JP2594179B2 - 蓄冷装置 - Google Patents
蓄冷装置Info
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- JP2594179B2 JP2594179B2 JP2327994A JP32799490A JP2594179B2 JP 2594179 B2 JP2594179 B2 JP 2594179B2 JP 2327994 A JP2327994 A JP 2327994A JP 32799490 A JP32799490 A JP 32799490A JP 2594179 B2 JP2594179 B2 JP 2594179B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は冷凍サイクルにおける冷却冷媒通路の流通冷
媒によって蓄冷剤を冷却して凍結させてなる蓄冷装置に
関する。
媒によって蓄冷剤を冷却して凍結させてなる蓄冷装置に
関する。
(ロ)従来の技術 本出願人が特願平2−223658号で出願した従来の蓄冷
装置では、第5図に示すように2枚の金属板1,2を貼り
合わせ、両金属板1,2間に一連の冷却冷媒通路3を形成
し、この冷却冷媒通路3の流通冷媒の冷熱を前記金属板
1を介して蓄冷剤4に伝達してこの蓄冷剤4を凍結させ
るようにしている。
装置では、第5図に示すように2枚の金属板1,2を貼り
合わせ、両金属板1,2間に一連の冷却冷媒通路3を形成
し、この冷却冷媒通路3の流通冷媒の冷熱を前記金属板
1を介して蓄冷剤4に伝達してこの蓄冷剤4を凍結させ
るようにしている。
しかしながらこの種従来の蓄冷装置では、前記流通冷
媒で冷却された冷気層5はその自重により前記冷却冷媒
通路3の下方に停滞し、この冷気層3より上方に突出し
た蓄冷剤4の上端部4aには冷熱が効率的に作用し得なく
なり、この上端部4aの蓄冷剤は凍結が遅くなったり凍結
不能になったりする等の欠点がある。
媒で冷却された冷気層5はその自重により前記冷却冷媒
通路3の下方に停滞し、この冷気層3より上方に突出し
た蓄冷剤4の上端部4aには冷熱が効率的に作用し得なく
なり、この上端部4aの蓄冷剤は凍結が遅くなったり凍結
不能になったりする等の欠点がある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は前述の欠点を解消し、蓄冷剤の上端部の凍結
を促進し、且つ蓄冷剤を被覆するカバーから周囲空間へ
の冷熱の放出を抑え、蓄冷剤における冷熱の蓄積効率を
高めるものである。
を促進し、且つ蓄冷剤を被覆するカバーから周囲空間へ
の冷熱の放出を抑え、蓄冷剤における冷熱の蓄積効率を
高めるものである。
(ニ)課題を解決するための手段 請求項1に係る発明は、冷凍サイクルを構成する冷却
冷媒流通路と、この冷却冷媒流通路を流れる冷媒によっ
て冷却されて凍結される蓄冷剤と、この蓄冷剤の側面、
上面及び下面を覆う熱伝導性のカバーと、蓄冷剤の一側
面を覆い冷却冷媒通路の一部が間隔を存して並列に形成
された熱伝導性の板体と、カバー上面の上方に設けられ
た冷却冷媒通路とを備えた蓄冷装置を提供するものであ
る。
冷媒流通路と、この冷却冷媒流通路を流れる冷媒によっ
て冷却されて凍結される蓄冷剤と、この蓄冷剤の側面、
上面及び下面を覆う熱伝導性のカバーと、蓄冷剤の一側
面を覆い冷却冷媒通路の一部が間隔を存して並列に形成
された熱伝導性の板体と、カバー上面の上方に設けられ
た冷却冷媒通路とを備えた蓄冷装置を提供するものであ
る。
また、請求項2に係る発明は、冷凍サイクルを構成す
る冷却冷媒流通路と、この冷却冷媒流通路を流れる冷媒
によって冷却されて凍結される蓄冷剤と、この蓄冷剤の
側面及び上面を覆う熱伝導性のカバーと、蓄冷剤の下面
を覆い冷却冷媒通路の一部が間隔を存して並列に形成さ
れた熱伝導性の板体と、カバー上面の上方に設けられた
冷却冷媒通路とを備えた蓄冷装置を提供するものであ
る。
る冷却冷媒流通路と、この冷却冷媒流通路を流れる冷媒
によって冷却されて凍結される蓄冷剤と、この蓄冷剤の
側面及び上面を覆う熱伝導性のカバーと、蓄冷剤の下面
を覆い冷却冷媒通路の一部が間隔を存して並列に形成さ
れた熱伝導性の板体と、カバー上面の上方に設けられた
冷却冷媒通路とを備えた蓄冷装置を提供するものであ
る。
(ホ)作用 請求項1に係る発明によれば、蓄冷剤の側面及び上下
両面を覆うカバーの上面の上方に冷却冷媒の通路が設け
られているため、この冷却冷媒通路にて冷却された冷気
層もカバーの上面即ち蓄冷剤の上面の上にも形成され、
蓄冷剤はその上端部まで速やかに確実に冷却されるよう
になり、且つ、カバー上方の冷却冷媒通路にて冷却され
た冷気がカバーの側面に沿って流下し、カバーの周囲に
も冷気層が形成され、カバーの周囲空間への冷熱の放出
を抑え、熱負荷の減少時には余剰の冷熱を速やかに多量
に前記蓄冷剤に蓄積することが可能になり、蓄冷剤の冷
熱の蓄積効率を高めることが可能になる。
両面を覆うカバーの上面の上方に冷却冷媒の通路が設け
られているため、この冷却冷媒通路にて冷却された冷気
層もカバーの上面即ち蓄冷剤の上面の上にも形成され、
蓄冷剤はその上端部まで速やかに確実に冷却されるよう
になり、且つ、カバー上方の冷却冷媒通路にて冷却され
た冷気がカバーの側面に沿って流下し、カバーの周囲に
も冷気層が形成され、カバーの周囲空間への冷熱の放出
を抑え、熱負荷の減少時には余剰の冷熱を速やかに多量
に前記蓄冷剤に蓄積することが可能になり、蓄冷剤の冷
熱の蓄積効率を高めることが可能になる。
また、熱負荷の増大時には蓄積冷熱をカバーを介して
効率的に熱負荷に放出でき、蓄冷剤における冷熱の放出
効率を高めることが可能になる。
効率的に熱負荷に放出でき、蓄冷剤における冷熱の放出
効率を高めることが可能になる。
請求項2に係る発明によれば、蓄冷剤の上面及び側面
を覆うカバーの上面の上方に冷却冷媒の通路が設けられ
ているため、この冷却冷媒通路にて冷却された冷気層も
カバーの上面即ち蓄冷剤の上面の上にも形成され、蓄冷
剤はその上端部まで速やかに確実に冷却されるようにな
り、且つ、カバー上方の冷却冷媒通路にて冷却された冷
気がカバーの側面に沿って流下し、カバーの周囲にも冷
気層が形成され、蓄冷剤は下面の板体を介して冷却され
るとともにカバー周囲の冷気層によっても蓄冷剤は冷却
されるとともに、周囲空間への冷熱の放出抑えられ、熱
負荷の減少時には余剰の冷熱を速やかに多量に前記蓄冷
剤に蓄積することが可能になり、蓄冷剤の冷熱の蓄積効
率を高めることが可能になる。
を覆うカバーの上面の上方に冷却冷媒の通路が設けられ
ているため、この冷却冷媒通路にて冷却された冷気層も
カバーの上面即ち蓄冷剤の上面の上にも形成され、蓄冷
剤はその上端部まで速やかに確実に冷却されるようにな
り、且つ、カバー上方の冷却冷媒通路にて冷却された冷
気がカバーの側面に沿って流下し、カバーの周囲にも冷
気層が形成され、蓄冷剤は下面の板体を介して冷却され
るとともにカバー周囲の冷気層によっても蓄冷剤は冷却
されるとともに、周囲空間への冷熱の放出抑えられ、熱
負荷の減少時には余剰の冷熱を速やかに多量に前記蓄冷
剤に蓄積することが可能になり、蓄冷剤の冷熱の蓄積効
率を高めることが可能になる。
また、熱負荷の増大時には蓄積冷熱をカバーを介して
効率的に熱負荷に放出でき、蓄冷剤における冷熱の放出
効率を高めることが可能になる。
効率的に熱負荷に放出でき、蓄冷剤における冷熱の放出
効率を高めることが可能になる。
(ヘ)実施例 次に本発明の一実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る蓄冷装置を備えた冷
蔵庫を示し、5は冷蔵庫本体で、断熱箱6の内部に貯蔵
室7を形成し、この貯蔵室7の一側部に断熱扉8を配置
すると共に、この冷蔵庫本体5の底部にキャスター9を
配置している。10は貯蔵室7の底部に配設した仕切板
で、その下部に断熱材11を介して凍結室12を区画形成し
ている。13は凍結室12の内部に配設した蓄冷装置で、そ
の詳細は後述する。14は蓄冷装置13と貯蔵室7の間で冷
気を循環させる送風装置で、吸い込み口15の近傍に配置
されている。16は機械室17に配置したコンプレッサー
で、冷凍サイクル18の一部を構成している。冷凍サイク
ル18は、コンプレッサー16の他に凝縮器19等を備え、コ
ンプレッサー16で圧縮した冷媒を凝縮器19に送ってここ
で送風機20にて放熱冷却し更に減圧膨張弁(図示しな
い)で減圧して前記蓄冷装置13に供給すべく構成されて
いる。
蔵庫を示し、5は冷蔵庫本体で、断熱箱6の内部に貯蔵
室7を形成し、この貯蔵室7の一側部に断熱扉8を配置
すると共に、この冷蔵庫本体5の底部にキャスター9を
配置している。10は貯蔵室7の底部に配設した仕切板
で、その下部に断熱材11を介して凍結室12を区画形成し
ている。13は凍結室12の内部に配設した蓄冷装置で、そ
の詳細は後述する。14は蓄冷装置13と貯蔵室7の間で冷
気を循環させる送風装置で、吸い込み口15の近傍に配置
されている。16は機械室17に配置したコンプレッサー
で、冷凍サイクル18の一部を構成している。冷凍サイク
ル18は、コンプレッサー16の他に凝縮器19等を備え、コ
ンプレッサー16で圧縮した冷媒を凝縮器19に送ってここ
で送風機20にて放熱冷却し更に減圧膨張弁(図示しな
い)で減圧して前記蓄冷装置13に供給すべく構成されて
いる。
第2図は前記蓄冷装置13を示し、21,22は前記冷凍サ
イクル18の一部を構成する冷却冷媒通路で、冷却冷媒通
路21は貼り合わせた2枚の金属板23,24間に膨出形成さ
れ、冷却冷媒通路22は補助エバポレータとしての蛇行状
熱交換パイプにて形成されている。25は前記冷却冷媒通
路21,22の流通冷媒によって冷却される蓄冷剤で、エチ
レングリコール等の水溶液を主成分とするもので、ポリ
エチレン袋に封入されアルミニウム等からなる熱伝導性
カバー26にて金属板24に取り付けられている。前記蓄冷
剤25及び前記金属板23,24からなる蓄冷剤27は、複数個
並設された状態で蓄冷装置13のフレーム状保持具(図示
しない)にて支持されている。
イクル18の一部を構成する冷却冷媒通路で、冷却冷媒通
路21は貼り合わせた2枚の金属板23,24間に膨出形成さ
れ、冷却冷媒通路22は補助エバポレータとしての蛇行状
熱交換パイプにて形成されている。25は前記冷却冷媒通
路21,22の流通冷媒によって冷却される蓄冷剤で、エチ
レングリコール等の水溶液を主成分とするもので、ポリ
エチレン袋に封入されアルミニウム等からなる熱伝導性
カバー26にて金属板24に取り付けられている。前記蓄冷
剤25及び前記金属板23,24からなる蓄冷剤27は、複数個
並設された状態で蓄冷装置13のフレーム状保持具(図示
しない)にて支持されている。
而して前記冷却冷媒通路21,22はその一部22を少なく
とも前記蓄冷剤25の上端部25aより高い位置に設けてあ
る。
とも前記蓄冷剤25の上端部25aより高い位置に設けてあ
る。
前記蓄冷装置13では、蓄冷剤25の上端部25aより高い
位置に冷却冷媒通路22が設けられているため、この冷却
冷媒通路22にて冷却された冷気層28も前記蓄冷剤25の上
面である上端部25aを覆うカバー26の上面の上に形成さ
れ、且つ、蓄冷剤25の側面の周囲にも形成される。この
ため、蓄冷剤25は熱伝導性のカバー26を介して冷気層に
よって側部から上端部まで速やかに確実に冷却されるよ
うになり、さらに冷気層によって冷熱の周囲空間への放
出が抑えられ、よって熱負荷の減少時には余剰の冷熱を
速やかに多量に前記蓄冷剤25に蓄積し熱負荷の増大時に
は蓄積冷熱を効率的に熱負荷に放出でき、従って蓄冷剤
25における冷熱の蓄積、放出効率が高まる。
位置に冷却冷媒通路22が設けられているため、この冷却
冷媒通路22にて冷却された冷気層28も前記蓄冷剤25の上
面である上端部25aを覆うカバー26の上面の上に形成さ
れ、且つ、蓄冷剤25の側面の周囲にも形成される。この
ため、蓄冷剤25は熱伝導性のカバー26を介して冷気層に
よって側部から上端部まで速やかに確実に冷却されるよ
うになり、さらに冷気層によって冷熱の周囲空間への放
出が抑えられ、よって熱負荷の減少時には余剰の冷熱を
速やかに多量に前記蓄冷剤25に蓄積し熱負荷の増大時に
は蓄積冷熱を効率的に熱負荷に放出でき、従って蓄冷剤
25における冷熱の蓄積、放出効率が高まる。
第3図は第2実施例を示し、この実施例では、各蓄冷
板29を保持具(図示しない)にて立て掛けた状態で支持
すると共に、一連の冷却冷媒通路30,31の一部31を補助
エバポレータとして熱交換パイプにて形成し蓄熱剤32の
上端部32a及びカバー26上面の上方に設けてある。この
ため、冷却冷媒通路31にて冷却された冷気層が蓄冷剤32
の上面を覆うカバー26の上面の上に形成され、且つ、蓄
冷剤32の側面の周りにも形成される。このため、蓄冷剤
25は熱伝導性のカバー26を介して冷気層によって上端部
から側部まで速やかに冷却され、且つ、冷気層によって
冷熱の周囲空間への放熱が抑えられ、熱負荷の減少時に
は、余剰の冷熱を速やかに多量に蓄冷剤32に蓄積し、蓄
冷剤の冷熱の蓄積効率を高めることができる。
板29を保持具(図示しない)にて立て掛けた状態で支持
すると共に、一連の冷却冷媒通路30,31の一部31を補助
エバポレータとして熱交換パイプにて形成し蓄熱剤32の
上端部32a及びカバー26上面の上方に設けてある。この
ため、冷却冷媒通路31にて冷却された冷気層が蓄冷剤32
の上面を覆うカバー26の上面の上に形成され、且つ、蓄
冷剤32の側面の周りにも形成される。このため、蓄冷剤
25は熱伝導性のカバー26を介して冷気層によって上端部
から側部まで速やかに冷却され、且つ、冷気層によって
冷熱の周囲空間への放熱が抑えられ、熱負荷の減少時に
は、余剰の冷熱を速やかに多量に蓄冷剤32に蓄積し、蓄
冷剤の冷熱の蓄積効率を高めることができる。
第4図は第3実施例を示し、この実施例では、全ての
冷却冷媒通路33を金属板23,24間に形成しその一部33を
蓄冷剤32の上端部32aよりも高い位置に設けてある。
冷却冷媒通路33を金属板23,24間に形成しその一部33を
蓄冷剤32の上端部32aよりも高い位置に設けてある。
前記第3実施例では、前記第2実施例と同様の作用効
果を有し、また特に説明しないその他の部分は前記第1
実施例と同様に構成されている。
果を有し、また特に説明しないその他の部分は前記第1
実施例と同様に構成されている。
(ト)発明の効果 請求項1に係る発明によれば、蓄冷剤の側面及び上下
両面を覆うカバーの上面の上方に冷却冷媒通路が設けら
れているため、この冷却冷媒通路にて冷却された冷気層
もカバーの上面即ち蓄冷剤の上面の上にも形成され、蓄
冷剤はその上端部まで速やかに確実に冷却されるように
なり、且つ、カバー上方の冷却冷媒通路にて冷却された
冷気がカバーの側面に沿って流下し、カバーの周囲にも
冷気の流下による冷気層が形成され、熱負荷の減少時に
は余剰の冷熱を速やかに多量に前記蓄冷剤に蓄積するこ
とが可能になり、蓄冷剤の冷熱の蓄積効率を高めること
ができる。
両面を覆うカバーの上面の上方に冷却冷媒通路が設けら
れているため、この冷却冷媒通路にて冷却された冷気層
もカバーの上面即ち蓄冷剤の上面の上にも形成され、蓄
冷剤はその上端部まで速やかに確実に冷却されるように
なり、且つ、カバー上方の冷却冷媒通路にて冷却された
冷気がカバーの側面に沿って流下し、カバーの周囲にも
冷気の流下による冷気層が形成され、熱負荷の減少時に
は余剰の冷熱を速やかに多量に前記蓄冷剤に蓄積するこ
とが可能になり、蓄冷剤の冷熱の蓄積効率を高めること
ができる。
また、熱負荷の増大時には蓄積冷熱をカバーを介して
効率的に熱負荷に放出でき、蓄冷剤における冷熱の放出
効率を高めることもできる。
効率的に熱負荷に放出でき、蓄冷剤における冷熱の放出
効率を高めることもできる。
請求項2に係る発明によれば、冷却剤の上面及び側面
を覆うカバーの上面の上方に冷却冷媒の通路が設けられ
ているため、この冷却冷媒通路にて冷却された冷気層が
カバーの上面即ち蓄冷剤の上面の上にも形成され、蓄冷
剤はその上端部まで速やかに確実に冷却されるようにな
り、且つ、カバー上方の冷却冷媒通路にて冷却された冷
気がカバーの側面に沿って流下し、カバーの周囲にも冷
気の流下による冷気層が形成され、蓄冷剤は下面の板体
を介して冷却されるとともにカバー周囲の冷気層によっ
ても蓄冷剤は冷却され、熱負荷の減少時には余剰の冷熱
を速やかに多量に前記蓄冷剤に蓄積することが可能にな
り、蓄冷剤の冷熱の蓄積効率を高めることができる。
を覆うカバーの上面の上方に冷却冷媒の通路が設けられ
ているため、この冷却冷媒通路にて冷却された冷気層が
カバーの上面即ち蓄冷剤の上面の上にも形成され、蓄冷
剤はその上端部まで速やかに確実に冷却されるようにな
り、且つ、カバー上方の冷却冷媒通路にて冷却された冷
気がカバーの側面に沿って流下し、カバーの周囲にも冷
気の流下による冷気層が形成され、蓄冷剤は下面の板体
を介して冷却されるとともにカバー周囲の冷気層によっ
ても蓄冷剤は冷却され、熱負荷の減少時には余剰の冷熱
を速やかに多量に前記蓄冷剤に蓄積することが可能にな
り、蓄冷剤の冷熱の蓄積効率を高めることができる。
また、熱負荷の増大時には蓄積冷熱をカバーを介して
効率的に熱負荷に放出でき、蓄冷剤における冷熱の放出
効率を高めることもできる。
効率的に熱負荷に放出でき、蓄冷剤における冷熱の放出
効率を高めることもできる。
第1図は本発明に係る蓄冷装置を備えた冷蔵庫の縦断面
図、第2図は本発明の一実施例の縦断面図、第3図は本
発明の第2の実施例の縦断面図、第4図は本発明の第3
実施例の縦断面図、第5図は従来例の縦断面図である。 18……冷凍サイクル、21,22,30,31,33……冷却冷媒通
路、22,31……一部、23,24……金属板、25,32……蓄冷
剤、25a,32a……上端部。
図、第2図は本発明の一実施例の縦断面図、第3図は本
発明の第2の実施例の縦断面図、第4図は本発明の第3
実施例の縦断面図、第5図は従来例の縦断面図である。 18……冷凍サイクル、21,22,30,31,33……冷却冷媒通
路、22,31……一部、23,24……金属板、25,32……蓄冷
剤、25a,32a……上端部。
Claims (2)
- 【請求項1】冷凍サイクルを構成する冷却冷媒流通路
と、この冷却冷媒流通路を流れる冷媒によって冷却され
て凍結される蓄冷剤と、この蓄冷剤の側面、上面及び下
面を覆う熱伝導性のカバーと、蓄冷剤の一側面を覆い冷
却冷媒通路の一部が間隔を存して並列に形成された熱伝
導性の板体と、カバー上面の上方に設けられた冷却冷媒
通路とを備えたことを特徴とする蓄冷装置。 - 【請求項2】冷凍サイクルを構成する冷却冷媒流通路
と、この冷却冷媒流通路を流れる冷媒によって冷却され
て凍結される蓄冷剤と、この蓄冷剤の側面及び上面を覆
う熱伝導性のカバーと、蓄冷剤の下面を覆い冷却冷媒通
路の一部が間隔を存して並列に形成された熱伝導性の板
体と、カバー上面の上方に設けられた冷却冷媒通路とを
備えたことを特徴とする蓄冷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2327994A JP2594179B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 蓄冷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2327994A JP2594179B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 蓄冷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04194568A JPH04194568A (ja) | 1992-07-14 |
JP2594179B2 true JP2594179B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=18205320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2327994A Expired - Lifetime JP2594179B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 蓄冷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594179B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012125069A1 (ru) * | 2011-03-16 | 2012-09-20 | ГРАМШ, Владимир Анатольевич | Испаритель |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01109770U (ja) * | 1988-01-13 | 1989-07-25 | ||
JPH01129587U (ja) * | 1988-02-23 | 1989-09-04 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP2327994A patent/JP2594179B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04194568A (ja) | 1992-07-14 |
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