JP2594242Y2 - 遠隔制御信号判別装置 - Google Patents

遠隔制御信号判別装置

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JP2594242Y2
JP2594242Y2 JP1992054000U JP5400092U JP2594242Y2 JP 2594242 Y2 JP2594242 Y2 JP 2594242Y2 JP 1992054000 U JP1992054000 U JP 1992054000U JP 5400092 U JP5400092 U JP 5400092U JP 2594242 Y2 JP2594242 Y2 JP 2594242Y2
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edge
circuit
code signal
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雅也 川口
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、遠隔制御信号を受信し
判別する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、赤外線利用の遠隔制御信号装置で
は、図4に示すような構成で、送信器1はキーマトリク
ス2、エンコーダ3、変調回路4、駆動トランジスタ
5、送信素子(赤外線LED)6で構成され、送信の方
法は、キーマトリクス2で押されたキーに対応するパル
ス列を送信器1のエンコーダ3で発生し搬送波変調して
駆動トランジスタ5を駆動し、赤外線LED6を点燈し
て赤外信号を送信する。
【0003】受信器7は光信号を電気信号に変換する受
信素子(ピンダイオード等)8で送信信号を受信し、増
幅器9で増幅し、38KHzのバンドパスフィルタ10
で送信器1より送られてきた搬送波のみを分離する。そ
して復調回路11でパルス列のコード信号に復調し、波
形整形回路12で波形を整え、マイクロコンピュータ1
3に供給する。ここでマイクロコンピュータ13は、エ
ッジ検出回路14、割込処理回路15、カウンタ16、
コード判別回路17、コード解読回路18で構成され、
コード検出の方法は、図5のフローチャートに示すよう
に、まずエッジ検出回路14の検出状態を状態検出手段
(以下、割込処理回路15)で周期的、例えば200μ
sec毎に検出を行なう(ステップS21)。ここでエ
ッジ検出回路14は、コード信号の立ち下がりエッジを
検出したときのみフラグ”1”を、それ以外のときはフ
ラグ”0”が立つようになされている。そしてフラグ”
1”を割込処理で検出するとカウンタ16のカウント値
は判別回路17に供給されるとともにリセットされる
(ステップS22、23)。ここで、初めてフラグ”
1”を検出した場合は判別回路17にカウント値を供給
しない。その後、上述した動作とは異なる一般割込処理
が行なわれ、割込処理を終了する。尚、割込処理が行な
われる(200μsec)毎にフラグ内容はリセットさ
れる。
【0004】そして次の割込処理でエッジ検出回路14
の検出状態を検出し、フラグ”0”を検出するとカウン
タ16のカウンタ値はアップされる(ステップS2
4)。よって、200μsec毎に行なわれる割込処理
によりフラグ”0”を検出したときはカウントアップが
継続され、フラグ”1”を検出したときはカウントアッ
プが停止し、このときのカウント値は判別回路17に供
給されるとともにリセットされる。
【0005】次に判別及び解読方法は図6のフローチャ
ートに示すように判別回路17で、供給されたカウント
値に基づいてコード信号が0か1かを判別する(ステッ
プS31,32)。この場合のコード信号は図7に示す
ように立ち下がりエッジから次の立ち下がりエッジまで
の1周期における時間幅の長短により、0,1の区別を
つけて構成されている。そしてこのコード信号は、例え
ば8ビットのパルス列で1つの制御情報を表している。
よってコード判別回路17で0或は1を判別した結果
は、コード解読回路18に供給され一旦その結果をメモ
リし、8ビットのデータが揃った時点で解読して制御信
号を発するように成されている(ステップS33,3
4,35,36)。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述する構成
では、例えばコード信号の0,1の時間幅が0のとき6
50μsec(図8b)、1のとき950μsec(図
8c)であるとしたとき、図8aに示すような200μ
sec毎の割込処理が行なわれると、イの時点でフラ
グ”1”を検出しカウンタ16のカウント値をリセット
する。そして次のフラグ”1”をロの時点で検出するた
め、どちらも同じカウント値”4”となり0,1の判別
ができず誤動作が生じるという問題があった。特に割込
処理が高速化できない多機能動作用マイクロコンピュー
タを用いたとき、この問題は顕著に生じる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、遠隔制御信号
を受信する受信素子と、前記受信信号をコード信号に復
調する復調手段と、前記コード信号のエッジを検出する
エッジ検出手段と、前記エッジ検出手段の検出状態を一
定時間で周期的に検出する状態検出手段と、前記エッジ
が検出されてから次のエッジが検出されるまで前記状態
検出手段による検出回数をカウントするカウンタ手段
と、前記状態検出手段の検出処理とは異なるタイミング
で前記コード信号の入力レベルを検出する入力レベル検
出手段と、前記入力レベル検出手段によって検出される
入力レベルのうち、前記エッジ検出手段によってエッジ
が検出される直前の入力レベルのデータの少なくとも2
個の最新の値を保持するデータ保持手段とを備え、前記
カウンタ手段のカウント値と前記データ保持手段のデー
タ値に基づいてコード信号を判別する判別手段を備えた
構成である。
【0008】
【作用】上記構成によれば、状態検出手段の基づいてコ
ード信号1周期におけるカウント値を計数と、状態検出
手段の検出処理とは異なるタイミングでコード信号の入
力レベルを検出したデータとによってコード信号を判別
するようにしたため、コード信号の0と1との時間幅が
近似している場合でも正確にコード信号を判別すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、本考案の一実施例
を説明する。
【0010】図1において、図3の従来構成と異なる点
は、マイクロコンピュータ13内に入力レベル検出回路
20、データ保持回路21を追加した点である。
【0011】以下、本考案の特徴である判別装置につい
て図2、図3のフローチャートと図8の波形図を参照し
て説明する。図2は割込処理のフローチャートを示し、
まず従来と同様にエッジ検出回路14の検出状態を割込
処理回路15で200μsec周期で検出する(ステッ
プS1、図8d)。そしてフラグ”1”を検出するとカ
ウンタ16のカウント値は判別回路17に供給されると
ともにリセットされる(ステップS2、3、図8dのイ
の時点)。尚、初めてフラグ”1”を検出した場合は判
別回路17にカウント値を供給しない。
【0012】そして後述する入力レベル検出回路20で
検出された前回のデータを保持し(ステップS5)、そ
の後、上述した動作とは異なる一般割込処理が行なわれ
(ステップS6)、続いて入力レベル検出回路20でコ
ード信号のレベル「H」,「L」を検出(ステップS
7、図8dのハ,ニ,ホ,ヘ,ト)し割込処理を終了す
る。ここでデータ保持回路21は、フラグ”1”が検出
されたとき前回の割込処理にて検出された入力レベルの
データを保持するとともに、2個分のデータを保持し、
常に最新のデータを順に書き換える。よって、図8bの
650μsecの”0”コード信号の場合は、保持され
る入力レベルのデータはハの時点の「H」とトの時点の
「L」が各々データ保持回路21に保持される。また図
8cの950μsecの”1”コード信号の場合は、保
持される入力レベルのデータはハの時点の「L」とトの
時点の「H」が各々データ保持回路21に保持される。
【0013】また、入力レベルの検出を割込処理の最後
に持ってきたのは、エッジ検出回路14の検出状態を検
出するタイミングと時間的なずれを割込処理ルーチンの
中で生じさせるためである。尚、本実施例では、割込処
理から入力レベル検出まで約100μsecの時間ずれ
を生じさせている。
【0014】そして次の割込処理でエッジ検出回路14
の検出状態を検出し、フラグ”0”を検出するとカウン
タ16のカウント値はアップされ(ステップS4)、フ
ラグ”1”を検出すると、カウントアップは停止され、
このときのカウント値4が判別回路17に供給されると
ともにリセットされる。尚、割込処理が行なわれる毎に
フラグ内容はリセットされる。
【0015】次に図3の判別及び解読フローチャートを
示す。判別回路17では、上述したカウント値4と保持
されたデータ「H」「L」、或は「L」「H」に基づい
て、コード信号が0か1かを判別する(ステップS1
1,12)。よって、データ保持回路21によって保持
されたデータが「H」「L」の場合はコード信号を”
0”と判断し、「L」「H」の場合はコード信号を”
1”と判断する。これによりカウント値が同じ4であっ
てもコード信号を間違うことなく正確に判断することが
できる。そして判別回路17で0或は1を判別した結果
は、コード解読回路18に供給され、一旦その結果をメ
モリし、8ビットのデータが揃った時点で解読して制御
信号を発する(ステップS13,14,15,16)。
【0016】
【考案の効果】上述の如く本考案によれば、コード信号
の0と1との時間幅が近似している場合でも割込処理を
高速化することなく、正確にコード信号を判別すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す回路ブロックである。
【図2】本考案の割込処理を示すフローチャート図であ
【図3】本考案の判別及び解読処理を示すフローチャー
ト図である
【図4】従来の遠隔制御信号装置を示す回路ブロックで
ある。
【図5】従来の割込処理を示すフローチャート図である
【図6】従来の判別及び解読処理を示すフローチャート
図である
【図7】コード信号の形態を示す図である。
【図8】本考案及び従来の割込処理動作を示すタイミン
グ図である。
【符号の説明】
7 受信器 8 受光素子 11 復調回路 14 エッジ検出回路 15 割込処理回路(状態検出手段) 16 カウンタ回路 17 コード判別回路 18 コード解読回路 20 入力レベル検出回路 21 データ保持回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔制御信号を受信する受信素子と、前
    記受信信号をコード信号に復調する復調手段と、前記コ
    ード信号のエッジを検出するエッジ検出手段と、前記エ
    ッジ検出手段の検出状態を一定時間で周期的に検出する
    状態検出手段と、前記エッジが検出されてから次のエッ
    ジが検出されるまで前記状態検出手段による検出回数を
    カウントするカウンタ手段と、前記状態検出手段の検出
    処理とは異なるタイミングで前記コード信号の入力レベ
    ルを検出する入力レベル検出手段と、前記入力レベル検
    出手段によって検出される入力レベルのうち、前記エッ
    ジ検出手段によってエッジが検出される直前の入力レベ
    ルのデータの少なくとも2個の最新の値を保持するデー
    タ保持手段とを備え、前記カウンタ手段のカウント値と
    前記データ保持手段のデータ値に基づいてコード信号を
    判別する判別手段を備えたことを特徴とする遠隔制御信
    号判別装置。
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