JP2593654Y2 - 感知器ベース - Google Patents
感知器ベースInfo
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- JP2593654Y2 JP2593654Y2 JP1993007647U JP764793U JP2593654Y2 JP 2593654 Y2 JP2593654 Y2 JP 2593654Y2 JP 1993007647 U JP1993007647 U JP 1993007647U JP 764793 U JP764793 U JP 764793U JP 2593654 Y2 JP2593654 Y2 JP 2593654Y2
- Authority
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- Japan
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- connection terminal
- terminal
- wire
- electric wire
- wire connection
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、煙や熱等を感知する感
知器ヘッドを着脱自在に取付け固定する感知器ベースに
関するものである。
知器ヘッドを着脱自在に取付け固定する感知器ベースに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の火災感知器は、火災受信機や他の
火災感知器や発信器や中継器等に代表される防災機器
(図示せず)に、対の電線から成る感知器回線(図示せ
ず)を介して回線接続して使用するものであり、中央の
火災受信機との間で信号の送受信を行い、火災に関係す
る煙や熱などの情報(例えば現時刻の煙濃度や温度変化
などの物理量情報や、高レベルの煙や熱を検知したとい
う火災発報信号など)を感知して、該情報を前記感知器
回線を介して中央の火災受信機に送信するようになって
いる。一般によく知られている火災感知器としては、例
えば図3に示すようなものがあり、該火災感知器は、煙
や熱などを感知する感知器ヘッド10と、該感知器ヘッ
ド10を着脱自在に取付け固定する感知器ベース1とか
ら成っている。該感知器ベース1は、天井材などの取付
け材にねじなどにより固定される。
火災感知器や発信器や中継器等に代表される防災機器
(図示せず)に、対の電線から成る感知器回線(図示せ
ず)を介して回線接続して使用するものであり、中央の
火災受信機との間で信号の送受信を行い、火災に関係す
る煙や熱などの情報(例えば現時刻の煙濃度や温度変化
などの物理量情報や、高レベルの煙や熱を検知したとい
う火災発報信号など)を感知して、該情報を前記感知器
回線を介して中央の火災受信機に送信するようになって
いる。一般によく知られている火災感知器としては、例
えば図3に示すようなものがあり、該火災感知器は、煙
や熱などを感知する感知器ヘッド10と、該感知器ヘッ
ド10を着脱自在に取付け固定する感知器ベース1とか
ら成っている。該感知器ベース1は、天井材などの取付
け材にねじなどにより固定される。
【0003】前記感知器ベース1は、前記電線40を電
気的接続する電線接続端子6−1と、前記感知器ヘッド
10に着脱自在に電気的接続する連結端子3a,5a
と、発光素子を有して成る発光灯部9aとを具備して成
っている。前記電線接続端子6−1は、電線40を差込
み接続する速結端子構造の端子であり、前段の防災機器
(火災受信機や他の火災感知器や発信器や中継器)から
の2本の電線40と、次段の防災機器(他の火災感知器
や発信器)からの2本の電線40とが各々電気的接続さ
れるよう、計4本の電線40を接続出来るようになって
いる。
気的接続する電線接続端子6−1と、前記感知器ヘッド
10に着脱自在に電気的接続する連結端子3a,5a
と、発光素子を有して成る発光灯部9aとを具備して成
っている。前記電線接続端子6−1は、電線40を差込
み接続する速結端子構造の端子であり、前段の防災機器
(火災受信機や他の火災感知器や発信器や中継器)から
の2本の電線40と、次段の防災機器(他の火災感知器
や発信器)からの2本の電線40とが各々電気的接続さ
れるよう、計4本の電線40を接続出来るようになって
いる。
【0004】ところで、従来例として挙げた図3の感知
器ベース1においては、前記連結端子3a,5aが、前
記感知器ヘッド10と感知器ベース1との機械的固定を
も賄うような構成になっている。即ち、従来例において
は、天井材等の取付け材に固定された感知器ベース1
に、前記感知器ヘッド10を合わせ、該感知器ヘッド1
0を一方向に回転させることにより、前記感知器ヘッド
10に設けられた鉤型端子(図示せず)が、前記連結端
子3a,5aに引っ掛け係止され、これにより、感知器
ヘッド10と感知器ベース1とが、着脱自在に電気的且
つ機械的に接続固定されるようになっている。無論、前
記感知器ベース1と前記感知器ヘッド10との機械的固
定のための手段を、前記連結端子3a,5aとは別に設
けたものもある。
器ベース1においては、前記連結端子3a,5aが、前
記感知器ヘッド10と感知器ベース1との機械的固定を
も賄うような構成になっている。即ち、従来例において
は、天井材等の取付け材に固定された感知器ベース1
に、前記感知器ヘッド10を合わせ、該感知器ヘッド1
0を一方向に回転させることにより、前記感知器ヘッド
10に設けられた鉤型端子(図示せず)が、前記連結端
子3a,5aに引っ掛け係止され、これにより、感知器
ヘッド10と感知器ベース1とが、着脱自在に電気的且
つ機械的に接続固定されるようになっている。無論、前
記感知器ベース1と前記感知器ヘッド10との機械的固
定のための手段を、前記連結端子3a,5aとは別に設
けたものもある。
【0005】又、前記発光灯部9aは、前記感知器ヘッ
ド10の火災発報信号を検出して点灯すると共に、火災
受信機からの火災復旧の操作がなされるまで発光素子の
点灯状態を自己保持するようになっている。該発光灯部
9aの自己保持点灯により、どの火災感知器が火災発報
したかを容易に発見することが出来るようになってい
る。
ド10の火災発報信号を検出して点灯すると共に、火災
受信機からの火災復旧の操作がなされるまで発光素子の
点灯状態を自己保持するようになっている。該発光灯部
9aの自己保持点灯により、どの火災感知器が火災発報
したかを容易に発見することが出来るようになってい
る。
【0006】図4は、前記速結端子構造の電線接続端子
6−1を示す断面図である。速結端子構造の電線接続端
子6−1は、図4に示すように、金属製のコ形の端子板
13と、前記端子板13に内包される鎖錠ばね14と
を、電線挿入孔6aを有するハウジング6xとから成っ
ている。前記端子板13は、導電板5bにより発光灯部
9aに電気的接続されており、該発光灯部9aは前記連
結端子5aに電気的接続されている。
6−1を示す断面図である。速結端子構造の電線接続端
子6−1は、図4に示すように、金属製のコ形の端子板
13と、前記端子板13に内包される鎖錠ばね14と
を、電線挿入孔6aを有するハウジング6xとから成っ
ている。前記端子板13は、導電板5bにより発光灯部
9aに電気的接続されており、該発光灯部9aは前記連
結端子5aに電気的接続されている。
【0007】前記電線接続端子に電線40を接続する場
合、電線40の被覆部40b先端を剥がして芯線40a
を露出させ、該芯線40aを前記電線挿入孔6aから差
し込むようにする。すると、該芯線40aが前記鎖錠ば
ね14と前記端子板13との間に介入されると共に、前
記鎖錠ばね14が芯線40aを前記端子板13に押し付
けて、前記端子板13と前記芯線40aとを電気的接触
させる。このとき、前記鎖錠ばね14は、前記芯線40
aの挿入方向を向くよう前記芯線40aに斜めに引っ掛
かるため、芯線40aを電線挿入孔から抜こうとしても
簡単には抜けないようになっている。但し、一般の速結
端子構造の電線接続端子には、前記芯線40aを前記電
線挿入孔6aから引き抜くための専用のボタンが設けら
れている。
合、電線40の被覆部40b先端を剥がして芯線40a
を露出させ、該芯線40aを前記電線挿入孔6aから差
し込むようにする。すると、該芯線40aが前記鎖錠ば
ね14と前記端子板13との間に介入されると共に、前
記鎖錠ばね14が芯線40aを前記端子板13に押し付
けて、前記端子板13と前記芯線40aとを電気的接触
させる。このとき、前記鎖錠ばね14は、前記芯線40
aの挿入方向を向くよう前記芯線40aに斜めに引っ掛
かるため、芯線40aを電線挿入孔から抜こうとしても
簡単には抜けないようになっている。但し、一般の速結
端子構造の電線接続端子には、前記芯線40aを前記電
線挿入孔6aから引き抜くための専用のボタンが設けら
れている。
【0008】ところで、最近の火災感知器は、そのもの
単体で使われることは少なく、前記防災機器や、該防災
機器以外の周辺機器(例えば、火災表示灯や中継リレー
など)と組み合わされて、自動火災報知システムの一構
成要素として使用されることが多い。図5は、該自動火
災報知システムの一従来形態を示すシステム図である。
図5において、33は火災受信機であり、31は、前記
防災機器の発報により点灯する火災表示灯や、火災に伴
って連動制御する機器を接続する中継リレー等の周辺機
器である。端子FA,FBには、住宅情報機器など火災
発報に伴って連動制御する機器(図示せず)が接続され
る。又、前記周辺機器31には、その具備する端子Ic
を介して火災受信機33から電源が供給される。
単体で使われることは少なく、前記防災機器や、該防災
機器以外の周辺機器(例えば、火災表示灯や中継リレー
など)と組み合わされて、自動火災報知システムの一構
成要素として使用されることが多い。図5は、該自動火
災報知システムの一従来形態を示すシステム図である。
図5において、33は火災受信機であり、31は、前記
防災機器の発報により点灯する火災表示灯や、火災に伴
って連動制御する機器を接続する中継リレー等の周辺機
器である。端子FA,FBには、住宅情報機器など火災
発報に伴って連動制御する機器(図示せず)が接続され
る。又、前記周辺機器31には、その具備する端子Ic
を介して火災受信機33から電源が供給される。
【0009】上記の形態の自動火災報知システムにおい
ては、前記感知器ベース1に3種類の端子が必要とな
る。即ち、共通端子Cと、前記火災受信機33等の防災
機器に信号線接続される端子Lと、前記周辺機器31に
信号線接続される端子Sとを必要とする。前記感知器ベ
ース1は、前記端子Lを介して、感知器ヘッド10から
の火災発報信号(接点出力信号)を火災受信機33に送
信すると共に、前記端子Sを介して、前記周辺機器31
に火災発報信号を送信する。該周辺機器31は、前記火
災発報信号を受信することにより連動する。
ては、前記感知器ベース1に3種類の端子が必要とな
る。即ち、共通端子Cと、前記火災受信機33等の防災
機器に信号線接続される端子Lと、前記周辺機器31に
信号線接続される端子Sとを必要とする。前記感知器ベ
ース1は、前記端子Lを介して、感知器ヘッド10から
の火災発報信号(接点出力信号)を火災受信機33に送
信すると共に、前記端子Sを介して、前記周辺機器31
に火災発報信号を送信する。該周辺機器31は、前記火
災発報信号を受信することにより連動する。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】然しながら、従来の感
知器ベース1においては、各端子に電線40を接続する
結線作業の際に、共に信号線を接続する前記端子Lと前
記端子Sとの識別がしにくく、結線ミスを起こすことが
多分にあった。
知器ベース1においては、各端子に電線40を接続する
結線作業の際に、共に信号線を接続する前記端子Lと前
記端子Sとの識別がしにくく、結線ミスを起こすことが
多分にあった。
【0011】本考案は上記課題を解決するために成され
たもので、その目的とするところは、複数の電線接続端
子を有する構成において電線の結線を正確に行えるよう
にした感知器ベースの構造を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、複数の電線接続端
子を有する構成において電線の結線を正確に行えるよう
にした感知器ベースの構造を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本考案は、感知器ヘッドを着脱自在に取付け
固定する感知器ベースであって、該感知器ヘッドに着脱
自在に電気的接続する連結端子と、該連結端子に電気的
接続され且つ防災機器に接続された電線を接続する第1
の電線接続端子と、前記連結端子に電気的接続され且つ
前記防災機器以外の周辺機器に接続された電線を接続す
る第2の電線接続端子と、を具備して成る感知器ベース
において、前記第1の電線接続端子の表面色と前記第2
の電線接続端子の表面色とを互いに異なる色にしたこと
を特徴とするものである。
に成された本考案は、感知器ヘッドを着脱自在に取付け
固定する感知器ベースであって、該感知器ヘッドに着脱
自在に電気的接続する連結端子と、該連結端子に電気的
接続され且つ防災機器に接続された電線を接続する第1
の電線接続端子と、前記連結端子に電気的接続され且つ
前記防災機器以外の周辺機器に接続された電線を接続す
る第2の電線接続端子と、を具備して成る感知器ベース
において、前記第1の電線接続端子の表面色と前記第2
の電線接続端子の表面色とを互いに異なる色にしたこと
を特徴とするものである。
【0013】
【作用】本考案においては、互いに異なる機器を接続す
るべき複数の電線接続端子を、その表面の互いに異なる
色彩により識別出来る。
るべき複数の電線接続端子を、その表面の互いに異なる
色彩により識別出来る。
【0014】
【実施例】以下に本考案を、その一実施例を示す図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0015】図1は、本考案に係る感知器ベースの一実
施例を示す斜視図であり、図2は、同感知器ベースの分
解斜視図である。
施例を示す斜視図であり、図2は、同感知器ベースの分
解斜視図である。
【0016】本実施例の感知器ベースは、図1及び図2
に示すように、樹脂製のベース本体部2に、火災に伴う
煙や熱を感知する感知器ヘッド(図示せず)を着脱自在
に電気的接続する金属製の連結端子3a,5aを具備す
ると共に、発光ダイオードなどの発光素子LED、抵抗
素子7a、ダイオードDその他の回路素子を搭載した発
光回路7を有して成る前記発光灯部9aを具備し、更
に、金属製のコ形の端子板13と該端子板13に内包さ
れる鎖錠ばね14とから成る複数の端子L,L,S,C
を具備して成っている。2つの端子L,Lは共に導電板
5bを介して前記発光灯部9aに電気的接続され、前記
端子Cは前記連結端子3aに接続される。又、前記連結
端子5aと前記端子Sとは、前記発光灯部9aに電気的
接続されており、即ち、前記端子Lと前記連結端子5a
とは、前記発光灯部9aを介して電気的接続した状態と
なっている。尚、前記発光灯部9aは必ずしも必要とい
うものではない。
に示すように、樹脂製のベース本体部2に、火災に伴う
煙や熱を感知する感知器ヘッド(図示せず)を着脱自在
に電気的接続する金属製の連結端子3a,5aを具備す
ると共に、発光ダイオードなどの発光素子LED、抵抗
素子7a、ダイオードDその他の回路素子を搭載した発
光回路7を有して成る前記発光灯部9aを具備し、更
に、金属製のコ形の端子板13と該端子板13に内包さ
れる鎖錠ばね14とから成る複数の端子L,L,S,C
を具備して成っている。2つの端子L,Lは共に導電板
5bを介して前記発光灯部9aに電気的接続され、前記
端子Cは前記連結端子3aに接続される。又、前記連結
端子5aと前記端子Sとは、前記発光灯部9aに電気的
接続されており、即ち、前記端子Lと前記連結端子5a
とは、前記発光灯部9aを介して電気的接続した状態と
なっている。尚、前記発光灯部9aは必ずしも必要とい
うものではない。
【0017】ところで、前記連結端子3a,5aは、前
記従来例と同様に、前記感知器ヘッド10と感知器ベー
ス1との電気的接続と同時に、両者の機械的固定をも賄
う構成となっているが、無論、前記感知器ベース1と前
記感知器ヘッド10との機械的固定のための手段を、前
記連結端子3a,5aとは別に設けてもよい。
記従来例と同様に、前記感知器ヘッド10と感知器ベー
ス1との電気的接続と同時に、両者の機械的固定をも賄
う構成となっているが、無論、前記感知器ベース1と前
記感知器ヘッド10との機械的固定のための手段を、前
記連結端子3a,5aとは別に設けてもよい。
【0018】又、前記端子Lと前記端子Cとは、4つの
電線挿入孔6aを有するハウジング体6xに内包され、
第1電線接続端子6−1を形成する。又、前記端子S
は、2つの電線挿入孔6aを有するハウジング体6zに
内包され、第2電線接続端子6−2を形成する。更に、
もう一方の端子Lは、2つの電線挿入孔6aを有するハ
ウジング体6yに内包され、第3電線接続端子6−3を
形成する。前記各電線接続端子6−1,6−2,6−3
の構造は、前記図4に示したと同様である。即ち、前記
第1電線接続端子6−1は前記連結端子3a,5aに電
気的接続され、前記第2電線接続端子6−2は前記連結
端子5aに電気的接続され、前記第3電線接続端子6−
3は前記連結端子5aに電気的接続された状態となって
いる。・即ち、前記電線接続端子6−2の内部構造は、
前記従来例として示した図5に示す電線接続端子6−1
と同様であり、電線40の接続方法も同様である。
電線挿入孔6aを有するハウジング体6xに内包され、
第1電線接続端子6−1を形成する。又、前記端子S
は、2つの電線挿入孔6aを有するハウジング体6zに
内包され、第2電線接続端子6−2を形成する。更に、
もう一方の端子Lは、2つの電線挿入孔6aを有するハ
ウジング体6yに内包され、第3電線接続端子6−3を
形成する。前記各電線接続端子6−1,6−2,6−3
の構造は、前記図4に示したと同様である。即ち、前記
第1電線接続端子6−1は前記連結端子3a,5aに電
気的接続され、前記第2電線接続端子6−2は前記連結
端子5aに電気的接続され、前記第3電線接続端子6−
3は前記連結端子5aに電気的接続された状態となって
いる。・即ち、前記電線接続端子6−2の内部構造は、
前記従来例として示した図5に示す電線接続端子6−1
と同様であり、電線40の接続方法も同様である。
【0019】尚、前記電線接続端子6−1,6−2,6
−3の形態は上記形態に限らず、例えば、本出願人が先
に出願した〔平成5年実用新案登録願第2093号〕に
記載したような電線接続端子、即ち、電線の芯線のみを
嵌入する端子溝を有する端子板と、電線挿入孔より差込
み挿入された電線を押圧する押圧ボタンと、から成る電
線接続端子であって、電線挿入孔より電線を差込み挿入
した後、押圧ボタンにより該電線を押圧して、該電線を
端子板に設けた端子溝に押圧嵌入するような構成の電線
接続端子でもよい。
−3の形態は上記形態に限らず、例えば、本出願人が先
に出願した〔平成5年実用新案登録願第2093号〕に
記載したような電線接続端子、即ち、電線の芯線のみを
嵌入する端子溝を有する端子板と、電線挿入孔より差込
み挿入された電線を押圧する押圧ボタンと、から成る電
線接続端子であって、電線挿入孔より電線を差込み挿入
した後、押圧ボタンにより該電線を押圧して、該電線を
端子板に設けた端子溝に押圧嵌入するような構成の電線
接続端子でもよい。
【0020】尚、2bは電線40の引き込むための電線
挿通口である。ところで、従来の感知器ベースにおいて
は、その全体色が白若しくは薄灰色をものが一般的であ
るが、本実施例の感知器ベースにおいては、前記周辺機
器からの電線40を接続する前記第2電線接続端子6−
2の表面、即ち第2電線接続端子6−2を構成する前記
ハウジング体6zの表面色のみを、例えば赤や青や緑な
どの、前記第1電線接続端子6−1の表面色(白若しく
は薄灰色)とははっきりと異なる色にして、防災機器を
接続する前記第1電線接続端子6−1と、周辺機器を接
続する前記第2電線接続端子6−2とが視覚的にはっき
りと識別出来るようになっている。無論、前記第1電線
接続端子6−1の表面色を例えば赤や青や緑などの色彩
にしてもよいし、前記第1電線接続端子6−1と前記第
2電線接続端子6−2との両方に、例えば赤や青や緑な
どの色彩を表面に施してもよい。但し、前記第1電線接
続端子6−1と前記第2電線接続端子6−2とは互いに
異なる表面色にする。
挿通口である。ところで、従来の感知器ベースにおいて
は、その全体色が白若しくは薄灰色をものが一般的であ
るが、本実施例の感知器ベースにおいては、前記周辺機
器からの電線40を接続する前記第2電線接続端子6−
2の表面、即ち第2電線接続端子6−2を構成する前記
ハウジング体6zの表面色のみを、例えば赤や青や緑な
どの、前記第1電線接続端子6−1の表面色(白若しく
は薄灰色)とははっきりと異なる色にして、防災機器を
接続する前記第1電線接続端子6−1と、周辺機器を接
続する前記第2電線接続端子6−2とが視覚的にはっき
りと識別出来るようになっている。無論、前記第1電線
接続端子6−1の表面色を例えば赤や青や緑などの色彩
にしてもよいし、前記第1電線接続端子6−1と前記第
2電線接続端子6−2との両方に、例えば赤や青や緑な
どの色彩を表面に施してもよい。但し、前記第1電線接
続端子6−1と前記第2電線接続端子6−2とは互いに
異なる表面色にする。
【0021】尚、ハウジング体に赤や青や緑などの色彩
を施す際には、前記ハウジング体の成型材料(樹脂な
ど)に予め着色して該ハウジング体を成型すればよい
が、無論、前記ハウジング体を成型した後に、その表面
に着色を施すようにしてもよい。又、前記ハウジング体
の表面全体に限らず、その表面の一部のみに色彩を施す
ようにしてもよい。
を施す際には、前記ハウジング体の成型材料(樹脂な
ど)に予め着色して該ハウジング体を成型すればよい
が、無論、前記ハウジング体を成型した後に、その表面
に着色を施すようにしてもよい。又、前記ハウジング体
の表面全体に限らず、その表面の一部のみに色彩を施す
ようにしてもよい。
【0022】尚、本実施例は、取付け面に露出固定する
ような形態の感知器ベース1について示したが、本発明
は、天井などの取付け材に埋め込み固定するようにした
埋め込み型の感知器ベースにも適用出来る。
ような形態の感知器ベース1について示したが、本発明
は、天井などの取付け材に埋め込み固定するようにした
埋め込み型の感知器ベースにも適用出来る。
【0023】
【効果】以上の如く構成した本考案によれば、互いに異
なる機器を接続するべき複数の電線接続端子それぞれ
を、その表面の互いに異なる色彩により識別出来るよう
にしたので、複数の電線接続端子を有する感知器ベース
において電線の結線を間違わずに正確に行うことが容易
である。
なる機器を接続するべき複数の電線接続端子それぞれ
を、その表面の互いに異なる色彩により識別出来るよう
にしたので、複数の電線接続端子を有する感知器ベース
において電線の結線を間違わずに正確に行うことが容易
である。
【図1】本考案一実施例を示す斜視図。
【図2】本考案一実施例を示す分解斜視図。
【図3】従来例を示す斜視図。
【図4】従来例における速結端子構造の電線接続端子6
−1を示す断面図。
−1を示す断面図。
【図5】自動火災報知システムの一実施形態を示す図。
1 感知器ベース 2 ベース本体部 3a 連結端子 5a 連結端子 6−1 第1電線接続端子 6−2 第2電線接続端子 6−3 第3電線接続端子 6a 電線挿入孔
Claims (1)
- 【請求項1】 感知器ヘッドを着脱自在に取付け固定す
る感知器ベースであって、該感知器ヘッドに着脱自在に
電気的接続する連結端子と、該連結端子に電気的接続さ
れ且つ防災機器に接続された電線を接続する第1の電線
接続端子と、前記連結端子に電気的接続され且つ前記防
災機器以外の周辺機器に接続された電線を接続する第2
の電線接続端子と、を具備して成る感知器ベースにおい
て、 前記第1の電線接続端子の表面色と前記第2の電線接続
端子の表面色とを互いに異なる色にしたことを特徴とす
る感知器ベース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993007647U JP2593654Y2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 感知器ベース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993007647U JP2593654Y2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 感知器ベース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0670091U JPH0670091U (ja) | 1994-09-30 |
JP2593654Y2 true JP2593654Y2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=11671619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993007647U Expired - Lifetime JP2593654Y2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 感知器ベース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593654Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3595170B2 (ja) * | 1998-09-02 | 2004-12-02 | ホーチキ株式会社 | 防災機器用表示灯 |
JP4745020B2 (ja) * | 2005-10-28 | 2011-08-10 | アイホン株式会社 | 電子機器の電源端子構造 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP1993007647U patent/JP2593654Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0670091U (ja) | 1994-09-30 |
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