JP2595680Y2 - 含水食品収納容器 - Google Patents
含水食品収納容器Info
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- JP2595680Y2 JP2595680Y2 JP1993014175U JP1417593U JP2595680Y2 JP 2595680 Y2 JP2595680 Y2 JP 2595680Y2 JP 1993014175 U JP1993014175 U JP 1993014175U JP 1417593 U JP1417593 U JP 1417593U JP 2595680 Y2 JP2595680 Y2 JP 2595680Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、もずく (洗いもずく)
、ところ天、生牡蠣等の水分を多量に含む含水食品を
収納するための含水食品収納容器に関する。
、ところ天、生牡蠣等の水分を多量に含む含水食品を
収納するための含水食品収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記したもずくや、ところ天等の
含水食品は、その取扱性を良くするために、図8に示す
硬質トレイ構造の含水食品収納容器Bに収納して販売さ
れている。
含水食品は、その取扱性を良くするために、図8に示す
硬質トレイ構造の含水食品収納容器Bに収納して販売さ
れている。
【0003】即ち、上記した含水食品は、硬質プラスチ
ック素材からなる容器本体50内にもずく等の含水食品51
を充填し、その上部開口をシール部材52によって密封シ
ールし、同シール部材52上に調味料パック53を載置し、
最後に、容器カバー54を被せた形態で、店頭で販売され
ている。
ック素材からなる容器本体50内にもずく等の含水食品51
を充填し、その上部開口をシール部材52によって密封シ
ールし、同シール部材52上に調味料パック53を載置し、
最後に、容器カバー54を被せた形態で、店頭で販売され
ている。
【0004】また、かかる含水食品51を食べるために
は、まず、容器カバー54を取り外し、調味料パック53を
取出し、その後、シール部材52を剥離して容器本体50か
ら含水食品51を食器上に移し、食器上の含水食品51に、
水洗いした上で、調味料パック53の一部を切取りって調
味料をかける。
は、まず、容器カバー54を取り外し、調味料パック53を
取出し、その後、シール部材52を剥離して容器本体50か
ら含水食品51を食器上に移し、食器上の含水食品51に、
水洗いした上で、調味料パック53の一部を切取りって調
味料をかける。
【0005】しかし、上記した構成を有する従来の含水
食品収納容器Bは、未だ、以下の解決すべき課題を有し
ていた。
食品収納容器Bは、未だ、以下の解決すべき課題を有し
ていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】即ち、図8に示すよう
に、含水食品収納容器Bの容器本体50はプラスチック等
の硬質素材からなるため充分な保形性を有する。従っ
て、含水食品51を取り出した後にゴミとして廃棄する場
合、小さくまとめることができず、そのままの形態で廃
棄せざるを得ない。従って、ゴミ重量としては大したこ
とはないが、ゴミ体積ないしゴミ容積としては、集積さ
れたゴミ中で大きな空間を占めることになり、ゴミ処理
上大きな問題となっていた。
に、含水食品収納容器Bの容器本体50はプラスチック等
の硬質素材からなるため充分な保形性を有する。従っ
て、含水食品51を取り出した後にゴミとして廃棄する場
合、小さくまとめることができず、そのままの形態で廃
棄せざるを得ない。従って、ゴミ重量としては大したこ
とはないが、ゴミ体積ないしゴミ容積としては、集積さ
れたゴミ中で大きな空間を占めることになり、ゴミ処理
上大きな問題となっていた。
【0007】本考案は上記した課題を解決することがで
きる含水食品収納容器を提供することを目的とする。
きる含水食品収納容器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、屈曲自在な柔
軟素材からなる前後壁及び底壁の周縁同士を接合して内
部に含水食品収納空間を形成する袋本体を構成し、前壁
上縁に上部前壁を連設するとともに、同上部前壁に上部
後壁を重合し、同上部後壁周縁と上部前壁周縁とを融着
することにより形成した下側シール部と、袋本体上部に
形成した上周縁シール部との間に未融着部分を介在させ
て、調味料収納空間を袋本体に対し一体的にかつ折畳自
在に形成したことを特徴とする含水食品収納容器に係る
ものである。
軟素材からなる前後壁及び底壁の周縁同士を接合して内
部に含水食品収納空間を形成する袋本体を構成し、前壁
上縁に上部前壁を連設するとともに、同上部前壁に上部
後壁を重合し、同上部後壁周縁と上部前壁周縁とを融着
することにより形成した下側シール部と、袋本体上部に
形成した上周縁シール部との間に未融着部分を介在させ
て、調味料収納空間を袋本体に対し一体的にかつ折畳自
在に形成したことを特徴とする含水食品収納容器に係る
ものである。
【0009】
【実施例】以下、本考案に係る含水食品収納容器Aを、
添付図に示す実施例を参照して具体的に説明する。
添付図に示す実施例を参照して具体的に説明する。
【0010】図1及び図2において、10は、実質的に、
二枚の略矩形形状の前後壁11,12 の全周と、一枚の山形
に折り曲げた側面視矩形状の底壁13とを熱融着等によっ
て密封状態にシールした合成樹脂等の柔軟素材からなる
袋本体であり、図4及び図5に示すように、充填状態
で、その内部に、もずくやところ天や生牡蠣等の含水食
品Fを収納するための収納空間14を形成している。
二枚の略矩形形状の前後壁11,12 の全周と、一枚の山形
に折り曲げた側面視矩形状の底壁13とを熱融着等によっ
て密封状態にシールした合成樹脂等の柔軟素材からなる
袋本体であり、図4及び図5に示すように、充填状態
で、その内部に、もずくやところ天や生牡蠣等の含水食
品Fを収納するための収納空間14を形成している。
【0011】また、同袋本体10は、図1〜図5に示すよ
うに、切断糸15を、袋本体10の上部をなす直筒部10a の
下部であって後壁12の内側上方に熱融着している。かか
る切断糸15は袋本体10を横断する方向に伸延し、その両
端は、袋本体10の左右側周縁シール部22,23 の外側端で
終了する。
うに、切断糸15を、袋本体10の上部をなす直筒部10a の
下部であって後壁12の内側上方に熱融着している。かか
る切断糸15は袋本体10を横断する方向に伸延し、その両
端は、袋本体10の左右側周縁シール部22,23 の外側端で
終了する。
【0012】さらに、切断糸15の一端には摘み片17が連
結されており、同摘み片17を摘み、切断糸15とともに引
っ張ることによって、後壁12を切り裂いて袋本体10の上
部を開封することができる。
結されており、同摘み片17を摘み、切断糸15とともに引
っ張ることによって、後壁12を切り裂いて袋本体10の上
部を開封することができる。
【0013】本考案は、上記した構成を有する袋本体10
を屈曲自在ないし折畳自在な構造とするとともに、同袋
本体10の上縁に、後述するように、内部に調味料収納空
間40を形成した調味料収納袋41を一体的にかつ折畳自在
に形成したことを特徴とする。
を屈曲自在ないし折畳自在な構造とするとともに、同袋
本体10の上縁に、後述するように、内部に調味料収納空
間40を形成した調味料収納袋41を一体的にかつ折畳自在
に形成したことを特徴とする。
【0014】即ち、袋本体10は、1組の略台形形状を有
する柔軟素材からなる前後壁11,12を重ね合わせるとと
もに、下端部間に、上方に向けて山形状に折り曲げた同
様に可撓性素材からなる底壁13を挿入し、同前後壁11,1
2 の周縁同士を、下端縁を除いて、熱融着して、左右周
縁シール部22,23 及び上周縁シール部24を形成するとと
もに、前後壁11,12 の下端縁を、底壁13の対応する下端
縁と熱融着して、一対の下端周縁シール部25,26 を形成
している。
する柔軟素材からなる前後壁11,12を重ね合わせるとと
もに、下端部間に、上方に向けて山形状に折り曲げた同
様に可撓性素材からなる底壁13を挿入し、同前後壁11,1
2 の周縁同士を、下端縁を除いて、熱融着して、左右周
縁シール部22,23 及び上周縁シール部24を形成するとと
もに、前後壁11,12 の下端縁を、底壁13の対応する下端
縁と熱融着して、一対の下端周縁シール部25,26 を形成
している。
【0015】なお、上周縁シール部24は、後述するよう
に、図1〜図3に示す含水食品Fの充填作業の段階では
未だ形成されておらず、同部には充填物注入開口49が形
成されており、図4以降の段階において始めて形成され
るものである。また、後述するように、逆台形山形形状
の底壁13を矩形偏平形状に拡開するため、下端周縁シー
ル部25,26 同士は一体的には熱溶着されていない。
に、図1〜図3に示す含水食品Fの充填作業の段階では
未だ形成されておらず、同部には充填物注入開口49が形
成されており、図4以降の段階において始めて形成され
るものである。また、後述するように、逆台形山形形状
の底壁13を矩形偏平形状に拡開するため、下端周縁シー
ル部25,26 同士は一体的には熱溶着されていない。
【0016】また、図1に示すように、左右側周縁シー
ル部22,23 の下端縁22a,23a から、折り畳まれた状態の
底壁13の高さHだけ上方をなす部分と、下部周縁シール
部25の両側縁25a,25b から上記高さHと略等しい量だけ
内側をなす部分とを結んだ線に沿って、前後壁11, 12の
下端部と、底壁13の対応する下端部とが熱融着されてお
り、斜切シール部27,28,29,30 を形成している。なお、
後述するように、山形形状の底壁13を矩形偏平形状に拡
開するため、斜切シール部27,28 及び29,30 同士は、下
端周縁シール部25,26 同士と同様に熱溶着されていな
い。
ル部22,23 の下端縁22a,23a から、折り畳まれた状態の
底壁13の高さHだけ上方をなす部分と、下部周縁シール
部25の両側縁25a,25b から上記高さHと略等しい量だけ
内側をなす部分とを結んだ線に沿って、前後壁11, 12の
下端部と、底壁13の対応する下端部とが熱融着されてお
り、斜切シール部27,28,29,30 を形成している。なお、
後述するように、山形形状の底壁13を矩形偏平形状に拡
開するため、斜切シール部27,28 及び29,30 同士は、下
端周縁シール部25,26 同士と同様に熱溶着されていな
い。
【0017】しかして、本実施例では、なお、前後壁1
1,12 及び底壁13は、上述したように、柔軟素材、好適
には、それぞれ、所要数の合成樹脂フィルムを積層して
製造するものであり、これらの前後壁11,12 及び底壁13
の周縁を、ヒートシールバー等を用いて加圧状態で熱溶
着することによって、内部に、密封状態の収納空間14を
形成した袋本体10ができる。
1,12 及び底壁13は、上述したように、柔軟素材、好適
には、それぞれ、所要数の合成樹脂フィルムを積層して
製造するものであり、これらの前後壁11,12 及び底壁13
の周縁を、ヒートシールバー等を用いて加圧状態で熱溶
着することによって、内部に、密封状態の収納空間14を
形成した袋本体10ができる。
【0018】かかる構成によって、含水食品収納容器A
は、図4に示すように、含水食品Fが充填されている状
態では、底壁13が拡開して載置面に対して充分な当接面
積を確保することができるとともに、所定の剛性が袋本
体10に付与されるので、袋本体10は自立することができ
る。また、使用後は、袋本体10は柔軟素材からなるの
で、未収納状態と同様に偏平となりまたコンパクトに折
り畳むことができるので、ゴミ体積を著しく低減するこ
とができる。
は、図4に示すように、含水食品Fが充填されている状
態では、底壁13が拡開して載置面に対して充分な当接面
積を確保することができるとともに、所定の剛性が袋本
体10に付与されるので、袋本体10は自立することができ
る。また、使用後は、袋本体10は柔軟素材からなるの
で、未収納状態と同様に偏平となりまたコンパクトに折
り畳むことができるので、ゴミ体積を著しく低減するこ
とができる。
【0019】次に、上記した袋本体10の上縁に、一体的
にかつ折畳自在に形成し、かつ、内部に調味料収納空間
40を形成した調味料収納袋41について説明する。
にかつ折畳自在に形成し、かつ、内部に調味料収納空間
40を形成した調味料収納袋41について説明する。
【0020】調味料収納袋41は袋本体10と同一素材から
なり、図1及び図2に示すように、上部前壁42を前壁11
の上方に連設し、上部後壁43を同上部前壁42に重合さ
せ、上部前後壁42,43 の左右及び下側縁をそれぞれヒー
トシールバー等を用いて加圧状態で熱融着することによ
って形成されており、その上端に調味料パックPを収納
するための収納開口44を形成している。また、あらかじ
め後壁12の上方に上部後壁43を連設しておき、かつ、後
壁12と上部後壁43との境界部に含水食品注入開口49とな
るスリットを形成しておいてもよい。
なり、図1及び図2に示すように、上部前壁42を前壁11
の上方に連設し、上部後壁43を同上部前壁42に重合さ
せ、上部前後壁42,43 の左右及び下側縁をそれぞれヒー
トシールバー等を用いて加圧状態で熱融着することによ
って形成されており、その上端に調味料パックPを収納
するための収納開口44を形成している。また、あらかじ
め後壁12の上方に上部後壁43を連設しておき、かつ、後
壁12と上部後壁43との境界部に含水食品注入開口49とな
るスリットを形成しておいてもよい。
【0021】調味料収納袋41は、図3から最も明らかな
ように、その上部前壁42の下端を、袋本体10を形成する
前壁11の上縁に一体的に連設するとともに、上部後壁43
と後壁12とは含水食品注入開口49によって分離され、同
含水食品注入開口49を挟んでそれぞれ上周縁シール部24
と上部前後壁42,43 の下側のシール部が形成されること
によって、前後壁11,12 と上部前後壁42,43 の境におい
て未融着部分が存在し、同未融着部分において調味料収
納袋41を折畳自在とすることができる。
ように、その上部前壁42の下端を、袋本体10を形成する
前壁11の上縁に一体的に連設するとともに、上部後壁43
と後壁12とは含水食品注入開口49によって分離され、同
含水食品注入開口49を挟んでそれぞれ上周縁シール部24
と上部前後壁42,43 の下側のシール部が形成されること
によって、前後壁11,12 と上部前後壁42,43 の境におい
て未融着部分が存在し、同未融着部分において調味料収
納袋41を折畳自在とすることができる。
【0022】かかる構成によって、調味料収納袋41を、
図5〜図7に示すように、袋本体10の前部に折り畳んだ
形状で、含水食品収納容器Aを自立させて販売すること
ができる。
図5〜図7に示すように、袋本体10の前部に折り畳んだ
形状で、含水食品収納容器Aを自立させて販売すること
ができる。
【0023】また、同調味料収納袋41も柔軟素材からな
り調味料収納袋41を取出後は偏平となり折畳自在なの
で、ゴミ体積を可及的に小さくすることができる。
り調味料収納袋41を取出後は偏平となり折畳自在なの
で、ゴミ体積を可及的に小さくすることができる。
【0024】次に、上記した構成を有する含水食品収納
容器Aの製造手順について、図2〜図7を参照して説明
する。
容器Aの製造手順について、図2〜図7を参照して説明
する。
【0025】まず、図1及び図2に示す偏平状態の袋本
体10内に、図3に示すように、含水食品注入開口49よ
り、空気注入パイプ48等を用いて袋本体10内に空気を注
入して自立可能袋形状を形成する。
体10内に、図3に示すように、含水食品注入開口49よ
り、空気注入パイプ48等を用いて袋本体10内に空気を注
入して自立可能袋形状を形成する。
【0026】次に、所望の充填装置を用いて、図4に示
すように、もずくやところ天等の含水食品Fを袋本体10
内に充満させるとともに、その一部を含水食品注入開口
49より溢出させる。
すように、もずくやところ天等の含水食品Fを袋本体10
内に充満させるとともに、その一部を含水食品注入開口
49より溢出させる。
【0027】その状態で、ヒートシールバー47によって
含水食品注入開口49の直下をなす部分を熱融着して上周
縁シール部24を形成する。なお、図4において、46は、
上記したヒートシール作業を容易かつ確実に行わせるた
めに設けたスポンジ等からなる気密保持部材である。
含水食品注入開口49の直下をなす部分を熱融着して上周
縁シール部24を形成する。なお、図4において、46は、
上記したヒートシール作業を容易かつ確実に行わせるた
めに設けたスポンジ等からなる気密保持部材である。
【0028】その後、図5及び図6に示すように、調味
料収納袋41内に調味料パックPを、収納開口44を通して
収納する。
料収納袋41内に調味料パックPを、収納開口44を通して
収納する。
【0029】なお調味料収納袋Pを収納後は、図7に示
すように、収納開口44を熱融着して上周縁シール部45を
形成し、完全に密封してもよく、また、一部密封とする
こともできる。
すように、収納開口44を熱融着して上周縁シール部45を
形成し、完全に密封してもよく、また、一部密封とする
こともできる。
【0030】なお、本実施例に係るその他の構成上の特
徴について説明すると、以下の通りである。
徴について説明すると、以下の通りである。
【0031】本考案は、図1に示すように、袋本体10
は、未充填状態、即ち、側面が図2に示すように偏平な
状態では、正面視において、上端から下端にかけて漸
次、その幅をテーパ状に拡開しているので、袋本体10内
に含水食品Fを充填した際、袋本体10の含水食品Fを充
填した部分の幅が狭くなっても、図7に示すように、狭
くなった部分の幅は、上部の幅と略等しくなるだけであ
り、上部の幅より極端に狭くなることはない。
は、未充填状態、即ち、側面が図2に示すように偏平な
状態では、正面視において、上端から下端にかけて漸
次、その幅をテーパ状に拡開しているので、袋本体10内
に含水食品Fを充填した際、袋本体10の含水食品Fを充
填した部分の幅が狭くなっても、図7に示すように、狭
くなった部分の幅は、上部の幅と略等しくなるだけであ
り、上部の幅より極端に狭くなることはない。
【0032】従って、棚等に載置した場合、極めて安定
した状態で載置できることになる。
した状態で載置できることになる。
【0033】そのため、含水食品収納容器Aの棚等への
載置作業又は取出作業において、同容器Aの上部のみ
が、隣接する含水食品収納容器Aの上部のみと接触する
のを防止でき、その左右側縁全長にわたって当接させる
ことができ、含水食品収納容器Aの転倒事故を確実に防
止することができる。
載置作業又は取出作業において、同容器Aの上部のみ
が、隣接する含水食品収納容器Aの上部のみと接触する
のを防止でき、その左右側縁全長にわたって当接させる
ことができ、含水食品収納容器Aの転倒事故を確実に防
止することができる。
【0034】また、図1に示すように、本考案に係る含
水食品収納容器Aは、視覚的にも、購買者に安定した印
象を与え、購買意欲を促進することになる。
水食品収納容器Aは、視覚的にも、購買者に安定した印
象を与え、購買意欲を促進することになる。
【0035】さらに、棚等に隣接状態に載置した含水食
品収納容器A同士は、その左右側縁全長にわたって密接
状態に当接させることができるので、隣接する含水食品
収納容器Aの側面間には無駄な空間が生じ、棚等の単位
長さの面積上に載置可能な含水食品収納容器Aの数が増
大することができる。
品収納容器A同士は、その左右側縁全長にわたって密接
状態に当接させることができるので、隣接する含水食品
収納容器Aの側面間には無駄な空間が生じ、棚等の単位
長さの面積上に載置可能な含水食品収納容器Aの数が増
大することができる。
【0036】次に、切断糸15の一端が終了する左周縁シ
ール部22に形成した摘み片17について、図2及び図17を
参照して、具体的に、以下説明する。
ール部22に形成した摘み片17について、図2及び図17を
参照して、具体的に、以下説明する。
【0037】摘み片17は、実質的には、左周縁シール部
22の端縁より外方に突出した半円状の耳部37と、同耳部
37の外側端から間隔を置いて内側に位置するU字形状の
切欠スリット38と、切欠スリット38の隣り合った部分で
且つ袋本体10の内側に近接した位置にある横断開口溝39
とから形成される。
22の端縁より外方に突出した半円状の耳部37と、同耳部
37の外側端から間隔を置いて内側に位置するU字形状の
切欠スリット38と、切欠スリット38の隣り合った部分で
且つ袋本体10の内側に近接した位置にある横断開口溝39
とから形成される。
【0038】そして、図7に示すように、摘み片17を、
左周縁シール部22の外側端縁より外方に突出した半円状
の耳部33に設けるようにしたので、周縁シール部22と収
納空間12との境界線bを、袋本体10の上部において、内
側に膨出することなく、全長にわたってストレートにす
ることができ、袋本体10の収納空間14への充填物Fの充
填作業や取出作業をスムーズに行うことができる。
左周縁シール部22の外側端縁より外方に突出した半円状
の耳部33に設けるようにしたので、周縁シール部22と収
納空間12との境界線bを、袋本体10の上部において、内
側に膨出することなく、全長にわたってストレートにす
ることができ、袋本体10の収納空間14への充填物Fの充
填作業や取出作業をスムーズに行うことができる。
【0039】
【効果】上記したように、本考案では、含水食品収納容
器を、屈曲自在な柔軟素材からなる前後壁及び底壁の周
縁同士を接合して内部に含水食品収納空間を形成する袋
本体を構成し、同袋本体の上縁に、内部に調味料収納空
間を形成した調味料収納袋を一体的に形成し、その際、
前後壁上端の上周縁シール部と上部前後壁の下側のシー
ル部間に未融着部分を介在させることにより折畳自在と
するとともに、同未融着部分の後壁側には含水食品注入
開口が設けられていることによってさらに折畳容易とし
たことを特徴とする。
器を、屈曲自在な柔軟素材からなる前後壁及び底壁の周
縁同士を接合して内部に含水食品収納空間を形成する袋
本体を構成し、同袋本体の上縁に、内部に調味料収納空
間を形成した調味料収納袋を一体的に形成し、その際、
前後壁上端の上周縁シール部と上部前後壁の下側のシー
ル部間に未融着部分を介在させることにより折畳自在と
するとともに、同未融着部分の後壁側には含水食品注入
開口が設けられていることによってさらに折畳容易とし
たことを特徴とする。
【0040】従って、含水食品収納容器は、含水食品が
充填されている状態では、底壁が拡開して載置面に対し
て充分な当接面積を確保することができるとともに、所
定の剛性が袋本体に付与されるので、袋本体は自立する
ことができる。また、使用後は、袋本体は柔軟素材から
なるので、未収納状態と同様に偏平となりまたコンパク
トに折り畳むことができるので、ゴミ体積を著しく低減
することができ、環境保全に貢献することができる。
充填されている状態では、底壁が拡開して載置面に対し
て充分な当接面積を確保することができるとともに、所
定の剛性が袋本体に付与されるので、袋本体は自立する
ことができる。また、使用後は、袋本体は柔軟素材から
なるので、未収納状態と同様に偏平となりまたコンパク
トに折り畳むことができるので、ゴミ体積を著しく低減
することができ、環境保全に貢献することができる。
【0041】
【図1】本考案に係る含水食品収納容器の未収納状態に
おける正面図である。
おける正面図である。
【図2】同断面側面図である。
【図3】同含水食品収納容器への含水食品の充填作業説
明図である。
明図である。
【図4】同含水食品収納容器への含水食品の充填作業説
明図である。
明図である。
【図5】同含水食品収納容器への含水食品の充填作業説
明図である。
明図である。
【図6】同含水食品収納容器への含水食品の充填作業説
明図である。
明図である。
【図7】同含水食品収納容器の収納状態の斜視図であ
る。
る。
【図8】従来の含水食品収納容器の断面正面図である。
A 含水食品収納容器 F 含水食品 10 袋本体 11 前壁 12 後壁 13 底壁 14 含水食品収納空間 40 調味料収納空間 41 調味料収納袋
Claims (1)
- 【請求項1】屈曲自在な柔軟素材からなる前後壁(11)(1
2)及び底壁(13)の周縁同士を接合して内部に含水食品収
納空間(14)を形成する袋本体(10)を構成し、前壁(11)上
縁に上部前壁(42)を連設するとともに、同上部前壁(42)
に上部後壁(43)を重合し、同上部後壁(43)周縁と上部前
壁(42)周縁とを融着することにより形成した下側シール
部と、袋本体(10)上部に形成した上周縁シール部(24)と
の間に未融着部分を介在させて、調味料収納空間(40)を
袋本体(10)に対し一体的にかつ折畳自在に形成したこと
を特徴とする含水食品収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993014175U JP2595680Y2 (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 含水食品収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993014175U JP2595680Y2 (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 含水食品収納容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0672849U JPH0672849U (ja) | 1994-10-11 |
JP2595680Y2 true JP2595680Y2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=11853814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993014175U Expired - Fee Related JP2595680Y2 (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 含水食品収納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595680Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-25 JP JP1993014175U patent/JP2595680Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0672849U (ja) | 1994-10-11 |
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