JP2595496Y2 - 多角形巻取り式シャッタ−の端金物構造 - Google Patents

多角形巻取り式シャッタ−の端金物構造

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JP2595496Y2 JP1993039194U JP3919493U JP2595496Y2 JP 2595496 Y2 JP2595496 Y2 JP 2595496Y2 JP 1993039194 U JP1993039194 U JP 1993039194U JP 3919493 U JP3919493 U JP 3919493U JP 2595496 Y2 JP2595496 Y2 JP 2595496Y2
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正明 宗像
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シャッタ−カ−テンを
n角形状に巻取るシャッタ−に関するものであり、詳し
くは、巻取りシャッタ−のスラットの長手方向両端部に
設けられた端金物構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】端金物はシャッタ−カ−テンを構成する
スラットの横ずれを防止するために用いられるが、スラ
ットの上下方向に作用する力を負担するためには、端金
物に強度を持たせることが必要となる。しかしがら、多
角形巻取りシャッタ−は、構造上、巻層を構成するスラ
ットの高さが1周ごとに異るものであるため、高さ寸法
に合わせて端金物を用意する必要がある。よって、例え
ば六角形状に巻取るものにおいては、高さの異る端金物
が6個づつ必要となる。さらには、スラットの上下に位
置する横桟との連結にはスラットのインタ−ロック部と
同形状の端金物が必要であるが、これをダイキャスト等
で製造することはコスト等の面から採用できない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記問題に
鑑み、これを改善することを課題として創案されたもの
であって、スラットの両端部に作用する力に十分耐え得
る強度を有し、またコスト的にも優れる多角形巻取り式
シャッタ−の端金物構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本考案が採用した技術手段は、複数枚のスラットを
横桟を介して上下方向に一連状に連結して構成されるシ
ャッタ−カ−テンを多角形状に巻取る巻取りシャッタ−
の端金物において、上記端金物は、スラットの高さと略
同じ高さを有し、スラットの長手方向両端部に対向して
位置する扁平状金属製細長部材の一側端をスラットの長
手方向に向けて形成した延出部の上下両端部および側方
端部を略直角に折り曲げて折曲部を形成した端金物本体
と、スラットの幅方向上下に位置する横桟に係合する溝
と、上記上下両端部の折曲部に係合する溝を有する横桟
用金属製接続部材と、上記延出部の延出寸法と略同じ深
さで、上記延出部を嵌合し、かつ、側方端部の折曲部が
当接する底部を有する嵌合溝と、該嵌合溝と反対方向に
開口しスラットの長手方向端部を遊嵌する溝とを有する
スラット用金属製接続部材とからなることを特徴とする
ものである。
【0005】
【作用】したがって、本考案によれば、端金物本体に
は、延出部と折曲部が、横桟用金属製接続部材には係合
溝が、そしてスラット用金属製接続部材には嵌合溝が設
けてあるので、端金物を構成する部材相互の連結が可能
となる。そして、端金物の成形時には、折曲部、延出
部、扁平状金属製細長部材およびスラット用金属製接続
部材の嵌合溝が一種の箱型を形成することにより端金物
に所望の強度を与えている。
【0006】
【実施例】以下、本考案を図示する一実施例に基いて詳
細に説明する。図1は巻取りシャッタ−のシャッタ−カ
−テン2がホイ−ル1に六角形状に巻層された状態を示
す図である。シャッタ−カ−テン2は、スラット3の上
下両端に一体的に組付けられたインタ−ロック結合部3
aとアルミ横桟4に設けられたインタ−ロック結合受け
部4aとの係合により、スラット3とアルミ横桟4とを
上下方向に一連状に連結して形成される。実施例におい
ては、スラット3は透明樹脂パネルであり、シャッタ−
カ−テン2はアルミ横桟4がホイ−ル1の外周面に設け
られた当接部1a、1b、...1fに当接支持される
ことにより六角形状に巻き取られるので、巻取り時にス
ラット3同志の接触が規制される。実施例においては、
当接部1a、1b、...の突出寸法は巻始め側に位置
する当接部1aから漸次、シャッタ−カ−テン2の1巻
目と2巻目の巻径差を6等分した寸法毎に大きくなるよ
う設定されている。これによって、各巻層を形成する6
枚のスラット3は、同一の高さ寸法とすることが可能と
なり、各巻層の巻き終わりスラットを各巻層間の巻径の
変化を吸収するよう特殊寸法とすることが不要となる。
【0007】本考案にかかる端金物5の構造について図
2を基に説明する。図2(a)は、スラット3の左側端
部に位置する端金物、図2(b)は右側端部に位置する
端金物を示す。端金物本体6は、扁平状金属製細長部材
6a、延出部6b,折曲部6c、6dからなり、スラッ
ト3の長手方向両端部に対向して位置する扁平状金属製
細長部材6aはスラット3の高さと略同じ高さを有し、
該細長部材6aの一側端をスラット3の長手方向に向け
て形成した延出部6bの上下両端部および側方端部を略
直角に折り曲げて折曲部6c、6c、6dを形成してあ
る。本実施例では、端金物本体6はステンレス製プレス
部材として一体成形されている。
【0008】7は端金物5と横桟4とを連結する接続部
材であり、該横桟用接続部材7はスラット3に一体的に
組付けられたインタ−ロック結合部3aと同形状を有す
るアルミ形材で成形されている。横桟用接続部材7には
延出部6bの上下両端部の折曲部6c、6cと係合する
係合溝7bと、横桟4に設けられたインタ−ロック結合
受け部4aに係合する係合溝7aとが設けられている。
【0009】8は端金物5とスラット3とを連結する接
続部材であり、該スラット用接続部材8はアルミ形材で
成形されている。該スラット用接続部材8には、上記延
出部6bの延出寸法と略同じ深さで、延出部6bの側方
端部の折曲部6dが当接する底部8bを有する嵌合溝8
aが設けられていると共に、スラット3の端部を遊嵌す
る溝8cが該嵌合溝8aと反対方向に開口して設けられ
ている。
【0010】端金物本体6と、横桟用接続部材7は、折
曲部6cと係合溝7bによって係合されると共に、扁平
状金属製細長部材6aの上下両端部位、横桟用接続部材
7に穿設された挿通孔6f、7cを介し、螺子9によっ
て一体化される。一方、端金物本体6と、スラット用接
続部材8は、延出部6bと嵌合溝8aを嵌合した後、延
出部6bの中心部位、スラット用接続部材8の側面にそ
れぞれ穿設された挿通孔6e、8dを介して、スプリン
グピン10によって一体化される。このようにして、端
金物本体6、横桟用接続部材7およびスラット用接続部
材8からなる端金物5が成形される。端金物本体6の延
出部6bおよび延出部6bに設けた折曲部6c、6d
は、端金物本体6と接続部材7,8とを連結する役割を
持つと同時に、折曲部6c、6c、6d、延出部6b、
および扁平状金属製細長部材6aが一種の箱型を形成す
ることにより端金物に所望の強度を与えている。そし
て、端金物本体6には、ステンレス製のプレス部材を使
用するので、十分な強度が確保できるのみならず、6枚
毎に変化するスラット3の高さに容易に対応することが
でき、さらには延出部6b,折曲部6c、6dの形成も
容易であり、コスト的にも優れる。尚、図1において
は、便宜的に端金物を設けたスラットを示したが、一般
的には、端金物5はすべてのスラットに設けられる。
【0011】
【考案の効果】これを要するに本考案は、複数枚のスラ
ットを横桟を介して上下方向に一連状に連結して構成さ
れるシャッタ−カ−テンを多角形状に巻取る巻取りシャ
ッタ−の端金物において、上記端金物は、スラットの高
さと略同じ高さを有し、スラットの長手方向両端部に対
向して位置する扁平状金属製細長部材の一側端をスラッ
トの長手方向に向けて形成した延出部の上下両端部およ
び側方端部を略直角に折り曲げて折曲部を形成した端金
物本体と、スラットの幅方向上下に位置する横桟に係合
する溝と、上記上下両端部の折曲部に係合する溝を有す
る横桟用金属製接続部材と、上記延出部の延出寸法と略
同じ深さで、上記延出部を嵌合し、かつ、側方端部の折
曲部が当接する底部を有する嵌合溝と、該嵌合溝と反対
方向に開口しスラットの長手方向端部を遊嵌する溝とを
有するスラット用金属製接続部材とからなることを特徴
としたから、本考案にかかる端金物はスラットの両端部
に作用する力に十分耐え得る強度を有する。さらには、
端金物本体は構造上、プレス物で成形することができる
ので、多角形巻取りシャッタ−を構成する、高さの変化
するスラットに容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多角形巻取りシャッタ−のシャッタ−カ−テン
が巻取られた状態を示す側面図である。
【図2】本考案にかかる端金物の分解斜視図であって、
(a)はスラットの左側端部に位置する端金物、(b)
は右側端部に位置する端金物である。
【符号の説明】
1 ホイ−ル 1a〜1f 当接部 2 シャッタ−カ−テン 3 スラット 3a インタ−ロック結合部 4 横桟 4a インタ−ロック結合受け部 5 端金物 6 端金物本体 6a 扁平状金属製細長部材 6b 延出部 6c 上下端部折曲部 6d 側方端部折曲部 6e 挿通孔 6f 挿通孔 7 横桟用接続部材 7a 横桟用係合溝 7b 上下端部折曲部用係合溝 7c 挿通孔 8 スラット用接続部材 8a 嵌合溝 8b 底部 8c スラット用遊嵌溝 8d 挿通孔 9 螺子 10 スプリングピン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のスラットを横桟を介して上下方
    向に一連状に連結して構成されるシャッタ−カ−テンを
    多角形状に巻取る巻取りシャッタ−の端金物において、
    上記端金物は、スラットの高さと略同じ高さを有し、ス
    ラットの長手方向両端部に対向して位置する扁平状金属
    製細長部材の一側端をスラットの長手方向に向けて形成
    した延出部の上下両端部および側方端部を略直角に折り
    曲げて折曲部を形成した端金物本体と、スラットの幅方
    向上下に位置する横桟に係合する溝と、上記上下両端部
    の折曲部に係合する溝を有する横桟用金属製接続部材
    と、上記延出部の延出寸法と略同じ深さで、上記延出部
    を嵌合し、かつ、側方端部の折曲部が当接する底部を有
    する嵌合溝と、該嵌合溝と反対方向に開口しスラットの
    長手方向端部を遊嵌する溝とを有するスラット用金属製
    接続部材とからなることを特徴とする多角形巻取り式シ
    ャッタ−の端金物構造。
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