JP2593581B2 - 電磁波式近接センサ - Google Patents

電磁波式近接センサ

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    • G08B13/24Electrical actuation by interference with electromagnetic field distribution
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/10Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles actuating a signalling device
    • B60R25/1004Alarm systems characterised by the type of sensor, e.g. current sensing means

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は電磁波式近接センサに係り、特に人や物など
の対象物の接近・移動で生じる電磁波の低周波擾乱成分
を検知するようにした電磁波式近接センサに関する。
<従来技術> コンビニエンスストアの自動ドアやカーセキュリティ
システムなどには、電磁波を利用して人や金属物体の接
近・移動を感知する電磁波式近接センサが用いられてい
る。この電磁波式近接センサは、マイクロ波領域の電磁
波を空間に輻射しておき、人や金属などの対象物体が接
近したり、移動したりしたとき電磁波に生じる低周波擾
乱成分を検知することで、対象物体の接近や移動を検出
するようになっている。
第7図はカーセキュリティシステム用の車内所定箇所
に設置される電磁波式近接センサの一例の要部回路であ
る。1は+12Vを入力して+5Vの安定化電圧を作る直流
安定化電源回路、2は電磁波輻射部であり、2aはマイク
ロ波発振用のGaAsFETや2bの分布定数回路で構成された
発振コイルなどを有し、例えば2.45GHzの高周波領域で
発振する。このとき、発振コイル2bがアンテナとなって
車両周辺の警戒対象空間に電磁波を輻射する。車両に人
が接近すると、輻射された電磁波に低周波の擾乱が生じ
る。この擾乱で電磁波輻射部2のアンテナ負荷が変動
し、GaAsFET2aのコレクタ電圧に低周波擾乱成分が乗
る。3は擾乱成分抽出部であり、3aはGaAsFET2aのコレ
クタ電圧の変動を検出する検出抵抗、3bは直流カット用
のコンデンサ、3cはコレクタ電圧の変動成分を増幅する
増幅回路、3dはローパスフィルタであり、GaAsFET2aの
コレクタ電圧に乗った低周波擾乱成分を取り出し、低周
波擾乱成分信号を出力する。4は基準レベル発生部、5
はレベル比較部であり、抽出した電磁波擾乱成分信号を
入力して所定の基準レベルと比較し、基準レベルより大
きなレベルの低周波擾乱成分信号入力が或る期間持続し
たとき、外部へセンサ信号を出力する。5aは擾乱成分抽
出部3で抽出された低周波擾乱成分信号と所定の第1基
準レベルを比較し、低周波擾乱成分信号が第1基準レベ
ルを越えている間、Hレベルを出力する第1比較回路、
5bは逆阻止ダイオード、5cは逆阻止ダイオード5bの出力
を積分する積分回路、5dは積分回路の出力が所定の第2
基準レベルを越えたとき、Hを出力してオープンコレク
タトランジスタ5eをオンし、Lレベルのセンサ信号Qを
外部に出力する第2比較回路である。
レベル比較部5の動作波形を第8図に示す。第1基準
レベルを越えるレベルの低周波擾乱成分信号の入力が或
る期間継続したとき初めてセンサ信号Qが出力され、ご
く短期間しか継続しないときはセンタ信号出力をしな
い。
オープンコレクタトランジスタ5eのコレクタ側は、ケ
ーブルを介して車両所定箇所に設置されたセキュリティ
システム本体(図示せず)内のプルアップ入力抵抗と接
続されており、オープンコレクタトランジスタ5eがオン
すると、Lレベルのセンサ信号Qがセキュリティ制御部
に入力されて、所定の警報制御がなされる。
ところで、電磁波式近接センサの最適感度は車種毎に
異なるので、車両に実装する際、予め車種に応じたセン
サ感度調整を行う必要がある。
従来のセンサ感度調整法は、増幅回路3cに設けた半固
定抵抗3eを回して増幅回路3cのゲインを可変することで
行っていた。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、上記した従来の技術では、センサ感度
の調整を電磁波式近接センサの半固定抵抗3eで行うよう
にしていたので、調整作業者は車内に入っての電磁波式
近接センサの半固定抵抗3eの回転と、車外に出ての警報
起動の有無確認を繰り返さなければならず、非常に面倒
な作業となっていた。
以上から、本発明の目的はセンサ感度の調整が外部で
行えるようにした電磁波式近接センサを提供することで
ある。
<課題を解決するための手段> 上記課題は本発明の1つにおいては、所定の高周波領
域で発振し、外部へ電磁波を輻射する電磁波輻射部と、
対象物の接近・移動で生じる電磁波の低周波擾乱成分を
抽出する擾乱成分抽出部と、抽出した低周波擾乱成分信
号を入力して所定の基準レベルと比較し、基準レベルよ
り大きなレベルの電磁波擾乱成分信号を入力したとき、
外部へセンサ信号を出力するレベル比較部とを備えた電
磁波式近接センサにおいて、外部からデューティ比が可
変で電磁波擾乱成分より周波数の高いパルス信号を入力
し、このパルス信号に基づき、電磁波輻射部の発振動作
を断続させる発振動作断続部を設けたにより達成され
る。
また本発明の他の1つにおいては、外部から入力した
デューティ比が可変のパルス信号を入力し、このパルス
信号のデューティ比に応じてレベルが変わる基準レベル
電圧を発生する基準レベル発生部を設けたことにより達
成される。
<作用> 本発明の1つによれば、外部からデューティ比が可変
で低周波擾乱成分より周波数の高いパルス信号を入力す
ると、電磁波輻射部の発振動作が断続し、レベル比較部
でセンサ信号を出力するのに必要な低周波擾乱成分信号
のレベルが可変する。これにより、センサの外部からセ
ンサ感度の調整が可能となる。
また本発明の他の1つによれば、外部からデューティ
比が可変のパルス信号を入力すると、このパルス信号の
デューティ比に応じてレベルが変わる基準レベル電圧を
発生し、レベル比較部に入力する。これにより、センサ
の外部からセンサ感度の調整が可能となる。
<実施例> 第1図は本発明の一実施例に係わるカーセキュリティ
システム用の電磁波式近接センサの要部構成図であり、
第7図と同一の構成部分には同一の符号を付してある。
6は電磁波式近接センサ、7は電磁波式近接センサ6
のケースに装着された入出力コネクタであり、ケーブル
を介してカーセキュリティシステム本体(図示せず)ま
たは第2図に示す最適感度判別器11と接続可能になって
いる。7aはセンサ信号出力端子、7bは+電源入力端子、
7cはアース端子、7dは感度調整用パルス信号入力端子で
ある。
カーセキュリティシステム本体または最適感度判別器
11は、感度調整用パルス信号SPを例えばオープンコレク
タ出力する。
8は入出力コネクタ7の感度調整用パルス信号入力端
子7dを介して外部から感度調整用パルス信号SPを入力
し、このパルス信号に従い電磁波輻射部2の発振動作を
断続させる発振動作断続部である。8aは感度調整用パル
ス信号SPを入力するプルアップ抵抗、8bは感度調整用パ
ルス信号をベースに入力するトランジスタ、8cと8dはコ
ンデンサである。感度調整用パルス信号がLのときトラ
ンジスタ8bがオンし、GaAsFET2aがオンして電磁波輻射
部2が発振し、感度調整用パルス信号がHになると、ト
ランジスタ8bがオフし、GaAsFET2aがオフして電磁波輻
射部2の発振が止まる。よって、電磁波輻射部2は感度
調整用パルス信号のデューティ比に従い、発振動作を断
続する。
なお、感度調整用パルス信号の周波数は、人の接近・
移動で生じる電磁波の低周波擾乱成分より遥かに高い周
波数となっており、発振動作の断続で生じるGaAsFET2a
のコレクタ電圧の変動成分は、低周波擾乱成分抽出部3
のローパスフィルタ3dでカットされるのでレベル比較部
5に出力されることはない。
擾乱成分抽出部3の増幅回路3cのゲインは固定されて
いる。
電磁波式近接センサのその他の構成部分は第7図と全
く同様に構成されている。
第2図は電磁波式近接センサとケーブルを介して接続
可能な最適感度判別器11の構成を示す要部構成図であ
る。
12はケーブルを介して電磁波式近接センサの入出力コ
ネクタ7と接続される入出力コネクタであり、12aはセ
ンサ信号入力端子、12bは+電源出力端子、12cはアース
端子、12dは感度調整用パルス信号出力端子である。13
はセンサ信号入力回路を構成するプルアップ抵抗、14は
感度調整用パルス信号出力回路としてのオープンコレク
タトランジスタである。15はマイコン構成のコントロー
ラ、16はランプ、17は操作部であり、17aは1〜8の8
段階の感度設定を行う感度設定キー、17bはリセットキ
ーである。コントローラ15は感度設定キー17aの操作に
応じてデューティ比が8段階で変わり、周波数が例えば
125Hzの感度調整用パルス信号SPi(i=1〜8)をオー
プンコレクタトランジスタ14を介して電磁波式近接セン
サ6側へ出力し、プルアップ抵抗13を介してセンサ信号
Qを入力するとランプ16の点灯を行う。18は12Vのバッ
テリと12Vから5Vの直流電源を得るDC−DCコンバータを
含む直流電源部である。
第3図に最適感度判別器11が出力する感度1(最低感
度)から感度8(最高感度)の感度調整用パルス信号SP
1〜SP8の波形を示す。但し、感度調整用パルス信号SP8
は連続したLレベルである。
次に、本実施例の動作をコントローラ15の動作を示す
第4図の流れ図と、第5図の波形図を参照して説明す
る。
車両所定箇所に電磁波式近接センサ6を設置したあと
ケーブルで最適感度判別器11と接続する。作業車が車外
の離れた位置で立ち止まり、ランプ16が消灯した状態
で、最適感度判別器11の感度設定キー17aの「1」を押
圧すると、コントローラ15は感度1(最低感度)に応じ
たデューティ比で125Hzの感度調整用パルス信号SP1(第
3図参照)をオープンコレクタトランジスタ14から出力
させる(ステップ101〜103)。
感度調整用パルス信号SP1は電磁波式近接センサ6に
入力され、発振動作断続部8のトランジスタ8bのベース
に入力される。感度調整用パルス信号SP1がLの間はト
ランジスタ8bがオンし、電磁波輻射部2のGaAsFET2aが
オンして発振し、外部へ電磁波を輻射する。感度調整用
パルスSP1がHの間はトランジスタ8bがオフし、GaAsFET
2aがオフして発振動作が停止し、電磁波の輻射が止ま
る。感度調整用パルス信号SP1のデューティ比が大きい
ので、発振期間は短い。
GaAsFET2aのオンとオフが125Hzで繰り返しているの
で、コレクタ電圧も125Hzの周期で変化する。このコレ
クタ電圧は擾乱成分抽出部3に入力され、直流カットコ
ンデンサ3bで変化分が取り出されたあと、増幅回路3cで
増幅されるが、ローパスフィルタ3dでカットされるの
で、レベル比較部4へは出力されない。
この状態で、作業車が車両の方へ近づき車両の周りで
移動すると、発振期間中に車外に輻射された電磁波に低
周波の擾乱が生じアンテナ負荷が変動するので、GaAsFE
T2aのコレクタ電圧に10Hz前後の低周波擾乱成分が乗
る。この低周波擾乱成分は擾乱成分抽出部3に入力さ
れ、直流カットコンデンサ3bで変化分が取り出されたあ
と増幅回路3cで増幅される。そしてローパスフィルタ3d
を通過して、低周波擾乱成分信号として出力される。
低周波擾乱成分信号はレベル比較部5に入力され、第
1比較回路5aで第1基準レベルと比較されて第1基準レ
ベルを越えた期間の間Hが出力される。第1比較回路5a
のH出力は逆阻止ダイオード5bを介して積分回路5cで積
分されたあと第2比較回路5dで第2基準レベルと比較さ
れる。
ここで、感度調整用パルス信号SP1のデューティ比が
大きく、電磁波輻射部2の発振期間が短いので、擾乱成
分抽出部3から出力される低周波擾乱成分信号のレベル
が小さく、第1基準レベルを越え難い(第5図(1)参
照)。よって、積分回路5cの出力は零のままか増大して
もその速度が遅い。作業員が車両周りで適当に移動して
止まると、低周波擾乱成分信号のレベル比較部4への入
力が止まる。すると、積分回路5cの出力は放電により低
下するので、積分回路5cの出力ピークが第2基準レベル
を下回ったままであれば、第2比較回路5dの出力はHと
ならず、オープンコレクタトランジスタ5eからセンサ信
号Qは出力されない。
即ち、感度1は電磁波式近接センサ6を設置した車種
に対する適切な感度でないことになる。
感度を上げるため、作業者が最適感度判別器11の感度
設定キー17aの「2」を押圧すると、コントローラ15は
感度2に応じたデューティ比で125Hzの感度調整用パル
ス信号SP2(第3図参照)をオープンコレクタトランジ
スタ14から出力させる(ステップ104、105、103)。電
磁波式近接センサ6の電磁波輻射部2は感度調整用パル
ス信号SP2のデューティ比に応じて発振動作を断続し、
発振期間が少し長くなる。よって、作業者が車両の周り
で移動したとき、レベル比較部5に入力される低周波擾
乱成分信号のレベルが少し大きくなり、第1基準レベル
をときどき越えるようになり(第5図(2)参照)、積
分回路5cの出力増大速度が少し早くなる。但し、作業員
が車両周りで適当な移動して止まるまでの間に、積分回
路5cの出力ピークが第2基準レベルに達しなければセン
サ信号Qの出力はされない。
感度を更に上げるため、最適感度判別器11の感度設定
キー17aの「3」を押圧すると、コントローラ15は感度
3に応じたデューティ比で125Hzの感度調整用パルス信
号SP3(第3図参照)をオープンコレクタトランジスタ1
4から出力させる(ステップ104、105、103)。これによ
り、電磁波輻射部2の発振期間は更に長くなり、作業者
が車両の周りで移動したとき、レベル比較部5に入力さ
れる低周波擾乱成分信号のレベルが更に大きくなって第
1基準レベルを容易に上回るようになり、積分回路5cの
出力増大速度が更に早くなる。作業員が車両周りで適当
に移動して止まるまでの間に、積分回路5cの出力ピーク
が第2基準レベルに達すれば、第2比較回路5dはHを出
力し、オープンコレクタトランジスタ5eをオンさせてL
のセンサ信号Qを出力させる。センサ信号Qはケーブル
を介して最適感度判別器11のコントローラ15に入力され
る。
センサ信号を入力したコントローラ15はランプ16を点
灯させる(ステップ104、106)。このランプ16の点灯
で、作業者は感度3が適切であることが判る。よって、
電磁波式近接センサ6にカーセキュリティシステム本体
(図示せず)を接続し、このカーセキュリティシステム
本体に内蔵させた感度調整用パルス信号発生部(最適感
度判別器11の操作部17、コントローラ15、オープンコレ
クタトランジスタ14と同様の構成を持つ)から感度3の
感度調整用パルス信号SP3を出力させることで、車種に
合った最適感度設定を行える。
若し、感度3でもまだランプ16が点灯しなければ、操
作部17の感度設定キー17aを操作して感度4、5、…
…、8と順に感度を上げていけばよい。
なお、一旦点灯したランプ16はリセットキー17bを押
圧することで消灯させることができる(ステップ107、1
08)。
上記した実施例によれば、電磁波式近接センサの外部
からデューティ比可変の感度調整用パルス信号を印加す
ることで、センサから離れた位置で感度可変操作を行う
ことができ、一々車内の電磁波式近接センサの在るとこ
ろに行って感度調整を行い、車外に出て適切かどうか確
かめるという面倒な作業をしなくて済む。
なお、カーセキュリティシステム本体にリモコン機能
を持たせ、遠隔操作で感度調整用パルス信号発生部にデ
ューティ比の異なる感度調整用パルス信号を切り替え発
生させることができるようにすれば、最初から電磁波式
近接センサとカーセキュリティシステム本体を接続して
おいて、センサ感度調整作業を行うこともできる。
また、上記した実施例では感度調整用パルス信号の周
波数を125Hzとしたが、この発明は何らこれに限定され
ず、低周波擾乱成分より高ければ他の固定または可変の
周波数であってもよい。また、センサ信号や感度調整用
パルス信号をオープンコレクタ出力するようにしたが、
他の仕方で出力するようにしてもよい。更に、感度調整
用パルス信号のH、L変化に従い電磁波輻射部2の発振
動作を断続することで、感度を切り替えられるようにし
たが、これと異なり第6図の電磁波式近接センサ6Aに示
す如く、レベル比較部5の第1基準レベルを可変して感
度を切り替えられるようにしてもよい。第6図におい
て、18は基準レベル発生部であり、18aはトランジス
タ、18b〜18eは抵抗、18f、18gはコンデンサである。抵
抗18bと18cはほぼ同じ抵抗値、18dと18eはほぼ同じ抵抗
値であり、18dは18bより遥かに小さな値となっている。
トランジスタ18aのベースに感度調整用パルス信号が入
力されるようになっている。感度調整用パルス信号がL
のときトランジスタ18aがオンし、コンデンサ18fは主に
抵抗18dを介して抵抗18b、18c、18dで定まる電圧に向け
て充電される。感度調整用パルス信号がHのときトラン
ジスタ18aがオフし、コンデンサ18fは抵抗18b、18cで定
まる電圧に向けて放電される。コンデンサ18fの電圧は
抵抗18eとコンデンサ18gにより平滑化され、第1基準レ
ベル電圧としてレベル比較部5の第1比較回路5aへ出力
される。よって、感度調整用パルス信号のデューティ比
が大きいとき(H期間が長いとき)、基準レベル発生部
18から出力される第1基準レベル電圧は低くなり、デュ
ーティ比が小さいとき第1基準レベル電圧は高くなるの
で、デューティ比可変の感度調整用パルス信号により、
センサ感度を可変できるようになる。但し、第3図との
対比では、感度調整用パルス信号SP1が最も感度が高くS
P8が最も低くなる。
<発明の効果> 以上本発明の1つによれば、外部からデューティ比が
可変で低周波擾乱成分より周波数の高いパルス信号を入
力すると、電磁波輻射部の発振動作が断続し、擾乱成分
抽出部から出力される低周波擾乱成分信号のレベルが可
変するように構成したから、センサの外部からセンサ感
度の調整が可能となる。
また本発明の他の1つによれば、外部からデューティ
比が可変のパルス信号を入力すると、このパルス信号の
デューティ比に応じてレベルが変わる基準レベル電圧を
発生し、レベル比較部に入力するように構成したから、
センサの外部からセンサ感度の調整が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる電磁波式近接センサ
の構成を示す要部構成図、 第2図は最適感度判別器の構成を示す要部構成図、 第3図は感度調整用パルス信号を示す波形図、 第4図は第2図におけるコントローラの動作を説明する
流れ図、 第5図は第1図の電磁波式近接センサの動作を説明する
波形図、 第6図は本発明の他の実施例に係わる電磁波式近接セン
サの構成を示す要部構成図、 第7図は従来の電磁波式近接センサの構成を示す要部構
成図、 第8図は第7図におけるレベル比較部の動作を示す波形
図である。 2……電磁波輻射部 3……擾乱成分抽出部 5……レベル比較部 6……電磁波式近接センサ 8……発振動作断続部 18……基準レベル発生部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の高周波領域で発振し、外部へ電磁波
    を輻射する電磁波輻射部と、対象物の接近・移動で生じ
    る電磁波の低周波擾乱成分を抽出する擾乱成分抽出部
    と、抽出した低周波擾乱成分信号を入力して所定の基準
    レベルと比較し、基準レベルより大きなレベルの電磁波
    擾乱成分信号を入力したとき、外部へセンサ信号を出力
    するレベル比較部とを備えた電磁波式近接センサにおい
    て、 外部からデューティ比が可変で電磁波擾乱成分より周波
    数の高いパルス信号を入力し、このパルス信号に基づ
    き、電磁波輻射部の発振動作を断続させる発振動作断続
    部を設けたこと、 を特徴とする電磁波式近接センサ。
  2. 【請求項2】発振動作断続部の代わりに、外部からデュ
    ーティ比が可変のパルス信号を入力し、このパルス信号
    のデューティ比に応じてレベルが変わる基準レベル電圧
    を発生し、レベル比較部へ出力する基準レベル発生部を
    設けたこと、を特徴とする請求項1記載の電磁波式近接
    センサ。
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