JP2593540B2 - ビシクロ〔3.3.0〕オクタン‐3,7‐ジオン‐2‐カルボン酸エステルおよびその7‐モノケタールの対掌体分離の新規方法 - Google Patents
ビシクロ〔3.3.0〕オクタン‐3,7‐ジオン‐2‐カルボン酸エステルおよびその7‐モノケタールの対掌体分離の新規方法Info
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- C07J1/0066—Estrane derivatives substituted in position 17 beta not substituted in position 17 alfa
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は(+)−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−
オン−2−カルボン酸ステロイドエステルの製法に関す
る。
オン−2−カルボン酸ステロイドエステルの製法に関す
る。
ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3,7−ジオン−2−カル
ボン酸エステルはカルバサイクリン誘導体およびセスキ
テルペンの製造のための重要な中間体であり、かつ新規
方法(西ドイツ国特許出願第P3702385.3号明細書)によ
り容易に製造される。
ボン酸エステルはカルバサイクリン誘導体およびセスキ
テルペンの製造のための重要な中間体であり、かつ新規
方法(西ドイツ国特許出願第P3702385.3号明細書)によ
り容易に製造される。
このビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3,7−ジオン−2−
カルボン酸エステルの、遊離17β−ヒドロキシル基を有
する天然配置のステロイドでのエステル交換の際、驚異
的にも式Iで表わされる絶対配値を有する誘導体のみが
晶出し、一方相当するジアステレオマーのエステルIVが
溶液中に残留しかつ高い光学収率で母液から得られるこ
とが判明した。
カルボン酸エステルの、遊離17β−ヒドロキシル基を有
する天然配置のステロイドでのエステル交換の際、驚異
的にも式Iで表わされる絶対配値を有する誘導体のみが
晶出し、一方相当するジアステレオマーのエステルIVが
溶液中に残留しかつ高い光学収率で母液から得られるこ
とが判明した。
本発明の対象は、つまり式IIIの遊離17β−ヒドロキ
シル基、殊に芳香族A−環の有するステロイドでのエス
テル交換および引続くステロイドエステルへの結晶化に
よるラセミ性D,L−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3,7−
ジオン−カルボン酸エステル誘導体IIの対掌体分離であ
り、その際、一般式Iで表わされた絶対配置を有する対
掌体のみがほぼ光学的に純粋に晶出し、一方Iにジアス
テレオマーのステロイドエステルIVは、約90%の光学収
率で母液から得られる。
シル基、殊に芳香族A−環の有するステロイドでのエス
テル交換および引続くステロイドエステルへの結晶化に
よるラセミ性D,L−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3,7−
ジオン−カルボン酸エステル誘導体IIの対掌体分離であ
り、その際、一般式Iで表わされた絶対配置を有する対
掌体のみがほぼ光学的に純粋に晶出し、一方Iにジアス
テレオマーのステロイドエステルIVは、約90%の光学収
率で母液から得られる。
従つて、本発明は、式I: 〔式中Xは酸素または基−O−(CH2)n−O−または −O−CH2−C(CH3)2−CH2−O−(その際nは2ま
たは3)、R2は水素またはメチル、Yは基XまたはX1、
X1は基OCH3またはOCOR3、R3はメチル、エチル、フエニ
ル、ベンジルまたはピバリルおよび基: (その際XおよびX1は上記のものを表わす)を表わす〕
の(+)−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−オン−2
−カルボン酸ステロイドの製法に関し、これは式II 〔式中Xは上記のものを表わし、Rは1〜4のC−原子
を有するアルキス基を表わす〕のD,L−ビシクロ〔3.3.
0〕−オクタン−3−オン−2−カルボン酸エステル
を、式III: 〔式中R2および基 は上記のものを表わす〕の遊離ヒドロキシ基を有する光
学活性ステロイドを用いて求核性または酸性触媒の存在
で、ジアステレオマーのステロイドに変じ、式Iの光学
的に純粋なステロイドエステルを結晶として得ることを
特徴とする。
たは3)、R2は水素またはメチル、Yは基XまたはX1、
X1は基OCH3またはOCOR3、R3はメチル、エチル、フエニ
ル、ベンジルまたはピバリルおよび基: (その際XおよびX1は上記のものを表わす)を表わす〕
の(+)−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−オン−2
−カルボン酸ステロイドの製法に関し、これは式II 〔式中Xは上記のものを表わし、Rは1〜4のC−原子
を有するアルキス基を表わす〕のD,L−ビシクロ〔3.3.
0〕−オクタン−3−オン−2−カルボン酸エステル
を、式III: 〔式中R2および基 は上記のものを表わす〕の遊離ヒドロキシ基を有する光
学活性ステロイドを用いて求核性または酸性触媒の存在
で、ジアステレオマーのステロイドに変じ、式Iの光学
的に純粋なステロイドエステルを結晶として得ることを
特徴とする。
1〜4のC−原子を有するアルキル基(R)として基
メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブ
チル、sek.−ブチルおよびt.−ブチルが重要である。
メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブ
チル、sek.−ブチルおよびt.−ブチルが重要である。
17β−ヒドロキシ基を有する、式IIIのステロイドと
してエストラジオールメチルエーテルならびにエキリン
−タイプまたはエキレニン−タイプの化合物が重要であ
る。他のステロイドとしてY=XまたはX1であるような
ものが挙げられる。
してエストラジオールメチルエーテルならびにエキリン
−タイプまたはエキレニン−タイプの化合物が重要であ
る。他のステロイドとしてY=XまたはX1であるような
ものが挙げられる。
有利な反応は、次の図式Iにより明らかにされる:そ
こでD,L−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3,7−ジオン−
2−カルボン酸メチルエステルIVをD.F.Taberその他、
J.O.C.50,3618(1985年)の方法により、4−ジメチル
アミノピリジン(DMAP)または4−ピロリジノピリジン
(PPY)の存在でエストラジオールメチルエーテルVIを
用いるないしはトルオール中のカンフアスルホン酸、p
−トルオール−またはメタンスルホン酸の存在での酸−
触媒エステル交換により約80〜90%の収率にエステル交
換する。その際、35〜40%の収率でほぼ光学的に純粋な
エステルVIIIが晶出し、VIIIにジアステレオマーのエス
テル(IV参照)は溶液中に残留する。ネオペンチルグリ
コールでの選択的ケタール化の際に、VIIIは、ステロイ
ドエステルケタールXを生じる。光学活性ケタールエス
テルXは、同様にまたD,L−ネオペンチケルケタールモ
ノメチルエステルIXから、DMAPまたはPPYの存在で、エ
ストラジオールメチルエーテルVIIでのエステル交換に
より結晶で、かつ実質的に光学的に純粋に約35〜40%の
収率で得られ、その際Xのジアステレオマーが母液中に
残留する。
こでD,L−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3,7−ジオン−
2−カルボン酸メチルエステルIVをD.F.Taberその他、
J.O.C.50,3618(1985年)の方法により、4−ジメチル
アミノピリジン(DMAP)または4−ピロリジノピリジン
(PPY)の存在でエストラジオールメチルエーテルVIを
用いるないしはトルオール中のカンフアスルホン酸、p
−トルオール−またはメタンスルホン酸の存在での酸−
触媒エステル交換により約80〜90%の収率にエステル交
換する。その際、35〜40%の収率でほぼ光学的に純粋な
エステルVIIIが晶出し、VIIIにジアステレオマーのエス
テル(IV参照)は溶液中に残留する。ネオペンチルグリ
コールでの選択的ケタール化の際に、VIIIは、ステロイ
ドエステルケタールXを生じる。光学活性ケタールエス
テルXは、同様にまたD,L−ネオペンチケルケタールモ
ノメチルエステルIXから、DMAPまたはPPYの存在で、エ
ストラジオールメチルエーテルVIIでのエステル交換に
より結晶で、かつ実質的に光学的に純粋に約35〜40%の
収率で得られ、その際Xのジアステレオマーが母液中に
残留する。
メチル−t.−ブチルエーテル−H2O中でのホウ水素化
ナトリウムでのXの還元は、結晶性アルコールXIを生
じ、>98%のその光学純度は、系アセトニトリル・メタ
ノール・H2O=33:29:38を用いる分析酸(ODS−Hypersi
l)でのHPLCにより測定可能である。
ナトリウムでのXの還元は、結晶性アルコールXIを生
じ、>98%のその光学純度は、系アセトニトリル・メタ
ノール・H2O=33:29:38を用いる分析酸(ODS−Hypersi
l)でのHPLCにより測定可能である。
Xからの母液の蒸発の際、得られた無定形ステロイド
エステルの、メチル−t.−ブチルエーテル−H2O中のホ
ウ水素化ナトリウムでの還元は、XIのジアステレオマー
の結晶性アルコールを生じ、その光学純度はHPLCにより
90%である。
エステルの、メチル−t.−ブチルエーテル−H2O中のホ
ウ水素化ナトリウムでの還元は、XIのジアステレオマー
の結晶性アルコールを生じ、その光学純度はHPLCにより
90%である。
t.−ブチル−ジメチルシリルクロリドでのXIの第二ヒ
ドロキシル基の保護は結晶性シリル化合物XIIを生じ、
これは−78℃でDIBAHを用いてアルデヒドXIIIおよびエ
ストラジオールメチルエーテルVIIに還元される。クロ
マトグラフイー分離後VIIを再び使用する。アルデヒドX
IIIを常法でウイツテイツヒーホーナー反応試薬と、下
方のカルバサイクリン側鎖の導入のために反応させる。
ドロキシル基の保護は結晶性シリル化合物XIIを生じ、
これは−78℃でDIBAHを用いてアルデヒドXIIIおよびエ
ストラジオールメチルエーテルVIIに還元される。クロ
マトグラフイー分離後VIIを再び使用する。アルデヒドX
IIIを常法でウイツテイツヒーホーナー反応試薬と、下
方のカルバサイクリン側鎖の導入のために反応させる。
過剰のDIBAHを用いて70〜90%の収率で油状の2−ヒ
ドロキシメチル−3a−(ジメチル−t.−ブチル−シリル
オキシ)−7−(2,2−ジメチル−1,3−プロピレンジオ
キシ)−ビシクロ〔3.3.0〕オクタンが得られる。
ドロキシメチル−3a−(ジメチル−t.−ブチル−シリル
オキシ)−7−(2,2−ジメチル−1,3−プロピレンジオ
キシ)−ビシクロ〔3.3.0〕オクタンが得られる。
他の可能性はXIV中の上記側鎖を、ウイツテイツヒ反
応試薬XVの5〜6倍の過剰を用いて生成物XVIに直接導
入することである。5−m/z−分離後得られた純粋な5
−m−化合物XVIは同様にホウ水素化ナトリウム反応、
シリル化およびDIBAH還元後XVIIにならびにウイツテイ
ツヒ・ホーナー反応、15−ケト基の還元および保護基の
除去後に、カルバサイクリンXVIIIに移行する。
応試薬XVの5〜6倍の過剰を用いて生成物XVIに直接導
入することである。5−m/z−分離後得られた純粋な5
−m−化合物XVIは同様にホウ水素化ナトリウム反応、
シリル化およびDIBAH還元後XVIIにならびにウイツテイ
ツヒ・ホーナー反応、15−ケト基の還元および保護基の
除去後に、カルバサイクリンXVIIIに移行する。
式Iの(+)−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−オ
ン−2−カルボン酸ステロイドエステルの製法では、求
核性塩基、たとえば4−ジメチルアミノピリジン、4−
ピロリジノピリジン、4−ピペリジノピリジンないしこ
れらの化合物のポリマー定着誘導体またはN−メチルイ
ミダゾールの触媒量、即ち0.001〜0.5モル、有利に0.1
モル量を、たとえばジオキサン、トルオール、キシロー
ルのような非極性溶剤中80〜160℃、有利に110〜150℃
に加熱する。同様にIを、トルオール中カンフアスルホ
ン酸、p−トルオールスルホン酸またはメタンスルホン
酸のようなスルホン酸0.01〜0.05モル量と加熱すること
により製造する。
ン−2−カルボン酸ステロイドエステルの製法では、求
核性塩基、たとえば4−ジメチルアミノピリジン、4−
ピロリジノピリジン、4−ピペリジノピリジンないしこ
れらの化合物のポリマー定着誘導体またはN−メチルイ
ミダゾールの触媒量、即ち0.001〜0.5モル、有利に0.1
モル量を、たとえばジオキサン、トルオール、キシロー
ルのような非極性溶剤中80〜160℃、有利に110〜150℃
に加熱する。同様にIを、トルオール中カンフアスルホ
ン酸、p−トルオールスルホン酸またはメタンスルホン
酸のようなスルホン酸0.01〜0.05モル量と加熱すること
により製造する。
本発明は、たとえば血圧降下および皿小坂凝固阻止性
イロプロストないしはエストラジオールメチルエーテル
の生物学的に価値の高い誘導体のような、式XVIIIの薬
学作用性カルバサイクリンの製造のための価値の高い中
間体として(+)−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−
オン−2−カルボン酸ステロイドエステルも包含する。
さらに化合物IないしそのジアステレオマーIVは、セス
キテルペンのような天然物質の製造のための価値の高い
中間体として使用する。
イロプロストないしはエストラジオールメチルエーテル
の生物学的に価値の高い誘導体のような、式XVIIIの薬
学作用性カルバサイクリンの製造のための価値の高い中
間体として(+)−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−
オン−2−カルボン酸ステロイドエステルも包含する。
さらに化合物IないしそのジアステレオマーIVは、セス
キテルペンのような天然物質の製造のための価値の高い
中間体として使用する。
例1: 〔(+)−3′−メトキシ−1′,3′,5′−エストラト
リエン−17′β−イル〕−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン
−3,7−ジオン−2−カルボキシレート a)D,L−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3,7−ジオン−
2−カルボン酸メチルエステル78.48g(0.4モル)、エ
ストラジオール−3−メチルエーテル114.56g(0.4モ
ル)および4−ジメチルアミノピリジン(DMAP)4.89g
(0.04モル)をトルオールして1200ml中130℃の油浴中
で加熱し、トルオールとの混合物中に生じるメタノール
(留出物=220ml)を4時間連続的に留去し、その際、1
05℃のフラスコ中で温度は110℃に上昇した。
リエン−17′β−イル〕−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン
−3,7−ジオン−2−カルボキシレート a)D,L−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3,7−ジオン−
2−カルボン酸メチルエステル78.48g(0.4モル)、エ
ストラジオール−3−メチルエーテル114.56g(0.4モ
ル)および4−ジメチルアミノピリジン(DMAP)4.89g
(0.04モル)をトルオールして1200ml中130℃の油浴中
で加熱し、トルオールとの混合物中に生じるメタノール
(留出物=220ml)を4時間連続的に留去し、その際、1
05℃のフラスコ中で温度は110℃に上昇した。
冷却後黒ずんだ反応溶液を真空中で蒸発させ、残分を
塩化メチレン500mlに溶かし、鉄不含のシリカゲル400g
を有する、塩化メチレンで製造されたカラムを介して濾
過し、塩化メチレン3000mlで後洗浄し、濃縮した。部分
的に結晶性の残分(約200g)を酢酸エステル350mlに熱
時に溶かし、冷却および結晶のために一晩中放置した。
濾別および酢酸エステルでの洗浄後、融点159〜165℃の
表記化合物72.1g(約4.0%)を得た。〔α〕D=59.5゜
(c=1、CHCl3)。
塩化メチレン500mlに溶かし、鉄不含のシリカゲル400g
を有する、塩化メチレンで製造されたカラムを介して濾
過し、塩化メチレン3000mlで後洗浄し、濃縮した。部分
的に結晶性の残分(約200g)を酢酸エステル350mlに熱
時に溶かし、冷却および結晶のために一晩中放置した。
濾別および酢酸エステルでの洗浄後、融点159〜165℃の
表記化合物72.1g(約4.0%)を得た。〔α〕D=59.5゜
(c=1、CHCl3)。
b)D,L−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3,7−ジオン−
2−カルボン酸メチルエステルVI1.0g(0.51mモル)、
エストラジオールメチルエーテルVII1.46g(0.51mモ
ル)および無水D,L−カンフア−10−スルホン酸3.4mg
(0.025mモル)をトルオール20mlで撹拌しながら、125
℃の油浴中で1時間トルオール−メタノール混合物の留
去下に加熱した。得られた反応混合物を鉄不含のシリカ
ゲル(Merck)5gの、トルオール−酢酸エステル(4:1)
の混合物で製造されたカラムを介して濾過し、トルオー
ル−酢酸エステル嵌合物(4:1)で後洗浄した。溶離液
を蒸発させ、残分をすぐに熱い酢酸エステル5mlから再
結晶させる。2つの配分K1=0.57g、融点169〜171゜な
らびにK2=0.258g、融点149〜156゜で、VIIあわせて0.8
28g(36%)を得た。
2−カルボン酸メチルエステルVI1.0g(0.51mモル)、
エストラジオールメチルエーテルVII1.46g(0.51mモ
ル)および無水D,L−カンフア−10−スルホン酸3.4mg
(0.025mモル)をトルオール20mlで撹拌しながら、125
℃の油浴中で1時間トルオール−メタノール混合物の留
去下に加熱した。得られた反応混合物を鉄不含のシリカ
ゲル(Merck)5gの、トルオール−酢酸エステル(4:1)
の混合物で製造されたカラムを介して濾過し、トルオー
ル−酢酸エステル嵌合物(4:1)で後洗浄した。溶離液
を蒸発させ、残分をすぐに熱い酢酸エステル5mlから再
結晶させる。2つの配分K1=0.57g、融点169〜171゜な
らびにK2=0.258g、融点149〜156゜で、VIIあわせて0.8
28g(36%)を得た。
例2: 〔(+)−3′−メトキシ−1′,3′,5′−エストラト
リエン−17′β−イル〕−7−(2,2−ジメチル−1.3−
プロピレンジオキシ)−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−
3−オン−2−カルボキシレート a)(D,L)−7−(2,2−ジメチル−1,3−プロピレン
ジオキシ)−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−オン−
カルボン酸メチルエステル50g(0.177モル)、エストラ
ジオールメチルエーテル52.98g(0.186モル)および4
−ジメチルアミノピリジン(DMAP)2.16g(0.0177モ
ル)をキシロール1000ml中油浴中で2時間160℃の浴温
に加熱し、同時にキシロール・メタノール混合物約440m
lを留去した。残りの溶剤量を真空中で留去し、褐色の
残分の110gを塩化メチレン1000ml中への溶解後、鉄不含
のシリカゲル(Merck)600gの塩化メチレンで作られた
カラムを介して濾過し、塩化メチレン2500mlで後洗浄し
た。濾液の蒸発後、油状の残分90gを沸騰しているヘキ
サン1100ml中に溶かし、濾過し、冷却するために放置し
た。融点100〜110℃の結晶(32.8g)を濾別し、濾液を5
00mlに濃縮し、その際冷却の際、さらに融点95〜99℃の
ものが8.49g生じた。合計41.7g(43.5%)が得られた。
ヘキサンからの再結晶が融点116〜120℃への結晶32.8g
(34%)を生じた。
リエン−17′β−イル〕−7−(2,2−ジメチル−1.3−
プロピレンジオキシ)−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−
3−オン−2−カルボキシレート a)(D,L)−7−(2,2−ジメチル−1,3−プロピレン
ジオキシ)−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−オン−
カルボン酸メチルエステル50g(0.177モル)、エストラ
ジオールメチルエーテル52.98g(0.186モル)および4
−ジメチルアミノピリジン(DMAP)2.16g(0.0177モ
ル)をキシロール1000ml中油浴中で2時間160℃の浴温
に加熱し、同時にキシロール・メタノール混合物約440m
lを留去した。残りの溶剤量を真空中で留去し、褐色の
残分の110gを塩化メチレン1000ml中への溶解後、鉄不含
のシリカゲル(Merck)600gの塩化メチレンで作られた
カラムを介して濾過し、塩化メチレン2500mlで後洗浄し
た。濾液の蒸発後、油状の残分90gを沸騰しているヘキ
サン1100ml中に溶かし、濾過し、冷却するために放置し
た。融点100〜110℃の結晶(32.8g)を濾別し、濾液を5
00mlに濃縮し、その際冷却の際、さらに融点95〜99℃の
ものが8.49g生じた。合計41.7g(43.5%)が得られた。
ヘキサンからの再結晶が融点116〜120℃への結晶32.8g
(34%)を生じた。
b)例1により得られた化合物50g(110.97mモル)、2,
2−ジメチルプロパンジオール12.14g(116.52mモル)お
よびD,L−しようのうスルホン酸0.734g(5.55mモル)な
らびに無水の、200℃で真空中で乾燥された硫酸マグネ
シウム100gを、無水、アルコール不含の塩化メチレン25
0ml中で24℃で18時間撹拌し、濾過しかつ塩化メチレン
で洗浄した。氷冷炭酸ナトリウム溶液での濾液の抽出、
乾燥(Na2SO4)および蒸発後得られた黄色の油状物(8.
8g)をヘキサン−エーテル8:2を用いて鉄不足のシリカ
ゲル340gのカラムでクロマトグラフイーにかける。最初
の4lの溶離液は、蒸発後に粗結晶性表記化合物43g(72
%)を生じ、これはヘキサン300mlから、最初の画分27.
38g(融点131〜133℃、〔α〕D=+83゜(C=1,CHC
l3))および母液の濃縮の際、第二の画分3.5g(融点12
8〜130℃)を生じた。総収量は30.88g=51.8%であつ
た。メタノール1.5lでのカラムの溶離および溶離液の蒸
発により粗出発物質17.3gが回収できた。
2−ジメチルプロパンジオール12.14g(116.52mモル)お
よびD,L−しようのうスルホン酸0.734g(5.55mモル)な
らびに無水の、200℃で真空中で乾燥された硫酸マグネ
シウム100gを、無水、アルコール不含の塩化メチレン25
0ml中で24℃で18時間撹拌し、濾過しかつ塩化メチレン
で洗浄した。氷冷炭酸ナトリウム溶液での濾液の抽出、
乾燥(Na2SO4)および蒸発後得られた黄色の油状物(8.
8g)をヘキサン−エーテル8:2を用いて鉄不足のシリカ
ゲル340gのカラムでクロマトグラフイーにかける。最初
の4lの溶離液は、蒸発後に粗結晶性表記化合物43g(72
%)を生じ、これはヘキサン300mlから、最初の画分27.
38g(融点131〜133℃、〔α〕D=+83゜(C=1,CHC
l3))および母液の濃縮の際、第二の画分3.5g(融点12
8〜130℃)を生じた。総収量は30.88g=51.8%であつ
た。メタノール1.5lでのカラムの溶離および溶離液の蒸
発により粗出発物質17.3gが回収できた。
例3: 〔(+)−3′−メトキシ−エストラトリエン−17′β
−イル〕−7−(2,2−ジメチル−1,3−プロピレンジオ
キシ)−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3α−オール−
2−カルボキシレート 例2により得られた化合物27.1g(50.5mモル)を新た
に蒸留されたメチル−t.−ブチルエーテル1400mlおよび
H2O5.5mlに懸濁し、撹拌下にホウ水素化ナトリウム4.28
g(126.25mモル)を添加した。72時間の撹拌後H2O500ml
を添加し、水相を塩化メチレンで数回抽出した。乾燥
(Na2SO4)および蒸発後に、粗生成物28.6gが得られ、
これはメタノール150ml溶かした後0℃で結晶した。濾
過および氷冷メタノールでの洗浄後に、融点120〜125℃
の無色の結晶13.16gが得られた。60mlおよび40mlへの母
液の濃縮が、融点99〜105℃のもの3.71gおよび融点95〜
106℃のもの0.76gの2つの画分、即ちあわせて17.5g(6
4.6%)を生じた。メタノールからの再結晶により、融
点138〜140℃の純粋な表記化合物、〔α〕D=+55.2゜
(C=1、CHCl3)を生じた。
−イル〕−7−(2,2−ジメチル−1,3−プロピレンジオ
キシ)−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3α−オール−
2−カルボキシレート 例2により得られた化合物27.1g(50.5mモル)を新た
に蒸留されたメチル−t.−ブチルエーテル1400mlおよび
H2O5.5mlに懸濁し、撹拌下にホウ水素化ナトリウム4.28
g(126.25mモル)を添加した。72時間の撹拌後H2O500ml
を添加し、水相を塩化メチレンで数回抽出した。乾燥
(Na2SO4)および蒸発後に、粗生成物28.6gが得られ、
これはメタノール150ml溶かした後0℃で結晶した。濾
過および氷冷メタノールでの洗浄後に、融点120〜125℃
の無色の結晶13.16gが得られた。60mlおよび40mlへの母
液の濃縮が、融点99〜105℃のもの3.71gおよび融点95〜
106℃のもの0.76gの2つの画分、即ちあわせて17.5g(6
4.6%)を生じた。メタノールからの再結晶により、融
点138〜140℃の純粋な表記化合物、〔α〕D=+55.2゜
(C=1、CHCl3)を生じた。
例4: 〔(+)−3′−メトキシエストラトリエン−17′β−
イル〕−3α−(ジメチル−t.−ブチル−シリルオキ
シ)−7−(2,2−ジメチル−1,3−プロピレンヂオキ
シ)−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−2−カルボキシレ
ート 例3により得られた化合物1g(1.86mモル)、ジメチ
ル−t.−ブチル−シリルクロリド0.47g(3.06mモル)、
4−ジメチルアミノピリジン(DMAP)0.25g(2.04mモ
ル)ならびにトリエチルアミン0.42ml(3.06mモル)を2
4℃で18時間撹拌し、塩化メチレンで希釈し、溶液をシ
リカゲル3gを通して濾過した。濾液の蒸発後に、結晶性
残分(1.7g)をヘキサン20mlで抽出し、溶液を濾過後蒸
発させた。残分(1.48g)をシリカゲル15gで、ヘキサン
−酢酸エステル9:1を用いてクロマトグラフイーかけ
た。最初の200〜250mlの溶離液を蒸発させ、残分(1.17
g)をイソプロパノール10mlから結晶させると、融点94
〜97℃の無色の結晶〔α〕D+27.2(c=1、CHCl3)
0.72gが得られた。母液を3mlまで濃縮後に、更に融点95
〜98℃の無色の結晶0.15gを生じた。表記化合物の総収
量は0.87g(71.9%)であつた。
イル〕−3α−(ジメチル−t.−ブチル−シリルオキ
シ)−7−(2,2−ジメチル−1,3−プロピレンヂオキ
シ)−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン−2−カルボキシレ
ート 例3により得られた化合物1g(1.86mモル)、ジメチ
ル−t.−ブチル−シリルクロリド0.47g(3.06mモル)、
4−ジメチルアミノピリジン(DMAP)0.25g(2.04mモ
ル)ならびにトリエチルアミン0.42ml(3.06mモル)を2
4℃で18時間撹拌し、塩化メチレンで希釈し、溶液をシ
リカゲル3gを通して濾過した。濾液の蒸発後に、結晶性
残分(1.7g)をヘキサン20mlで抽出し、溶液を濾過後蒸
発させた。残分(1.48g)をシリカゲル15gで、ヘキサン
−酢酸エステル9:1を用いてクロマトグラフイーかけ
た。最初の200〜250mlの溶離液を蒸発させ、残分(1.17
g)をイソプロパノール10mlから結晶させると、融点94
〜97℃の無色の結晶〔α〕D+27.2(c=1、CHCl3)
0.72gが得られた。母液を3mlまで濃縮後に、更に融点95
〜98℃の無色の結晶0.15gを生じた。表記化合物の総収
量は0.87g(71.9%)であつた。
例5: 2−ホルミル−3α−(ジメチル−t.−ブチルシリル
オキシ)−7−(2,2−ジメチル−1,3−プロピレンジオ
キシ)−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン トルオール中の水素化ジイソブチルアルミニウム(DI
BAH)1.6mlの溶液に、−78℃で15分間内に無水塩化メチ
レン6.5ml中を例4により得られた化合物0.5g(0.766モ
ル)の溶液を滴加し、−78℃で1時間放置した。トルオ
ール中のDIBAH−溶液1.6ml(1.915mモル)をさらに添加
した後さらに1時間−78℃で撹拌し、その後イソプロパ
ノール1.33mlを注意深く滴加し、最後にH2O1.33mlおよ
び塩化メチレン3.5mlを添加した。78℃でさらに1時間
後、24℃に加熱し、塩を濾別し、これを注意深く後洗浄
した。乾燥(Na2SO4)および濃縮後に残分(0.56g)を
ヘキサン−酢酸エステル95:5でシリカゲル17gのカラム
のクロマトグラフイーにかけると、純粋な無色の油状の
表記化合物90g(32%)が単離された。
オキシ)−7−(2,2−ジメチル−1,3−プロピレンジオ
キシ)−ビシクロ〔3.3.0〕オクタン トルオール中の水素化ジイソブチルアルミニウム(DI
BAH)1.6mlの溶液に、−78℃で15分間内に無水塩化メチ
レン6.5ml中を例4により得られた化合物0.5g(0.766モ
ル)の溶液を滴加し、−78℃で1時間放置した。トルオ
ール中のDIBAH−溶液1.6ml(1.915mモル)をさらに添加
した後さらに1時間−78℃で撹拌し、その後イソプロパ
ノール1.33mlを注意深く滴加し、最後にH2O1.33mlおよ
び塩化メチレン3.5mlを添加した。78℃でさらに1時間
後、24℃に加熱し、塩を濾別し、これを注意深く後洗浄
した。乾燥(Na2SO4)および濃縮後に残分(0.56g)を
ヘキサン−酢酸エステル95:5でシリカゲル17gのカラム
のクロマトグラフイーにかけると、純粋な無色の油状の
表記化合物90g(32%)が単離された。
メタノールでのSiO2−カラムの溶離、ヘキサンでの抽
出により、結晶後に純粋な結晶性エストラジオールメチ
ルエーテル170mgが得られた。
出により、結晶後に純粋な結晶性エストラジオールメチ
ルエーテル170mgが得られた。
過剰のDIBAHを用いて、70〜90%の収率で、表記化合
物の代りに油状2−ヒドロキシメチル−3α−(ジメチ
ル−t.−ブチルシリルオキシ)−7−(2,2−ジメチル
−1,3−プロピレンジオキシ)−ビシクロ〔3.3.0〕−オ
クタンが得られる。
物の代りに油状2−ヒドロキシメチル−3α−(ジメチ
ル−t.−ブチルシリルオキシ)−7−(2,2−ジメチル
−1,3−プロピレンジオキシ)−ビシクロ〔3.3.0〕−オ
クタンが得られる。
Claims (7)
- 【請求項1】式Iの(+)−ビシクロ[3.3.0]オクタ
ン−3−オン−2−カルボン酸ステロイドエステルおよ
び式IVのそのジアステレオマーのステロイドエステル: [式中Xは酸素または基−O(CH2)n−O−または−
O−CH2−C(CH3)2−CH2−O−、nは2または3、R
2は水素またはメチル、Yは基XまたはX1、X1は基OCH3
またはOCOR3、R3はメチル、エチル、フェニル、ベンジ
ルまたはピバリルおよび基: (その際XおよびX1は上記のものを表わす)を表わす]
の製造において、式II: [式中Xは上記のものを表わし、Rは1〜4のC原子を
有するアルキル基を表わす]のD,L−ビジクロ−[3.3.
0]−オクタン−3−オン−2−カルボン酸エステル
を、式III: [式中R2および基: は上記のものを表わす]の遊離17′βヒドロキシル基を
有する光学活性ステロイドを用いて、求核性または酸性
触媒の存在下にジアステレオマーのステロイドエステル
に変じ、かつ式Iの光学純粋ステロイドエステルを結晶
として得ることを特徴とする、(+)−ビシクロ[3.3.
0]オクタン−3−オン−2−カルボン酸ステロイドエ
ステルおよびジアステレオマーのステロイドエステルの
製法。 - 【請求項2】式IIIの光学活性ステロイドとして、エス
トラジオールメチルエーテルを使用する、請求項1記載
の方法。 - 【請求項3】求核性触媒として、4−ジメチルアミノピ
リジン、4−ピロリジノピリジン、4−ピペリジノピリ
ジンまたはこれら塩基のポリマー固定誘導体またはN−
メチル−イミダゾールまたは酸性触媒カンファスルホン
酸、p−トルオール−またはメタンスルホン酸と共に非
極性溶剤中、80〜160℃に加熱する、請求項1記載の方
法。 - 【請求項4】式I: [式中Xは酸素または基−O−(CH2)n−O−または
−O−CH2−C(CH3)2−CH2−O−、nは2または
3、R2は水素またはメチル、Yは基XまたはX1、X1は基
OCH3またはOCOR3、R3はメチル、エチル、フェニル、ベ
ンジルまたはピバリルおよび基: (その際XおよびX1は上記のものを表わす)を表わす]
で示される、(+)−ビシクロ[3.3.0]オクタ−3−
オン−2−カルボン酸ステロイドエステル。 - 【請求項5】[(+)−3′−メトキシ−1′,3′,5′
−エストラトリエン−17′β−イル]−ビシクロ[3.3.
0]オクタン−3,7−ジオン−2−カルボキシレートであ
る、請求項4記載の化合物。 - 【請求項6】[(+)−3′−メトキシ−1′,3′,5′
−エストラトリエン−17′β−イル]−7−(2,2−ジ
メチル−1,3−プロピレンジオキシ)−ビシクロ[3.3.
0]オクタン−3−オン−2−カルボキシレートであ
る、請求項4記載の化合物。 - 【請求項7】式IV: [式中Xは酸素または基−O−(CH2)n−O−または
−O−CH2−C(CH3)2−CH2−O−、nは2または
3、R2は水素またはメチル、Yは基XまたはX1、X1は基
OCH3またはOCCR3、R3はメチル、エチル、フェニル、ベ
ンジルまたはピバリルおよび基: (その際XおよびX1は上記のものを表わす)を表わす]
で示される、ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−オン−
2−カルボン酸ステロイドエステル。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3708536.0 | 1987-03-13 | ||
DE19873708536 DE3708536A1 (de) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | Neues verfahren zur antipodentrennung von bicyclo (3.3.0) octan-3,7-dion-2-carbonsaeureestern und ihrer monoketale |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02502536A JPH02502536A (ja) | 1990-08-16 |
JP2593540B2 true JP2593540B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=6323215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63502318A Expired - Lifetime JP2593540B2 (ja) | 1987-03-13 | 1988-03-11 | ビシクロ〔3.3.0〕オクタン‐3,7‐ジオン‐2‐カルボン酸エステルおよびその7‐モノケタールの対掌体分離の新規方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5093490A (ja) |
EP (1) | EP0340247B1 (ja) |
JP (1) | JP2593540B2 (ja) |
CN (1) | CN88101278A (ja) |
AT (1) | ATE88715T1 (ja) |
DE (2) | DE3708536A1 (ja) |
WO (1) | WO1988007050A1 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2154272A (en) * | 1936-02-06 | 1939-04-11 | Schering Ag | Method for producing acyl derivatives of the dihydrofollicle hormone and resulting product |
JPS61280294A (ja) * | 1985-06-04 | 1986-12-10 | Nisshin Flour Milling Co Ltd | 光学活性カルバサイクリン中間体の製造方法 |
DE3702385A1 (de) * | 1987-01-23 | 1988-08-04 | Schering Ag | Verfahren zur herstellung von bicyclo 3.3.0 octan-3,7-dion-2-carbonsaeureestern |
DE3724187A1 (de) * | 1987-07-17 | 1989-01-26 | Schering Ag | Verfahren zur herstellung von symmetrischen bicyclo(3.3.0) octandiondicarbonsaeurediestern |
-
1987
- 1987-03-13 DE DE19873708536 patent/DE3708536A1/de not_active Withdrawn
-
1988
- 1988-03-11 DE DE8888902392T patent/DE3880666D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-03-11 AT AT88902392T patent/ATE88715T1/de not_active IP Right Cessation
- 1988-03-11 EP EP88902392A patent/EP0340247B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1988-03-11 JP JP63502318A patent/JP2593540B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1988-03-11 WO PCT/DE1988/000149 patent/WO1988007050A1/de active IP Right Grant
- 1988-03-11 US US07/449,838 patent/US5093490A/en not_active Expired - Fee Related
- 1988-03-12 CN CN198888101278A patent/CN88101278A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN88101278A (zh) | 1988-09-28 |
DE3880666D1 (de) | 1993-06-03 |
ATE88715T1 (de) | 1993-05-15 |
WO1988007050A1 (en) | 1988-09-22 |
US5093490A (en) | 1992-03-03 |
JPH02502536A (ja) | 1990-08-16 |
DE3708536A1 (de) | 1988-09-22 |
EP0340247B1 (de) | 1993-04-28 |
EP0340247A1 (de) | 1989-11-08 |
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