JP2595371Y2 - 大型土木機械用の改良タイヤ - Google Patents

大型土木機械用の改良タイヤ

Info

Publication number
JP2595371Y2
JP2595371Y2 JP1993069163U JP6916393U JP2595371Y2 JP 2595371 Y2 JP2595371 Y2 JP 2595371Y2 JP 1993069163 U JP1993069163 U JP 1993069163U JP 6916393 U JP6916393 U JP 6916393U JP 2595371 Y2 JP2595371 Y2 JP 2595371Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bead
tire
tread
ply
sidewall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993069163U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0655810U (ja
Inventor
フレッダ ロブ ジョーラン
ウェイン クック マイケル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Goodyear Tire and Rubber Co filed Critical Goodyear Tire and Rubber Co
Publication of JPH0655810U publication Critical patent/JPH0655810U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2595371Y2 publication Critical patent/JP2595371Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C3/00Tyres characterised by the transverse section
    • B60C3/04Tyres characterised by the transverse section characterised by the relative dimensions of the section, e.g. low profile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C13/00Tyre sidewalls; Protecting, decorating, marking, or the like, thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/0327Tread patterns characterised by special properties of the tread pattern
    • B60C11/033Tread patterns characterised by special properties of the tread pattern by the void or net-to-gross ratios of the patterns
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C13/00Tyre sidewalls; Protecting, decorating, marking, or the like, thereof
    • B60C13/003Tyre sidewalls; Protecting, decorating, marking, or the like, thereof characterised by sidewall curvature
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C2200/00Tyres specially adapted for particular applications
    • B60C2200/06Tyres specially adapted for particular applications for heavy duty vehicles
    • B60C2200/065Tyres specially adapted for particular applications for heavy duty vehicles for construction vehicles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T152/00Resilient tires and wheels
    • Y10T152/10Tires, resilient
    • Y10T152/10495Pneumatic tire or inner tube
    • Y10T152/10855Characterized by the carcass, carcass material, or physical arrangement of the carcass materials
    • Y10T152/10864Sidewall stiffening or reinforcing means other than main carcass plies or foldups thereof about beads

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、大型土木機械用空気タ
イヤとして通常知られている、大型の空気タイヤのため
に用いられる成形品に関する。特に動作周期の一部とし
て、道路上でも運転される車両に用いられるタイヤ成形
品に関するものである。
【0002】
【定義】タイヤの『横縦比』とは、タイヤ断面の幅(S
W)に対するタイヤ断面の高さ(SH)の比である。
【0003】『軸方向の』または『軸方向に』とは、タ
イヤの回転軸に平行な線または平行な方向を指す。
【0004】『ビード』とは、プライ・コードにより被
覆された成形環状引張材からなるタイヤ部分で、これに
は、設計リムに取り付けるための他の補強材、フリッパ
ー、チッパー、アペックス、トウ・ガード、シェイファ
などが含まれる場合と、含まれない場合がある。
【0005】『ベルト強化構造』とは、トレッドの下に
位置し、ビードに固着されていない、平行な複数のコー
ドから成る少なくとも2層のプライを指し、かつこれら
のコードは、編んであるものと、ないものがあり、さら
に左と右のコード角度は共に、タイヤの赤道面に対し1
7°〜27°の範囲である。
【0006】『カーカス』とは、ベルト構造、トレッ
ド、アンダートレッドおよびプライ上のサイドウォール
・ゴムを除くが、ビードを含むタイヤ構造である。
【0007】『周縁の』とは、軸方向に垂直な環状トレ
ッド面の外周に沿っている線または方向を指す。
【0008】『チェイファ』とは、ビードの外側の周囲
に巻かれる狭い帯状材で、リムからコード・プライを保
護し、リムの屈曲に合わせて、タイヤをシールする役割
を果たす。
【0009】『チッパ』とは、タイヤのビード部にある
強化構造である。
【0010】『コード』とは、強化ストランドの1つ
で、これによりタイヤのプライが構成されている。
【0011】『赤道面(EP)』とは、タイヤの回転軸
に垂直で、タイヤ・トレッドの中央を通る平面をいう。
【0012】『踏み面』とは、速度ゼロで、標準荷重と
標準圧下にあって、平面と接しているタイヤの接触部分
または接触域。
【0013】『インナーライナ』とは、チューブレス・
タイヤの内側面を形成し、該タイヤ内に膨張流体を収め
る1層または複数層のエラストマ材、もしくはその他の
部材。
【0014】『ネット・グロス比』とは、溝のような非
接触部分を含む踏み面トレッド域に対する、踏み面にお
いて路面と接するタイヤ・トレッド・ゴム面の比であ
る。
【0015】『公称リム直径』とは、タイヤのビード部
がある位置におけるリム・フランジの平均直径である。
【0016】『標準タイヤ圧』とは、タイヤの使用条件
に関して適当な標準規格機関によって指定された特定の
設計タイヤ圧と荷重を指す。
【0017】『標準荷重』とは、タイヤの使用条件に関
して適当な標準規格機関によって指定された特定の設計
タイヤ圧と荷重を指す。
【0018】『プライ』とは、ゴム被覆された何本かの
平行なコードの連続的な層を指す。『径方向の』または
『径方向に』とは、放射状に、タイヤの回転軸に向かう
か、またはこの軸から離れる方向を意味する。
【0019】『ラジアル・プライ・タイヤ』とは、ビー
ドからビードに延びている複数プライ・コードが、タイ
ヤ赤道面に対し65°〜90°のコード角で並んでい
る、ベルト付き空気タイヤもしくは周縁限定空気タイヤ
を指す。
【0020】『断面高さ』(SH)とは、タイヤ赤道面
における、公称リム直径からタイヤ外側直径までの径方
向の距離を指す。
【0021】
【従来の技術】図3には、大型土木機械用タイヤに用い
られている在来型の形状と構造を有する、従来技術の大
型土木機械用タイヤ10の断面図が示されている。
【0022】タイヤ10には、タイヤ・カーカス14の
クラウン部域にトレッド12が備えられている。このカ
ーカス14には、非延伸性環状ビード11がある。図示
されているビード11の断面は、6角形である。そして
ビード11の周囲を、単一スチール・コード強化プライ
13が囲っている。プライ13の径方向外側に、少なく
とも4層のベルト15より成るスチール強化ベルト・パ
ッケージがある。トレッドとビード部域の間に、1対の
サイドウォール16が延びている。各サイドウォール1
6にはそれぞれに、軸方向内側部分16Aと軸方向外側
部分16Bがある。ビード11の上には、エラストマ端
17がある。ビードの周囲をフリッパ70が囲ってい
る。このフリッパはビードとカーカス・プライに隣接し
ている。プライ折返し19の外側に、1組のコード強化
チッパ71がある。プライとビードの外側に、ガム・ス
トリップ73がある。カーカスの径方向内側部分には、
不透気性のインナーライナ18が含まれる。
【0023】従来技術のタイヤ10には、TCという記
号で示されている部域の中心線(CL)に平坦なトレッ
ド弧がある。トレッド12には、多数の径方向外側路面
接触ラグ60と内側トレッド62がある。内側トレッド
には、この内側トレッドがサイドウォール16と交差す
る箇所に逆転湾曲部64が含まれる。RhoM線におい
て、サイドウォールは平坦面(MS)を有する。トレッ
ドの近辺の上部サイドウォール(US)とビードの近辺
の下部サイドウォール(LS)に示されているような、
これらの独特の平坦部と膨れは、構造的にはタイヤの耐
久性を増大させるために、設置されているものである。
しかし、高速運転中、これらの部域は、応力発生因とな
り、過剰な熱を発生させ、当該車両がタイヤの損傷を受
けないで走行できる速度の範囲を限定すると考えられて
いる。
【0024】大型土木機械用タイヤは、非常に重い車両
において優れた牽引力を発揮する必要がある。こうした
車両はまた、たとえばサイトからサイトへ移動する場
合、公道の高速道路を走行することがある。上記のよう
なタイヤの幾つかにおいて、高速道路における速度は、
より通常の車両の速度にほぼ等しいほどになる。このよ
うに、この種のタイヤは低速/超高荷重と高速/定常重
荷重という2つの異なるタイプの使用形態を持っている
ため、そのタイヤ構造は、非常な強度と剛性を必要とす
る。従来においても、この種のタイヤは図3に示されて
いるように、タイヤの外側面の成形品に「平坦部」14
Aと「膨れ」14B(複合非正接曲線)を組み込んで、
その構造的強度を高めていた。こうした強化は、前述し
た如く耐久性において特に問題のある部域、すなわち下
部サイドウォール(LS)、中間部サイドウォール(M
S)およびトレッド中央部(TC)に対して特別な支持
を与えるために、考えられたものである。
【0025】しかし残念ながら、成形されたまま、また
は、未だ空気を入れられていず、取り付けられていない
成形品に上記のような不連続面を作ることは、タイヤ・
ケーシング内の応力を増大させることになる。さらにこ
のような応力発生因は、熱を発生させ、上記の種類の大
きくて、重いタイヤに幾つかの欠陥を生じさせる結果に
なる。
【0026】次に本考案に最も近い関連技術である、ロ
ブ等による米国特許4,813,467号、「航空機用
ラジアル・プライ・タイヤとリム」に開示されている航
空機用タイヤについて説明する。
【0027】この航空機用タイヤと本考案には、幾つか
の重要な相違がある。先ず、航空機用タイヤは大きくて
重いベルト構造をなしており、したがってそのショルダ
部位は「減結合」凹曲線をなしていなければならない。
本考案には、このような曲線の反転はない。
【0028】航空機用タイヤは、大型土木機械用タイヤ
よりかに大きな撓みを生じるので、様々な曲面間に異
なってはいるが、特定の比を導入している。たとえば、
航空機用タイヤは、0.75以上のリム・幅比(RW
R)を要求するが、本考案における大型土木機械用タイ
ヤの選択された実施例では、0.65のRWRである。
このリム・幅比は、2つのリム・フランジ間の軸方向の
間隔を最大断面幅で除した値である。また、航空機用タ
イヤは、その使用中においてかに高い速度を経験す
る。このようにして大きな撓みと高速が組み合わされる
ため、航空機用タイヤはスチール強化プライおよび/ま
たはスチール強化ベルトを利用できない。しかし、本考
案はこの双方を利用している。航空機用タイヤは一般的
に、優れた曲げ疲労特性を示すナイロンまたはレーヨン
・コードの複プライ構造であるが、大型土木機械用タイ
ヤは全て、単プライのスチール強化構造である。
【0029】航空機用タイヤは、10バールを越す非常
に高い空気圧になるよう設計されている。一方大型土木
機械用タイヤは、7〜9バールの空気圧である。したが
って、航空機用タイヤは、ビードまで丸い断面であるこ
とが求められるが、大型土木機械用タイヤは、従来型の
6角形断面を有している。
【0030】航空機用タイヤのフランジ部位の半径は、
リム・フランジ半径の2倍と定められているが、大型土
木機械用タイヤは、リム・フランジとの隙間が0.0
8”(2mm)〜0.12”(3mm)になるよう、繰
り返して誘導される半径を有している。
【0031】航空機用タイヤは、比較的に薄いリブを備
えたトレッドを持ち、このトレッドのネット・グロス比
は非常に大きく、ほぼ75%か、それ以上である。大型
土木機械用タイヤは、比較的に厚いラグを備えたトレッ
ド・パターンを持ち、このトレッドのネット・グロス比
は、40〜60%である。
【0032】
【考案が解決しようとする課題】前記した成形されたま
ま、または、未だ空気が入れられていず、取り付けられ
ていない成形品に上記のような不連続面を作ることは、
タイヤ・ケーシング内の応力を増大させることになる。
さらにこのような応力発生因は、熱を発生させ、上記の
種類の大きくて、重いタイヤに幾つかの欠陥を生じさせ
る結果になる。
【0033】本考案の目的は、タイヤ・サイドウォール
に沿っている異なる曲線間において正接遷移を用い、構
造的な応力発生因を最小にする成形品を供することであ
る。本考案に基づいて製造された大型土木機械用タイヤ
は、その寿命の続く間、熱発生は最小限に抑えられ、優
れた耐久性と性能を示す。この種のタイヤはまた、優れ
た高速特性を示す。
【0034】
【課題を解決するための手段】空気タイヤ20のための
未だ取り付けられていず、空気も入れられていない成形
品を当文書で開示する。この未膨張の成形品は、主要な
箇所で接線に沿って融合されている幾つかの円弧から成
っている。この改良型の大型土木機械用空気タイヤ20
は、少なくとも50cm(20.0インチ)の公称リム
直径を有している。タイヤ20にはカーカス21があ
り、このカーカスは1対のビード部23を有している。
各ビード部23には、それぞれ非延伸性の環状ビード4
2とビード・フランジ部域26がある。カーカス21に
はまた、スチール強化プライ34が含まれ、この強化プ
ライは両ビード42間に延びており、各ビード42の周
囲を包んでいる。上記プライ34には、各ビード42か
ら軸方向に延び、径方向外側に折り曲げられている折返
し端35がある。上記カーカスにはまた、強化プライ3
4の径方向外側に複数の強化ベルト40が設置されてお
り、さらにカーカス21の径方向外側にはトレッド24
があり、またプライ34と折返し端35の間には軸方向
内側サイドウォール22Aがビード部から強化ベルトま
で延びており、そしてカーカス軸方向外側面および軸方
向内側サイドウォールに沿って、軸方向外側サイドウォ
ール22Bがトレッドから径方向内側に向かって延びて
いる。トレッド24は40%〜60%の範囲のネット・
グロス比を持つ。サイドウォール22は、カーカス21
の軸方向外側面に沿い、ビード42に向かってトレッド
24から径方向内側に延びている。
【0035】未膨張で、未だ取り付けられていない状態
における大型土木機械用の改良タイヤは、そのトレッド
24には軸方向に連続的に湾曲している径方向外側の路
面接触面28があり、しかもこの曲率は、公称リム直径
の2倍より少ない1半径または複数半径により定義され
ることを特徴としている。サイドウォール22には、ト
レッド24からビード・フランジ部域26まで延びてい
る軸方向外側凸面33があり、しかもこの凸状湾曲は、
ビード・フランジ部域26とトレッド24との間で、公
称リム直径より小さい1つまたは複数の最大半径を有す
る。また上記トレッド24には、サイドウォール22の
凸面33の延長である軸方向外側凸面29がある。
【0036】本考案の選択された1実施例において、ト
レッドの形状は、単一トレッド半径TRによって定めら
れ、一方サイドウォールは、3本の半径によって定めら
れるが、これらの半径のうちその1本はショルダからR
hoM線までで、上部サイドウォールのための半径RUS
であり、またもう1本はRhoM線からフランジ正接点
までで、下部サイドウォールのための半径RLS、そして
最後の1本はフランジ正接点からビード部域平坦部まで
で、フランジ部域のための半径RFAである。
【0037】トレッド半径TRはベルトの複数の主半径
に平行になるよう定められ、したがって荷重がかかって
いる間、ベルト全体にわたって均等なトレッドおよびト
レッド下の厚を与えることができる。こうした均等な厚
はまた、当該実施例の断面図においても示されている。
【0038】上記サイドウォールの複数半径は、Rho
M線上から開始され、このRhoM線は、プライ線ビー
ド転心Pとプライ線中心線Cとの間の距離の中間として
定められ、かつ本考案の選択された実施例では、タイヤ
RhoMは最大断面幅における径方向高さと一致する。
このようにして、これら2つの曲線間の正接点は、Rh
oMに位置する。
【0039】フランジ半径RFAは、リム・フランジとの
締め代がないように定められており、かつ正接点におい
てリム・フランジとの間に0.1”の隙間ができるよう
に定められている。
【0040】
【作用】本考案による大型土木機械用空気タイヤにおい
ては、トレッドは、軸方向に連続的湾曲のある径方向外
側の路面接触面を有し、この湾曲は、公称ビード直径の
2倍より小さい1つの半径または複数の半径によって特
定され、また上記軸方向外側サイドウォールは、トレッ
ドの径方向外側路面接触面からビード・フランジ部位ま
で延びている軸方向外側凸面を有し、しかもこの凸面
は、径方向に湾曲しており、その上この湾曲は、公称ビ
ード直径より小さな一つの半径または複数の半径により
特定され、そして、上記トレッドは、サイドウォールの
凸面の延長である軸方向外側の凸面を有するように作ら
れるので、成形品にサイドウォール平坦部や膨れ等によ
る不連続面がなくなる結果、タイヤケーシング内の応力
発生因が除去され、したがって応力発生因による熱発生
がおこらない。
【0041】また、RhoMが従来より下に位置する結
果、荷重周期中においてタイヤ負荷がより良く分割さ
れ、改善された高速特性と耐久特性を示す。
【0042】
【実施例】以下本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
【0043】図1には、本考案に従った形状と構造を有
する、大型土木機械用改良タイヤの1実施例の断面図が
示されている。これは、本考案に基づく445/95R
25タイプのタイヤ20を示すものであり少なくとも5
0cm(20インチ)の公称リム直径を有している。よ
り大きなタイヤは、構造上の外観では似ているが、追加
ベルトとチッパを備えている場合もある。タイヤ20に
はカーカス21があり、このカーカスは1対のビード部
23を有している。各ビード部23には、それぞれ非延
伸性の環状ビード42とビード・フランジ部域26があ
る。カーカス21にはまた、スチール強化プライ34が
含まれ、この強化プライは両ビード42間に延びてお
り、各ビード42の周囲を包んでいる。またタイヤ20
には、トレッド24がありこのトレッドには、多くのラ
グ25がある。これらのラグ25には、その径方向の最
も外側の面に路面接触面28がある。この路面接触面
は、全トレッド域の40%〜60%の範囲のネット・グ
ロス比を有する。トレッド24は、アンダートレッド2
7の径方向内側部分を有している。タイヤ20には、ト
レッド24の内側にケーシング30を備えている。この
ケーシング30には、アンダートレッド27に隣接し
て、その径方向内側に、少なくとも4本のスチール強化
ベルト40がある。このベルト40の軸方向外側端は、
ガム・ストリップ45で覆われている。上記ベルト40
の径方向内側には、単一スチール・コード強化プライ3
4が設置されており、しかもこの強化プライ34は、1
対の折返し端35を有し、さらに該折返し端はそれぞ
れ、スチール・ケーブル入り6角形ビード42およびフ
リッパ41と通常呼ばれているエラストマ・ガム・スト
リップの周囲を、囲んでいる。プライ34の径方向内側
に、不透気性インナーライナ36がある。このインナー
ライナに隣接して、エラストマ・プライライン挿入部3
7がある。各ビードの径方向上部には、エラストマ端3
8がある。プライ折返し端35と1組のチッパ31、3
2との間には、エラストマ楔39が挿入されている。各
ビード42の径方向内側と軸方向外側に、通常チェイフ
ァ44と呼ばれる硬いエラストマ部材がある。トレッド
24とビード42との間に、1対のサイドウォール22
がある。サイドウォール22には、ベルト縁の径方向内
側でベルト縁の軸方向下に、かつプライ34とプライ折
返し35の間に、軸方向内側サイドウォール部分22A
があり、その上、内側サイドウォールの軸方向外側でプ
ライ折返し端35の外側に、かつ該折返し端35に隣接
して、軸方向外側サイドウォール部分22Bがある。
【0044】図示されている寸法においては、本考案の
選択された実施例は、2つのチッパ31、32を備えて
いるという特徴があるが、このチッパは、ナイロンまた
はスチール強化のゴムから成っている。単一プライ34
は、スチールで強化されており、該実施例のタイヤ20
の径方向位置最大断面幅SWの下にその折返し端35が
来ることが特徴である。折返し端35は、図1に示され
ているものより上に来る場合も、下に留まる場合もある
が、ほぼ径方向下部サイドウォール全域にわたってプラ
イ・ライン曲線と平行にならなければならない。
【0045】図1には、本実施例において用いられてい
るプライ・ライン挿入部37が示されている。この挿入
部37は、この図に示されているように、タイヤ・イン
ナーライナ36の内側に配置することもできるが、ライ
ナ36とプライ・ライン34の間に配置することも可能
である。
【0046】図2は、当該の特定寸法タイヤにおいて、
従来技術のものに本考案の外側面80を重ねて示したも
のである。本考案による成形品は、主要な箇所で接線に
沿って融合されている幾つかの円弧から成っている。ト
レッドの形状は、単一トレッド半径TRによって定めら
れ、一方サイドウォールは3本の半径によって定められ
る。これらの半径のうち1本はショルダからRhoM線
までで上部サイドウォールのための半径RUSであり、ま
たもう1本はRhoM線からフランジ正接点までで下部
サイドウォールのための半径RLS、そして最後の1本は
フランジ正接点からビード部域平坦部まででフランジ部
域のための半径RFAである。本考案のタイヤ20は、ト
レッド中央TCで従来技術にあるような平坦部はない。
また、本考案は、径方向上部サイドウォールと径方向下
部サイドウォールにおいて、その成形されたままの成形
品は、より幅の狭いものになっている。下部サイドウォ
ールは、フランジ半径RFAの円弧に接線に沿って融合さ
れている単一サイドウォール半径RLSによって定められ
る。本考案のタイヤ20には、その下部サイドウォール
において、従来技術の大型土木機械用タイヤ10独特の
『膨れ』50を作っている複合的半径はない。トレッド
・ショルダ部にあるトレッド24の軸方向外側端29
は、上部サイドウォールの湾曲RUSの延長である湾曲R
TSをなしている。その結果生じるサイドウォール22の
湾曲は、トレッドからフランジ半径RFAまで、凸状にな
っている。
【0047】フランジ部域半径RFAは、タイヤが取り付
けられるリム・フランジとの締め代がないように定めら
れている。このフランジ半径RFAは、2mm(0.08
インチ)〜3mm(0.12インチ)の隙間があること
が望ましい。当該の選択された実施例では、フランジ正
接点においてリム・フランジとの隙間は2.5mm
(0.1インチ)である。
【0048】本実施例では、0〜4つのチッパ31、3
2を備えた単一スチール・コード強化プライ34を有す
ることを特徴としているが、非常に大きな寸法のタイヤ
の場合は、6つのチッパを持つこともある。
【0049】実際の半径と正接点は、特定のタイヤの外
被と構造のパラメータから、幾何学的に特定される。そ
の設計には、上記の形状寸法を特定する前に以下のデー
タが必要である。すなわち、ビード寸法、必要なトレッ
ド中心線での厚さ、およびタイヤ中心線における全ての
構成部材の標準厚さのデータ。最大断面幅(SW)と外
径(OD)は、タイヤ・ビードの寸法のように、従来の
方法で特定される。次に、タイヤ径方向中心線とプライ
・ライン中心線との交点と、プライ・ライン転心(プラ
イ・ライン中心線におけるビード中央から45°の所)
との間を結ぶ直線の中点を求めることによって、Rho
Mが定められる。すなわちRhoMを算出するには、先
ずタイヤの2つの点、すなわちプライ・ライン転心
(P)とプライ・ライン中心点(C)の位置決めを行
う。
【0050】プライ・ライン転心(P)は、回転軸に対
し45°の角度θになるようにビード中心から引かれて
いる線(LP )とプライ・ライン中心線との交点であ
る。
【0051】プライ・ライン中心点(C)は、横断面中
心線(CL)とプライ・ライン中心線との交点である。
本実施例では、この中心点は、強化プライの頂点にプラ
イ標準厚の2分の1を加えた点までの最小標準厚(M
G)における横断面中心線(CL)に位置する。所与の
タイヤにおいてこの最小標準厚(MG)は、以下の各値
を加算して定められる。すなわち、1)望みのトレッド
厚、2)必要なアンダートレッド標準厚、3)強化ベル
ト標準厚、4)上記構成部材間のなんらかの断熱ガム
層、及び5)プライ34の厚さの2分の1。
【0052】上記の2点間に延びている線が、線PCで
ある。RhoM線は、上記PC線の中点を通る回転軸に
平行な線である。タイヤ回転軸(AR)からRhoM線
までの距離が、RhoM(または中線半径)である。
【0053】トレッド弧幅(TAW)とショルダ傾斜
は、従来の方法を用いて定められる。単一トレッド弧半
径(TR)は、タイヤ中心線における最大外径(OD)
とショルダ点を結んで特定される。次に、ベルト40の
湾曲は、成形されたままのトレッド半径をベルト強化曲
率半径より上の一定の距離に定めることにより、トレッ
ド弧幅に平行なものとして、定められる。この距離は、
必要な最小トレッド25とアンダトレッド27の厚に等
しい。本実施例では、トレッド厚または径方向高さは、
トレッド幅全体にわたって一定である。
【0054】プライ・ラインは、タイヤ中心線における
プライの最小中心線ゲージに位置する。このデータよ
り、RhoM線を定めることができる。次に、上部サイ
ドウォール曲線の半径RUSは、ショルダ点と最大断面幅
(SW)が等距離になるRhoM線上の点から始まるも
のとして定められる。本考案においては、このRhoM
線は、最大断面幅の径方向位置と一致する。
【0055】さらに、正接点におけるリム・フランジと
の望ましい隙間を確保するため、フランジ半径RFAが定
められる。この点は、以下の各段階を反復することによ
り決定される。すなわち、1)フランジ半径よりの45
°の点における隙間が0.1インチになる半径を選択す
るが、この場合当該半径は、フランジ半径中心線を通る
直径ライン上より始まらなければならない。2)下部サ
イドウォールの曲線がRhoM線上で始まり、フランジ
半径RFAの正接点で『終わる』ように、上記サイドウォ
ール曲線を定める。3)その結果定められた正接点にお
けるリム・フランジとの隙間を測定する。4)指定され
たように、フランジ部域の半径を延長または短縮する。
そして5)好ましいリム・タイヤ間の隙間を得るため
に、必要なだけ上記の段階を繰り返す。
【0056】底部ベルトとプライ・ライン間の在来型の
標準厚と、特定されたRhoMおよび測定されたプライ
・ライン転心(P)より導き出される中心線半径を組み
入れることによって、自然なプライ・ラインが作られ
る。
【0057】これらの構造上の特徴を組み込み、本実施
例に従って成形されたタイヤは、改善された高速特性と
耐久特性を示した。こうした利点は、従来よりも下に位
置するRhoMより生じ、その結果荷重周期中において
タイヤ負荷をより良く分割することが可能になったと思
われる。たとえば、従来技術の大型土木機械用タイヤ4
45/95R25のRhoMは、本考案のタイヤRho
Mより約12mm〜20mm(0.5〜1.0インチ)
だけ、ビードから離れている。本実施例におけるRho
M線は、標準リム直径から約21cm(8.33イン
チ)だけ上に位置する。さらに、本実施例では、構造的
な応力発生因がないため、より軽い構造と最小限の標準
寸法を実現することができる。
【0058】本考案に基づき作られた寸法445/95
R25のタイヤでは、冷タイヤ圧9バールまで膨らませ
た場合、70km/hにおける定格積載量は7,300
kgである。GB−2Bタイヤとして識別されている寸
法16200R25の同様な従来技術によるタイヤで
は、冷タイヤ圧9.0バールまで膨らませた場合、50
km/hの時にのみ定格積載量は7,300kgが可能
であった。
【0059】本考案に従って製造された445/95R
25タイヤ8本を、4軸可動クレーンPPM680−A
TT(330馬力)に取り付け、冷タイヤ圧9.00バ
ールにした。車両総重量は51,275kgであった。
各タイヤにはそれぞれ、その周囲に5つの温度プローブ
を取り付けた。当該車両はこのようにして、下記の表に
示されているように4区分よりなる熱発生状況試験を実
施するため、運転された。
【0060】
【表1】 ┌────────┬───┬───┬───┬───┐ │ │区分1│区分2│区分3│区分4│ ├────────┼───┼───┼───┼───┤ │時間(min) │ 58│ 55│ 88│ 40│ ├────────┼───┼───┼───┼───┤ │平均速度(km/h)│ 63│ 70│ 66│ 59│ ├────────┼───┼───┼───┼───┤ │距離(km) │ 61│ 64│ 97│ 39│ ├────────┼───┼───┼───┼───┤ │最高温度(℃) │ │ │ │ │ │ タイヤ 1 │ 61│ 72│ 78│ 74│ │ タイヤ 2 │ 57│ 71│ 79│ 74│ │ タイヤ 3 │ 58│ 76│ 80│ 78│ │ タイヤ 4 │ 78│ 95│107│101│ │ タイヤ 5 │ 56│ 69│ 71│ 70│ │ タイヤ 6 │ 56│ 72│ 70│ 69│ │ タイヤ 7 │ 64│ 82│ 84│ 80│ │ タイヤ 8 │ 65│ 80│ 80│ 78│ └────────┴───┴───┴───┴───┘ タイヤは全て良く機能した。タイヤNo.4には構造上
の不適合性があったので、一方のショルダ部位が高い走
行温度になったと思われる。このタイヤNo.4の他方
のショルダでは、一方が107℃の最高温度記録に達し
たとき、その温度表示は80℃であった。タイヤNo.
のこの不適合性は、プローブ位置のアンダートレッド
が幾分厚かったためであることが判明した。このように
アンダートレッドが厚すぎると、ショルダ部位に応力発
生条件が生じる。ところで、データの示すように、本考
案のタイヤは、高速で長時間走行させることができる。
従来のタイヤ(1600R/95GB−2B)は単純
に、こうした高速持続周期または区分で運転すると熱が
発生するため、試験することができなかった。
【0061】明らかに、サイドウォールに平坦部や膨れ
がないことは、走行時温度のより低いタイヤを可能にし
ている。こうした構造上の応力発生因を除去することに
よって、当該タイヤの積載量が低下することもない。本
考案のタイヤは、実質的により速い高速で、同一の定格
荷重を積載して走行することができる。
【0062】本考案に従って開発され、成形されたタイ
ヤは、従来技術よりエネルギー効率の良いタイヤであ
る、と考えられる。
【0063】
【考案の効果】本考案によるタイヤは、トレッドとサイ
ドウォールに沿う異なる曲線間において正接遷移を用
い、いかなる平坦面も膨みもなしに円滑に融合された外
側への凸面を有するように形成することにより、構造的
な応力発生因を最小にする成形品を提供できる効果があ
る。またこのようにして製造された大型土木機械用タイ
ヤは、その寿命の間熱発生が最小限に抑えられ、優れた
耐久性とまた優れた高速特性を有する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に従って製造された左右対象のタイヤの
片側または半分を示す横断面図である。
【図2】図3の未膨張で、未取付けのタイヤの外面(点
線で示されている)と図1のタイヤ(実線で表されてい
る)のそれぞれ半分を示す図であるが、この両タイヤの
反対側の半分は、図示されている部分と同様である。
【図3】従来技術による左右対象の大型土木機械用タイ
ヤの片側または半分を示す横断面図である。
【符号の説明】 10 在来型タイヤ 11 ビード 12 トレッド 13 強化プライ 14 カーカス 14A 平坦部 14B 膨れ 15 ベルト 16 サイドウォール 16A サイドウォール軸方向内側部分 16B サイドウォール軸方向外側部分 17 エラストマ端 18 インナーライナ 19 プライ折返し部 20 改良タイヤ 21 カーカス 22 サイドウォール 22A 軸方向内側サイドウォール 22B 軸方向外側サイドウォール 23 ビード部 24 トレッド 25 ラグ 26 ビード・フランジ部域 27 アンダートレッド 28 路面接触面 29 トレッド凸面 30 ケーシング 31 チッパ 32 チッパ 33 軸方向外側凸面 34 プライ 35 折返し部 36 ライナ 37 エラストマ・プライライン挿入部 38 エラストマ端 39 エラストマ楔 40 強化ベルト 41 フリッパ 42 非延伸性環状ビード 44 チェイファ 45 ガム・ストリップ 50 膨れ 60 ラグ 62 内側トレッド 64 逆転湾曲部 70 フリッパ 71 強化チッパ 72 ガム・ストリップ 73 チェイファ 74 エラストマ楔 80 外側面 P プライライン・ビード転心 C プライライン中心線 TC トレッド中央部 LS 下部サイドウォール US 上部サイドウォール TR トレッド弧半径 RhoM 最大断面幅における径方向の高さ RUS 上部サイドウォール半径 RLS 下部サイドウォール半径 RFA フランジ半径 MG 最小標準厚 MS 中間部サイドウォール TAW トレッド弧幅 AXIS 軸 CL 断面中心線 SW 断面幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)実用新案権者 590002976 1144 East Market Str eet,Akron,Ohio 44316 −0001,U.S.A. (72)考案者 マイケル ウェイン クック アメリカ合衆国 44714 オハイオ州 カンタン エヌイー ビバリー アベニ ュー 4600 (56)参考文献 特開 平3−189206(JP,A) 実開 昭60−24601(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60C 3/00 B60C 11/00 - 13/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未だ取り付けられていず、未膨張の状態
    で、少なくとも50cmの公称ビード直径を有する1対
    のビード部を含むカーカスを具備する空気タイヤであっ
    て、前記各ビード部には一つの非延伸性環状ビードとビ
    ード・フランジ部位があり、また前記カーカスは、各ビ
    ード間に延びて前記各ビードの周囲を囲んでいるスチー
    ル強化径方向プライを含み、該プライは、軸方向に延
    び、かつ各ビードから径方向外側に向かって延びている
    折返し端と、該プライの径方向外側に設けられた複数の
    強化ベルトを含み、さらに、40%〜60%の範囲のネ
    ット・グロス比を有し、カーカスの径方向外側に配置さ
    れているトレッドと、前記プライとこのプライの折返し
    端の間にあって、ビード部分から強化ベルとまで延びる
    1対の軸方向内側サイドウォールと、また、カーカスの
    軸方向外側面とビードに向かう内側サイドウォールとに
    沿ってトレッドから径方向内側に延びる1対の軸方向外
    側サイドウォールとを具備している、空気タイヤにおい
    て、 前記トレッドは、軸方向に連続的湾曲のある径方向外側
    の路面接触面を有し、しかもこの湾曲は、公称ビード直
    径の2倍より小さい1つの半径または複数の半径によっ
    て特定されていること、 前記軸方向外側サイドウォールは、上部サイドウォール
    部および下部サイドウォール部を有するとともに、前記
    トレッドの径方向外側路面接触面からビード・フランジ
    部位まで延びている軸方向外側凸面を有し、しかもこの
    凸面は、径方向に湾曲しており、かつ、この湾曲は、前
    記上部サイドウォール部では前記公称ビード直径より小
    さな1つの半径または複数の半径により特定され、前記
    下部サイドウォール部では前記公称ビード直径より小さ
    な1つの半径で特定され、前記上部サイドウォール部で
    の1つの半径または複数の半径、および前記下部サイド
    ウォール部での1つの半径は、タイヤの回転軸に平行
    で、かつ、プライ線転心(P)とプライ線中心点(C)
    との間の直線を二等分する線として規定されるRhoM
    線上の一点で互いに交差すること、そして、 前記トレッドは、サイドウォールの凸面の延長である、
    軸方向外側の凸面を有することを特徴とする空気タイ
    ヤ。
JP1993069163U 1992-12-31 1993-12-24 大型土木機械用の改良タイヤ Expired - Fee Related JP2595371Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US999255 1992-12-31
US07/999,255 US5261474A (en) 1992-12-31 1992-12-31 Earthmover tire

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0655810U JPH0655810U (ja) 1994-08-02
JP2595371Y2 true JP2595371Y2 (ja) 1999-05-31

Family

ID=25546095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993069163U Expired - Fee Related JP2595371Y2 (ja) 1992-12-31 1993-12-24 大型土木機械用の改良タイヤ

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5261474A (ja)
EP (1) EP0604820B1 (ja)
JP (1) JP2595371Y2 (ja)
KR (1) KR940013881A (ja)
BR (1) BR9305241A (ja)
CA (1) CA2090648C (ja)
DE (1) DE69305617T2 (ja)
ES (1) ES2095551T3 (ja)
MY (1) MY108918A (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5261474A (en) * 1992-12-31 1993-11-16 The Goodyear Tire & Rubber Company Earthmover tire
US5429168A (en) * 1993-11-16 1995-07-04 The Goodyear Tire & Rubber Company Off-the-road pneumatic tire with specified bead area design
US6298893B1 (en) 1997-04-03 2001-10-09 The Goodyear Tire & Rubber Company Ply path controlled by precured apex
US6352090B1 (en) * 1997-05-20 2002-03-05 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire with reversed carcass ply turnup configuration
US6357498B1 (en) * 1997-05-20 2002-03-19 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire with removable tire tread belt and improved apex design
US6390165B1 (en) * 1997-05-20 2002-05-21 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire with improved carcass ply turnup configuration
US6026878A (en) * 1997-05-29 2000-02-22 The Goodyear Tire & Rubber Company Inextensible high temperature resistant tire
US6520760B1 (en) * 1999-05-27 2003-02-18 Pirelli Pneumatici S.P.A. Mould for producing a tire
US6401777B1 (en) 2000-04-10 2002-06-11 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire chipper construction for runflat tires
US20030111152A1 (en) * 2001-12-06 2003-06-19 Laurent Colantonio Pneumatic tire bead area construction for improved chafer cracking resistance during run-flat operation
DE10221078A1 (de) * 2002-05-11 2003-12-04 Continental Ag Pannenlauffähiger Fahrzeugluftreifen
JP2004049393A (ja) * 2002-07-17 2004-02-19 Dragon:Kk 遊技機
US6817395B2 (en) * 2002-07-30 2004-11-16 The Goodyear Tire & Rubber Company Crown reinforcement for heavy duty tires
US20040112492A1 (en) * 2002-12-12 2004-06-17 John Kotanides Tire for inter-city buses and motor coaches
US7637296B2 (en) * 2004-07-09 2009-12-29 The Goodyear Tire & Rubber Company Pneumatic driver tire for tracked vehicle
US7836929B2 (en) * 2005-09-01 2010-11-23 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Tire having a sidewall reinforcement
US7624779B2 (en) * 2005-09-01 2009-12-01 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Tire having a sidewall reinforcement
US20100024960A1 (en) * 2005-09-01 2010-02-04 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Body ply and insert assembly method
US20070044889A1 (en) * 2005-09-01 2007-03-01 Bridgestone Firestone North American Tire, Llc Tire having a sidewall reinforcement
CN101631685B (zh) * 2006-11-24 2012-09-05 联盟轮胎美洲公司(AllianceTireAmericasInc) 农艺车辆的轮胎
US8322390B2 (en) * 2008-10-31 2012-12-04 The Goodyear Tire & Rubber Company, Inc. Light weight steel belted tire device
US8413700B2 (en) 2010-02-04 2013-04-09 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Tire having staggered turn-ups
US8517072B2 (en) 2010-02-04 2013-08-27 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Tire having gum strip and chafer
US20120125511A1 (en) 2010-11-23 2012-05-24 Arsavir Takfor Andonian Pneumatic tire carcass with non-continuous ply in the bead areas
US10882356B2 (en) 2013-12-24 2021-01-05 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Tire with belt having wrap around gum strip
JP6935213B2 (ja) * 2016-03-30 2021-09-15 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
JP7131395B2 (ja) * 2019-01-07 2022-09-06 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR960401A (ja) * 1947-02-15 1950-04-18
US3244213A (en) * 1963-10-09 1966-04-05 Goodyear Tire & Rubber Pneumatic tire
FR1573943A (ja) * 1968-02-22 1969-07-11
US3542107A (en) * 1968-11-18 1970-11-24 Goodyear Tire & Rubber Pneumatic tire
US3703203A (en) * 1970-06-12 1972-11-21 Goodyear Tire & Rubber Radial wire tire having improved sidewall cut resistance
GB1501434A (en) * 1974-07-22 1978-02-15 Goodyear Tire & Rubber Pneumatic tyre and method of making same
JPS558903A (en) * 1978-06-29 1980-01-22 Yokohama Rubber Co Ltd:The Pneumatic tire
FR2499473A1 (fr) * 1981-02-12 1982-08-13 Michelin & Cie Pneumatique, notamment pour avion, avec une armature de sommet a bords extensibles, et son procede de fabrication
FR2499474A1 (fr) * 1981-02-12 1982-08-13 Michelin & Cie Pneumatique, notamment pour avions, avec armature de sommet en cables textiles, et procede pour le fabriquer
DE3151853A1 (de) * 1981-12-30 1983-07-07 Chemische Werke Hüls AG, 4370 Marl Neue biuretgruppenhaltige polyisocyanate sowie ein verfahren zu deren herstellung
US4534392A (en) * 1984-05-16 1985-08-13 The Goodyear Tire & Rubber Company Tractor tire
JPS61132401A (ja) * 1984-11-30 1986-06-19 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りラジアルタイヤ
EP0192910B2 (en) * 1985-02-26 1993-08-25 The Goodyear Tire & Rubber Company A pneumatic tire
JPS62295702A (ja) * 1986-06-14 1987-12-23 Sumitomo Rubber Ind Ltd 偏摩耗性能を改善したスチ−ルラジアルタイヤ
CA1309934C (en) * 1986-11-05 1992-11-10 Jolan Fredda Lobb Radial ply aircraft tire and rim
US5027876A (en) * 1989-11-13 1991-07-02 The Goodyear Tire & Rubber Company Environmental tire
JPH03189206A (ja) * 1989-12-20 1991-08-19 Bridgestone Corp 空気入りラジアルタイヤ
US5261474A (en) * 1992-12-31 1993-11-16 The Goodyear Tire & Rubber Company Earthmover tire

Also Published As

Publication number Publication date
US5261474A (en) 1993-11-16
CA2090648A1 (en) 1994-07-01
ES2095551T3 (es) 1997-02-16
MY108918A (en) 1996-11-30
DE69305617D1 (de) 1996-11-28
CA2090648C (en) 2003-10-14
BR9305241A (pt) 1994-07-05
DE69305617T2 (de) 1997-04-30
JPH0655810U (ja) 1994-08-02
EP0604820A1 (en) 1994-07-06
KR940013881A (ko) 1994-07-16
EP0604820B1 (en) 1996-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2595371Y2 (ja) 大型土木機械用の改良タイヤ
US3911987A (en) Pneumatic safety tire for motorcycles
JP2994989B2 (ja) 空気入りタイヤ
US5622576A (en) Off-the- road pneumatic tire with specified bead area design
JP3165651B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP3240118B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4378055B2 (ja) ラジアルタイヤ用補強ビード
JP2563346B2 (ja) 乗用車用ラジアルタイヤ
CN112770919A (zh) 充气轮胎
US4271889A (en) Tire with asymmetric radial carcass employing blocks to limit carcass swing and carcass expansion
JP2003237315A (ja) 空気入りラジアルタイヤ及びその製造方法
CN110861451B (zh) 充气轮胎
JPH06270606A (ja) 空気入りタイヤ
JP2023018528A (ja) タイヤ
JP3148939B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2568925B2 (ja) 乗用車用空気入りラジアルタイヤ
JP3455693B2 (ja) 空気入りタイヤ
JPH10250321A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JPH0367701A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JPH0310904A (ja) ラジアルタイヤ
JP3436409B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP3124851B2 (ja) 重荷重用タイヤ
JP3099237B2 (ja) 乗用車用空気入りラジアルタイヤ
JP2021070349A (ja) タイヤ
JP3292410B2 (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees