JP2593998Y2 - 増幅器用電源装置 - Google Patents

増幅器用電源装置

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JP2593998Y2
JP2593998Y2 JP1992031404U JP3140492U JP2593998Y2 JP 2593998 Y2 JP2593998 Y2 JP 2593998Y2 JP 1992031404 U JP1992031404 U JP 1992031404U JP 3140492 U JP3140492 U JP 3140492U JP 2593998 Y2 JP2593998 Y2 JP 2593998Y2
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JP
Japan
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power supply
amplifier
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microphone
transistor
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文典 佐藤
健太郎 鈴木
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アツデン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、たとえばAGC回路ま
たはコンプレッサアンプを具備し、マイクスイッチを設
けたマイクロホンアンプ等に適用する、増幅器用電源装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】AGC回路またはコンプレッサアンプを
具備したマイクロホンアンプでマイクスイッチ(通信機
用の場合はPTTスイッチ)と回路の電源スイッチとが
兼用となっているときには、スイッチオンのつど、電源
の立上がりで不安定な動作となり、送話の頭切れなどが
生ずることがある。これは、マイクスイッチが電源スイ
ッチを兼ねている限り、回路の性質上やむを得ないこと
である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこでマイクスイッチ
と電源スイッチを別個のスイッチとし、まず電源スイッ
チをオンにしたらその後は電源を入れたままにしておい
て、マイクスイッチのみをオン、オフさせれば上記のよ
うな問題は全く生じないことになるが、電源スイッチと
マイクスイッチの2個が必要となるのでスペース的な問
題が発生し、また常に電源オンとしておくことにより、
電源に電池を使用したセットでは、電池の消耗を早めて
経済的でないという問題がある。
【0004】本考案はこの点に鑑みて成されたものであ
り、電源スイッチとマイクスイッチを別個のものとせ
ず、しかも電源の立上がりによって不安定な動作となら
ず、電源の無駄な消費もない増幅器用電源装置を提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するための手段として、電源と増幅器の電源端子との
間をPNP型のトランジスタのエミッタとコレクタで接
続するとともに、該トランジスタのオン、オフ制御を行
う、エミッタが電源側に接続されたPNP型のトランジ
スタのベースと接地回路との間に抵抗器とコンデンサと
を直列に接続し、前記増幅器にマイクスイッチを設け
て、該マイクスイッチの一極を前記抵抗器とコンデンサ
との接続点に、他極を接地回路に接続した構成としたも
のである。
【0006】
【作用】このような構成とすれば、増幅器に設けたマイ
クスイッチをオンにするとエミッタが電源側に接続さ
れ、ベースと接地回路との間に抵抗器とコンデンサとを
直列に接続したトランジスタがオンとなって、電源と増
幅器の電源端子との間に接続されたトランジスタもオン
となる。これによって増幅器にはスイッチオンと同時に
電源電圧が供給される。マイクスイッチをオフにすると
両トランジスタが順次オフとなって増幅器も非作動状態
になる。しかしながら、スイッチオフと同時にコンデン
サの充電が開始されるので、充電が完了するまでの間は
両トランジスタはオフとならず、増幅器は立上がった状
態を維持する。そこでマイクスイッチを再度オンにする
と、安定した状態で送話ができる。コンデンサの充電が
完了すると始めて増幅器は非作動状態になる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1について説明
する。この図1に示す回路は、増幅器内に設けられるス
イッチとしてPTTスイッチを用いたものである。1は
電源であるバッテリであり、負極側は接地回路に接続さ
れているものである。バッテリ1の正極側は、PNP型
のトランジスタ2のエミッタ、コレクタを介してマイク
アンプ3の正側電源端子4に接続されている。マイクア
ンプ3の負側電源端子5は接地回路に接続されている。
この接続により、マイクアンプ3はこれら正側電源端子
4と負側電源端子5間に所定値の電源電圧が与えられた
とき、作動することになる。
【0008】バッテリ1の正極側には、さらに抵抗器6
の一端が接続されている。抵抗器6の他端には、抵抗器
7の一端とPNP型のトランジスタ8のエミッタが接続
されている。抵抗器7の他の一端は抵抗器9を介して負
極側を接地したコンデンサ10の正極側に接続されてい
る。トランジスタ8のベースは、抵抗器7,9の接続点
に接続され、コレクタはNPN型のトランジスタ11のベ
ースに接続されている。トランジスタ11のコレクタは抵
抗器12を介してトランジスタ2のベースに接続され、エ
ミッタは接地回路に接続されている。
【0009】マイクアンプ3は、この実施例においては
通信機用のものとなっている。したがってマイクスイッ
チとしてPTT(プッシュ・トゥ・トーク)スイッチ13
が用いられている。このPTTスイッチ13の一極は負側
電源端子5を介して接地回路に接続されており、他極は
抵抗器9とコンデンサ10の接続点に接続されている。こ
の接続により、PTTスイッチ13が閉じればコンデンサ
10は短絡されることになる。
【0010】このように構成されたこの装置は、電源の
オン、オフを行なうトランジスタ8,11,2によるスイ
ッチング回路と、コンデンサ10の充放電による遅延回路
を接続した構成となり、次のように作動する。すなわ
ち、マイクアンプ3のPTTスイッチ13の一極を矢印方
向に押して閉じる(オンにする)と、抵抗器9の一端は
接地回路に接続されることになるから、トランジスタ8
はオンとなる。トランジスタ8がオンになると、抵抗器
6とこのトランジスタ8のエミッタ、コレクタを通じて
トランジスタ11のベースに電圧が与えられるから、この
トランジスタ11もオンになる。
【0011】トランジスタ11がオンになるとトランジス
タ2もオンとなり、この結果、マイクアンプ3の正側電
源端子4にはバッテリ1の正側電位が印加されることに
なる。したがってマイクアンプ3は作動状態になる。こ
のときにはPTTスイッチ13がオンになっているので、
図示しないマイクロホンに向かって発声することによ
り、送話できる。送話を停止するためにPTTスイッチ
13をオフとすると、コンデンサ10にはバッテリ1から抵
抗器6,7,9を通じた電流が流れ、このコンデンサ10
の充電が開始する。
【0012】充電が進行してコンデンサ10の正極側の電
位が上昇すると、トランジスタ8がオフとなり、これに
よってトランジスタ11とトランジスタ2も順次オフとな
る。トランジスタ2がオフになればマイクアンプ3の正
側電源端子4にはそれまで印加されていたバッテリ1の
正側電位が与えられないことになるから、マイクアンプ
3は作動を停止する。しかしながら、コンデンサ10のチ
ャージアップまでにPTTスイッチ13を再度オンにする
とマイクアンプ3は電源がオンのままになっているの
で、立上がった安定した状態で送話ができることにな
る。
【0013】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
た増幅器用電源装置であるから、通信機用マイクなど
で、短時間内にマイク用スイッチのオンオフを繰り返し
ても、その時間がコンデンサのチャージアップ時間以内
であれば増幅器は連続動作をしているので、立上がり時
の不安定などの影響を受けることがなく、送話の頭切れ
等が生じないことになる。またマイク用スイッチと電源
スイッチを兼用できるので、これらを別個に設けたもの
に比してスペース的に有利となる上に、電池の消耗も少
なくしできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の回路図である。
【符号の説明】
1 バッテリ 2 トランジスタ 3 マイクアンプ 4 正側電源端子 5 負側電源端子 8 トランジスタ 10 コンデンサ 11 トランジスタ 13 PTTスイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源と増幅器の電源端子との間をPNP
    型のトランジスタのエミッタとコレクタで接続するとと
    もに、該トランジスタのオン、オフ制御を行う、エミッ
    タが電源側に接続されたPNP型のトランジスタのベー
    スと接地回路との間に抵抗器とコンデンサとを直列に接
    続し、前記増幅器にマイクスイッチを設けて、該マイク
    スイッチの一極を前記抵抗器とコンデンサとの接続点
    に、他極を接地回路に接続したことを特徴とする増幅器
    用電源装置。
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