JP2594982Y2 - ガス処理装置とそれを用いたガス処理システム - Google Patents
ガス処理装置とそれを用いたガス処理システムInfo
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- JP2594982Y2 JP2594982Y2 JP1991102263U JP10226391U JP2594982Y2 JP 2594982 Y2 JP2594982 Y2 JP 2594982Y2 JP 1991102263 U JP1991102263 U JP 1991102263U JP 10226391 U JP10226391 U JP 10226391U JP 2594982 Y2 JP2594982 Y2 JP 2594982Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、プラスチック成形材
料の乾燥工程や成形工程等のプラスチック成形加工分野
やその作業場、その他の生産加工業や家庭などのあらゆ
る分野で発生する有機物等の不要なガスを処理するガス
処理装置とそれを用いたガス処理システムに関する。
料の乾燥工程や成形工程等のプラスチック成形加工分野
やその作業場、その他の生産加工業や家庭などのあらゆ
る分野で発生する有機物等の不要なガスを処理するガス
処理装置とそれを用いたガス処理システムに関する。
【0002】
【考案の背景】例えば、プラスチック成形加工分野を一
例に挙げて説明すれば、近年、高機能化しているプラス
チックには、難燃剤、可塑剤、安定剤等の種々の添加剤
等が添加されており、プラスチック成形材料の乾燥工程
などの成形加工中にその添加剤等がガス化し、除湿乾燥
機等の吸着剤に吸着され、除湿乾燥機能を低下させた
り、除湿乾燥機等のトラブルの原因となる現象が増加し
つつある。また、前記添加剤等が乾燥工程等の成形加工
時に系外に排出されて環境汚染の原因となったりする。
例に挙げて説明すれば、近年、高機能化しているプラス
チックには、難燃剤、可塑剤、安定剤等の種々の添加剤
等が添加されており、プラスチック成形材料の乾燥工程
などの成形加工中にその添加剤等がガス化し、除湿乾燥
機等の吸着剤に吸着され、除湿乾燥機能を低下させた
り、除湿乾燥機等のトラブルの原因となる現象が増加し
つつある。また、前記添加剤等が乾燥工程等の成形加工
時に系外に排出されて環境汚染の原因となったりする。
【0003】
【従来の技術】上記問題点を解決するガス処理装置とし
て、本願出願人は、(イ) 実開平2−68109号公
報に記載されたものを出願した。すなわち、排気ガス入
口に接続され、かつ排気ガス中の少なくとも粉塵と固化
されたガスとを遠心力により分離捕集するサイクロンホ
ッパーと、サイクロンホッパーの下流側に接続され、か
つ排気ガス中のガス成分に応じて任意選択し、少なくと
も固化または液化したガス物質を除去するフィルターを
有する1つ以上の吸着手段と、吸着手段の上流側に接続
され、かつ排気ガス中のガス成分に応じてガス成分を固
化または液化させるため適温に冷却するための1つ以上
の冷却手段とを備え、前記吸着手段と冷却手段とは交互
に設けてなるものである。
て、本願出願人は、(イ) 実開平2−68109号公
報に記載されたものを出願した。すなわち、排気ガス入
口に接続され、かつ排気ガス中の少なくとも粉塵と固化
されたガスとを遠心力により分離捕集するサイクロンホ
ッパーと、サイクロンホッパーの下流側に接続され、か
つ排気ガス中のガス成分に応じて任意選択し、少なくと
も固化または液化したガス物質を除去するフィルターを
有する1つ以上の吸着手段と、吸着手段の上流側に接続
され、かつ排気ガス中のガス成分に応じてガス成分を固
化または液化させるため適温に冷却するための1つ以上
の冷却手段とを備え、前記吸着手段と冷却手段とは交互
に設けてなるものである。
【0004】また、(ロ) 特開昭55−94628号
公報に示す如く、汚染空気を加熱する加熱手段と、汚染
空気を浄化するための触媒と、該触媒の下流側に設けら
れた熱交換手段とを備えた空気浄化装置も、知られてい
る。
公報に示す如く、汚染空気を加熱する加熱手段と、汚染
空気を浄化するための触媒と、該触媒の下流側に設けら
れた熱交換手段とを備えた空気浄化装置も、知られてい
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、上記従来例
(イ)のものでは、サイクロンホッパーと1つ以上の吸
着手段と1つ以上の冷却手段を備えるとともに、前記吸
着手段と冷却手段とを交互に配置しなければならないた
め、これら各構成要素の組付作業が面倒であるばかり
か、上記吸着手段や冷却手段等の清掃時期や交換時期等
に留意する必要があり、保守管理が面倒であるなどの問
題点があった。吸着剤により不要なガスを吸着除去した
としても、その吸着剤に吸着された有機物等が燃焼し火
災の原因になるなどの新たな問題点が発生した。
(イ)のものでは、サイクロンホッパーと1つ以上の吸
着手段と1つ以上の冷却手段を備えるとともに、前記吸
着手段と冷却手段とを交互に配置しなければならないた
め、これら各構成要素の組付作業が面倒であるばかり
か、上記吸着手段や冷却手段等の清掃時期や交換時期等
に留意する必要があり、保守管理が面倒であるなどの問
題点があった。吸着剤により不要なガスを吸着除去した
としても、その吸着剤に吸着された有機物等が燃焼し火
災の原因になるなどの新たな問題点が発生した。
【0006】従来例(ロ)の空気浄化装置のものでは、
上記(イ)の問題点は解消できようが、加熱手段と触媒
と熱交換手段とを通された熱エネルギーの全部を循環し
て使用するものではないので、省エネルギーが完全なも
のではない。そればかりか、汚染空気を浄化した後には
空気排出口から一過式に室内等に供給するものであるた
め、上記浄化空気中に残存する有機物等が系外に排出さ
れて環境汚染の原因ともなる問題があった。
上記(イ)の問題点は解消できようが、加熱手段と触媒
と熱交換手段とを通された熱エネルギーの全部を循環し
て使用するものではないので、省エネルギーが完全なも
のではない。そればかりか、汚染空気を浄化した後には
空気排出口から一過式に室内等に供給するものであるた
め、上記浄化空気中に残存する有機物等が系外に排出さ
れて環境汚染の原因ともなる問題があった。
【0007】この考案は、従来のような吸着剤を用いる
ことなく、低温活性用触媒の作用により、処理ガスを反
応させて、ガス中の有機物等を高分子化合物から低分子
化合物に分解し、処理ガス中の有機物等を浄化させるよ
うにしたものであって、構造及び保守管理も簡単で、吸
湿能力を低下させず、当該有機物などに起因する火災等
を心配する必要がなく、有機物等の不要なガスを系外に
排出させないため、環境を汚染することもない、ガス処
理装置とそれを用いたガス処理システムを提供しようと
するものである。
ことなく、低温活性用触媒の作用により、処理ガスを反
応させて、ガス中の有機物等を高分子化合物から低分子
化合物に分解し、処理ガス中の有機物等を浄化させるよ
うにしたものであって、構造及び保守管理も簡単で、吸
湿能力を低下させず、当該有機物などに起因する火災等
を心配する必要がなく、有機物等の不要なガスを系外に
排出させないため、環境を汚染することもない、ガス処
理装置とそれを用いたガス処理システムを提供しようと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この考案に係るガス処理装置は、処理すべきガス中
に含有している有機物等の不要なガスを浄化する、耐熱
性ペロブスカイトを含む低温活性用触媒と、この低温活
性用触媒の下流側に設けられ該低温活性用触媒よりの排
熱を回収する排熱回収用熱交換器とを備えたガス処理装
置において、前記低温活性用触媒と排熱回収用熱交換器
とは処理ガス導管で接続するとともに、排熱回収用熱交
換器の排熱出口とヒータと前記低温活性用触媒と空気源
と同排熱回収用熱交換器の排熱入口とを順次に第1排熱
循環管で接続してあることを特徴とする。この場合、同
低温活性用触媒で処理ガスを浄化してから排出される高
温のガスに対して、上記第1排熱循環管の一部から導入
した外気により、前記排熱回収用熱交換器において冷却
して、該排熱回収用熱交換器からの出口温度を低くする
ようにしてある。
め、この考案に係るガス処理装置は、処理すべきガス中
に含有している有機物等の不要なガスを浄化する、耐熱
性ペロブスカイトを含む低温活性用触媒と、この低温活
性用触媒の下流側に設けられ該低温活性用触媒よりの排
熱を回収する排熱回収用熱交換器とを備えたガス処理装
置において、前記低温活性用触媒と排熱回収用熱交換器
とは処理ガス導管で接続するとともに、排熱回収用熱交
換器の排熱出口とヒータと前記低温活性用触媒と空気源
と同排熱回収用熱交換器の排熱入口とを順次に第1排熱
循環管で接続してあることを特徴とする。この場合、同
低温活性用触媒で処理ガスを浄化してから排出される高
温のガスに対して、上記第1排熱循環管の一部から導入
した外気により、前記排熱回収用熱交換器において冷却
して、該排熱回収用熱交換器からの出口温度を低くする
ようにしてある。
【0009】上記の場合において、低温活性用触媒自体
が所要温度に上昇しないときには、低温活性用触媒の上
流側には、同低温活性用触媒に熱を授受する処理ガス加
熱用熱交換器を設ける。例えば、処理すべぎガス中に含
有している有機物等の不要なガスを浄化する、耐熱性ペ
ロブスカイトを含む低温活性用触媒と、この低温活性用
触媒の下流側に設けられ該低温活性用触媒よりの排熱を
回収する排熱回収用熱交換器と、低温活性用触媒の上流
側に設けた処理ガス加熱用熱交換器とを備えたガス処理
装置において、前記処理ガス加熱用熱交換器と低温活性
用触媒と排熱回収用熱交換器とは、処理ガス導管で接続
するとともに、排熱回収用熱交換器の排熱出口とヒータ
と前記低温活性用触媒と空気源と同排熱回収用熱交換器
の排熱入口とを順次に第1排熱循環管で接続し、さらに
処理ガス加熱用熱交換器の排熱入口と排熱出口とには前
記第1排熱循環管の一部を共用する第2排熱循環管で接
続してなることを特徴とする構成を採ることができる。
この場合にも、上述の如く排熱回収用熱交換器からの出
口温度を低くすることができる。
が所要温度に上昇しないときには、低温活性用触媒の上
流側には、同低温活性用触媒に熱を授受する処理ガス加
熱用熱交換器を設ける。例えば、処理すべぎガス中に含
有している有機物等の不要なガスを浄化する、耐熱性ペ
ロブスカイトを含む低温活性用触媒と、この低温活性用
触媒の下流側に設けられ該低温活性用触媒よりの排熱を
回収する排熱回収用熱交換器と、低温活性用触媒の上流
側に設けた処理ガス加熱用熱交換器とを備えたガス処理
装置において、前記処理ガス加熱用熱交換器と低温活性
用触媒と排熱回収用熱交換器とは、処理ガス導管で接続
するとともに、排熱回収用熱交換器の排熱出口とヒータ
と前記低温活性用触媒と空気源と同排熱回収用熱交換器
の排熱入口とを順次に第1排熱循環管で接続し、さらに
処理ガス加熱用熱交換器の排熱入口と排熱出口とには前
記第1排熱循環管の一部を共用する第2排熱循環管で接
続してなることを特徴とする構成を採ることができる。
この場合にも、上述の如く排熱回収用熱交換器からの出
口温度を低くすることができる。
【0010】ここで、低温活性用触媒は、耐熱性に優れ
たものが良く、またハニカム状の構造体であって、その
ベース素材はセラミックスや金属などで形成するととも
に、図3の如くガスを通す目が直交型の方が好ましい。
低温活性用触媒は、使い捨てできるもの又は取り替えで
きるものでもよい。
たものが良く、またハニカム状の構造体であって、その
ベース素材はセラミックスや金属などで形成するととも
に、図3の如くガスを通す目が直交型の方が好ましい。
低温活性用触媒は、使い捨てできるもの又は取り替えで
きるものでもよい。
【0011】上記構成からなるガス処理装置は、ガス処
理装置を乾燥ユニットの後部と除湿ユニットの前部との
間に設け、このガス処理装置と乾燥ユニットと除湿ユニ
ットとは循環管で接続して排気ガスの循環回路を形成し
てなるガス処理装置を用いたガス処理システムを採用す
ることができる。
理装置を乾燥ユニットの後部と除湿ユニットの前部との
間に設け、このガス処理装置と乾燥ユニットと除湿ユニ
ットとは循環管で接続して排気ガスの循環回路を形成し
てなるガス処理装置を用いたガス処理システムを採用す
ることができる。
【0012】この構成からなるガス処理装置は、前記と
同様に、ガス処理装置を乾燥ユニットの後部と除湿ユニ
ットの前部との間に設け、このガス処理装置と乾燥ユニ
ットと除湿ユニットとは循環管で接続して排気ガスの循
環回路を形成してなるガス処理装置を用いたガス処理シ
ステムを採用することができる。
同様に、ガス処理装置を乾燥ユニットの後部と除湿ユニ
ットの前部との間に設け、このガス処理装置と乾燥ユニ
ットと除湿ユニットとは循環管で接続して排気ガスの循
環回路を形成してなるガス処理装置を用いたガス処理シ
ステムを採用することができる。
【0013】上記ガス処理システムにおいて、排熱回収
用熱交換器の下流には、少なくとも、フィルター、冷却
器、空気源、除湿ユニット及び乾燥ユニットを順次接続
するとともに、前記除湿ユニットには再生ラインを接続
して処理ガスの循環回路を構成することもできる。
用熱交換器の下流には、少なくとも、フィルター、冷却
器、空気源、除湿ユニット及び乾燥ユニットを順次接続
するとともに、前記除湿ユニットには再生ラインを接続
して処理ガスの循環回路を構成することもできる。
【0014】処理ガス加熱用熱交換器と低温活性用触媒
と排熱回収用熱交換器とは、処理ガス導管で接続すると
ともに、排熱回収用熱交換器の排熱出口とヒータと前記
低温活性用触媒と空気源と同排熱回収用熱交換器の排熱
入口とを順次に第1排熱循環管で接続し、さらに処理ガ
ス加熱用熱交換器の排熱入口と排熱出口とには前記第1
排熱循環管の一部を共用する第2排熱循環管で接続して
なるガス処理装置の場合には、このガス処理装置は除湿
ユニットの下流側に設け、このガス処理装置と除湿ユニ
ットとは循環管で接続して排気ガスの循環回路を形成し
てなるガス処理装置を用いたガス処理システムを採用す
ることができる。
と排熱回収用熱交換器とは、処理ガス導管で接続すると
ともに、排熱回収用熱交換器の排熱出口とヒータと前記
低温活性用触媒と空気源と同排熱回収用熱交換器の排熱
入口とを順次に第1排熱循環管で接続し、さらに処理ガ
ス加熱用熱交換器の排熱入口と排熱出口とには前記第1
排熱循環管の一部を共用する第2排熱循環管で接続して
なるガス処理装置の場合には、このガス処理装置は除湿
ユニットの下流側に設け、このガス処理装置と除湿ユニ
ットとは循環管で接続して排気ガスの循環回路を形成し
てなるガス処理装置を用いたガス処理システムを採用す
ることができる。
【0015】上記ガス処理システムにおいて、排熱回収
用熱交換器の下流には、少なくとも、フィルター、冷却
器、空気源、除湿ユニットを順次接続するとともに、前
記除湿ユニットには再生ラインを接続して処理ガスの循
環回路を構成することもできる。
用熱交換器の下流には、少なくとも、フィルター、冷却
器、空気源、除湿ユニットを順次接続するとともに、前
記除湿ユニットには再生ラインを接続して処理ガスの循
環回路を構成することもできる。
【0016】本考案は、処理すべきガス中に含有してい
る有機物等の不要なガスを浄化する、耐熱性ペロブスカ
イトを含む低温活性用触媒と、この低温活性用触媒の下
流側に設けられ該低温活性用触媒よりの排熱を回収する
排熱回収用熱交換器と、低温活性用触媒の上流側に設け
た処理ガス加熱用熱交換器とを備えたガス処理装置にお
いて、前記処理ガス加熱用熱交換器と低温活性用触媒と
排熱回収用熱交換器とは、処理ガス導管で接続するとと
もに、外気を取り入れる空気源と熱交換器とヒータと低
温活性用触媒とを順次に第1排熱循環管で接続し、さら
に処理ガス加熱用熱交換器の排熱入口と排熱出口とには
前記第1排熱循環管の一部を共用する第2排熱循環管で
接続してなることを特徴とするガス処理装置を採用する
こともできる。
る有機物等の不要なガスを浄化する、耐熱性ペロブスカ
イトを含む低温活性用触媒と、この低温活性用触媒の下
流側に設けられ該低温活性用触媒よりの排熱を回収する
排熱回収用熱交換器と、低温活性用触媒の上流側に設け
た処理ガス加熱用熱交換器とを備えたガス処理装置にお
いて、前記処理ガス加熱用熱交換器と低温活性用触媒と
排熱回収用熱交換器とは、処理ガス導管で接続するとと
もに、外気を取り入れる空気源と熱交換器とヒータと低
温活性用触媒とを順次に第1排熱循環管で接続し、さら
に処理ガス加熱用熱交換器の排熱入口と排熱出口とには
前記第1排熱循環管の一部を共用する第2排熱循環管で
接続してなることを特徴とするガス処理装置を採用する
こともできる。
【0017】前記ガス処理装置は、乾燥ユニットの後部
と除湿ユニットの前部との間に設け、このガス処理装置
と乾燥ユニットと除湿ユニットとは循環管で接続して排
気ガスの循環回路を形成してなるガス処理装置を採用す
ることができる。
と除湿ユニットの前部との間に設け、このガス処理装置
と乾燥ユニットと除湿ユニットとは循環管で接続して排
気ガスの循環回路を形成してなるガス処理装置を採用す
ることができる。
【0018】上記ガス処理システムにおいて、排熱回収
用熱交換器の下流には、少なくとも、フィルター、冷却
器、空気源、除湿ユニット及び乾燥ユニットを順次接続
して、処理ガスの循環回路を構成することができる。
用熱交換器の下流には、少なくとも、フィルター、冷却
器、空気源、除湿ユニット及び乾燥ユニットを順次接続
して、処理ガスの循環回路を構成することができる。
【0019】前記循環回路を構成した場合に、排熱回収
用熱交換器は外気を取り入れるとともに出口は再生ライ
ン管の一端と接続し、この再生ライン管には再生用空気
源、排熱回収用熱交換器、再生ヒータ、前記除湿ユニッ
ト及び熱交換器を順次に接続すると好適である。
用熱交換器は外気を取り入れるとともに出口は再生ライ
ン管の一端と接続し、この再生ライン管には再生用空気
源、排熱回収用熱交換器、再生ヒータ、前記除湿ユニッ
ト及び熱交換器を順次に接続すると好適である。
【0020】
【第1実施例】図1は、本考案のガス処理装置の第1実
施例のフロー図を示す。このガス処理装置1は、処理す
べきガス中に含有している有機物等の不要なガスを浄化
する耐熱性ペロブスカイトを含む低温活性用触媒2と、
この低温活性用触媒2の下流側に設けられ該低温活性用
触媒2よりの排熱を回収する排熱回収用熱交換器3とを
備えている。前記低温活性用触媒2と排熱回収用熱交換
器3とは、処理ガス導管4で接続するとともに、排熱回
収用熱交換器3の排熱出口3bとヒータ5と前記低温活
性用触媒2と空気源6と同排熱回収用熱交換器3の排熱
入口3aとを順次に第1排熱循環管7で接続してある。
施例のフロー図を示す。このガス処理装置1は、処理す
べきガス中に含有している有機物等の不要なガスを浄化
する耐熱性ペロブスカイトを含む低温活性用触媒2と、
この低温活性用触媒2の下流側に設けられ該低温活性用
触媒2よりの排熱を回収する排熱回収用熱交換器3とを
備えている。前記低温活性用触媒2と排熱回収用熱交換
器3とは、処理ガス導管4で接続するとともに、排熱回
収用熱交換器3の排熱出口3bとヒータ5と前記低温活
性用触媒2と空気源6と同排熱回収用熱交換器3の排熱
入口3aとを順次に第1排熱循環管7で接続してある。
【0021】前記空気源6の吸込側には第1排熱循環管
7の一部をなす配管の先端にフィルター8を取り付け、
このフィルター8から第1排熱循環管7の一部に外気を
取り入れて、前記排熱回収用熱交換器3の排出出口3d
から排出される処理済ガスの温度を低くするようにして
あり、所望温度に低くなった処理済ガスはフィルター9
を経て系外に排出するようになっている。3cは処理済
ガスを通す排熱回収用熱交換器3の入口である。
7の一部をなす配管の先端にフィルター8を取り付け、
このフィルター8から第1排熱循環管7の一部に外気を
取り入れて、前記排熱回収用熱交換器3の排出出口3d
から排出される処理済ガスの温度を低くするようにして
あり、所望温度に低くなった処理済ガスはフィルター9
を経て系外に排出するようになっている。3cは処理済
ガスを通す排熱回収用熱交換器3の入口である。
【0022】
【第2実施例】図2は、本考案のガス処理装置の第2実
施例のフロー図を示す。このガス処理装置1は、図1で
示した低温活性用触媒2と排熱回収用熱交換器3のほか
に、前記低温活性用触媒2の上流側に処理ガスを加熱す
る処理ガス加熱用熱交換器10を設けている。
施例のフロー図を示す。このガス処理装置1は、図1で
示した低温活性用触媒2と排熱回収用熱交換器3のほか
に、前記低温活性用触媒2の上流側に処理ガスを加熱す
る処理ガス加熱用熱交換器10を設けている。
【0023】前記処理ガス加熱用熱交換器10と低温活
性用触媒2と排熱回収用熱交換器3とは、処理ガス導管
4で接続するとともに、排熱回収用熱交換器3の排熱出
口3bとヒータ5と前記低温活性用触媒2と空気源6と
同排熱回収用熱交換器3の排熱入口3aとを順次に第1
排熱循環管7で接続し、さらに処理ガス加熱用熱交換器
10の排熱入口10aと排熱出口10bとには前記第1
排熱循環管7の一部を共用する第2排熱循環管11で接
続してなるものである。図1と同一符号は同様な構成を
示す。
性用触媒2と排熱回収用熱交換器3とは、処理ガス導管
4で接続するとともに、排熱回収用熱交換器3の排熱出
口3bとヒータ5と前記低温活性用触媒2と空気源6と
同排熱回収用熱交換器3の排熱入口3aとを順次に第1
排熱循環管7で接続し、さらに処理ガス加熱用熱交換器
10の排熱入口10aと排熱出口10bとには前記第1
排熱循環管7の一部を共用する第2排熱循環管11で接
続してなるものである。図1と同一符号は同様な構成を
示す。
【0024】上記各実施例で示した低温活性用触媒2
は、例えば耐熱性のペロブスカイト(CaTio3)の
ほか数種類の非貴金属酸化物を含むペロクリーン(商標
名)などを用いるとよく、これによれば脱臭脱煙でき、
処理ガス中の炭化水素(HC)を120゜C以上〜40
0゜C以下で酸化し浄化する。
は、例えば耐熱性のペロブスカイト(CaTio3)の
ほか数種類の非貴金属酸化物を含むペロクリーン(商標
名)などを用いるとよく、これによれば脱臭脱煙でき、
処理ガス中の炭化水素(HC)を120゜C以上〜40
0゜C以下で酸化し浄化する。
【0025】この低温活性用触媒2の形状は、図4の如
く処理ガスの通路12をハニカム(蜂の巣)に形成した
もの、その他任意に設計できるが、図3の如くハニカム
構造体であって直交流型に形成する方が好ましい。すな
わち、図3に示す如く、不要なガスを含む処理ガスの流
れイを図において前後方向に形成したハニカム状の処理
ガス通路12・・・12と、この処理ガス通路12の流
れイに対し交差する左右方向において、前記処理ガス通
路12と段違い状態位置に形成したハニカム状のエア通
路13・・・13(これはエアの流れロともなる)とを
有し、このエア通路13・・・13の入口2cから前記
排熱回収用熱交換器3で熱交換されヒータ5で加熱され
たエアを導入して、出口2dを経て前記排熱回収用熱交
換器3に戻る循環回路を構成してある。このような直交
流型とすると、処理ガス通路12から通される処理ガス
の加熱温度と、エア通路13から通されるエアの加熱温
度との差により、該低温活性用触媒2自身が適正温度に
加熱され、処理ガスも間接的に加熱され該処理ガス中に
含有している有機物等が効率良く浄化される。つまり、
処理ガスをそのまま昇温するのではなく間接的に加熱す
るために、該処理ガスの表面温度が上昇することなく上
記利点が確認された。
く処理ガスの通路12をハニカム(蜂の巣)に形成した
もの、その他任意に設計できるが、図3の如くハニカム
構造体であって直交流型に形成する方が好ましい。すな
わち、図3に示す如く、不要なガスを含む処理ガスの流
れイを図において前後方向に形成したハニカム状の処理
ガス通路12・・・12と、この処理ガス通路12の流
れイに対し交差する左右方向において、前記処理ガス通
路12と段違い状態位置に形成したハニカム状のエア通
路13・・・13(これはエアの流れロともなる)とを
有し、このエア通路13・・・13の入口2cから前記
排熱回収用熱交換器3で熱交換されヒータ5で加熱され
たエアを導入して、出口2dを経て前記排熱回収用熱交
換器3に戻る循環回路を構成してある。このような直交
流型とすると、処理ガス通路12から通される処理ガス
の加熱温度と、エア通路13から通されるエアの加熱温
度との差により、該低温活性用触媒2自身が適正温度に
加熱され、処理ガスも間接的に加熱され該処理ガス中に
含有している有機物等が効率良く浄化される。つまり、
処理ガスをそのまま昇温するのではなく間接的に加熱す
るために、該処理ガスの表面温度が上昇することなく上
記利点が確認された。
【0026】なお、処理ガス用熱交換器10で処理ガス
導管4からの処理ガスを充分に加熱できる場合には、前
述した第1排熱循環導管7中の入口2cから処理ガス出
口2dのラインはなくてもよい。
導管4からの処理ガスを充分に加熱できる場合には、前
述した第1排熱循環導管7中の入口2cから処理ガス出
口2dのラインはなくてもよい。
【0027】図2で示された処理ガス加熱用熱交換器1
0は、既述したように、低温活性用触媒2が所望温度に
上昇しないときに、同低温活性用触媒2を補完的に昇温
する役割を担うものである限り任意構成を採り得るが、
前記第2実施例では図5〜図8に示す構成を採用してい
る。
0は、既述したように、低温活性用触媒2が所望温度に
上昇しないときに、同低温活性用触媒2を補完的に昇温
する役割を担うものである限り任意構成を採り得るが、
前記第2実施例では図5〜図8に示す構成を採用してい
る。
【0028】すなわち、この場合の処理ガス加熱用熱交
換器10は、セラミックヒータと称されるもので、空気
を通過させるだけで簡単に温風が得られ、ある程度の温
度域になると自己抵抗によってそれ以上の温度には上昇
せず、過熱の恐れがなく、ヒーター表面温度が高温とは
ならない(通常のヒーター表面温度400゜C以上のも
のがセラミックヒーターでは最大で260゜C)と安定
した温度が得られるものである。このセラミックヒータ
ーを用いると、処理ガス中の有機物等の表面温度を過度
に上昇させることがなく焼損したり、火災の発生を心配
することがない。 図5〜図8において、処理ガス加熱
用熱交換器10は、所定の温度以上になると抵抗値が急
激に上昇する性質をもつチタン酸バリウムを主成分とす
る半導体セラミックスからなる発熱体14に、放熱効率
の優れたハニカム状のフィン15を接着剤などで接合し
たヒータ本体16と、このヒータ本体16を被覆する枠
体17とからなっている。18はハニカム状のフィン1
5、15同士間の仕切板、19はフィン15の一端側に
突設した端子である。
換器10は、セラミックヒータと称されるもので、空気
を通過させるだけで簡単に温風が得られ、ある程度の温
度域になると自己抵抗によってそれ以上の温度には上昇
せず、過熱の恐れがなく、ヒーター表面温度が高温とは
ならない(通常のヒーター表面温度400゜C以上のも
のがセラミックヒーターでは最大で260゜C)と安定
した温度が得られるものである。このセラミックヒータ
ーを用いると、処理ガス中の有機物等の表面温度を過度
に上昇させることがなく焼損したり、火災の発生を心配
することがない。 図5〜図8において、処理ガス加熱
用熱交換器10は、所定の温度以上になると抵抗値が急
激に上昇する性質をもつチタン酸バリウムを主成分とす
る半導体セラミックスからなる発熱体14に、放熱効率
の優れたハニカム状のフィン15を接着剤などで接合し
たヒータ本体16と、このヒータ本体16を被覆する枠
体17とからなっている。18はハニカム状のフィン1
5、15同士間の仕切板、19はフィン15の一端側に
突設した端子である。
【0029】そこで、端子19に電圧を印加すると、フ
ィン15を通じて発熱体14に電流が流れ該発熱体14
が発熱する。フアンを用いて直接空気を通過させると、
フィン15の熱が空気に伝わって一定温度の温風が得ら
れる。なお、上記図5〜図8ではヒータ本体16は2個
並列しているが、1個でもよいし3個以上配列してもよ
い。
ィン15を通じて発熱体14に電流が流れ該発熱体14
が発熱する。フアンを用いて直接空気を通過させると、
フィン15の熱が空気に伝わって一定温度の温風が得ら
れる。なお、上記図5〜図8ではヒータ本体16は2個
並列しているが、1個でもよいし3個以上配列してもよ
い。
【0030】図9〜図11は、ケース本体20内に処理
ガスの流れイから見て上流側には前記図5〜図8に示し
た構造の処理ガス加熱用熱交換器10を、その下流側に
は図3に示した構造の低温活性用触媒2を内装し、該ケ
ース本体20の一端側には処理ガス導管4でもある短管
21を、他端側には処理ガス導管4でもある接続管22
を接続したガス処理装置を示しており、このユニット化
されたガス処理装置を既設のガス処理システムに組み込
んで使用することができる。この場合の処理ガス加熱用
熱交換器10及び低温活性用触媒2はそれぞれ取り替え
できるようになっている。このユニット構造のほかに、
図9〜図11のケース本体20の他端側に排熱回収用熱
交換器3を組み込んだものをユニット化できるし、図1
の低温活性用触媒2と排熱回収用熱交換器3を組み込ん
だものもユニット化でき、また図2のものや後述する図
12中のガス処理装置1部分をユニット化することもで
き、種々の構成要素を組み込むことができる。
ガスの流れイから見て上流側には前記図5〜図8に示し
た構造の処理ガス加熱用熱交換器10を、その下流側に
は図3に示した構造の低温活性用触媒2を内装し、該ケ
ース本体20の一端側には処理ガス導管4でもある短管
21を、他端側には処理ガス導管4でもある接続管22
を接続したガス処理装置を示しており、このユニット化
されたガス処理装置を既設のガス処理システムに組み込
んで使用することができる。この場合の処理ガス加熱用
熱交換器10及び低温活性用触媒2はそれぞれ取り替え
できるようになっている。このユニット構造のほかに、
図9〜図11のケース本体20の他端側に排熱回収用熱
交換器3を組み込んだものをユニット化できるし、図1
の低温活性用触媒2と排熱回収用熱交換器3を組み込ん
だものもユニット化でき、また図2のものや後述する図
12中のガス処理装置1部分をユニット化することもで
き、種々の構成要素を組み込むことができる。
【0031】
【第3実施例】図13に示されているガス処理装置1
は、これ単独でも実施できる。このガス処理装置1は、
処理ガス加熱用熱交換器10と低温活性用触媒2と排熱
回収用熱交換器3とは、処理ガス導管4で接続するとと
もに、外気を取り入れる空気源6と熱交換器26とヒー
タ14と低温活性用触媒2とを順次に第1排熱循環管7
で接続し、さらに処理ガス加熱用熱交換器10の排熱入
口10aと排熱出口10bとには前記第1排熱循環管7
の一部を共用する第2排熱循環管11で接続してある。
ごの場合も、このガス処理装置1のユニット化部分だけ
を既設のガス処理装置システムに組み込んで使用するこ
とができる。なお、28はフィルターであり、その他前
記各実施例と同一符号は同様な構成を示す。
は、これ単独でも実施できる。このガス処理装置1は、
処理ガス加熱用熱交換器10と低温活性用触媒2と排熱
回収用熱交換器3とは、処理ガス導管4で接続するとと
もに、外気を取り入れる空気源6と熱交換器26とヒー
タ14と低温活性用触媒2とを順次に第1排熱循環管7
で接続し、さらに処理ガス加熱用熱交換器10の排熱入
口10aと排熱出口10bとには前記第1排熱循環管7
の一部を共用する第2排熱循環管11で接続してある。
ごの場合も、このガス処理装置1のユニット化部分だけ
を既設のガス処理装置システムに組み込んで使用するこ
とができる。なお、28はフィルターであり、その他前
記各実施例と同一符号は同様な構成を示す。
【0032】前述のように構成されたガス処理装置1を
用いたガス処理システムについて、図12と図13に基
づいて以下に説明する。
用いたガス処理システムについて、図12と図13に基
づいて以下に説明する。
【0033】図12は第1のガス処理システムを示して
いる。このガス処理システム40は、図2に示されたガ
ス処理装置1が、乾燥ヒーター42とホッパー43から
なるいわゆるホッパードライヤー式の乾燥ユニット41
の後部と、ハニカム式回転除湿機等からなる除湿ユニッ
ト44の前部との間に設けられ、上記ガス処理装置1と
乾燥ユニット41と除湿ユニット44とは循環管45で
接続して排気ガスの循環回路aを形成している。前述し
た処理ガス導管4は循環管45としても共用してある。
排熱回収用熱交換器3の下流には、少なくともフィルタ
ー9、冷却器46、空気源47、除湿ユニット44及び
乾燥ユニット41を順次接続するとともに、前記除湿ユ
ニット44には再生ラインcが配管48、49、50で
接続してある。51は再生フィルター、52は再生ブロ
ワ(空気源)、53は再生用熱交換器、54は再生ヒー
タであって、除湿ユニット44の吸着剤を再生するよう
にしてある。なお、30はフィルターであって必須なも
のではない。
いる。このガス処理システム40は、図2に示されたガ
ス処理装置1が、乾燥ヒーター42とホッパー43から
なるいわゆるホッパードライヤー式の乾燥ユニット41
の後部と、ハニカム式回転除湿機等からなる除湿ユニッ
ト44の前部との間に設けられ、上記ガス処理装置1と
乾燥ユニット41と除湿ユニット44とは循環管45で
接続して排気ガスの循環回路aを形成している。前述し
た処理ガス導管4は循環管45としても共用してある。
排熱回収用熱交換器3の下流には、少なくともフィルタ
ー9、冷却器46、空気源47、除湿ユニット44及び
乾燥ユニット41を順次接続するとともに、前記除湿ユ
ニット44には再生ラインcが配管48、49、50で
接続してある。51は再生フィルター、52は再生ブロ
ワ(空気源)、53は再生用熱交換器、54は再生ヒー
タであって、除湿ユニット44の吸着剤を再生するよう
にしてある。なお、30はフィルターであって必須なも
のではない。
【0034】上記構成において、乾燥ユニット41をな
くして、循環回路bを図12の点線の如く構成すること
ができる。すなわち、ガス処理装置1を除湿ユニット4
4の下流側に設け、このガス処理装置1と除湿ユニット
44とは循環管45aで接続して排気ガスの循環回路b
を形成するとともに、排熱回収用熱交換器3の下流に
は、少なくとも、フィルター9、冷却器46、空気源4
7、除湿ユニット44を順次接続してなるものである。
くして、循環回路bを図12の点線の如く構成すること
ができる。すなわち、ガス処理装置1を除湿ユニット4
4の下流側に設け、このガス処理装置1と除湿ユニット
44とは循環管45aで接続して排気ガスの循環回路b
を形成するとともに、排熱回収用熱交換器3の下流に
は、少なくとも、フィルター9、冷却器46、空気源4
7、除湿ユニット44を順次接続してなるものである。
【0035】なお、図1で示したガス処理装置1を、図
12におけるガス処理装置1と置き変えたシステムも採
用することができる。また、この場合も上述の如く循環
回路bのラインを構成することもできる。
12におけるガス処理装置1と置き変えたシステムも採
用することができる。また、この場合も上述の如く循環
回路bのラインを構成することもできる。
【0036】図13は第2のガス処理システムを示して
いる。このガス処理システム60は、ガス処理装置1を
乾燥ユニット41の後部と除湿ユニット44の前部との
間に設け、このガス処理装置1と乾燥ユニット41と除
湿ユニット44とは循環管45で接続して排気ガスの循
環回路aを形成するとともに、排熱回収用熱交換器3の
下流には、少なくとも、フィルター9、冷却器46、空
気源47、除湿ユニット44及び乾燥ユニット41を順
次接続するとともに、上記除湿ユニット44には再生ラ
インcが接続してある。また、排熱回収用熱交換器3の
排熱入口3aからはフィルター8を介して一部外気を取
り入れるとともに、排熱出口3bは再生ラインcを形成
する再生ライン管61の一端と接続し、この再生ライン
管61には再生用空気源52、排熱回収用熱交換器3、
再生ヒータ54、前記除湿ユニット44及び排熱回収用
熱交換器26を順次に接続して、熱交換器26から排気
する構成を採用しているものである。
いる。このガス処理システム60は、ガス処理装置1を
乾燥ユニット41の後部と除湿ユニット44の前部との
間に設け、このガス処理装置1と乾燥ユニット41と除
湿ユニット44とは循環管45で接続して排気ガスの循
環回路aを形成するとともに、排熱回収用熱交換器3の
下流には、少なくとも、フィルター9、冷却器46、空
気源47、除湿ユニット44及び乾燥ユニット41を順
次接続するとともに、上記除湿ユニット44には再生ラ
インcが接続してある。また、排熱回収用熱交換器3の
排熱入口3aからはフィルター8を介して一部外気を取
り入れるとともに、排熱出口3bは再生ラインcを形成
する再生ライン管61の一端と接続し、この再生ライン
管61には再生用空気源52、排熱回収用熱交換器3、
再生ヒータ54、前記除湿ユニット44及び排熱回収用
熱交換器26を順次に接続して、熱交換器26から排気
する構成を採用しているものである。
【0037】なお、図中の62は除湿ユニット44の吸
着剤を冷却する冷却ライン管である。また再生ライン管
61の他端を前記熱交換器26に接続することなく、除
湿ユニット44を通過した再生用ガスは系外に排出する
こともできる。
着剤を冷却する冷却ライン管である。また再生ライン管
61の他端を前記熱交換器26に接続することなく、除
湿ユニット44を通過した再生用ガスは系外に排出する
こともできる。
【0038】図12のガス処理システムのフローに沿っ
て、本考案の一実施例の作用について以下に説明する。
乾燥ユニット41のホッパー43に供給されたプラ
スチック原料等の粉粒体を、乾燥ヒータ42で加熱し乾
燥する場合を例示すると、先ず、除湿ユニット44で水
分を減少されたエアを前記乾燥ヒータ42で加熱して、
所望含水率まで除湿された除湿エアがホッパー43内の
粉粒体を乾燥しホッパー43の排出口から粉粒体を排出
する。一方、ホッパー43内で粉粒体を除湿した後の有
機物を含有する排気ガス(つまり処理ガス)は、該ホッ
パー43上部に接続した循環管45により、フィルター
30を経てガス処理装置1に通される。
て、本考案の一実施例の作用について以下に説明する。
乾燥ユニット41のホッパー43に供給されたプラ
スチック原料等の粉粒体を、乾燥ヒータ42で加熱し乾
燥する場合を例示すると、先ず、除湿ユニット44で水
分を減少されたエアを前記乾燥ヒータ42で加熱して、
所望含水率まで除湿された除湿エアがホッパー43内の
粉粒体を乾燥しホッパー43の排出口から粉粒体を排出
する。一方、ホッパー43内で粉粒体を除湿した後の有
機物を含有する排気ガス(つまり処理ガス)は、該ホッ
パー43上部に接続した循環管45により、フィルター
30を経てガス処理装置1に通される。
【0039】 次に、ガス処理装置1に通された処理
ガスは、低温活性用触媒2で浄化できる温度域に達して
いないときには、処理ガス加熱用熱交換器10が周りか
ら受けた熱により該低温活性用触媒2を所望温度以上で
加熱し活性化して、処理ガス中の有機物等を浄化する。
例えば、有機物等の高分子化合物を低分子化合物とす
る。浄化後の高温となっている処理ガスは、排熱回収用
熱交換器3に通されて、ここでフィルター8を介して供
給された外気の一部と熱交換されながら、下流のフィル
ター9を経て冷却器46で冷却され前記除湿ユニット4
4を経て乾燥ユニット41に循環される。
ガスは、低温活性用触媒2で浄化できる温度域に達して
いないときには、処理ガス加熱用熱交換器10が周りか
ら受けた熱により該低温活性用触媒2を所望温度以上で
加熱し活性化して、処理ガス中の有機物等を浄化する。
例えば、有機物等の高分子化合物を低分子化合物とす
る。浄化後の高温となっている処理ガスは、排熱回収用
熱交換器3に通されて、ここでフィルター8を介して供
給された外気の一部と熱交換されながら、下流のフィル
ター9を経て冷却器46で冷却され前記除湿ユニット4
4を経て乾燥ユニット41に循環される。
【0040】 一方、前記排熱回収用熱交換器3の排
熱出口3bからの徘熱はヒータ5で所定温度まで再加熱
され第1排熱循環管7により前記低温活性用触媒2を加
熱する。その加熱後の熱は出口2dより第1排熱循環管
7の下流を通り空気源6を経て排熱回収用熱交換器3へ
通される。また、排熱回収用熱交換器3の排熱は、前記
第2排熱循環管11により処理ガス加熱用熱交換器10
にも通され、ここでも排熱の再利用を図るようにしてい
る。
熱出口3bからの徘熱はヒータ5で所定温度まで再加熱
され第1排熱循環管7により前記低温活性用触媒2を加
熱する。その加熱後の熱は出口2dより第1排熱循環管
7の下流を通り空気源6を経て排熱回収用熱交換器3へ
通される。また、排熱回収用熱交換器3の排熱は、前記
第2排熱循環管11により処理ガス加熱用熱交換器10
にも通され、ここでも排熱の再利用を図るようにしてい
る。
【0041】除湿ユニット44の吸着剤は、再生ライン
cから供給される再生用の加熱エネルギーにより再生さ
れるようになっている。
cから供給される再生用の加熱エネルギーにより再生さ
れるようになっている。
【0042】
【考案の効果】(1) 請求項1の考案によれば、処理
すべきガス中に含有している有機物等の不要なガスを浄
化する、耐熱性ペロブスカイトを含む低温活性用触媒
と、この低温活性用触媒の下流側に設けられ該低温活性
用触媒よりの排熱を回収する排熱回収用熱交換器とを備
え、前記低温活性用触媒と排熱回収用熱交換器とは処理
ガス導管で接続するとともに、排熱回収用熱交換器の排
熱出口とヒータと前記低温活性用触媒と空気源と同排熱
回収用熱交換器の排熱入口とを順次に第1徘熱循環管で
接続してあるから、従来のような吸着剤を用いることな
く、低温活性用触媒の作用により、従来より低温で処理
ガスを反応させて、ガス中の有機物等を高分子化合物か
ら低分子化合物に分解し、処理ガス中の有機物等を浄化
することができる。しかも、低温活性用触媒の作用と、
第1排熱循環管における空気源からの外気の導入とによ
り、処理すべきガス中の有機物質が低温で処理できると
ともに、当該有機物などに起因する火災等を心配する必
要がない。また、第1排熱循環管を設けているため、有
機物等の不要なガスを系外に排出させないため環境を汚
染することもない。
すべきガス中に含有している有機物等の不要なガスを浄
化する、耐熱性ペロブスカイトを含む低温活性用触媒
と、この低温活性用触媒の下流側に設けられ該低温活性
用触媒よりの排熱を回収する排熱回収用熱交換器とを備
え、前記低温活性用触媒と排熱回収用熱交換器とは処理
ガス導管で接続するとともに、排熱回収用熱交換器の排
熱出口とヒータと前記低温活性用触媒と空気源と同排熱
回収用熱交換器の排熱入口とを順次に第1徘熱循環管で
接続してあるから、従来のような吸着剤を用いることな
く、低温活性用触媒の作用により、従来より低温で処理
ガスを反応させて、ガス中の有機物等を高分子化合物か
ら低分子化合物に分解し、処理ガス中の有機物等を浄化
することができる。しかも、低温活性用触媒の作用と、
第1排熱循環管における空気源からの外気の導入とによ
り、処理すべきガス中の有機物質が低温で処理できると
ともに、当該有機物などに起因する火災等を心配する必
要がない。また、第1排熱循環管を設けているため、有
機物等の不要なガスを系外に排出させないため環境を汚
染することもない。
【0043】(2) 請求項2の考案によれば、上記低
温活性用触媒と排熱回収用熱交換器のほかに、低温活性
用触媒の上流側には処理ガス加熱用熱交換器を設けると
ともに、上記第1排熱循環管のほかに、前述した如き第
2排熱循環管を設けているから、上記(1)と同様の効
果があるとともに、処理ガス加熱用熱交換器で処理ガス
を適温で加熱することができる。
温活性用触媒と排熱回収用熱交換器のほかに、低温活性
用触媒の上流側には処理ガス加熱用熱交換器を設けると
ともに、上記第1排熱循環管のほかに、前述した如き第
2排熱循環管を設けているから、上記(1)と同様の効
果があるとともに、処理ガス加熱用熱交換器で処理ガス
を適温で加熱することができる。
【0044】(3) 請求項1、2及び8記載のよう
に、第1排熱循環管および/または第2排熱循環管、ヒ
ータ、空気源を備えたことにより、排熱回収用熱交換器
からの排熱を再利用することができ、熱エネルギーの大
幅な節減ができる。
に、第1排熱循環管および/または第2排熱循環管、ヒ
ータ、空気源を備えたことにより、排熱回収用熱交換器
からの排熱を再利用することができ、熱エネルギーの大
幅な節減ができる。
【0045】(4) 請求項3、4、5、6、7、9、
10、11のように構成したガス処理システムによれ
ば、乾燥工程等の処理ガスの処理中において、該有機物
等が系外に排出されて環境汚染の原因となることもな
い。
10、11のように構成したガス処理システムによれ
ば、乾燥工程等の処理ガスの処理中において、該有機物
等が系外に排出されて環境汚染の原因となることもな
い。
【図1】本考案のガス処理装置の第1実施例のフロー図
である。
である。
【図2】本考案のガス処理装置の第2実施例のフロー図
である。
である。
【図3】低温活性用触媒の直交流型の概略斜視図であ
る。
る。
【図4】低温活性用触媒の他の概略斜視図である。
【図5】処理ガス加熱用熱交換器の一部を断面で示した
正面図である。
正面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】図5の右側面図である。
【図8】図5の底面図である。
【図9】ユニット化されたガス処理装置の一例の正面図
である。
である。
【図10】図9の平面図である。
【図11】図9の右側面図である。
【図12】第1のガス処理システムのフロー図である。
【図13】第2のガス処理システムのフロー図である。
1 ガス処理装置 2 低温活性用触媒 3 排熱回収用熱交換器 4 処理ガス導管 5 ヒータ 6 空気源 7 第1排熱循環管 10 処理ガス加熱用熱交換器 11 第2排熱循環管 12 処理ガス通路 14 発熱体 15 フィン 16 ヒータ本体 26 熱交換器 27 ヒータ 40 第1ガス処理システム 41 乾燥ユニット 42 乾燥ヒータ 43 ホッパー 44 除湿ユニット 45、45a 循環管 46 冷却器 47 空気源 48、49 配管 50 配管 51 再生フィルター 53 再生用熱交換器 54 再生ヒータ 60 第2ガス処理システム 61 再生ライン管 a 循環回路 b 循環回路 c 再生ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01D 53/86
Claims (11)
- 【請求項1】 処理すべきガス中に含有している有機物
等の不要なガスを浄化する、耐熱性ペロブスカイトを含
む低温活性用触媒と、この低温活性用触媒の下流側に設
けられ該低温活性用触媒よりの排熱を回収する排熱回収
用熱交換器とを備えたガス処理装置において、 前記低温活性用触媒と排熱回収用熱交換器とは処理ガス
導管で接続するとともに、排熱回収用熱交換器の排熱出
口とヒータと前記低温活性用触媒と空気源と同排熱回収
用熱交換器の排熱入口とを順次に第1排熱循環管で接続
してあることを特徴とするガス処理装置。 - 【請求項2】 処理すべきガス中に含有している有機物
等の不要なガスを浄化する、耐熱性ペロブスカイトを含
む低温活性用触媒と、この低温活性用触媒の下流側に設
けられ該低温活性用触媒よりの排熱を回収する排熱回収
用熱交換器と、低温活性用触媒の上流側に設けた処理ガ
ス加熱用熱交換器とを備えたガス処理装置において、 前記処理ガス加熱用熱交換器と低温活性用触媒と排熱回
収用熱交換器とは、処理ガス導管で接続するとともに、
排熱回収用熱交換器の排熱出口とヒータと前記低温活性
用触媒と空気源と同排熱回収用熱交換器の排熱入口とを
順次に第1排熱循環管で接続し、さらに処理ガス加熱用
熱交換器の排熱入口と排熱出口とには前記第1排熱循環
管の一部を共用する第2排熱循環管で接続してなること
を特徴とするガス処理装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載されたガス処理装置を乾
燥ユニットの後部と除湿ユニットの前部との間に設け、
このガス処理装置と乾燥ユニットと除湿ユニットとは循
環管で接続して排気ガスの循環回路を形成してなるガス
処理装置を用いたガス処理システム。 - 【請求項4】 請求項2に記載されたガス処理装置を乾
燥ユニットの後部と除湿ユニットの前部との間に設け、
このガス処理装置と乾燥ユニットと除湿ユニットとは循
環管で接続して排気ガスの循環回路を形成してなるガス
処理装置を用いたガス処理システム。 - 【請求項5】 排熱回収用熱交換器の下流には、少なく
とも、フィルター、冷却器、空気源、除湿ユニット及び
乾燥ユニットを順次接続するとともに、前記除湿ユニッ
トには再生ラインを接続してある請求項4記載のガス処
理装置を用いたガス処理システッム。 - 【請求項6】 請求項2に記載されたガス処理装置を除
湿ユニットの下流側に設け、このガス処理装置と除湿ユ
ニットとは循環管で接続して排気ガスの循環回路を形成
してなるガス処理装置を用いたガス処理システム。 - 【請求項7】 排熱回収用熱交換器の下流には、少なく
とも、フィルター、冷却器、空気源、除湿ユニットを順
次接続するとともに、前記除湿ユニットには再生ライン
を接続してある請求項6記載のガス処理装置を用いたガ
ス処理システム。 - 【請求項8】 処理すべきガス中に含有している有機物
等の不要なガスを浄化する、耐熱性ペロブスカイトを含
む低温活性用触媒と、この低温活性用触媒の下流側に設
けられ該低温活性用触媒よりの排熱を回収する排熱回収
用熱交換器と、低温活性用触媒の上流側に設けた処理ガ
ス加熱用熱交換器とを備えたガス処理装置において、 前記処理ガス加熱用熱交換器と低温活性用触媒と排熱回
収用熱交換器とは、処理ガス導管で接続するとともに、
外気を取り入れる空気源と熱交換器とヒータと低温活性
用触媒とを順次に第1排熱循環管で接続し、さらに処理
ガス加熱用熱交換器の排熱入口と排熱出口とには前記第
1排熱循環管の一部を共用する第2排熱循環管で接続し
てなることを特徴とするガス処理装置。 - 【請求項9】 請求項8に記載されたガス処理装置を乾
燥ユニットの後部と除湿ユニットの前部との間に設け、
このガス処理装置と乾燥ユニットと除湿ユニットとは循
環管で接続して排気ガスの循環回路を形成してなるガス
処理装置を用いたガス処理システム。 - 【請求項10】 排熱回収用熱交換器の下流には、少な
くとも、フィルター、冷却器、空気源、除湿ユニット及
び乾燥ユニットを順次接続するとともに、前記除湿ユニ
ットには再生ラインが接続してある請求項9記載のガス
処理装置を用いたガス処理システム。 - 【請求項11】 排熱回収用熱交換器は外気を取り入れ
るとともに出口は再生ライン管の一端と接続し、この再
生ライン管には再生用空気源、排熱回収用熱交換器、再
生ヒータ、前記除湿ユニット及び熱交換器を順次に接続
してなる請求項10記載のガス処理装置を用いたガス処
理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991102263U JP2594982Y2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | ガス処理装置とそれを用いたガス処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991102263U JP2594982Y2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | ガス処理装置とそれを用いたガス処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533829U JPH0533829U (ja) | 1993-05-07 |
JP2594982Y2 true JP2594982Y2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=14322713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991102263U Expired - Lifetime JP2594982Y2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | ガス処理装置とそれを用いたガス処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2594982Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CA3214257A1 (en) * | 2021-03-19 | 2022-09-22 | Pegaso Industries S.P.A. | A drying process for granular polymer material and a drying plant operating according to this process |
IT202200016998A1 (it) * | 2022-08-08 | 2024-02-08 | Pegaso Ind S P A | Impianto di essiccamento di materiale granulare polimerico e relativo processo di essiccamento |
WO2024033800A1 (en) * | 2022-08-08 | 2024-02-15 | Pegaso Industries S.P.A. | Drying plant for drying granular polymeric material and relevant drying process |
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JPS5594628A (en) * | 1979-01-09 | 1980-07-18 | Nippon Soken Inc | Air purifier |
-
1991
- 1991-10-08 JP JP1991102263U patent/JP2594982Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0533829U (ja) | 1993-05-07 |
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