JP2594064B2 - 移動通信制御方法 - Google Patents

移動通信制御方法

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JP2594064B2
JP2594064B2 JP62256380A JP25638087A JP2594064B2 JP 2594064 B2 JP2594064 B2 JP 2594064B2 JP 62256380 A JP62256380 A JP 62256380A JP 25638087 A JP25638087 A JP 25638087A JP 2594064 B2 JP2594064 B2 JP 2594064B2
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JP
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radio
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signal
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義太郎 島貫
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、無線ゾーンが複数の小無線ゾーンから構成
され、各無線ゾーン毎に無線基地局が設置されている
が、移動局に対しては全無線基地局から同時に同一信号
を送出する移動通信方式に関するものである。
(従来の技術) 複数の小無線ゾーンの集合体として第1図(a)のご
とく無線ゾーンが構成されているような移動通信方式に
おいて、無線ゾーン内の移動局を呼出す方法としては、
各小無線ゾーン毎に順次呼出す方式(第1図(b))
と、全ての小無線ゾーンで同時に呼出す方法(第1図
(c))とに大別される。前者は1回の呼出しに長い時
間を必要とすることから、一般的には後者が用いられて
いる(第1図(c))。
この全ての小無線ゾーンで同時に呼出す場合(以下
「複局同時送信方式」と呼ぶ)、複数の無線基地局から
の電波の電界強度が等しいエリアにおいては受信周波数
が全く一致していても信号の位相が異なっていると同一
周波数干渉により呼出信頼度が低下することが知られて
いる。
このため、無線基地局にかかわらず同一位相の信号と
するために、従来は、第2図(a)に示す回路により固
定的に遅延回路を挿入したり、局間伝送路の遅延時間を
監視し、遅延時間が変化した場合には第3図に示す手順
により基準局からの電波を周辺基準局で受信し、同一位
相となるように遅延回路の遅延時間を調整する方法(第
2図(b))がとられていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、固定遅延回路を挿入する方法(第2図
(a))は局間伝送路の切替え等により信号の位相が変
化した場合、結果的に基地局からの信号の位相が変化し
てしまう欠点があり、また、局間伝送路の遅延時間を監
視する方法(第2図(b))では、無線機、アンテナ給
電系まで含めた信号の位相を測定していないため、その
部分の遅延時間が変化した場合は、やはり、基地局から
の信号の位相が変化してしまうこととなり、ともに、複
数の無線基地局からの電波の電界強度が等しいエリアに
おいては呼出信頼度が低下することとなる。
本発明の目的は、局間伝送路、無線機、アンテナ給電
系等の切替にかかわらず、常に複数の無線基地局から、
同一位相の信号を送出する手段を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、複数の小無線ゾーンによりサービス
エリアが構成され、当該小無線ゾーン毎に基地局を設置
し、該全ての基地局が移動局を同時に呼出す移動通信制
御方法において、共通のタイムスロットでは、前記サー
ビスエリア内の小無線ゾーン毎に設置された全ての基地
局が無線信号を同時に送出し、かつ該各基地局が自局の
無線信号を受信し、前記共通のタイムスロットとは異な
る固有のタイムスロットを前記各基地局毎に割り当て、
該各固有のタイムスロットでは、割り当てられた基地局
のみが無線信号を送出し、かつ他の基地局が該割り当て
られた基地局からの無線信号を受信し、前記各基地局
は、共通のタイムスロットで受信した自局の無線信号と
固有のタイムスロットで受信した割り当てられた基地局
からの無線信号との時間差を測定することにより位相の
監視を行って各基地局からの無線信号の同期をとる移動
通信制御方法が提供される。
このように、本発明では、周辺基地局(他の基地局)
において、基準局(割り当てられた基地局)からの無線
信号と自局からの無線信号とを比較しているため、制御
局から両基地局までの下り有線回線における伝送遅延時
間差が両者の時間差として純粋にかつ容易に測定でき
る。しかも、本発明では、位相同期用のタイムスロット
(固有のタイムスロット)を一般の通信信号(共通のタ
イムスロット)の間に時分割多重しているので、位相の
監視、調整を常時行うことが可能であり、位相のずれが
発生した場合にも、それに起因する伝送特性の劣化を短
時間で解消させることができる。
(実施例) 第4図は本発明の実施例を説明する図である。信号発
生器からの信号は、一次基準局の固定遅延回路を経て送
信機に送られ、空中に電波として送出される。また、信
号発生器からの信号は分岐されて、一次周辺局にも送出
されており、一次周辺局の可変遅延回路を経て送信機に
送られ、同じく電波として空中に送出される。この一次
基準局の電波と一次周辺局の電波とは周辺局に設置され
た受信機で受信され、両者の位相を比較回路で検出し、
その差に相当する情報が可変遅延回路に送出され、差が
無くなるように遅延量が設定される。
第5図は、位相の比較方法を示す図である。信号発生
器からの信号は基準局と周辺局(m次の周辺局が(m+
1)次の基準局となる場合は、それぞれ読み替えるもの
とする。ただしmは整数である。)とで共通のタイムス
ロットと各基準局固有のタイムスロットに分離される。
共通のタイムスロットは基準局と周辺局の両局から電波
が送出されたとえば移動局を呼出すために使用される
が、各基準局に固有のタイムスロットは、その局のみ電
波を送出し、他の基準局は電波を送出せず、位相を比較
するための信号を送出する。すなわち、m次の周辺局で
は、自局の電波を停波しているタイムスロットにm次の
基準局が電波を送出しているため、その電波を自局内の
受信機で受信し、m次の基準局の信号の位相を比較回路
に保持することができる。そこで、共通のタイムスロッ
トでは、両局から電波が送出されるが、周辺局において
は基準局からの電波に比較して自局の電波の方がはるか
に強いため、自局の電波のみが受信され、自局の信号の
位相が検出できる。これを保持している基準局の信号の
位相と比較し、差を検出することができる。
なお、周辺局における基準局と自局の電波の強度に大
きな差がとれない場合は、同一の局がm次の周辺局と
m′次の基準局とを兼ねていることを利用し、m次の基
準局のタイムスロットの電波を受信した時と、m′次の
基準局(=自局)のタイムスロットの電波を受信した時
の信号の位相を比較することが有効である。
また、第5図では、各局に固有のタイムスロットを分
散して配置してあるが、そのような場合に比較回路にお
ける位相の保持を短時間とするためには第6図のように
集めることが有効である。
この方式の欠点は、無線基地局の数が多くなると、各
無線基地局の数が多い場合、同一無線基地局のタイムス
ロットの間隔があいてしまい、各無線基地局の位相の監
視間隔があくことであり、その対策として、個々のタイ
ムスロットの間隔を狭くすると実際の通信に使用できる
時間が短くなることであるが、位相の比較を複数回の平
均をとる方法にすることにより、個々のタイムスロット
を短くして解決できる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように本発明によれば、周辺基地
局(他の基地局)において、基準局(割り当てられた基
地局)からの無線信号と自局からの無線信号とを比較し
ているため、制御局から両基地局までの下り有線回線に
おける伝送遅延時間差が両者の時間差として純粋にかつ
容易に測定できる。しかも、位相同期用のタイムスロッ
ト(固有のタイムスロット)を一般の通信信号(共通の
タイムスロット)の間に時分割多重しているので、位相
の監視、調整を常時行うことが可能であり、位相のずれ
が発生した場合にも、それに起因する伝送特性の劣化を
短時間で解消させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は移動通信における呼出方式を示す図、第2図は
従来の遅延設定回路、第3図は従来の自動遅延量設定方
式、第4図は本発明にかかる遅延量設定回路、第5図及
び第6図は本発明にかかる遅延量設定フローチャートで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−92055(JP,A) 特開 昭58−162139(JP,A) 特開 昭61−238133(JP,A) 特開 昭52−15201(JP,A) 渡辺、高村「新版・移動通信方式」P P.271−277,1981年3月1日,株式会 社科学新聞社

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の小無線ゾーンによりサービスエリア
    が構成され、当該小無線ゾーン毎に基地局を設置し、該
    全ての基地局が移動局を同時に呼出す移動通信制御方法
    において、 共通のタイムスロットでは、前記サービスエリア内の小
    無線ゾーン毎に設置された全ての基地局が無線信号を同
    時に送出し、かつ該各基地局が自局の無線信号を受信
    し、 前記共通のタイムスロットとは異なる固有のタイムスロ
    ットを前記各基地局毎に割り当て、 該各固有のタイムスロットでは、割り当てられた基地局
    のみが無線信号を送出し、かつ他の基地局が該割り当て
    られた基地局からの無線信号を受信し、 前記各基地局は、共通のタイムスロットで受信した自局
    の無線信号と固有のタイムスロットで受信した割り当て
    られた基地局からの無線信号との時間差を測定すること
    により位相の監視を行って各基地局からの無線信号の同
    期をとることを特徴とする移動通信制御方法。
JP62256380A 1987-10-13 1987-10-13 移動通信制御方法 Expired - Lifetime JP2594064B2 (ja)

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JPH0199332A JPH0199332A (ja) 1989-04-18
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Non-Patent Citations (1)

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Title
渡辺、高村「新版・移動通信方式」PP.271−277,1981年3月1日,株式会社科学新聞社

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