JP2594399B2 - フライホイール組立体 - Google Patents

フライホイール組立体

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JP2594399B2 JP4029319A JP2931992A JP2594399B2 JP 2594399 B2 JP2594399 B2 JP 2594399B2 JP 4029319 A JP4029319 A JP 4029319A JP 2931992 A JP2931992 A JP 2931992A JP 2594399 B2 JP2594399 B2 JP 2594399B2
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  • Support Of The Bearing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸受、特に、内輪及び
外輪(第1及び第2レース)を有する軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば自動車エンジンに用いられるフ
ライホイールとして、2つのフライホイールから構成さ
れるとともに、各フライホイール環に液体粘性ダンパー
機構を備えた分割型フライホイール(フライホイール組
立体)が実用に供されている。このフライホイール組立
体は、エンジン側クランクシャフトに連結される第1フ
ライホイールと、クラッチが連結される第2フライホイ
ールとを有している。第1フライホイールのボス部には
軸受が圧入されており、この軸受を介して第2フライホ
イールが第1フライホイールに回転自在に支持されてい
る。
【0003】前記軸受の両側方において第2フライホイ
ールには、液体粘性ダンパー機構からのグリースがクラ
ッチ側に漏れ出るのを防止するために、またクラッチか
らの熱が軸受に伝達されるのを抑えるためにシールプレ
ートが装着されている。シールプレートは皿ばねによっ
て軸受側に付勢されている。この皿ばねにより、シール
プレートが軸受に圧接してグリース漏れが防止される。
【0004】このような分割型フライホイールでは、第
1フライホイールに伝達されたトルクは、液体粘性ダン
パー機構を介して第2フライホイールに伝達され、第2
フライホイールからクラッチを介して出力側トランスミ
ッションに伝達される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のフライホイ
ール組立体に使用される軸受では、軸受のシール性の維
持のために、軸受とは別個にシールプレートや皿ばねを
装着しなければならない。このため、装置内への組付け
が面倒である。また、一般にシールプレートを用いた軸
受では、シールプレートの摩擦抵抗を小さくするため、
皿ばねの付勢力は小さく設定されしかもシールプレート
の材料には低摩擦係数部材が用いられている。すなわ
ち、皿ばねの付勢力はシールプレ ートのシール機能を維
持するための最低限に設定されている。一方フライホイ
ール組立体では、通常の軸受が取り付けられる軸支持構
造とは異なり、第1フライホイールと第2フライホイー
ルはともに回転する部材であり、軸受は相対回転可能な
第1フライホイールと第2フライホイールとの間に配置
されている。振動により第1フライホイールと第2フラ
イホイールの両方が変位する可能性があり、その場合に
は軸受に大きな荷重が作用する。すなわち、一般の軸受
をそのままフライホイール組立体に用いると、第2フラ
イホイールの面振れを抑制できず、さらに軸受の寿命が
短くなる。
【0006】本発明の目的は、軸受の装置内への組付け
を容易に行えるようにすることにある。本発明の他の目
的は、フライホイール組立体において軸受での制振効果
を高めることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のフライ
ホイール組立体は、入力側フライホイールと出力側フラ
イホイールと弾性連結機構と軸受とを備えている。入力
側フライホイールは、エンジンのクランクシャフトに固
定される。出力側フライホイールは、入力側フライホイ
ールと相対回転可能に配置されている。弾性連結機構
は、入力側フライホイールと出力側フライホイールとを
所定角度まで相対回転可能に連結する。軸受は、入力側
フライホイールに固定された第1レースと、出力側フラ
イホイールに固定された第2レースと、第1レースと前
記第2レースとの間に配置された転動体と、第1レース
と第2レースの側方を覆うように配置された環状シール
部と、環状シール部を介して第1レースと第2レースを
軸方向に付勢して両者のがたつきを制限するための環状
弾性部とを有する。
【0008】請求項2に記載のフライホイール組立体で
は、第1レースと前記第2レースの一方において他方に
対向する面には環状の溝が形成されており、環状弾性部
の一方の端部は前記溝に挿入されている。 請求項3に記
載のフライホイール組立体では、環状シール部は環状弾
性部の第1側面に密接しており、環状シール部は第1レ
ースと第2レースの一方側の端部で折り曲げられ環状弾
性部の第2側面に回り込む折り曲げ部を有している。折
り曲げ部は溝内に挿入されており、環状弾性部は折り曲
げ部の第2側面に回りこんだ部分を溝に付勢する。
【0009】
【作用】請求項1に記載のフライホイール組立体では、
入力側フライホイールが回転すると弾性連結機構を介し
て出力側フライホイールにトルクが伝達される。エンジ
ンのトルク変動がフライホイール組立体に伝達される
と、入力側フライホイールと出力側フライホイールとが
相対回転する。以上の動作において出力側フライホイー
ルは軸受を介して入力側フライホイールに支持されてい
る。
【0010】軸受において、環状弾性部は環状シール部
を第1レースと第2レースに付勢することでシール機能
を確実にしている。また、環状弾性部は環状シール部を
介して第1レースと第2レースを軸方向に付勢して両者
のがたつきを制限している。特に、フライホイール組立
体では、振動により入力側フライホイールと出力側フラ
イホイールとの両方が変位する可能性があり、その場合
には軸受に大きな荷重が作用する。しかし、本願発明で
は環状弾性部が振動を吸収する。この結果、第2フライ
ホイールの面振れが防止され、また軸受の寿命が延び
る。
【0011】このフライホイール組立体では、軸受自体
がシール性を有し、また軸受自体によって軸方向のがた
つきが低減されている。このため、軸受とは別個にシー
ル用及びがたつき防止用の部材を設ける必要がなく、装
置内への組付けを容易に行える。請求項2に記載のフラ
イホイール組立体では、環状弾性部の一方の端部は溝部
内に挿入されて第1及び第2レースの一方を付勢してい
るため、より確実に軸受の第1レースと第2レースが保
持される。
【0012】請求項3に記載のフライホイール組立体で
は、環状弾性部が折り曲げ部の第2側面に回りこんだ部
分を溝に付勢しているため、より確実に軸受の第1レー
スと第2レースが保持される。また、環状シール部が溝
部に付勢されているため、シール機能が向上している。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例が適用されたフライ
ホイール組立体を示している。このフライホイール組立
体は、第1フライホイール1と、第1フライホイール1
に軸受2を介して回転自在に支持された第2フライホイ
ール3と、第1フライホイール1と第2フライホイール
3との間に配置されたダンパーユニット4とを有してい
る。第1フライホイール1はエンジンのクランク軸の軸
端に固定されるようになっており、また第2フライホイ
ール3にはクラッチ5が装着されるようになっている。
【0014】第1フライホイール1は、概ね円盤状の部
材であり、中心部に配置されエンジンのクランク軸にボ
ルト14bにより固定されるボス部1aと、ボス部1a
に連続して形成され半径方向外方に延びる側壁部1b
と、側壁部1bの外周側に連続して形成されたフライホ
イール部1cとから構成されている。ボス部1aは第2
フライホイール3側に突出しており、この突出部の外周
に軸受2を介して第2フライホイール3が回転自在に支
持されている。
【0015】第2フライホイール3は、概ね円盤状の部
材であり、中心部に配置されたボス部3aと、これに連
続して形成され半径方向外方に延びる出力部3bと、出
力部3bの外周側に連続して形成されたクラッチ取付部
3cとから構成されている。ボス部3aは第1フライホ
イール1側に突出しており、この突出部の内周に軸受2
が装着される。出力部3bのクラッチ側端面は、クラッ
チ5を構成するクラッチディスク7の摩擦部材が圧接す
る摩擦面3dとなっている。この摩擦面3dは、ボス部
3aの同じ側の端面より突出しており、この突出部の内
周端に凹状の受け部52が円周上に形成されている。こ
の受け部52は、運転中に遠心力の作用により第2フラ
イホイール3のクラッチディスク7側端面を半径方向外
方に移動する油分を受けるためのものである。
【0016】クラッチ取付部3cの端面には、クラッチ
5を構成するクラッチカバー組立体10が装着される。
クラッチカバー組立体10は、カバー11、プレッシャ
プレート12及びダイヤフラムスプリング13等から構
成されている。軸受2は、図2に示すように、ボス部1
a外周に嵌入される内輪6と、ボス部3a内周に嵌入さ
れる外輪8と、内輪6及び外輪8間に配置された複数個
のボール9と、ボール9の両側方において内輪6及び外
輪8間に装着された概ね円盤状のシール部材15及びコ
ーンスプリング16とから構成されている。
【0017】内輪6は、ロックプレート14a及びボル
ト14b(図1)によってボス部1aに固定される。ま
た、内輪6の両端面外周には、溝部6aがそれぞれ形成
されている。外輪8の各端面寄りの内周面には、それぞ
れ溝部8aが形成されている。また、外輪8のクラッチ
5(図1)側端面には面取部8bが、側壁部1b側端面
には面取部8bよりも大きな面取部8cがそれぞれ形成
されている。これらの面取部8b及び8cにより、シー
ル部材15及びコーンスプリング16の組付けが容易に
行われ得るようになっている。また、運転中にダンパー
ユニット4(図1)から漏れ出て軸受2側に移動した液
体は面取部8cによって容易にダンパーユニット4側に
戻され得るようになっている。
【0018】シール部材15はたとえば樹脂製であり、
図3に示すように、鍵状に折り曲げられた折曲げ部15
aを外周部に有している。シール部材14の内周端には
軸方向に延びる環状突起15bが形成されている。コー
ンスプリング16は、外周部がシール部材15の折曲げ
部15a内に嵌入されている。言い換えると、コーンス
プリング16のボール9側の側面(第1側面)にはシー
ル部材14が配置されており、シール部材14の外周端
からは折り曲げ部15aが折り曲げられてコーンスプリ
ング16の反対側の側面(第2側面)に回り込んでい
る。コーンスプリング16の外周端と折り曲げ部15a
の折り曲げられた部分とは、外輪8の溝部 8a内に嵌入
されている。シール部材15の内周端は内輪6の溝部6
aの側面に固定されている。これにより、コーンスプリ
ング16による付勢力がシール部材15を介して内輪6
及び外輪8間に作用している。シール機構の作用効果を
具体的に述べると、コーンスプリング16の内周部は、
シール部材15の内周部を内輪6の溝部6a端面を軸方
向中心側に付勢している。また、コーンスプリング16
の外周部は、折り曲げ部15aにおいて反対側に回り込
んだ部分を溝8aに対して軸方向両側に付勢している。
この結果、より確実に軸受2の内輪6と外輪8が保持さ
れる。また、折り曲げ部15aが溝部6aに付勢されて
いるため、外輪8側のシール機能が向上している。
【0019】軸受2において、コーンスプリング16は
シール部材15を内輪6と外輪8に付勢することでシー
ル機能を確実にしている。また、コーンスプリング16
はシール部材15を介して内輪6と外輪8を軸方向に付
勢して両者のがたつきを制限している。特に、フライホ
イール組立体では、振動により第1フライホイール1と
第2フライホイール3との両方が変位する可能性があ
り、その場合には軸受2に大きな荷重が作用する。しか
し、本願発明ではコーンスプリング16が振動を吸収す
る。この結果、第2フライホイール3の面振れが防止さ
れ、また軸受2の寿命が延びる。
【0020】このように、軸受2内にシール部材15及
びコーンスプリング16が組み込まれているため、第1
フライホイール1及び第2フライホイール3間への軸受
2の組付けが容易に行える。次に、ダンパーユニット4
について簡単に説明する。ダンパーユニット4は、1対
のドライブプレート15,16と、ドライブプレート1
5,16間に配置された液体粘性ダンパー部17と、液
体粘性ダンパー部17によってドライブプレート15,
16に弾性的に連結された1対のドリブンプレート1
8,19とを有している。
【0021】第2フライホイール3側のドライブプレー
ト16は、他方のドライブプレート15に比較して大き
な外径を有しており、第1フライホイール1の外周部に
形成された大径の凹部1d内に装着可能となっている。
また、他方のドライブプレート15及び液体粘性ダンパ
ー部17は、第1フライホイール1に形成された小径の
凹部1e内に装着可能となっている。また、このダンパ
ーユニット4は、シールプレート20及びボルト21に
より第1フライホイール1内に着脱自在に装着されてい
る。
【0022】液体粘性ダンパー部17は、ドリブンプレ
ート18,19の半径方向外方側に環状の液体室(図示
せず)を有している。また、この液体室には、円周方向
に所定間隔を隔ててストッパー部31が形成されてい
る。ストッパー部31には、ストップピン32が挿通す
る孔が形成されている。このストップピン32によって
液体室がドライブプレート15,16に挟まれるように
構成されている。液体室の半径方向内方端部には、互い
に接近する方向に環状の突起30aが形成されており、
この突起30aはドリブンプレート18,19に形成さ
れた環状の溝に嵌合することにより液体室をシールして
いる。
【0023】次に、動作について説明する。運転中に捩
じりトルクが発生すると、ドリブンプレート18,19
に対して第1フライホイール1すなわちドライブプレー
ト15,16が回転方向前方あるいは回転方向後方に相
対的に回転する。このとき、液体粘性ダンパー部17内
の液体室の作用により、捩じり角の大きさに応じて流路
抵抗が発生して、ヒステリシストルクが発生する。これ
により、運転中の捩じり振動が吸収される。
【0024】このとき、軸受2は、上述のように、軸方
向のがたつきが低減しているので、第2フライホイール
3の面振れが防止でき、これにより、軸受2の異常磨耗
が防止され、軸受2の耐久性が向上する。 〔他の実施例〕 前期実施例では、本発明がフライホイール組立体の第1
及び第2フライホイール間に設けられたものを示した
が、本発明はこれに限定されず、他の回転体の支持部分
にも同様に適用できる。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る軸受では、第1レース及び
第2レース間に嵌入されたシール部及び弾性部を有して
いるので、装置内への組付けを容易に行える。環状弾性
部は環状シール部を介して第1レースと第2レースを軸
方向に付勢して両者のがたつきを制限している。特に、
フライホイール組立体では、振動により入力側フライホ
イールと出力側フライホイールとの両方が変位する可能
性があり、その場合には軸受に大きな荷重が作用する。
しかし、本願発明では環状弾性部が振動を吸収する。こ
の結果、第2フライホイールの面振れが防止され、また
軸受の寿命が延びる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用されたフライホイール
組立体の縦断面図。
【図2】図1の拡大部分図。
【図3】図2の拡大部分図。
【符号の説明】
2 軸受 6 内輪 8 外輪 15 シール部材 16 コーンスプリング

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンのクランクシャフトに固定される
    入力側フライホイールと、 前記入力側フライホイールと相対回転可能に配置された
    出力側フライホイールと、 前記入力側フライホイールと出力側フライホイールとを
    所定角度まで相対回転可能に連結する弾性連結機構と、 前記入力側フライホイールに固定された第1レースと、
    前記出力側フライホイールに固定された第2レースと、
    前記第1レースと前記第2レースとの間に配置された転
    動体と、前記第1レースと前記第2レースの側方を覆う
    ように配置された環状シール部と、前記環状シール部を
    介して前記第1レースと前記第2レースを軸方向に付勢
    して両者のがたつきを制限するための環状弾性部とを有
    する軸受と、 を備えたフライホイール組立体。
  2. 【請求項2】前記第1レースと前記第2レースの一方に
    おいて他方に対向する面には環状の溝が形成されてお
    り、前記環状弾性部の一方の端部は前記溝に挿入されて
    いる、請求項1に記載のフライホイール組立体。
  3. 【請求項3】前記環状シール部は前記環状弾性部の第1
    側面に密接しており、前記環状シール部は前記第1レー
    スと前記第2レースの一方側の端部で折り曲げられ前記
    環状弾性部の第2側面に回り込む折り曲げ部を有し、前
    記折り曲げ部は前記溝内に挿入されており、前記環状弾
    性部は前記折り曲げ部の前記第2側面に回りこんだ部分
    を前記溝に付勢する、請求項2に記載のフライホイール
    組立体。
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