文字信号発生機
能を利用して操作者が任意の文字をCRT21に表示さ
せることができる機能である。
る。このモードは、テキストデコーダの文字信号発生機
能を利用して操作者が任意の文字をCRT21に表示さ
せることができる機能である。
【0025】次に、その動作を述べると、VIF/SI
F処理回路4で処理された映像信号は、テキストデータ
を抜き取るデータスライサ13に入力される。そして、
データスライサ13で複合同期信号を抜き取り、この信
号を基にテキストデコーダ14のタイミング信号発生器
30と同期をとる。このとき、任意文字表示モードの場
合、リモコン7から操作者が指定した文字を表示するよ
うに選局マイコン9がテキストマイコン11を制御し、
テキストマイコン11はテキストデコーダ14のキャラ
クタジェネレータ25の制御行う。
F処理回路4で処理された映像信号は、テキストデータ
を抜き取るデータスライサ13に入力される。そして、
データスライサ13で複合同期信号を抜き取り、この信
号を基にテキストデコーダ14のタイミング信号発生器
30と同期をとる。このとき、任意文字表示モードの場
合、リモコン7から操作者が指定した文字を表示するよ
うに選局マイコン9がテキストマイコン11を制御し、
テキストマイコン11はテキストデコーダ14のキャラ
クタジェネレータ25の制御行う。
【0026】そして、VIF/SIF処理回路4で処理
された映像信号に同期してRGB信号の出力を行い、C
RT21へ文字表示が行われる。
された映像信号に同期してRGB信号の出力を行い、C
RT21へ文字表示が行われる。
【0027】ところで、このテキストデコーダは、英国
の文字放送方式に対応させている。そのため、テキスト
デコーダもそのテレビジョン放送方式にあわせたものと
なるり、タイミング信号発生器30も複合同期信号の周
波数に合わせている。このテキストデコーダの場合は垂
直周波数が50Hzとなるようにしている。
の文字放送方式に対応させている。そのため、テキスト
デコーダもそのテレビジョン放送方式にあわせたものと
なるり、タイミング信号発生器30も複合同期信号の周
波数に合わせている。このテキストデコーダの場合は垂
直周波数が50Hzとなるようにしている。
【0028】従って、垂直同期信号60Hzの放送が受
信されると、テキストデコーダ14のタイミング信号発
生器30は、同期がとれず、VIF/SIF処理回路4
で処理された映像信号と同期がとれていないRGB信号
がキャラクタジェネレータ25から出力されるので、表
示が乱れてしまう。
信されると、テキストデコーダ14のタイミング信号発
生器30は、同期がとれず、VIF/SIF処理回路4
で処理された映像信号と同期がとれていないRGB信号
がキャラクタジェネレータ25から出力されるので、表
示が乱れてしまう。
【0029】ところが、このテキストデコーダ14は複
合同期信号が入力されない場合にはタイミング信号発生
器30は、データスライサ13より入力される垂直同期
信号に影響されないためフリーラン状態となり、50H
zの垂直同期信号を出力するように構成されている。
合同期信号が入力されない場合にはタイミング信号発生
器30は、データスライサ13より入力される垂直同期
信号に影響されないためフリーラン状態となり、50H
zの垂直同期信号を出力するように構成されている。
【0030】そこで、本考案は、フィールド周波数判別
回路16で判別した情報を選局用マイコン9に入力し、
選局マイコン9が図3のように判断し、60Hz受信時
では選局用マイコン9からHを出力する。そして、スイ
ッチングトランジスタ12をON状態とし、データスラ
イサ13の入力端子を接地させる。こうすれば、テキス
トデコーダ14のタイミング信号発生器30はVIF/
SIF処理回路4で処理された映像信号に影響されずフ
リーラン状態となり、50Hzの垂直同期信号含んだ複
合同期信号を出力する。そして、同期のとれた任意文字
表示が可能となる。
回路16で判別した情報を選局用マイコン9に入力し、
選局マイコン9が図3のように判断し、60Hz受信時
では選局用マイコン9からHを出力する。そして、スイ
ッチングトランジスタ12をON状態とし、データスラ
イサ13の入力端子を接地させる。こうすれば、テキス
トデコーダ14のタイミング信号発生器30はVIF/
SIF処理回路4で処理された映像信号に影響されずフ
リーラン状態となり、50Hzの垂直同期信号含んだ複
合同期信号を出力する。そして、同期のとれた任意文字
表示が可能となる。
【0031】
【考案の効果】本考案によれば、60Hzの垂直同期信
号の放送を受信していても同期のとれた画面表示を行う
ことができ、いかなる時でもテレテキストデコーダによ
る画面表示を可能にできるため、使用者の使い勝手の向
上を図ることができる。
号の放送を受信していても同期のとれた画面表示を行う
ことができ、いかなる時でもテレテキストデコーダによ
る画面表示を可能にできるため、使用者の使い勝手の向
上を図ることができる。
【図1】本考案の実施例である。
【図2】本考案の実施例を説明するための図。
【図3】本考案の実施例の動作を説明するためのフロー
チャート。
チャート。
【図4】任意文字表示モードの表示の一例を示す図。
7 リモコン送信部 8 リモコン受信部 9 選局用マイコン 10 不揮発性メモリ 11 テキストマイコン 12 スイッチングトランジスタ 13 データスライサ 14 テキストデコーダ 15 S−RAM 16 垂直周波数判別回路
Claims (1)
- 【請求項1】 異なる方式のテレビジョン信号を受信で
き、テレビジョン信号に挿入されている文字データを受
信する文字放送デコーダを備えたテレビジョン受像機に
おいて、 前記テレビジョン信号を受信する受信部と、 前記受信部で受信されたテレビジョン信号を表示する表
示部と、 前記テレビジョン信号に挿入されている文字放送データ
を抜き取り、その文字放送データをデコードして文字デ
ータを抽出する文字放送デコーダと、 該文字放送デコーダでデコーダされた文字データに対応
した表示文字信号と操作者が指定した任意の文字表示信
号を発生して前記表示部へ文字表示信号を出力するキャ
ラクタジェネレータと、 前記文字表示信号を表示するタイミング信号を発生する
ため異なる方式のうちの1つの前記テレビジョン信号の
垂直周波数と同じ周波数のタイミング信号を発生するた
めのタイミング信号発生部と、 前記受信部で受信されたテレビジョン信号の垂直周波数
を判別するための垂直周波数判別部とキー操作により各
種制御の命令を行う操作部と、 該操作部により、操作者が所望の受信チャンネルを指定
したとき前記受信部に所望のチャンネルに対応するチュ
ーニング電圧を供給する選局チャンネルモードと、操作
者が文字放送による情報を表示するため前記文字放送デ
コーダを動作させる文字放送受信モードと、操作者が任
意の文字を指定して表示させるため前記キャラクタジェ
ネレータを動作させる文字表示モードとを行わせるよう
制御するとともに、前記任意の文字表示モード時におい
て前記垂直周波数判別部から得られた出力が前記タイミ
ング信号発生部で発生するタイミング信号の周波数と異
なるときには、前記タイミング信号発生部で発生するタ
イミング信号で前記任意の文字表示モードで指定された
表示文字信号を発生するように前記キャラクタジェネレ
ータを制御し、前記垂直周波数判別部から得られた出力
が前記タイミング信号発生部で発生するタイミング信号
の周波数と一致するときは前記テレビジョン信号の垂直
周波数に同期した前記タイミング信号発生部で発生する
タイミング信号で前記任意の文字表示モードで指定され
た表示文字信号を発生するように前記キャラクタジェネ
レータを制御する制御部とからなることを特徴とするテ
レビジョン受像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991059789U JP2596481Y2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | テレビジョン受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991059789U JP2596481Y2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | テレビジョン受像機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585172U JPH0585172U (ja) | 1993-11-16 |
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Citations (3)
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JPS58190180A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-07 | Nec Home Electronics Ltd | 文字放送受信機 |
JPS60116848A (ja) * | 1983-11-28 | 1985-06-24 | Hitachi Ltd | 燃料噴射弁 |
JPS6147509A (ja) * | 1984-08-07 | 1986-03-08 | アールシーエー トムソン ライセンシング コーポレイシヨン | プレス機にかけられた材料の厚さを測定する方法並びに装置 |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP1991059789U patent/JP2596481Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS58190180A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-07 | Nec Home Electronics Ltd | 文字放送受信機 |
JPS60116848A (ja) * | 1983-11-28 | 1985-06-24 | Hitachi Ltd | 燃料噴射弁 |
JPS6147509A (ja) * | 1984-08-07 | 1986-03-08 | アールシーエー トムソン ライセンシング コーポレイシヨン | プレス機にかけられた材料の厚さを測定する方法並びに装置 |
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JPH0585172U (ja) | 1993-11-16 |
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