JP2786217B2 - オレフィンの接触水加方法 - Google Patents

オレフィンの接触水加方法

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    • C07C29/04Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by addition of hydroxy groups to unsaturated carbon-to-carbon bonds, e.g. with the aid of H2O2 by hydration of carbon-to-carbon double bonds

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アルコール、エーテルおよびこれらの混合
物を供給するオレフィンの接触水加方法に関し、更に詳
しくは、触媒としてゼオライトベータを用いて、エチレ
ン、プロピレン、ブテン類、ペンテン類、ヘキセン類、
ヘプテン類などおよびこれらの混合物のような軽質オレ
フィンを水加して、アルコールおよびエーテルの混合物
を得る方法に関する。共生産されたアルコールおよびエ
ーテルは、とりわけ高オクタン価のガソリン用ブレンド
原料として有用である。
[従来の技術] 軽質オレフィンからアルコールおよびエーテルを製造
して高オクタン価のガソリン用ブレンド原料の供給量を
増加させる効率的な接触方法が必要とされている。イソ
プロパノール(IPA)およびジイソプロピルエーテル(D
IPE)のような低分子量アルコールおよびエーテルは、
ガソリン沸点範囲にあり、高ブレンドオクタン価を有す
ることが知られている。加えて、IPAおよびDIPEを得る
ことのできる副生プロピレンは、燃料精製装置から通常
入手することができる。石油化学産業においも、C2〜C7
分子量範囲の軽質オレフィン混合物が得られ、このよう
な産物またはフラクションをアルコールおよび/または
エーテルへ転化することによっても、溶媒やガソリンブ
レンド用原料として有用な生成物を得ることができる。
アルコールおよびエーテルを供給する為のオレフィン
の接触水加は、十分確立された技術であり、商業的に非
常に重要である。米国特許第4,214,107号には、シリカ
/アルミナ比が少なくとも12であり拘束指数が1〜12で
ある結晶アルミノシリケートゼオライト触媒、たとえば
HZSM−5型ゼオライトを用いてプロピレンを接触水加し
て、エーテルおよび炭化水素副生物を本質的に含有しな
い対応するアルコールを得る方法が開示されている。
米国特許第4,499,313号によれば、シリカ/アルミナ
モル比がいずれも20〜500であるH−モルデナイトまた
はH−ゼオライトYの存在下に、オレフィンを水加して
アルコールを得ることができる。このような触媒を使用
することにより、従来の固体酸性触媒を用いたオレフィ
ン水加方法より高いアルコール収率を達成することがで
きると言われている。触媒の使用は、水加温度により制
限されないので、イオン交換型オレフィン水加触媒に比
べて有利であると言われている。この方法で採用される
反応条件は、50〜300℃、好ましくは100〜250℃の温
度、液相または気液混合相状態を維持する為の5〜200k
g/cm2の圧力および1〜20の水対オレフィンモル比を含
む。バッチ式で行う場合、反応時間は20分から20時間で
あり、連続操作の場合、液体時間空間速度(LHSV)は0.
1〜10であり得る。
ヨーロッパ特許公開210793には、中間孔サイズのゼオ
ライトを水加触媒として用いるオレフィンの水加方法が
記載されている。開示されている触媒は、シータ−1、
フェリエライト、ZSM−22、ZSM−23およびNU−10であ
り、シータ−1が好ましいとされている。
[発明の開示] 本発明によれば、軽質オレフィンをアルコール、エー
テルまたはこれらの混合物に転化する方法であって、ゼ
オライトベータを含んでなる触媒の存在下、オレフィン
の水加条件下に、気相および/または液相で、少なくと
も1種の軽質オレフィンを含む原料を水に接触させるこ
とを含んでなる方法が提供される。
このオレフィン水加方法により得られるアルコール、
エーテルおよびこれらの混合物は、ガソリン用のブレン
ド成分として、ガソリンに添加されるメタノール用の共
溶媒として、また他の多くの用途において、有利に利用
される。
ゼオライトは、好ましくは水素型で用いられ、触媒は
軽質オレフィンの水加に有効な共触媒を更に含んでいて
よい。軽質オレフィンは、特に炭素原子2〜7個のオレ
フィンであり、エチレン、プロピレン、ブテン類、ペン
テン類、ヘキセン類、ヘプテン類およびこれら相互の混
合物用またはこれらと他のオレフィン類との混合物を包
含する。
従って、本発明の方法は、エチレンおよびプロピレン
を含むガスプラント廃ガス、軽質オレフィンを含むナフ
サクラッキング装置からの廃ガス、ペンテン類、ヘキセ
ン類およびヘプテン類を含む流動接触クラック(FCC)
軽質ガソリン、製油FCCプロパン/プロピレン産物など
の製油産物に含まれるオレフィンの水加に適用すること
ができる。たとえば、典型的なFCC軽質オレフィン産物
は、次ぎの組成を有している: 重量% モル% エタン 3.3 5.1 エチレン 0.7 1.2 プロパン 14.5 15.3 プロピレン 42.5 46.8 イソブタン 12.9 10.3 n−ブタン 3.3 2.6 ブテン類 22.1 18.3 ペンタン類 0.7 0.4 本発明の方法は、プロピレンおよびプロピレン含有流
から、ガソリンのオクタン増加用成分として使用し得る
IPAおよびDIPEの混合物への転化に、特に適用される。
本発明のオレフィン水加方法の操作条件は、特に臨界
的ということはない。条件には、室温ないし約300℃、
好ましくは約50〜220℃、より好ましくは約90〜200℃の
温度、少なくとも約5気圧、好ましくは少なくとも約20
気圧、より好ましくは少なくとも約40気圧の全系圧力、
約0.1〜30、好ましくは約0.2〜15、より好ましくは約0.
3〜5の水対全オレフィンモル比が含まれる。水対全オ
レフィンの低いモル比、たとえば約1以下の水対全オレ
フィンモル比で操作するの望ましい。ある原料について
ある操作条件を選択することにより、製品の分布が影響
を受けることは、当業者なら理解できるであろう。選択
された厳密な条件が、オレフィン原料の性質をある程度
反映したものになることも理解されよう。たとえば、一
般にイソオレフィンは、直鎖オレフィンより温和な条件
を必要とする。
本発明のオレフィン水加方法は、液相、気相または気
−液混合相条件において、撹拌槽反応器または固定床流
動反応器、たとえばトリクルベッド、液上昇流、液下降
流、向流、並流反応器を用いて、バッチ式または連続式
で実施することができる。バッチ式における反応時間
は、約20分から約20時間であり、連続式におけるLHSVは
約0.1〜約10が適当である。一般に、未反応オレフィン
を回収して反応器に再循環するのが好ましい。
オレフィンの水加によりエーテルの生産を最大にしよ
うとする場合、アルコールおよびエーテルの両者を含む
オレフィン水加反応器からの水性生成物流出物を、分離
器、たとえば蒸留塔に導き、エーテルを回収することが
できる。アルコールの希薄水溶液は、第2分離器、たと
えば別の蒸留塔に送り、そこで水/アルコール共沸混合
物を回収することができる。共沸混合物は、常套のまた
は既知の形式および操作の脱水反応器に供給され、更に
エーテルが回収されて、オレフィン水加反応器から先に
回収されたエーテルと合わせられる。種々の生成物を混
合することにより、ほとんどあらゆる混合比のアルコー
ル/エーテル混合物を得ることができる。アルコール/
エーテル混合物をガソリンブレンド用原料として用いる
場合、アルコール/エーテル比を調節できるというこの
可能性により、所定のガソリン組成に必要なオクタン価
の調節に非常に融通性を持たせることができる。規制を
考慮しなければ、アルコール/エーテル混合物、たとえ
ばIPA/DIPE混合物は、これを添加するガソリンの約20重
量%またはそれ以上を占めることができる。
アルコール/エーテル混合物、とりわけIPA/DIPE混合
物を、オレフィン含有原料(IPA/DIPE混合物の場合なら
プロピレン含有原料)から製造する特に有利な方法は、
新しいプロパン/プロピレン含有原料(多くの石油精製
所から容易に得られる)および新しい水を、再循環され
る未反応プロピレンおよびデカンタから再循環される水
と共に、水加反応器に供給すること含む。反応器からの
流出液は、反応器へ再循環されるプロパンおよび未反応
プロピレンと共に分離装置に送られ、気体混合物の一部
は、循環系でのプロパンの蓄積を避ける為に排気され
る。分離装置からの液体生成物は、蒸留装置に導入し、
そこで、IPA、DIPE、水およびプロピレンオリゴマー
(ほとんどC6オレフィン)の共沸混合物を留去し、冷却
した後、デカンタに送り、相分離させる。上層は、ほと
んど、たとえば90重量%またはそれ以上がDIPEであり、
比較的少量の、たとえば1重量%程度の水しか含んでい
ない。下層の大部分は、無視できる量のIPAおよびDIPE
しか含んでいない水である。再循環されるデカンタ塔頂
留出物の量は、最終生成物中の水含量を制御する為に調
節される。蒸留装置からの缶出フラクションは、主とし
てIPAであるが、デカンタ塔頂留出物と合わされ、最終
のIPA/DIPE混合物を得る。
アルコール/エーテル混合物からアルコールを分離し
て本質的に純粋なエーテルを得ようとする場合、水加反
応器からの流出液を、オレフィン水加反応温度より低い
温度で運転されている分離器に送り、そこで2つの相を
形成させ、水相を回収して、水加反応器に再循環する。
炭化水素富裕相は、低圧にフラッシュして、未反応C3
分を分離する。フラッシュされた生成物は、実質量のIP
A生成物を含むのであるが、DIPEをさらに精製する為
に、常圧またはそれ以下で運転されている蒸留装置に導
入される。少量のプロピレンオリゴマーを含むIPA、DIP
Eおよび水からなる共沸性塔頂生成物は、凝縮し、その
後、反応器へ供給される水と接触させる。生じた層分離
により、せいぜい無視し得る量、たとえばそれぞれ1.0
重量%および0.5重量%のIPAおよび水を含むDIPEが得ら
れる。残りの水層は、反応器に再循環することができ
る。
本発明のオレフィン水加方法において使用される触媒
である酸性ゼオライトベータは、大孔アルミノシリケー
トゼオライトであり、他の大孔ゼオライトと同様約2よ
り大きくない拘束指数を有するが、幾つかの点で他の大
孔ゼオライトとは異なる挙動を示す。ゼオライトベータ
は、米国特許第3,308,069号に記載されており、詳細に
ついては該米国特許を参照されたい。一般に、本発明に
おいて使用されるゼオライトは、約10より大きい、通常
約20より大きいシリカ/アルミナ比を持つ。ゼオライト
ベータの骨格構造中に存在するアルミニウムに加え、他
の金属、たとえばガリウム、鉄、ホウ素などが存在して
いてもよい。
本発明の方法で用いるゼオライトベータは、一般に少
なくとも約1、好ましくは少なくとも約10、より好まし
くは少なくとも約100のアルファ値を持つ。アルファ試
験は、ジャーナル・オブ・キャタリシス(J.Catalysi
s),第6巻278−287頁(1966)に記載されている。低
酸性(アルファ値が約200以下)のゼオライトベータ
は、種々の技術により製造することができ、そのような
技術には、(a)高シリカ/アルミナ比を持つゼオライ
トの合成、(b)スチーミング、(c)スチーミングお
よびその後の脱アルミニウムおよび(d)1種またはそ
れ以上の他の種によるアルミニウムの置換が含まれる。
たとえばスチーミングの場合、ゼオライトを約260〜649
℃(約500〜1200゜F)、好ましくは約339〜538℃(約75
0〜1000゜F)の高温で蒸気にさらすことができる。この
処理は、100%蒸気、または蒸気およびゼオライトに対
して実質的に不活性なガスからなる雰囲気中で行うこと
ができる。同様の処理を、低温高圧、たとえば約177〜3
71℃(約350〜700゜F)の温度および約10〜200気圧(約
10.14〜202.76バール)の圧力において行うこともでき
る。いくつかのスチーミング処理の詳細は、米国特許第
4,325,994号、第4,347,296号および第4,418,235号の開
示に含まれている。先の方法とは別に、あるいはそれに
加えて、ゼオライトの表面酸性は、米国特許第4,520,22
1号に記載されているような嵩高い試薬を用いた処理に
より、除去ないしは低減することができる。
約100〜600のアルファ値を持つゼオライトベータ触媒
が、プロピレン原料の転化にとって特に好ましいであろ
う。
本発明のオレフィン水加方法を実施する際、ゼオライ
トベータを、方法に採用される温度や他の条件に耐性の
あるマトリックスまたはバンダー物質と複合するのが有
利である。有用なマトリックス物質には、合成および天
然の物質、たとえば、クレー、シリカおよび/または金
属酸化物(アルミナなど)のような無機物質が含まれ
る。天然物質は、未処理のものであっても、あるいはシ
リカおよび金属酸化物の混合物を含むゼラチン状沈澱物
またはゲルの形で供給されてもよい。ゼオライトに複合
できる天然クレーには、モンモリロナイトおよびカオリ
ン族のものが包含され、該族には、サブ−ベントナイ
ト、ならびにディキシー、マクナミー−ジョージアおよ
びフロリダクレーとして一般に知られているカオリン類
または主鉱物成分がハロサイト、カオリナイト、ディッ
カイト、ナクライトもしくはアナウキサイトである他の
クレーが含まれる。このようなクレーは、採掘されたま
まの生の状態で、あるいはまず焼成し、酸処理または化
学変成して、使用することができる。
先の物質に加えて、ゼオライトベータは、多孔性マト
リックス物質、たとえばカーボン、アルミナ、シリカ、
チタニア、ジルコニア、シリカ−アルミナ、シリカ−マ
グネシア、シリカ−ジルコニア、シリカ−トリア、シリ
カ−ベリリアおよびシリカ−チタニア、ならびにシリカ
−アルミナートリア、シリカ−アルミナ−ジルコニア、
シリカ−アルミナ−マグネシアおよびシリカ−マグネシ
ア−ジルコニアなどの三元酸化物組成物と複合すること
ができる。マトリックスは、コゲルの形でもよい。無水
物基準でのゼオライトベータとマトリックス物質との相
対割合は、広い範囲で変えることができ、ゼオライト含
有量は、乾燥複合物の約1〜99重量%、より一般的には
約5〜90重量%の範囲で変えることができる。
いくつかの場合、低酸性耐火性酸化物バインダーによ
り結合した押出成型物としてゼオライトベータ水加触媒
を供給するのが有利である。好ましい調製方法では、ゼ
オライトベータ、水および低酸性耐火性酸化物バインダ
ー、たとえばシリカの均一混合物であって、少なくとも
押出し促進量のバインダーをコロイド状で含み、添加さ
れたアルカリ金属塩基および/または塩基性塩を実質的
に含まない混合物を、押出用塊に形成する。その塊を押
出成型し、得られた押出成型物を乾燥し、焼成する。
調製時に使用されてゼオライトベータに付随している
最初のカチオンは、この分野においてよく知られている
技術、たとえばイオン交換により非常に多くの種類の他
のカチオンにより置き換えることができる。典型的な置
換カチオンは、水素、アンモニウム、アルキルアンモニ
ウムおよび金属カチオンならびにこれらの混合物を含
む。金属カチオンもゼオライトに導入することができ
る。金属カチオンで交換する場合、たとえば鉄、ニッケ
ル、コバルト、銅、亜鉛、パラジウム、カルシウム、ク
ロム、タングステン、モリブデン、希土類金属などを含
む周期律表第IB〜VIII族の金属が例示できる。これら金
属は、酸化物の形で存在できる。
次に実施例を示し、本発明のオレフィン水加反応を具
体的に説明する。
[実施例] 下記実施例により本発明を説明する。
実施例1 水:オレフィンモル比を他の大孔ゼオライトについて
開示したものと同じ及びそれより低い値として、ゼオラ
イトベータ(水素型、無バインダー)を用いて、多くの
水加を行った。
水加ランの条件およびその結果を下記第1表に示す。
こららのデータが示すように、高い空間速度で平衡転
化に近い状態において操作することにより、炭化水素の
付随的製造率が約5%の最少値となった。
実施例2 この実施例は、ゼオライトベータ(アルミナ35重量%
と結合)を用いた場合の、原料水:プロピレンモル比が
炭化水素の付随的製造に与える影響について説明するも
のである。水加条件およびその結果を下記第2表に示
す。
これらのデータが示すように、水は強力に重合を禁止
する。純粋なプロピレン原料の場合、炭化水素製造量は
水:プロピレン等モル原料(ラン7および8)の場合の
14倍であった。水混合原料の場合、炭化水素の付随的製
造量は水量に比例して禁止されることはなく、より大き
な水再循環能を必要とする不利益を伴うので、大過剰の
水(上記米国特許第4,499,3113号に示すように、例えば
水:プロピレンモル比が10:1)を使用する必要はない。
実施例3 下記第3表に示すデータは、17重量%のコロイド状シ
リカと結合したゼオライトベータ押出物の存在下に水加
されたプロピレン/ブテン混合原料の酸素化選択率を示
す。原料は下記重量比の成分からなっていた:水/プロ
パン/プロピレン/1−ブテン/n−ブテン/n−ブタン=11
/9/24/32/23。反応条件は166℃(330゜F)、1750psi(1
21.7バール)およびオレフィンWHSV0.5であった。
実施例4 この実施例は、高い水:プロピレンモル比を含むかな
り厳しい操作条件下におけるプロピレンの水加に対す
る、典型的酸性イオン交換樹脂触媒に比べて優れている
ゼオライトベータ(水素型、無バインダー)の活性を示
すものである。ゼオライトベータのシリカ−アルミナ比
は41である。
水加の条件およびその結果を下記第4表に示す。
データが示すように、比較的厳しい条件下において、
ゼオライトベータは酸性イオン交換樹脂に比べて約2倍
の活性を有する。
実施例5 シリカ−アルミナ比が40でアルファ値が424の結合型
でないゼオライトベータ(水素型)3gをステンレススチ
ール反応器に仕込んだ。反応器をヘリウムパージし、15
0℃かつ1000psig(70バール)の条件に設定した。プロ
ピレンおよび水を反応器に別々に供給した。液体プロピ
レンの重量時間空間速度を0.5に維持し、水:プロピレ
ンモル比は10:1〜1:10の範囲で変化させた。気体および
液体生成物を回収し、クロマトグラフィーで分析した。
結果を下記第5表に示す。
第5表のデータが示すように、49%の一過プロピレン
転化率、および100%のIPA及びDIPEへの選択率(それぞ
れ91重量%と9重量%)が得られた。このような高い
水:プロピレン比における活性、選択性および製造され
たDIPE量は優れている。DIPE選択率は、水:プロピレン
比が低下すると鋭角的に(10:1の場合の95から、1:1の
場合の41%に)上昇する。
実施例6 この実施例は、比較的高温でのプロピレンの水加に用
いた場合の、他の幾つかの既知のオレフィン水加触媒に
比べて優れているアルミナ35重量%結合ゼオライトベー
タ触媒の性能を示すものである。反応条件およびその結
果を下記第6表に示す。
結果を比較してみると、特に同等のまたはより低い転
化率において操作する場合、ゼオライトベータが他の触
媒よりも高いIPA空間時間収率を示すことがわかる。特
に、ゼオライトベータは、同じ転化率、2倍の圧力およ
び60℃高い温度で操作しているタングステン触媒よりも
60%高い空間時間収率を示した。他の触媒(HSW、SiO2/
Al2O3)はより高い温度、圧力および水供給量で操作し
たが、それよりもゼオライトベータの空間時間収率はか
なり高かった。
実施例7 水:プロピレンモル比10:1におけるプロピレン水加に
対するゼオライトベータ(非結合型)の性能を、他の大
孔ゼオライトと比べて下記第7表に示す。
これらのデータが示すように、上述した条件における
プロピレンの転化率%は、次に最も活性な大孔ゼオライ
トのモルデナイトよりもかなり高く、IPAおよびDIPEの
混合物生成物中に評価できる量のプロピレンオリゴマー
は存在しなかった。
実施例8 水:プロピレンモル比を2:1〜0.5:1とした場合の、10
00psig(70バール)、166℃(330゜F)およびプロピレ
ンWHSV0.6の条件下における非結合型ゼオライトベータ
のプロピレン水加性能を、他の大孔ゼオライトと比較し
て下記第8表に示す。
これらのデータが示すように、オレフィンとプロピレ
ンのモル比が実施例7の10:1よりも充分に低くなると、
ゼオライトベータの他の大孔ゼオライトに対する優等性
がより顕著になる。すなわち、ゼオライトベータを用い
た場合のプロピレン転化量がより増加し、酸素化物の選
択率は維持される。
実施例9 この実施例は、水:プロピレンモル比10:1におけるゼ
オライトベータのプロピレン水加性能を中間孔ゼオライ
トのZSM−5と比較するものである。その結果を下記第
9表に示す。
これらのデータが示すように、ゼオライトベータを用
いた場合、プロピレン転化率%が非常に高く、更に、実
施的により多くのDIPEが製造された。
実施例10 この実施例における比較方法は、水:プロピレンモル
比が0.5:1でゼオライトベータおよびZSM−5の特性が若
干異なる以外は実施例9と同様である。その結果を下記
第10表に示す。
実施例9と同様に、ゼオライトベータを用いた場合、
プロピレン転化率%が非常に高く、この実施例における
低い水:プロピレンモル比においてエーテルの付随的生
成量が多く、ZSM−5触媒を用いた場合は、このような
低い水:プロピレンモル比において評価できる量のエー
テルを生成することはできなかった。
実施例11 この実施例は、非結合型ゼオライトベータと、様々な
量の異なる2種類のバインダー、すなわちシリカおよび
アルミナと結合したゼオライトベータについて得られた
結果を比較するものである。異なる触媒のアルファ値を
下記第11表に示す。
3/8インチ(0.95cm)ステンレススチール反応器内に
おいて、1000psig(70バール)の圧力下、下降流操作
(気相プロピレンと液相水)で水加ランを実行した。各
々のランにおいて、触媒A、BおよびC(ゼオライト成
分基材)(12〜20メッシュ)(1.68〜0.84mm)の各5gを
反応器に仕込み、系をヘリウムで1000psigに加圧した。
プロピレンおよび水を、所望の空間速度の10倍の速度で
反応器の塔頂部へ別々に導入した。次に反応器を徐々に
昇温し、操作温度に達したときに、プロピレンと水の導
入速度を所望の空間速度に低下させた。温度挙動は全く
均一であった(変化温度±0.83℃(1.5゜F))。ライン
を出た後、気体および液体試料を周期(通常、各試料に
ついて17時間の期間)的に回収し、ガスクロマトグラフ
ィーで分析した。水加ランの結果を下記第12表に示す。
実施例12 幾分かより厳しい条件下に、触媒AおよびBを用いて
実施例11を繰り返した。162℃(324゜F)、1000psig(7
0バール)、プロピレンWHSV(ゼオライト基準)0.5およ
び水:プロピレンモル比0.5の条件において、触媒Aに
ついては64%のプロピレン転化率および55重量%のDIPE
選択率が得られ、触媒Bについては56%のプロピレン転
化率および54重量%のDIPE選択率が得られた。
実施例13 この実施例は、触媒の酸性(アルファ値で示される)
と触媒性能の関係を調べるものである。150℃(302゜
F)、1000psig(70バール)、プロピレンWHSV(ゼオラ
イト基準)0.77および水:プロピレンモル比1:1の条件
下に、触媒B(アルファ値359)、触媒D(スチーミン
グしたゼオライトベータ65%/35%SiO2、アルファ値27
2)および触媒E(スチーミングしたゼオライトベータ6
5%/35%SiO2、アルファ値35)を用いると、それぞれ31
%、26%および12%のプロピレン転化率が得られた。増
加したアルファ値とプロピレン転化率との好ましい関係
が、これもアルミナ結合ゼオライトベータについて得ら
れた。すなわち、実質的に類似のオレフィン水加条件に
おいて、触媒C(アルファ値281)については15%のプ
ロピレン転化率が得られ、触媒F(スチーミングしたゼ
オライトベータ65%/35%Al2O3)については僅か7%の
プロピレン転化率しか得られなかった。
実施例14 スチーミングしていない非結合型ゼオライトベータ
(触媒A)の下記第13表記載の条件下におけるプロピレ
ン水加を評価し、その結果を第13表に示した。
これらのデータが示すように、水:プロピレンモル比
1:1およびプロピレンWHSV0.5において、302゜Fから324
゜Fへの温度上昇によりプロピレン転化率が49%から62
%に上昇した。しかしながら324゜Fへの温度上昇によ
り、おそらくは高温における好ましくない勢力学平衡の
結果として、プロピレン転化率が少し低下した。324℃
の同じ操作温度において、水:プロピレンモル比が1:1
から0.5:1に低下したことによりプロピレン転化率%が
少し上昇した。水:プロピレンモル比の更なる低下によ
り、おそらくは水の分圧低下の結果として、プロピレン
転化率が少し低下した(下記実施例15および表14を参
照)。
実施例15 コロイド状シリカ(17重量%)と結合したゼオライト
ベータ(83重量%)押出物を使用して、幾つかのプロピ
レン水加ランを実施した。押出物は、いかなるアルカリ
金属塩基及び/又は塩基性塩も添加することなく、上記
量のゼオライトとシリカを充分な量の水と一緒に徹底的
に混合して押出可能な塊を形成することにより得た。こ
の塊を押出して平均径1/16インチ(1.59mm)の押出物を
形成し、続いて乾燥し、焼成し、アンモニウム交換し、
従来法により焼成して活性化触媒(触媒G)を得た。
水加ランの結果を下記第14表に示す。
触媒Gの活性は相当する非結合型の触媒Aに匹敵した
(触媒Gを用いた場合のプロピレン転化率は61.9%であ
り、触媒Aを用いた場合のプロピレン転化率は第13表に
示すように64.0%である。)が、触媒GのDIPE選択率は
触媒Aより大きかった。水:プロピレンモル非0.40にお
いて、プロピレン転化率%は59.1%に低下し、DIPEとプ
ロピレンオリゴマーの両方の選択率が上昇したが、IPA
選択率も上昇した。
実施例16 この実施例は、IPAとDIPEの混合物をガソリンに添加
したときのオクタン価増加効果を示す。
シリカ結合ゼオライトベータ水加触媒を用いて下記条
件下にプロピレンと水を反応させた:水/プロピレンモ
ル比0.5/1、166℃(330゜F)、1000psig(70バール)お
よびプロピレンWHSV0.5。プロピレン添加率は62%であ
った。エーテル富有液体生成物を9倍容量部のガソリン
ベース原料に直接ブレンドした。水相副生物を分離し除
去すると、4.0重量%のDIPEと4.2重量%のIPAを含むブ
レンドガソリン生成物が得られた。ベースガソリンとブ
レンド生成物のオクタン価およびリード蒸気圧を比較し
て下記第15表に示す。水加生成物のブレンド(R+M)
/2オクタン価は108である。
エーテル富有生成物の組成を以下に示す。
水 6.36 プロピレン 3.52 IPA 34.40 DIPE 51.89 オリゴマー 4.27
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 43/04 C07C 43/04 B // B01J 29/70 B01J 29/70 X C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 トレイシー・ジャウ―フア・フアン アメリカ合衆国 08648 ニュー・ジャ ージー、ローレンスヴィル、ウッドフィ ールド・レーン 9番 (72)発明者 フィリップ・ヴァーグヒース アメリカ合衆国 08043 ニュー・ジャ ージー、ヴーァヒース、チャドウィッ ク・ドライブ 8番 (56)参考文献 特開 昭59−222431(JP,A) 特開 昭62−63534(JP,A) 特開 昭62−59235(JP,A) 米国特許4499313(US,A) 米国特許4214107(US,A) 欧州公開55045(EP,A1) 欧州公開213884(EP,A2) 欧州特許186395(EP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 31/02,29/04 C07C 43/04,41/06 C07C 27/00,31/10

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軽質オレフィンをアルコールおよび/また
    はエーテルに転化する方法であって、ゼオライトベータ
    を含んでなる触媒の存在下、オレフィンの水加条件下
    に、気相および/または液相で、少なくとも1種の軽質
    オレフィンを含む原料を水に接触させることを含んでな
    る方法。
  2. 【請求項2】原料が、軽質オレフィンの混合物を含む請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】オレフィンが、2〜7個の炭素原子を有す
    る請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】原料が、エチレン、プロピレン、ブテン、
    ペンテン、ヘキセンおよび/またはヘプテンを含む請求
    項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】原料が、ナフサクラッキング装置からの廃
    ガスから成る請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】原料が、ペンテン類、ヘキセン類およびヘ
    プテン類を含む接触クラッキング軽質ガソリンである請
    求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】条件が、50〜300℃の温度を含む請求項1
    〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】温度が、50〜220℃である請求項7に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】温度が、90〜200℃である請求項8に記載
    の方法。
  10. 【請求項10】条件が、少なくとも5気圧の全系圧力を
    含む請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】全系圧力が、少なくとも20気圧である請
    求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】全系圧力が、少なくとも40気圧である請
    求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】水の全オレフィンに対するモル比が、0.
    1〜30である請求項1〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】水の全オレフィンに対するモル比が、0.
    2〜15である請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】水の全オレフィンに対するモル比が、0.
    3〜5である請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】ゼオライトベータが、バンダーと複合さ
    れている請求項1〜15のいずれかに記載の方法。
  17. 【請求項17】バンダーが、シリカおよび/またはアル
    ミナを含んでなる請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】触媒が、添加されたアルカリ金属塩基ま
    たは塩基性塩を実質的に含まない、コロイド状の低酸性
    耐火性酸化物バンダーの押出し促進量を含む押出物であ
    る請求項1〜17のいずれかに記載の方法。
  19. 【請求項19】ゼオライトベータのアルファ値が、少な
    くと1である請求項1〜18のいずれかに記載の方法。
  20. 【請求項20】ゼオライトベータのアルファ値が、少な
    くとも10である請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】ゼオライトベータのアルファ値が、少な
    くとも100である請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】ゼオライトが、水素型である請求項1〜
    21のいずれかに記載の方法。
  23. 【請求項23】触媒が、軽質オレフィンの水加に有効な
    共触媒をさらに含んで成る請求項1〜22のいずれかに記
    載の方法。
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