JP2592948B2 - スプレーガン用平スプレーノズル - Google Patents

スプレーガン用平スプレーノズル

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JP2592948B2 JP63508334A JP50833488A JP2592948B2 JP 2592948 B2 JP2592948 B2 JP 2592948B2 JP 63508334 A JP63508334 A JP 63508334A JP 50833488 A JP50833488 A JP 50833488A JP 2592948 B2 JP2592948 B2 JP 2592948B2
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    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • B05B5/03Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by the use of gas, e.g. electrostatically assisted pneumatic spraying
    • B05B5/032Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by the use of gas, e.g. electrostatically assisted pneumatic spraying for spraying particulate materials
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、粉体スプレーガンに関し、さらに詳しく述
べれば、塗装すべき物体上に均質で、鮮明なスプレーパ
ターンを作り出す、粉体スプレーガン用の平スプレーノ
ズルに関する。
発明の背景 工業用塗装用途においては、スプレーガンの様なスプ
レー装置から、塗装すべき物体に向けて塗装粒子を放出
する。塗装材料の一形態は、空気流に乗せて運ぶ微粒粉
体である。固体の粉体塗料を吹き付けて製品にする工程
では、粉体塗料を微細な粒子に粉砕し、それを液体塗料
と同じ様にして部品に吹き付ける。通常、ただしそれが
必要という訳ではないが、塗装すべき物体に粉体を吹き
付ける時に、その粉体を帯電させる。塗装すべき物体
は、帯電した粉体とは異なった静電位に保ってあるの
で、微粒粉体材料はその物体に引き付けられ、確実な効
率と隠蔽性をもってその上に堆積する。その電荷によ
り、粉体は、加熱されて融解するまでの十分な時間、そ
の製品上に保持され、その後粉体が冷却するとその標的
とする基材上に固く密着する。
粉体スプレーガンは、一般に粉体が流れる通路を持っ
た胴、およびその胴の前端に取り付けたスプレーノズル
から成る。スプレーノズルには、一般に円形の放出口が
形成されており、その放出口を通して塗料粉体を放出
し、一般に、塗装すべき物体上に円形のスプレーパター
ンを形成する。あるいは、スプレーノズルに一般に長方
形の隙間が形成されており、その隙間を通して粉体塗料
を放出し、いわゆる「平らな」スプレーパターン、即ち
比較的明瞭な平行縁部を持つスプレーパターンを形成す
る。スプレーノズルから放出される粉体塗料粒子を帯電
させるために、スプレーガンの前端で、スプレーノズル
の放出口の近くに、電極を取り付けることが多い。
標的とする物体を塗料粒子で最大限に被覆するために
は、塗料粒子が効果的に帯電し、標的となる物体に強く
引き付けられるようにするために、電極と標的物体の間
に、強力な静電場を形成するのが望ましい。電極をスプ
レーノズルの前方に置き、放出口をスプレーノズル中に
配置することによって、この静電界が強化されることが
分かった。
先行技術の「平らな」スプレーノズル、即ち長方形の
放出口を持つスプレーノズルでは、電極はスプレーノズ
ルの前方に位置しているが、そのためにパターン形成構
造と帯電構造との間に好ましくない相互作用が生じ、ど
ちらかの、または両方の性能が低下することになる。例
えば、帯電効率を高くするために、溝形の放出口から放
出される微粒粉体塗料の通路内に電極を配置すると、塗
装すべき物体上のスプレーパターンが分断される。例え
ば米国特許第4,630,777号に記載されている様に、電極
を粉体塗料の通路の外に移動させると、スプレーパター
ンの分断は避けられるが、帯電効率がある程度低下す
る。
平らなスプレーノズルを持つ、先行技術の静電スプレ
ーガンにおける別の解決方法では、電極をノズルの内側
に配置している。これによってスプレーパターンの分断
は避けられるが、電極がノズルにより遮蔽されるので、
電極と標的物体との間の静電界が著しく弱くなる。その
上、電極をスプレーノズルの内側に配置すると、電極と
接地した物体との間の、突然の静電気放電により発火の
危険性が生じる。ガンの前方で、スプレーノズルの外側
に配置した電極は、接地した物体が接近すると徐々に放
電するのに対し、スプレーノズルの内側に配置した電極
は、接近してくる接地物体から部分的、または完全に遮
蔽される。その結果、接地した物体が「隠れる様にし
て」電極に近付く、即ちノズルから遮蔽されたまま電極
に接近し、そのために突然、比較的高い静電エネルギー
を電極から接地した物体に放電することがある。
高エネルギーの静電気放電は、電極と接地物体との間
にスパークまたはアークを生じ、粉体スプレーガンが作
動している揮発性の、爆発の可能性がある環境に引火す
ることがある。
単一の、長方形放出溝または口を持つ平スプレーノズ
ルのもう一つの問題は、標的物体上のスプレーパターン
が不均一になることが多い点である。多くの場合、パタ
ーンの中央が「重くなる」、即ち微粒粉体塗料が集中す
るのである。その代わりに、あるいはパターン中央の集
中に加えて、先行技術の平スプレーノズルにおけるパタ
ーンの縁部は、均質に徐々に減少せず、隣接するスプレ
ーガンからのパターンと「縞」効果、即ち縁部が重なっ
た所で粉体の蓄積を起こすことが多い。
発明の要旨 従って、本発明の目的は、ノズルから放出される塗料
粒子を効果的に帯電させ、スプレーガンの電極と、近接
する接地物体との間の突然の静電気放電を避ける、平ス
プレーノズルを備えた静電スプレーガンを提供すること
である。
本発明の別の目的は、塗装すべき物体上に塗料粒子の
均質なパターンを形成する、粉体スプレーガンと共に使
用する平スプレーノズルを提供することである。
これらの目的は、軸方向に粉体流通路を備えたガン胴
体の前端に取り付けた平スプレーノズル、および、その
粉体流通路を横断し、一般的に互いに平行に延びる、間
隔を置いて配置した、一対の長方形の粉体放出溝を備え
た粉体スプレーガンにより達成される。好ましい実施形
態では、スプレーノズルに、粉体放出用の溝と溝の間に
通し孔を形成し、その通し孔に静電気ケーブル機構に取
り付けたピンの形をした一点電極を通す。この電極は、
スプレーノズルの通し孔を通りスプレーノズル中の二つ
の放出溝の間を通ってガンの前方に延びている。
本発明の一つの特徴は、標的物体上に吹き付ける粉体
材料のスプレーパターンの均質性を壊さずに、スプレー
ガンの前方で、スプレーノズルから放出され、空気の流
れに乗って運ばれる微粒粉体材料の通路内に、電極を配
置することにある。これは従来の単一の放出溝の代わり
に、二つの放出溝を、電極の両側に間隔を置いて、配置
することによって達成され、その結果生じるスプレーパ
ターンは、ガンの前方にある電極の影響を受けず、標的
物体上に均質なスプレーパターンが形成される。電極を
スプレーノズルの前方に置くことには、スプレーノズル
から放出される塗料粒子を効果的に帯電させるために、
電極と、塗装すべき物体との間に強力な静電界を造り出
すという利点がある。さらに、電極を前方に置くことに
よって、接地した物体がガンに接近した時に、徐々に放
電することができ、電極と、その様な接地した物体との
間の突然の静電気放電を防止することができる。
好ましい実施形態では、粉体スプレーガンが、粉体流
通路を備えており、その中でケーブル機構を軸方向で調
節できる。そのケーブル機構は、絶縁性のケーブルライ
ナーを含むが、そのライナーの内部は中空になってお
り、その中に高圧静電気ケーブルを取り付けてある。ケ
ーブル機構は、スプレーガンの前端にあるケーブル台お
よびスプレーガンの後端にある軸方向調節機構で支えて
いる。電極は、ケーブルライナーの前端に取り付けてあ
り、静電気ケーブルに電気的に接続してある。電極がス
プレーノズルの中央孔を通り、スプレーガンの前方に延
びる様な位置で、ケーブル機構をスプレーガン内の粉体
流通路内に取り付けてある。この位置で、電極は、その
電極と標的物体との間に、ノズルから放出される微粒粉
体材料を確実に、効果的に帯電させるための、高度に集
中した静電界を形成する。
平スプレーノズルを取り付けたアダプターはガンの前
端で支えている。このアダプターは、放出溝の上流、ケ
ーブル台からは下流の位置で、半径方向で内側に狭くな
って行く内壁を持つ、通し孔を備えている。このアダプ
ターの狭くなって行く壁は、微粒粉体材料がケーブルマ
ウントに接触した後、その微粒粉体材料を均質に分散さ
せ、空気流に乗って平スプレーノズルの放出溝に運ばれ
る粉体流の均質性を確保する。搬送空気流中に微粒粉体
材料が一様に混合されていることは、パターンの縁部で
微粒粉体材料の濃度が徐々に低下する、一様なスプレー
パターンを得るのに重要である。スプレーパターンの中
心で粉体材料の濃度を下げ、中心部に集中するのを防ぐ
ために、二つの放出溝を分離することによっても、スプ
レーパターンの一様性は向上する。
図面の簡単な説明 本発明の好ましい実施形態における構造、操作、およ
び利点を、添付の図面を参照しながら以下に説明する。
第1図は、本発明に係わる、組み立てたスプレーガン
の断面図を、 第2図は、スプレーノズルおよびその中のアダプター
の拡大断面図を、 第3図は、第2図に示すスプレーノズルの正面図を示
す。
発明の詳細な説明 第1図に、微粒粉体材料を吹き付けるためのスプレー
ガン(10)を示すが、その詳細は、ここに参考として含
める、「迅速な色変え機構のための粉体スプレーガン」
の名称で、この特許出願と同時に出願する米国特許出願
第99,495号に記載する。スプレーガン(10)の構造を詳
細に説明するには、この出願の開示を参照する必要があ
る。
本発明の内容を理解するために説明すると、スプレー
ガン(10)は、基部(14)およびキャップ(16)を備え
た取り付けブロック(12)を含む。基部(14)およびキ
ャップ(16)は、それぞれ切り込み部を持ち、その切込
が一緒になって、粉体スプレーガン(10)を支えるため
の取り付け棒(18)を受け入れる孔を形成している。基
部(14)およびキャップ(16)は、ねじ(20)で相互に
取り付けてある。取り付けブロック(12)の基部(14)
は、入口(22)、前方空洞(24)およびその空洞(24)
を横断するスリーブ(26)を備えている。ここで使用す
る用語「前方」は、第1図で見て、スプレーガン(10)
の右側部分を、用語「後方」はその左側部分を意味す
る。
後方胴体部材(28)は、取り付けブロック(12)の空
洞(24)内に摺動できる様に取り付けてあり、そこで、
後方胴体部材(28)の外側表面上に取り付けてあるO−
リングにより空洞(24)に沿って密閉されている。後方
胴体部材(28)には、通し孔(32)、および取り付けブ
ロック(12)の基部(14)中にあるスリーブ(26)と同
列に並ぶ傾斜孔(33)を備えている。粉体供給管(34)
は、取り付けブロック(12)内のスリーブ(26)を通し
て、後方胴体部材(28)の傾斜孔(32)中に挿入してあ
り、そこで固定してある。粉体供給管(34)は、空気に
乗せて運ぶ微粒粉体材料を、傾斜孔(33)を通して、後
方胴体部材(28)の通し孔(32)に導入する。
後方胴体部材(28)の前端は、その内部にねじ山を備
え、前方胴体部材(38)の後端部上の相手方のねじ山を
受け入れる。前方胴体部材(38)の外側表面には、後方
胴体部材(28)と接するO−リング(40)がある。前方
胴体部材(38)の前端には、一対のO−リング(42,4
4)がある。前方胴体部材(38)は通し孔(46)を持つ
が、この通し孔は後方胴体部材(28)の通し孔(32)と
同列に並び、粉体供給管(34)からスプレーガン(10)
の前端に向けて微粒粉体材料を搬送するための粉体流通
路(50)を形成している。
粉体流通路(50)の中を胴体ライナー(52)が軸方向
に延びているが、このライナーは、その後端で、後方胴
体部材(28)内に形成されている座(54)に取り付けて
ある。胴体ライナー(52)は、絶縁性ケーブルライナー
(58)の中空内部に取り付けた高圧静電気ケーブル(5
6)を含むケーブル機構(55)を受け入れ、これを支持
している。電極(62)がケーブルライナー(58)の前端
に取り付けてあり、静電気ケーブル(56)と電気的に接
続している。ケーブル機構(55)の後端は、ケーブル調
整機構(60)により取り付けブロック(12)の入口(2
2)に取り付けてある。ケーブル機構(55)の前端は、
前方胴体部材(38)の前端にあるケーブル台(64)で支
えている。ケーブル機構(55)およびケーブル調整機構
(60)の構造に関する詳細は、それ自体本発明の一部を
成すものではなく、ここに参考として含む、ジャープレ
スらによって発明された、「静電気スプレーガン装置お
よびケーブル機構」の名称で出願されている出願第07/0
54,746号に記載されている。
アダプター(66)は、前方胴体部材(38)の前端で支
えられている。アダプター(66)は、半径方向で内側に
向かって細くなる内壁(72)を持った、直径が大きな後
部(68)および前部(70)を含む砂時計形の通し孔を備
えている。後部(68)は、前方胴体部材(38)の前端に
接する輪状の肩(74)を形成している。アダプター(6
6)の前端には輪状の肩(78)がある。
次に、第2図および第3図に関して、スプレーノズル
(80)はアダプター(66)の前端に取り付けてある。ス
プレーノズル(80)は、大きな直径を持つ後部(82)、
切り取った球状の部分(84)およびその間の輪状肩部
(86)を含む、段の付いた軸方向の通し孔を備えてい
る。スプレーノズル(80)は、その後端(88)がアダプ
ター(66)の肩部(78)に接し、輪状の肩部(86)がア
ダプター(66)の前端と突き合わせに成る様に、アダプ
ター(66)に取り付けてある。
スプレーノズル(80)の先端(90)は、一般に円形の
中心部(92)およびその中心部(92)から半径方向で外
側に広がる外側部分(94)から成る。先端(90)の中心
部(92)は、スプレーノズル(80)の縦軸と同心円状の
孔(96)を備えている。ノズル先端(90)内には、その
孔(96)の両側で、等間隔の位置に、上側放出溝(98)
および下側放出溝(100)が形成されている。第3図に
最も分かり易く示す様に、上下放出溝(98,100)は、断
面が一般に長方形で、ノズル先端(90)の中心部(92)
および外側部分(94)の幅に沿って延びている。これら
の上下放出溝(98,100)は、スプレーガン(10)中の粉
体流通路(50)から供給された微粒粉体材料を放出す
る。
第1図および第3図から分かる様に、ケーブル機構
(55)の前端に取り付けた電極(62)は、ノズル先端
(90)の孔(96)を通り、上下放出端(98,100)の間を
通って、スプレーノズル(80)の前方に延びている。
作動の際は、微粒粉体材料が後方胴体部材(28)中に
支えられている粉体供給管(34)を通してスプレーガン
(10)の粉体流通路(50)に導入される。微粒粉体材料
は、アダプター(66)内に流れ込み、そこで塗料粒子は
砂時計形の通し孔に接触する。内壁(72)は、アダプタ
ー(66)中の通し孔の断面内で、空気に乗って流れる塗
料粒子を均質に混合し、分散させ、微粒粉体材料を粉体
流通路(50)の外側部分上に分離する傾向を持つ、粉体
流に対するケーブル台(64)の影響を排除する。アダプ
ター(66)中で均質に混合された塗料粒子は、縦軸の通
し孔、つまりスプレーノズル(80)の粉体流通路に入
る。スプレーノズル(80)の球状部分(84)が、アダプ
ター(66)から受け取った微粒粉体材料を加速し、上下
放出溝(98,100)から放出する。
スプレーノズル(80)の前方に延びる電極(62)は、
その電極と、塗装すべき物体(図には示していない)と
の間に強力な静電界を作り出す。そのため、上下放出溝
(98,100)から放出された塗装粒子は、電極(62)によ
り効率的に帯電し、次いでこれらの帯電した粒子は標的
物体に引き付けられる。上下放出溝(98,100)は、両側
に、電極(62)から等間隔で配置してあるので、標的物
体に向けられる微粒粉体材料のスプレーパターンによる
妨害を避けている。スプレーパターンは、最初は上下放
出溝(98,100)の間で分かれるが、微粒粉体材料は一体
になって、パターンの中心では塗装粒子が均質に分散
し、パターンの外縁部では濃度が均質に徐々に低下する
様なスプレーパターンを形成する。
本発明を好ましい実施形態を参考にして説明したが、
当業者には、各種の変形が可能であり、その要素は、本
発明の範囲から離れることなく、同等の要素で置き換え
られることが分かる。さらに、特定の状況や材料に適合
させるために、本発明の本質的な範囲から逸れることな
く、本発明の開示に多くの修正を加えることができる。
例えば、溝(98,100)から放出される微粒粉体材料を
静電気により帯電させるために、電極(62)がノズル
(80)の前方に延びているスプレーガン(10)を説明し
た。しかし、スプレーガン(10)は、電極無しに作動さ
せることができ、間隔を置いて配置した、間に孔や電極
が無い、平行な放電溝を使用することもできる。
従って、本発明は、ここに本発明を実行するための最
良の形態として説明した、この特定の実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明は、請求の範囲に入るすべて
の実施形態を含むものである。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】微粒粉体材料を吹き付けるための粉体スプ
    レーノズルであって、 該微粒粉体材料を受け入れるための軸方向粉体流通路が
    形成されたノズル本体を含み、 前記ノズル本体には、前記軸方向粉体流通路を横切り間
    隔を開けて配置された少なくとも二つの粉体放出溝穴
    と、前記粉体放出溝穴の間に配置された孔とが形成され
    ており、 前記孔は、前記粉体放出溝穴から放出される該微粒粉体
    材料を静電帯電させるために前記ノズル本体から外方へ
    延在する電極を受け入れるように構成されていることを
    特徴とする粉体スプレーノズル。
  2. 【請求項2】前記ノズル本体の前記軸方向粉体流通路
    は、一定の直径を有する第1部分と、先端を切り取った
    球形状に形成された第2部分とを含み、 前記粉体放出溝穴は、前記軸方向粉体流通路の前記第2
    部分を横切っていることを特徴とする請求項1に記載の
    粉体スプレーノズル。
  3. 【請求項3】前記ノズル本体には、前端部が形成されて
    おり、 前記孔は、前記前端部の中央部に形成されており、 前記粉体放出溝穴は、前記孔の両側に形成されており、
    互いにほぼ平行に延在していることを特徴とする請求項
    1に記載の粉体スプレーノズル。
  4. 【請求項4】微粉粉体材料を吹き付けるための静電スプ
    レー装置であって、 該微粒粉体材料を搬送するための通路を有する胴体と、 前記通路は、放出端部を有しており、 中空内部が形成された管と、前記管の前記中空内部に収
    納された静電ケーブルとを有し、前記通路内に取り付け
    られたケーブル組立体と、 前記管の一端部に取り付けられ、前記静電ケーブルに電
    気的に接続されている電極と、 前記通路の前記放出端部において前記胴体に取り付けら
    れたスプレーノズルとを含み、 前記スプレーノズルは、軸方向粉体流通路と、前記軸方
    向粉体流通路を横切り間隔を開けて配置された少なくと
    も二つの粉体放出溝穴と、前記粉体放出溝穴の間に配置
    された孔とが形成されたノズル本体を有しており、 前記孔は、前記電極を受け入れており、前記電極は、前
    記間隔を開けて配置された粉体放出溝穴の間の前記ノズ
    ル本体から外方へ延在していることを特徴とする静電ス
    プレー装置。
  5. 【請求項5】前記粉体放出溝穴のそれぞれは、長方形状
    であることを特徴とする請求項4に記載の静電スプレー
    装置。
  6. 【請求項6】前記スプレーノズルの前記ノズル本体は、
    前端部を有しており、 前記孔は、前記前端部の中央部に形成されており、 前記粉体放出溝穴は、前記孔の両側に形成されており、
    互いにほぼ平行に延在していることを特徴とする請求項
    4に記載の静電スプレー装置。
  7. 【請求項7】微粒粉体材料を吹き付けるための静電スプ
    レー装置であって、 該微粒粉体材料を搬送するための通路を有する胴体と、 前記通路は、放出端部を有しており、 前記通路全体にわたって該微粒粉体材料を均一に分散さ
    せかつ該微粒粉体材料の速度を低下させるために、前記
    通路の前記放出端部に配置された流れ制御手段と、 前記通路内に取り付けられたケーブル組立体と、 前記ケーブル組立体は、中空内部が形成された管と、中
    空の前記管に収納された静電ケーブルとを有しており、 前記管の一端部に取り付けられ、前記静電ケーブルに電
    気的に接続されている電極と、 前記通路の前記放出端部において前記胴体に取り付けら
    れたスプレーノズルとを含み、 前記スプレーノズルは、軸方向粉体流通路と、前記軸方
    向粉体流通路を横切り間隔を開けて配置された一対の粉
    体放出溝穴と、前記粉体放出溝穴の間に配置された孔と
    が形成されたノズル本体を有しており、 前記孔は、前記電極を受け入れており、 前記電極は、前記間隔を開けて配置された粉体放出溝穴
    の間の前記ノズル本体から外方へ延在していることを特
    徴とする静電スプレー装置。
  8. 【請求項8】前記流れ制御手段は、前記スプレーノズル
    の上流の前記通路の前記放出端部において前記胴体に取
    り付けられたアダプターを含み、 前記アダプターは、半径方向に内方に狭くなって行く内
    壁を形成した貫通孔を有しており、 前記内壁は、該微粒粉体材料と接触して前記貫通孔内で
    該微粒粉体材料を一様に混合し、前記スプレーノズルの
    前記ノズル本体内にある前記軸方向粉体流通路の上流に
    おける該微粒粉体材料の速度を低下させることを特徴と
    する請求項7に記載の静電スプレー装置。
  9. 【請求項9】前記アダプターには、前記スプレーノズル
    を取り付けるための外表面が形成されていることを特徴
    とする請求項8に記載の静電スプレー装置。
  10. 【請求項10】スプレーノズルの軸方向粉体流通路内に
    微粒粉体材料を搬送する段階と、前記スプレーノズルに
    前記軸方向粉体流通路を横切って間隔を開けて平行に形
    成された放出口を通して微粒粉体材料を吹き付ける段階
    と、 前記放出口の間の前記スプレーノズルに形成された孔を
    通して突き出している電極により、前記放出口から放出
    される該微粒粉体材料を静電帯電させる段階と、 を含むことを特徴とする微粒粉体材料の平スプレーパタ
    ーンを吹き付ける方法。
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