JP2593872Y2 - ディスプレイ角度調整機構 - Google Patents

ディスプレイ角度調整機構

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JP2593872Y2
JP2593872Y2 JP1993034066U JP3406693U JP2593872Y2 JP 2593872 Y2 JP2593872 Y2 JP 2593872Y2 JP 1993034066 U JP1993034066 U JP 1993034066U JP 3406693 U JP3406693 U JP 3406693U JP 2593872 Y2 JP2593872 Y2 JP 2593872Y2
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screw
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豊 斎藤
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ディスプレイ(以下、
「CRT」ともいう。)等の角度を固定するとともに、
この固定角度を可変自在なディスプレイ角度調整機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のディスプレイ角度調整機
構の一例であり、CRT固定ノブを使用した側面図であ
る。CRT20は、このCRT20の両側部20bに取
り付けられる固定具21を介して支持される。固定具2
1は、底面21aが棚等の基台22上に載置されるもの
であり、腕部21b端部に設けられた固定ノブ23は、
腕部21bと筐体20とをネジ23aで連結固定する。
この固定ノブ23を回転させることにより、筐体20の
前面20aの傾斜角度を可変させることができる。この
傾斜角度可変は、一般的に前面20aへの光の乱入を防
止するため、あるいは、操作者の視野角との関係で行わ
れる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、ラック等に出
来るだけ収容スペースを無駄なく収容したい場合等、C
RT20の両側部に近接して壁部がある場合、固定ノブ
23部分に手を挿入させることができず、容易にCRT
20の前面20aの角度を可変させることができなくな
る。特に、狭い船舶内では、機器の収容スペースを効率
化させる必要がある。そのため、スペースをとらないよ
うに、現地設置工事の時に、現物に合わせて、マクラ木
等をあてて、CRTの角度を調整している。
【0004】しかし、現物合わせのため作業性がわる
い。しかも、CRTが揺れる船舶等に設けられるレーダ
表示装置等である場合、振動対策が不十分となる。本考
案は、上記事情に鑑みて成されたものであり、CRTの
幅のスペースで設置でき、正面からCRTの角度を容易
に可変させ、しかもCRTの脱落を防止する構成となる
ディスプレイ角度調整機構を提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案のディスプレイ角度調整機構は、ペデスタル
に固定用のネジタップを複数段設け、ディスプレイを取
り付けたベースの固定位置を変更する。また、CRTの
角度を調整してから、ドライバ等を挿入しておく穴を設
け、そのネジタップに固定用ネジを挿入し易くする。具
体的には、以下の構成とした。ペデスタルは、前記ディ
スプレイの前面に位置する該ペデスタルの前面に設けら
れた複数段のネジタップと、該ネジタップを変更すると
き前記ベースを変更するネジタップの所定の位置に保持
するベース保持手段とを備えた。また、ベースは、ベー
スを前記ペデスタルのネジタップに固定するため前記デ
ィスプレイの前面に位置する該ベースの前面に設けられ
穴と、前記ベース保持手段と相まってベースを保持す
ための被保持手段とを備えた。
【0006】
【作用】固定用のネジ穴の位置合わせができ、CRTの
角度調整を簡単におこなえる。この調整が正面からでき
るので、CRTの両側の省スペース化が実現できる。
【0007】
【実施例】(第1の実施例) 図1(a)は、本考案のディスプレイ角度調整機構が取
り付けられたディスプレイを示す正面図、図1(b)は
側面図である。船舶に搭載されるレーダディスプレイ等
のCRT1は、前面1aに表示部1b、各種スイッチ1
cが設けられている。このCRT1は、振動による落下
等を防止するため、ラック等(図示せず)の基台22に
固定される。その固定機構として、基台22に固定され
るペデスタル(架台)2と、CRT1の底部1dに取り
付けるベース3を用いる。
【0008】図2で詳細を示すペデスタル2の前面2a
には、CRT1の前面1aの取付角度を変更するため、
複数段の取り付け用ネジタップ2bを備える。実施例で
は、2段とし、各段2個のネジタップ2bとした。さら
に、ネジタップ2bを変更するとき前記ベースを変更す
るネジタップ2bの所定の位置に保持するベース保持手
段として、ドライバを挿入する穴2cを備えた。この穴
2cは、ネジタップ2bのネジ径に該当するドライバの
シャフトの外形に対応した大きさとする。例えば、M8
のネジタップに対して、10φの大きさとした。
【0009】図3で詳細を示すベース3は、L字型の板
状のものであり、L字の長手方向面3aにCRT1の底
部1dに取り付ける。また、前面(L字の短手方向面)
3bを、ペデスタル2の前面2aの、監視面側に当て、
ネジタップ2bでネジ止めするためのネジ穴3cが設け
られている。さらに、前面(L字の短手方向面3bに
は、ドライバを穴2cに挿入した際に、ベース3の横移
動を防止し、ネジ穴がネジタップ2bと合うようする被
保持手段3dを備える。なお、被保持手段3dは、横ず
れが少ない場合は、図のような円状でなく、加工なしの
たんなる直線でもよい。
【0010】次に、上記構成による角度変更する工程の
説明する。CRT1の前面1aの取付角度を変更の傾斜
角度を可変させるには、ベース3のネジ穴3cのネジを
はずす。CRT1の前面1aの下を持ち上げて所定の角
度にする。そのネジタップ2bに該当する穴2cに、M
8ネジ用のドライバを挿入し、ベース3の被保持手段3
dをドライバのシャフトに乗せる。次に、他のドライ
バ、又は手等でM8のネジをネジ穴3cを介して、ネジ
タップ2bに挿入する。仮止めした後、穴2cから抜い
たドライバで本締めする。
【0011】(第2の実施例) 図4(a)は、本考案の第2の実施例のディスプレイを
示す正面図、図1(b)は側面図である。本実施例は、
第1の実施例のベース保持手段2c、及び被保持手段3
dを他の構造にしたものである。被保持手段3dを、
ース3の短手方向面3bの裏面に設けた突起とする。さ
らに、ベース保持手段2cとして、その突起3dを挿入
して、ベース3を保持する、穴2cとした。図4では、
ネジタップ2bを各段2個、穴2cをネジタップ2bの
中間に各段1個設けたが、穴2cを各段2個、ネジタッ
プ2bを穴2cの中間に各段1個の構成としてもよい。
【0012】
【考案の効果】本考案によれば、ペデスタル2のネジタ
ップ2bを複数段設け、また、調整の際のベースを保持
するため保持手段2cを備えた。そのため、ディスプレ
1の前面から角度を、簡単に変更することができる。ま
た、前面から調整できるため、幅の狭いスペースにこの
ディスプレ1を設置できる。また、ディスプレ1の幅方
向に近接して壁部を設けることができ、スペース効率を
向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案のディスプレイ角度調整機構が
取り付けられたディスプレイを示す正面図、(b)は側
面図である。
【図2】(a)は本考案のディスプレイ角度調整機構に
用いたペデスタルを示す正面図、(b)は側面図であ
る。
【図3】(a)は本考案のディスプレイ角度調整機構に
用いたベースを示す正面図、(b)は側面図である。
【図4】(a)は本考案の他の実施例を示す前面図、
(b)は側面図である。
【図5】従来のディスプレイ角度調整機構を用いたディ
スプレイを示す側面図である。
【符号の説明】
1…ディスプレイ、1a…前面、1d…底部、2…ペデ
スタル、2a…前面、2b…ネジタップ、2c…ベース
保持手段、3…ベース、3b…前面、3c…穴、3d…
被保持手段、22…基台

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスプレイ(1)と、該ディスプレイの
    底部(1)に取り付けられベース(3)と、該ディ
    スプレイをベースを介して基台(22)に固定するため
    のペデスタル(2)とからなるディスプレイ角度調整機
    構であって、前記ペデスタルは、前記ディスプレイの前
    面(1a)に位置する該ペデスタルの前面(2a)に設
    けられた複数段のネジタップ(2b)と、該タップを変
    更するとき前記ベースを変更するタップの所定の位置に
    保持するベース保持手段(2c)とを有し、前記ベース
    は、ベースを前記ペデスタルのタップに固定するため
    前記ディスプレイの前面(1a)に位置する該ベースの
    前面(3b)に設けられた穴(3c)と、前記ベース
    持手段と相まってベースを保持するための被保持手段
    (3d)とを有し、ディスプレイの傾斜角度を切替え可
    能としたことを特徴とするディスプレイ角度調整機構。
JP1993034066U 1993-05-31 1993-05-31 ディスプレイ角度調整機構 Expired - Fee Related JP2593872Y2 (ja)

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JPH0687987U JPH0687987U (ja) 1994-12-22
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