JP2592819Y2 - 衣料品 - Google Patents
衣料品Info
- Publication number
- JP2592819Y2 JP2592819Y2 JP1992056220U JP5622092U JP2592819Y2 JP 2592819 Y2 JP2592819 Y2 JP 2592819Y2 JP 1992056220 U JP1992056220 U JP 1992056220U JP 5622092 U JP5622092 U JP 5622092U JP 2592819 Y2 JP2592819 Y2 JP 2592819Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative
- button
- shape
- placket
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Garments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は衣料品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、シャツやブラウスあるいはコ
ートなどの衣料品の外観を美麗に装飾するために、たと
えばその前立て部分に刺繍などを施したり、取り付けら
れるボタンの色や形状、材質などを変化させたりするこ
とがある。
ートなどの衣料品の外観を美麗に装飾するために、たと
えばその前立て部分に刺繍などを施したり、取り付けら
れるボタンの色や形状、材質などを変化させたりするこ
とがある。
【0003】しかるに、これらの方法はいずれも平面的
な装飾方法で、意匠的な面白味に欠けている上、高級感
や装飾性が今一つであった。
な装飾方法で、意匠的な面白味に欠けている上、高級感
や装飾性が今一つであった。
【0004】また、いわゆる比翼仕立てと呼ばれる、重
ね合わせる前立て部分に当該前立て部分と略同形状の布
部材を重合する方法が提案されている。
ね合わせる前立て部分に当該前立て部分と略同形状の布
部材を重合する方法が提案されている。
【0005】この方法によれば、前記前立て部分を立体
的に装飾することができるが、ボタンが隠れてしまうの
で、その美しさを生かすことができなかった。
的に装飾することができるが、ボタンが隠れてしまうの
で、その美しさを生かすことができなかった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、このよう
な問題点に鑑み提案されたものであって、美麗で高級感
を有し意匠的にも優れ、立体的で装飾性の高い衣料品を
提供しようとするものである。
な問題点に鑑み提案されたものであって、美麗で高級感
を有し意匠的にも優れ、立体的で装飾性の高い衣料品を
提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、この考案は、
装飾ボタンが縫着された本体布地部分上面に超音波加工
により形成された前記ボタンより大きい形状の飾り穴部
を形成した飾り覆布部を重合したことを特徴とする衣料
品に係る。
装飾ボタンが縫着された本体布地部分上面に超音波加工
により形成された前記ボタンより大きい形状の飾り穴部
を形成した飾り覆布部を重合したことを特徴とする衣料
品に係る。
【0008】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説
明する。図1はこの考案の衣料品の一例を示すブラウス
の正面図、図2はその要部を拡大した正面図、図3はそ
の切欠正面図、図4はその4−4線において切断した概
略断面図、図5は飾り覆布部の他の例を示す概略断面
図、図6はこの考案の他の例を示すブラウスの平面図、
図7はその7−7線における概略断面図、図8はこの考
案の他の他の例を示す平面図である。
明する。図1はこの考案の衣料品の一例を示すブラウス
の正面図、図2はその要部を拡大した正面図、図3はそ
の切欠正面図、図4はその4−4線において切断した概
略断面図、図5は飾り覆布部の他の例を示す概略断面
図、図6はこの考案の他の例を示すブラウスの平面図、
図7はその7−7線における概略断面図、図8はこの考
案の他の他の例を示す平面図である。
【0009】図1ないし図3に示されるように、この考
案のブラウス10は左前身頃11と右前身頃12と襟部
13と袖部14,14と後身頃16によって構成される
本体布地15からなり、前記ブラウス10の左前身頃1
1の前立て部11aには、この前身頃の開閉を兼ねた装
飾ボタンBが適宜の間隔をもって縫着されている。
案のブラウス10は左前身頃11と右前身頃12と襟部
13と袖部14,14と後身頃16によって構成される
本体布地15からなり、前記ブラウス10の左前身頃1
1の前立て部11aには、この前身頃の開閉を兼ねた装
飾ボタンBが適宜の間隔をもって縫着されている。
【0010】右前身頃12の前立て部12aには前記装
飾ボタンBのためのボタンホールHが形成されていると
ともに、この前立て部12a上側には当該装飾ボタンB
の上面を覆う飾り覆布部20が重合されている。
飾ボタンBのためのボタンホールHが形成されていると
ともに、この前立て部12a上側には当該装飾ボタンB
の上面を覆う飾り覆布部20が重合されている。
【0011】飾り覆布部20は、図4からよりよく理解
されるように、前記右前身頃12の前立て端部12bか
ら連続的に形成され、前記前立て部12aと略同形状に
形成された見返し布部材22よりなり、前記端部12b
を中心に右前身頃12上面側に折り返されてなる。
されるように、前記右前身頃12の前立て端部12bか
ら連続的に形成され、前記前立て部12aと略同形状に
形成された見返し布部材22よりなり、前記端部12b
を中心に右前身頃12上面側に折り返されてなる。
【0012】前記飾り覆布部20において、前記装飾ボ
タンBに対応する位置には当該装飾ボタンBより大きい
形状の飾り穴部21,21,…が設けられている。この
飾り穴部21は、前立て部分に装飾性を付与するととも
に、装飾ボタンBをボタンホールHに係着させた際に、
当該装飾ボタンBを前記飾り覆布部20の外に現出させ
て、ボタンの形状や色などを引き立たせるためのもので
ある。なお、この実施例において前記飾り穴部21は、
たとえばハート形やダイヤ形など、取り付けられる装飾
ボタンBの外形状と相似形状に形成されている。
タンBに対応する位置には当該装飾ボタンBより大きい
形状の飾り穴部21,21,…が設けられている。この
飾り穴部21は、前立て部分に装飾性を付与するととも
に、装飾ボタンBをボタンホールHに係着させた際に、
当該装飾ボタンBを前記飾り覆布部20の外に現出させ
て、ボタンの形状や色などを引き立たせるためのもので
ある。なお、この実施例において前記飾り穴部21は、
たとえばハート形やダイヤ形など、取り付けられる装飾
ボタンBの外形状と相似形状に形成されている。
【0013】前記飾り穴部21は穴端面からのほつれや
裂けを防ぐため、飾り覆布部20に超音波加工によって
形成され、その切断面は超音波溶着されている。
裂けを防ぐため、飾り覆布部20に超音波加工によって
形成され、その切断面は超音波溶着されている。
【0014】図5に飾り覆布部の他の例を示す。図示さ
れるように、飾り覆布部30が前立て部32aと略同形
状の短冊状別布部材32によって形成されていて、身頃
部分などの本体布地35に一体に縫着されている。図中
の符号36は飾り穴部、37はボタンホール、38は装
飾ボタン、39は本体布地35に形成された見返し部で
ある。
れるように、飾り覆布部30が前立て部32aと略同形
状の短冊状別布部材32によって形成されていて、身頃
部分などの本体布地35に一体に縫着されている。図中
の符号36は飾り穴部、37はボタンホール、38は装
飾ボタン、39は本体布地35に形成された見返し部で
ある。
【0015】図6ないし図8に示される衣料品は、この
考案構造をその襟部分に用いた例である。図示したよう
に、この衣料品40は襟部41の所定位置にダイヤ形の
装飾ボタンBが縫着されているとともに、前記襟部41
上面に当該襟部41と略同形状の飾り覆布部45が重合
されている。図7から理解されるように、この飾り覆布
部45において、前記装飾ボタンBを覆う位置には当該
装飾ボタンBより大きな略楕円形状の飾り穴部46が形
成されている。
考案構造をその襟部分に用いた例である。図示したよう
に、この衣料品40は襟部41の所定位置にダイヤ形の
装飾ボタンBが縫着されているとともに、前記襟部41
上面に当該襟部41と略同形状の飾り覆布部45が重合
されている。図7から理解されるように、この飾り覆布
部45において、前記装飾ボタンBを覆う位置には当該
装飾ボタンBより大きな略楕円形状の飾り穴部46が形
成されている。
【0016】また、図8に示される衣料品50は、襟部
51に重合された飾り覆布部55において、飾り穴部5
6を楕円形の装飾ボタンBの外形状に対して相似形状に
形成した例である。
51に重合された飾り覆布部55において、飾り穴部5
6を楕円形の装飾ボタンBの外形状に対して相似形状に
形成した例である。
【0017】なお、この考案は上記した実施例に限定さ
れるものではなく、その他ポケット部分や袖部分など衣
料品の種々の部位に用いられることができる。
れるものではなく、その他ポケット部分や袖部分など衣
料品の種々の部位に用いられることができる。
【0018】
【考案の効果】以上図示し説明したように、この考案の
衣料品によれば、装飾ボタンが縫着された本体布地部分
上面に超音波加工により形成された前記ボタンより大き
い形状の飾り穴部を形成した飾り覆布部が重合されてい
るので、装飾部分は立体的かつ美麗で意匠的にも優れて
いるだけでなく、ボタンの美しさを一層引き立たせて製
品に高い高級感を付与することができる。特に、衣料品
の前立て部分に用いた場合では、従来の比翼仕立ての機
能はそのままに、当該前立て部分を豪華に装飾すること
ができる。
衣料品によれば、装飾ボタンが縫着された本体布地部分
上面に超音波加工により形成された前記ボタンより大き
い形状の飾り穴部を形成した飾り覆布部が重合されてい
るので、装飾部分は立体的かつ美麗で意匠的にも優れて
いるだけでなく、ボタンの美しさを一層引き立たせて製
品に高い高級感を付与することができる。特に、衣料品
の前立て部分に用いた場合では、従来の比翼仕立ての機
能はそのままに、当該前立て部分を豪華に装飾すること
ができる。
【図1】この考案の衣料品の一例を示すブラウスの正面
図である。
図である。
【図2】その要部を拡大した正面図である。
【図3】その切欠正面図である。
【図4】その4−4線において切断した概略断面図であ
る。
る。
【図5】飾り覆布部の他の例を示す概略断面図である。
【図6】この考案の他の例を示すブラウスの平面図であ
る。
る。
【図7】その7−7線における概略断面図である。
【図8】この考案の他の他の例を示す平面図である。
10 ブラウス 11 左前身頃 12 右前身頃 15 本体布地 20 飾り覆布部 21 飾り穴部 B 装飾ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A41F 1/02 A41D 27/00 - 27/08 A41B 1/18
Claims (2)
- 【請求項1】 装飾ボタンが縫着された本体布地部分上
面に超音波加工により形成された前記ボタンより大きい
形状の飾り穴部を形成した飾り覆布部を重合したことを
特徴とする衣料品。 - 【請求項2】 請求項1において、飾り穴部が装飾ボタ
ンの外形状と相似形状に形成されている衣料品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992056220U JP2592819Y2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 衣料品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992056220U JP2592819Y2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 衣料品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612431U JPH0612431U (ja) | 1994-02-18 |
JP2592819Y2 true JP2592819Y2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=13021026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992056220U Expired - Lifetime JP2592819Y2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 衣料品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592819Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55168002U (ja) * | 1979-05-21 | 1980-12-03 | ||
JPS609903U (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-23 | 高須 悌二 | 礼装用シヤツ |
JPH033596Y2 (ja) * | 1986-11-18 | 1991-01-30 |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP1992056220U patent/JP2592819Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0612431U (ja) | 1994-02-18 |
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