JP2594884B2 - 毛髪の漂白に使える、粒状形の漂白組成物及びその製造方法 - Google Patents

毛髪の漂白に使える、粒状形の漂白組成物及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に毛髪の漂白に使え
る、過酸化誘導体を基体とする粒状の形の漂白組成物及
びその組成物の製造方法に関する。
【0002】毛髪に適用する時に、過酸化誘導体に基づ
く漂白組成物を水あるいは、更によいのは、過酸化水素
と混合することによつて得られるペーストにより毛髪を
漂白することが知られている。その漂白組成物は周知の
ように、過酸化誘導体、一般的には、ナトリウム、カリ
ウムまたはアンモニアの過硫酸塩または過硼酸塩、およ
びある時は、例えばバリウムまたはストロンチウムの過
カルボン酸塩または過酸化物より成る。これらの組成物
はまた周知のように、強アルカリ性薬剤、例えばアルカ
リ金属またはアルカリ土金属のメタ珪酸塩、リン酸塩ま
たは炭酸塩を含有する。それらはまた他の添加物;過酸
化水素との混合中の、酸素放出制御のための薬剤例えば
炭酸マグネシウムまたはマグネシア;界面活性剤例えば
脂肪アルコール硫酸エステルとアルキル硫酸塩とアルキ
ルベンゼンスルホン酸塩;増粘剤例えばセルロース誘導
体例えばカルボキシメチルセルロース、澱粉とその誘導
体、グアガム、キサンタンガムおよびアルギナード;青
色または紫色着色剤および香料を含有する。そのような
漂白組成物は例えばC.Zviakの“The Sci
ence of hair care”Marcel
Dekker Inc.1986,225〜226頁に
記載されている。
【0003】漂白組成物はしばしば、過酸化水素中への
容易で速やかな溶解を可能にさせる小さい粒径の粉末の
形で用いられる。しかしこの粉末組成物は幾つかの不利
な点を持っている。第1に、その粉末組成物は違った見
掛けの密度をもつ粉末から成っていて、その取扱いと貯
蔵との間に、成分の分離が起り、より重い成分は組成物
の含有されている容器の下の部分に集まり、より軽いも
のは上の部分に集まる。その結果、過酸化水素と組成物
とを混合するために組成物を取り出す間に、容器の上方
にある体積部分(volume)と下方にある体積部分
とでは組成が異なってくる。従って、漂白力も異なって
くる。第2に、粉末の形の組成物は取扱いの間に、ほこ
りを出し、そのほこりは過酸化誘導体を含有していて、
その結果肺に対し強く刺激する。
【0004】この問題を解決するために漂白組成物を粒
状の形にすることが既に提案された。
【0005】国際特許公開92/03120によれば、
過硫酸塩を造粒し、それと、組成物のいろいろな他の成
分の場合によつては造粒された粒子とを混合することが
提案された。過硫酸塩の造粒は、場合によつては界面活
性剤または水溶性の増粘剤を含有する水性の過硫酸塩溶
液を噴霧し、乾燥するかあるいは界面活性剤または増粘
剤の溶液を固体過硫酸塩の移動床に噴霧するかの何れか
によつて行ってもよい。推定されるように、若しこの方
法で刺激する過硫酸塩のほこりの形成が避け得たとして
も、漂白組成物の種々な成分の粒子の分離の問題は解決
できない。
【0006】フランス特許公開2,044,324にお
いては、結合剤、即ち水性、水−アルコール性またはア
ルコール性媒質中に溶解したポリビニルピロリドンまた
はグルコースの助けにより、粉末漂白組成物の成分を、
一まとめに造粒することが提案された。それによつて漂
白組成物の種々な成分の分離の問題は、その種々な成分
が同じ粒子中に存在している故に解決される。しかし、
結合剤としてポリビニルピロリドン単独の使用は繰返し
の摩擦で、大気中に運ばれることが可能な微細なほこり
を形成する、固いがもろい粒子を与えることが観察され
た。更にその上、1〜6mmの大きい粒径の粒子が得ら
れ、それは溶解時間を増し、過酸化水素との混合で長時
間粒子が残っているペーストと適用の不快さとを与え
る。更に、毛髪の適用において、このペーストは不均一
で再現性のない漂白を与える危険にさらされる。
【0007】本発明によれば、単一の結合剤の代りに、
第1の結合剤がビニルピロリドンのホモポリマーおよび
/または共重合体あるいはポリビニルアルコールであ
り、第2の結合剤がポリアルキレングリコールである2
つの結合剤を用いることにより、種々な成分の分離の問
題が解決されるのみならず摩擦により実際上ほこりを形
成せず、粒径が65〜800μmの場合、過酸化水素に
容易に溶解して、毛髪に適用し易い均一なクリーム状ペ
ーストを与える粒子が得られることが見出された。その
上、粒径800μm以上をもつ粒子はどんな刺激性のほ
こりもを形成することなく摩砕することが可能であるこ
とは注目すべきである。
【0008】その結果、本発明の主題は、粒子が造粒剤
を用いる、種々な粉末成分の混合物を造粒により得ら
れ、その造粒剤は2つの結合剤即ちポリビニルアルコー
ルと、ビニルピロリドンのホモポリマーおよびは共重合
体と、それらの混合物とよりなる群から選択する第1の
結合剤とアルキレン基がC2 からC4 であり、分子量が
200〜30,000であるポリアルキレングリコール
とその混合物とよりなる群から選択する第2の結合剤と
を包含し、顆粒が粒径65〜800μmを持つ、毛髪の
漂白に用いてもよい粒状漂白組成物である。
【0009】本発明に従うと、第1の結合剤は、従っ
て、フランス特許公開2,044,324に用いられて
いるビニルピロリドンホモポリマーのみならずビニルピ
ロリドン共重合体とポリビニルアルコールとであつても
よい。
【0010】第2の結合剤はアルキレン基がC2 −C4
であつて、分子量200〜30,000であるどんなポ
リアルキレングリコール(またはポリアルキレングリコ
ール混合物)であつてもよい。分子量2000〜800
0を持つポリアルキレングリコールまたは分子量200
〜4000、より特別には200〜600を持つポリエ
チレングリコールが用いて有利である。
【0011】第1及び第2の結合剤の総括的含有量は組
成物の全重量に対し、好ましくは25wt%を超えな
い。各結合剤の濃度は組成物の全重量に対して有利には
2〜20wt%である。この濃度は好ましくは、第1の
結合剤については、特にそれがポリビニルアルコールま
たはビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体の場合2〜
8wt%であり、第2の結合剤については特にそれがポ
リプロピレングリコールの場合4〜15%である。
【0012】本発明に従うと、造粒された組成物は65
〜800μmの粒径を持っていなければならない。事
実、粒径が800μmより大きい場合、顆粒は過酸化水
素中に溶解するのに困難になり始め、溶解を完全にする
ことができない。得られるペーストはざらざらで均一で
ない。組成物が65μm以下の粒径をもつ場合刺激性の
ほこりが、造粒された形の漂白組成物の取扱い中に形成
される。
【0013】本発明に従うと、過酸化水素中への容易な
溶解は、セルロース誘導体層からの少くとも1つの潤滑
剤、好ましくはカルボキシメチルセルロースまたはヒド
ロキシプロピルメチルセルロースと/またはステアリン
酸アルカリ金属塩またはアルカリ土金属塩あるいはポリ
オールステアレートの層からの少くとも1つの潤滑剤を
含有する造粒された組成物について達成されることが発
見された。ポリオールステアレートは好ましくはグリコ
ールステアレート及びグリセロールステアレートから選
択される。ステアリン酸カリウムとグリセロールステア
レートとの混合物が好ましく用いられる。事実、潤滑剤
の存在では、顆粒はより硬くなくそしてよりもろくな
い。潤滑剤として存在するセルロース誘導体の量は有利
には、組成物の全重量に対して1〜10wt%、好まし
くは2〜6wt%である。存在するステアレートの量は
組成物の全重量に対して0.1〜5wt%、好ましくは
0.2〜1wt%である。潤滑剤の総括的量は有利には
組成物の全重量に対して1〜10wt%である。
【0014】漂白組成物の種々な成分を含有する粉末混
合物の造粒はビニルピロリドンホモポリマーまたは共重
合体あるいはポリビニルアルコール(あるいはそれらの
混合物)よりなる第1の結合剤とポリアルキレングリコ
ール(あるいはポリアルキレングリコールの混合物)よ
りなる第2の結合剤とを同時に1つの溶剤中に溶解し、
その得られた溶液を、有利には予め均一化されている粉
末混合物の移動床の上に噴霧し、つづいてその溶剤を除
去することにより行う。
【0015】しかし、第1の結合剤を粉末混合物中に導
入し、好ましくはその混合物を均一化し、溶剤中に溶解
している第2の結合剤を、得られた混合物の移動床に噴
霧し、そしてその溶剤を除去する他の様式の造粒が好ま
しい。この方法はより一層均一な粒径の顆粒を得ること
を可能にし、特に、粒径65μm以下の微細粒子の形成
を回避する。粒径800μm以上の顆粒の量は少く、そ
の顆粒は事実上微細粒子を生成することなく再摩擦でき
る。粒径を所望の値に調節するため、造粒時間を変えて
もよい。
【0016】溶剤はそれに溶解させる結合剤と相溶性の
あるどんな溶剤であつてもよい。それにも拘らず、水の
存在は過酸化誘導体の分解を起すかもしれず、そして漂
白組成物がアンモニウム化合物(例えば過硫酸アンモニ
ウム)を含有している場合はアンモニアの放出となるか
もしれない故に、水性媒質(例えば水または水−アルコ
ール性媒質)の使用は避ける。溶剤は好ましくはC1 −
C4 アルカノール、塩化メチレン、塩化エチレンまたは
これらの化合物の混合物である。
【0017】潤滑剤を使用する場合、それは粉末混合物
中に導入される。
【0018】結合剤溶液を噴霧する、粉末混合物の移動
床は造粒に関して既知のどんな移動床であつてもよい。
それは撹拌機、特にブレードまたはビーターを用いてタ
ンク中で得られる床、回転ドラム中で得られる床または
上昇するガスの流れで得られる床例えば流動床であつて
もよい。
【0019】粉末混合物は好ましくは結合剤溶液噴霧の
前に均一化する。この均一化は噴霧の前に補助混合機中
または移動床中で行ってもよい。例えば、造粒をタンク
中で行う場合、混合物の全ての粉末成分をタンク中に入
れ、その混合物を、結合剤溶液を噴霧する前に、タンク
中で撹拌することにより均一化し、その撹拌は造粒する
混合物を造粒する間中移動床の形に保持するため、適当
な場合は条件を変更した後でも続ける。造粒を流動床で
行う場合、造粒する粉末混合物の流動床造粒機導入前、
それを補助タンク中で撹拌することにより均一化しても
よい。
【0020】造粒は不連続様式または連続様式で行って
もよい。
【0021】造粒後、適当な場合は、一方では、再循環
することが可能である65μm以下の寸法の微細粒と、
他方では刺激性のほこりを形成することなく摩砕される
800μm以上の寸法の粒子とへの分離を行う。摩砕と
分級との後、得られる生成物は粒に従って粉末混合物中
または仕上り生成物中の何れかに導入される。
【0022】説明のためで、どう言うものでも限定を意
味していない以下の実施例は発明のよりよい理解を可能
にするであろう。
【0023】I−粒子化物の製造
【実施例1〜7】回転ナイフと噴霧ノズルとを備えてい
るふたが設備され、そしてタンクの底にある3枚の撹拌
機とジャケットと真空ポンプとタンクを±90度に傾け
るためのシステムとが設備されている50lタンクを含
む。イタリアの会社“ZANCHETTA & C”に
より市販されている“ROTO 50P”造粒機を用い
る。
【0024】“KURARAYS”社により“POWA
L 224”の名称の下に販売されている第1の結合剤
ポリビニルアルコール(PVA)または“BASF”社
により名称“LUVISKOL VA 64 POUD
RE”の下に販売されているビニルピロリドンと酢酸ビ
ニルとの共重合体(PVP/VA)の第1の結合剤を含
有し、表1の初めの13行中に与えられている組成(w
t%で)を持つ粉末混合物15kgをタンク中に入れ
る。その混合物を200回/分で回転する3枚羽根撹拌
機と1000回/分でまわるナイフとで5分間均一化す
る。ナイフを停止し、撹拌は回転速度を160回/分に
した後その3枚羽根撹拌機で続ける。
【0025】その間に、ジクロロメタン中の、分子量4
00のポリエチレングリコール(PEG400)と/ま
たは分子量2000のポリプロピレングリコール(PP
G2000)との溶液である第2の結合剤を調製する。
この溶液は第2の結合剤とジクロロメタンとを、ジクロ
ロメタン1lに対し第2の結合剤1.5kgの量で混合
することにより得る。
【0026】前記のようにナイフを停止して直に、第2
の結合剤の溶液を造粒機中に入っている粉末床上に、表
1の第14〜15行に重量%で示してあるような所望量
の第2の結合剤が造粒機中に導入されるのに充分な量で
噴霧する。
【0027】噴霧が終了したらばブレードの回転速度を
200回/分にし、造粒の終結に相応する撹拌機モータ
ーの動力サージが得られるまでナイフを1200回/分
で回転させる。
【0028】真空ポンプにスイッチを入れ、造粒機を9
0度傾け(タンクの軸はほぼ水平になる)、顆粒床の中
で40℃を超えない温度が得られ、そして溶剤を除去す
るために、ジャケットを加熱する。
【0029】
【実施例8】実施例1〜7におけると同じ“ROTO
50P”造粒機を使用する。
【0030】表1の初めの13行に与えられている組成
(wt%で)を持つ粉末混合物15kgをタンク中に入
れる。その混合物を200回/分で回転する3枚羽根撹
拌機と1000回/分でまわるナイフによつて5分間均
一化する。ナイフを停止し、撹拌は3枚羽根撹拌機の回
転速度を160回/分にした後その3枚羽根撹拌機で続
ける。その間に、ジクロロメタン中の2つの結合剤、分
子量400のポリエチレングリコール(PEG400)
と、“BASF”社により名称“LUVISKOL V
A 64 POUDRE”の下に販売されているビニル
ピロリドンと酢酸ビニルとの共重合体との溶液を調製す
る。
【0031】ナイフを停止して直に、2つの結合剤の溶
液を造粒機中にある粉末床上に、表1の第14〜15行
に%で示されている所望量の結合剤が造粒機中に導入さ
れるのに充分な量で噴霧する。
【0032】実施例1〜7中に示したように工程が終
る。
【0033】II−実施例1〜8に従って得られた顆粒
についての試験 次の試験を行った。 a)イタリアの会社“ZANCHETTA & C”に
より名称“FC”の下に市販されている寸法測定器中で
の粒径の測定。 b)粒子の溶解試験:造粒された漂白粉末10gを採取
し、非金属鉢中に入れる。へらを用い、30容量(30
−volume)の過酸化水素10gを用いてペースト
にする。全溶解時間は得られるペーストの肉眼による観
察により決め、その最長時間は30分である。 c)“揮発度”の測定 種々な試料からの造粒された粉末10gをガラスポット
中に秤量する。同じように撹拌を行い(低速から高速そ
してその逆に3回の完全なサイクル)、残るほこりの雲
状物を、その雲状物の密度とその持続性と懸濁物中の粒
子の寸法とを考慮に入れ視覚により評価する。揮発度尺
度は0から5の範囲で定義する。評点0は揮発しない粉
末に相応し、5は非常に揮発性の粉末に相応する。
【0034】種々なこれらの試験の結果は以下の表1の
最後の3行に与えられている。
【表1】
【0035】
【実施例9と10】単独の結合剤即ち“BASF”社に
より名称“LUVISKOL K30”の下に販売され
ているポリビニルピロリドンポリマー(PVP)または
分子量400のポリエチレングリコール(PEG40
0)のみを用い、造粒されている粉末について、実施例
1〜7で記載の方法により比較試験を行った。得られた
顆粒について実施例1〜8におけると同じ試験を行っ
た。粒状組成物の処方(wt%で)と試験の結果を表2
に与えてある。
【0036】
【表2】
【0037】これらの試験は、単一の結合剤を用いる場
合、顆粒の溶解時間は長くなり、顆粒の粒径は大きすぎ
るか分散されすぎ、ほこりの形成が比較的高い。

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 造粒剤を使って種々の粉末成分の混合物
    を粒状化することにより得られた、毛髪の漂白に使用す
    る、粒状化漂白組成物であつて、造粒剤として2つの結
    合剤、即ちポリビニルアルコール、ビニルピロリドンの
    ホモポリマー及びコポリマー及びそれらの混合物から成
    る群から選んだ第1の結合剤と、アルキレン基がC
    らCであり、分子量が200〜30,000であるポ
    リアルキレングリコール及びその混合物から成る群から
    選んだ第2の結合剤とを包含し、粒状体の粒径が65〜
    800μmであることを特徴とする、粒状化漂白組成
    物。
  2. 【請求項2】 第1の結合剤がポリビニルアルコールで
    ある、請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 第2の結合剤が分子量200〜8000
    をもつポリプロピレングリコールである、請求項1又は
    2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 第2の結合剤が分子量200〜400
    0、好ましくは200〜600をもつポリエチレングリ
    コールである、請求項1又は2に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 各結合剤の濃度が2〜20%である、請
    求項1〜4のいずれかに記載の組成物。
  6. 【請求項6】 第1の結合剤が濃度2〜8%で存在す
    る、請求項1〜5のいずれかに記載の組成物。
  7. 【請求項7】 セルロース誘導体及びステアレートから
    なる群から選んだ少くとも1種の潤滑剤を含有する、請
    求項1〜6のいずれかに記載の組成物。
  8. 【請求項8】 潤滑剤が、カルボキシメチルセルロース
    及びヒドロキシプロピルメチルセルロースからなる群か
    ら選んだ少くとも1種のセルロース誘導体を含有する、
    請求項7に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 潤滑剤として存在するセルロース誘導体
    の量が組成物の全重量に対し1〜10重量%である、請
    求項7又は8に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 潤滑剤をステアリン酸アルカリ金属
    塩、ステアリン酸アルカリ土類金属塩及びポリオールス
    テアレートからなる群から選んだ、請求項7に記載の組
    成物。
  11. 【請求項11】 潤滑剤として存在するステアレートの
    量が組成物の全重量に対し0.1〜5重量%である、請
    求項7又は10に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 第1の結合剤を粒状化する混合物の種
    々の粉末成分に添加し、その混合物を均質化し、溶剤に
    溶解した第2の結合剤を、予め得ている混合物の移動床
    に噴霧し、そしてその溶剤を除去する、請求項1〜11
    のいずれかに記載の組成物の製造方法。
  13. 【請求項13】 第2の結合剤の溶剤をC1 −C4 アル
    カノール、塩化メチレン、二塩化エチレン及びそれらの
    混合物からなる群から選んだ、請求項12に記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 潤滑剤を粒状化する混合物の粉末成分
    に添加する、請求項7に記載の組成物の製造のための、
    請求項12又は13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 粒状化する混合物のための移動床を撹
    拌機付きのタンク中または回転ドラム中で得る、請求項
    12〜14のいずれかに記載の方法。
  16. 【請求項16】 粒状化する混合物のための移動床を上
    昇ガス流中の流動化によつて形成する、請求項12〜1
    4のいずれかに記載の方法。
  17. 【請求項17】 溶剤を熱的におよび/または減圧の下
    に除去する、請求項12〜16のいずれかに記載の方
    法。
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