JP2593470B2 - 密封装置 - Google Patents

密封装置

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JP2593470B2
JP2593470B2 JP62053914A JP5391487A JP2593470B2 JP 2593470 B2 JP2593470 B2 JP 2593470B2 JP 62053914 A JP62053914 A JP 62053914A JP 5391487 A JP5391487 A JP 5391487A JP 2593470 B2 JP2593470 B2 JP 2593470B2
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フリードリッヒ ラウェナー ヴィルヘルム
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ラレックス アクチエンゲゼルシャフト
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0637Accessories therefor
    • B22D11/064Accessories therefor for supplying molten metal
    • B22D11/0645Sealing means for the nozzle between the travelling surfaces

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特定の距離にわたり鋳造材料と共に移動す
る少なくとも1つの可撓性型ベルト(以下ベルトと呼
ぶ)を特徴とする連続鋳造装置の鋳造ノズル(以下ノズ
ルと呼ぶ)と型との間の密封に関する。
従来の技術 この型式の通常の連続鋳造装置は、液体によつて内部
を冷却されるリムを特徴とする所謂鋳造ホイールによつ
て特徴づけられる(米国特許第3,429,363号)。該リム
は、その周辺に沿つて所望の鋳物の寸法に相等する空所
を特徴とし、従つて型の3つの側部を形成する。次に、
第4側部は、ホイールの周辺の一部に沿つて空所に端縁
を接触する金属ベルトによつて形成され、これにより、
鋳造されるべき横断面の外側のまわりに閉じた型を形成
する。
該ベルトは、通常無端であり、ガイドロール上を走行
し、所要の張力の調節を可能にし、従つて、所定のホイ
ール直径に対して所望の長さの型を形成する。型の全長
に沿つて、ベルトの外側は、水状液体によつて強烈に冷
却される。ホイールが駆動装置によつて回転されると
き、ベルトは、ホイールと共に移動し、これにより、鋳
造材料と共に移動する型を形成する。
他の所謂一対のベルトの連続鋳造装置は、その間に型
を形成する一対の移動するベルトによつて特徴づけられ
る。
通常回転する無端のベルトが使用され、該ベルトは、
それを伸張するのにも使用される適当なガイドロール上
を走行する。鋳造工程が中断を許容すれば、ベルトの代
りにコイルから巻戻されて延び鋳造領域を通過後にコイ
ル巻きされるか、または鋳造材料が更に処理のために移
動される際に鋳造材料の被覆層として役立つ適当な長さ
のストリツプを使用することも可能である(西独特許第
1,508,876号)。
可撓性継手によつて相互に強く結合される個々のブロ
ツクから成り走行する無端チエーンとして型の側部ダム
を作ることは、周知の慣用手段である。これ等のブロツ
クは、金属材料またはセラミツク材料から成り、2本の
ベルト間の空間に精密に嵌入する。型の幅は、ベルトの
間で両側に設置される側部ダム間の空間によつて定めら
れる。
移動する側部ダムの通路は、ベルトを支持するガイド
ロールの軸線に平行または垂直の平面内に設置されても
よい。ベルトは、その間の側部ダムと共に、ベルトのガ
イドロールの1つに結合される駆動装置によつて通常作
動され、これにより鋳造材料と共に移動する型が実現さ
れる。側部ダムに対する付加的な駆動装置を使用するこ
とも周知の慣用手段である。
鋳造材料からベルトへ伝達する熱は、水状液体による
ベルトの裏側の強烈な冷却によつて除去される。第2型
式の鋳造装置に対すると同様に第1型式の鋳造装置に対
して、型内に液体金属を方向づける送給システムが使用
される。型への熱の流出の結果として、鋳造される材料
に依存して完全にまたは部分的に凝固する鋳物は、型か
ら出る。所謂開放または閉鎖の送給システムが使用され
る。開放システムでは、液体金属は、適当なチヤンネル
を通つて流れた後に型に到達し、流れは、通常の手段で
制御される。鋳造材料が高い品質の要件を満足すること
を要すれば、閉鎖システムのみが使用可能である。この
場合には、液体金属は、型内に到達すると同時に入口側
に向つて型を密封するノズルによつて型内に送給され
る。
ノズルの材料は、鋳造される液体金属の特性によつて
選定される。満足されるべき要件は、温度、ノズルと液
体金属との間の最初の接触の際の熱衝撃、熱伝導率、摩
蝕、液体金属との化学反応、成形性および経済性であ
る。必然的な要求により、種々な種類のセラミツク材料
は、特別な要件によつて優位にある。例えば、使用され
るノズルは、二酸化硅素およびアルミナに基づき結合剤
および充填材料を含浸され圧縮されて焼結されるセラミ
ツク繊維から成るか、またはチタン酸アルミニウム、黒
鉛、窒化ボロン、石英等から成る。
膨脹および熱歪の結果としてのノズルおよび型の寸法
の変化により、ノズルの如何なる引つ掛かりをも回避す
る様にこれ等の要素間に特定の間隙が通常存在し、該引
つ掛かりは、この重要な部品を損傷して鋳造工程に重大
な問題を生じ得る。この間隙は、通常、約0.1mmから0.5
mmになる。この意図される間隙により、ノズルの出口に
おける液体金属の金属静圧は、厳しい制限内で調節され
ねばならない。密封は、液体金属の上昇する圧力および
/または低下する粘度あるいは表面張力により増大する
重要さを得る。適当な形状をノズルに与えることによつ
て密封を向上することは、周知の慣用手段である。上述
の手段にも拘らず、逆流の危険と、その結果とが残され
る。
発明の要約 本発明の目的は、最初に述べた2つの型式のいずれか
1つの鋳造装置においてノズルとベルトとの間で型の全
幅を横切り型の完全な密封を確実にすることである。こ
の目的は、下記に述べる方法によりノズルの口金へベル
トを押圧するために弾力的ないし可撓性の力を加えるこ
とによつて達成される。これにより、加えられる力は、
鋳造用ベルトがノズルの出口における液体金属の金属静
圧にも拘らずノズルとの接触を保つことを保証するよう
に調節される。
より詳しくは、本発明によれば、前記目的は、可撓性
ベルトが移動するように構成された連続鋳造設備の鋳造
スペース内にあるノズルを密封するための密封装置であ
って、ノズル(11)とベルト(13)との間に弾性的な押
圧力を働かせるべく、該弾性力を、ベルト(13)の全幅
に亘って外側から、連続的にまたは多くの箇所で加える
ように構成された押圧手段を備えており、前記押圧力
は、ノズルのところでその幅に沿って鋳造スペースから
の漏れがないように、ノズルの出口のところでの溶融金
属の静圧の合力よりも大きな値になっている密封装置に
よって達成される。
本発明の密封装置では、押圧手段がベルトの外側から
ベルトに作用するように構成されているので、該押圧手
段のためのスペースが十分に採れるから、種々の実施例
で例示しているように、バネ力、油圧のごとき液圧や空
気圧のような流体圧、流体(動)力学的などの種々の力
を所望に応じて押圧手段による押圧の仕方として選択・
利用し得ることになる。例えば、バネ力に代えて流体圧
を用いる場合、押圧力の変更・調節が容易に行なわれ得
ることになる。
また、本発明の密封装置では、押圧手段がベルトの外
側からベルトに作用するように構成されているので、ベ
ルト間の間隔とノズル口の幅との左が小さくて済むか
ら、ノズルの開口を比較的大きくでき、鋳造されるべき
溶融金属の流量を大きく採り得る。
鋳造金属板の品質を高く保つためにはノズルの出口の
ところで乱流が生じるのを避けるべく溶融金属の流れは
層流でなければならない。従って、連続鋳造設備の生産
力は、ノズルの断面積に依存するが、本発明では、この
高品質鋳造金属板を生産するに必要なノズル断面積を与
えるというこの要請を容易に満たし得ることになる。
更に、本発明の密封装置では、押圧手段がベルトの外
側に配置されるので、押圧手段を溶融金属から遠ざけ得
るから、押圧手段の冷却が容易且つ確実に行なわれ得
る。
加えて、本発明の密封装置では、押圧手段がベルトの
外側に配置されベルトを外側から押圧するようにしてい
るので、押圧手段によって押圧されるベルトは必然的に
該ベルトの内側にある実質上剛性のノズルによって支持
され得ることになる。従って、押圧手段によって、ベル
トに比較的大きな押圧力を加えることが可能であり、必
要に応じてこの押圧力の大きさを変えることも可能であ
る。
また、本発明の密封装置では、押圧手段がベルトの全
幅に亘って外側から、連続的にまたは多くの箇所で弾性
力を加えるように構成されているので、ベルトの全幅に
亘ってほぼ一様な押圧力を加え得る。
ノズルの方向へベルトに対して外方から方向づけられ
る力の概略の値は、 F=a・H・Ga・B(N) …(I) になり、 ここに、 B=鋳造幅(m) a=0.10から0.25(Nm/Kg) H=レベルの差(m) Ga=鋳造される材料の比重(Kg/m3) レベルの差は、タンデイツシユのレベルとノズルの出
口における下側ベルトのレベルとの差に相当する。
本発明は、図示される可能な構造に関して更に詳細に
次説明される。
実施例 第1図は、ノズルとベルトとの間を密封する第1解決
方法を示し、水平鋳造装置に関する該例は、2本のベル
トを特徴とする。液体金属10は、上部と底部とをベルト
13によつて限られる型21にノズル11を経て流入する。ベ
ルト13の過熱を回避するため、水状冷却媒体は、圧力チ
ヤンバ18から冷却媒体ジエツト19を経てベルトの裏側へ
高速度で方向づけられる。ノズル11による型の間隙なし
密封を達成するため、ベルト13は、支持ばね15から生じ
る屈伸性負荷の下のレール14を使用してノズル11の口金
に向つて押圧される。
ノズルの全鋳造幅にわたつて延びるレールを有するこ
とは、有利である。該レールは、単一部品でもよく、ま
たは任意の長さの幾つかの別個の部品から成つてもよ
い。材料は、合成物質、金属またはセラミツクでもよ
い。ノズルの寸法に依存して、レールは、好ましくは8m
mから12mmの幅であり、同様な大きさの高さを有してい
る。
第3図によると、レール14は、冷却媒体が圧力チヤン
バ18から直接に通じる開口部17を流通する際に、ピスト
ン16が圧力下の冷却媒体によつて直接に作用される状態
にて、液圧的に負荷される。第3図は、垂直に位置する
鋳造装置を示す。
しかしながら、特別な圧力系統によつて液圧または空
気圧でピストン16を負荷することも可能である。
別の可能性は、ピストンの総てをバイパスしてレール
14に圧力液体を直接に作用させることである。この解決
方法は、勿論、対応する密封手段を必要とする。
ばね15(第1図)またはピストン16(第3図)が使用
されれば、これ等は、相互に適当な距離aに設置され
(第2図)、ノズルの出口における金属の静圧にかゝわ
らずベルトとノズルとの間の接触を保証する様に寸法を
定められる。
ベルトをノズルに向つて押圧する別の可能性は、ジエ
ツト19を通り角度αにおいて高速度で冷却媒体をベルト
に直接に導くことである。第4図は、垂直に方向付けら
れるこの種類の装置を示す。角度αによつて冷却媒体の
質量流を再方向づけすることは、ベルト上に作用する力
成分を生じる。後方の方向への冷却媒体の漏洩は、ラビ
リンスグランド22によつて許容可能な制限内に保持可能
であり、これにより、冷却媒体の漏洩は、装置のケーシ
ング中に集められ、冷却系統へ戻る様に方向づけ可能で
ある。
冷却媒体ジエツトから高速度で出る流れの冷却媒体20
は、ベルトの全背面を被い、これにより、対応する冷却
効果を形成する。ベルトの案内および支持の要素は、通
常の手段によつて実現可能であり、これは図示されてい
ない。
第5図による別の変形は、圧力チヤンバ18内の冷却媒
体の伝播する静圧がベルト13に作用してノズル11に向つ
てベルトを押圧することを特徴とする。これにより、冷
却媒体は、隣接する冷却剤ジエツト19を通つて圧力チヤ
ンバ18から直接にベルト13上へ流れる。冷却媒体の運動
エネルギは、冷却媒体ジエツトの出口から特定の距離に
おいて喪失され、冷却媒体は、規則的な距離で通常の手
段によつて置換えられてもよい。
一対のベルトの鋳造装置の場合には、ノズルに対する
ベルトの押圧は、ベルトの出口に先立つ領域でノズルの
中心線から離れた後、ノズルの口金に達すると、鋳造方
向へ再方向づけする様な態様でベルトを導くことによつ
て達成されてもよく、該再方向づけは、ベルトの張力に
よりノズル上に力を作用させる。第6図は、両者のベル
ト13がノズルの高さhよりも小さい距離aに設置される
ガイド要素22によつて方向づけられるこの種類の解決方
法を示す。この結果は、ノズル11の中心線C−Cに対し
てベルト13の離れる方向である。ノズルに向つて方向づ
けられる力Fは、ベルトの張力によつて生じる。
固定要素22の代りに、ガイドロールを適用することも
可能である。
ベルトの横断面はAであり、ベルトにおいて伝播する
張力はσであり、ノズルにおける再方向づけの角度はβ
であり、鋳造幅はBであり、力Fは、次の通り計算可能
である。
F=A・σ・sinβ (II) 0.7mmの厚さおよび1000mmの幅のベルト、σ=25N/mm2
になる円周方向の張力およびβ=1゜の角度の場合に
は、 F=1000・0.7・25・sin1゜=305(N) のノズル上の力を生じる。
従つて、実際的な適用を述べると、アルミニウムの約
700mmまたは鋼の250mmの範囲内の液体金属の円柱に相当
する金属静圧に鑑みて、型を密封することは、等式
(I)によつて可能である。
上述の総ての解決方法は、ノズルの出口において伝播
する金属静圧によつてノズルに向つてベルトを押圧する
力を調整するために決定的なパラメータを調節すること
を可能にする。
本発明による原理は、ベルトへ冷却媒体を方向づける
上述の方法に限定されない。その他の冷却方法にも関連
してベルトとノズルとの間で型を密封する原理を適用す
ることは、可能である。
異なる適用可能な冷却方法は、例えば、相互に短い距
離に設置される噴霧ジエツトによる噴射、または所謂案
内面の適用(例えば、ECP公開第0148384号による)であ
る。
提供される本発明の適用は、ベルトとノズルとの間の
特定の量の摩擦を含む。従つて、ノズルの口金の接触領
域に耐摩耗性被覆を付着することは有利である。これ
は、火焔噴射またはプラズマ噴射の技法を使用し約0.1m
mから0.2mmの厚さのアルミナ被覆を設ける通常の方法に
よつて達成可能である。
別の可能性は、ノズルの口金の外側に耐摩耗性インサ
ート12を設置することである。この目的のため、アルミ
ナ、炭化シリコンまたは窒化シリコン、金属カーバイド
およびその他の様な材料は、好適である。上述の方法の
1つを適用することにより、ノズルの早期の摩損を防止
することが可能である。
スイス国特許第508433号は、ノズルの出口から或る距
離における自己潤滑性材料のインサートを特徴とするノ
ズルを記載する。該インサートは、ブロツクキヤスタの
剛性鋳造ブロツクとノズル口金との間の如何なる接触を
も防止する様な態様で口金を鋳造ブロツクとの間で案内
する目的に役立つ。ノズルと鋳造ブロツクとの間の0.2m
mから0.3mmの間隙は、正に特許請求される。この場合に
は、密封作用が最大で液体アルミニウムの20mmから30mm
の円柱になる低い金属静圧に対してのみ達成可能なこと
は、経験によつて周知である。
与えられる夫々の発明は、この構造および作用とは異
なり、第1に、インサートに関する限りノズルの口金の
体部から突出さず、第2にインサートがノズルの出口端
部に出来るだけ接近し、第3にインサートが硬く耐摩耗
性の材料から成り、これにより、上方の方向の鋳造によ
り増大される金属静圧の場合でも型の完全な密封を保証
する様にノズルに向つてベルトが押圧されることに鑑み
てノズルの使用時間を増大する如く作用する。
上述の様に、述べられた2つまたはそれ以上の方法
は、組合わせて使用されてもよい。これは、ばねまたは
ピストンによつて得られる押圧力が冷却剤から生じる特
定の静圧および動圧の作用によつて増大される様に第1
図、第3図に示される。しかしながら、この組合わせの
効果は、更に強化され得る。
通常の周知の方法の反対に、本発明による密封は、ベ
ルトがノズル11との接触点の通過後にベルトを冷却する
のを可能にする。第1図、第3図に示す構造により、ノ
ズル出口においてベルトの冷却を開始することが可能で
ある。これは、温度に基づく大きな膨脹のためのベルト
のしわ寄りおよびその他の望ましくない変形を排除する
ため、ベルトが鋳造領域に進入する以前に予熱される場
合に有利である。
既に示した様に、鋳造工程の夫々の鋳造方向の方向性
は、任意である。示される様な水平または垂直の代り
に、任意の角度で下方または上方でもよい。本発明によ
る密封の方法は、液体金属の閉鎖送給システムにより、
垂直配置の結果として、または水平あるいは上方の鋳造
方向の場合の結果のいずれにしても高い金属静圧が許容
され、タンデイツシユ内のレベルが現在まで通常であつ
たレベルよりも高いことの利点を常に有している。更
に、垂直の配置は、一般に、鋳造および凝固の工程に対
してと同様に、冷却の対称的な状態に関し利点を与え
る。増大する鋳造圧力は、凝固領域への液体金属の一層
良好な流れを生じさせ、その結果は、鋳造ストリツプの
高い品質の組織である。
一対のベルトの鋳造装置を考察すると、ノズルに向つ
て押圧される1本のみのベルトを有することは可能であ
り、一方、他のベルトは、剛性サポートによつて案内さ
れる。ノズルに向つて押圧される1本のベルトは、他の
側の強固に支持されるベルトに向つてノズルを押圧し、
従つて、ノズルの両側に所望の密封を形成する。
1本または2本のベルトがノズルに向つて外方から押
圧されることがこれまで仮定された。しかしながら、充
分な数の弾力的な耐熱性バーをノズルの外側に設ける
か、またはこの領域では例えば冷却媒体ジエツトによつ
て実現される剛性サポートによつて外方から支持される
ベルトに向つて外方へ押圧する金属静圧によることは、
実行可能である。ノズル自体の可撓性出口を構成して、
内部の金属静圧によつてベルトに向つてノズルの口金の
端縁を押圧することで密封作用を達成することも可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はベルトがノズルに対して弾力的に押圧される第
1実施例の縦断面図、第2図は密封冷却ユニツトの内側
の部分図、第3図から第6図までは可能な構造の他の実
施例の図を示す。 11……ノズル、12……耐摩耗性インサート、 13……ベルト、14……レール、21……型、 C−C……ノズルの中心線。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性ベルト(13)が移動するように構成
    された連続鋳造設備の鋳造スペース内にあるノズルを密
    封するための密封装置であって、 ノズル(11)とベルト(13)との間に弾性的な押圧力を
    働かせるべく、該弾性力を、ベルト(13)の全幅に亘っ
    て外側から、連続的にまたは多くの箇所で加えるように
    構成された押圧手段を備えており、前記押圧力は、ノズ
    ル(11)のころでその幅に沿って鋳造スペース(21)か
    らの漏れがないように、ノズル(11)の出口のところで
    の溶融金属の静圧の合力よりも大きな値になっている密
    封装置。
  2. 【請求項2】ベルト(13)によってノズル(11)に加え
    られる押圧力は、ベルト(13)の背面を押圧するように
    弾性力がかけらた片状部材(14)によって生ぜしめられ
    ている特許請求の範囲第1項に記載の密封装置。
  3. 【請求項3】ベルト(13)によってノズル(11)に加え
    られる押圧力は、ベルト(13)の背面を押圧するように
    空気圧または液圧がかけられた片状部材(14)によって
    生ぜしめられている特許請求の範囲第1項に記載の密封
    装置。
  4. 【請求項4】前記片状部材(14)が合成材料で作られて
    いる特許請求の範囲第1項または第2項に記載の密封装
    置。
  5. 【請求項5】ベルト(13)によってノズル(11)に加え
    られる押圧力は、冷却液によって、動的にまたは静的に
    生ぜしめられている特許請求の範囲第1項に記載の密封
    装置。
  6. 【請求項6】前記押圧手段としてガイド要素(22)が設
    けられており、このガイド要素は、ノズル(11)の開口
    の前方においてノズル(11)の中心線(C−C)に対し
    て拡がる方向にベルト(13)が移動するように該ベルト
    (13)を案内し、且つベルト(13)がピンと張ることに
    よってノズル(11)に作用する力を生ぜしめるべくノズ
    ル(11)上で鋳造方向にベルト(13)が転向されるよう
    に該ベルト(13)を案内するものである特許請求の範囲
    第1項に記載の密封装置。
  7. 【請求項7】ベルト(13)によってノズル(11)に加え
    られる押圧力が多数の手段の組合せによって生ぜしめら
    れるように構成されている特許請求の範囲第1項から第
    6項までのいずれか一つの項に記載の密封装置。
  8. 【請求項8】ノズル(11)はベルト(13)との摩擦があ
    るところに耐磨耗性層状体を有する特許請求の範囲第1
    項から第7項までのいずれか一つの項に記載の密封装
    置。
  9. 【請求項9】ノズル(11)はベルト(13)との摩擦があ
    るところに体磨耗性板を有する特許請求の範囲第1項か
    ら第8項までのいずれか一つの項に記載の密封装置。
  10. 【請求項10】ベルト(13)の冷却がノズル(11)の出
    口のところで直接行なわれるように構成された特許請求
    の範囲第1項から第9項までのいずれか一つの項に記載
    の密封装置。
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