JP2593256B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2593256B2
JP2593256B2 JP3223106A JP22310691A JP2593256B2 JP 2593256 B2 JP2593256 B2 JP 2593256B2 JP 3223106 A JP3223106 A JP 3223106A JP 22310691 A JP22310691 A JP 22310691A JP 2593256 B2 JP2593256 B2 JP 2593256B2
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宏 久保田
彰伸 中幡
昌巳 淵
研二 小田
孝司 右田
義則 牧浦
浩秀 山口
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三田工業株式会社
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、小サイズの転
写紙を並列給紙するとともに大サイズの転写紙を1枚ず
つ給紙する給紙装置に係り、特に各サイズの転写紙の検
出状況に応じて好適な給紙制御を行わせるようにした装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、パソコン等のデータ格納
部から順次出力された宛名等を封筒等の転写紙にプリン
トするようにしたプリンタ等の画像形成装置が知られて
いる。
【0003】この種の画像形成装置では、給紙カセット
から所定の封筒等が順次給紙されるようになされてお
り、例えば小サイズの封筒等の転写紙を給紙カセットに
並列に収納することによって順次並列給紙するように
し、一方、大サイズの封筒等の転写紙を給紙カセットに
1列で積層して収納することにより1枚ずつ給紙するよ
うにしている。
【0004】また、並列給紙の際に、各列の転写紙の有
無を検出すべく、フォトインターラプタと載置転写紙の
最上段に自重により当接するようになされたアクチェー
タとからなる用紙センサが各列の転写紙に対向し得る位
置に配設してある。
【0005】そして、1枚ずつ給紙を行なう際にも、上
記用紙センサによって転写紙の有無が検出し得るように
なされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、用紙として
封筒が用いられる場合は、封筒の一方側が折り返されて
形成されているために、長さ方向で厚みが不均一にな
る。このため、給紙カセットの用紙載置板に封筒が積層
された場合、給紙カセットの幅方向で厚みの差が顕著と
なり、薄い側のアクチェータが低下し過ぎて用紙無しと
誤判断されてしまう虞れがある。一方、小サイズの各列
の封筒の場合には、必ずしも誤判断とはいえない可能性
がある。
【0007】本発明は、上記問題を解決するもので、給
紙カセット内に収納された転写紙の有無をサイズに関わ
らず、常に正確に判断して好適な給紙制御を行わせる給
紙装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、小サイズの転写紙を並列に収納する第1
の給紙カセットと大サイズの転写紙を単列で収容する第
2の給紙カセットとが交換可能にセットされると共に、
上記第1の給紙カセットに収納された転写紙の各列に対
応し、各列の転写紙の最上段位置をそれぞれ検出して転
写紙の有無を検出する複数の用紙検出手段とを有する給
紙装置において、セットされた給紙カセットが上記第
1、第2の給紙カセットのいずれであるかを判別する判
別手段と、上記第1の給紙カセットがセットされたと判
別されたときは、上記複数の用紙検出手段の少なくとも
1つが用紙なしを検出すれば給紙動作を停止させ、上記
第2の給紙カセットがセットされたと判断されたとき
は、上記複数の用紙検出手段の少なくとも1つが用紙を
検出すれば給紙カセット内に用紙有りとして給紙を行わ
せる給紙切換制御手段とを備えたものである。
【0009】
【作用】上記構成の給紙装置における用紙検知装置によ
れば、給紙装置にセットされたカセットが第1の給紙カ
セットか第2の給紙カセットかが、判別手段により判別
される。そして、第1の給紙カセットがセットされたと
判別されたときは、各用紙検出手段により各列の小サイ
ズの封筒等の転写紙の最上段位置が検出されることによ
り用紙の有無が判断され、1つでも用紙無しであれば給
紙が停止されるように制御が切り換えられ、一方、第2
の給紙カセットがセットされたと判別されたときは、上
記複数の用紙検出手段の少なくとも1つが用紙有りを検
出しさえすれば当該給紙カセット内に封筒等の転写紙が
あるとして給紙が行われるように制御が切り換えられ
る。
【0010】
【実施例】図3は本発明が適用される画像形成装置を示
す概略構成図である。画像形成装置は、給紙カセット4
A,4B、給紙ローラ5A,5B、さばきローラ対6、
レジストローラ対7、感光体8及びその周囲に配設され
る他の像形成手段(図略)、レーザ等からなる発光部
9、ポリゴンミラー10、転写部11、定着ローラ等か
らなる定着部12、排出ローラ対13,15、排出ガイ
ド14及び排出トレイ16等で構成されている。
【0011】上記給紙カセット4Bは、図4に示すよう
に、内部に用紙揃えユニット40a,40bを並設し、
小サイズの転写紙が給紙カセット4B内に並列収納可能
なもの、図5に示すように、内部に用紙揃えユニット4
0cを配設し、大サイズの転写紙が給紙カセット4B内
に収納可能なものが選択的に装着し得るようになってい
る。なお、給紙カセット4Bは、用紙揃えユニットの側
壁等を可変にすることで同じ給紙カセットで収納可能な
転写紙サイズを変更するようにしてもよい。
【0012】画像形成装置は、給紙カセット4B内の転
写紙の有無を検出する用紙センサ1を有するとともに、
転写紙の重送を検出する重送センサ17、レジストロー
ラ対7の駆動タイミング用のレジストセンサ18、発光
部9等の発光開始タイミング用のタイミングセンサ19
及び転写紙の排出を検出する排出センサ20等のセンサ
を有している。なお、これらのセンサは、並列給紙され
ている各転写紙を検出すべく、左右に2個づつ並設され
ている。
【0013】そして、給紙カセット4Bの転写紙は、給
紙ローラ5Bにより転写紙の最上段より順次さばきロー
ラ6に給紙され、更にさばきローラ6により順次搬送さ
れてレジストローラ対7に当接する。このレジストロー
ラ対7はレジストセンサ18からの信号に基づいて駆動
制御される。
【0014】一方、タイミングセンサ19からの信号に
基づいて画像形成装置外のデータ格納部等から入力され
た画像信号を光変調して発光部9から変調光(レーザ
光)が発生され、該発光部9からのレーザ光によりポリ
ゴンミラー10を介して感光体8が露光される。感光体
8は上述した像形成手段により並列給紙のときは感光体
8の軸方向に並列して像形成が行なわれる。すなわち、
感光体8の表面は図示しない帯電装置により帯電され、
上記露光により静電潜像が、例えば並列形成され、図示
しない現像装置によりトナー像として顕在化される。
【0015】上記トナー像は転写部11により上記転写
紙に転写された後、定着部12により定着され、排出ロ
ーラ対13,15により排出ガイド14を介して排出ト
レイ16に排出される。
【0016】続いて、上記用紙センサ1の具体的構成の
一例について図4を用いて説明する。用紙センサ1a,
1bは、装置本体側(給紙側)適所に配設され、給紙カ
セット4B内の転写紙の最上段位置を検出して転写紙の
有無をそれぞれ検出するものである。該用紙センサ1
a,1bは、例えば一対の発光素子及び受光素子からな
るフォトインターラプタ2a,2b及びその間に回動自
在に介在されるアクチェータ3a,3bからなり、上述
した用紙揃えユニット40a,40bの上方位置にそれ
ぞれ配設されている。
【0017】上記アクチェータ3a,3bは、用紙揃え
ユニット40a,40bの用紙載置板41a,41bあ
るいは用紙揃えユニット40c(図5)の用紙載置板4
1c上に載置された転写紙Pの最上段に先端部が当接す
るようになされている。上記用紙載置板41a,41b
及び用紙載置板41cにはコイルバネ42a,42b、
コイルバネ42cにより上方向に付勢され、載置されて
いる転写紙Pの最上段が給紙ローラ5Bに適圧で当接す
るようになっている。また、用紙載置板41a,41b
及び用紙載置板41cの適所には、例えば用紙供給方向
と平行に長孔43a,43b、長孔43c,43d(図
5)が穿設されており、転写紙Pが無くなると、アクチ
ェータ3a,3bがその自重により垂直位置まで回動す
るようになっている。
【0018】フォトインターラプタ2a,2bは、図7
の実線に示すように、アクチェータ3a,3bが上記発
光素子と受光素子間の隙間21a,21bに介在する位
置で、オンし、図7の二点鎖線に示すように、アクチェ
ータ3a,3bが上述した長孔43a,43b内に降下
している場合には、オフになるようになっている。
【0019】なお、図7の二点鎖線の状態で給紙カセッ
ト4Bを画像形成装置から抜き取れるように、アクチェ
ータ3a,3bは図7の左側の方向に自由に回動し得る
ように、アクチェータ3a,3b自体の形状を図面に示
すように単純化している。
【0020】続いて、上記画像形成装置の制御系の構成
の一例について図1のブロック図を用いて説明する。こ
の制御系は画像制御部25及び機構制御部26等からな
る。画像制御部25は画像形成装置外のデータ格納部等
からの画像信号を処理して発光部9に出力するものであ
る。また、発光部9は大サイズの転写紙が給紙カセット
4B内に収納されている際に後述するオア回路265か
らロー信号が出力されると、動作しないようになってい
る。機構制御部26はセンサ1a,1b、17〜20や
サイズスイッチ27からの検出信号等に応じてメインモ
ータ21やクラッチ23,24等を制御するものであ
る。また、機構制御部26は、大サイズの転写紙が給紙
カセット4B内に収納されている際に、用紙センサ1
a,1bの少なくとも一方により用紙有りが検出された
場合には給紙カセット4B内に転写紙が残っていると判
断して給紙するようにし、一方、用紙センサ1a,1b
の両方で用紙無しが検出された場合には用紙切れと判断
して給紙を中止するとともに、用紙無しを示す旨の信号
を表示部24に出力し、用紙無し等を表示させるように
している。
【0021】サイズスイッチ27は給紙カセット4Bに
小サイズの転写紙が並列収納されたか、大サイズの転写
紙が収納されたかを判別するためのものである。すなわ
ち、サイズスイッチ27は、給紙カセット4B内の転写
紙サイズを自動的に検出して判別するか、あるいは図示
しない操作部によって転写紙サイズが設定されることに
よって判別するようにしている。そして、サイズスイッ
チ27は、小サイズの転写紙が並列収納されている場合
にはオフになり、大サイズの転写紙が収納されている場
合にはオンするようになされている。
【0022】メインモータ21は給紙ローラ5A,5B
やさばきローラ対6等をクラッチ22,23を介して駆
動するものである。給紙クラッチ22はオンされるとメ
インモータ21の駆動力を給紙ローラ5A,5Bやさば
きローラ対6等の給紙機構に伝達するものである。搬送
系クラッチ23はオンされるとメインモータ21の駆動
力をレジストローラ対7や排出ローラ対13,15等の
転写紙の搬送機構に伝達するものである。
【0023】次いで、上記機構制御部26の具体的構成
の一例について図2の回路図を用いて説明する。機構制
御部26はインバータ261a,261b,261c、
アンド回路262,264、オア回路263,265,
ROM266、RAM267、CPU268及びトラン
ジスタQ1〜Q3等を有している。
【0024】積分回路260a,260b,260cは
それぞれ抵抗及びコンデンサからなり、積分回路260
a,260bは用紙センサ1a,1bのフォトインター
ラプタ2a,2bがオフのときにハイ信号を、フォトイ
ンターラプタ2a,2bがオンのときにロー信号をイン
バータ261a,261bに出力するようになってい
る。積分回路260cはサイズスイッチ27がオフのと
きにハイ信号を、サイズスイッチ27がオンのときにロ
ー信号を、インバータ261cに出力するようになって
いる。
【0025】インバータ261a,261bは積分回路
260a,260bの出力信号をそれぞれ反転してアン
ド回路262及びオア回路263に出力するものであ
る。インバータ261cは積分回路260cの出力信号
を反転してアンド回路264に出力するものである。な
お、インバータ261a,261b,261cは、ヒス
テリシス特性を有し、上記積分回路260a,260
b,260cとともに、フォトインターラプタ2a,2
bやサイズスイッチ27のチャタリング等の影響を低減
させている。
【0026】アンド回路262はインバータ261a,
261bの出力信号が共にハイ信号の場合にハイ信号を
オア回路265に出力し、上記インバータ261a,2
61bの少なくとも一方からロー信号が出力されると、
ロー信号をオア回路265に出力するようにしている。
すなわち、アンド回路262はフォトインターラプタ2
a,2bが共にオンの場合に、ハイ信号をオア回路26
5に出力するようにしている。
【0027】オア回路263は上記インバータ261
a,261bの少なくとも一方からハイ信号が出力され
ると、すなわち、上記フォトインターラプタ2a,2b
の少なくとも一方がオンすると、ハイ信号をアンド回路
264に出力するものである。アンド回路264はイン
バータ261cの出力信号がハイ信号の場合に、すなわ
ちサイズスイッチ27がオンの場合にオア回路263か
らハイ信号が出力されると、ハイ信号をオア回路265
に出力するものである。オア回路265はアンド回路2
62あるいはアンド回路264の少なくとも一方からハ
イ信号が出力されると、ハイ信号をCPU268に出力
するものである。
【0028】CPU268は、オア回路265からハイ
信号が出力されているときは、給紙カセット4B内に転
写紙が有ると判断し、この場合にトランジスタQ1〜Q
3を介してメインモータ21やクラッチ22,23を駆
動して給紙動作等を行なわせるようにしている。また、
CPU268は、オア回路265からロー信号が入力さ
れると、給紙カセット4Bに用紙無しが生じたと判断
し、トランジスタQ1〜Q3をそれぞれオフにして給紙
機構等の動作を中止するとともに、表示部24に用紙無
し等を表示させるようにしている。
【0029】ROM266はメインプログラム等を記憶
するもので、RAM267は種々のデータ等を記憶する
ものである。
【0030】次に、上記機構制御部26の動作について
説明する。まず、小サイズの転写紙を給紙カセット4B
内に並列収納すべく、図4に示すように、用紙揃えユニ
ット40a,40bを配設した給紙カセット4Bを画像
形成装置に装着した場合について説明する。
【0031】この場合、用紙センサ1a,1bの両方が
転写紙有りを検出すると、給紙カセット4B内に転写紙
が有ると判断し、用紙センサ1a,1bのいずれか一方
が転写紙無しを検出すると、CPU268は給紙カセッ
ト4B内に転写紙が無いと判断するようになっている。
【0032】すなわち、用紙揃えユニット40a,40
bの両方に転写紙がある場合には、フォトインターラプ
タ2a,2bが共にオンし、インバータ261a,26
1bは共にハイ信号を出力してアンド回路262はハイ
信号を出力する。従って、オア回路265を介してアン
ド回路262のハイ信号がCPU268に出力され、C
PU268は、給紙カセット4B内に転写紙が有ると判
断して給紙動作等を行なわせる。
【0033】一方、用紙揃えユニット40a,40bの
いずれか一方に転写紙無しが生じた場合、転写紙無しが
生じた側のフォトインターラプタがオフになり、インバ
ータ261a,261bの一方がロー信号を出力してア
ンド回路262はロー信号を出力する。一方、上述した
ようにサイズスイッチ27は転写紙サイズを検出するこ
と等によってオフになっているため、インバータ261
cの出力信号がローになって、アンド回路264の出力
信号はオア回路263の出力信号に関係なくロー信号に
なる。従って、アンド回路262及びアンド回路264
の出力信号が共にロー信号になり、CPU268は、給
紙カセット4Bに転写紙無しが生じたと判断して給紙機
構等の動作を中止するとともに、表示部24に用紙無し
等を表示させる。
【0034】次に、大サイズの転写紙を給紙カセット4
B内に収納すべく、図5に示すように、用紙揃えユニッ
ト40cを配設した給紙カセット4Bを画像形成装置に
装着した場合について説明する。
【0035】この場合、用紙センサ1a,1bのいずれ
か一方が転写紙有りを検出すると、給紙カセット4B内
に転写紙が有ると判断し、用紙センサ1a,1bの両方
が転写紙無しを検出すると、CPU268は給紙カセッ
ト4B内に転写紙が無いと判断するようになっている。
【0036】すなわち、転写紙として封筒が用いられる
場合は、図8に示すように、封筒P0の一方側が折り返
されて形成されており、長さ方向で厚みが不均一にな
る。すなわち、給紙カセットの用紙載置板に封筒P0が
積層された場合、給紙カセットの幅方向で厚みの差が顕
著となる。このため、例えば、図5に示すように、転写
紙Pの最上段が用紙センサ1bのアクチェータ3bに適
正に当接してフォトインターラプタ2bがオンしても、
用紙センサ1aのアクチェータ3a側では転写紙が撓ん
でアクチェータ3aが低下し過ぎる場合がある。この場
合、図6の二点鎖線Lに示すように、アクチェータ3a
がフォトインターラプタ2aから離間し、フォトインタ
ーラプタ2aをオフにする。従って、インバータ261
bがハイ信号を出力し、他方、インバータ261aはロ
ー信号を出力する。この結果、アンド回路262の出力
信号がロー信号になり、他方、オア回路263の出力信
号がハイ信号になる。
【0037】一方、上述したようにサイズスイッチ27
はオンになっているため、インバータ261cの出力信
号がハイになって、アンド回路264はオア回路263
の出力信号(ハイ信号)をそのまま出力する。すなわ
ち、アンド回路264はハイ信号を出力し、このハイ信
号がオア回路265を介してCPU268に出力され、
CPU268は、給紙カセット4B内に転写紙が有ると
判断する。
【0038】一方、用紙揃えユニット40cに転写紙無
しが生じた場合、フォトインターラプタ2a,2bが共
にオフになり、インバータ261a,261bが共にロ
ー信号を出力してアンド回路262及びオア回路263
はロー信号を出力する。このため、アンド回路262及
びアンド回路264の出力信号が共にロー信号になって
CPU268はオア回路265を介してロー信号が入力
され、給紙カセット4Bに転写紙無しが生じたと判断す
る。
【0039】このように、用紙揃えユニット40c内の
転写紙の撓みにより、フォトインターラプタ2a,2b
の一方がオフになっても、他方のフォトインターラプタ
がオン状態であれば、転写紙があると判断するので、転
写紙の厚さの不均一による転写紙の撓みの影響による誤
検知を防止することができる。
【0040】なお、本実施例では、並列給紙される転写
紙を2列としたが、3列以上であってもよい。この場
合、採用する列の数に合わせて用紙センサ1の個数を設
定すればよい。
【0041】また、本実施例では、画像形成装置で説明
したが、本発明はシート状体を給紙するものであれば一
般的に使用することができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、セットされたカセット
が第1の給紙カセットか第2の給紙カセットかを判別
し、第1の給紙カセットがセットされたと判別されたと
きは、上記複数の用紙検出手段の少なくとも1つが用紙
なしを検出すれば給紙動作を停止させる制御に切換え、
上記第2の給紙カセットが装着されたと判別されたとき
は、上記複数の用紙検出手段の少なくとも1つが用紙を
検出すれば給紙カセット内に用紙有りとして給紙を行わ
せる制御に切り換える構成とし、各用紙検出手段による
検出結果における用紙有無の判断を、単列、並列給紙に
対する判別結果に応じて好適な制御方法に自動的に切り
換え得るようにしたので、これにより単列、並列給紙の
双方に対して、常に好適な給紙制御を自動的に行わせる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給紙装置における用紙検知装置の制御
系の一例を示すブロック図である。
【図2】機構制御部の具体的回路図である。
【図3】用紙検知装置を備えた画像形成装置を示す概略
構成図である。
【図4】小サイズの転写紙を並列給紙する場合を示す断
面図である。
【図5】大サイズの転写紙を給紙する場合を示す断面図
である。
【図6】課題を説明するための側断面図である。
【図7】アクチェータの動作を説明する側断面図であ
る。
【図8】封筒を示す正面図及び断面図である。
【符号の説明】
1,1a,1b 用紙センサ 2a,2b フォトインターラプタ 3a,3b アクチェータ 4A,4B 給紙カセット 5A,5B 給紙ローラ 21 メインモータ 22 給紙クラッチ 23 搬送系クラッチ 25 画像制御部 26 機構制御部 27 サイズスイッチ 40a,40b,40c 用紙揃えユニット 41a,41b,41c 用紙載置板 42a,42b,42c コイルバネ 43a,43b,43c,43d 長孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田 研二 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (72)発明者 右田 孝司 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (72)発明者 牧浦 義則 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (72)発明者 山口 浩秀 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−70562(JP,A) 特開 昭62−171851(JP,A) 実開 昭59−11835(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小サイズの転写紙を並列に収納する第1
    の給紙カセットと大サイズの転写紙を単列で収容する第
    2の給紙カセットとが交換可能にセットされると共に、
    上記第1の給紙カセットに収納された転写紙の各列に対
    応し、各列の転写紙の最上段位置をそれぞれ検出して転
    写紙の有無を検出する複数の用紙検出手段とを有する給
    紙装置において、セットされた給紙カセットが上記第
    1、第2の給紙カセットのいずれであるかを判別する判
    別手段と、上記第1の給紙カセットがセットされたと判
    別されたときは、上記複数の用紙検出手段の少なくとも
    1つが用紙なしを検出すれば給紙動作を停止させ、上記
    第2の給紙カセットがセットされたと判断されたとき
    は、上記複数の用紙検出手段の少なくとも1つが用紙を
    検出すれば給紙カセット内に用紙有りとして給紙を行わ
    せる給紙切換制御手段とを備えたことを特徴とする給紙
    装置
JP3223106A 1991-08-28 1991-09-03 給紙装置 Expired - Lifetime JP2593256B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3223106A JP2593256B2 (ja) 1991-09-03 1991-09-03 給紙装置
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