JP2595670Y2 - Icカード用電気コネクタ - Google Patents
Icカード用電気コネクタInfo
- Publication number
- JP2595670Y2 JP2595670Y2 JP1992057881U JP5788192U JP2595670Y2 JP 2595670 Y2 JP2595670 Y2 JP 2595670Y2 JP 1992057881 U JP1992057881 U JP 1992057881U JP 5788192 U JP5788192 U JP 5788192U JP 2595670 Y2 JP2595670 Y2 JP 2595670Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- housing
- card
- connectors
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/64—Means for preventing incorrect coupling
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/75—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures connecting to cables except for flat or ribbon cables
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/627—Snap or like fastening
- H01R13/6271—Latching means integral with the housing
- H01R13/6273—Latching means integral with the housing comprising two latching arms
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はICカード用電気コネク
タに関するものである。
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】薄型の電気コネクタにあって、特定の一
対のコネクタ同士のみが接続可能で、他の対のコネクタ
とは接続できないように、誤嵌防止構造をもった電気コ
ネクタが、例えば、実開昭61−131081に開示さ
れている。この種の電気コネクタでは、可能な限り多く
の対のコネクタ間での誤嵌防止ができることが望まし
く、そのために多種の誤嵌防止構造を得るようになって
いる。上記公知の薄型コネクタにあっては、一対のコネ
クタの嵌合周囲面のうち幅方向に延びる上下面に複数の
キー溝を形成し、該複数のキー溝のうち任意の位置・数
のキー溝に板状のキーを装着して不規則位置に誤嵌防止
用のキーをもったものとしている。かくして、他の異な
る位置・数のキーをもった対のコネクタとの間の誤嵌が
防止される。
対のコネクタ同士のみが接続可能で、他の対のコネクタ
とは接続できないように、誤嵌防止構造をもった電気コ
ネクタが、例えば、実開昭61−131081に開示さ
れている。この種の電気コネクタでは、可能な限り多く
の対のコネクタ間での誤嵌防止ができることが望まし
く、そのために多種の誤嵌防止構造を得るようになって
いる。上記公知の薄型コネクタにあっては、一対のコネ
クタの嵌合周囲面のうち幅方向に延びる上下面に複数の
キー溝を形成し、該複数のキー溝のうち任意の位置・数
のキー溝に板状のキーを装着して不規則位置に誤嵌防止
用のキーをもったものとしている。かくして、他の異な
る位置・数のキーをもった対のコネクタとの間の誤嵌が
防止される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述の公知のコネクタ
は、キーの位置・数を適宜選定するだけで種々の形態の
誤嵌防止構造が簡単に得られ、また変更も容易に行われ
るので、きわめて便利である。
は、キーの位置・数を適宜選定するだけで種々の形態の
誤嵌防止構造が簡単に得られ、また変更も容易に行われ
るので、きわめて便利である。
【0004】しかしながら、コネクタの嵌合周囲面のう
ち上下面にキー溝及びキーが設けられるので、その分だ
けコネクタは厚いものとなってしまう。したがって、I
Cカードのように、厚さが例えば3mm程度のものに接続
するコネクタをこの形式のものとしようとすると、IC
カードと同じ厚さに制約されるコネクタは少なくとも厚
さ寸法のうち1〜2mmが上記キーのために必要となり、
残った寸法ではコネクタの構造をなすことが殆ど不可能
となる。
ち上下面にキー溝及びキーが設けられるので、その分だ
けコネクタは厚いものとなってしまう。したがって、I
Cカードのように、厚さが例えば3mm程度のものに接続
するコネクタをこの形式のものとしようとすると、IC
カードと同じ厚さに制約されるコネクタは少なくとも厚
さ寸法のうち1〜2mmが上記キーのために必要となり、
残った寸法ではコネクタの構造をなすことが殆ど不可能
となる。
【0005】本考案は、上述の問題を解決し、ICカー
ド用コネクタは厚さには制約があるものの、ICカード
の幅方向には余裕があることに着目し、十分薄型が可能
でしかも容易に種々の誤嵌防止構造を得られるICカー
ド用電気コネクタを提供することを目的とするものであ
る。又、かかるコネクタを小型なものとすることも他の
目的とする。
ド用コネクタは厚さには制約があるものの、ICカード
の幅方向には余裕があることに着目し、十分薄型が可能
でしかも容易に種々の誤嵌防止構造を得られるICカー
ド用電気コネクタを提供することを目的とするものであ
る。又、かかるコネクタを小型なものとすることも他の
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、上記目
的は、一方のコネクタが回路部を内蔵せるICカードの
切欠部へ収容可能に該ICカードとほぼ同じ厚さに形成
され、該ICカードの端面に接続端子が臨む上記一方の
コネクタとこれに接続される他方のコネクタが互いのハ
ウジングで嵌合し合う電気コネクタにおいて、一方及び
他方のコネクタは嵌合方向に対して直角なハウジングの
前面における長手方向のハウジング端部領域に非対称の
誤嵌防止部が設けられ、該誤嵌防止部は、一方のコネク
タのハウジングの上記前面を長手方向及び厚さ方向に複
数に区分して得られる単位区分を一つ以上、任意に隣接
せしめて得られる領域をハウジングと一体に成形した嵌
合方向に延びる突部と、該突部に嵌合するように他方の
コネクタのハウジングに形成された凹部とで構成される
ことにより達成される。又、コネクタを小型化するとい
う本考案の他の目的は、一方のコネクタが回路部を内蔵
せるICカードの切欠部へ収容可能に該ICカードとほ
ぼ同じ厚さに形成され、該ICカードの端面に接続端子
が臨む上記一方のコネクタとこれに接続される他方のコ
ネクタが互いのハウジングで嵌合し合う電気コネクタに
おいて、ハウジングはコネクタの嵌合方向に平行な断面
が一様で金属板を成形して作られた筒状のシールド筒体
により包囲されており、該ハウジングは他方のコネクタ
の嵌合の際に対向面となる前面の前方では、ハウジング
の一部として前方に突出形成された誤嵌防止部のみがシ
ールド筒体の内面に沿うように設けられていることによ
り達成される。
的は、一方のコネクタが回路部を内蔵せるICカードの
切欠部へ収容可能に該ICカードとほぼ同じ厚さに形成
され、該ICカードの端面に接続端子が臨む上記一方の
コネクタとこれに接続される他方のコネクタが互いのハ
ウジングで嵌合し合う電気コネクタにおいて、一方及び
他方のコネクタは嵌合方向に対して直角なハウジングの
前面における長手方向のハウジング端部領域に非対称の
誤嵌防止部が設けられ、該誤嵌防止部は、一方のコネク
タのハウジングの上記前面を長手方向及び厚さ方向に複
数に区分して得られる単位区分を一つ以上、任意に隣接
せしめて得られる領域をハウジングと一体に成形した嵌
合方向に延びる突部と、該突部に嵌合するように他方の
コネクタのハウジングに形成された凹部とで構成される
ことにより達成される。又、コネクタを小型化するとい
う本考案の他の目的は、一方のコネクタが回路部を内蔵
せるICカードの切欠部へ収容可能に該ICカードとほ
ぼ同じ厚さに形成され、該ICカードの端面に接続端子
が臨む上記一方のコネクタとこれに接続される他方のコ
ネクタが互いのハウジングで嵌合し合う電気コネクタに
おいて、ハウジングはコネクタの嵌合方向に平行な断面
が一様で金属板を成形して作られた筒状のシールド筒体
により包囲されており、該ハウジングは他方のコネクタ
の嵌合の際に対向面となる前面の前方では、ハウジング
の一部として前方に突出形成された誤嵌防止部のみがシ
ールド筒体の内面に沿うように設けられていることによ
り達成される。
【0007】
【作用】かかる構成のICカード用電気コネクタにあっ
ては、特定の一対のコネクタのみがその誤嵌防止部によ
って接続される。該誤嵌防止部は、コネクタの端部領
域、すなわち接続端子の配列領域外に設けられており、
コネクタの幅寸法はその分だけ大きくなるがそれは十分
許容され、厚さはICカードの厚さと同じになり、しか
もその厚さ寸法はすべてコネクタとしての構造に使用で
きる。
ては、特定の一対のコネクタのみがその誤嵌防止部によ
って接続される。該誤嵌防止部は、コネクタの端部領
域、すなわち接続端子の配列領域外に設けられており、
コネクタの幅寸法はその分だけ大きくなるがそれは十分
許容され、厚さはICカードの厚さと同じになり、しか
もその厚さ寸法はすべてコネクタとしての構造に使用で
きる。
【0008】本考案のコネクタのハウジングは成形によ
って作られるが、上記誤嵌防止部は小区分の任意の組合
せで得られるので、成形金型はかかる小区分に対応する
ピンを上記組合せに応じてセットするだけでよく、一つ
の金型によって簡単に異なる形の誤嵌防止部が形成され
る。
って作られるが、上記誤嵌防止部は小区分の任意の組合
せで得られるので、成形金型はかかる小区分に対応する
ピンを上記組合せに応じてセットするだけでよく、一つ
の金型によって簡単に異なる形の誤嵌防止部が形成され
る。
【0009】
【実施例】以下、添付図面にもとづき本考案の実施例を
説明する。
説明する。
【0010】図1は使用状態を示す本実施例のICカー
ド用電気コネクタの斜視図である。図において、10は
ICカードで、内部には回路基板が内蔵されている。該
ICカード10には差込み方向の側縁に開口せる切欠部
11が形成され、上記回路基板の結線回路部12が上記
切欠部11に露呈するように臨んでいる。該切欠部11
の側縁開口部13は後述の一方のコネクタ20の幅にな
っており、さらにその両側には、後述の他方のコネクタ
30のロック腕の挿入用の溝14,14が形成されてい
る。
ド用電気コネクタの斜視図である。図において、10は
ICカードで、内部には回路基板が内蔵されている。該
ICカード10には差込み方向の側縁に開口せる切欠部
11が形成され、上記回路基板の結線回路部12が上記
切欠部11に露呈するように臨んでいる。該切欠部11
の側縁開口部13は後述の一方のコネクタ20の幅にな
っており、さらにその両側には、後述の他方のコネクタ
30のロック腕の挿入用の溝14,14が形成されてい
る。
【0011】一方のコネクタ20は、図2にも見られる
ように、金属板を成形して得られるシールド筒体21の
内部に、接触端子22が配列された板状の配列部23A
を有するハウジング23を収容している。該一方のコネ
クタ20の厚みは、上記配列部23Aが位置する前部に
て、ICカード10とほぼ同じ厚さで、後部は底部にて
段状に薄くなっていて回路基板の結線回路部12上に配
されて該結線回路部12を含めて上記ICカード10と
ほぼ同じ厚さとなっている。上記ハウジングの接触端子
22のための配列部23Aはハウジング23の前面23
Bから板状に突出しており、その上面に接触端子22が
配列されている。該接触端子22はハウジング23の後
部から後方に突出して結線部22Aを形成し、該結線部
22Aが回路基板の結線回路部12の対応せる回路12
Aと結線されている。
ように、金属板を成形して得られるシールド筒体21の
内部に、接触端子22が配列された板状の配列部23A
を有するハウジング23を収容している。該一方のコネ
クタ20の厚みは、上記配列部23Aが位置する前部に
て、ICカード10とほぼ同じ厚さで、後部は底部にて
段状に薄くなっていて回路基板の結線回路部12上に配
されて該結線回路部12を含めて上記ICカード10と
ほぼ同じ厚さとなっている。上記ハウジングの接触端子
22のための配列部23Aはハウジング23の前面23
Bから板状に突出しており、その上面に接触端子22が
配列されている。該接触端子22はハウジング23の後
部から後方に突出して結線部22Aを形成し、該結線部
22Aが回路基板の結線回路部12の対応せる回路12
Aと結線されている。
【0012】上記ハウジング23は、その前面23Bの
幅方向両端部に、相手コネクタのハウジングとの嵌合方
向に延びる誤嵌防止部23C,23Dがそれぞれ設けら
れている。したがって、シールド筒体21内でハウジン
グ23の前面23Bより前方には、上記配列部23Aと
誤嵌防止部23C,23Dのみが存在することとなる。
誤嵌防止部23C,23Dは、図3にも見られるよう
に、上記嵌合方向から見た場合に、ハウジング前面23
Bを長手方向と厚み方向に複数に区分(図3にて一点鎖
線にて区分)して得られる単位区分としての小区分を、
任意の隣接する小区分同士を組合せた形となっており、
ハウジング23と一体に成形されている。図1〜3に示
される例では上記誤嵌防止部23Cは逆L字状に、23
Dは上部に横方向に延び直方形になっている。勿論、こ
の形は適宜小区分を組合せて得られるもので、例えば、
図4〜7のごとく変形が可能である。
幅方向両端部に、相手コネクタのハウジングとの嵌合方
向に延びる誤嵌防止部23C,23Dがそれぞれ設けら
れている。したがって、シールド筒体21内でハウジン
グ23の前面23Bより前方には、上記配列部23Aと
誤嵌防止部23C,23Dのみが存在することとなる。
誤嵌防止部23C,23Dは、図3にも見られるよう
に、上記嵌合方向から見た場合に、ハウジング前面23
Bを長手方向と厚み方向に複数に区分(図3にて一点鎖
線にて区分)して得られる単位区分としての小区分を、
任意の隣接する小区分同士を組合せた形となっており、
ハウジング23と一体に成形されている。図1〜3に示
される例では上記誤嵌防止部23Cは逆L字状に、23
Dは上部に横方向に延び直方形になっている。勿論、こ
の形は適宜小区分を組合せて得られるもので、例えば、
図4〜7のごとく変形が可能である。
【0013】次に、他方のコネクタ30はハウジングの
両側にロック腕31,31を有している。ロック腕3
1,31はハウジングの後部から前方へ可撓性を有する
ように片持ち梁状に延びており、その先端には鉤部31
Aを有している。かくして、ロック腕31,31は、コ
ネクタの結合の際、ICカード10の溝14,14に内
側へ撓みながら進入し、鉤部31A,31Aが上記溝1
4,14を越えた時点で自由状態に回復してICカード
と係止する。
両側にロック腕31,31を有している。ロック腕3
1,31はハウジングの後部から前方へ可撓性を有する
ように片持ち梁状に延びており、その先端には鉤部31
Aを有している。かくして、ロック腕31,31は、コ
ネクタの結合の際、ICカード10の溝14,14に内
側へ撓みながら進入し、鉤部31A,31Aが上記溝1
4,14を越えた時点で自由状態に回復してICカード
と係止する。
【0014】上記ハウジング30の前部には、既述の一
方のコネクタ20と接続するための接触端子を保持する
端子保持部32が前方に突出形成されている。該端子保
持部32は、図2にも見られるように、相手方となる上
記一方のコネクタの板状の配列部23Aを受入れるため
に、前方受入開口33が形成されており、該受入開口3
3の内面に接触端子34が配列されている。上記端子保
持部32は幅方向の両端部に、上記一方のコネクタのハ
ウジング23から突出せる誤嵌防止部23C,23Dと
適合する形の段状の凹部をなす誤嵌防止部32A,32
Bが形成されている。該誤嵌防止部32A,32Bは、
当然のことながら、例えば既述の図4〜7に対応して変
形可能である。
方のコネクタ20と接続するための接触端子を保持する
端子保持部32が前方に突出形成されている。該端子保
持部32は、図2にも見られるように、相手方となる上
記一方のコネクタの板状の配列部23Aを受入れるため
に、前方受入開口33が形成されており、該受入開口3
3の内面に接触端子34が配列されている。上記端子保
持部32は幅方向の両端部に、上記一方のコネクタのハ
ウジング23から突出せる誤嵌防止部23C,23Dと
適合する形の段状の凹部をなす誤嵌防止部32A,32
Bが形成されている。該誤嵌防止部32A,32Bは、
当然のことながら、例えば既述の図4〜7に対応して変
形可能である。
【0015】かかる本実施例にあっては、ICカード用
の一方及び他方のコネクタ20,30はそれらの誤嵌防
止部23C,23D;32A,32Bがハウジングの両
側端部に形成されているので、コネクタの厚みは増大す
ることなくICカードと同じに形成できる。また、その
分、幅方向に寸法が大きくなるが、ICカードには十分
その余裕があり、何ら使い勝手に支障をきたさない。
の一方及び他方のコネクタ20,30はそれらの誤嵌防
止部23C,23D;32A,32Bがハウジングの両
側端部に形成されているので、コネクタの厚みは増大す
ることなくICカードと同じに形成できる。また、その
分、幅方向に寸法が大きくなるが、ICカードには十分
その余裕があり、何ら使い勝手に支障をきたさない。
【0016】さらに、上記誤嵌防止部の形成にあって
は、小区分に該当するピンを成形金型に適宜組合せてハ
ウジングを一体成形すればよく、一つの金型によって多
種の形の誤嵌防止部を得られる。
は、小区分に該当するピンを成形金型に適宜組合せてハ
ウジングを一体成形すればよく、一つの金型によって多
種の形の誤嵌防止部を得られる。
【0017】
【考案の効果】本考案によれば、ICカードと同一のコ
ネクタの厚み方向寸法をすべてコネクタの本来の構成の
ために用いることができるので、設計がそれだけ容易に
行うことができ、また、接触端子を複列配列する等のコ
ネクタの機能を上げることが可能となる。また、容易に
多くの形態の誤嵌防止部を得られるので、対応機種の数
が増加する。さらには、金型は一種でよいので、製造コ
ストの低下を図ることができる。また、シールド筒体内
の空間は厚み方向にすべてカードのために用いられるの
で、コネクタの小型化につながる。
ネクタの厚み方向寸法をすべてコネクタの本来の構成の
ために用いることができるので、設計がそれだけ容易に
行うことができ、また、接触端子を複列配列する等のコ
ネクタの機能を上げることが可能となる。また、容易に
多くの形態の誤嵌防止部を得られるので、対応機種の数
が増加する。さらには、金型は一種でよいので、製造コ
ストの低下を図ることができる。また、シールド筒体内
の空間は厚み方向にすべてカードのために用いられるの
で、コネクタの小型化につながる。
【図1】本考案のICカード用電気コネクタの使用状態
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】図1の電気コネクタの主要部を示す部分破断斜
視図である。
視図である。
【図3】図1の電気コネクタの誤嵌防止部の形状を示す
図である。
図である。
【図4】図1の電気コネクタの誤嵌防止部の変形例の形
状を示す図である。
状を示す図である。
【図5】図1の電気コネクタの誤嵌防止部のさらに他の
変形例の形状を示す図である。
変形例の形状を示す図である。
【図6】図1の電気コネクタの誤嵌防止部のさらに他の
変形例の形状を示す図である。
変形例の形状を示す図である。
【図7】図1の電気コネクタの誤嵌防止部のさらに他の
変形例の形状を示す図である。
変形例の形状を示す図である。
10 ICカード 11 切欠部 20 一方のコネクタ 23C,23D 誤嵌防止部 30 他方のコネクタ 32A,32B 誤嵌防止部
Claims (2)
- 【請求項1】 一方のコネクタが回路部を内蔵せるIC
カードの切欠部へ収容可能に該ICカードとほぼ同じ厚
さに形成され、該ICカードの端面に接続端子が臨む上
記一方のコネクタとこれに接続される他方のコネクタが
互いのハウジングで嵌合し合う電気コネクタにおいて、
一方及び他方のコネクタは嵌合方向に対して直角なハウ
ジングの前面における長手方向のハウジング端部領域に
非対称の誤嵌防止部が設けられ、該誤嵌防止部は、一方
のコネクタのハウジングの上記前面を長手方向及び厚さ
方向に複数に区分して得られる単位区分を一つ以上、任
意に隣接せしめて得られる領域をハウジングと一体に成
形した嵌合方向に延びる突部と、該突部に嵌合するよう
に他方のコネクタのハウジングに形成された凹部とで構
成されることを特徴とするICカード用電気コネクタ。 - 【請求項2】 一方のコネクタが回路部を内蔵せるIC
カードの切欠部へ収容可能に該ICカードとほぼ同じ厚
さに形成され、該ICカードの端面に接続端子が臨む上
記一方のコネクタとこれに接続される他方のコネクタが
互いのハウジングで嵌合し合う電気コネクタにおいて、
ハウジングはコネクタの嵌合方向に平行な断面が一様で
金属板を成形して作られた筒状のシールド筒体により包
囲されており、該ハウジングは他方のコネクタの嵌合の
際に対向面となる前面の前方では、ハウジングの一部と
して前方に突出形成された誤嵌防止部のみがシールド筒
体の内面に沿うように設けられていることを特徴とする
ICカード用電気コネクタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992057881U JP2595670Y2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | Icカード用電気コネクタ |
US08/036,850 US5277627A (en) | 1992-07-27 | 1993-03-25 | Electrical connector for IC card |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992057881U JP2595670Y2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | Icカード用電気コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0615278U JPH0615278U (ja) | 1994-02-25 |
JP2595670Y2 true JP2595670Y2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=13068336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992057881U Expired - Fee Related JP2595670Y2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | Icカード用電気コネクタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5277627A (ja) |
JP (1) | JP2595670Y2 (ja) |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2597289Y2 (ja) * | 1993-11-08 | 1999-07-05 | 矢崎総業株式会社 | ロック機構を備えたコネクタハウジング |
US5486117A (en) * | 1994-08-09 | 1996-01-23 | Molex Incorporated | Locking system for an electrical connector assembly |
FR2735661B1 (fr) * | 1995-06-21 | 1997-08-01 | Bultel Alain | Procede et dispositif de securite pour motocycliste |
US5569047A (en) * | 1995-08-31 | 1996-10-29 | The Whitaker Corporation | Latching system for intermatable transmission connectors |
US5696669A (en) * | 1996-01-11 | 1997-12-09 | Molex Incorporated | Shielding system for PC cards |
US5800196A (en) * | 1996-08-21 | 1998-09-01 | Tri-Star Electronics International, Inc. | Hermaphroditic electrical connector |
US5788523A (en) * | 1997-02-05 | 1998-08-04 | Motorola, Inc. | Interconnect assemby for a portable communication device |
US5941725A (en) * | 1997-08-01 | 1999-08-24 | Molex Incorporated | Shielded electrical connector with latching mechanism |
US6071141A (en) * | 1998-05-14 | 2000-06-06 | Berg Technology, Inc. | Connector latches |
US6089896A (en) * | 1998-12-04 | 2000-07-18 | Itt Manufacturing Enterprises, Inc. | Connector holdown |
ES1044626Y (es) * | 1999-11-26 | 2000-09-16 | Mecanismos Aux Ind | Conector elecrico perfeccionado. |
US6589076B1 (en) * | 2001-05-07 | 2003-07-08 | Gateway, Inc. | Computer cable connector providing quick assembly and removal |
US20020182923A1 (en) * | 2001-05-29 | 2002-12-05 | Chin-Chen Li | Portable input device with locking function |
JP4035392B2 (ja) * | 2002-07-24 | 2008-01-23 | 日本圧着端子製造株式会社 | カードコネクタ |
JP4223771B2 (ja) * | 2002-09-02 | 2009-02-12 | 日本圧着端子製造株式会社 | 逆嵌合防止コネクタ |
US20050064757A1 (en) * | 2003-09-17 | 2005-03-24 | Yamaichi Electronics Deutschland Gmbh | Connector with traction relief |
TW200627728A (en) * | 2005-01-17 | 2006-08-01 | Sunonwealth Electr Mach Ind Co | Connector assembly structure of a terminal (1) |
JP4278673B2 (ja) * | 2006-10-17 | 2009-06-17 | ヒロセ電機株式会社 | 電気コネクタ |
TW201014076A (en) * | 2008-09-25 | 2010-04-01 | Compal Electronics Inc | Electronic device assembly |
US7850476B2 (en) * | 2008-10-29 | 2010-12-14 | Tyco Electronics Corporation | Low profile solar laminate connector assembly |
US8511633B2 (en) * | 2009-01-16 | 2013-08-20 | Amazon Technologies, Inc. | Accessory attachment mechanism |
US7824206B1 (en) * | 2009-11-20 | 2010-11-02 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Digital multimedia connectors that secure to corresponding digital multimedia receptacles |
CN202076598U (zh) * | 2011-02-18 | 2011-12-14 | 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 | 电连接器组件及其插头连接器 |
USD794568S1 (en) * | 2016-02-19 | 2017-08-15 | Hydrofarm, Llc | Heat mat cord strain relief device |
US9640910B1 (en) * | 2016-05-02 | 2017-05-02 | Dell Products L.P. | Apparatus for securing connection between cable assembly and storage device connector |
JP7330845B2 (ja) * | 2019-10-11 | 2023-08-22 | ヒロセ電機株式会社 | ロック機構付きコネクタ及びコネクタ装置 |
CN112615207B (zh) * | 2020-12-11 | 2022-05-24 | 东莞立讯技术有限公司 | 连接器以及连接器组件 |
JP2023003909A (ja) * | 2021-06-25 | 2023-01-17 | タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 | コネクタ |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61131081A (ja) * | 1984-11-29 | 1986-06-18 | Toshiba Corp | 張票分類装置 |
JPS625363U (ja) * | 1985-03-25 | 1987-01-13 | ||
JPH0517826Y2 (ja) * | 1988-07-29 | 1993-05-12 | ||
US4925397A (en) * | 1989-07-24 | 1990-05-15 | American International Devices, Inc. | Latch mechanism for computer module |
JPH0458479A (ja) * | 1990-06-25 | 1992-02-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コネクタ装置 |
JPH0454165U (ja) * | 1990-09-17 | 1992-05-08 |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP1992057881U patent/JP2595670Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-03-25 US US08/036,850 patent/US5277627A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0615278U (ja) | 1994-02-25 |
US5277627A (en) | 1994-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2595670Y2 (ja) | Icカード用電気コネクタ | |
US6616485B2 (en) | Contact and electric connector onto which the contact is mounted | |
US4695112A (en) | Printed circuit board, edgeboard connector therefor | |
US6736655B2 (en) | Rack and pinion electrical connector with offset gear teeth | |
US7048573B2 (en) | Plug-type connector and electric connector comprising the same | |
JP2002170622A (ja) | コネクタ | |
US5674078A (en) | Multi-directional interface header assembly | |
US6203336B1 (en) | Socket-type multipolar electrical connector | |
EP0832510B1 (en) | Electrical connector with shield | |
US7059910B1 (en) | Multi-function card connector with defend mechanism | |
JP3594434B2 (ja) | 回路基板への電気コネクタ取付構造 | |
US7128596B2 (en) | Plug-type connector and electric connector comprising the same | |
JPH10112355A (ja) | 電気コネクタのガタ防止構造 | |
JP2852497B2 (ja) | 電気コネクタ | |
US6517386B2 (en) | Electrical connector and method of making the same | |
JP3622946B2 (ja) | コネクタ | |
US6589080B2 (en) | Terminal fitting and a connector | |
JP2553012Y2 (ja) | 電気コネクタ | |
JP2004158251A (ja) | 雌端子 | |
JP2585878B2 (ja) | コネクタ端子の二重係止機構 | |
JPH10134877A (ja) | コネクタ用端子保護カバー | |
JP2529566Y2 (ja) | コネクタ及びその誤嵌合防止構造 | |
JPH11329598A (ja) | シールド型コネクタ組立体 | |
JP3067597B2 (ja) | コネクタ | |
JP2521085B2 (ja) | コネクタのロツク機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |