JP2593439Y2 - ミューティング装置 - Google Patents

ミューティング装置

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JP2593439Y2
JP2593439Y2 JP1990119083U JP11908390U JP2593439Y2 JP 2593439 Y2 JP2593439 Y2 JP 2593439Y2 JP 1990119083 U JP1990119083 U JP 1990119083U JP 11908390 U JP11908390 U JP 11908390U JP 2593439 Y2 JP2593439 Y2 JP 2593439Y2
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midi
audio
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volume
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友二 山本
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、制御信号をもって音源装置の再生制御を行
う音声装置に用いて好適なミューティング装置に関す
る。
(口)従来の技術 このような音声装置として、例えば、MIDI(Musical
Instrument Digital Interface)信号を制御信号として
用いるものがある。MIDI信号は、例えば、キーボード、
ミキサーなどの電子楽器を再生制御する信号で、統一規
格が決められている。かかるMIDI信号が電子楽器に供給
されると、電子楽器は、MIDI信号による制御に基づいて
自動演奏される。コンピュータやシーケンサによりメモ
リされた音楽情報を、MIDI信号の形態で各電子楽器に送
信することにより、いわゆるコンピュータミュージック
を再生することができる。
(ハ)考案が解決しようとする課題 かかる音声装置において、実際に音声を出力するに
は、オーディオアンプやスピーカが必要となる。従来に
おいては、コンピュータミュージックの非再生時(曲間
時など)にスピーカからノイズが発せられ、非常に耳障
りであった。本考案は、かかる不都合を解消することを
課題とする。
(ニ)課題を解決するための手段 上記課題に鑑み本考案は、音源装置の音量や音色等を
制御する制御信号としてのMIDI信号に応じて、該音源装
置の再生制御を行う音声装置のミューティング装置であ
って、前記MIDI信号中のスタート信号を検出するスター
ト検出手段と、前記MIDI信号中のストップ信号を検出す
るストップ検出手段と、オーディオ出力のボリュームを
制御するオーディオアンプと、前記スタート信号に応じ
てオーディオ出力のボリュームレベルをゼロから所定値
に切り替えるとともに前記ストップ信号に応じて前記ボ
リュームレベルを前記所定値からゼロに切り替える切り
替え手段とを有している。
(ホ)作用 本考案によれば、オーディオアンプのボリュームは、
MIDI信号中のスタート信号及びストップ信号に応じて所
定値及びゼロに切り替えられる。これにより、ミュージ
ック内容にリンクさせて自動的に、且つ正確な所望のタ
イミングで非再生時の音声ミユートを行うことができ
る。
(へ)実施例 以下、本考案に実施例について説明する。
まず、MIDIインターフェースについて説明する。MIDI
インターフェースは、転送速度が31.25kbit/secの非同
期方式のシリアル転送で動作し、1バイト(8ビット)
のデータを転送するときには、スタートビットとストッ
プビットが1ビットずつ付加され、全体として10ビット
で構成、従って320μsecの時間を要する。MIDI信号によ
る信号のやりとりは、複数バイトの「メッセージ」によ
って行われる。メッセージの構成は、第1図に示されて
いる通りで、この内、リアルタイムとエクスクルーシブ
のメッセージを除き、1つのメッセージは、少なくとも
1つのステータスバイトと、そのステータスバイトによ
って導かれる1つまたは2つのデータバイトで構成され
ている。
第2図は、この内、リアルタイムメッセージを機能的
に分類した図である。マスター側のコンピュータまたは
シーケンサのスタートボタンが押されると、マスター側
から、リアルタイムメッセージとして"FAh"が出力され
る。この信号を受信したスレーブ側のコンピュータまた
はシーケンサは、この信号の受信に応答してシーケンス
動作にはいるのではなく、スタートの態勢に入って待
つ、いわゆる待機の状態になる。実際のシーケンス
は、"FAh"に続く最初のタイミングクロック"F8h"を受信
して行われる。コンピュータまたはシーケンサの処理上
の事情から、"FAh"と最初の"F8h"の間には、通常1msec
以上の間隔がおかれる。そしてその後、"FCh"のMIDI信
号の受信に応答してスレーブ側のコンピュータまたはシ
ーケンサはシーケンスを中止する。
第3図に、かかるMIDI信号の内容に応じてオーディオ
出力のボリュームレベルを変更する実施例のブロック図
を示す。MIDI信号は、受信回路1を介して選択回路2に
送信される。選択回路2は、MIDI信号の中から、リアル
タイムメッセージを抜きだし、その内容に応じてクロッ
ク信号をバイナリーカウンタ3に出力する。即ち、スタ
ート命令"FAh"を検出した時は、出力ポート1から100KH
zのクロックを15発出力し、ストップ命令"FCh"を検出し
た時は、出力ポート2から100KHzのクロックを15発出力
する。バイナリーカウンタ3は、前記クロック信号を受
けてカウントダウン及びカウントアップされる。そのカ
ウント値は、まず、"FAh"の受信により"0h"に設定さ
れ、その後、"FCh"の受信により"Fh"に設定される。バ
イナリカウンタ3の設定は、かかる動作を繰り返してな
されるので、そのカウント値は、"0h"と"Fh"の2値のみ
を取る。かかるバイナリカウンタ3のカウント出力は、
4ビットのデータとして、デジタルオーディオアッテネ
ータ4にパラレルに出力される。そしてこのアッテネー
タ4は、前記バイナリカウンタ3の出力に応じてオーデ
ィオ出力の減衰量を変更する。即ち、カウント値が"0h"
のとき減衰量をゼロにし、"Fh"のときには減衰量を最大
にする。かかるアッテネータ4の機能により、オーディ
オ出力のボリュームは、スタート命令"FAh"を受けて最
大に設定され、ストップ命令"FCh"を受けて最小に設定
される。
尚、受信回路1は、第4図のように構成されている。
かかる構成は、MIDIインターフェースの規格によって決
められている。即ち、5ピンのDINコネクター5、抵抗
6,7、ダイオード8、フオトカプラ9により構成されて
いる。また、選択回路2は、例えば1チップマイコンに
より構成され、入力ポートから入ってくるMIDI信号を、
第5図に示すようにソフトウェア処理し、リアルタイム
メッセージのスタート命令"FAh"あるいはストップ命令"
FCh"の検出に応答して、前述したクロックを出力ポート
1または2からバイナリーカウンタ3に出力する。
以上の構成により、MIDI信号のリアルタイムメッセー
ジ"FAh"を受信すると、前記クロックによりバイナリー
カウンタ3がカウントダウンされ(但し、カウンタの内
容は、初期設定により"Fh"になっているものとする)、
デジタルオーディオアッテネータ4により、0.15msec
(100Hz×15サイクル=0.15msec)でミュートが解除さ
れ、逆にMIDI信号のリアルタイムメッセージ"FAh"を受
信すると、前記クロックによりバイナリーカウンタ3が
カウントダウンされデジタルオーディオアッテネータ4
により、0.15msecでミュート状態に設定される。
以上、本考案の実施例について説明したが、本考案は
これら実施例に限定されるものではなく、実用新案登録
請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能で
あることは勿論である。
(卜)考案の効果 以上述べた通り本考案によれば、音源装置の音量や音
色等を制御するMIDI信号を利用してミュートの切り替え
を行うものであるから、ミュージック内容にリンクさせ
て自動的に、且つ正確な所望のタイミングで音声ミュー
トを行うことが可能となる。
従って、簡単な構成によりしかも即時性を高め効果的
に、ミュートの切り替え動作を行うことができると共
に、非再生時のノイズの除去を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はMIDI信号の内容を示す図、第3図は
実施例のブロック図、第4図は同実施例に係る受信回路
の構成を示す図、第5図は同実施例に係る選択回路の動
作を示すフローチャートである。 2…選択回路(スタート、ストップ検出手段) 3,4…バイナリーカウンタ,アッテネータ(切り替え手
段)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】音源装置の音量や音色等を制御する制御信
    号としてのMIDI信号に応じて、該音源装置の再生制御を
    行う音声装置のミューティング装置であって、前記MIDI
    信号中のスタート信号を検出するスタート検出手段と、
    前記MIDI信号中のストップ信号を検出するストップ検出
    手段と、オーディオ出力のボリュームを制御するオーデ
    ィオアンプと、前記スタート信号に応じてオーディオ出
    力のボリュームレベルをゼロから所定値に切り替えると
    ともに前記ストップ信号に応じて前記ボリュームレベル
    を前記所定値からゼロに切り替える切り替え手段とを有
    してなるミューティング装置。
JP1990119083U 1990-11-13 1990-11-13 ミューティング装置 Expired - Lifetime JP2593439Y2 (ja)

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