JP2593538B2 - イソプロピルアルコールの製法 - Google Patents

イソプロピルアルコールの製法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、イソプロピルアルコールの製法に関し、更
に詳しくは、触媒としてゼオライドZSM−35を用い、か
つ比較的低い、例えば約1以下の水対プロピレンモル比
を採用して、プロピレンを接触水加してイソプロピルア
ルコールを得る方法に関する。生産されたイソプロピル
アルコールは、とりわけ高オクタン価のガソリン用ブレ
ンド原料として、溶媒として、また種々の工業的化学合
成で用いる中間体として有用である。
[従来の技術] 軽質オレフィンからアルコールを製造して高オクタン
価のガソリン用ブレンド原料の供給量を増加させる効率
的な接触方法が必要とされている。イソプロピルアルコ
ール(IPA)のような低分子量アルコールは、ガソリン
沸点範囲にあり、高ブレンドオクタン価を有することが
知られている。加えて、IPAを得ることのできる副生プ
ロピレンは、石油精製装置から通常安価に入手すること
ができる。
アルコールを供給する為のオレフィンの接触水加は、
十分確立された技術であり、商業的に非常に重要であ
る。ゼオライト触媒を用いたオレフィンの水加も既知で
ある。米国特許第4,214,107号に開示されているよう
に、オレフィン水加触媒として拘束指数が1〜12である
ゼオライト、たとえばZSM−5、ZSM−1、ZSM−12、ZSM
−35およびZSM−38を用いて、炭素数2〜4のモノオレ
フィン類、特にエチレン、プロピレン、n−ブテン−
1、シス−およびトランス−ブテン−2を、オレフィン
対水のモル比を約0.1:1〜2:1、好ましくは約0.5:1〜1.
5:1(水対オレフィンモル比約10:1〜0.5〜1、好ましく
は約2:1〜0.67:1に対応)として、水と反応させて、本
質的にエーテルおよび炭化水素副生物を含まない対応す
るアルコールを得ることができる。該特許の実施例にお
いては、前記ゼオライトのうち、酸型ZSM−5のみが用
いられている。
米国特許第4,499,313号によれば、シリカ/アルミナ
モル比がいずれも20〜500である水素型モルデナイトま
たは水素型ゼオライトYの存在下に、オレフィンを水加
してアルコールを得ることができる。このような触媒を
使用することにより、従来の固体酸性触媒を用いたオレ
フィン水加方法より高いアルコール収率を達成すること
ができると言われている。このような触媒の使用は、水
加温度により制限されないのでイオン交換型オレフィン
水加触媒に比べて有利であると言われている。この方法
で採用される反応条件は、50〜300℃、好ましくは100〜
250℃の温度、液相または気液混合相状態を維持する為
の5〜200kg/cm2の圧力および1〜20の水対オレフィン
モル比を含む。バッチ式で行う場合、反応時間は20分か
ら20時間であり、連続操作の場合、液体時間空間速度
(LHSV)は0.1〜10であり得る。
ヨーロッパ特許公開210793には、中間孔サイズのゼオ
ライトを水加触媒として用いるオレフィンの水加方法が
記載されている。開示されている触媒は、シーター1、
フェリエライト、ZSM−22、ZSM−23およびNU−10であ
り、シーター1が好ましいとされている。
[発明の開示] 本発明によれば、プロピレン水加触媒としてのZSM−3
5の存在下、プロピレンの水加条件下に、気相および/
または液相で、水と、少なくとも実質量のプロピレンを
含む原料とを、1以下のモル比で接触させて、プロピレ
ンをイソプロピルアルコールに変換する方法が提供され
る。
上記の約1以下の水対プロピレンモル比において、ZS
M−35、特に水素型ZSM−35は、プロピレンをイソプロピ
ルアルコールに変換する触媒として、酸型ZSM−5より
はるかに効果的な触媒である。更に、構造的にZSM−35
に類似するフェリエライトも、プロピレン水加に対する
触媒活性の点では、ZSM−35に比べてはるかに劣る。
本発明の方法は、本質的に純粋なプロピレンまたは他
の水加可能なオレフィンを含んでいることもある1種も
しくはそれ以上の物質とプロピレンとの混合物の水加に
適用される。低価格であり石油精製所から容易に入手で
きる点で有用な原料であるプロピレン含有産物の例に
は、エチレンおよびプロピレンを含むガスプラント廃ガ
スならびに製油FCCプロパン/プロピレン産物などが包
含される。たとえば、典型的なFCC軽質オレフィン産物
は、次ぎの組成を有している: 重量% モル% エタン 3.3 5.1 エチレン 0.7 1.2 プロパン 14.5 15.3 プロピレン 42.5 46.8 イソブタン 12.9 10.3 n−ブタン 3.3 2.6 ブテン類 22.1 18.3 ペンタン類 0.7 0.4 高いプロピレン転化率を達成する為、水加は、低い水
対プロピレンモル比、たとえば約0.1〜1.0、好ましくは
約0.2〜0.8、最も好ましくは約0.3〜0.7のモル比で行う
必要がある。水対プロピレンモル比が約0.5を越えない
場合、全く予期しない高いプロピレンのイソプロピルア
ルコールへの転化率が達成されるので、この範囲のモル
比を選択するのがよい。
本発明のプロピレン水加方法の他の操作条件は、特に
臨界的ということはない。条件には、約500〜300℃、好
ましくは約90〜250℃、より好ましくは約110〜220℃の
温度、少なくとも約5気圧、好ましくは少なくとも約20
気圧、より好ましくは少なくとも約40気圧の全系圧力が
含まれる。
本発明のプロピレン水加方法においてZSM−35を使用
することにより、とりわけ前記のような低い水対プロピ
レンモル比において、イソプロピルアルコールの高選択
率を達成することができる。このことは、水加触媒とし
てゼオライトベータを用いた場合に、低い水対プロピレ
ンモル比においてはジイソプロピルアルコールの選択率
が高まることとは対照的である。
本発明のプロピレン水加方法は、液相、気相または気
−液混合相条件において、攪拌槽反応器または固定床流
動反応器、たとえばトリクルベッド、液上昇流、液下降
流、向流、並流反応器を用いて、バッチ式または連続式
で実施することができる。バッチ式における反応時間
は、約20分から約20時間であり、連続式におけるLHSVは
約0.1〜約10が適当である。一般に、未反応プロピレン
を回収して反応器に再循環するのが好ましい。
ZSM−35は、米国特許第4,016,245号に記載されてい
る。比較的小さい平均結晶寸法、たとえば約0.5ミクロ
ン以下、好ましくは0.2ミクロン以下のものが有利に用
いられるが、これは、そのような寸法のものを用いると
一般に反応速度が上昇するからである。
一般に、本発明において使用されるZSM−35は、少な
くとも約10、好ましくは約20より大きい、より好ましく
は約200より大きく、たとえば約500を越えないまたはそ
れ以上のシリカ/アルミナ比を持つ。ゼオライトの骨格
構造中に存在するアルミニウムの一部または全部に代え
て、他の3価元素、たとえばガリウム、鉄、ホウ素など
が存在していてもよい。
本発明の方法で用いるZSM−35は、一般に少なくとも
約1、好ましくは少なくとも約10、より好ましくは少な
くとも約100のアルファ値を持つ。アルファ試験は、ジ
ャーナル・オブ・キャタリシス(J.Catalysis),第6
巻278−287頁(1966)および同第61巻390−396頁(198
0)に記載されている。低酸性(アルファ値が約200以
下)のZSM−35は、種々の技術により製造することがで
き、そのような技術には、(a)高シリカ/アルミナ比
を持つゼオライトの合成、(b)スチーミング、(c)
スチーミングおよびその後の脱アルミニウムおよび
(d)他の種によるアルミニウムの置換が含まれる。た
とえばスチーミングの場合、ゼオライトを約260〜649℃
(約500〜1200゜F)、好ましくは約339〜538℃(約750
〜1000゜Fの高温で蒸気にさらすことができる。この処
理は、100%蒸気、または蒸気およびゼオライトに対し
て実質的に不活性なガスからなる雰囲気中で行うことが
できる。同様の処理を、低温高圧、たとえば約177〜371
℃(350〜700゜F)の温度および約10〜200気圧(約10.1
4〜202.76バール)の圧力において行うこともできる。
これらの方法とは別に、あるいはこれらに加えて、ゼオ
ライトの表面酸性は、米国特許第4,520,221号に記載さ
れているような嵩高い試薬を用いた処理により、除去な
いしは低減することができる。
本発明のオレフィン水加方法を実施する際、ゼオライ
トを、方法に採用される温度や他の条件に耐性のあるマ
トリックスまたはバインダー物質と複合するのが有利で
ある。有用なマトリックス物質には、合成および天然の
物質、たとえば、クレー、シリカおよび/または金属酸
化物のような無機物質が含まれる。天然物質は、未処理
の物であっても、あるいはシリカおよび金属酸化物の混
合物を含むゼラチン状沈澱物またはゲルの形で供給され
てもよい。ゼオライトに複合できる天然クレーには、モ
ンモリロナイトおよびカオリン族のものが包含され、該
族には、サブ−ベントナイト、ならびにディキシー、マ
クナミー−ジョージアおよびフロリダクレーとして一般
に知られているカオリン類または主鉱物成分がハロサイ
ト、カオリナイト、ディッカイト、ナクライトもしくは
アナウキサイトである他のクレーが含まれる。このよう
なクレーは、採掘されたままの生の状態で、あるいはま
ず焼成し、酸処理または化学変成して、使用することが
できる。
先の物質に加えて、ZSM−35は、多孔性マトリックス
物質、たとえばカーボン、アルミナ、シリカ、チタニ
ア、ジルコニア、シリカ−アルミナ、シリカ−マグネシ
ア、シリカ−ジルコニア、シリカ−トリア、シリカ−ベ
リリアおよびシリカ−チタニア、ならびにシリカ−アル
ミナ−トリア、シリカ−アルミナ−ジルコニア、シリカ
−アルミナ−マグネシアおよびシリカ−マグネシア−ジ
ルコニアなどの三元酸化物組成物と複合することができ
る。マトリックスは、コゲルの形でもよい。無水物基準
でのゼオライト成分とマトリックス物質との相対割合
は、広い範囲で変えることができ、ゼオライト含有量
は、乾燥複合物の約1〜99重量%、より一般的には約5
〜90重量%の範囲で変えることができる。
いくつかの場合、低酸性耐火性酸化物バインダーによ
り結合した押出成型物としてZSM−35を供給するのが有
利である。好ましい調製方法では、ZSM−35、水および
低酸性耐火性酸化物バインダー、たとえばシリカの均一
混合物であって、少なくとも押出し促進量のバインダー
をコロイド状で含み、添加されたアルカリ金属塩基およ
び/または塩基性塩を実質的に含まない混合物を、押出
用塊に形成する。その塊を押出成型し、得られた押出成
型物を乾燥し、焼成する。
ピロリジンまたはエチレンジアミンを用いて調製され
たZSM−35に付随している最初のカチオンは、この分野
においてよく知られている技術、たとえばイオン交換に
より非常に多くの種類の他のカチオンにより置き換える
ことができる。典型的な置換カチオンは、水素、アンモ
ニウム、アルキルアンモニウムおよび金属カチオンなら
びにこれらの混合物を含む。金属カチオンもゼオライト
に導入することができる。金属カチオンで交換する場
合、たとえば鉄、ニッケル、コバルト、銅、亜鉛、パラ
ジウム、カルシウム、クロム、タングステン、モリブデ
ン、希土類金属などを含む周期律表第I B〜VIII族の金
属が例示できる。これら金属は、酸化物の形で存在して
もよい。
次に実施例を示し、本発明のオレフィン水加反応を具
体的に説明する。実施例中、ゼオライトは酸型(すなわ
ち水素型)で使用され、全てのパーセントは、特記しな
い限り重量パーセントである。
[実施例] 実施例1 本実施例においては、ピロリジンを用いるアルミナ−
結合ZSM−35触媒組成物の調製を説明する。
50重量%水酸化ナトリウム水溶液1.38重量部、硫酸ア
ルミニウム水和物[Al2O3(SO4・14H2O]1.18重量
部、非晶質沈降シリカ[PPGインダストリーズ・ハイシ
ル(PPG Industries HiSil)233]3.2重量部および脱イ
オン水7.5重量部の混合物に、ピロリジン3.2重量部を加
えた。次いで、オートクレーブ内で反応混合物を220゜F
(104.5℃)に加熱し、その温度で撹拌して結晶化し
た。充分な結晶化度が達成された後、生成された結晶を
濾過により液体から分離し、水洗し、乾燥した。この結
晶の分析により、ゼオライトZSM−35の存在を確認し
た。
結晶の一部をアルミナと組み合わせて、65重量部のゼ
オライトZSM−35と35重量部のアルミナとの混合物を調
製した。この混合物に充分量の水を加えることにより、
生成触媒の押出物を形成することができた。触媒をまず
窒素雰囲気中で1000゜F(538℃)で焼成し、次いで1.0N
硝酸アンモニウム溶液で水性交換し、空気中で1000゜F
(538℃)および1200゜F(649℃)で焼成することによ
って活性化した。
実施例2 本実施例においては、エチレンジアミンを用いるZSM
−35の調製を説明する。
ケイ酸ナトリウム(SiO228.8%、Na2O8.9%およびH2O
62.2%)101.6g、NaOH(50%溶液)6.5gおよびH2O59.8g
の溶液に、エチレンジアミン30.0gを加えた。この混合
物に、Al2(SO4・18H2O19.4g、H2SO44.5gおよびH2O
174gの組成の溶液を加え、得られたゲルを均一となるま
で混合した。このゲルの組成(モル比)は以下の通りで
あった: [式中、Mはナトリウム、RはH2N(CH22NH2を表
す。] このゲル混合内を62日間210゜F(99℃)に保ち、結晶
化を完了させた。生成した結晶を濾過し、水洗した。結
晶生成物の分析により、ZSM−35の存在を確認した。
実施例3 本実施例においては、実施例1のアルミナ−結合ZSM
−35触媒組成物と、同様に35重量%のアルミナを結合し
たフェリエライト(東洋ソーダ)との、軽質オレフィ
ン、とりわけプロピレンの水加に対する触媒性能を比較
する。これら2種のゼオライトのおよその結晶サイズ
は、ZSM−35触媒では約0.2μmを越えず、フェリエライ
ト触媒では約0.2〜1.0μmであった。
水:プロピレンのモル比を2:1および0.5:1の場合につ
いて、2種の触媒をそれぞれ使用した。他の反応条件
は、1000psig(70バール)、330゜F(166℃)、ならび
にプロピレンおよびゼオライト基準でWHSV0.6であっ
た。結果を第1表に示す。
これらのデータにより、プロピレン水加触媒としてZS
M−35がフェリエライトよりも明らかに優れていること
がわかる。更に、ZSM−35を用いると、水とプロピレン
とのモル比が非常に低くても反応を行うことができるこ
とがわかる。
実施例4〜14 アルミナ−結合ZSM−35(実施例4〜11)およびアル
ミナ−結合フェリエライト(実施例12〜14)の、70バー
ルの圧力下における触媒性能の比較を更に行った。実施
例3と同様に、ZSM−35が優れていることがわかった。
各反応の条件(302゜F=150℃;330゜F=166℃;379゜F
=193℃;381゜F=194℃)および結果を第2表に示す。
フロントページの続き (72)発明者 フィリップ・ヴァーグヒース アメリカ合衆国 08043 ニュー・ジャ ージー、ヴーァヒース、チャドウィッ ク・ドライブ 8番

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゼオライトZSM−35から成る触媒を用い
    て、プロピレン水加条件下に、気相および/または液相
    中で、水とプロピレン含有原料とを0.1〜1のモル比で
    接触させることを含んで成る、プロピレンをイソプロピ
    ルアルコールに変換する方法。
  2. 【請求項2】1種またはそれ以上の他の物質との混合物
    の形態のプロピレンを使用する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】水とプロピレンとの比が0.2〜0.8である請
    求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】水とプロピレンとの比が0.3〜0.7である請
    求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】50〜300℃の温度で行う請求項1〜4のい
    ずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】90〜250℃の温度で行う請求項1〜5のい
    ずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】110〜220℃の温度で行う請求項1〜6のい
    ずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】系全体の圧力が少なくとも5気圧である請
    求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】系全体の圧力が少なくとも20気圧である請
    求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】系全体の圧力が少なくとも40気圧である
    請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】触媒として、ゼオライトとシリカおよび
    /またはアルミナバインダーとの複合物を使用する請求
    項1〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】ゼオライトZSM−35の骨格中のシリカと
    アルミナとの比が少なくとも10である請求項1〜11のい
    ずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】プロピレンの水加に有効な他の触媒をも
    使用する請求項1〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】未反応プロピレンを再循環する請求項1
    〜13のいずれかに記載の方法。
  15. 【請求項15】ゼオライトが、アルカリ金属塩基および
    /または塩基性塩を実質的に含有しない、コロイド状態
    で供給される低酸性耐火性酸化物バインダーの少なくと
    も押出促進量により結合されている請求項1〜14のいず
    れかに記載の方法。
  16. 【請求項16】生成するイソプロピルアルコールが、ジ
    イソプロピルエーテルおよび/またはプロピレンオリゴ
    マーを実質的に含有しない請求項1〜15のいずれかに記
    載の方法。
  17. 【請求項17】ゼオライトが水素型である請求項1〜16
    のいずれかに記載の方法。
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