JP2595424B2 - 遊戯用乗り物 - Google Patents
遊戯用乗り物Info
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- JP2595424B2 JP2595424B2 JP4234983A JP23498392A JP2595424B2 JP 2595424 B2 JP2595424 B2 JP 2595424B2 JP 4234983 A JP4234983 A JP 4234983A JP 23498392 A JP23498392 A JP 23498392A JP 2595424 B2 JP2595424 B2 JP 2595424B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- vehicle body
- water
- amusement
- waterway
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63G—MERRY-GO-ROUNDS; SWINGS; ROCKING-HORSES; CHUTES; SWITCHBACKS; SIMILAR DEVICES FOR PUBLIC AMUSEMENT
- A63G7/00—Up-and-down hill tracks; Switchbacks
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63G—MERRY-GO-ROUNDS; SWINGS; ROCKING-HORSES; CHUTES; SWITCHBACKS; SIMILAR DEVICES FOR PUBLIC AMUSEMENT
- A63G21/00—Chutes; Helter-skelters
- A63G21/18—Water-chutes
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
ものである。
つ多様化の一途を辿っている。この中で、ローラーコー
スター(いわゆるジェットコースター)は、設置当初か
ら長年、人気を博してきた。かかるローラーコースター
において、最近では、ループ状や螺旋状の軌道を備えた
ものが建設され、よりスリルを楽しむことができる施設
となっている。
た施設として、ボートで急斜面を滑り降りて、前方の池
に突入させるようにしたウォーターシュート(急流すべ
り)がある。かかるウォーターシュートにおいて、ボー
ト着水時には水しぶきが客席内に多量に入るため、ボー
トの落下高さを10メートル以下に抑える一方、ボート
の形状を工夫して水をボートより前方に跳ね返し、さら
に、ビニール等のカバーで乗客への直接の水はねを回避
していた。
構造のものでは、落下高さを低くすることにより、スリ
ル感が減退するところとなる。また、水よけカバーに、
ビニール等の透明なものを適用することにより乗客の視
界を確保して臨場感の維持に供しているが、遊戯施設と
しての魅力、人気度は下降していた。本発明は、このよ
うな課題を改善すべくなされたもので、ボートの底部形
状を独特の形状に形成することにより、遊戯施設として
の魅力を損なうことなく、乗客への直接の水はねを抑制
するようにした遊戯用乗り物を提供することを目的とす
る。
ために、本発明は、水路部を備えた勾配を有する走行路
を走行させるための遊戯用乗り物において、乗り物本体
先端部を底部から先端に向けて迫り上がる形状とすると
共に、前記乗り物本体先端部の上部に乗り物本体後方に
向けて、乗り物本体幅方向外側に拡がるような切り込み
部を設け、この切り込み部に、中央部から、乗り物本体
中心軸に対称的に両側面に達する水ガイド面を形成し、
底部表面を、乗り物本体長手方向中心軸を頂点とする湾
曲面状に形成して前記中心軸近傍に空間部を形成する一
方、側面表面を、底部から上方に向かって乗り物本体幅
方向外側に曲線状に反りだすように形成することを特徴
とする。
勾配のある走行路から、水路部に突入する際において
も、水は、乗り物本体先端側から凹面状の底部に沿っ
て、乗り物本体後部へと通りぬけ、乗り物本体先端にあ
たった水による衝撃が緩和される。さらに、水が乗り物
本体側面に廻り込んでも、乗り物本体幅方向外側に掻き
分けられるので、前方に飛ばされる水の量が減少し、水
しぶきは抑制される。
て、一実施例を挙げ、以下詳細に説明する。図1におい
て、参照符号1は本発明にかかる遊戯用乗り物を示し、
この遊戯用乗り物1は例えば傾斜した走行部と、水路部
を備えた走行路(後述)を走行させるようにしたボート
形状を有するものである。すなわち、この遊戯用乗り物
1は合成樹脂により、形成されたもので、通常のボート
同様、乗り物本体先端部2が底部3から先端に向けて迫
り上がる形状を有する。
走行するための主車輪4、走行路に設けた側壁(後述)
に当接して追従させるための案内車輪5、そして、走行
時における乗り物本体の浮き上がりを防止する支持車輪
6が設けられている。
座席7が4つ形成され、二人ずつ掛けることができ、合
計8名が乗り込むことができる。前記座席7には、乗客
の体を保持するための保持部材8と、乗客が掴まるべき
握り部9が設けられる。
物本体後方に向けて、乗り物本体幅方向外側に拡がるよ
うな切り込み部10が設けられる。すなわち、この切り
込み部10には、中央部から、乗り物本体中心軸に対称
的に両側面に達する水ガイド面11が形成されている
(図3参照)。
溝12が形成され、走行路側壁に設けた水はね防止手段
(後述)が摺動可能とした構造である。
4に示すように、底部3表面は、乗り物本体長手方向中
心軸を頂点とする湾曲面状に形成され、前記中心軸近傍
に空間部13が形成される。一方、側面14は、底部3
から上方に向かって凹曲面状に、乗り物本体幅方向外側
に突出するように形成されている。なお、かかる遊戯用
乗り物1の乗り物本体、底部3、乗り物本体側面14の
形状は、走行テストによって最適化調整されたものであ
る(図5参照)。
について説明する。図6は、遊戯用乗り物1を所定の水
位を有する水路部15を走行する状態を示している。こ
の水路部15は、走行路を形成する水路壁16内の水路
中に、水路長手方向沿って一対の基部17を設け、これ
ら基部17上に支柱18を介してレール組立体19を敷
設し、これらレール組立体19間をつなぎ梁20によっ
て連結構成したものである。
の主車輪4が走行可能な、水平面を有する走行レール2
1と、走行レール21に鉛直状に立設したサイドガード
22とから構成される。このサイドガード22には、案
内車輪5が当接する案内レール23が設けられている。
き上がり防止部材24が設けられ、遊戯用乗り物1の浮
き上がり防止用の支持車輪6が当接する構造である。
はね防止手段25が取り付けられる。前記水はね防止手
段25は、サイドガード22上の支柱26に水路外側、
内側に延在する断面台形状のガード板27を有する。水
路内側のガード板27縁は、弾性部材(ゴム製)によっ
て被覆されており、遊戯用乗り物1のガイド溝12に臨
入している。
うに構成されるものであり、次に、遊戯用乗り物1を水
路部15において走行させた場合の作用を説明する。
ら、自重により落下走行させると、遊戯用乗り物1は水
路部15に所定の俯角をもって突入していく。遊戯用乗
り物1は、主車輪4がレール組立体19の走行レール2
1に沿って走行する。また、案内車輪5がサイドガード
22の案内レール23に当接すると共に、浮き上がり防
止部材24を浮き上がり防止用の支持車輪6が当接しつ
つ走行するので、遊戯用乗り物1は浮き上がることな
く、且つふらつくことなく、走行することができる。さ
らに、その際、遊戯用乗り物1のガイド溝12を、水は
ね防止手段25のガード板27が摺動するので一層遊戯
用乗り物1は安定走行が可能である。
部2における切り込み部10と、乗り物本体先端部2下
面の底部3にぶつかり、それらの水は、切り込み部10
から水ガイド面11に沿って、側方に掻き分けられる。
また、水は、乗り物本体先端部2下面に沿って、底部3
に至り、乗り物本体長手方向中心軸近傍の空間部13を
通って船尾へと通りぬける。さらに、水は、乗り物本体
先端部2下面からボート側面14に廻り込んで、側面1
4の形状により乗り物本体幅方向外側に掻き分けられて
いく(図10参照)。このように、乗り物本体に当たっ
た水は、乗り物本体に沿って後方、側方に廻り込んでい
くことができるので、着水時の水による衝撃が緩和さ
れ、前方に飛ばされる水の量は少なく、水しぶきは抑制
される。また、乗り物本体側方に廻り込んだ水がはね上
がっても、水はね防止手段25のガード板27により、
阻止することができるので、乗客に直接水が及ぶことを
回避することができる。
走行する際においても、水は、乗り物本体先端部2下面
に沿って底部3に至り、乗り物本体長手方向中心軸近傍
の空間部13を通って後部へと通りぬける一方、乗り物
本体先端部2下面からボート側面14に廻り込んで、側
面14の形状により乗り物本体幅方向外側に掻き分けら
れていくので、水の跳上りはない。この際、遊戯用乗り
物1には、水の大きな走行抵抗による制動作用が及ぼさ
れ、適宜な走行距離にて停止することができる。
水路部15において走行させた場合について、その作用
を説明したが、遊戯用乗り物1は必ずしも、車輪等がな
くともよい。また、浮き上がり防止部材24、水はね防
止手段25は適宜組み合わせて設けるようにしてもよい
し、まったくなくとも遊戯用乗り物1自体の底部、側面
形状により、水はね防止の効果はある。その際、水路部
における構造を対応させて改変し、適用するようにす
る。
落下高さを低く設定する必要はないので、遊戯施設とし
ての魅力を損なうことなく、しかも、水よけカバー等の
設備はなくても乗客への直接の水はねを抑制することが
できる。
概略側面図である。
大側面図である。
明図である。
状を説明するための図である。
断面説明図である。
際の説明図である。
明する図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 水路部を備えた勾配を有する走行路を
走行させるための遊戯用乗り物において、乗り物本体先
端部を底部から先端に向けて迫り上がる形状とすると共
に、前記乗り物本体先端部の上部に乗り物本体後方に向
けて、乗り物本体幅方向外側に拡がるような切り込み部
を設け、この切り込み部に、中央部から、乗り物本体中
心軸に対称的に両側面に達する水ガイド面を形成し、底
部表面を、乗り物本体長手方向中心軸を頂点とする湾曲
面状に形成して前記中心軸近傍に空間部を形成する一
方、側面表面を、底部から上方に向かって乗り物本体幅
方向外側に曲線状に反りだすように形成することを特徴
とする遊戯用乗り物。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4234983A JP2595424B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 遊戯用乗り物 |
PCT/US1993/006628 WO1994005389A1 (en) | 1992-09-02 | 1993-07-14 | Ride amusement for traveling down a water chute with reduced splashing |
US08/290,889 US5613443A (en) | 1992-09-02 | 1993-07-14 | Amusement ride for traveling down a water chute with reduced splash |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4234983A JP2595424B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 遊戯用乗り物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08155148A JPH08155148A (ja) | 1996-06-18 |
JP2595424B2 true JP2595424B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=16979311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4234983A Expired - Lifetime JP2595424B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 遊戯用乗り物 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595424B2 (ja) |
WO (1) | WO1994005389A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102014103226B4 (de) * | 2014-03-11 | 2015-12-10 | Mack Rides Gmbh & Co Kg | Wasserfahrgeschäft mit variablem Wasserpegel |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR325125A (fr) * | 1902-08-23 | 1903-04-18 | Rollason Charles Arthur | Perfectionnements aux appareils dits "chutes d'eau" ou "montagnes russes nautiques" |
DE3606728A1 (de) * | 1986-03-01 | 1987-09-03 | Weber Karussell Ag | Wassersprungbahn |
JPH02126879A (ja) * | 1988-07-05 | 1990-05-15 | Shiratori Ko | ウォータースライダー用ボート |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP4234983A patent/JP2595424B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-07-14 WO PCT/US1993/006628 patent/WO1994005389A1/en active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO1994005389A1 (en) | 1994-03-17 |
JPH08155148A (ja) | 1996-06-18 |
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