JP2593959Y2 - 組立て玩具 - Google Patents

組立て玩具

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JP2593959Y2
JP2593959Y2 JP1993034863U JP3486393U JP2593959Y2 JP 2593959 Y2 JP2593959 Y2 JP 2593959Y2 JP 1993034863 U JP1993034863 U JP 1993034863U JP 3486393 U JP3486393 U JP 3486393U JP 2593959 Y2 JP2593959 Y2 JP 2593959Y2
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弘志 小林
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Takara Co Ltd
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Takara Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は組立て玩具に関し、詳し
くは複数の組立て素体を折曲たり、或いはそのままの状
態で連結部材によって連結して簡単に組立物を組み立て
たり、或は組み立てた組立物を分解して別の組立物を組
み立てることができる組立て玩具に関する。
【0002】
【従来技術】最近、組立て玩具にあってはいろいろなも
のが提案され実用に供れている。例えば組立て玩具を構
成する複数の組立て部材を決められた通りに組み立てた
り、結合したりすることによって所定の組立物を完成さ
せることができるものが知られている。
【0003】ところで、組立て玩具は考え乍ら組み立て
るという知育的要素が多分に含まれており、したがっ
て、単に一つのものを組み立てるだけに捕らわれずに、
組立て部材を組替えることによっていろいろな形状のも
のを組立てることができれば、組み立てる面白さはもと
より、知育の発達にもつながる。
【0004】しかしながら、上述のような従来の組立て
玩具にあっては始めから完成される組立物は決まってお
り、また、その組立物も一つに限られているため、面白
みに加え知育的要素にも欠け、すぐに飽きられてしまう
嫌いがあった。また、独自なものを考えるための創作性
を養うこともできなかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこのような事
情に鑑みてなされたものであって、特に、組立て素体を
組替えるにとで独自で多種類の組立物を組み立てること
ができ、知育の向上と創作意欲を湧き立たせることがで
きるとともに、柔らかで軽く安全性に優れた組立て玩具
を提案することをその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本考案に係る組立て玩具は、複数の組立
て素体を連結部材によって連結して組立てる組立て玩具
であって、上記組立て素体と連結部材とを下記のように
構成したことを特徴とする。 (イ)上記組立て素体は細長板状、円板状等を有すると
ともに、折曲可能な素材によって形成されていること (ロ)上記組立て素体には上記連結部材を取着支持する
ための取着孔が形成されていること (ハ)上記連結部材は嵌脱可能な二部材からなり、一方
の部材には嵌合部が設けられ、他方の部材には上記嵌合
部に嵌合し合う嵌合受部が設けられていること (ニ)上記連結部材の一方の部材と他方の部材との間隔
を調整する継ぎ足し部材を有し、該継ぎ足し部材の一端
には上記連結部材の嵌合部に嵌合する嵌合受部が形成さ
れるとともに、他端には上記連結部材の嵌合受部に嵌合
する嵌合部が形成されていること
【0007】
【考案の作用、効果】上記構成のように、本考案に係る
組立て玩具によれば、複数の組立て素体を湾曲させた
り、そのままの状態で当接させたりした後、連結部材に
よって上記組立て素体同士を連結させることによって組
立物を完成させる。次に、上記連結部材を離嵌させて組
立て素体の組み立て状態を解除させるとともに、該組立
て素体を再び湾曲させたり、そのままの状態で当接させ
たりする等して組み替えた後、連結部材によって上記組
立て素体同士を連結させることによって上記とは別の組
立物を完成させる。さらに、上記と同様にして組立て素
体を組み替えることによって更に上記とは別の組立物を
完成させる。このように組立て玩具は、複数の組立て素
体を湾曲させたり、そのままの状態で当接させたりした
後に、これら組立て素体を連結部材によって連結するこ
とで独自な多種類の組立物を組み立てることができるた
め、創作意欲を湧かすことができるとともに、知育の向
上にもつながる。また、組み立て素体に設けた連結部材
の取着孔に二部材から成る連結部材を取着支持させて該
連結部材によって両素体を連結させるだけの簡単な方法
によって組立物を組み立てることができるのに加え、
結部材を構成する二部材の間隔を継ぎ足し部材によって
調整することにより複数の組立て素体を重ねて固定する
ことができ、しかも組立て素体が折曲可能な素材によっ
て形成されているので、組立物の形状に制約を受けるこ
とがなくなり、好きな形状の組立物を自由に組み上げる
ことができる。しかも、組立て素体は柔らかで軽く安全
性にも優れている。
【0008】
【実施例】以下、図面によって本考案の実施態様の一例
について説明する。
【0009】図3において、符号1は本考案に係る組立
て玩具を示し、該組立て玩具1は複数の組立て素体2乃
至7を折曲たり、そのままの状態で当接させたりしたの
ち連結部材8によって連結することにより三輪車の形
態、機関車の形態、手提カバンの形態にそれぞれ組み立
てることができる。
【0010】組立て素体2、2・・はEVA素材(エチ
レンと酢酸ビニルを共重合した熱可塑性樹脂)によって
形成されるとともに、それぞれの長さが異なる細長板状
を有し且つその両端は半円に形成されている。また、上
記組立て素体2、2・・の表面長手中央には連結部材8
を取着支持するための取着孔9、9・・が等間隔に穿設
されている。
【0011】組立て素体3、3・・はEVA素材によっ
て形成されるとともに、大小異なる円板状を有するとと
もに、その表面の所定位置には連結部材8を取着支持す
るための取着孔9、9・・が穿設されている。次に、組
立て素体4はEVA素材によって形成されるとともに、
立方体状を有している。そして、上記組立て素体4の各
面には連結部材8を取着支持するための取着孔9、9・
・が穿設されている。
【0012】組立て素体5はEVA素材によって形成さ
れるとともに、円柱状を有している。そして、上記組立
て素体5の上下面及び外周の所定位置には連結部材8を
取着支持するための取着孔9、9・・が穿設されてい
る。次に、組立て素体6はEVA素材によって形成され
るとともに、棒状を有している。さらに、組立て素体7
はEVA素材によって形成されるとともに、筒状を有し
ている。
【0013】次に、連結部材8は二部材によって構成さ
れるとともに、一方の部材は円板状の基部材8aと該基
部材8aの表面中央に突設された嵌合部8bとによって
形成されている。また、他方の部材は円板状の基部材8
cと該基部材8cの表面中央に突設されるとともに上記
嵌合部8bが嵌脱自在な嵌合受部8dとによって形成さ
れている。
【0014】連結部材8は必要に応じて該連結部材8を
構成する二部材間に継足し部材10を継ぎ足すことによ
ってその長さを自由に調整することができる。すなわ
ち、継足し部材10は棒状を有するとともに、その一端
には連結部材8の他方の部材に設けた嵌合受部8dに嵌
脱自在な嵌合部10aが突設され、他端には上記連結部
材8の一方の部材に設けた嵌合部8aが嵌脱自在な嵌合
受部10bが形成されている。
【0015】組立て玩具1は上述のように構成されてい
るので、その組立てにあたっては、まず、複数の組立て
素体2乃至7の何れかを折曲たり、そのままの状態で当
接させたりした後、二部材から成る連結部材8を組立て
素体2乃至7に設けた取着孔9、9・・・に取着させ上
記連結部材8によって上記組立て素体同士を連結させる
ことによって図3に示すように三輪車の形態に組み立て
ることができる。
【0016】次に、二部材からなる上記連結部材8を離
嵌させて組立て素体2乃至7の組み立て状態を解除させ
るとともに、再び複数の該組立て素体2乃至7を湾曲さ
せたり、そのままの状態で当接させたりする等して組み
替えた後、連結部材8によって上記組立て素体同士を連
結させることによって機関車の形態に組替えることがで
きる。
【0017】さらに、上記と同様にして複数の組立て素
体2乃至7を湾曲させたり、そのままの状態で当接させ
たりする等して組み替え二部材からなる連結部材8によ
って連結することによって手提カバンの形態に組替える
ことができる。
【0018】上述のように組立て玩具1によれば、複数
の組み立て素体2乃至7を組みかえて連結するだけで三
輪車、機関車、手提カバンを組み立てることができ、創
作意欲を湧かすことができるとともに、知育を向上させ
ることができる。また、組立て素体2乃至7に設けた取
着孔9、9・・に二部材から成る連結部材8を取着支持
させて該連結部材8によって両素体同士を簡単に連結さ
せることができる。さらに、子供の情緒不安定の解消に
もつながる。しかも、組立て素体は柔らかで軽く安全性
にも優れている。
【0019】次に、図4および図6は組立て玩具1の他
の実施例を示すもので、この実施例において組立て玩具
1は複数の組立て素体11乃至14を折曲たり、そのま
まの状態で当接させたりしたのち連結部材8によって連
結することによりセカンドバッグの形態に組み立てるこ
とができる。
【0020】組立て素体11はEVA素材(エチレンと
酢酸ビニルを共重合した熱可塑性樹脂)によって形成さ
れるとともに、細長板状を有し且つその一端は弯曲に形
成されている。また、上記組立て素体11の表面先端近
傍の中央には面ファスナ−15が、裏面後端近傍の中央
には上記面ファスナ−15と係脱自在な面ファスナ−1
6がそれぞれ取着されている。
【0021】図5に示すように、組立て素体12はEV
A素材によって形成されるとともに、板状で動物の顔を
模して形成されている。また、組立て素体13はEVA
素材によって形成されるとともに、略円板状を有してい
る。さらに、組み立て素体14はEVA素材によって形
成されるとともに、扇板状を有している。
【0022】上記構成の組立て玩具1によれば、まず、
組立て素体11の略三分の一の部分の下部11bを表側
に180度折曲げた後、両側寄りの上下それぞれ二か所
に適宜手段によって連結部材8を取着支持するための取
着孔17、17・・を穿設する。そして、上記取着孔1
7、17・・に連結部材8を取着させ該連結部材8によ
って上記組立て素体11の折り曲げられて重合されてい
る両側部を結合させる。次に、上記組立て素体11の略
三分の一の部分の上部11aを表側に180度折曲げ、
上記上部11aに設けた面ファスナ−15と上記下部1
1bに設けた面ファスナ−16とを係着させることによ
ってセカンドバッグの形態に組み立てられる。上記組立
て素体11の略三分の一の部分の上部11aの表側に
は、組立て素体11乃至14を連結部材8によって連結
して形成された動物の顔様の飾り物19が取着されてい
るとともに、上記飾り物19は組立て素体11乃至14
を所定位置に重合させたのち適宜手段によって連結部材
8を取着支持するための取着孔17、17・・を穿設
し、該取着孔17、17・・に連結部材8を取着させ該
連結部材8によって上記組立て素体同士を結合すること
によって形成される。なお、取着孔17は組み立て素体
11乃至14に始めに穿設してもよい。また、吊下げベ
ルト20は最後に適宜手段によって取着する。
【0023】上述の組立て玩具1によれば、組立て素体
11乃至14を折曲たり、そのままの状態で当接させた
りしたのち連結部材8によって連結するだけでセカンド
バッグを組み立てることができ、創作意欲を湧かすこと
ができるのに加え、知育を向上させることができる。ま
た、連結部材8によって組立て素体11乃至14同士を
簡単に連結させて組み立てることができる。さらに、組
立て素体は柔らかで軽く安全性にも優れている。さらに
また、子供の情緒不安定の解決にもつながる。
【0024】なお、この実施例において図1乃至図3と
同符号は同部位を示すものとし、その説明は省略する。
また、連結部材8はこれに限定されるものではなく、例
えば図7および図8に示すように嵌合部21と該嵌合部
に嵌合し合う嵌合受部22、あるいは対向する位置に係
止爪23、23とを設けて構成したものであってもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】組立て玩具を構成する組立て素体の斜視図であ
る。
【図2】連結部材及び継ぎ足し部材の説明図である。
【図3】三輪車様、機関車様、手提カバン様にそれぞれ
組み立てられた組立て玩具の斜視図である。
【図4】組立て玩具を構成する別の実施例の組立て素体
の斜視図である。
【図5】組立て玩具を構成する別の実施例の組立て素体
の斜視図である。
【図6】セカンドバッグ様に組み立てられた組立て玩具
の斜視図である。
【図7】連結部材の他の例を示す説明図である。
【図8】上記連結部材のさらに他の例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 組立て玩具 2 組立て素体 3 組立て素体 4 組立て素体 5 組立て素体 6 組立て素体 7 組立て素体 8 連結部材 8b 嵌合部 8d 嵌合受部 9 取着孔10 継ぎ足し部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の組立て素体を連結部材によって連
    結して組立てる組立て玩具であって、上記組立て素体と
    連結部材とを下記のように構成したことを特徴とする組
    立て玩具。 (イ)上記組立て素体は細長板状、円板状等を有すると
    ともに、折曲可能な素材によって形成されていること (ロ)上記組立て素体には上記連結部材を取着支持する
    ための取着孔が形成されていること (ハ)上記連結部材は嵌脱可能な二部材からなり、一方
    の部材には嵌合部が設けられ、他方の部材には上記嵌合
    部に嵌合し合う嵌合受部が設けられていること (ニ)上記連結部材の一方の部材と他方の部材との間隔
    を調整する継ぎ足し部材を有し、該継ぎ足し部材の一端
    には上記連結部材の嵌合部に嵌合する嵌合受部が形成さ
    れるとともに、他端には上記連結部材の嵌合受部に嵌合
    する嵌合部が形成されていること
JP1993034863U 1993-06-02 1993-06-02 組立て玩具 Expired - Lifetime JP2593959Y2 (ja)

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